JP5012288B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5012288B2
JP5012288B2 JP2007197093A JP2007197093A JP5012288B2 JP 5012288 B2 JP5012288 B2 JP 5012288B2 JP 2007197093 A JP2007197093 A JP 2007197093A JP 2007197093 A JP2007197093 A JP 2007197093A JP 5012288 B2 JP5012288 B2 JP 5012288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
motor
inverter circuit
voltage
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007197093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009033913A (ja
Inventor
光幸 木内
久 萩原
将大 鈴木
哲也 氷上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007197093A priority Critical patent/JP5012288B2/ja
Publication of JP2009033913A publication Critical patent/JP2009033913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5012288B2 publication Critical patent/JP5012288B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はモータ駆動装置に関するもので、特に永久磁石モータのV/f制御によるモータ制御手段に関するものである。
従来、この種のモータ駆動装置は、シャント抵抗によりインバータ回路直流電流を検出し、直流電流よりモータ有効電流Iδを推定演算してモータ電流が所定値となるようにV/f制御するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−218273号公報
しかし、従来のモータ駆動装置はインバータ回路スイッチング状態に応じて変化するシャント抵抗電圧から直流平均電流を検出するために、フィルター回路と積分回路(平均回路)を用いるため回路が複雑となり、電流検知精度を高くすると電流検知応答性が悪くなる課題があった。さらに、永久磁石モータのV/f制御はロータ位置を演算推定しないセンサレス制御方式のため乱調が発生し易く、制御応答性が悪いと乱調が発生し易くなるので、検知精度と制御応答性がトレードオフとなる課題があった。
また、従来方式はモータ有効電流Iδを推定演算して駆動周波数を変更する方式なので、負荷トルクが増加すると回転数が低下し目標回転数に制御できない課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、モータピーク電流に相当する直流ピーク電流を検知して所定値に制御しセンサレス正弦波駆動するものであり、電流検知精度と検知応答性に優れ、そのため制御応答性も良く、さらにインバータ回路直流電流よりトルク電流を演算して簡易的なベクトル制御により最大効率運転することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明のモータ駆動装置は、直流電源と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される永久磁石モータと、前記モータにより駆動される負荷と、前記インバータ回路の直流電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路を制御して前記モータを正弦波駆動する制御手段よりなり、前記電流検出手段は前記インバータ回路の直流電流ピーク値を検出するピーク電流検出手段と、前記インバータ回路の平均電流に応じた電流を検出する平均電流検出手段よりなり、前記制御手段は、前記インバータ回路の出力周波数を設定する周波数設定手段と、前記周波数設定手段の出力信号に比例して前記インバータ回路出力電圧を制御する電圧制御手段と、前記平均電流検出手段の出力信号よりモータ負荷トルクに応じた電流を演算するトルク電流演算手段と、前記インバータ出力電圧を補正する電圧補正手段と、前記インバータ出力周波数を補正する周波数補正手段と、前記インバータ回路にPWM信号を加える正弦波PWM制御手段よりなり、前記ピーク電流検出手段より検出したピーク電流検知信号が前記トルク電流演算手段より演算したトルク電流信号目標値と等しくなるようにインバータ回路出力電圧を比例積分制御すると同時に、前記ピーク電流検知信号と前記トルク電流信号目標値との誤差信号により前記インバータ回路の出力周波数を補正するようにしたものである。
