JP2004339148A - 育毛剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ショウガの抽出物を乾燥物換算で0.00005〜0.1%配合し、さらにボタンの抽出物を配合することを特徴とする育毛剤組成物。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、血流促進、育毛、発毛効果に優れ、抜け毛改善、髪のはり、こしを与え、ダメージを回復させ、さらに安全性および溶解性、保存安定性に優れた育毛剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでに、数多くの植物がそのまま、もしくは抽出物等の形で、頭皮や頭髪の悩み解消を目的として利用されてきた。それらの中で、ショウガは、古くから中国において禿頭の治療に外用で用いられており(『中薬大辞典』上海科学技術出版社、1975年)、その抽出物を配合した血流促進剤(特開昭57−95915、特開平6−279301)や育毛剤類(特開昭54−84038、特開昭58−103310、特開昭63−33319、特開昭63−91315、特開平2−17117)もこれまでに知られている。一方、ボタンについても、その抽出物を配合した育毛剤類は知られている(特開平1−233207、特開平10−310532)。しかし、それらの血流促進効果や育毛効果、発毛効果は、それぞれ多少は認められるものもあるが、実際に効果を期待して利用するには物足りないものであった。
【0003】
また、それらの抽出物に、髪にはり、こしを与える効果や、傷んだ髪のダメージを回復させる効果があることは知られていなかった。
【0004】
さらに、それらの抽出物に関しては、皮膚刺激等の安全性上の問題、および、溶解性や安定性上の問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の課題を解決するため、頭髪に対する高い効果を有し、かつ安全性、溶解性、保存安定性に優れた育毛剤組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、以上の事情に鑑み、鋭意検討を行った。その結果、特定配合量のショウガの抽出物とボタンの抽出物を同時に使用すると、非常に高い血流促進、育毛、発毛効果が得られ、また抜け毛の改善のみならず髪にはり、こしを与え、傷んだ髪のダメージを回復させ、さらに安全性および溶解性、保存安定性も良好であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
【0008】
請求項1は、ショウガの抽出物を乾燥物換算で0.00005〜0.1%配合し、さらにボタンの抽出物を配合することを特徴とする育毛剤組成物。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明で用いる抽出物とは、それらの全草またはそれらの葉、茎、根、果実、種子、花等の任意の部位を、生のまま、または乾燥させたもの、または煮沸等の各種加工処理を施したものを、適宜切裁・粉砕した後、各種抽出方法により抽出して得たものである。
【0010】
本発明においては、ショウガは、ショウガ科ショウガ(Zingiber officinale Roscoe)の、特に根茎の部位、具体的には、食品として流通している生のショウガ、生薬として流通している生姜(ショウキョウ)や乾姜(カンキョウ)等を用いるのが好ましい。ボタンは、ボタン科ボタン(Paeonia suffruticosa Andrews(Paeonia moutan Sims))の、特に根皮の部位、具体的には、生薬として流通している牡丹皮(ボタンピ)を用いるのが好ましい。
【0011】
抽出方法は、常温または加温下に、溶剤により抽出するかまたはソックスレー抽出器等の抽出器具を用いて抽出し、得られた各種溶媒抽出液は、適宜熟成・ろ過等した後そのままか、希釈、濃縮、あるいは乾燥させて用いることができる。抽出に使用される溶媒は特に限定されず、例えば、水、メチルアルコール、エチルアルコール等の低級アルコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール、酢酸エチル等の低級アルキルエステル、ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素、ジエチルエーテル、アセトン等の公知の溶媒が挙げられ、これらの溶媒は、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。また、1度得た抽出物からさらに別の溶媒で抽出して得た抽出物を配合することや、同じ原料で抽出方法が異なる複数の抽出物を組み合わせて配合することもできる。
【0012】
本発明の剤形としては、ローション、乳液、軟膏、クリーム、ジェル、オイル、パック、シャンプー、リンス、トリートメント、ヘアートニック、ヘアーリキッド等の形態をとることができる。
【0013】
本発明におけるショウガ抽出物の配合量は、抽出物の形態、組成物の剤形および使用方法によっても異なるが、乾燥物換算で全組成物中0.00005〜0.1%の範囲においてその効果を発揮する。後に実施例の評価において説明するが、この範囲の配合量よりも少ない場合、充分な効果が得られず、量が多い場合は、逆に効果が弱まることがあり、さらに安全性や溶解性、安定性上の問題も生じる。その特定配合量のショウガ抽出物との組み合わせにおいて効果を発揮する、ボタン抽出物の配合量については、特に限定されるものではないが、乾燥物換算で0.00005〜1.0%の範囲が好ましい。
