JP5007800B2 - 育毛剤 - Google Patents

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Description

本発明は、有効成分の経皮吸収性を向上させる皮膚外用剤組成物に関し、特に、養育毛効果のある有効成分を配合した場合、この有効成分の経皮吸収性を向上させることにより、育毛効果をより有効に発揮できる皮膚外用剤組成物に関するものである。
表皮は、体外からの異物進入を阻止する構造になっている。このため、皮膚上に有効成分を塗布しただけでは、表皮の角質層のバリア機能により、有効成分は十分に経皮吸収されない。特に、有効成分が育毛成分である場合、その効果は皮膚内部への浸透により発現することから、育毛成分の効果を増強するには有効成分の皮膚透過率を向上することが重要である。特に、難溶性物質を使用する場合、その経皮吸収性を向上させるために、組成面での工夫が重要である。従来から、皮膚透過率を改善するために、各種経皮吸収促進剤が提案されている。
上記経皮吸収促進剤として、例えば、界面活性剤、各種油剤、テルペン類等が提案されている。具体的には、皮膚外用剤における薬剤の浸透剤として、分岐脂肪酸及びアルコールを用いる技術(特許文献1:特開平2−207018号公報)、美白成分の吸収性向上のためにポリエチレングリコールを用いる技術(特許文献2:特開2001−106621号公報)、さらには育毛剤の有効成分である奇数鎖脂肪酸グリセライドの吸収性向上のために、偶数炭素鎖長脂肪酸のモノ又はジエステルを用いる技術(特許文献3:特開平4−66516号公報)が提案されている。しかしながら、従来技術として開示されている経皮吸収性の向上手法では、十分な浸透効果を得るためには多量の配合が必要となり、べたつき等使用感の劣化が生じるとともに、育毛成分の効果を依然十分に発揮するには至っておらず、さらに経皮吸収性を向上させた皮膚外用剤が望まれていた。
特開平2−207018号公報 特開2001−106621号公報 特開平4−66516号公報 特開2004−107225号公報 特開平11−349451号公報 特開2003−335629号公報 特開2005−35903号公報 特開2004−339148号公報
本発明は、有効成分の経皮吸収性を向上させる皮膚外用剤組成物、特に、有効成分に養育毛有効成分を用いることにより、優れた養育毛効果を発揮する皮膚外用剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、有効成分を含有する組成物に、(A)ポリエチレングリコール、(B)一価アルコール脂肪酸エステル及び(C)25℃で液状であり、分子中に水酸基を有するエステル類を配合することにより、配合した有効成分の経皮吸収が促進されることを知見した。特に、養育毛効果を有する有効成分を配合した場合は、その養育毛効果を有する有効成分の経皮吸収性を向上させ、優れた養育毛効果を発揮することを知見した。
従って、本発明は以下の育毛剤を提供する。
[1].ペンタデカン酸グリセリドと、下記(A)、(B)及び(C)成分とを含有する育毛剤。
(A)平均分子量300〜600のポリエチレングリコール
(B)オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル及びパルミチン酸イソプロピルから選ばれる1種又は2種以上
(C)モノオクタン酸プロピレングリコー
[2].(A)成分の配合量が0.01〜10質量%であり、(B)成分の配合量が0.01〜15質量%であり、(C)成分の配合量が0.1〜10質量%である[1]記載の育毛剤。
[3].(A)/成分(C)の質量比が1/500〜10/1である[1]又は[2]記載の育毛剤。
[4].さらに、(D)フキタンポポエキス、ベニバナエキス、タイソウエキス、クワエキス及び紅茶エキスから選ばれる1種又は2種以上の植物エキスを含有する[1]〜[]のいずれかに記載の育毛剤。
[5].さらに、(E)ブタン、プロパン、イソブタン、液化石油ガス及びジメチルエーテルから選ばれる可燃性ガス及び/又は(F)窒素ガス、酸素ガス、炭酸ガス及び亜酸化窒素ガスから選ばれる圧縮ガスを含有し、エアゾール剤である[1]〜[]のいずれかに記載の育毛剤。
[6].ジメチルエーテルを20〜50質量%及び窒素ガス0.01〜5質量%を含有し、25℃におけるエアゾール中の内圧が0.3〜0.8MPaである[]記載の育毛剤。
本発明の皮膚外用剤組成物によれば、含有する有効成分の経皮吸収性を向上させることができる。
