JP5006097B2 - 受信制御方法および無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、OFDM信号を受信する無線通信装置における受信制御方法に関する。
近年、IEEE 802.11a規格やIEEE 802.16e規格に代表される広帯域無線通信の伝送方式として、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が採用されている。OFDM伝送方式は、搬送波周波数の直交する多数の搬送波上にデジタル変調信号を多重して伝送する方式である。
OFDM伝送方式は、搬送波の直交性がある程度確保される必要があり、伝搬路のマルチパスフェージングおよび、送受信機の移動や伝搬環境の変化にともなうドップラ効果にによる受信周波数の偏移(以下、ドップラーシフトという)によって、OFDM信号の復調の際に搬送波間の直交性が崩れると、受信性能が劣化する。
マルチパス遅延によるシンボル間干渉については、遅延広がりに対して十分長いガードインターバルをOFDM信号のシンボル毎に付加することである程度対策されている。またマルチパスによる周波数選択性フェージングによる影響は、インターリーブおよび誤り訂正等の対策技術の実用が進んでいる。ドップラーシフトに伴うOFDM信号搬送波の直交性の崩れは、受信後に補償する場合には一般的には複雑な信号処理を必要とするため、複数のアンテナ受信による空間領域でのダイバーシチ受信を行うことにより受信性能を向上させる方法が、下記の特許文献1および特許文献2において開示されている。
特許文献1では、移動方向に指向性をもつアンテナと、逆方向に指向性をもつアンテナを備え、進行方向から到来する信号と逆方向から到来する信号を分離し、それぞれドップラーシフトの補正を行った後で合成することを開示している。このドップラーシフトは、自動車であれば車載センサを用いて推定し、補正に用いることを開示している。これによれば、異なるドップラーシフトを有するOFDM信号を分離合成することにより、受信性能を向上することができるとしている。
特許文献2では、複数アンテナの各アンテナに減衰器が備えられ、復調後のガードインターバル区間に対応した期間において、ガードインターバル相関出力レベルが高くなるように減衰器を調整するが、ガードインターバル区間としてFFT窓を制御信号として用いている。また、減衰器の制御によって自動周波数調整(AFC)機能への悪影響を避けるため、減衰器制御とともにAFC制御を行う方法を開示している。これによれば、受信信号品質が低い状況において、安定してダイバーシチ制御を行うことができるとしている。
特開2005−236678号公報 特開2003−229832号公報
3GPP LTEや3GPP2 DO Rev.C、またIEEE802.16eに代表されるような、OFDMベースのセルラーシステムにおいて、隣接セルが同一周波数帯で運用される場合、移動無線局が、周囲の複数基地局より同一周波数帯のOFDM信号を多重受信する。
このとき、移動無線局の移動方向に対して、周囲複数の基地局はそれぞれ異なる場所にあるため、各基地局より受信するOFDM信号は、それぞれ異なるドップラーシフトを有する(周波数軸上でそれぞれ異なる方向に異なる速度で異なる量、変動する)。従って、360°周囲から到来するマルチパスが存在しない環境においても、受信OFDM信号の搬送波周波数は直交性が崩れ、受信性能が劣化することがある。
深刻な状況としては、セルエッジ等の隣接セルのカバレッジがオーバーラップするところにおいて、初期接続やハンドオーバーを行うとき、特に各基地局からのOFDM信号が同程度のレベルで受信される場合には、ガードインターバル相関出力のピークが劣化し、フレーム/シンボルタイミング・クロックの生成および周波数の同期を行うことができず、迷い端末になることがある。
また、上記課題を解決するために、従来の複数アンテナ受信技術(特許文献1、2)を適用するとき、以下の問題がある。特許文献1に記載の発明は、車載の受信機を想定しており、移動方向や移動速度の把握が前提にある。しかしながら、移動無線局が携帯端末の場合は、それらを把握することが難しい。また、移動方向や移動速度の情報がなくとも、指向性アンテナを切替えてマルチパスとそれらのドップラを分離し合成する方法については、処理遅延やハードウェアのオーバーヘッドが問題となる。
一方、特許文献2に記載の発明は、ガードインターバル区間に対応した期間に合わせてアンテナ制御を行うことになっている。本発明の課題は、ガードインタバルのタイミング、つまりシンボルタイミングのクロックが生成できない状況の解決手段であり、この特許文献2の技術は、そのまま適用できない。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、セルがオーバーラップするような環境で、高速移動する無線通信装置が初期接続やハンドオーバを実行する際であっても、適切に受信信号を処理することができる無線通信装置における受信制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、第1の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、 受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、前記複数アンテナは、有指向性アンテナであって、または、有指向性アンテナを含んで構成され、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記有指向性アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御することにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記指向性アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御して、前記有指向性アンテナにおける指向性の半値角を相対的に狭くすることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えることを特徴とする。
また、第3の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、前記複数アンテナは、有指向性アンテナであって、または、有指向性アンテナを含んで構成され、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する第1把握ステップと、前記第1把握ステップで把握されたピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記有指向性アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御することにより、前記アンテナの指向性を変える第1アンテナ指向性制御ステップと、前記第1アンテナ指向性制御ステップの後、受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する第2把握ステップと、前記第2把握ステップで把握されたピーク出力が所定値を下回ったときには、当該ピーク値が当該第1所定値を上回るように前記重み係数を制御することにより、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったときには、当該サンプル数が当該第2所定値を下回るように前記重み係数を制御することにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える第2アンテナ指向性制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、第4の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、 受信電力を測定する受信電力測定ステップを更に含み、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記ピーク出力が第1所定値を下回り、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回り、かつ、前記受信電力測定ステップで測定された受信電力が第3所定値を超えた場合に、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする。
