JP6359871B2 - 乗務員評価システム - Google Patents

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Description

本発明は、乗務員評価システムに関する。
従来より、自動車等を利用して乗客を運送する旅客自動車が知られている。旅客自動車としては、バスやタクシー等が挙げられる。例えばタクシーを利用する場合、乗客は、運転技術のみならず、接客態度等のマナーやサービスに優れた優良なタクシー車両(乗務員)を利用したいという要望がある。
乗務員を評価する手法としては、タコグラフ等の運行記録装置を利用した運転技術の評価や、売り上げ等の業績による評価が一般であった。
また、例えば特許文献1には、乗客からアンケート回答として乗務員の評価を受け付けることができるタクシー乗務員評価システムが開示されている。この評価システムによれば、タクシー車両の車両番号と、乗車時刻やタクシー料金の情報を含む乗車情報とともに、乗客が回答したアンケート回答データが、タクシー会社等の管理サーバに対して送信される。なお、この評価システムでは、乗務員が乗客になりすましてアンケート回答を実施することを防止するため、乗務員が運転中である実車状態においてアンケート受付が可能とされている。
特開2008−158741号公報
しかしながら、従来の手法では、乗客による乗務員の評価を体系的に管理する仕組みが存在しておらず、乗務員の評価を反映したサービスが行われていなかった。そのため、乗務員の評価を反映したサービスを乗客が享受することができないので、旅客自動車を安心して利用することができないという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗客によってなされる乗務員の評価を体系的に管理することができる乗務員評価システムを提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、旅客自動車に搭載される車載ユニットと、管理者が有する管理サーバとが通信可能に構成された乗務員評価システムを提供する。車載ユニットは、運賃を表示するタクシーメータと、タクシーメータと通信可能に構成され、乗客に情報を表示するとともに乗客による操作入力を受け付けるリアモニタと、を有し、リアモニタは、乗客による操作入力を通じて乗務員の評価を受け付ける評価受付部と、評価受付部が受け付けた乗務員の評価を評価情報として管理サーバに送信する送信部と、を有し、評価受付部は、タクシーメータが、合計の乗車料金を表示する合計状態になってから、乗客が乗車していない空車状態になるまでの間、乗客による操作入力があるまで、乗務員の評価を受け付け可能としている。管理サーバは、車載ユニットから送信された評価情報を受信する受信部と、乗務員毎に、乗務員とその評価を示す評価得点を関連付けて記憶する乗務員情報記憶部と、受信部が受信した評価情報に基づいて、乗務員情報記憶部の評価得点を更新する評価情報更新部と、を有している。
ここで、本発明において、管理サーバは、旅客自動車を予約する予約情報を受け付ける予約受付部をさらに有し、予約受付部は、優良な乗務員を指定することを予約の条件する予約情報を受け付け可能に構成されることが好ましい。
また、本発明において、管理サーバは、予約受付部により受け付けられた予約情報を記憶する予約情報記憶部と、予約情報記憶部に記憶される予約情報の一覧を表示する予約情報表示部と、をさらに有していてもよい。この場合、予約情報表示部は、優良な乗務員を指定した予約情報の表示態様と、他の予約情報の表示態様と区別して表示することが好ましい。
また、本発明において、管理サーバは、旅客自動車の状態を表示して配車を管理する配車管理部をさらに有していてもよい。この場合、配車管理部は、乗務員情報記憶部を参照し、評価得点に応じて区別した表示態様で旅客自動車の状態を表示することが好ましい。
本発明によれば、乗務員毎にその評価を示す評価得点を関連付けて記憶し、車載ユニットから送信された評価情報評価情報に基づいて評価得点を更新している。そのため、乗客によってなされる乗務員の評価を体系的に管理することができるので、乗務員の評価を反映したサービスを行うことができる。これより、乗務員の評価に応じたサービスを乗客が享受することができるので、旅客自動車を安心して利用することができる。