本発明のモータ駆動装置は、モータ電流のピーク値に相当するインバータ回路直流電流ピーク値を検知し、直流電流平均値より求めたトルク電流が目標設定値となるようにインバータ回路直流電流ピーク値を電圧制御、あるいは周波数制御するものであり、座標変換不要で、突極性あるいは非突極性モータに関わらず乱調せずに安定制御可能となり、さらに進み角制御や最大効率運転が可能となる。また、高速A/D変換手段や高速座標変換手段無しでも制御できるため、安価なプロセッサと簡単な制御プログラムでセンサレス正弦波駆動可能なモータ駆動装置を実現できる。また、簡単で安価な電流センサを使用でき、制御プログラムも簡単となるので安価で信頼性の高いモータ駆動装置を実現でき、さらに、プロセッサの負担が少ないので1つのプロセッサにより複数のモータを同時に制御でき、1プロセッサ複数モータ同時駆動システムを簡単に構成できる。
第1の発明は、流電源と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される永久磁石モータと、前記モータにより駆動される負荷と、前記インバータ回路の直流電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路を制御して前記モータを正弦波駆動する制御手段よりなり、前記電流検出手段は前記インバータ回路の直流電流ピーク値を検出するピーク電流検出手段と、前記インバータ回路の平均電流に応じた電流を検出する平均電流検出手段よりなり、前記制御手段は、前記インバータ回路の出力周波数を設定する周波数設定手段と、前記周波数設定手段の出力信号に比例して前記インバータ回路出力電圧を制御する電圧制御手段と、前記平均電流検出手段の出力信号よりモータ負荷トルクに応じた電流を演算するトルク電流演算手段と、前記インバータ出力電圧を補正する電圧補正手段と、前記インバータ出力周波数を補正する周波数補正手段と、前記インバータ回路にPWM信号を加える正弦波PWM制御手段よりなり、前記ピーク電流検出手段より検出したピーク電流検知信号が前記トルク電流演算手段より演算したトルク電流信号目標値と等しくなるようにインバータ回路出力電圧を比例積分制御すると同時に、前記ピーク電流検知信号と前記トルク電流信号目標値との誤差信号により前記インバータ回路の出力周波数を補正するようにしたものであり、座標変換無しで最大効率運転制御、あるいは進み角制御が可能となり、安価なプロセッサと簡単な制御方法により低価格、高信頼性、高効率のセンサレス正弦波駆動システムが実現できる。
また、簡単な制御方法で埋め込み磁石モータ(IPMSM)の進み角制御、あるいは最大効率運転が可能となり、安価で高信頼性のセンサレス正弦波駆動システムが実現できる。
また、フィードバック制御によりモータ駆動周波数を制御できるので、制御安定性に優れ、モータ回転数変動の少ないセンサレスモータ駆動システムを実現できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図を示すものである。
図1において、直流電源1より3相フルブリッジインバータ回路2に直流電力を供給し、インバータ回路2により3相交流電力に変換し永久磁石モータ3を駆動する。モータ3はファン、ポンプなどのモータ負荷4を駆動する。インバータ回路2の負電圧側に電流検出手段5を接続し、インバータ回路2に流れる直流電流を検出することによりインバータ回路2の出力電流、すなわち、モータ3のピーク電流に相当する直流ピーク電流Ipと、インバータ出力、すなわちモータ出力に相当する直流平均電流Idcを検出する。
電流検出手段5は、いわゆる1シャント電流検知方式と呼ばれるもので、インバータ回路2の下アームトランジスタのエミッタ端子側に共通接続されたシャント抵抗50と、直流ピーク電流Ipを検出するピーク電流検出手段51と、インバータ回路出力、すなわちモータ出力に相当する直流平均電流Idcを検出する平均電流検出手段52より構成される。ピーク電流検出手段51は、マイクロコンピュータなどのプロセッサ内蔵のA/D変換回路により電流検出するための信号レベル増幅変換回路(図示せず)とピーク電流検出回路(図示せず)より構成することができる。ピーク電流検出回路は、演算増幅器と、ダイオードとコンデンサ、抵抗などのハードウェアより構成する場合と、A/D変換された入力信号をソフトウェアにより大小判定する構成などがあり、詳細は省略する。しかし、演算増幅器とダイオード、抵抗、コンデンサなどの回路手段で構成するとプロセッサとそのソフトウェア、プロセッサに内蔵されるA/D変換等が簡単、かつ、安価となるので回路手段で構成する方が有利となる。特に、A/D変換タイミングが自由になるので、プロセッサの構成が簡単となり、ソフトウェアも簡単となる。また、単なるダイオードとCR並列回路によりピーク電流検出手段を構成してもよい。
平均電流検出手段52はローパスフィルターより構成され、カットオフ周波数は、キャリヤ周波数よりも低く、駆動周波数よりも低い値にすることにより直流平均電流が検出できる。応答速度は悪くなるが、単なる積分回路でも構成可能である。ファン負荷の如き、慣性モーメントが大きく負荷変動の少ない負荷の場合は、抵抗とコンデンサよりなるCR積分回路により構成してもほとんど問題はない。
1シャント電流検知方式による正弦波電流の従来からの再現方法は、キャリヤ周波数が高い場合や、変調度が大きくなった場合には電流検出不可能領域が出現するので、各位相に対応した瞬時電流を検出する場合には3シャント電流検知方式の方が優れている。しかし、本願発明においてはモータ電流のピーク値を検出するだけでよいので、正弦波電流を再現する必要はなく、1シャント電流検知方式により実現できるので回路構成が簡単となり、かつ過電流検出が容易となる。さらに、インバータ回路のPWM制御を2相変調にするとピーク電流検出が容易となる。勿論、3シャント電流検知方式でも問題はないが価格が高くなる。
制御手段6は、モータ3のピーク電流に相当するインバータ直流ピーク電流Ipが、インバータ回路直流電力Pinとモータ電圧より推定演算して求めるトルク電流目標設定値Iq*となるようにインバータ回路2の出力電圧、あるいは出力周波数を制御するもので、インバータ回路出力周波数を設定する周波数設定手段60と、周波数設定手段60の出力信号ωに応じたインバータ出力電圧比を制御する電圧制御手段61と、ピーク電流検出手段51の出力信号がトルク電流目標設定値Iq*と等しくなるようにインバータ回路出力電圧を補正する補正手段62と、平均電流検出手段52の出力信号idcとモータ誘起電圧推定信号よりモータ負荷トルクを演算推定するトルク電流演算手段63と、トルク電流演算手段63により設定されたトルク電流設定信号Iq*と、ピーク電流検出手段51の出力信号ipを比較し、誤差信号Δipを補正手段62に加える電流比較手段64と、補正手段62の出力電圧制御信号Vδによりインバータ回路2をPWM制御する正弦波PWM制御手段65と、周波数設定手段60の出力信号ωを積分して位相信号θを生成する位相信号生成手段66より構成される。
電圧制御手段61は周波数設定手段60の出力信号ωに比例して出力電圧を制御するもので、通常、周波数ωに誘起電圧定数Keを乗じた値Vf(=Ke×ω)を出力する。
正弦波PWM制御手段65は、電圧信号Vδとインバータ回路2の直流電源電圧Edcに応じてインバータ回路2をPWM制御しモータ3に正弦波電圧を印加するもので、通常は2相変調が用いられる。2相変調にするとモータ相間電圧を3相変調よりも高くできるだけではなく、インバータ回路2のスイッチング損失を減らすことができ、さらに、モータ3のピーク電流検出精度を向上させることができる。周波数設定手段60の出力信号ωに誘起電圧定数Keを乗じた電圧Vfに補正電圧ΔVδと起動電圧Vsを加えた制御電圧Vδに応じた電圧がモータ3に印加するように正弦波PWM制御手段65を制御する。Vδは数式1より求められる。
Figure 0005012288
モータ各相電圧制御信号は電圧制御信号Vδと電気角θから数式2より求められる。
Figure 0005012288
補正手段62は、電流誤差信号Δipに比例してインバータ出力電圧信号Vδを補正変更し安定化制御するもので数式3に従い補正電圧ΔVδを求めPI制御する。ピーク電流ipが設定値Iq*よりも増加すると(Δipは負になるので)出力電圧を低下させ、ピーク電流ipが設定値Iq*よりも低下すると(Δipは正になるので)逆に出力電圧を増加させる。
Figure 0005012288
数式3において、Kpは比例定数、Kiは積分定数である。
モータトルク電流Iqは、インバータ回路入力電力(Pin=Edc×Idc)をモータ誘起電圧(Em=Ke×ω)で除した値となるので、数式4より求められる。
Figure 0005012288
数式4において、kは効率に相当する定数である。また、制御信号Vfは誘起電圧Emに対応した信号となる。
図2は本発明の制御方法を示す非突極性モータ(SPMSM)のベクトル図であり、モータのロータ磁石軸座標(d−q座標)とモータ印加電圧軸座標(γ−δ座標)の関係を示している。モータ印加電圧軸座標(γ−δ座標)はロータのd−q座標よりも負荷角δ進角し、モータ印加電圧(=インバータ回路出力電圧)Vaはδ軸電圧と等しく、δ軸のみ制御するため、Va=Vδ、Vγ=0となるので座標逆変換は不要であり、数式2より演算できる。モータ誘起電圧Emはq軸上となるので、モータ電流Iのベクトルは、定格負荷でq軸電流Iqとほぼ等しく、あるいは多めとなるように設定する。モータ電流ベクトルIはq軸より位相β遅れて表示している。モータ印加電圧Vaはモータ誘起電圧Emよりも大きくなる。位相φはモータ印加電圧Vaと電流Iの位相(力率角)を示している。負荷トルクが一定ならばIq一定となるので、モータコイル電圧ベクトルωLIは1点鎖線上となり、q軸と平行となるベクトル関係(I=Iq)で最大効率運転(β=0)となり、その時のモータ印加電圧をVa0とすると、モータ印加電圧VaがVa0よりも小さくなると進み角となり、モータ印加電圧VaがVa0よりも大きくなると遅れ角となる。
無効電流Iγ、有効電流Iδは、電流ベクトルIをγ−δ座標系に分解したもので、有効電流Iδは数式5より求めることができる。
Figure 0005012288
数式5においてkdは効率に相当する補正係数である。モータ印加電圧Vaは、インバータ出力電圧制御信号Vδより求めた変調度とインバータ回路直流電源電圧Edcより求めることができる。よって、数式5よりインバータ回路直流平均電流Idcを変調度で徐するとIδを求めることがわかる。トルク電流Iqと有効電流Iδは非常に近い値となるが、Iqは誘起電圧定数Keのバラツキの影響を受けるため、検知精度はIδが優れている。しかし、ピーク電流設定値(=トルク電流設定値Iq*)は、実際のトルク電流よりも大きめに設定するとより安定となるので、数式4より求めたIqを使う方が安定性がよい。
図3は2相変調時のPWM信号とシャント抵抗電圧波形を示す。
図3においてvcは三角波キャリヤ信号、vu、vvはそれぞれu相、v相の変調信号、up、vp、wpはUVW各相の上アーム制御信号、Vshはシャント抵抗電圧波形を示す。w相下アームトランジスタは強制的に導通させるので、w相変調信号は示していない。
2相変調においてモータピーク電流が現れるパターンは、図3に示すように1相の上アームのみオンしている区間(t0〜t2、t4〜t5)、あるいは2相の上アームがオンしている区間(t5〜t7)に現れる。2相変調は3相変調と異なり2相のみPWM制御されるのでピーク電流が現れる区間が広くなるのでピーク電流検出が容易となる。
図4は、UVW各相の2変調信号波形と各相電流がシャント抵抗に現れる位相を示している。0から1/3πまでの区間はW相電流IwとV相電流Iv、1/3πから2/3πまでの区間はU相電流IuとV相電流Iv、2/3πからπまでの区間はU相電流IuとW相電流Iwと、順次各相電流が現れる。電流ピーク値が現れる区間は図の矢印で示しているように、各相の中性点からの電圧がピークとなる位相から30度遅れるので、2相変調の2つのピーク近傍で正と負の各相電流のピーク値が出現する。すなわち、区間0から1/3πはIwのピーク値、区間1/3πから2/3πはIvのピーク値、区間2/3πからπまではIuのピーク値と、1周期で計6回ピーク値が出現する。電流位相が電圧位相よりも30度遅れた場合にはピーク電流の検出は容易であるが、60度遅れるとパルス幅が狭くなって電流検出が困難となることを示している。しかしながら、IPMSMの場合には、電圧位相と電流位相の力率角φは小さくなるので、電流ピーク値の検出は容易であり、SPMSMの場合は進角の程度はわずかに設定するので力率角φが大きくなる場合は非常にまれであり、実用上ほとんど問題は発生しない。
1シャント電流検知方式で、かつ、電圧増幅器とピークホールド回路より構成する方式は、ハードウェア構成が簡単なだけではなくプロセッサのソフトウェアにも負担が少なく簡単となる特長がある。また、電流検出するA/D変換タイミングは、インバータ回路のスイッチングトランジスタが全てオン又はオフしているキャリヤ信号の谷、あるいはピーク(図3のt0、t3、t6)でよく、電流検出が簡単で、かつ、ノイズにも強い特長がある。
以上述べたように、実施の形態1は本発明の基本方式を説明したものであり、インバータ回路直流電流ピーク値Ipを検出して、ピーク値Ipが目標設定値Iq*となるようにインバータ回路出力電圧を補正するもので、インバータ回路直流電流平均値とモータ誘起電圧、あるいはモータ印加電圧より求めたトルク電流Iqを目標設定値Iq*とし、ピーク電流Ipとトルク電流設定値Iq*との誤差信号Δipによりインバータ出力電圧を補正してピーク電流Ipがトルク電流設定値Iq*と等しくなるように制御する。このように制御すると、モータ電流は負荷トルクに応じて制御され、常に最大効率運転制御される。
なお、実施の形態では電圧制御について示したが、インバータ出力電圧一定で誤差信号Δipによりインバータ周波数を補正し負荷角δを直接制御することによりモータ電流Iを制御することができる。ファンやポンプ負荷などの回転数低減負荷では、回転数の2乗でトルクが変化するので制動係数が大きく、電圧制御だけでも安定化制御が可能となる。定トルク負荷の場合などでは電圧制御では少し乱調が発生するが、周波数制御すると制動係数は大きくなるので制御安定性に優れ、乱調はほとんど発生しなくなる。しかし、負荷に応じて回転数が変動する課題がある。
数式4、数式5に示したように、トルク電流Iq、あるいは有効電流Iδを求めるためには、インバータ回路直流平均電流Idcだけではなく直流電源電圧Edcも検出する必要がある。しかし、通常、小型モータの場合には直流電源電圧Edcは一定で、かつ、予めわかっているので検知する必要がなく、プロセッサのトルク推定演算係数だけ変更すればよい。
家庭用の交流電源を整流して直流電源を構成する場合や、直流電源電圧の変動が大きい場合には、直流電源電圧検知手段が必要となることは言うまでもない。また、V/f制御によるモータ制御においては、直流電源電圧変動が大きい場合、直流電源電圧Edcを検知して変調度を制御する必要があり、直流電源電圧検知手段は必須となるが、詳細は省略する。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2におけるモータ駆動装置のブロック図を示すものである。
実施の形態1は、電圧制御について主に説明したが、実施の形態2は電圧と周波数制御を併用した制御方法について説明する。よって、重複する部分についての説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図5において、補正手段62Aは電圧補正手段62aと周波数補正手段62bより構成され、ピーク電流信号ipとトルク電流目標設定Iq*との誤差信号Δipにより、インバータ出力電圧Vδとインバータ出力周波数ω1が補正される。インバータ出力電圧の補正は、実施の形態1で述べたように数式1、数式3により表される。インバータ出力周波数ω1の補正は数式6により表される。
Figure 0005012288
ここで、Kfは周波数比例定数で、周波数補正は比例制御で安定化できることを示している。ちなみに、電圧制御のみの場合は前述したように比例積分制御で安定化できる。
周波数補正手段62bは、電流誤差信号Δipに比例してインバータ出力周波数ω1を補正変更し安定化制御するもので数式6に従い補正周波数Δωを求め比例制御する。ピーク電流ipが設定値Iq*よりも増加すると(Δipは負になるので)出力周波数ω1を低下させ、ピーク電流ipが設定値Iq*よりも低下すると(Δipは正になるので)逆に出力周波数ω1を増加させる。等しければ、Δωは零となり、駆動周波数ω1は指令値ωに等しくなる。本発明による周波数補正制御方法の特長は、駆動周波数ω1が周波数設定値ωと必ず等しくなるのでモータ回転数がオープンループ制御できる点にある。比例ゲインKfを大きくするほど周波数偏差を減らすことができる。
トルク電流目標設定Iq*の初期値は、予測最大値に設定し、起動後トルク電流推定演算値が安定してから目標値を切り換える制御となるが、詳細は省略する。目標値の切り換えは滑らかにしないと不安定となるので滑らかな切り換え制御が必要がある。
後ほど詳しく述べるように、電圧制御、周波数制御とも安定化と制御範囲を限定するために制御リミッターを設ける。それぞれのリミッターの制限幅により電圧制御優先、あるいは周波数制御優先かが決定される。電圧制御幅を大きくし、周波数制御幅を狭くすると電圧制御優先となり、逆に、電圧制御幅を狭く、あるいは、電圧制御範囲を限定し、周波数制御幅を広くすると周波数制御優先となる。モータがIPMSMの場合には、進み角制御にして電圧飽和を抑え、効率を高くする必要があるので、周波数制御優先となる。モータがSPMSMの場合には、モータ電流ベクトルをq軸と同相にする必要があるので電圧制御優先制御となる。以上説明したように、本発明による制御方法は、電圧制御方式、周波数制御方式、電圧・周波数制御併用方式が考えられ、電圧・周波数併用方式においては、前述したように電圧優先制御と周波数優先制御の2通りの方式が存在する。
図6は、図5に示した制御手段6Aの詳細なブロック図を示す。
以下、制御手段6Aの詳細なブロック図について説明を行う。
電圧補正手段62aは、誤差信号Δipをフィードバック制御するPI制御部620a、電圧リミッター621a、電圧加算部622aより構成される。電圧加算部622aは、モータ誘起電圧に相当する電圧制御信号Vfに補正電圧ΔVδを加算し、正弦波PWM制御手段65に制御信号Vδを加える。電圧リミッター621aは、電圧制御範囲を制限するもので、電圧優先制御によりピーク電流Ipを制御する場合には大きくし、周波数優先制御により制御する場合には制御範囲を小さくする。
周波数設定手段60の出力信号ωと誤差信号Δipは周波数補正手段62bに加えられる。周波数補正手段62bは、誤差信号Δipに比例した信号を演算する比例部620bと、周波数設定信号ωの加算部621b、周波数設定信号ωの周波数比例演算部622b、比例部620bの出力信号(Kf・Δip)と周波数比例演算部622bの出力信号(K・ω)の積を演算する掛け算部623bからの信号Δω0を周波数リミッター624bを介して加算部621bに加える。比例部620bの比例定数Kfは1〜50程度に設定し、周波数比例演算部622bの比例定数Kは、起動時に掛け算部623bからの出力信号Δω0がほとんど零となり、定常時にKf・Δipとなる1よりも小さな値を選ぶ。周波数補正手段62bの出力信号ω1は位相信号生成手段66に加えられ積分して位相信号θを生成し、位相信号θは正弦波PWM制御手段65の正弦波生成部65aに加え3相正弦波信号vu、vv、vwを生成し、PWM制御手段65bを介して3相PWM信号up、un、vp、vn、wp、wnを発生させる。PWM制御手段65bは、図3に示したようにキャリヤ信号発生部、信号比較部、デッドタイム挿入部(いずれも図示せず)等より構成されるが詳細は省略する。
周波数補正手段62bは、負荷変動時の乱調防止を行うだけではなく、進み角制御の場合には制御電圧をほぼ一定に設定し、かつ、モータ誘起電圧とほぼ同等のインバータ出力電圧に設定して周波数制御によりピーク電流Ipを制御することにより周波数優先制御方式となる。
図7はモータ起動時のインバータ制御電圧、周波数、及び周波数補正ゲインの制御方法を示す。
起動開始してから目標回転数まで直線的に駆動周波数と周波数に応じた印加電圧を増加させる、いわゆるV/f制御を行い、周波数補正ゲインKfは駆動周波数に比例して増加させる。モータ電流設定値は一定にして電圧制御により起動制御させると起動が容易となる。ファン、あるいはポンプ負荷の場合には、駆動周波数に応じて電流設定値を変更させると高効率運転制御ができる。また、突極性モータはq軸よりも電流進角させるとリラクタンストルクが大となるので、進み角制御するためには設定電流Iq*を周波数に比例して大きくするとよい。
また、目標回転数に達するまでの起動時間tsは、負荷の慣性モーメントに応じて変化させることにより乱調を減少させることができる。すなわち、慣性モーメントが大きいほど起動時間tsを長くすると乱調を低くすることができる。
駆動周波数に応じて周波数補正ゲインKfを変更することにより、起動低速時におけるモータ回転数変動を低下させることができるので、起動時には周波数制御ゲインをほぼ零に設定し、電圧補正手段62aにより定電流制御を行い、起動後電圧補正手段62aの制御信号ΔVδを小さくし、周波数補正手段62bにより定電流制御することによりモータ電流を正弦波に近づけて起動を容易にすることができる。図7のKfaに示すように、時間に比例して直線的に周波数制御ゲインを上げず、起動初期の周波数制御ゲインはほぼ零に設定し、Kfbに示すように起動途中から制御ゲインを大きくしてもよい。なお、周波数比例制御ゲインを大きくし過ぎると異常発振し易くなり、かつ、ノイズに弱くなるので、電圧補正手段62aと周波数補正手段62bそれぞれにローパスフィルターやリミッターを適宜設けるとよい。なお、周波数補正手段62bに遅れ要素や積分要素を加えると乱調が抑制できず、逆に乱調が大きくなるので比例制御とフィルターおよびリミッターの組み合わせにする。
図8は突極性モータ(IPMSM)のベクトル図を示す。
突極性モータは、リラクタンストルクを利用するため進み角制御する必要があり、一般的にq軸よりも電流位相を30度進角させると最大効率運転になるとされている。進み角βを大きくするために負荷角δ(δ=φ+β)を大きくする必要があり、本発明による出力電流一定方式はインバータ出力電圧を誘起電圧とほぼ同等、あるいは誘起電圧よりも小さく設定し、電流Iを大きく設定することにより負荷角δを大きくすることができる。
図6において、トルク電流演算手段63は、トルク電流推定信号を目標設定値とする電流設定手段630、直流電源電圧Edcを検出する直流電圧検知手段631、直流電圧信号と直流平均電流信号の積よりモータ入力電力を演算する電力演算部632、電力信号pinをモータ誘起電圧で除しトルク電流を推定するトルク電流推定部633、電圧制御手段61の出力信号、あるいは、インバータ出力周波数からモータ誘起電圧を推定演算するモータ誘起電圧推定部634、トルク電流推定部633の出力信号を平均化して遅延させ電流設定手段630に出力する1次遅れフィルター部635より構成される。
トルク電流演算手段63によって設定される目標設定値Iq*は、モータがIPMSMの場合には、図8からもわかるように力率角φが小さくなるので、有効電流Iδを設定するとよい。しかし、IPMSMの場合、進み角制御するのでインバータ出力電圧Vaはモータ誘起電圧Emとほぼ等しく設定するため、結果的に数式4と数式5はほぼ等しくなる。
以上実施の形態2に述べたように、電圧補正手段と周波数補正手段によりインバータ回路出力電圧と出力周波数を制御することにより乱調を減らしモータ回転数を安定化制御できるので、トルク変動の大きい負荷、あるいは、モータがIPMSMにおいても所定回転数で回転制御できる。特に、トルク変動が生じた場合、トルク電流演算手段63の出力信号が1次フィルター処理によりわずかに遅れても周波数補正手段62bにより安定化が計れるので、トルク変動に対しても滑らかな応答特性が得られる。
さらに、電圧補正手段と周波数補正手段のそれぞれの制御リミッターを調整することによりq軸からの位相を制御できるので負荷トルクあるいはモータに応じた最適制御が可能となる。
以上述べたように、本発明によれば、モータピーク電流に対応したインバータ回路直流ピーク電流Ipがモータトルク電流Iq、あるいは、有効電流Iδとほぼ等しくなるようにインバータ回路出力電圧、あるいは出力周波数を制御するようにしたので、γ−δ軸とd−q軸の位相関係が負荷に応じて最適設定できるので最大効率運転が可能となる。
特に、無負荷から定格負荷までモータ負荷が大きく変動しても、負荷トルクに応じた電流制御が可能なので低出力でも出力電流を減らすため高効率制御が可能となる。また、座標変換しないV/f制御で、かつ、ピークホールド数式1シャント方式なので、高速演算や高速A/D変換器を必要とせず低価格のプロセッサによりセンサレス正弦波駆動が実現でき、さらに、簡単で低価格の電流センサにより実現できるので部品点数が少なく低価格、高信頼性、高性能のセンサレス正弦波駆動が可能となる。また、従来のセンサレス正弦波駆動方式はモータパラメータや制御パラメータが多くてモータバラツキ、モータ温度特性、パラメータのチューニング等の課題があったが、本発明はモータパラメータや制御パラメータが少なく、チューニングも簡単となりプロセッサのソフトウェア開発が容易となる特長がある。
さらに、オープンループ方式による回転数制御なので、回転数制御が容易でかつ回転数変動が少ないため、負荷トルク変動や電源電圧変動に対しても回転数変動が少ない特長があり、高性能の回転数制御を実現できる。
以上のように、本発明のモータ駆動装置は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路により永久磁石モータをセンサレス正弦波駆動し、モータ電流のピーク値に相当するインバータ回路直流電流ピーク値とモータ出力に相当するインバータ回路直流平均電流を検知してモータ電流がトルク電流とほぼ等しくなるようにインバータ回路出力電圧、あるいは、インバータ出力周波数を制御するものであるから、永久磁石モータを駆動するほとんどのモータ駆動装置に適用可能であり、回転数変動の少ないスピンドルモータ、ファンモータ、ポンプモータ、食器洗い機の洗浄ポンプ駆動装置や洗濯機のモータ駆動装置、掃除機のモータ駆動装置、換気扇や燃焼機等のファンモータ駆動装置、空気調和機や冷蔵庫の圧縮機モータ駆動装置などに適用できる。さらに、制御プログラムが簡単でプロセッサへの負担が少ないのでヒートポンプ式洗濯乾燥機や空気調和機の如き複数モータ同時駆動方式にも適用できる。また、プロセッサ無しでも実現できるので、センサレス正弦波駆動用1チップモータ制御集積回路やパワー半導体と駆動回路が一体となったインテリジェントパワーモジュール(IPM)、あるいは、センサレス正弦波駆動用1チップインバータを容易に実現できる。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図 同モータ駆動装置の制御ベクトル図 同モータ駆動装置のシャント抵抗電圧波形と電流検知タイミング図 同モータ駆動装置の2相変調時の電流検知タイミング図 本発明の実施の形態2におけるモータ駆動装置のブロック図 同モータ駆動装置の制御手段の詳細なブロック図 同モータ駆動装置の起動制御方法図 同モータ駆動装置の突極性モータの制御ベクトル図
1 直流電源
2 インバータ回路
3 モータ
4 モータ負荷
5 電流検出手段
6 制御手段
51 ピーク電流検出手段
52 平均電流検出手段
60 周波数設定手段
61 電圧制御手段
62 補正手段
63 トルク電流演算手段
65 正弦波PWM制御手段

Claims (1)

  1. 直流電源と、前記直流電源の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動される永久磁石モータと、前記モータにより駆動される負荷と、前記インバータ回路の直流電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の出力信号により前記インバータ回路を制御して前記モータを正弦波駆動する制御手段よりなり、前記電流検出手段は前記インバータ回路の直流電流ピーク値を検出するピーク電流検出手段と、前記インバータ回路の平均電流に応じた電流を検出する平均電流検出手段よりなり、前記制御手段は、前記インバータ回路の出力周波数を設定する周波数設定手段と、前記周波数設定手段の出力信号に比例して前記インバータ回路出力電圧を制御する電圧制御手段と、前記平均電流検出手段の出力信号よりモータ負荷トルクに応じた電流を演算するトルク電流演算手段と、前記インバータ出力電圧を補正する電圧補正手段と、前記インバータ出力周波数を補正する周波数補正手段と、前記インバータ回路にPWM信号を加える正弦波PWM制御手段よりなり、前記ピーク電流検出手段より検出したピーク電流検知信号が前記トルク電流演算手段より演算したトルク電流信号目標値と等しくなるようにインバータ回路出力電圧を比例積分制御すると同時に、前記ピーク電流検知信号と前記トルク電流信号目標値との誤差信号により前記インバータ回路の出力周波数を補正するようにしたモータ駆動装置。
JP2007197093A 2007-07-30 2007-07-30 モータ駆動装置 Expired - Fee Related JP5012288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007197093A JP5012288B2 (ja) 2007-07-30 2007-07-30 モータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007197093A JP5012288B2 (ja) 2007-07-30 2007-07-30 モータ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009033913A JP2009033913A (ja) 2009-02-12
JP5012288B2 true JP5012288B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40403799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007197093A Expired - Fee Related JP5012288B2 (ja) 2007-07-30 2007-07-30 モータ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5012288B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5532693B2 (ja) * 2009-06-17 2014-06-25 富士電機株式会社 誘導電動機の制御装置
JP5659639B2 (ja) * 2010-09-03 2015-01-28 富士電機株式会社 モータ駆動装置
JP6476992B2 (ja) 2015-02-24 2019-03-06 株式会社リコー 負荷トルク推定装置、画像形成装置、負荷トルク推定方法及びプログラム
JP2016192039A (ja) 2015-03-31 2016-11-10 アズビル株式会社 流量制御弁

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3646480B2 (ja) * 1997-07-11 2005-05-11 株式会社日立製作所 インバータの制御方法
JP3668870B2 (ja) * 2001-08-09 2005-07-06 株式会社日立製作所 同期電動機駆動システム
JP2006078095A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009033913A (ja) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100459958B1 (ko) 모터의 제어장치
JP3684203B2 (ja) モータ制御装置
JP4604777B2 (ja) モータ駆動装置
JP4983322B2 (ja) モータ駆動装置
JP3783159B2 (ja) 同期電動機の駆動制御装置
JP3843391B2 (ja) 同期電動機駆動装置
JP2001037281A (ja) 電動機のトルク制御装置
JP4735638B2 (ja) モータ駆動装置
JP2002247876A (ja) インバータ装置、圧縮機制御装置、冷凍・空調装置の制御装置、モータの制御方法、圧縮機、冷凍・空調装置
JP5012288B2 (ja) モータ駆動装置
JP4983457B2 (ja) モータ駆動装置
JP4983393B2 (ja) モータ駆動装置
US10270380B2 (en) Power converting apparatus and heat pump device
JP5250603B2 (ja) モータ制御装置
JP6608031B2 (ja) 電力変換装置および空調装置
JP2010098854A (ja) モータの制御装置とそれを用いた冷凍装置および空調装置
JP4983331B2 (ja) モータ駆動装置
JP4983358B2 (ja) モータ駆動装置
JP2005110470A (ja) 電動機の運転制御装置
JP2005348569A (ja) モータ駆動装置
JP5012229B2 (ja) モータ駆動装置
JP6354523B2 (ja) 電動機の制御装置
JP4798066B2 (ja) モータ駆動装置
JP7468669B2 (ja) 電動機の制御方法及び制御装置
JP7464513B2 (ja) 交流モータ制御装置、および、それを用いた掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees