JP2006033056A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 指向性の異なる複数のアンテナの1つを選択して受信するOFDM受信装置のアンテナ選択処理をさらに改良する。
【解決手段】 所定の切替開始条件を満足するとき所定の選択基準に従って選択されたアンテナに切替るアンテナ切替処理において、受信電力レベルが閾値以下であるときは複数のアンテナを同時に選択する。1つのアンテナを選択する際の選択基準としては、高い平均CNを与えるアンテナまたは伝送路推定値の変動の少ないアンテナを選択する。切替開始条件としては、ハンドルの切角、ジャイロの回転角の変化、CNなどを閾値と比較して切替開始判定を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、受信装置、特に、車載用のOFDM(直交周波数分割多重)受信装置に関する。
OFDM変調方式が採用されたシステムにおいては、周波数軸上に配置された複素パラレルデータにI−FFT(逆高速フーリエ変換)を施すことにより時間領域に変換した複素データを得、これを直交変調して送信する。受信側では逆に、直交復調した後FFTを施すことにより周波数軸上にパラレルデータを得る。
OFDM変調方式は多数のサブキャリアを使って信号を伝送する方式であるので本来マルチパスフェージングに強い変調方式である。しかしながら、車両などの移動体に搭載される受信機の場合には、移動に伴って移動速度に比例したドップラーシフトが発生し、これと建物等の反射によるマルチパスとが組み合わされると、電波の到来方向によって周波数シフトの量や正負が異なることになって、ダイバーシチ合成を行ったとしても受信信号が劣化する。
特開2003−87213号公報には、OFDM受信において、異なる方向に指向性を有する複数の指向性アンテナを設け、それぞれの指向性アンテナにおける受信電力を無線受信部において常時測定し、この結果に応じて複数のアンテナの1つを選択することによってこのドップラーシフトの問題を解決することが提案されている。
また、特開2003−283405号公報には、アンテナごとに必要であった無線受信部の数を削減するため、複数のアンテナの中で選択された1つからの受信信号を無線受信部へ入力する構成が開示されている。そして、切替開始条件として、選択中の指向性アンテナによる受信電力または受信誤り率が予め定める基準よりも悪化したときアンテナの選択処理を開始する。アンテナ選択処理においては、アンテナを順次切り替えて受信電力または受信誤り率などの情報(選択基準)に基いて1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを以後の受信において選択する。
特開2003−87213号公報 特開2003−283405号公報
本発明の目的は、前述の特開2003−283405号公報に記載の受信装置をさらに改良することにある。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナにおける受信信号を選択的に合成して出力するアンテナ選択回路と、該複数のアンテナのいずれか1つを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、該アンテナ制御部は、該アンテナ選択回路が選択しているいずれか1つのアンテナの受信電力が所定値以下のとき、アンテナ選択回路に複数のアンテナを選択させることを特徴とする受信装置が提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM(直交周波数多重)復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記選択基準として、該OFDM復調後のCN(キャリア/ノイズ比)がより大きいアンテナを前記アンテナ選択回路が選択すべきアンテナと決定することを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルおよびパイロットシンボルを生成するOFDM復調部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記選択基準として、該パイロットシンボルに基いて算出される伝送路推定値に基いて選択されるアンテナを前記アンテナ選択回路が選択すべきアンテナと決定することを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、該アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、受信装置を搭載する車両のハンドルの切角が所定値以上であるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、受信装置を搭載する車両に搭載されたジャイロが検出する車両の方向に所定値以上の変化があるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該OFDM復調後のCNが所定の閾値以下となるとき前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