乗務員評価システムの全体構成を示す説明図 表示部に表示される情報を示す説明図 管理サーバの構成を示すブロック図 管理データベースの詳細を示す説明図 予約データベースの詳細を示す説明図 乗務員評価システムの処理の流れを示すフローチャート 表示部に表示される情報を示す説明図 予約画面を示す説明図 予約リストの表示例を示す説明図 乗務員情報の表示例を示す説明図 乗務員情報の表示例を示す説明図 路線バスでの評価ボタンの一例を示す説明図
図1は、本実施形態に係る乗務員評価システムの全体構成を示す説明図である。この乗務員評価システムは、タクシーに搭載される車載ユニット1と、タクシー事業者などの管理者が有する管理サーバ5とで構成されている。車載ユニット1と管理サーバ5とは、例えば3G回線を利用した無線通信により、互いに通信可能に構成されている。
車載ユニット1は、タクシーメータ2と、リアモニタ3とで構成されている。タクシーメータ2とリアモニタ3とは、相互に通信可能に構成されている。タクシーメータ2とリアモニタ3とは、例えばBluetooth(登録商標)等のWireless Local Area Network(WLAN)を利用した無線通信により、互いに通信可能に構成されている。もっとも、タクシーメータ2とリアモニタ3との通信は有線通信を用いることもできる。
タクシーメータ2は、タクシー車両に乗客が乗車してから目的地に到着するまでの間に、走行距離や乗車時間を計測し、予め定めた料金制に準じた計算式に基づいて運賃を自動的に算出し、乗務員や乗客に見えるように運賃を常時表示するものである。
タクシーメータ2は、操作ボタンとして、「実車」ボタン20、「支払」ボタン21、「合計」ボタン22及び「空車」ボタン23を備えている。乗務員により「実車」ボタン20が押下されると、タクシーメータ2は、空車状態から賃走状態に切り換わり、運賃の計算及び表示を開始する。また、タクシー車両が目的地に到着し、乗務員により「支払」ボタン21が押下されると、タクシーメータ2は、計測を終了して賃走状態から支払状態に切り換わる。そして、タクシーメータ2は、「実車」ボタン20が押下されてから「支払」ボタン21が押下されるまでの走行距離及び走行時間に応じた乗車料金を表示する。つぎに、乗務員により「合計」ボタン22が押下されると、タクシーメータ2は支払状態から合計状態に切り換わり、上述の乗車料金に、割増料金を加算したり料金割引を適用したりした合計の乗車料金を表示する。そして、タクシー車両から乗客を降ろし、乗務員により「空車」ボタン23が押下されると、タクシーメータ2は、合計状態から空車状態に切り換わる。
リアモニタ3は、所定の情報又は乗客の操作に応じた情報を表示する装置であり、助手席のシートバックの背面等に配設されている。リアモニタ3は、制御部30、表示部31、操作部32、第1通信部33、第2通信部34を主体に構成されている。
制御部30は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されており、リアモニタ3に必要とされる様々な機能を実行する。CPUは、リアモニタ3の全体的な制御を司る。ROMは、CPUがアクセス可能な読み出し専用メモリであり、CPUが実行すべきプログラムのデータを予め保持している。RAMは、データの読み出し及び書き込みが自在なメモリであり、CPUの制御により、リアモニタ3の動作中に生成された様々な情報を一時的に記憶する。I/Oインターフェースは、表示部31、操作部32、第1通信部33及び第2通信部34を制御部30に接続するためのインターフェースである。
図2は、表示部31に表示される情報を示す説明図である。表示部31は、制御部30に制御されて種々の情報を表示するものであり、例えば液晶ディスプレイで構成されている。表示部31に表示される情報の代表例としては、タクシー車両の走行位置及びその周辺の地図を示す地図情報、企業等の宣伝や広告を目的とする広告情報などがある。また、これらの情報以外にも、乗車料金や、乗客に所要の操作を促すためのアイコン(「GOOD」、「観光案内」等)などがある。
操作部32は、乗客がリアモニタ3を操作するためのものであり、例えば表示部31(ディスプレイ)上に表示される情報に従い、入力操作を行うことが可能なタッチパネルで構成されている。
第1通信部33は、タクシーメータ2との間で通信を行うものであり、例えば電波にて無線通信を行うWLANモジュールである。また、第2通信部34は、管理サーバ5との間で通信を行うものであり、例えば3G回線用の基地局(図示せず)との間で電波にて無線通信を行う3G通信モジュールである。