本発明の試験に用いるフランツ型拡散セルの斜視図である。 フランツ型拡散セルを用いた試験方法を説明した説明図である。
符号の説明
1 フランツ型拡散セル
2 ドナー
3 レセプター
4 撹拌子
5 背部剥離皮膚
本発明の皮膚外用剤組成物は有効成分を含有する。有効成分としては、皮膚用及び頭皮用有効成分であれば、特に限定されないが、細胞賦活剤、ビタミン類、ホルモン類、血管拡張剤、アミノ酸類、抗炎症剤、殺菌剤、角質溶解剤等を挙げることができる。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。具体的には、細胞賦活剤としては、ペンタデカン酸グリセリド、ヒノキチオール、フォルスコリン、トランス−3,4’−ジメチル−3−ヒドロキシフラバノン等、ビタミン類としては酢酸トコフェロール等のトコフェロール類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パルミチン酸レチノール、β−カロチン、カルシフェロール、葉酸、ビオチン、D−パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、パントテン酸カルシウム、パントテニルエチルエーテル、アスコルビン酸等、ホルモン類としては、エストラジオール等、血管拡張剤としては、ミノキシジル、センブリ抽出液等、アミノ酸類としては、アルギニン、アスパラギン酸、メチオニン、セリン、グリシン、グルタミン酸、シスチン等、抗炎症剤としては、β−グリチルレチン酸、グリチルリチン酸類、塩酸ピリドキシン等、殺菌剤としては、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトンオラミン等が挙げられる。有効成分としては、養育毛有効成分であるペンタデカン酸グリセリド、酢酸トコフェロール、ニコチン酸アミド、パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ヒノキチオール、センブリ抽出液、β−グリチルレチン酸及びフォルスコリンから選ばれる1種又は2種以上が好ましい。
有効成分の含有量は、配合する有効成分の有効量であるが、通常、皮膚外用剤組成物中0.001〜10質量%であり、0.005〜5質量%が好ましい。
本発明の(A)成分はポリエチレングリコールである。ポリエチレングリコールとしては、下記一般式(1)で表されるものを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
HOCH2(CH2OCH2nCH2OH (1)
(式中、nは整数を示す。)
ポリエチレングリコールの好ましい平均分子量(化粧品原料基準収載のポリエチレングリコール200の平均分子量試験法を準用)の範囲は、200〜1,000、より好ましくは300〜600である。具体的には、化粧品原料基準に準拠したポリエチレングリコール200、300、400、600、1,000が好ましく、より好ましくは、300〜600が挙げられる。1,000より大きいと、目的とする効果が得られない場合がある。
(A)成分のポリエチレングリコールの配合量は、皮膚外用剤組成物中0.001〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.01〜10質量%である。配合量が0.001質量%未満だと満足な経皮吸収促進効果が発揮されない場合があり、また、20質量%を超えても、それ以上の効果は発揮されない場合がある。
本発明の(B)成分は一価アルコール脂肪酸エステルであり、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。一価アルコール脂肪酸エステルとは、一価のアルコールと脂肪酸とのエステル化合物である。一価アルコール脂肪酸エステルとしては、ラウリン酸イソステアリル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸イソブチル、パルミチン酸メチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸ブチル、パルミチン酸イソブチル、パルミチン酸オクチル、イソパルミチン酸オクチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸バチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル等が挙げられる。
