JP6061125B2 - 給油申請応答装置およびコンピュータプログラム - Google Patents
給油申請応答装置およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6061125B2 JP6061125B2 JP2012141634A JP2012141634A JP6061125B2 JP 6061125 B2 JP6061125 B2 JP 6061125B2 JP 2012141634 A JP2012141634 A JP 2012141634A JP 2012141634 A JP2012141634 A JP 2012141634A JP 6061125 B2 JP6061125 B2 JP 6061125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- car
- application
- privilege
- share
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 64
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000008450 motivation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
その予約制度は、コールセンターに電話を入れて会話によって予約をする場合と、データ通信によって書誌的事項を送信するとともに予約した内容にてサービスが受けられるか否かを受信する場合とがある。
特許文献1,2に開示されているが、コールセンターを含めたカーシェアリング管理者とユーザとの連絡手段として、カーシェアリング用の自動車へ搭載したカーナビゲーションシステムを活用している。
更に次に利用されるユーザの為にも、利用終了前にガソリンが減っている場合には給油を促しているが、時間に余裕がないと言う理由等で給油をされないユーザがおり、その場合には次のユーザが利用開始時に給油を行う状況となり、利便性が悪い。
本願における第一の発明は、カーシェアリングに用いるシェアカーに搭載されたシェアカー車載機およびカーナビゲーション装置との情報授受を実行するカーシェアリングサーバに係る。
すなわち、 カーシェアリングを利用可能な会員ユーザの属性データ等を予め蓄積している会員データベースと、
会員データおよびシェアカーのガソリン残量データをシェアカー車載機から受信するデータ受信手段と、
そのデータ受信手段が受信したデータおよび前記の会員データベースを用いて当該会員ユーザが特典の適用を受けられるか否かを判断する特典適用判断手段と、
その特典適用判断手段による判断結果を前記のシェアカー車載機へ送信するデータ送信手段と、
を備える。
特典適用判断手段による判断結果が特典の適用を受けられる場合において、 前記のデータ送信手段は、前記のカーナビゲーション装置に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信し、 そのデータ出力命令を報知された会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータを、前記のシェアカー車載機を介して送信してきた場合に、前記のデータ受信手段は、そのデータをも受信するとともに、前記のカーナビゲーション装置において予め設けた特典適用の希望について自動申請する自動申請モードへ会員ユーザが設定した場合には、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に受信するカーシェアリングサーバである。
「会員ユーザ」とは、カーシェアリングを運営する運営主体に対して、予め会員登録を行ったユーザである。会員登録のためには、会員の氏名、住所、カーシェアリング利用代金の決済方法、などを登録する。そして、利用状況に応じたカーシェアリングの利用ポイントなどが、追加で登録される。
「特典」とは、給油という行為に対する経済的なメリット、割引などである。 特典の付与は、たとえば、会員ユーザのカーシェアリング利用代金から所定の割引額を差し引いたり、利用ポイントに還元したりする。
会員データベースには、カーシェアリングを利用可能な会員ユーザの属性データ等を予め蓄積している。
データ受信手段は、会員データおよびシェアカーのガソリン残量データをシェアカー車載機から受信する。 会員ユーザがシェアカーに対して給油している場合には、ガソリン残量データが増えていることとなる。 そのデータ受信手段が受信したデータおよび前記の会員データベースを用いて、当該会員ユーザが特典の適用を受けられるか否かを特典適用判断手段が判断する。
その特典適用判断手段による判断結果を、データ送信手段が前記のシェアカー車載機へ送信する。会員ユーザは、(特典の適用がないとしても)給油申請手続きがカーシェアリングサーバへ無事に送信された旨を知ることができるとともに、給油に対する特典に関する情報を得ることとなる。 ここにおいて、カーシェアリングにおけるユーザによる給油申請手続きが自動化され、その給油に対するユーザの煩わしさの軽減に寄与する。また、前述の特典を得る、という動機付けによって、シェアカーに対する給油が頻度高く行われることも期待できる。
第一の発明は、前記の会員データベースについて、その特典の適用を希望する旨のデータを蓄積することとしてもよい。
会員ユーザから特典を受けたいという意思表示があった場合にのみ特典を与える、という約束事としている場合に、本バリエーションを採用する。