本実施形態との関係において、制御部30は、表示部31を制御して、乗客に対して乗務員の評価を求める情報、例えば「GOOD」アイコンを表示する。この表示に対応して乗客が操作部32を操作すると、すなわち、タッチパネル上の「GOOD」に該当する位置をタッチ操作すると、制御部30は、この操作入力を通じて乗務員の評価を受け付ける(評価受付部)。そして、制御部30は、第2通信部34を介して、受け付けた乗務員の評価を評価情報として管理サーバ5に送信する(送信部)。
図3は、管理サーバ5の構成を示すブロック図である。管理サーバ5は、タクシー車両を運行する事業者などが利用するものであり、タクシー車両の乗務員や配車を管理するサーバである。管理サーバ5は、例えば一般的なPCで構成されている。管理サーバ5は、制御部50と、記憶部51と、表示部52と、操作部53と、通信部54とで構成されている。
制御部50は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されており、管理サーバ5に必要とされる様々な機能を実行する。CPUは、管理サーバ5の全体的な制御を司る。ROMは、CPUがアクセス可能な読み出し専用メモリであり、CPUが実行すべきプログラムのデータを予め保持している。RAMは、データの読み出し及び書き込みが自在なメモリであり、CPUの制御により、管理サーバ5の動作中に生成された様々な情報を一時的に記憶する。I/Oインターフェースは、記憶部51、表示部52、操作部53、通信部54を制御部50に接続するためのインターフェースである。
記憶部51は、管理データベース51aを格納している。図4は、管理データベース51aの詳細を示す説明図である。管理データベース51aは、乗務員毎に作成されるレコードの集合であり、個々のレコードは、「乗務員ID」、「氏名」、「車両番号」、「評価得点」等によって構成されている。個々のレコードは管理者により登録され、リアモニタ3から送信される評価情報により必要に応じて更新される。換言すれば、記憶部51は、乗務員毎に、乗務員とその評価を示す評価得点を関連付けて記憶する(乗務員情報記憶部)。
「乗務員ID」は、乗務員を識別するための識別子であり、乗務員毎に割り当てられた固有の識別子である。「氏名」は乗務員の氏名である。「車両番号」は、乗務員が乗務するタクシー車両を識別するための番号であり、タクシー車両毎に割り当てられた固有の番号である。「評価得点」は、乗務員に対してなされた評価を総計した得点である。
表示部52は、液晶ディスプレイ等で構成されており、操作部53は、キーボードやポインティングデバイス等で構成されている。通信部54は、基地局(図示せず)と有線又は無線で通信を行う。通信部54は、基地局との通信を介して、リアモニタ3と通信することができる。
本実施形態との関係において、制御部50は、通信部54を介して、リアモニタ3から送信された評価情報を受信する(受信部)。また、制御部50は、受信した評価情報に基づいて、記憶部51の管理データベース51a(評価情報)を更新する(評価情報更新部)。
また、制御部50は、タクシー車両を予約する予約情報を受け付けることができる(予約受付部)。制御部50は、受け付けた予約情報の各項目を抽出し、これらを一つのレコードに記述し、予約データベース51bに追加する。例えば、予約情報は、乗客により操作される、スマートフォンなどの情報端末やパソコン等を通じて管理サーバ5に送信される。なお、電話などを通じて受け付けた予約情報を管理者が新たなレコードとして予約データベース51bに追加することもできる。
図5は、予約データベース51bの詳細を示す説明図である。予約データベース51bは記憶部51に格納されている。予約データベース51bは、予約情報毎に作成されるレコードの集合であり、個々のレコードは、「予約ID」、「氏名」、「優良車両」、「日時」、「迎え先」、「送り先」によって構成されている。換言すれば、記憶部51は、受け付けられた予約情報を記憶する(予約情報記憶部)。
「予約ID」は、予約情報を識別するための識別子であり、予約情報毎に割り当てられた固有の識別子である。「氏名」は、タクシー車両を予約する乗客の氏名である。「優良車両」は、優良な評価を受けている乗務員が乗務するタクシー車両を希望して予約をするか否かを示す項目である。「日時」は、タクシー車両を予約する氏名である。「迎え先」は、タクシー車両を予約する乗客の迎え先であり、「送り先」は、タクシー車両を予約する乗客の送り先である。