前記閾値は、受信電力に応じて変更されることが好ましい。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、所定の時間周期で前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、受信装置を搭載している車両の走行速度が所定値以上のときのみ前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該誤り訂正部が訂正したビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該誤り訂正部が訂正できなかったビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該誤り訂正部が誤りを検出したデータブロックの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部と、該誤り訂正部の出力をトランスポートストリームとみなしてそれから映像信号を生成するTSデコード回路とを具備し、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該TSデコード回路において検出された誤りの程度に応じて前記決定の処理を開始することを特徴とする受信装置もまた提供される。
例えば、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、前記TSデコード回路において誤り訂正されたビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行う。
或いは、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、前記TSデコード回路において誤り訂正できなかったビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行う。
或いはまた、前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、前記TSデコード回路において検出されたエラーのあるパケットの割合が所定値を超えるとき、前記決定の処理を開始する。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、前記アンテナ制御部は、受信中の放送の放送パラメータに応じて前記選択基準を変えることを特徴とする受信装置もまた提供される。
本発明によれば、相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、前記アンテナ制御部は、受信中の放送の放送パラメータに応じて前記切替開始条件を変えることを特徴とする受信装置もまた提供される。
図1は本発明が適用されるOFDM(直交周波数分割多重)受信装置の構成の一例を示す。図1に示した例では、アンテナA1,B1、チューナ10およびOFDM復調部12からなる第1のブランチで得られた信号と、アンテナA2,B2、チューナ14およびOFDM復調部16からなる第2のブランチで得られた信号とをダイバーシティ合成部18において合成する構成が採用されているが、ブランチが1つだけでダイバーシティ合成部がない構成の受信装置に対しても本発明を適用することが可能である。
図1において、指向性アンテナA1とA2は例えば図2に示すように車の進行方向に対して前方に指向性を有するように設置され、指向性アンテナB1とB2は後方に指向性を有するように設置される。アンテナの数は図1に示した例に限られず、これらに横方向に指向性を有するアンテナC1,C2を追加した構成、或いはまた、左方向に指向性を有するアンテナC1,C2と右方向に指向性を有するアンテナD1,D2を追加した構成も考えられる。
図1において、例えばバリアブルアッテネータにより構成されるアンテナ選択回路20は、アンテナ制御部22からの制御に従って、前方に指向性を有するアンテナ(A1,A2)または後方に指向性を有するアンテナ(B1,B2)を選択する。後述するように、本発明においては双方の(または複数の)方向の指向性アンテナを同時に選択することも可能であり、その場合には選択されたものが合成されて出力される。
アンテナ選択回路20で選択されたアンテナにおいて受信された高周波信号はチューナ10,14において中間周波へ変換され、OFDM復調部12,16においてディジタル信号に変換された後にFFT(高速フーリエ変換)演算によりOFDM復調されて複数キャリア上のデータシンボルおよびパイロットシンボルが得られる。ダイバーシティ合成部18においては、パイロットシンボルからキャリアごとに算出された伝送路推定値に基いてOFDM復調部12の出力とOFDM復調部16の出力の重み付け合成が行なわれる。誤り訂正部24においては、必要があれば受信系列からビタビアルゴリズムによる最尤復号が行なわれた後に、例えばリード・ソロモン符号の復号により誤り訂正復号が行なわれる。TSデコード回路26においては、誤り訂正部24の出力をトランスポートストリームとみなしてトランスポートストリームを復号して画像・音声の再生が行なわれる。
アンテナ制御部22へは、チューナ10,14において得られる受信電力の情報、OFDM復調部12,16において得られる復調後の信号のCN(キャリア/ノイズ比)および伝送路推定値の情報、誤り訂正部24における誤り情報、TSデコード回路26において得られる誤り情報、ステアリング角センサ28から得られるステアリング角の情報、およびジャイロセンサ30からの方位の情報が入力され、それらの情報に基いて、以下に説明するアンテナ切換制御が行なわれる。
図3はアンテナ制御部22におけるアンテナ切換制御の概略を示すフローチャートである。図1に示す構成の受信装置では異なる方向に指向性を有するアンテナの間でチューナ10およびOFDM復調部12などが共用されるので、各方向における受信状態を調べるためにむやみにアンテナを切り換えることができない。そこで、まず、後述する切替開始条件が満たされるかを判断し(ステップ1000)、受信状態が良好で切替開始条件を満足しないときはアンテナの選択を維持する。受信状態が悪化して切替開始条件が満たされるときは、後述する選択基準に従って選択されたアンテナに切り換える(ステップ1002)。