また、第5の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記ピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、前記複数アンテナにおける各アンテナの受信電力を測定するアンテナ毎の受信電力測定ステップを更に含み、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記測定された各アンテナの受信電力に基づいて、前記第1のアンテナから、相対的に受信電力が大きい前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする。
また、第6の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、前記把握ステップでは、少なくとも前記第1のアンテナの受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握し、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握し、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記ピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記第1のアンテナから前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、かつ、前記第1のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングを、前記第2のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングへ変更する、ことを特徴とする。
また、第7の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、前記把握ステップでは、前記第1のアンテナの受信信号と、前記第2のアンテナの受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力をそれぞれ把握し、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数をそれぞれ把握し、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナについての前記ピーク出力が所定値を下回り、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回り、かつ、前記第2のアンテナについての前記ピーク出力が所定値を超えた場合に、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする。
また、第8の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、前記把握ステップでは、前記第1のアンテナの受信信号と、前記第2のアンテナの受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力をそれぞれ把握し、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数をそれぞれ把握し、前記アンテナ指向性制御ステップでは、把握された各ピーク出力を比較し、比較の結果、ピーク出力が高いアンテナを適用する、および/または、把握された各サンプル数を比較し、比較の結果、サンプル数が少ないアンテナを適用することにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を制御し、かつ、前記第1のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングを、前記第2のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングへ変更する、ことを特徴とする
また、第9の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、 前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置へ初期接続する場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置へ接続する場合には、前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行し、前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置への初期接続が完了した場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置への接続の変更が完了した場合には、前記実行を停止する、ことを特徴とする
また、第10の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、 前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置へ初期接続する場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置へ接続する場合に、接続対象となる通信相手側の基地局との間で、所定期間中に同期が確立されるか否かを把握する同期把握ステップを更に有し、前記同期把握ステップにおける把握の結果、前記無線通信装置が、接続対象となる通信相手側の基地局との間で所定期間中に同期が確立されないことが把握された場合には、前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行し、前記同期把握ステップにおける把握の結果、前記無線通信装置が、接続対象となる通信相手側の基地局との間で所定期間中に同期が確立されたことが把握された場合には、前記実行を停止する、ことを特徴とする
また、第11の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、 受信信号におけるフレームのシンボルタイミングのクロックジッタ量を測定するクロックジッタ量検出ステップを更に有し、測定されたクロックジッタ量が所定値を超えた場合には、前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行し、前記実行後、前記クロックジッタ量検出ステップを行い、測定されたクロックジッタ量が前記所定値を下回った場合には、前記実行を停止する、ことを特徴とする
また、第12の発明は、前記第8の発明ないし前記第11の発明のいずれか一の発明において、前記実行を停止する場合には、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を、無指向性となるように制御する、ことを特徴とする
また、第13の発明は、前記第8の発明ないし前記第12の発明のいずれか一の発明において、前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置へ初期接続を開始する場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置への接続を開始する場合の、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性は無指向性であり、 前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行した後の前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性は有指向性である、ことを特徴とする