また、制御部50は、表示部52を制御して旅客自動車の状態を表示し、これにより管理者によるタクシー車両の配車を管理する(配車管理部)。
以下、本実施形態に係る乗務員評価システムの処理の流れを説明する。ここで、図6は、乗務員評価システムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、本フローチャートに示す処理において、リアモニタ3の処理は、プログラムに従って動作する制御部30によって実現され、同様に、管理サーバ5の動作は、プログラムに従って動作する制御部50によって実現される。
まず、ステップ1において、リアモニタ3の制御部30は、タクシーメータ2と通信し、その状態が合計状態であるか否かを判断する。タクシーメータ2が合計状態である場合には、ステップ1において肯定判定され、ステップ2の処理に進む。一方、タクシーメータ2が合計状態以外である場合には、ステップ1において否定判定され、ステップ1の処理に戻る。
ステップ2において、図2に示すように、制御部30は、「GOOD」アイコンを表示部31に表示する。表示部31に表示を行う場合、制御部30は、「GOOD」アイコンが表示されたことを乗客が容易に認識することができるように、点滅表示させることが好ましい。
ステップ3において、制御部30は、タッチパネル上の「GOOD」アイコンに該当する位置がタッチ操作されたか否かを判断する。乗客が乗務員の運転技術やマナーなどを評価した場合には、タッチ操作がなされ、一方、乗客が乗務員の運転技術やマナーなどを評価しない場合には、タッチ操作がなされない。すなわち、このステップ3の処理により、タッチ操作の有無を通じて、乗務員の評価を受け付けつけたか否かが判断される。タッチ操作が行われた場合には、ステップ3において肯定判定され、後述するステップ5の処理に進む。タッチ操作が行われていない場合には、ステップ3において否定判定され、ステップ4の処理に進む。
ステップ4において、制御部30は、タクシーメータ2と通信し、その状態が空車状態であるか否かを判断する。タクシーメータ2が空車状態である場合には、ステップ4において肯定判定され、後述のステップ6に進む。一方、タクシーメータ2が空車状態以外である場合には、ステップ4において否定判定され、ステップ3の処理に戻る。
ステップ5において、制御部30は、受け付けた乗務員の評価に乗務員情報を関連付け、この関連付けた情報を評価情報として管理サーバ5に送信する。ここで、乗務員情報は、評価がなされた乗務員を識別するための情報であり、制御部30に予め登録された乗務員IDやタクシー車両の車両番号を用いることができる。
ステップ6において、制御部30は、表示部31における「GOOD」アイコンの表示を終了する。
なお、乗客から乗務員の評価を受け付けた場合、図7に示すように、制御部30は、表示部31の表示内容を切り換えて、評価を受け付けた旨の情報(例えば「OK」)や、乗客へ降車を促す情報(例えば「ご乗車有難うございました。お忘れ物のないようにお降りください。」)を表示してもよい。そして、制御部30は、タッチパネル上の「OK」に該当する位置がタッチ操作されたことで、合計状態の表示へと遷移するといった如くである。
一方、ステップ7において、管理サーバ5の制御部50は、リアモニタ3から送信された評価情報を受信する。
ステップ8において、制御部50は、評価情報に含まれる乗務員情報(乗務員ID又は車両番号)に基づいて管理データベース51aを検索し、乗客から評価を受けた乗務員に該当するレコードを特定する。そして、制御部50は、特定したレコードについて、「評価得点」の項目に記述された値に所定数(例えば1)を加算して、その加算値により現在値を更新する。これにより、管理データベース51aにより管理される乗務員の評価情報が更新される。
このようにして管理される管理データベース51aにより、乗客及び管理者は、乗務員の評価を次に示すような形態で利用することができる。
(1)配車予約:
乗客がタクシー車両を予約する場合、管理サーバ5は、優良な乗務員を指定することを予約の条件として、予約を受け付けることができる。乗客によるタクシー車両の予約は、スマートフォンなどの情報端末を利用して、その情報端末にインストールされたアプリケーションを利用する。この場合、図8に示すように、アプリケーション上の予約項目に「優良車両を予約」といった項目を設けることで、上記に示す条件付きの予約を行うことができる。乗客によりなされた予約を示す予約情報は、管理サーバ5へと送信される。そして、この予約情報は、管理サーバ5の記憶部51において予約データベース51bとして管理される。