図4は図3に示すアンテナ切換制御部の本発明による一変形を示す。図4の処理において、選択中のアンテナによる受信電力が所定の閾値を下回ったとき、複数のアンテナ、すなわち図1の例では、前方に指向性を有するアンテナ(A1,A2)と後方に指向性を有するアンテナ(B1,B2)の双方を選択する(ステップ1004)。ドップラーシフトによる影響よりも受信電力低下の方が重大であるので、この例では、受信電力が予め定められた閾値を下回ったときは、異なる方向に指向性を有する複数のアンテナを同時に選択することにより、受信電力を稼いでいる。
図5は図3または図4におけるアンテナ選択処理(ステップ1002)の詳細の第1の例を示す。まず、アンテナ選択回路20に、第1のブランチのアンテナとして前方に指向性を有するアンテナA1を選択させ、第2のブランチのアンテナとして後方に指向性を有するアンテナB2を選択させる。このときOFDM復調部12において得られる平均CNをアンテナAのCNとし(ステップ1006)、OFDM復調部16において得られる平均CNをアンテナBのCNとする(ステップ1008)。両者を比較し(ステップ1010)、平均CNが良好な方向のアンテナを選択する(ステップ1012)。
前述の特開2003−283405号公報には、受信電力が大きい方を選択することが記載されている。しかしながら、受信電力はアンテナアンプの利得やチューナの利得のバラツキの影響を受け、また周波数選択フェージング環境では受信状態との相関が低い。これに対して、CNは利得のバラツキの影響が少なく、周波数フェージングとの相関も良いので、より正確な選択が可能となる。
図6はアンテナ選択処理(ステップ1002)の詳細の第2の例を示す。まず図5のときと同様に、第1のブランチのアンテナとしてアンテナA1を選択し、第2のブランチのアンテナとしてアンテナB2を選択する。このとき第1のブランチのOFDM復調部12において各キャリアごとに得られる伝送路推定値をアンテナAの伝送路推定値とし(ステップ1014)、第2のブランチのOFDM復調部16において各キャリアごとに得られる伝送路推定値をアンテナBの伝送路推定値とする(ステップ1016)。そして、キャリア間での伝送路推定値の変動の少ない方、例えば最大値と最小値の差が小さい方のアンテナを選択する(ステップ1018)。分散を算出してそれが小さい方を選ぶようにしても良い。周波数選択性フェージングにおいて帯域内のディップが大きいほど受信状態が悪いと言えるので、キャリア間での伝送路推定値の変動の少い方のアンテナを選択することにより受信状態の良いアンテナを正確に選ぶことができる。
図7は図3または図4における切替開始判定処理(ステップ1000)の第1の例を示す。この例では、ステアリング角センサ28(図1)から入力されるハンドルの切角(ステアリング角)を検出して(ステップ1020)予め定めた閾値と比較し(ステップ1022)、ハンドルの切角が所定値以上であればアンテナ切替処理を開始する。ハンドルの切角が閾値以上になったということは、車の進行方向が変わり電波の到来方向が変わったことを意味するので、これをアンテナ切替の契機とすることができる。
図8は切替開始判定処理の第2の例を示す。この例では、ジャイロセンサ30(図1)から入力されるジャイロの回転角(方位の変化)を検出して(ステップ1024)予め定めた閾値と比較し(ステップ1026)、ジャイロの回転角が所定値以上であればアンテナ切替処理を開始する。ジャイロの回転角が閾値以上になったということは、車の進行方向が変わり電波の到来方向が変わったことを意味するので、これをアンテナ切替の契機とすることができる。
図9は切替開始判定処理の第3の例を示す。まず、第1のブランチにおいて選択されているアンテナA1またはB1、すなわちアンテナX1によりOFDM復調部12において得られる復調信号のCNを検出する(ステップ1028)。次に、第2のブランチにおいて選択されているアンテナX2(A2またはB2)により得られるCNを検出し(ステップ1030)、いずれも閾値以下であれば切替を開始し(ステップ1032)、少くともいずれか一方が閾値以上であれば現在の選択状態を維持する。
中強電界エリアでは、電波の到来方向と反対の方向に向いている指向性アンテナを選択しても受信レベルは充分あるので受信レベルでは指向性の向きが適切に選択されているかどうかの判定は難しい。CNは指向性の向きが適切に選択されていなければ劣化するので、CNに基いて切替開始の判定を行うことにより、適切な判定をすることができる。なお、一方のブランチで閾値以下であっても他方のブランチで閾値以上であれば、ダイバーシティ合成部18におけるダイバーシティ合成により良好な信号が得られるので、この場合には切替開始とはしない。
図10は図9の切替開始判定処理を改良したものを示す。図10において、まず第1のブランチにおけるX1(A1またはB1)アンテナによる受信電力レベルを検出し(ステップ1034)、第2のブランチにおけるX2(A2またはB2)アンテナによる受信電力レベルを検出する(ステップ1036)。図11に示すような、マルチパスやドップラーシフトの影響がない状態(AWGN状態)での受信電力レベルとCNとの関係を予め例えばテーブルの形で記憶しておく。このテーブルを受信電力レベルで引くことにより、現在の受信電力レベルにおけるAWGN状態でのCN、すなわち、X1−CN0およびX2−CN0を算出する(ステップ1038)。次に実際のCN、すなわちX1−CN1,X2−CN1を検出し(ステップ1040,1042)、マルチパスおよびドップラーシフト等の影響によるCNの低下量CN0−CN1(図11参照)を各ブランチについて計算し(ステップ1044)、双方とも閾値を超えていれば(ステップ1046)アンテナ切替処理を開始する。