「データ出力命令」を介して当該データを出力できるハードウェアは、シェアカーにカーナビゲーション装置が搭載されている場合にはそのカーナビゲーション装置の出力画面である(後述する第二の発明のバリエーション1)。 シェアカーにカーナビゲーション装置が搭載されていない場合には、会員ユーザに係る情報端末装置(例えば携帯電話)などである。「データ出力命令」としているのは、当該ハードウェアに出力すべきデータが予めインストールされている場合には、そのデータを出力させればよいからであるが、当該ハードウェアに出力すべきデータが予めインストールされていない場合には、出力すべきデータをも含む趣旨である。
なお、その「データ出力命令」を出力させたハードウェアからは、会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータの入力も可能である。
特典適用判断手段による判断結果が特典の適用を受けられる場合、 前記のデータ送信手段が、前記のシェアカー車載機に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信する。データ出力命令は、シェアカーにおける出力手段によって会員ユーザに伝達される。
そのデータ出力に基づいて報知された会員ユーザは、その特典の適用を希望する場合には、その意思表示を入力(たとえば選択ボタンが表示されていればそれを押す)する。その入力は、シェアカー車載機を介して送信され、カーシェアリングサーバのデータ受信手段は、そのデータを受信する。そして、会員データベースが、その特典の適用を希望する旨のデータを蓄積する。後に、その会員ユーザに対して特典を還元する。
第一の発明は、以下のように形成しても良い。
すなわち、カーシェアリングサーバのデータ受信手段は、シェアカーのエンジンが停止した旨および/またはシェアカーの速度がゼロとなった旨を感知したエンジン停止等データを受信することとし、 前記の特典適用判断手段は、そのエンジン停止等データをも用いて特典の適用を受けられるか否かを判断することとしてもよい。
給油されたか否かを正確に把握するため、データ受信手段は、シェアカーのエンジンが停止した旨および/またはシェアカーの速度がゼロとなった旨を感知したエンジン停止等データを受信する。特典適用判断手段は、そのエンジン停止等データをも用いて特典の適用を受けられるか否かを判断する。
カーシェアリングを管理実行するカーシェアリングサーバとの情報授受を実行するシェアカーに搭載されたシェアカー車載機に係る。
すなわち、 カーシェアリングを利用可能な会員ユーザに係る会員カードに記録された会員データを読み取る会員カード読み取り手段と、 シェアカーのガソリン残量データを感知するガソリン残量感知手段と、 前記の会員データおよびガソリン残量データをカーシェアリングサーバへ送信するデータ送信手段と、 カーシェアリングサーバにおいて特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータを受信するデータ受信手段と、を備える。
前記のシェアカー車載機におけるデータ受信手段が受信したデータを画面出力させるとともに特典適用の希望について自動申請する自動申請モードを予め設けたカーナビゲーション装置を備える。そのカーナビゲーション装置から会員ユーザが前記の特典適用を希望する旨のデータを入力した場合に、そのデータを前記データ送信手段が送信するとともに、そのデータ送信手段は、前記のカーナビゲーション装置の自動申請モードに会員ユーザが設定した場合に、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に送信することとしたシェアカー車載機である。
カーシェアリングを利用可能な会員ユーザに係る会員カードに記録された会員データを会員カード読み取り手段が読み取る。 シェアカーのガソリン残量データをガソリン残量感知手段が感知する。 前記の会員データおよびガソリン残量データをデータ送信手段がカーシェアリングサーバへ送信する。 カーシェアリングサーバにおいて特典の適用が受けられる旨を、当該会員ユーザに対して報知するためのデータをデータ受信手段が受信する。会員ユーザは、(特典の適用がないとしても)給油申請手続きがカーシェアリングサーバへ無事に送信された旨を知ることができるとともに、カーシェアリングサーバにおいて特典の適用が受けられる場合には、それを知ることができる。
第二の発明は、以下のように形成しても良い。
すなわち、シェアカー車載機のデータ受信手段が受信したデータを画面出力させるカーナビゲーション装置を備え、 そのカーナビゲーション装置から会員ユーザが前記の特典適用を希望する旨のデータを入力した場合に、そのデータを前記データ送信手段が送信することとしてもよい。
なお、会員ユーザが能動的に「カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを入力」する場合のほか、シェアカー車載機において「特典適用の希望について自動申請する自動申請モード」を設けておき、会員ユーザがその自動申請モードに設定しておくことで、自動的に「カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを入力」する場合がある。
シェアカー車載機のデータ受信手段が受信したデータをカーナビゲーション装置が画面出力させる。会員ユーザは、そのデータを閲覧することができる。
会員ユーザは、そのカーナビゲーション装置から前記の特典適用を希望する旨のデータを入力する。その場合、そのデータを前記データ送信手段が送信する。
