JP6973941B2 - 美容方法 - Google Patents
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Description
加水分解ノグルミ抽出物を含有する化粧料がコラーゲン合成促進作用を有することが知られている(特許文献2特開2012−136452号公報)。
ツボクサ抽出物をメイラード反応阻害剤として配合する化粧料が知られている(特許文献3特開2004−189663号公報)。
加水分解大豆抽出物を水中油型乳化化粧料に配合することが知られている(特許文献4特開平2−90936号公報)。
ホホバ葉抽出物を含有する化粧料が活性酸素抑制作用を発揮することが知られている(特許文献5特開2000−154135号公報)
ビルベリー抽出物を含有する化粧料が紫外線照射による皮膚の障害を抑制又は改善することが知られている(特許文献6特開2005−306850号公報)。
セイヨウナシ抽出物を含有する化粧料が美白作用を有することが知られている。(特許文献7特開昭62−10006号公報)。
また、植物抽出物を併用して化粧料に配合することも数多く検討されている。しかしながら、植物抽出物は単に併用すれば効果が相乗的に向上するものではなく、相加的に効果が向上するもの、効果を相殺するものなど、その併用による効果は、予測不可能な効果であり、より少量で、より高い効果の得られる植物抽出物の併用に関するニーズは非常に高い。
(A)イワベンケイ抽出物
(B)ノグルミ抽出物
(C)ツボクサ抽出物
(D)ダイズ抽出物
(E)ホホバ抽出物
(F)ビルベリー抽出物
(G)セイヨウナシ抽出物
(1)さするステップ
(2)たたくステップ
(3)密着させるステップ
(4)クールダウンするステップ
を含む、請求項1に記載の美容方法(医療行為を除く)を提供する。
(1)さするステップ
(2)たたくステップ
(3)密着させるステップ
(4)クールダウンするステップ
を順に含むことができる。
(1)さするステップ
本ステップは化粧料を適量塗布し塗り拡げるステップである。
更に詳細には、化粧料を適量(全顔で約0.4〜0.8g)手の甲にとり、額、頬、小鼻、あごに左右対称となるように置く。(以下のステップはすべて左右対象となるように、指の腹を用いて行う。)
額は引き揚げるようにらせんを6回描き、最後にこめかみをゆっくりプレスする。
らせんの回数は6回が好ましい。
眼頭神経を1回プレスした後、手を横にして瞼の上からこめかみまで滑らせる。その後目の下を通り眼頭神経をプレスし、目の下を通りこめかみで手を止める。
鼻の側面を下から上に王府sく、小鼻の周りを下から上に往復する。
口の周りを半円を描くように下から上に3往復する。
下から上への往復は3回が好ましい。
頬は顎先からこめかみに向かってらせんを、最後にこめかみをゆっくりプレスする。
らせんの回数は6回が好ましい。
(2)たたくステップ
頬を4指の腹を使ってリズミカルにたたく。目安は20〜30秒。
(3)密着させるステップ
額に手のひらを縦方向において密着させ、勢いよく離す。
頬に手のひらを斜め上方向において密着させ、勢いよく離す。
顎に手のひらを横方向において密着させ、勢いよく離す。
このステップは2セット行うことが好ましい。
(4)クールダウンするステップ
顔の中央から外方向に向かって額、まぶた、鼻、口の順に手を滑らせる。
乾燥させたイワベンケイの根を細切した。続いて20倍量の50容量%エタノール水溶液に24時間浸漬した。ろ過後ろ液を採取し、溶媒を留去したエキス末を得た。得られたエキス末を0.5質量%の濃度となるよう50質量%1,3−ブチレングリコール水溶液に溶解し、イワベンケイ抽出物とした。
ノグルミ抽出物として、SK Bioland社製BIO−PSE(VI)を用いた。
乾燥させたツボクサの葉及び茎を細切した。続いて20倍量の無水エタノールに浸漬し、ろ過後ろ液を採取し、溶媒を留去して得られたエキス末をツボクサ抽出物とした。
乾燥させた黒ダイズの種子を粉砕し、20倍量の精製水を用いて抽出した、ろ過後ろ液をプロテアーゼで処理し、酵素を失活させた。ろ過後のろ液をダイズ抽出物とした。
ホホバの葉を乾燥後細切し、10質量倍量の50質量%エタノール水溶液に浸漬し、ろ過後ろ液を採取し、溶媒を留去した。得られた抽出物を50質量%1,3−ブチレングリコール水溶液に溶解後熟成し、再度ろ過したものをホホバ抽出物とした。
乾燥させたビルベリーの果実を細切し、50容量%1,3−ブチレングリコール水溶液に浸漬した。ろ過後ろ液を採取し、ビルベリー抽出物とした。
セイヨウナシの果汁を乳酸桿菌(Lactobacillus plantarum)を用いて発酵させた後、不溶物をろ過除去したものに、30質量%となるように1,3−ブチレングリコールを添加したものをセイヨウナシ抽出物とした。
イワベンケイ抽出物を0.5質量部、ノグルミ抽出物を0.01質量部、ツボクサ抽出物を0.0025質量部、ダイズ抽出物を1質量部、ホホバ抽出物を0.1質量部、ビルベリー抽出物を0.5質量部、セイヨウナシ抽出物を0.01質量部となるように植物抽出物を混合し、混合植物抽出物とした。
使用した化粧料:表1に示した処方にて定法により化粧料を調製し、試験に供した。
被験者:30〜60代女性30名を被験者とした。
使用方法:一日2回以上、スキンケアの際、化粧水使用後に上記化粧料を、下記の方法で使用する。
使用量:統一されたポンプ式容器を用い全顔で3プッシュ(約0.6g)とする。
期間:8週間
n数:マッサージ 有16名 / 無14名
[使用方法]
(1)さするステップ
上記の化粧料をを手の甲にとり、額、頬、小鼻、あごに左右対称となるように置く。(以下のステップはすべて左右対象となるように、指の腹を用いて行う。)
額は引き揚げるようにらせんを6回描き、最後にこめかみをゆっくりプレスする。
眼頭神経を1回プレスした後、手を横にして瞼の上からこめかみまで滑らせる。その後目の下を通り眼頭神経をプレスし、目の下を通りこめかみで手を止める。
鼻の側面を下から上に3往復、小鼻の周りを下から上に3往復する。
口の周りを半円を描くように下から上に3往復する。
頬は顎先からこめかみに向かってらせんを6回描き、最後にこめかみをゆっくりプレスする。
(2)たたくステップ
頬を4指の腹を使ってリズミカルにたたく。目安は20〜30秒。
(3)密着させるステップ
額に手のひらを縦方向において密着させ、勢いよく離す。
頬に手のひらを斜め上方向において密着させ、勢いよく離す。
顎に手のひらを横方向において密着させ、勢いよく離す。
このステップは2セット行う。
(4)クールダウンするステップ
顔の中央から外方向に向かって額、まぶた、鼻、口の順に手を滑らせる。
解析装置:皮膚画像解析装置 VISIA(登録商標)
解析方法:撮影したカラー写真の解析範囲を100%としたときのシワ(線状の部分)の面積と色の濃さの情報をスコア化し(Visia Wrinkles)、使用前のシワのスコアを100とした場合の使用後(8週後の)の相対値を算出した。
測定方法:被験者は顔をクレンジング、洗顔後、温度:20〜22℃、湿度:45〜55%にて調整された室内にて15分馴化することで初期条件を整え、測定を行った。
Claims (2)
- 下記(A)〜(G)の植物抽出物を含有する化粧料を、顔面に塗布しながらマッサージするステップを含む、肌のシワを改善する美容方法(医療行為を除く)。
(A)イワベンケイ抽出物
(B)ノグルミ抽出物
(C)ツボクサ抽出物
(D)ダイズ抽出物
(E)ホホバ抽出物
(F)ビルベリー抽出物
(G)セイヨウナシ抽出物 - マッサージするステップが、
(1)さするステップ
(2)たたくステップ
(3)密着させるステップ
(4)クールダウンするステップ
を含む、請求項1に記載の方法。
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JP2018127926A JP6973941B2 (ja) | 2018-07-05 | 2018-07-05 | 美容方法 |
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JP2018127926A JP6973941B2 (ja) | 2018-07-05 | 2018-07-05 | 美容方法 |
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JP2020007247A JP2020007247A (ja) | 2020-01-16 |
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JP2018127926A Active JP6973941B2 (ja) | 2018-07-05 | 2018-07-05 | 美容方法 |
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