図9は、予約リストの一覧を示す説明図である。管理サーバ5の制御部50は、管理者の操作による要求に応じて、予約情報の一覧を示す予約リストを表示する。具体的には、制御部50は、予約データベース51bを参照し、各レコードを抽出する。そして、制御部50は、各レコード毎に、当該レコードに記述された情報に基づいて、予約情報を表示する。この場合、図9に示すように、制御部50は、レコードに記述された「優良車両」が有りであれば、当該予約情報を通常の表示色とは異なる色で表示する。一方、制御部50は、レコードに記述された「優良車両」が有りでなければ、予約情報を通常の表示色で表示する。
(2)乗務員情報の管理:
管理者は、それぞれの乗務員についてその評価得点を確認することができる。まず、管理者は、管理サーバ5の操作部53を操作し、タクシー車両の車両番号又は乗務員IDを指定した上で、乗務員情報を表示する旨の指示を行う。操作部53による指示を受け付けた制御部50は、管理者が指定したタクシー車両の車両番号又は乗務員IDに基づいて管理データベース51aを検索し、これに該当するレコードを特定する。そして、制御部50は、図10に示すように、特定したレコードに記載された各項目を抽出し、これらを一覧として表示部31に表示する。このとき、「営業回数」、「売上」、「走行距離」、「車両状態」といった情報も管理しているのであれば、これらの情報を併せて表示することもできる。
また、管理サーバ5では、タクシーメータ2又はリアモニタ3から、車両番号(又は乗務員ID)、タクシー車両の状態及び位置情報を取得し、これの情報を基にタクシー車両のアイコンItを地図情報と対応付けて表示して、個々のタクシー車両を管理することができる。この際、管理サーバ5の制御部50は、管理データベース51aを参照し、評価得点に応じて区別した表示態様でタクシー車両のアイコンItを表示する。具体的には、制御部50は、表示するタクシー車両の車両番号を基づいて管理データベース51aを検索し、これに該当するレコードを特定する。そして、制御部50は、図11に示すように、特定したレコードに記述された「評価得点」が予め設定された判定基準以上であれば、タクシー車両のアイコンItを通常の表示色とは異なる色で表示する。一方、制御部50は、特定したレコードに記述された「評価得点」が判定基準よりも小さければ、タクシー車両のアイコンItを通常の表示色で表示する。
このように本実施形態において、乗務員評価システムは、旅客自動車に搭載される車載ユニット1と、管理者が有する管理サーバ5とが通信可能に構成されている。この場合、車載ユニット1は、タクシーメータ2とリアモニタ3とからなり、このリアモニタ3は、乗客による操作入力を通じて乗務員の評価を受け付けるとともに、受け付けた乗務員の評価を評価情報として管理サーバ5に送信する制御部30を有している(評価受付部、送信部)。また、管理サーバ5は、乗務員毎に乗務員とその評価を示す評価得点を関連付けて記憶する記憶部51(乗務員情報記憶部)と、車載ユニット1から送信された評価情報を受信し、受信した評価情報に基づいて乗務員情報記憶部の評価得点を更新する制御部50(受信部、評価情報更新部)と、を有している。
かかる構成によれば、乗務員毎にその評価を示す評価得点を関連付けて記憶し、車載ユニット1から送信された評価情報評価情報に基づいて評価得点を更新している。これにより、乗客によってなされる乗務員の評価を体系的に管理することができるので、乗務員の評価を反映したサービスを行うことができる。これより、乗務員の評価に応じたサービスを乗客が享受することができるので、安心してタクシー車両を利用することができる。
また、本実施形態において、管理サーバ5の制御部50は、旅客自動車を予約する予約情報を受け付ける(予約受付部)。この制御部50は、優良な乗務員を指定することを予約の条件する予約情報を受け付け可能に構成されている。
かかる構成によれば、乗務員毎にその評価を示す評価得点が管理されているので、優良な乗務員を指定した予約を受け付けることができる。これにより、乗務員の評価を反映したサービスを乗客が享受することができるので、安心してタクシー車両を利用することができる。
また、本実施形態において、管理サーバ5の記憶部51は、受け付けられた予約情報を記憶する(予約情報記憶部)。そして、制御部50は、記憶部51に記憶される予約情報の一覧を表示し、優良な乗務員を指定した予約情報の表示態様と、他の予約情報の表示態様と区別して表示することとしている。
かかる構成によれば、優良な乗務員を指定した予約とそうではない予約とを明確に区別することできる。これにより、タクシー車両の配車手続を適切に行うことができる。
また、本実施形態において、管理サーバ5の制御部50は、旅客自動車の状態を表示して配車を管理する(配車管理部)。この制御部50は、記憶部51を参照し、評価得点に応じて区別した表示態様でタクシー車両の状態を表示している。
かかる構成によれば、優良な乗務員が乗務するタクシー車両とそうではないタクシー車両とを明確に区別することができる。これにより、タクシー車両の配車手続を適切に行うことができる。
以上、本発明の実施形態にかかる乗務員評価システムについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
上述した実施形態では旅客自動車としてタクシー車両を例示したが、路線バス、高速バスなどであってもよい。この場合には、図12に示すように、バスに備え付けられた「降車」ボタン40とともに乗務員の評価を受け付けるボタン41(例えば「GOOD」)を設けることができる。
また、上述した実施形態では、管理サーバ5が、タクシー車両の配車を司る機能を備えているが、管理サーバと通信する配車システムにより実現してもよい。
また、本実施形態では、乗客から受け付ける評価はプラス評価のみであるが、マイナス評価を受け付けてもよいし、5段階評価というように所定の幅をもって評価を行ってもよい。
1 車載ユニット
2 タクシーメータ
3 リアモニタ
30 制御部
31 表示部
32 操作部
33 第1通信部
34 第2通信部
5 管理サーバ
50 制御部
51 記憶部
51a 管理データベース
51b 予約データベース
52 表示部
53 操作部
54 通信部

Claims (4)

  1. 旅客自動車に搭載される車載ユニットと、管理者が有する管理サーバとが通信可能に構成された乗務員評価システムにおいて、
    前記車載ユニットは、
    運賃を表示するタクシーメータと、
    前記タクシーメータと通信可能に構成され、乗客に情報を表示するとともに乗客による操作入力を受け付けるリアモニタと、を有し、
    前記リアモニタは、
    乗客による操作入力を通じて乗務員の評価を受け付ける評価受付部と、
    前記評価受付部が受け付けた乗務員の評価を評価情報として前記管理サーバに送信する送信部と、を有し、
    前記評価受付部は、前記タクシーメータが、合計の乗車料金を表示する合計状態になってから、乗客が乗車していない空車状態になるまでの間、乗客による操作入力があるまで、乗務員の評価を受け付け可能とし、
    前記管理サーバは、
    前記車載ユニットから送信された評価情報を受信する受信部と、
    乗務員毎に、乗務員とその評価を示す評価得点を関連付けて記憶する乗務員情報記憶部と、
    前記受信部が受信した評価情報に基づいて、前記乗務員情報記憶部の評価得点を更新する評価情報更新部と、
    を有することを特徴とする乗務員評価システム。
  2. 前記管理サーバは、旅客自動車を予約する予約情報を受け付ける予約受付部をさらに有し、
    前記予約受付部は、優良な乗務員を指定することを予約の条件する予約情報を受け付け可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載された乗務員評価システム。
  3. 前記管理サーバは、
    前記予約受付部により受け付けられた予約情報を記憶する予約情報記憶部と、
    前記予約情報記憶部に記憶される予約情報の一覧を表示する予約情報表示部と、をさらに有し、
    前記予約情報表示部は、前記優良な乗務員を指定した予約情報の表示態様と、他の予約情報の表示態様と区別して表示することを特徴とする請求項2に記載された乗務員評価システム。
  4. 前記管理サーバは、旅客自動車の状態を表示して配車を管理する配車管理部をさらに有し、
    前記配車管理部は、前記乗務員情報記憶部を参照し、前記評価得点に応じて区別した表示態様で前記旅客自動車の状態を表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された乗務員評価システム。
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