第三の発明は、カーシェアリングに用いるシェアカーに搭載されたシェアカー車載機およびカーナビゲーション装置との情報授受を実行するカーシェアリングサーバにおいて実行されるコンピュータプログラムに係る。
前記カーシェアリングサーバには、カーシェアリングを利用可能な会員ユーザの属性データ等を会員データベースへ予め蓄積している。
前記のプログラムは、会員データおよびシェアカーのガソリン残量データをシェアカー車載機から受信するデータ受信手順と、 そのデータ受信手順にて受信したデータおよび前記の会員データベースを用いて当該会員ユーザが特典の適用を受けられるか否かを判断する特典適用判断手順と、 その特典適用判断手順による判断結果を前記のシェアカー車載機へ送信するデータ送信手順と、をカーシェアリングサーバに実行させる。
また、前記の特典適用判断手順にて判断結果が特典の適用を受けられる場合において、
前記のデータ送信手順は、前記のカーナビゲーション装置に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信する手順を含み、
そのデータ出力命令を報知された会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータを、前記のシェアカー車載機を介して送信してきた場合に、前記のデータ受信手順は、そのデータをも受信する手順を含むとともに、
前記のカーナビゲーション装置において予め設けた特典適用の希望について自動申請する自動申請モードへ会員ユーザが設定した場合には、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に受信することとした。
第三の発明は、以下のように形成しても良い。
すなわち、前記の特典適用判断手順による判断結果が特典の適用を受けられる場合において、 前記のシェアカー車載機に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信する特典適用可能データ出力命令手順と、 そのデータ出力を報知された会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータを受信する特典適用希望データ受信手順と、 その特典適用希望データ受信手順にて受信したデータを前記の会員データベースへ蓄積するデータ蓄積手順と、をカーシェアリングサーバに実行させることとしてもよい。
第三の発明は、前記のデータ送信手順において、シェアカーのエンジンが停止した旨および/またはシェアカーの速度がゼロとなった旨を感知したエンジン停止等データをも送信することとし、 前記の特典適用判断手順は、そのエンジン停止等データをも用いて特典の適用を受けられるか否かを判断することとしてもよい。
第四の発明は、カーシェアリングを管理実行するカーシェアリングサーバとの情報授受を実行するシェアカー車載機およびそのシェアカー車載機が受信したデータを画面出力させるカーナビゲーション装置を搭載したシェアカーの前記シェアカー車載機において実行されるコンピュータプログラムに係る。
すなわち、 カーシェアリングを利用可能な会員ユーザに係る会員カードに記録された会員データを読み取る会員カード読み取り手順と、 シェアカーのガソリン残量データを感知するガソリン残量感知手順と、 前記の会員データおよびガソリン残量データをカーシェアリングサーバへ送信するデータ送信手順と、 カーシェアリングサーバにおいて特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータを受信するデータ受信手順と、 そのデータ受信手順にて受信したデータに基づいて会員ユーザに対して特典の適用が受けられる旨を画面出力させる画面出力手順と、
そのカーナビゲーション装置から会員ユーザが前記の特典適用を希望する旨のデータを入力した場合に、そのデータを前記データ送信手段が送信する特典適用希望データ送信手順と、
前記のカーナビゲーション装置において予め設けた特典適用の希望について自動申請する自動申請モードに会員ユーザが設定した場合に、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に送信する特典適用希望データ自動送信手順と、をシェアカー車載機に実行させることとしたコンピュータプログラムである。
また、第四の発明は、シェアカー車載機にインストールすることによって用いられる。
第三および第四の発明は、たとえばCD−R等の記録媒体へ記録して配布したり、インターネットなど通信回線を介してダウンロードしたりすることも可能である。なお、記録媒体としては、CD−Rの他、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)、DVD−Rなどもある。
また、第二の発明によれば、カーシェアリングにおけるユーザによる給油申請手続きを自動化することによって、その給油に対するユーザの煩わしさの軽減に寄与するシェアカー車載機を提供することができた。
第三の発明によれば、カーシェアリングにおけるユーザによる給油申請手続きを自動化することによって、その給油に対するユーザの煩わしさの軽減に寄与するカーシェアリングサーバ用のコンピュータプログラムを提供することを提供することができた。
第四の発明によれば、カーシェアリングにおけるユーザによる給油申請手続きを自動化することによって、その給油に対するユーザの煩わしさの軽減に寄与するシェアカー車載機用のコンピュータプログラムを提供することを提供することができた。
以下、本発明を実施の形態及び図面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1から図8である。