また、第14の発明は、複数アンテナを備えた無線通信装置において、前記アンテナで受信した信号が入力されるガードインターバル相関器と、前記ガードインターバル相関器における出力を測定する出力測定手段と、前記出力測定手段で測定された前記出力に関する値と所定値との比較結果に基づいて、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を制御するアンテナ指向性制御手段と、を備え、前記出力に関する値とは、前記ガードインターバル相関器の出力について、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を示し、前記所定値は、所定期間における電力値に基づいた値であり、前記アンテナ指向性制御手段は、前記サンプル数が前記所定値を上回った場合にはアンテナの指向性を変えるように制御を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、セルエッジ等の隣接セルのカバレッジがオーバーラップするような環境で、高速移動する無線通信装置が初期接続やハンドオーバーを実行する際であっても、適切に受信信号を処理することができる。すなわち、ガードインターバル相関出力のピークが下がり、フレーム/シンボルタイミング・クロックの生成および周波数の同期を行うことができない場合においても、複数アンテナ切り替えダイバーシチやアレー合成ダイバーシチによってドップラーシフトを抑圧した信号を受信し、ガードインターバル相関ピークを引き上げ、フレーム/シンボルタイミング・クロックの再生成が可能となる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の無線通信装置のアンテナおよびアンテナ制御部の第1実施例を示す機能ブロック図である。図1に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、アンテナの指向性が異なる複数のアンテナと、複数のアンテナを切り替えるアンテナ切替器11と、アンテナで受信した受信信号のガードインターバル部分の相関を求めるガードインターバル相関器12と、ガードインターバル相関器12のピーク出力を把握(測定)する出力測定器13と、出力測定器13で把握(測定)したピーク出力と設定閾値(第1所定値)とを比較する比較器14からなる。なお、図1では図面の複雑化を避けるために、アンテナ#1,#2のみを示す。フレーム/シンボルタイミング生成器15は、出力測定器13で検出されたピーク出力からシンボルタイミングおよびフレームタイミング信号を生成する。ガードインターバル除去器16は、フレーム/シンボルタイミング信号に基づいて、受信信号からガードインターバルを除去して有効シンボルを取り出し、復調器17は、フレーム/シンボルタイミング信号に基づいて、フーリエ変換を行う。
図2は、第1実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ#1(初期には無指向性のアンテナ)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。図3は、出力測定器13で測定したガードインターバル相関器12の出力分布の一例を示す図である。縦軸が電力値を表し、横軸が時間を表している。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、アンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力し、アンテナ切替器11は、異なる指向性のアンテナ#2に切り替える。このようにして、複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える。
図4に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、図1に示す出力測定器13と比較器14に代えて、出力測定器13Aと比較器14Aを備えるものである。出力測定器13Aは、ガードインターバル相関器12の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握し、比較器14Aは、出力測定器13Aで得られたサンプル数と設定閾値(第2所定値)とを比較する。その他は、図1に示すアンテナおよびアンテナ制御部と同様である。第1実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、図1に示す出力測定器13と比較器14に代えて、出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしてもよい。
図5は、出力測定器13Aと比較器14Aを備える実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ#1(初期には無指向性のアンテナ)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13Aにより、ガードインターバル相関器12の出力において、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数をカウントする。図6および図7は、出力測定器13Aで測定したガードインターバル相関器12の出力分布の一例を示す図である。縦軸が電力値を表し、横軸が時間を表している。図6および図7は、いずれも、所定期間における所定電力値を上回るサンプル数が13サンプルの場合を示している。比較器14Aは、出力測定器13Aでカウントしたサンプル数と設定閾値(第2所定値)とを比較し、サンプル数が設定閾値(第2所定値)を上回ったときは、アンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力し、アンテナ切替器11は、異なる指向性のアンテナ#2に切り替える。このようにして、複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える。
図8に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、図1に示す出力測定器13と比較器14に代えて、出力測定器13Bと比較器14Bを備えるものである。出力測定器13Bは、ガードインターバル相関器12のピーク出力を把握(測定)するとともに、ガードインターバル相関器12の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握し、比較器14Bは、出力測定器13Bで把握(測定)したピーク出力と設定閾値(第1所定値)とを比較するとともに、出力測定器13Bで得られたサンプル数と設定閾値(第2所定値)とを比較する。その他は、図1に示すアンテナおよびアンテナ制御部と同様である。第1実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、図1に示す出力測定器13と比較器14に代えて、出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしてもよい。
図9は、出力測定器13Bと比較器14Bを備える実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ#1(初期には無指向性のアンテナ)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13Bにより、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定するとともに、ガードインターバル相関器12の出力において、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数をカウントする。比較器14Bは、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較するとともに、出力測定器13Bでカウントしたサンプル数を設定閾値(第2所定値)と比較し、ピーク出力Ppeakが設定閾値Aを下回ったとき、および/または、サンプル数が設定閾値を上回ったときは、アンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力し、アンテナ切替器11は、異なる指向性のアンテナ#2に切り替える。このようにして、複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える。