(B)成分の一価アルコール脂肪酸エステルの配合量は、その種類によって、また、製剤のタイプにより適宜調整されるが、皮膚外用剤組成物中0.01〜15質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜10質量%である。配合量が0.01質量%未満では、本発明の効果が発揮されない場合があり、15質量%を超えて配合しても、通常それ以上の効果には差がないが、皮膚外用剤の安定性を阻害する場合がある。
本発明の(C)成分は、25℃で液状であり、分子中に水酸基を有するエステル化合物であればよい。(C)成分としては、例えば、ヒドロキシ酸とアルコール等の水酸基を含む化合物とのエステル化合物であるヒドロキシ酸エステル、多価アルコールと酸である脂肪酸等のカルボキシル基を含む化合物とのエステル化合物である多価アルコールエステルであって、それぞれ分子中に1つ以上水酸基を有するエステル化合物が挙げられる。
ヒドロキシ酸としては、グリコール酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、イソプレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール等が挙げられる。
(C)成分としては、具体的には、モノオクタン酸プロピレングリコール、モノデカン酸プロピレングリコール、コハク酸ポリプロピレングリコール、クエン酸イソプロピル、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、クエン酸トリエチルヘキシル、クエン酸オクチルドデシル、クエン酸アセチルトリブチル,2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、デカン酸ネオペンチルグリコール、乳酸イソステアリル、乳酸オクチルドデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、乳酸ラウリル、リンゴ酸イソステアリル、リンゴ酸ジイソステアリル等を例示することができる。
本発明の(C)成分としては、モノオクタン酸プロピレングリコール、ヒドロキシ酸のモノエステルが好ましく、ヒドロキシ酸のモノエステルとしては具体的に、乳酸イソステアリル、乳酸オクチルドデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、乳酸ラウリル、クエン酸イソプロピル、クエン酸オクチルドデシル、リンゴ酸イソステアリル等が挙げられる。
(C)成分のエステル類は1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。その配合量は適宜調製し得るが、皮膚外用剤組成物中0.01〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜10質量%である。配合量が0.01質量%に未満だと、目的の効果が十分に発揮されない場合があり、20質量%を超えても通常それ以上の効果は発揮されず、べたつき等使用感に悪影響を与える場合がある。
本発明の皮膚外用剤組成物は、上記有効成分の経皮吸収促進を図るものであるが、この効果を最大限に発揮する配合割合は、成分(A)/成分(C)の質量比が1/500〜10/1が好ましく、より好ましくは1/100〜5/1である。
本発明の皮膚外用剤組成物には、育毛効果の点から、(D)フキタンポポエキス、ベニバナエキス、タイソウエキス、クワエキス及び紅茶エキスから選ばれる1種又は2種以上の植物エキスを配合することが好ましい。これらの植物エキスのなかでも、フキタンポポエキス、ベニバナエキスが好ましい。
これらの植物エキスは、市販品あるいは公知の方法によって得られたものを使用することができる。この場合、抽出に用いる溶媒としては、水;メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;プロピレングリコール、ブチレングリコール等の多価アルコール類等が挙げられ、これらを1種単独で又は2種以上混合溶媒として用いることができる。
前記抽出工程における各種条件は、特に制限されるものではないが、通常、抽出原料と前記抽出溶媒との比率は、質量比で抽出原料:抽出溶媒=1:2〜1:50程度の範囲が好ましく、抽出温度としては、5〜80℃の範囲で、1時間〜1週間、抽出溶媒に浸漬あるいは撹拌することによって行うと好適である。なお、抽出pHは、極端な酸性又はアルカリ性でなければ、特に制限はない。