AWGN状態でのCNは図11に示すように受信レベルに応じて変化するので、AWGN状態からの低下量CN0−CN1を閾値と比較することにより、受信信号の品質をより正確に評価することが可能となり、より正確に切替開始判定を行うことができる。なお、図9の処理における閾値をT1とし図10の処理における閾値をT2とするとき、図10の処理は、図9の処理における閾値T1をCN0−T2、すなわち、受信電力レベルに応じて変化する閾値に置き換えたものに他ならない。
切替開始判定処理の第4の例として、切替開始条件を時間とする。すなわち、一定時間間隔で切替処理を開始しても良い。
図12は切替開始判定処理の第5の例を示す。この例においては受信装置が搭載される車の走行速度を検出し(ステップ1048)、それが閾値以上であるとき(ステップ1050)、切替処理を開始する。
特開2003−283405号公報には、切替開始判定の一例として、受信誤り率(BER)が基準を超えたか否か判定することが記載されているが、図1の誤り訂正部24において、訂正したビットの割合または訂正できなかったビットの割合、または誤りが検出されたデータブロックの割合が所定の閾値を超えることを切替開始条件としても良い。
また、TSデコード回路26において、検出された誤りの程度、例えば誤り訂正されたビットの割合、誤り訂正できなかったビットの割合、または誤りが検出されたパケットの割合が所定の閾値を超えることを切替開始条件としても良い。
OFDMを使用する放送においては、QPSK,DQPSK,16QAM,64QAMなどの種々の変調方式が採用されており、誤り訂正符号化についても1/2,3/4,7/8などの種々の符号化率が採用されている。変調方式や符号化率が違えばドップラーシフトの影響の程度や誤り訂正能力などが変わるので、受信中の放送の変調方式、符号化率などの放送パラメータの組み合わせに応じて、アンテナの選択基準および切替開始条件を変えることが望ましい。例えば、図5,6のアンテナの選択基準に関しては、図13に示すように、放送パラメータを検出し(ステップ1056)、それに応じて(ステップ1058)、放送パラメータの組み合わせが組み合わせAであるときは、図5,6の場合と同様に受信状態が良い方のアンテナを選択し(ステップ1060)、組み合わせBであるときは複数のアンテナを選択して合成する(ステップ1062)。この組み合わせBの一例としては、ドップラーシフトの影響の小さいQPSKと符号化率1/2の組み合わせが挙げられる。また、切替開始条件におけるCN、誤り発生率などに対する閾値に関しては、図14に示すように、パラメータの組み合わせが組み合わせAであるか組み合わせBであるかに応じて閾値を変えることが望ましい。また、受信装置を搭載する車の車種が例えば軽自動車であるかセダンであるかによってアンテナの取り付け位置が変わり、使用するアンテナが高性能アンテナであるか廉価アンテナであるかによってアンテナ特性が違うので、これらに応じて閾値を手動で変更できることが望ましい。
アンテナの選択基準に関して、図5を参照して説明した平均CNによる選択、および図6の伝送路推定値の変動量による選択について説明した。また特開2003−283405号公報には、受信電力レベルまたは受信誤り率(BFR)に基いてアンテナを選択することが記載されている。これらの中から選択された複数の手法を組み合わせてアンテナを選択することが考えられる。その場合に、それぞれの値に適切な重みを付して加算した結果の大小により、アンテナを選択する方法等で実現できる。
また、切替開始条件に関して、これまでに説明した切替開始条件の中から選択された複数の切替開始条件のAND(論理積)またはOR(論理和)をとったもの、あるいはANDとORが混在した組み合わせ論理により切替開始とすることも考えられる。
本発明が適用されるOFDM受信装置の構成を示すブロック図である。 アンテナの指向性を説明する図である。 アンテナ制御部の動作の概略を示すフローチャートである。 図3の処理の一変形を示すフローチャートである。 アンテナ選択処理の詳細の第1の例を示すフローチャートである。 アンテナ選択処理の詳細の第2の例を示すフローチャートである。 切替開始判定処理の詳細の第1の例を示すフローチャートである。 切替開始判定処理の詳細の第2の例を示すフローチャートである。 切替開始判定処理の詳細の第3の例を示すフローチャートである。 切替開始判定処理の詳細の第4の例を示すフローチャートである。 受信電力レベルとCNとの関係を示すグラフである。 切替開始判定処理の詳細の第5の例を示すフローチャートである。 放送パラメータに応じたアンテナ選択処理の変更のフローチャートである。 放送パラメータに応じた切替閾値の変更のフローチャートである。

Claims (18)

  1. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナにおける受信信号を選択的に合成して出力するアンテナ選択回路と、
    該複数のアンテナのいずれか1つを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    該アンテナ制御部は、該アンテナ選択回路が選択しているいずれか1つのアンテナの受信電力が所定値以下のとき、アンテナ選択回路に複数のアンテナを選択させることを特徴とする受信装置。
  2. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM(直交周波数多重)復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記選択基準として、該OFDM復調後のCN(キャリア/ノイズ比)がより大きいアンテナを前記アンテナ選択回路が選択すべきアンテナと決定することを特徴とする受信装置。
  3. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルおよびパイロットシンボルを生成するOFDM復調部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記選択基準として、該パイロットシンボルに基いて算出される伝送路推定値に基いて選択されるアンテナを前記アンテナ選択回路が選択すべきアンテナと決定することを特徴とする受信装置。
  4. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    該アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、受信装置を搭載する車両のハンドルの切角が所定値以上であるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  5. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、受信装置を搭載する車両に搭載されたジャイロが検出する車両の方向に所定値以上の変化があるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  6. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該OFDM復調後のCNが所定の閾値以下となるとき前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  7. 前記閾値は、受信電力に応じて変更される請求項6記載の受信装置。
  8. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、所定の時間周期で前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  9. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、受信装置を搭載している車両の走行速度が所定値以上のときのみ前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  10. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、
    該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該誤り訂正部が訂正したビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  11. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、
    該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該誤り訂正部が訂正できなかったビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  12. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、
    該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該誤り訂正部が誤りを検出したデータブロックの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行うことを特徴とする受信装置。
  13. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部と、
    アンテナ選択回路が選択したアンテナによる受信信号のOFDM復調を行って複数キャリア上のデータシンボルを生成するOFDM復調部と、
    該生成されたデータシンボルの誤り訂正を行う誤り訂正部と、
    該誤り訂正部の出力をトランスポートストリームとみなしてそれから映像信号を生成するTSデコード回路とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、該TSデコード回路において検出された誤りの程度に応じて前記決定の処理を開始することを特徴とする受信装置。
  14. 前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、前記TSデコード回路において誤り訂正されたビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行う請求項13記載の受信装置。
  15. 前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、前記TSデコード回路において誤り訂正できなかったビットの割合が所定値を超えるとき、前記決定を行う請求項13記載の受信装置。
  16. 前記アンテナ制御部は、前記切替開始条件として、前記TSデコード回路において検出されたエラーのあるパケットの割合が所定値を超えるとき、前記決定の処理を開始する請求項13記載の受信装置。
  17. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、受信中の放送の放送パラメータに応じて前記選択基準を変えることを特徴とする受信装置。
  18. 相異なる方向に指向性を有する複数のアンテナと、
    該複数のアンテナの少なくとも1つを選択するアンテナ選択回路と、
    所定の切替開始条件が満たされるとき、所定の選択基準に従って選択されるべき少なくとも1つのアンテナを決定し、決定されたアンテナを該アンテナ選択回路に選択させるアンテナ制御部とを具備し、
    前記アンテナ制御部は、受信中の放送の放送パラメータに応じて前記切替開始条件を変えることを特徴とする受信装置。
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