図10は、アンテナおよびアンテナ制御部の第2実施例を示す機能ブロック図である。図10に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、アンテナの指向性が異なる複数のアンテナと、アンテナ切替器11と、ガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、アンテナ切替器11の出力信号の電力を測定する受信電力測定器18と、比較器14および受信電力測定器18から制御信号を受信してアンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力する選択制御器19からなる。なお、図10では図面の複雑化を避けるために、アンテナ#1,#2のみを示す。
図11は、第2実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ#1(初期には無指向性のアンテナ)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値A(第1所定値)を下回ったときは、制御信号を選択制御器19に出力し、受信電力測定器18は、受信電力Prが予め設定閾値(第3所定値)Bを上回ったときは、制御信号を選択制御器19に出力する。選択制御器19は、比較器14から制御信号を受信し、かつ受信電力測定器18から制御信号を受信したときは、アンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力し、アンテナ切替器11は、異なる指向性のアンテナ#2に切り替える。
なお、第2実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
図12は、アンテナおよびアンテナ制御部の第3実施例を示す機能ブロック図である。図12に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、アンテナの指向性が異なる複数のアンテナと、アンテナ切替器11と、ガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、複数のアンテナ毎に備えられ、アンテナ毎に受信電力を測定する受信電力測定器18と、選択制御器19からなる。なお、図12では図面の複雑化を避けるために、アンテナ#1,#2のみを示す。
図13は、第3実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ#1(初期には無指向性のアンテナ)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号を選択制御器19に出力する。受信電力測定器18は、複数のアンテナ毎に受信電力を測定し、測定値を選択制御器19に出力する。選択制御器19は、比較器14から制御信号を受信すると、相対的に受信電力が大きいアンテナに切り替えるアンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力し、アンテナ切替器11は、相対的に受信電力が大きく、かつ異なる指向性のアンテナ#2に切り替える。
また、選択制御器19は、比較器14から制御信号を受信すると、最大受信電力のアンテナに切り替えるアンテナ切替制御信号をアンテナ切替器11へ出力し、アンテナ切替器11により、異なる指向性のアンテナのうち、最大受信電力のアンテナ#2に切り替えるようにしても良い。図14は、最大受信電力のアンテナに切り替えるときの動作を説明するフローチャートである。
なお、第3実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
図15は、アンテナおよびアンテナ制御部の第4実施例を示す機能ブロック図である。図15に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、複数の有指向性アンテナ(アダプティブアレーアンテナ)と、複数の有指向性アンテナの受信信号の重み付け合成を行うアレー重み付け合成器20と、ガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、アレー重み付け制御器21からなる。
図16は、第4実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には無指向性)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。アレー重み付け制御器21は、比較器14から制御信号を受信すると、アレー重み付け合成器20に制御信号を出力して、アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。ここでは、アンテナ指向性の半値角が相対的に狭くなるように重み係数を制御する。
また、アレー重み付け制御器21は、図16で示す方法でアンテナの指向性を変えた後に、ピーク出力が所定値より大きくなるように重み係数を制御するようにしても良い。図17は、アンテナの指向性を変えた後に、ピーク出力が所定値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には無指向性)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeak(n)を測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n)を設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。アレー重み付け制御器21は、比較器14から制御信号を受信すると、アレー重み付け合成器20に制御信号を出力して、アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。アンテナの指向性を変えた後、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeak(n+1)を測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n+1)をピーク出力Ppeak(n)(所定値)と比較し、ピーク出力Ppeak(n)を下回ったときは、ピーク出力Ppeak(n+1)がピーク出力Ppeak(n)(所定値)より大きくなるように重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。
また、アレー重み付け制御器21は、ピーク出力Ppeak(n+1)が設定閾値(所定値)Ppeak(n)より大きくなるまで重み係数を制御するようにしても良い。
なお、第4実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
図18は、アンテナおよびアンテナ制御部の第5実施例を示す機能ブロック図である。図18に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、複数の有指向性アンテナ(アダプティブアレーアンテナ)と、アレー重み付け合成器20と、アレー重み付け合成器20の出力信号の電力を測定する受信電力測定器18と、ガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、アレー重み付け制御器21からなる。
図19は、第5実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には無指向性)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。受信電力測定器18は、受信電力Prが予め設定閾値(第3所定値)Bを上回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。アレー重み付け制御器21は、比較器14から制御信号を受信し、かつ受信電力測定器18から制御信号を受信すると、アレー重み付け合成器20に制御信号を出力して、アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。ここでは、アンテナ指向性の半値角が相対的に狭くなるように重み係数を制御する。
また、アレー重み付け制御器21は、図19で示す方法でアンテナの指向性を変えた後に、ピーク出力が所定値より大きくなるように重み係数を制御するようにしても良い。図20は、アンテナの指向性を変えた後に、ピーク出力が所定値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には無指向性)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeak(n)を測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n)を設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。受信電力測定器18は、受信電力Prが予め設定閾値(第3所定値)Bを上回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。アレー重み付け制御器21は、比較器14から制御信号を受信し、かつ受信電力測定器18から制御信号を受信すると、アレー重み付け合成器20に制御信号を出力して、アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。アンテナの指向性を変えた後、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeak(n+1)を測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n+1)をピーク出力Ppeak(n)(所定値)と比較し、ピーク出力Ppeak(n)を下回ったときは、ピーク出力Ppeak(n+1)がピーク出力Ppeak(n)(所定値)より大きくなるように重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。
また、アレー重み付け制御器21は、ピーク出力Ppeak(n+1)が設定閾値(所定値)Ppeak(n)より大きくなるまで重み係数を制御するようにしても良い。
なお、第5実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
図21は、アンテナおよびアンテナ制御部の第6実施例を示す機能ブロック図である。図21に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、有指向性アンテナ(アダプティブアレーアンテナ)を含む、指向性の異なる複数のアンテナと、アレー重み付け合成器20と、アンテナ切替器11と、ガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、アレー重み付け制御器21と、切替制御器22からなる。
図22は、第6実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には1本のアンテナを選択)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号を切替制御器22に出力する。切替制御器22は、比較器14から制御信号を受信すると、アンテナ切替器11により、アレー重み付け合成器20の出力に切り替える。切り替え後、アレー重み付け合成器20の出力信号について、ガードインターバル相関器12により、ガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakが設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。アレー重み付け制御器21は、比較器14から制御信号を受信すると、アレー重み付け合成器20に制御信号を出力して、アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。ここでは、アンテナ指向性の半値角が相対的に狭くなるように重み係数を制御する。
また、アレー重み付け制御器21は、アレー重み付け合成器20の出力に切り替えた後に、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakが設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、ピーク出力Ppeakが設定閾値(第1所定値)Aより大きくなるように重み係数を制御するようにしても良い。図23は、アレー重み付け合成器20の出力に切り替えた後に、ピーク出力が設定閾値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。また、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakが設定閾値(第1所定値)Aより大きくなるまで重み係数を制御するようにしても良い。
なお、第6実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
図24は、アンテナおよびアンテナ制御部の第7実施例を示す機能ブロック図である。図24に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、有指向性アンテナ(アダプティブアレーアンテナ)を含む、指向性の異なる複数のアンテナと、アレー重み付け合成器20と、アンテナ切替器11と、アンテナ切替器11の出力信号の電力を測定する受信電力測定器18と、ガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、アレー重み付け制御器21と、切替制御器22からなる。
図25は、第7実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には1本のアンテナを選択)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeak(n)を測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n)を設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、制御信号を切替制御器22に出力する。受信電力測定器18は、受信電力Prが予め設定閾値(第3所定値)Bを上回ったときは、制御信号を切替制御器22に出力する。切替制御器22は、比較器14から制御信号を受信し、かつ受信電力測定器18から制御信号を受信すると、アンテナ切替器11により、アレー重み付け合成器20の出力に切り替える。切り替え後、アレー重み付け合成器20の出力信号について、ガードインターバル相関器12により、ガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeak(n)を測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n)が設定閾値(第1所定値)Aを下回ったとき、制御信号をアレー重み付け制御器21に出力する。アレー重み付け制御器21は、比較器14から制御信号を受信すると、アレー重み付け合成器20に制御信号を出力し、アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御してアンテナの指向性を変える。ここでは、アンテナ指向性の半値角が相対的に狭くなるように重み係数を制御する。
また、アレー重み付け制御器21は、アレー重み付け合成器20の出力に切り替えた後に、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n)が設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、ピーク出力Ppeak(n)が設定閾値(第1所定値)Aより大きくなるように重み係数を制御するようにしても良い。図26は、アレー重み付け合成器20の出力に切り替えた後に、ピーク出力が設定閾値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。また、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeak(n)が設定閾値(第1所定値)Aより大きくなるまで重み係数を制御するようにしても良い。
なお、第7実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
図27は、アンテナおよびアンテナ制御部の第8実施例を示す機能ブロック図である。図27に示すアンテナおよびアンテナ制御部は、アンテナの指向性が異なる複数のアンテナと、複数アンテナからの受信信号を切り替える受信信号切替器23と、受信信号毎のガードインターバル相関器12と、出力測定器13と、比較器14と、出力測定器13で検出されたピーク出力からシンボルタイミングおよびフレームタイミング信号を生成するフレーム/シンボルタイミング生成器15と、フレーム/シンボルタイミング信号を切り替えるタイミング信号切替器24と、切替制御器22からなる。なお、受信信号切替器23が切り替える受信信号は、単一アンテナで受信した信号あっても良いし、アンテナアレー重み付け合成後の受信信号であっても良い。
図28は、第8実施例の動作を説明するフローチャートである。アンテナ(初期には無指向性のアンテナ)から信号を受信すると、ガードインターバル相関器12により、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13により、ガードインターバル相関器12におけるピーク出力Ppeakを測定する。比較器14は、出力測定器13で測定したピーク出力Ppeakを設定閾値(第1所定値)Aと比較し、設定閾値(第1所定値)Aを下回ったときは、切替制御信号を切替制御器22へ出力する。切替制御器22は、比較器14から切替制御信号を受信すると、切替信号を受信信号切替器23とタイミング信号切替器24に出力し、指向性の異なるアンテナからの受信信号およびフレーム/シンボルタイミング信号に同時に切り替えて、複数のアンテナにおけるアンテナの指向性を変更する。
あるいは、切替制御器22は、事前に、切り替え先の受信信号における検出ピーク出力Ppeakが設定閾値(第1所定値)Aを下回っていることがわかれば、切り替えを行わない。図29に示すように、アンテナ受信信号1(初期にはアンテナ受信信号1を選択)を受信したガードインターバル相関器12は、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13は、アンテナ受信信号1のピーク出力P1peakを測定し、比較器14は、測定値を切替制御器22へ出力する。アンテナ受信信号2を受信した他のガードインターバル相関器12は、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13は、アンテナ受信信号2のピーク出力P2peakを測定し、比較器14は、測定値を切替制御器22へ出力する。切替制御器22は、アンテナ受信信号1のピーク出力P1peakが設定閾値(第1所定値)Aを下回り、かつアンテナ受信信号2のピーク出力P2peakが設定閾値(第1所定値)Aよりも大きいときは、切替信号を受信信号切替器23とタイミング信号切替器24に出力して、アンテナ受信信号2の受信信号およびフレーム/シンボルタイミング信号に同時に切り替える。
あるいはまた、切替制御器22は、検出ピーク出力Ppeakが高い方の受信信号およびフレーム/シンボルタイミング信号に切り替えても良い。図30に示すように、アンテナ受信信号1(初期にはアンテナ受信信号1を選択)を受信したガードインターバル相関器12は、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13は、アンテナ受信信号1のピーク出力P1peakを測定し、比較器14は、測定値を切替制御器22へ出力する。アンテナ受信信号2を受信した他のガードインターバル相関器12は、受信信号のガードインターバル部分の相関を求め、出力測定器13は、アンテナ受信信号2のピーク出力P2peakを測定し、比較器14は、測定値を切替制御器22へ出力する。切替制御器22は、ピーク出力P1peakがピーク出力P2peakよりも小さいときは、切替信号を受信信号切替器23とタイミング信号切替器24に出力して、アンテナ受信信号2の受信信号およびフレーム/シンボルタイミング信号に同時に切り替える。ピーク出力P1peakがピーク出力P2peakよりも大きいときは、アンテナ受信信号1の受信信号およびフレーム/シンボルタイミング信号に同時に切り替える。
なお、第8実施例のアンテナおよびアンテナ制御部は、第1実施例と同様に、出力測定器13と比較器14に代えて、図4に示す出力測定器13Aと比較器14Aを備えるようにしても良い。また、出力測定器13と比較器14に代えて、図8に示す出力測定器13Bと比較器14Bを備えるようにしても良い。
なお、上述した無線通信装置は、通信相手側の基地局(無線通信装置)へ初期接続する場合、および/または、現在の通信相手側の基地局(無線通信装置)から他の通信相手側の基地局(無線通信装置)へ接続する場合(ハンドオーバする場合)に、上述した第1実施例〜第8実施例を実行し、無線通信装置が、通信相手側の基地局への初期接続が完了した場合、および/または、現在の通信相手側の基地局から他の通信相手側の基地局への接続の変更が完了した場合に第1実施例〜第8実施例の実行を停止する。図31は、現在の通信相手側の基地局(無線通信装置)から他の通信相手側の基地局(無線通信装置)へ接続する場合(ハンドオーバする場合)の動作を説明するシーケンス図である。
また、無線通信装置は、通信相手側の基地局(無線通信装置)へ初期接続する場合、および/または、現在の通信相手側の基地局(無線通信装置)から他の通信相手側の基地局(無線通信装置)へ接続する場合に、接続対象となる通信相手側の基地局との間で、所定期間中に同期が確立されるか否かを把握し、把握の結果、無線通信装置が、接続対象となる通信相手側の基地局との間で所定期間中に同期が確立されないことが把握された場合には、第1実施例〜第8実施例を実行し、把握の結果、無線通信装置が、接続対象となる通信相手側の基地局との間で所定期間中に同期が確立されたことが把握された場合には、第1実施例〜第8実施例の実行を停止する。
また、無線通信装置は、受信信号におけるフレームのシンボルタイミングのクロックジッタ量を測定し、測定されたクロックジッタ量が所定値を超えた場合には、第1実施例〜第8実施例を実行し、実行後、クロックジッタ量を測定し、測定されたクロックジッタ量が所定値を下回った場合には、第1実施例〜第8実施例の実行を停止する。
無線通信装置は、第1実施例〜第8実施例の実行を停止する場合には、複数アンテナにおけるアンテナの指向性を、無指向性となるように制御する。
また、無線通信装置が、通信相手側の基地局(無線通信装置)へ初期接続を開始する場合、および/または、現在の通信相手側の基地局(無線通信装置)から他の通信相手側の基地局(無線通信装置)への接続を開始する場合の、複数アンテナにおけるアンテナの指向性は無指向性であり、第1実施例〜第8実施例を実行した後の複数アンテナにおけるアンテナの指向性は有指向性である。
上述のように本発明は、セルエッジ等の隣接セルのカバレッジがオーバーラップするような環境で、高速移動する無線通信装置が初期接続やハンドオーバーを実行する際であっても、適切に受信信号を処理することができる。すなわち、ガードインターバル相関出力のピークが下がり、フレーム/シンボルタイミング・クロックの生成および周波数の同期を行うことができな場合においても、複数アンテナ切り替えダイバーシチやアレー合成ダイバーシチによってドップラーシフトを抑圧した信号を受信し、ガードインターバル相関ピークを引き上げ、フレーム/シンボルタイミング・クロックの再生成が可能となる。
本発明の無線通信装置の第1実施例を示す機能ブロック図である。 第1実施例の動作を説明するフローチャートである。 ガードインターバル相関器の出力分布の一例を示す図である。 変形実施例を示す機能ブロック図である。 変形実施例の動作を説明するフローチャートである。 ガードインターバル相関器の出力分布の一例を示す図である。 ガードインターバル相関器の出力分布の一例を示す図である。 変形実施例を示す機能ブロック図である。 変形実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第2実施例を示す機能ブロック図である。 第2実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第3実施例を示す機能ブロック図である。 第3実施例の動作を説明するフローチャートである。 最大受信電力のアンテナに切り替えるときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第4実施例を示す機能ブロック図である。 第4実施例の動作を説明するフローチャートである。 ピーク出力が所定値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第5実施例を示す機能ブロック図である。 第5実施例の動作を説明するフローチャートである。 ピーク出力が所定値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第6実施例を示す機能ブロック図である。 第6実施例の動作を説明するフローチャートである。 ピーク出力が設定閾値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第7実施例を示す機能ブロック図である。 第7実施例の動作を説明するフローチャートである。 ピーク出力が設定閾値より大きくなるように重み係数を制御するときの動作を説明するフローチャートである。 本発明の無線通信装置の第8実施例を示す機能ブロック図である。 第8実施例の動作を説明するフローチャートである。 切り替え先の受信信号の検出ピーク出力が設定閾値を下回っていることが分かっているときの動作を説明するフローチャートである。 検出ピーク出力が高い方の受信信号およびフレーム/シンボルタイミング信号に切り替えるときの動作を説明するフローチャートである。 現在の通信相手側の基地局から他の通信相手側の基地局へハンドオーバする場合の動作を説明するシーケンス図である。
符号の説明
11 アンテナ切替器
12 ガードインターバル相関器
13 出力測定器
14 比較器
15 フレーム/シンボルタイミング生成器
16 ガードインターバル除去器
17 復調器
18 受信電力測定器
19 選択制御器
20 アレー重み付け合成器
21 アレー重み付け制御器
22 切替制御器
23 受信信号切替器
24 タイミング信号切替器

Claims (14)

  1. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え
    前記複数アンテナは、有指向性アンテナであって、または、有指向性アンテナを含んで構成され、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記有指向性アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御することにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする受信制御方法。
  2. 前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記指向性アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御して、前記有指向性アンテナにおける指向性の半値角を相対的に狭くすることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする請求項1に記載の受信制御方法。
  3. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    前記複数アンテナは、有指向性アンテナであって、または、有指向性アンテナを含んで構成され、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する第1把握ステップと、
    前記第1把握ステップで把握されたピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記有指向性アンテナで受信した信号の重み付けに用いる重み係数を制御することにより、前記アンテナの指向性を変える第1アンテナ指向性制御ステップと、
    前記第1アンテナ指向性制御ステップの後、受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する第2把握ステップと、
    前記第2把握ステップで把握されたピーク出力が所定値を下回ったときには、当該ピーク値が当該第1所定値を上回るように前記重み係数を制御することにより、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったときには、当該サンプル数が当該第2所定値を下回るように前記重み係数を制御することにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える第2アンテナ指向性制御ステップと、
    を含むことを特徴とする受信制御方法。
  4. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    受信電力を測定する受信電力測定ステップを更に含み、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記ピーク出力が第1所定値を下回り、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回り、かつ、前記受信電力測定ステップで測定された受信電力が第3所定値を超えた場合に、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする受信制御方法。
  5. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記ピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、
    前記複数アンテナにおける各アンテナの受信電力を測定するアンテナ毎の受信電力測定ステップを更に含み、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記測定された各アンテナの受信電力に基づいて、前記第1のアンテナから、相対的に受信電力が大きい前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする受信制御方法。
  6. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、
    前記把握ステップでは、少なくとも前記第1のアンテナの受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握し、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握し、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記ピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記第1のアンテナから前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、かつ、前記第1のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングを、前記第2のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングへ変更する、ことを特徴とする受信制御方法。
  7. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、
    前記把握ステップでは、前記第1のアンテナの受信信号と、前記第2のアンテナの受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力をそれぞれ把握し、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数をそれぞれ把握し、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナについての前記ピーク出力が所定値を下回り、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回り、かつ、前記第2のアンテナについての前記ピーク出力が所定値を超えた場合に、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変える、ことを特徴とする受信制御方法。
  8. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    前記複数アンテナは、アンテナの指向性が異なる第1のアンテナと第2のアンテナとで構成されたものであり、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、前記第1のアンテナから、前記第2のアンテナへ切り替えることにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変え、
    前記把握ステップでは、前記第1のアンテナの受信信号と、前記第2のアンテナの受信信号について、前記ガードインターバル相関器におけるピーク出力をそれぞれ把握し、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数をそれぞれ把握し、
    前記アンテナ指向性制御ステップでは、把握された各ピーク出力を比較し、比較の結果、ピーク出力が高いアンテナを適用する、および/または、把握された各サンプル数を比較し、比較の結果、サンプル数が少ないアンテナを適用することにより、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を制御し、かつ、前記第1のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングを、前記第2のアンテナの受信信号におけるフレームのシンボルタイミングへ変更する、ことを特徴とする受信制御方法。
  9. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置へ初期接続する場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置へ接続する場合には、前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行し、
    前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置への初期接続が完了した場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置への接続の変更が完了した場合には、前記実行を停止する、ことを特徴とする受信制御方法。
  10. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置へ初期接続する場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置へ接続する場合に、接続対象となる通信相手側の基地局との間で、所定期間中に同期が確立されるか否かを把握する同期把握ステップを更に有し、
    前記同期把握ステップにおける把握の結果、前記無線通信装置が、接続対象となる通信相手側の基地局との間で所定期間中に同期が確立されないことが把握された場合には、前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行し、前記同期把握ステップにおける把握の結果、前記無線通信装置が、接続対象となる通信相手側の基地局との間で所定期間中に同期が確立されたことが把握された場合には、前記実行を停止する、ことを特徴とする受信制御方法。
  11. 複数アンテナを備えた無線通信装置における受信制御方法において、
    受信信号について、ガードインターバル相関器におけるピーク出力を把握する、および/または、前記ガードインターバル相関器の出力から、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を把握する把握ステップと、
    前記把握したピーク出力が第1所定値を下回ったとき、および/または、前記サンプル数が第2所定値を上回ったとき、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を変えるアンテナ指向性制御ステップと、を備え、
    受信信号におけるフレームのシンボルタイミングのクロックジッタ量を測定するクロックジッタ量検出ステップを更に有し、
    測定されたクロックジッタ量が所定値を超えた場合には、前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行し、
    前記実行後、前記クロックジッタ量検出ステップを行い、測定されたクロックジッタ量が前記所定値を下回った場合には、前記実行を停止する、ことを特徴とする受信制御方法。
  12. 前記実行を停止する場合には、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を、無指向性となるように制御する、ことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項に記載の受信制御方法。
  13. 前記無線通信装置が、通信相手側の無線通信装置へ初期接続を開始する場合、および/または、現在の通信相手側の無線通信装置から他の通信相手側の無線通信装置への接続を開始する場合の、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性は無指向性であり、
    前記把握ステップおよび前記アンテナ指向性制御ステップを実行した後の前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性は有指向性である、ことを特徴とする請求項8ないし12のいずれか1項に記載の受信制御方法。
  14. 複数アンテナを備えた無線通信装置において、
    前記アンテナで受信した信号が入力されるガードインターバル相関器と、
    前記ガードインターバル相関器における出力を測定する出力測定手段と、
    前記出力測定手段で測定された前記出力に関する値と所定値との比較結果に基づいて、前記複数アンテナにおけるアンテナの指向性を制御するアンテナ指向性制御手段と、を備え、
    前記出力に関する値とは、前記ガードインターバル相関器の出力について、所定期間における、所定電力値を上回るサンプル数を示し、前記所定値は、所定期間における電力値に基づいた値であり、
    前記アンテナ指向性制御手段は、前記サンプル数が前記所定値を上回った場合にはアンテナの指向性を変えるように制御を行う、ことを特徴とする無線通信装置
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