【0014】
本発明の組成物には、さらに必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品や医薬品等に一般に用いられている植物抽出物、油性成分、界面活性剤、アルコール類、脂肪酸類、防腐剤、酸化防止剤、色素、香料、紫外線吸収剤、粘度調整剤、キレート剤、pH調整剤、ビタミン類、精製水等の添加成分を配合することができる。
【0015】
また、さらに本発明の効果を補助する目的で、他の血流促進剤、局所刺激剤、角質溶解剤、抗脂漏剤、抗菌剤、抗真菌剤、抗炎症剤、抗アレルギー剤、止痒剤、細胞賦活剤、抗男性ホルモン剤、経皮吸収促進剤、ビタミン剤、保湿剤等の他の成分と併用してもよい。
【0016】
本発明の組成物は、前記抽出物および任意成分を組み合わせて、常法に従って製造することができる。
【0017】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】
抽出物の製造例
生薬として流通しているショウキョウを入手し、その粉砕物100gに対し、1Lの70vol%エタノールを加え、室温抽出を3日間行い、抽出液をろ過後、減圧下濃縮乾固し、ショウキョウ抽出物を得た。また、生薬として流通しているボタンピを入手し、その粉砕物100gに対し、1Lの90vol%エタノールを加え、室温抽出を3日間行い、抽出液をろ過後、減圧下濃縮乾固し、ボタンピ抽出物を得た。
【0019】
これら製造例の抽出物が、組み合わせて使用することによりその優れた効果を発揮することについて、試験例を挙げて説明する。
【0020】
試験例
1.血流促進活性試験
血流促進効果の評価方法
9〜10週齢のSDラットの腹部を毛刈り後、除毛クリームで処理した。翌日、ウレタン麻酔して保温パット(37℃)上に仰向けに固定し、レーザードップラー血流計の非接触型プローブを腹部に装着した。その状態で10分間皮膚血流量を連続測定し、その平均値を0分の値とした。その後、腹部に各被験試料10μLを塗布し、そこから40分の間、5分毎に血流量(1分間の平均値)を測定して、その値を0分の値と比較することにより、血流量の増減を血流促進活性データとして評価した。結果は0分の値を0とし、各データをそこからの変化量で表した。
評価基準
◎:最大血流増加量が8mL/分/100g以上
○:最大血流増加量が4mL/分/100g以上8mL/分/100g未満
△:最大血流増加量が1mL/分/100g以上4mL/分/100g未満
×:最大血流増加量が1mL/分/100g未満
表1に示す組成物を調製し、前述の方法で血流促進効果を評価した。その結果を表1に示す。
【0021】
ボタンピ抽出物のみを配合した比較例3においては、血流促進活性は認められなかったにもかかわらず、ショウキョウ抽出物とボタンピ抽出物を同時に配合した実施例2においては、同量のショウキョウ抽出物のみの比較例2よりも強い活性があらわれた。また、ショウキョウ抽出物の配合量が乾燥物換算で0.00005%未満である比較例4には、あまり効果は認められなかった。
【0022】
2.育毛活性試験
育毛効果の評価方法
8週齢のC3Hマウスの背部をバリカンおよびシェーバーで、皮膚を傷つけないように剃毛し、翌日から各被験試料を各群10匹ずつとして、1日1回100μL、3週間連日投与(外用塗布)した。
【0023】
育毛効果の評価は、塗布部位を経時的にデジタルカメラで撮影し、画像解析ソフトを用いて除毛した面積に対する毛の再生が認められた面積の割合(回復率)を算出することにより行った。
評価基準
◎:3週間後の平均回復率が80%以上
○:3週間後の平均回復率が70%以上80%未満
△:3週間後の平均回復率が60%以上70%未満
×:3週間後の平均回復率が60%未満
表1に示す各組成物について、前述の方法で育毛効果を評価した。その結果を表1に示す。
【0024】
ボタンピ抽出物のみを配合した比較例3においては、育毛活性は認められなかったにもかかわらず、ショウキョウ抽出物とボタンピ抽出物を同時に配合した実施例2においては、同量のショウキョウ抽出物のみの比較例2よりも強い活性があらわれた。また、ショウキョウ抽出物の配合量が乾燥物換算で0.00005%未満である比較例4には効果は認められず、0.1%を超す比較例5にもあまり効果は認められなかった。
【0025】
3.発毛活性試験
発毛効果の評価方法
8週齢のC3Hマウスの背部をバリカンで皮膚を傷つけないように毛刈りし、翌日から各被験試料を各群10匹ずつとして、1日1回100μLを週6回、12週間投与(外用塗布)した。発毛効果の評価は、塗布部位を経時的にデジタルカメラで撮影し、画像解析ソフトを用いて、除毛した面積に対する毛の再生が認められた面積の割合(回復率)を算出することにより行った。
評価基準
◎:12週間後の平均回復率が60%以上
○:12週間後の平均回復率が40%以上60%未満
△:12週間後の平均回復率が20%以上40%未満
×:12週間後の平均回復率が20%未満
表1に示す各組成物について、前述の方法で発毛効果を評価した。その結果を表1に示す。
【0026】
ショウキョウ抽出物のみを配合した比較例2には効果はなく、ボタンピ抽出物のみを配合した比較例3にもそれほど効果は認められなかったにもかかわらず、両抽出物を同時に配合した実施例1〜3においては強い活性があらわれた。また、ショウキョウ抽出物の配合量が乾燥物換算で0.00005%未満である比較例4、ならびに0.1%を超す比較例5には、あまり効果は認められなかった。
【0027】
4.抜け毛改善効果の評価
抜け毛改善の評価方法
抜け毛の悩みを持つ男性50名を対象に、各組成物につき各群6〜7名ずつとして、1日1回2mLを6ヶ月間、頭皮の抜け毛が気になる部位に連日塗布してもらい、6ヶ月後に、抜け毛に対する改善効果についてモニターを実施した。以下の採点基準に従い採点してもらい、その平均点から以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
採点基準
2:抜け毛がかなり改善された
1:抜け毛が少し減った
0:変化はなかった
−1:抜け毛が少し増えた
−2:抜け毛がかなり悪化した
評価基準
○:平均点が1点以上
△:平均点が0点以上1点未満
×:平均点が0点未満
ショウキョウ抽出物のみを配合した比較例2には効果はなく、ボタンピ抽出物のみを配合した比較例3にもそれほど効果は認められなかったにもかかわらず、両抽出物を同時に配合した実施例1〜3においては強い活性があらわれた。また、ショウキョウ抽出物の配合量が乾燥物換算で0.00005%未満である比較例4、ならびに0.1%を超す比較例5には、あまり効果は認められなかった。
【0028】
5.髪のはり、こし増加効果の評価
髪のはり、こしの評価方法
髪のボリューム減に関する悩みを持つ男性45名を対象に、各組成物につき各群5〜6名ずつとして、1日1回2mLを4ヶ月間、頭皮の気になる部位に連日塗布してもらい、4ヶ月後に、髪のはり、こしの増加効果についてモニターを実施した。以下の採点基準に従い採点してもらい、その平均点から以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
採点基準
2:髪のはり、こしがかなり増加した
1:髪のはり、こしがやや増加した
0:変化はなかった
−1:髪のはり、こしがやや減少した
−2:髪のはり、こしがかなり減少した
評価基準
○:平均点が1点以上
△:平均点が0点以上1点未満
×:平均点が0点未満
実施例1〜3において、明らかな髪のはり、こし増加効果が認められ、結果として髪のボリューム減に関する悩みが解消された。
【0029】
6.傷んだ髪のダメージ回復効果の評価
髪のダメージ回復の評価方法
髪の傷みに関する悩みを持つ女性30名を対象に、各組成物を各群4〜5名ずつとして、1日1回2mLを2ヶ月間、頭皮の気になる部位に連日塗布してもらい、2ヶ月後に、髪のダメージ回復効果についてモニターを実施した。以下の採点基準に従い採点してもらい、その平均点から以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
採点基準
2:髪のダメージがかなり回復した
1:髪のダメージがやや回復した
0:変化はなかった
−1:髪のダメージがやや悪化した
−2:髪のダメージがかなり悪化した
評価基準
○:平均点が1点以上
×:平均点が1点未満
実施例1〜3において、傷んだ髪のダメージ回復効果が認められた。
【0030】
7.安全性試験
安全性の評価方法
前記2の育毛活性試験において、試料塗布直後のマウス皮膚の状態を観察し、以下の基準に基づいて各組成物の刺激性を評価した。その結果を表1に示す。
【0031】
○:変化なし
△:塗布部位の皮膚に軽度の紅斑が認められる(各群中1匹以上)
×:塗布部位の皮膚に明らかに紅斑の症状が認められる(各群中1匹以上)
比較例2の群においては、試料塗布直後の塗布部位に軽度の紅斑が観察された例があったが、実施例1〜3では、ボタンピ抽出物を配合することにより安全性が改善され、何の変化も認められなかった。一方、ショウキョウ抽出物の配合量が乾燥物換算で0.1%を超す比較例5の群においては、毎回全例、試料塗布直後の塗布部位全体に紅斑が観察された。なお、いずれの紅斑も時間とともに元の状態に回復した。
【0032】
8.溶解性の評価
溶解性の評価方法
表1に示す各組成物(比較例1を除く)を、15℃環境下に1日置き、溶液の状態を目視にて観察した。以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
評価基準
○:溶液は透明であり、外観上の変化が認められない
×:溶液は不透明で濁りが観察される
ショウキョウ抽出物の配合量が乾燥物換算で0.1%を超している比較例5において、溶液の濁りが観察された。
【0033】
9.低温安定性試験
低温安定性の評価方法
表1に示す各組成物(比較例1を除く)を、0℃環境下に1ヶ月置き、溶液の状態を目視にて観察した。以下の評価基準に従い評価した。その結果を表1に示す。
評価基準
○:外観上の変化が認められない
×:濁りや沈殿物が観察される
すべての比較例において濁りまたは沈殿物が観察されたのに対し、実施例1〜3では外観上の変化は認められなかった。
【0034】
【表1】実施例の評価結果(抽出物の配合量は乾燥物換算):単位(%)
【0035】
続いて、様々な剤形による本発明の実施例を記す。
【0036】
実施例4(ヘアートニック)
常法によりヘアートニックを製造した。
【0037】
実施例5(ヘアートニック)
常法によりヘアートニックを製造した。
【0038】
実施例6(育毛用エアゾール製品)
上記成分を混合した原体(粘度12,450cp)66.7%に対し、ジメチルエーテル33.3%を加えてエアゾール製剤とし、これを噴射口径0.5mmのエアゾール缶に充填して育毛用エアゾール製品を製造した(内圧:4.3kg/cm2、at25℃)。
【0039】
実施例7(ヘアーリキッド)
常法によりヘアーリキッドを製造した。
【0040】
実施例8(ヘアーシャンプー)
常法によりヘアーシャンプーを製造した。
【0041】
実施例9(ヘアートリートメント)
常法によりヘアートリートメントを製造した。
【0042】
【発明の効果】
本発明の育毛剤組成物は、非常に高い血流促進、育毛、発毛効果を有し、抜け毛の改善のみならず髪にはり、こしを与え、傷んだ髪のダメージを回復させ、さらに安全性および溶解性、保存安定性も良好である。
Claims (1)
- ショウガの抽出物を乾燥物換算で0.00005〜0.1%配合し、さらにボタンの抽出物を配合することを特徴とする育毛剤組成物。
Priority Applications (2)
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JP2003137022A JP2004339148A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 育毛剤組成物 |
CNA2004100347386A CN1550234A (zh) | 2003-05-15 | 2004-05-09 | 育发剂组合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003137022A JP2004339148A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 育毛剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004339148A true JP2004339148A (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=33526788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003137022A Pending JP2004339148A (ja) | 2003-05-15 | 2003-05-15 | 育毛剤組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004339148A (ja) |
CN (1) | CN1550234A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070653A1 (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Lion Corporation | 皮膚外用剤組成物 |
EP2630946A2 (en) * | 2010-08-26 | 2013-08-28 | Hyun Soon NOH | Composition for preventing hair loss, with excellent hair styling function, and hair tonic containing same |
-
2003
- 2003-05-15 JP JP2003137022A patent/JP2004339148A/ja active Pending
-
2004
- 2004-05-09 CN CNA2004100347386A patent/CN1550234A/zh active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070653A1 (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Lion Corporation | 皮膚外用剤組成物 |
EP2630946A2 (en) * | 2010-08-26 | 2013-08-28 | Hyun Soon NOH | Composition for preventing hair loss, with excellent hair styling function, and hair tonic containing same |
EP2630946A4 (en) * | 2010-08-26 | 2014-05-28 | Hyun Soon Noh | COMPOSITION FOR PREVENTING HAIR LOSSES WITH EXCELLENT HAIRSTYLING FUNCTION AND HAIR DIAMONDS THEREOF |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1550234A (zh) | 2004-12-01 |
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