前記抽出溶媒が、水、エタノール、水/エタノール(含水エタノール)等の非毒性の溶媒である場合は、抽出物をそのまま用いてもよく、あるいは希釈液として用いることができる。また、前記抽出物を濃縮エキスとしてもよく、凍結乾燥等により乾燥粉末物にしたり、ペースト状に調製してもよい。なお、他の溶媒を用いた場合は、溶媒を留去後、乾燥分を非毒性の溶媒で希釈して用いることが望ましい。
(D)植物エキスの配合量は、特に制限されるものではないが、通常、皮膚外用剤組成物中(抽出エキスの場合、抽出物として)0.01〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜10質量%である。
本発明の皮膚外用剤組成物には、上記必須成分の他に、その使用目的等に応じ、本発明の効果を損なわない範囲で、任意成分を配合することができる。そのような任意成分としては、例えば、水、アルコール、非イオン性界面活性剤、糖質系界面活性剤、その他の界面活性剤、セルロース類、油脂類、高分子樹脂、色剤、香料、紫外線吸収剤及び角質溶解剤等を挙げることができる。
界面活性剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノ又はイソステアレート、グリセリン脂肪酸エステル等、セルロース類としては、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等、油脂類としては、サフラワー油、月見草油、ホホバ油等、高分子樹脂としては、両性、カチオン性、アニオン性及びノニオン性ポリマー等、紫外線吸収剤としては、メトキシケイ皮酸オクチル(ネオヘリオパンAV;Haamann&Reimer社商品名)、オキシベンゾン、ウロカニン酸等、角質溶解剤としてはサリチル酸、レゾルシン等が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤組成物に香料を配合する場合、使用される香料は、特開2003−95895号公報に記載した香料、香料組成物に準じ、香料組成物を配合する場合、皮膚外用剤組成物全量に対して、香料組成物が0.00001〜50質量%となるように配合すると好適であり、より好ましくは0.0001〜30質量%である。
本発明の皮膚外用剤組成物は毛髪化粧料、特に育毛剤として好適である。皮膚外用剤組成物は、常法に従って調製することができ、均一溶液、ローション、ジェル等の形態にすることができる。また、本発明の皮膚外用剤組成物は、エアゾールの形態をとることができ、その場合には、上記の成分以外に、n−プロピルアルコール又はイソプロピルアルコール等の低級アルコール、(E)ブタン、プロパン、イソブタン、液化石油ガス及びジメチルエーテルから選ばれる可燃性ガス、(F)窒素ガス、酸素ガス、炭酸ガス及び亜酸化窒素ガスから選ばれる圧縮ガスを配合することができる。これらの配合により、保存安定性、特に低温保存安定性が向上する。(E)可燃性ガス、(F)圧縮ガスは1種単独で又は2種以上を併用してもよく、(E)可燃性ガス、(F)圧縮ガス単独で用いてもよく、(E)可燃性ガスと(F)圧縮ガスとを併用してもよい。
この中でも、(E)可燃性ガスとしては、液化石油ガス、ジメチルエーテルが好ましく、有効成分の低温溶解安定性の観点から、ジメチルエーテルが特に好ましい。(E)可燃性ガスの配合量は、皮膚外用剤組成物中20〜50質量%が好ましく、より好ましくは30〜45質量%である。この範囲内で良好な低温安定性が得られる。圧縮ガスとしては、窒素ガスが好ましい。(F)圧縮ガスの配合量は、皮膚外用剤組成物中0.01〜5質量%が好ましい。エアゾール剤の長期安定性と使用感の観点から、(E)可燃性ガスと(F)圧縮ガスとを併用するとよい。(E)可燃性ガスと(F)圧縮ガスとの配合質量比は、(E)可燃性ガス/(F)圧縮ガス=95/5〜99/1が好ましく、より好ましくは96/4〜98/2である。ジメチルエーテルと窒素ガスとを併用した場合、その質量比は、ジメチルエーテル/窒素ガス=95/5〜99/1が好ましく、より好ましくは96/4〜98/2である。
エアゾール剤とした場合の内圧は0.3〜0.8MPaが好ましく、より好ましくは0.4〜0.7MPaである。内圧が0.3MPa未満であると、頭皮への当たり心地が弱く、使用実感が損なわれる場合がある。内圧が0.8MPaを超えると、高圧ガスの長期安全性上好ましくない。