まず、図1、図2、および図5〜図7を用いて、第一の実施形態について説明する。 続いて、図3を用いて、第二の実施形態を説明する。更に、図4を用いて、第三の実施形態を説明する。 その後、図8を用いて、そのほかの情報処理手順を説明する。
なお、請求項にて「〜手段」と記載している構成要件に該当するハードウェアはほとんどの場合、「〜装置」と言われるので、下記の実施形態においては「〜装置」と記載している。
本実施形態にて示すカーシェアリングは、会員登録を予め済ませたユーザが、空いている乗用車等を使用するものである。
シェアリングに使用されるシェアリングカーには、カーシェアリングを管理するカーシェアリングサーバとの間で双方向通信が可能なシェアカー車載機が搭載されている。
一方、カーシェアリングサーバには、会員登録を済ませたユーザに関する属性情報やカーシェアリングの利用履歴などを蓄積した会員データベースと、図示を省略しているがシェアカーに関する車両情報などを蓄積したシェアカーデータベースを備えている。
シェアカーには、その会員カードに記録された属性情報を読み出し可能な会員カード読み取り装置が備えられており、ユーザがカーシェアリングを利用するには、その会員カードを会員カード読み取り装置にかざす。会員カード読み取り装置は、シェアカーのドアロック装置を兼ねており、ユーザが会員カードを会員カード読み取り装置にかざすと、非接触でその会員カードに記録された属性情報を読み出し、シェアカーデータベースと通信して、正規の会員であればドアロックを解除する。
また、シェアカーのガソリン残量を感知するガソリン残量感知装置も備えており、ガソリンの残量をシェアカーデータベースへ随時送信している。特に、「指定ガソリン量(たとえば満杯の50%)」を下回っている旨については、頻度高く把握できるようにしている。
なお、図示を省略しているが、シェアカーの速度メータの情報も、逐次送信している。
カーシェアリングサーバにおいては、シェアカーの速度がゼロとなったか、エンジンが停止したかを検知する。その上で、指定ガソリン量が増加したか否かを検知する。指定ガソリン量が増加した、と検知された場合には、ユーザがシェアカーに対して給油を行ったこととなる。
続いて、会員データベースを照合して、シェアカーのユーザが給油の割引プランが適用できるか否かを判断する。適用できると判断した場合には、カーナビ用データ送信装置を用いて、シェアカーのカーナビゲーション装置における画面へ「給油が確認できた旨および割引プランが適用される旨」のメッセージを表示させる(図5参照)。そのメッセージ表示によって、ユーザは自らが送信した給油申請が受け付けられたという安心感を得ることができる。
なお、図示は省略するが、シェアカーのユーザが給油の割引プランが適用できない場合には、「給油が確認できた旨および給油してくれたことに対する労い」のメッセージを表示させる。そのメッセージ表示によっても、ユーザは自らが送信した給油申請が受け付けられたという安心感を得ることができる。
「給油が確認できた旨および割引プランが適用される旨」のメッセージは、一定時間が経過すると消去され、メニュー画面に切り替わる(図6)。このメニュー画面には、「目的地案内」、「返却値案内」、「30,60,120分の延長」、「予約時間確認」、「ご利用案内」といったメニューとともに、「給油申請」というメニューが選択できるボタンが表示される。そして、その「給油申請」というメニューボタンは、他のメニューボタンとは異なる色や表示手法(たとえば点滅などの表示変化)などが施され、ユーザにタッチしてもらいやすくなっている。
「給油申請」のメニューボタンがユーザによってタッチされた(ボタンとして押された)場合には、その押された旨がシェアカー車載機の入力データ送信装置によってカーシェアリングサーバに送信される。送信されたデータは、データ受信装置が受信し、会員データベースへ記録する。
「給油申請」のメニューボタンがユーザによって押されると、カーナビゲーション装置の画面が切り替わり、図7に示すような画面となる。この画面では、給油申請の手続きが完了した旨をユーザへ連絡するという画面である。具体的には、以下のような文字を表示する。
『給油申請手続きが完了しました。御協力ありがとうございます。割引情報に関しましては、お客様のマイページまたは御利用明細書にて御確認下さい。』
後に、ユーザが情報端末などを用いて毎ページにアクセスすれば、その割引情報による自らのステータスなどを確認することができる。
すなわち、カーシェアリングの提供者(カーシェアリングサーバの運用業者など)がその自動申請モードに設定しておけば、ユーザは何もしなくても自動的に「カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを入力」することができる。
図3に示すのは、第二の実施形態である。すなわち、シェアカーにカーナビゲーション装置が搭載されていない場合において、得点の適用が受けられる旨の連絡をユーザに係る携帯情報端末において受信する場合を示している。
シェアカー車載機には、シェアカーのエンジンが停止して旨を感知するエンジン停止感知装置が備えられており、シェアカーのエンジンが停止した旨や、ユーザが会員カードを持ってシェアカーを離れた旨などを感知し、シェアカーの利用を終了した旨をデータ送信装置がカーシェアリングサーバへ送信する。
ユーザに係る携帯電話などの携帯情報端末のデータ受信装置が、特典適用の旨をメール受信し、特典の適用が受けられる旨を知ることとなる。