なお、内圧は、通常用いられるエアゾール圧力計を用いて測定することができる。エアゾールを所定の恒温水槽に浸漬し、時々上下に振とうしながら一定温度にした後、エアゾール圧力計のアタッチメントをバルブに直接押し当て、表示の停止を確認し、内圧とする。
本発明の皮膚外用剤組成物は、皮膚、特に頭皮の経皮吸収促進効果を有することから、有効成分と、下記(A)、(B)及び(C)成分との混合物からなる経皮吸収促進剤として用いることもできる。特に、ペンタデカン酸グリセリド等の有効成分を配合し、育毛剤として使用した場合、有効成分の経皮吸収性が向上することにより、優れた養育毛効果を発揮すると共に、長時間にわたって有効成分が安定である実用性の高い皮膚外用剤組成物を得ることができ、有効成分の経皮吸収促進剤として有用である。
以下、実施例、参考例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%、比率は質量比を示す。
[実施例1、参考例1〜4、比較例1〜7]
表1,2の組成の、モノペンタデカン酸グリセリド、酢酸トコフェロール、パントテニルアルコールを配合した皮膚外用剤組成物を調製し、下記方法で、これら有効成分の皮膚透過率と育毛効果を評価した。結果を表1,2に併記する。
〈有効成分の皮膚透過率〉
皮膚透過率を図1に示す、ガラス製のフランツ型拡散セルを用いて測定した。フランツ型拡散セルを用いた有効成分の皮膚透過率測定方法を、図1,2を用いて説明する。
あらかじめ毛刈りしたモルモット(HARTLEY系、雌)の背部剥離皮膚(5)(5cm×5cm)を、フランツ型拡散セル(1)(拡散有効膜面積約4cm2)に、角質層側がドナー(2)相、真皮側がレセプター(3)相になるようにはさみ固定した。レセプター(3)側を生理的食塩水で満たした後、撹拌子(4)で撹拌しながら恒温層で32℃に保温した。ドナー(2)(角質層側)に被験試料50μLを添加し、添加24時間後にレセプター(3)内の生理的食塩水をサンプリングした。生理的食塩水中の上記有効成分量を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて定量し、レセプター(3)相中の上記有効成分量(皮膚透過量)を測定した。
各有効成分の2%エタノール溶液(コントロール)の透過量を透過率100%としたときの、各組成物の透過量の相対値(%)を算出した。
各有効成分の定量法について、下記に示す。
(1)ペンタデカン酸モノグリセリド
以下の文献に記載の方法で測定した。
T.Serizawa,T.Onodera,K.Oba(ティー.セリザワ,ティー.オノデラ,ケイ.オオバ):Percutaneous Absorpsion of a Drug into Hair Follicles(パーキュータニオス アブソープション オブ ア ドラッグ イントゥ ヘア フォリクルズ).Exogenous Dermatology(エクソジェナス ダーマトロジー).Curr Prob Dermatol(カレント プロブレムズ イン ダーマトロジー).Basel Karger,1995,vol 22,p.195−200
(2)酢酸トコフェロール
日本薬局方解説書 酢酸トコフェロール定量法に基づいて測定した。
(3)D−パントテニルアルコール
カラム:Inertsil ODS−2
(φ4.6×150mm,ジーエルサイエンス(株)製)
移動相:水/アセトニトリル/1−ヘキサンスルホン酸(2→100)/リン酸混液( 800:100:100:1)
検出器:紫外吸光光度計(測定波長:210nm)
〈育毛効果試験法〉
毛周期の休止期にある生後49日齢のC3H/Heslcマウスの背部を電気バリカン及び電気シェーバーを用いて除毛し、1群10匹として実験に供した。除毛翌日から除毛した背部に被験試料を各0.1mLずつ、1日1回塗布した。各被験試料の発毛効果は、マウス除毛背部の発毛面積を測定し、除毛した面積に対する発毛面積が50%になる日数
を調べた。同様にエタノールのみを塗布した場合の50%発毛率に要する日数を調べ、下記式に基づいて育毛促進日数を算出した。
Figure 0005007800
育毛効果は下記評価基準で評価した。
〈評価基準〉
促進日数 0日以上3日未満 無効
3日以上7日未満 有効
7日以上 著効
Figure 0005007800
Figure 0005007800
本発明の皮膚外用剤組成物(実施例1、参考例1〜4)は、いずれも高い皮膚透過率を示したのに対し、本発明の範囲外の皮膚外用剤組成物(比較例1〜7)は、本発明の皮膚外用剤組成物に比べ、皮膚透過率が低かった。
以下に本発明の皮膚外用剤組成物を実際の製品に適用した実施例、参考例を示す。なお、下記の各実施例、参考例の皮膚外用剤組成物は、それぞれの組成に従って各剤型の常法に準じて調製した。
[実施例
Figure 0005007800
*1:N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
*2:特開2003−113019号公報記載の表2におけるA組成
参考例5
Figure 0005007800
*3:特開2003−113019記載の表2におけるB組成(育毛スプレー)
参考例6
Figure 0005007800
*1:N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
*4:特開2003−113019号公報記載の表2におけるC組成
[参考例
Figure 0005007800
*5:特開2003−113019号公報記載の表2におけるD組成
[参考例
Figure 0005007800
*1:N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
*6:特開2003−113019号公報記載の表2におけるE組成
[実施例
Figure 0005007800
*1:N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
*4:特開2003−113019号公報記載の表2におけるC組成
実施例の育毛スプレーは、−10℃で1ヶ月間保存後も結晶の析出や分離がなく、安定性が良好であった。
[参考例
Figure 0005007800
*5:特開2003−113019号公報記載の表2におけるD組成
参考例の育毛ヘアスプレーは、−10℃で1ヶ月間保存後も結晶の析出や分離がなく、安定性が良好であった。
参考例10
Figure 0005007800
*1:N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
*6:特開2003−113019号公報記載の表2におけるE組成
参考例10の育毛トニックスプレーは、−10℃で1ヶ月間保存後も結晶の析出や分離がなく、安定性が良好であった。
参考例11
Figure 0005007800
*1:N−メタクロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体
参考例12
Figure 0005007800
参考例13
Figure 0005007800
上記実施例2,、参考例5〜13の各種剤型の育毛剤について上記実施例と同様に評価したところ、いずれも高い皮膚透過率、優れた育毛効果を示した。
下記に実施例、参考例及び比較例で使用した原料を示す。
Figure 0005007800

Claims (6)

  1. ペンタデカン酸グリセリドと、下記(A)、(B)及び(C)成分とを含有する育毛剤。
    (A)平均分子量300〜600のポリエチレングリコール
    (B)オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル及びパルミチン酸イソプロピルから選ばれる1種又は2種以上
    (C)モノオクタン酸プロピレングリコー
  2. (A)成分の配合量が0.01〜10質量%であり、(B)成分の配合量が0.01〜15質量%であり、(C)成分の配合量が0.1〜10質量%である請求項1記載の育毛剤。
  3. (A)/成分(C)の質量比が1/500〜10/1である請求項1又は2記載の育毛剤。
  4. さらに、(D)フキタンポポエキス、ベニバナエキス、タイソウエキス、クワエキス及び紅茶エキスから選ばれる1種又は2種以上の植物エキスを含有する請求項1〜のいずれか1項記載の育毛剤。
  5. さらに、(E)ブタン、プロパン、イソブタン、液化石油ガス及びジメチルエーテルから選ばれる可燃性ガス及び/又は(F)窒素ガス、酸素ガス、炭酸ガス及び亜酸化窒素ガスから選ばれる圧縮ガスを含有し、エアゾール剤である請求項1〜のいずれか1項記載の育毛剤。
  6. ジメチルエーテルを20〜50質量%及び窒素ガス0.01〜5質量%を含有し、25℃におけるエアゾール中の内圧が0.3〜0.8MPaである請求項記載の育毛剤。
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