図4に示す第三の実施形態は、シェアカーにカーナビゲーション装置が搭載されていない点は、前述した第二の実施形態と同じである。しかし、第二の実施形態と異なり、ユーザに係る携帯情報端末において第一の実施形態におけるカーナビゲーション装置の出力画面と同じ画面を出力させるものである。ただし、シェアカーの運転中には、ユーザに係る携帯情報端末での出力がされないように(たとえばシェアカーの利用を終了した旨を検知した後にメール送信)する。
第一の実施形態におけるカーナビゲーション装置では、出力させるべき画面のデータを予めインストールしておくことで、出力までの時間を短縮するなどの工夫をしてある。しかし、ユーザに係る携帯情報端末に対しては、出力させるべき画面のデータを送信することとしている。
図8に示すのは、図1に示した「自動申請モード」を省略している場合のフローチャートである。
この場合、特典を受けたいユーザは、給油申請ボタンを必ず押さなければならない。
Claims (8)
- カーシェアリングに用いるシェアカーに搭載されたシェアカー車載機およびカーナビゲーション装置との情報授受を実行するカーシェアリングサーバであって、
カーシェアリングを利用可能な会員ユーザの属性データ等を予め蓄積している会員データベースと、
会員データおよびシェアカーのガソリン残量データをシェアカー車載機から受信するデータ受信手段と、
そのデータ受信手段が受信したデータおよび前記の会員データベースを用いて当該会員ユーザが特典の適用を受けられるか否かを判断する特典適用判断手段と、
その特典適用判断手段による判断結果を前記のシェアカー車載機へ送信するデータ送信手段と、
を備え、
特典適用判断手段による判断結果が特典の適用を受けられる場合において、
前記のデータ送信手段は、前記のカーナビゲーション装置に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信し、
そのデータ出力命令を報知された会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータを、前記のシェアカー車載機を介して送信してきた場合に、前記のデータ受信手段は、そのデータをも受信するとともに、
前記のカーナビゲーション装置において予め設けた特典適用の希望について自動申請する自動申請モードへ会員ユーザが設定した場合には、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に受信することとした
カーシェアリングサーバ。 - 前記の会員データベースは、その特典の適用を希望する旨のデータを蓄積することとした請求項1に記載のカーシェアリングサーバ。
- 前記のデータ受信手段は、シェアカーのエンジンが停止した旨および/またはシェアカーの速度がゼロとなった旨を感知したエンジン停止等データを受信することとし、
前記の特典適用判断手段は、そのエンジン停止等データをも用いて特典の適用を受けられるか否かを判断することとした請求項1または請求項2のいずれかに記載のカーシェアリングサーバ。 - カーシェアリングを管理実行するカーシェアリングサーバとの情報授受を実行するシェアカーに搭載されたシェアカー車載機であって、
カーシェアリングを利用可能な会員ユーザに係る会員カードに記録された会員データを読み取る会員カード読み取り手段と、
シェアカーのガソリン残量データを感知するガソリン残量感知手段と、
前記の会員データおよびガソリン残量データをカーシェアリングサーバへ送信するデータ送信手段と、
カーシェアリングサーバにおいて特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータを受信するデータ受信手段と、を備え、
前記のシェアカー車載機におけるデータ受信手段が受信したデータを画面出力させるとともに特典適用の希望について自動申請する自動申請モードを予め設けたカーナビゲーション装置を備え、
そのカーナビゲーション装置から会員ユーザが前記の特典適用を希望する旨のデータを入力した場合に、そのデータを前記データ送信手段が送信するとともに、
そのデータ送信手段は、前記のカーナビゲーション装置において自動申請モードに会員ユーザが設定した場合に、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に送信することとした
シェアカー車載機。 - カーシェアリングに用いるシェアカーに搭載されたシェアカー車載機およびカーナビゲーション装置との情報授受を実行するカーシェアリングサーバにおいて実行されるコンピュータプログラムであって、
前記カーシェアリングサーバには、カーシェアリングを利用可能な会員ユーザの属性データ等を会員データベースへ予め蓄積しており、
前記のプログラムは、会員データおよびシェアカーのガソリン残量データをシェアカー車載機から受信するデータ受信手順と、
そのデータ受信手順にて受信したデータおよび前記の会員データベースを用いて当該会員ユーザが特典の適用を受けられるか否かを判断する特典適用判断手順と、
その特典適用判断手順による判断結果を前記のシェアカー車載機へ送信するデータ送信手順と、をカーシェアリングサーバに実行させることとし、
前記の特典適用判断手順にて判断結果が特典の適用を受けられる場合において、
前記のデータ送信手順は、前記のカーナビゲーション装置に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信する手順を含み、
そのデータ出力命令を報知された会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータを、前記のシェアカー車載機を介して送信してきた場合に、前記のデータ受信手順は、そのデータをも受信する手順を含むとともに、
前記のカーナビゲーション装置において予め設けた特典適用の希望について自動申請する自動申請モードへ会員ユーザが設定した場合には、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に受信することとした
コンピュータプログラム。 - 前記の特典適用判断手順による判断結果が特典の適用を受けられる場合において、
前記のシェアカー車載機に対して会員ユーザが特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータ出力命令を送信する特典適用可能データ出力命令手順と、
そのデータ出力を報知された会員ユーザが特典の適用を希望する旨のデータを受信する特典適用希望データ受信手順と、
その特典適用希望データ受信手順にて受信したデータを前記の会員データベースへ蓄積するデータ蓄積手順と、をカーシェアリングサーバに実行させることとした請求項5に記載のコンピュータプログラム。 - 前記のデータ送信手順は、シェアカーのエンジンが停止した旨および/またはシェアカーの速度がゼロとなった旨を感知したエンジン停止等データをも送信することとし、
前記の特典適用判断手順は、そのエンジン停止等データをも用いて特典の適用を受けられるか否かを判断することとした請求項6または請求項6のいずれかに記載のコンピュータプログラム。 - カーシェアリングを管理実行するカーシェアリングサーバとの情報授受を実行するシェアカー車載機およびそのシェアカー車載機が受信したデータを画面出力させるカーナビゲーション装置を搭載したシェアカーの前記シェアカー車載機において実行されるコンピュータプログラムであって、
カーシェアリングを利用可能な会員ユーザに係る会員カードに記録された会員データを読み取る会員カード読み取り手順と、
シェアカーのガソリン残量データを感知するガソリン残量感知手順と、
前記の会員データおよびガソリン残量データをカーシェアリングサーバへ送信するデータ送信手順と、
カーシェアリングサーバにおいて特典の適用が受けられる旨を当該会員ユーザに対して報知するためのデータを受信するデータ受信手順と、
そのデータ受信手順にて受信したデータに基づいて会員ユーザに対して特典の適用が受けられる旨を画面出力させる画面出力手順と、
そのカーナビゲーション装置から会員ユーザが前記の特典適用を希望する旨のデータを入力した場合に、そのデータを前記データ送信手段が送信する特典適用希望データ送信手順と、
前記のカーナビゲーション装置において予め設けた特典適用の希望について自動申請する自動申請モードに会員ユーザが設定した場合に、カーナビゲーション装置から特典適用を希望する旨のデータを自動的に送信する特典適用希望データ自動送信手順と、
をシェアカー車載機に実行させることとしたコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012141634A JP6061125B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | 給油申請応答装置およびコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012141634A JP6061125B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | 給油申請応答装置およびコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014006681A JP2014006681A (ja) | 2014-01-16 |
JP6061125B2 true JP6061125B2 (ja) | 2017-01-18 |
Family
ID=50104344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012141634A Active JP6061125B2 (ja) | 2012-06-25 | 2012-06-25 | 給油申請応答装置およびコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6061125B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018206310A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | パーク二四株式会社 | カーシェアリング管理サーバおよびコンピュータプログラム |
JP7139164B2 (ja) * | 2018-06-22 | 2022-09-20 | 本田技研工業株式会社 | 共用車管理システム |
CN110648196B (zh) * | 2019-08-29 | 2022-06-07 | 深圳市新系区块链技术有限公司 | 设备数据共享方法及系统、存储介质 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6075971A (en) * | 1998-03-27 | 2000-06-13 | Intel Corporation | Method and apparatus for providing and monitoring coupons via a network |
US20020049631A1 (en) * | 1999-10-12 | 2002-04-25 | Eric Williams | Process, system and computer readable medium for providing purchasing incentives to a plurality of retail store environments |
US6931308B2 (en) * | 2001-10-12 | 2005-08-16 | Lewis C. Read | Viable alternative to private vehicles in urban areas |
JP2011118638A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Nec Corp | 電池レンタルシステムのサーバ、方法、プログラム、及び、携帯電子機器 |
JP2011159072A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Park 24 Co Ltd | カーシェアリング用通信装置およびコンピュータプログラム |
JP5670086B2 (ja) * | 2010-04-06 | 2015-02-18 | 株式会社サージュ | カーシェアリングシステムにおける給油料金精算システム、給油料金精算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 |
JP5625160B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2014-11-19 | 俊之介 島野 | シティサイクルシステムの運営方法 |
DE102011082982A1 (de) * | 2011-09-19 | 2013-03-21 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zum rechnergestützten Verwalten von Fahrzeugen |
-
2012
- 2012-06-25 JP JP2012141634A patent/JP6061125B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014006681A (ja) | 2014-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6601759B2 (ja) | 車両管理サーバ、およびコンピュータプログラム | |
JP6358583B2 (ja) | 車両管理サーバ、およびコンピュータプログラム | |
CN104620277A (zh) | 用于提供交通服务信息的方法和移动终端,用于管理交通服务的方法和服务器及用于提供交通服务的方法和车辆 | |
US20130282500A1 (en) | Vehicle fueling system and method | |
JP2016206715A (ja) | レコメンド情報管理サーバおよびコンピュータプログラム | |
JP2004118370A (ja) | 車両情報収集システム及び方法 | |
TW201303754A (zh) | 叫車服務管理系統及其伺服器與裝置 | |
US20180336738A1 (en) | On-Board Vehicle Parking Transaction System | |
JP2011159072A (ja) | カーシェアリング用通信装置およびコンピュータプログラム | |
KR102636645B1 (ko) | 통합 교통 서비스 제공 시스템 및 방법 | |
JP6061125B2 (ja) | 給油申請応答装置およびコンピュータプログラム | |
JP6473570B2 (ja) | 車両管理サーバ、データ処理装置およびコンピュータプログラム | |
US11216824B1 (en) | Role assignment for enhanced roadside assistance | |
JP2010113510A (ja) | 車載表示装置 | |
JP2011095941A (ja) | ナビゲーション装置で実行される業務支援方法、およびナビゲーション装置に実行させるためのプログラム | |
JP4819961B1 (ja) | 車両貸出返却システム | |
JP6359871B2 (ja) | 乗務員評価システム | |
JP2020004457A (ja) | 車両貸出管理システム | |
JP2011221579A (ja) | 携帯機器と連携して動作可能な車載装置を利用した保険料算出システム | |
JP2016167209A (ja) | 車両サービス用サーバおよびコンピュータプログラム | |
JP5905253B2 (ja) | 注文管理システム、注文管理方法、注文管理装置、プログラム、及び記録媒体 | |
JP2019194805A (ja) | 車両貸出管理システム | |
JP2018206310A (ja) | カーシェアリング管理サーバおよびコンピュータプログラム | |
JP2013088933A (ja) | 出退勤管理システム、出退勤管理方法、携帯情報端末及び車載器 | |
TWI607396B (zh) | 派車方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160415 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161028 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6061125 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |