JP5003754B2 - 基準電圧生成回路 - Google Patents

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    • G05F3/30Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities

Description

本発明は、基準電圧生成回路に関する。
図10は、PN接合素子の電流及び電圧特性の温度依存性を示すグラフである。横軸はPN接合素子の順方向電圧Vbe[V]、縦軸はPN接合素子の順方向電流Ie[A]の対数表示を示す。PN接合素子は、例えばバイポーラトランジスタである。電圧Vbeはバイポーラトランジスタのベース及びエミッタ間電圧、電流Ieはエミッタ電流である。特性T1〜T6は、温度に応じた電流及び電圧特性を示す。特性T1は−40度、特性T2は0度、特性T3は25度、特性T4は55度、特性T5は85度、特性T6は125度のときの特性である。同一の電流Ieを流す場合には、温度が高くなるほど、電圧Vbeが低くなる。四角のマークで示す電圧V1は、約4×10−9[A]の電流Ieを流すための電圧を示し、温度が高くなるほど低くなる。丸のマークで示す電圧V2は、約5×10−6[A]の電流Ieを流すための電圧を示し、温度が低くなるほど高くなる。ここで、電圧V1は、電圧V2に対して温度依存性が高い。
図11は、PN接合素子の電圧及び温度の関係を示すグラフである。横軸は温度を示し、縦軸は電圧を示す。電圧V2は、図10に示したように、温度が高くなるほど低くなる。これに対し、電圧V2−V1は、温度が高くなるほど高くなる。
基準電圧生成回路は、電流密度の異なる2個のPN接合素子を用いて温度に依存しない基準電圧を生成することができる。第1のPN接合素子の順方向電圧はV1、第2のPN接合素子の順方向電圧はV2である。電圧V1及びV2がV1<V2の関係であるとき、基準電圧生成回路は、基準電圧Vref=V2+α×(V2−V1)で表される基準電圧Vrefを生成する。図11に示すように、係数αを適切に選べば温度に依存しない基準電圧Vrefとして約1.25Vを得ることができる。
近年、低電圧化の要求から1.25Vより低い電圧で動作する基準電圧生成回路が求められている。低電圧化技術の一つとして、下記の特許文献1がある。特許文献1は、基準電圧となる出力電圧を、異なる電流密度を有するバイポーラトタンジスタのベース及びエミッタ間電圧の差の電圧V2−V1のα倍の電圧と、バイポーラトタンジスタのベース及びエミッタ間電圧V2のβ分の1(β>1)の電圧の和とする。つまり、基準電圧生成回路は、Vref=V2/β+α×(V2−V1)で表される基準電圧Vrefを生成する。
しかしながら、その基準電圧生成回路には回路規模が大きくなる問題がある。例えば、特許文献1に示されている電圧による演算の実施例では、演算増幅器が6個使用されており、半導体チップ上に占める面積及び消費電力が大きくなる問題がある。
また、下記の特許文献2には、PN接合の第1の順方向電圧と電流密度を変えたPN接合の第2の順方向電圧との差に比例した電流を発生する第1の電流発生回路と、前記第1の電流発生回路から得られる電流に比例した電圧と前記第1の順方向電圧とを等しくするための電流を発生する第2の電流発生回路と、前記第2の電流発生回路から得られる電流に比例した電圧と前記第1の順方向電圧とを加算する電圧加算回路とを具備することを特徴とする基準電圧発生回路が記載されている。
特開平05−251954号公報 特開2004−192608号公報
本発明の目的は、低電圧動作が可能であり、低消費電力化を実現することができる基準電圧生成回路を提供することである。
本発明の一観点によれば、順方向電圧が第1の電圧V1である第1のPN接合素子と、前記第1のPN接合素子に対して電流密度が異なり、順方向電圧が前記第1の電圧V1より高い第2の電圧V2である第2のPN接合素子と、前記第1の電圧V1及び前記第2の電圧V2を入力し、A1、A2及びA3を係数とする、A2×V2+A3×(A2×V2−A1×V1)で表される基準電圧を生成する生成回路とを有し、前記A1及びA2は異なる値であることを特徴とする基準電圧生成回路が提供される。
図1は、本発明の第1の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図2は、本発明の第2の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図3は、本発明の第3の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図4は、本発明の第4の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図5は、本発明の第5の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図6は、第4及び第5の実施形態による基準電圧生成回路の関係を説明するための回路図である。 図7は、本発明の第6の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図8は、本発明の第7の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図9は、本発明の第8の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図10は、PN接合素子の電流及び電圧特性の温度依存性を示すグラフである。 図11は、PN接合素子の電圧及び温度の関係を示すグラフである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。第1の電流源I1及び第1のPN接合素子PN1の直列接続回路は、電源電圧端子及び基準電位端子(例えば接地端子)間に接続される。第2の電流源I2及び第2のPN接合素子PN2の直列接続回路は、電源電圧端子及び基準電位端子間に接続される。PN接合素子PN1及びPN2は、例えばダイオード又はトランジスタである。
第1のPN接合素子PN1は、順方向電圧が第1の電圧V1である。第1の電流源I1は、第1のPN接合素子PN1に定電流を流す。第1の電流源I1により第1のPN接合素子PN1に電流が流れると、第1のPN接合素子PN1は電圧V1を発生する。
第2のPN接合素子PN2は、順方向電圧が第2の電圧V2である。第2の電流源I2は、第2のPN接合素子PN2に定電流を流す。第2の電流源I2により第2のPN接合素子PN2に電流が流れると、第2のPN接合素子PN2は電圧V2を発生する。
PN接合素子PN1及びPN2は、相互に電流密度が異なる。電流密度が異なるPN接合素子PN1及びPN2を構成するためには、2つの方法が考えられる。第1は、第1のPN接合素子PN1及び第2のPN接合素子PN2のPN接合面積を異ならせる方法である。第2は、第1の電流源I1が流す電流値及び第2の電流源I2が流す電流値を異ならせる方法である。その2つの方法のいずれかを実現することにより、相互に電流密度が異なるPN接合素子PN1及びPN2を構成することができる。これにより、第1のPN接合素子PN1が発生する第1の電圧V1及び第2のPN接合素子PN2が発生する第2の電圧V2は異なる電圧となる。ここで、図10に示すように、第2のPN接合素子PN2が発生する第2の電圧V2が第1のPN接合素子PN1が発生する第1の電圧V1より高いものとする。すなわち、第2のPN接合素子PN2に流れる電流は、第1のPN接合素子PN1に流れる電流よりも大きい。
生成回路101は、第1のPN接合素子PN1で発生する第1の電圧V1を入力し、第1の電圧V1に係数A1を乗じた下式で表される電圧V11を生成する。
V11=A1×V1
生成回路102は、第2のPN接合素子PN2で発生する第2の電圧V2を入力し、第2の電圧V2に係数A2を乗じた下式で表される電圧V12を生成する。ここで、係数A1及びA2は相互に異なる値である。
V12=A2×V2
生成回路103は、電圧V11及びV12を入力し、下式で表される基準電圧Vrefを生成する。ここで、A3は係数である。
Vref=V12+A3×(V12−V11)
=A2×V2+A3×(A2×V2−A1×V1)
A1、A2及びA3は、1を含む係数である。係数A1及びA2を異なる値に設定することにより、図11から分かるように、温度に依存しない基準電圧Vrefが得られる。
上記の特許文献1では、PN接合素子の順方向電圧V1と、電流密度の異なるもう一つのPN接合素子の順方向電圧との差V2−V1の2つの電圧を基に基準電圧Vrefを演算している。これに対し、本実施形態では、電流密度の異なる2個のPN接合素子PN1及びPN2の順方向電圧V1及びV2をそれぞれ別の係数A1及びA2で予め増幅(又は減衰)した後で基準電圧Vrefを演算することで、回路規模の削減を可能としている。
このとき、電源電圧及び基準電圧Vrefが1.25V以下である実用的な低電圧動作を可能にするにはほとんどの場合、係数A1が係数A2より大きいという条件を満たす必要がある。係数A2が1のとき、回路規模が最も小さくなり、その場合を、後に第2の実施形態として説明する。回路規模的なメリットは小さくなるが、係数A2は1に限定されず、低電圧動作が可能である。また、係数A1が1の場合を、後に第3の実施形態として説明する。また、係数A1及びA2の両方が1より小さい場合を、後に第4及び第5の実施形態として説明する。また、係数A1及びA2の両方が1より大きい場合を、後に第6の実施形態として説明する。また、係数A1が1より大きく、かつ係数A2が1より小さい場合を後に、第7の実施形態として説明する。係数A1及びA2の両方を1以下とすることは、より低い電源電圧で動作させることが可能な点でメリットが大きい。係数である増幅率が1より大きい増幅は非反転増幅回路、係数である増幅率が1より小さい減衰はボルテージホロワと抵抗分圧を組み合わせることで実現可能である。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。Pチャネル電界効果トランジスタMP1は、ソースが電源電圧端子に接続され、ゲートが差動増幅回路201の出力端子に接続され、ドレインが差動増幅回路201の非反転入力端子に接続される。PNPバイポーラトランジスタQ1は、エミッタが抵抗R1を介して差動増幅回路201の非反転入力端子に接続され、ベース及びコレクタが基準電位端子(例えば接地端子)に接続される。第1の電圧V1は、トランジスタQ1のベース及びエミッタ間電圧である。
Pチャネル電界効果トランジスタMP2は、ソースが電源電圧端子に接続され、ゲートが差動増幅回路201の出力端子に接続され、ドレインが差動増幅回路201の反転入力端子に接続される。PNPバイポーラトランジスタQ2は、エミッタが差動増幅回路201の反転入力端子に接続され、ベース及びコレクタが基準電位端子に接続される。第2の電圧V2は、トランジスタQ2のベース及びエミッタ間電圧である。
差動増幅回路201は、非反転入力端子がトランジスタMP1及びトランジスタQ1間に接続され、反転入力端子がトランジスタMP2及びトランジスタQ1間に接続され、出力端子がトランジスタMP1及びMP2のゲートに接続される。抵抗R1は、トランジスタMP1及びトランジスタQ1間に接続される。
差動増幅回路201は、非反転入力端子及び反転入力端子の電圧が同じになるように、フィードバック制御される。トランジスタMP1及びMP2のゲートは差動増幅回路201から同一の電圧を入力するので、トランジスタMP1及びMP2は同一の電流を流す。
差動増幅回路201は、トランジスタQ1及びQ2に流す電流をトランジスタQ1及びQ2の順方向電圧V1及びV2で決まる電圧からフィードバックするので、入出力が全てハイレベルでも安定してしまうことがある。そのため、スタートアップ回路200を設けることが好ましい。スタートアップ回路200は、差動増幅回路201の非反転入力端子及び出力端子に接続され、差動増幅回路201の非反転入力端子及び出力端子の電圧を制御する。なお、スタートアップ回路200は必ずしも必要ではない。
トランジスタQ1及びQ2は、相互にPN接合面積が異なるので、電流密度が異なる。トランジスタQ2に流れる電流は、トランジスタQ1に流れる電流よりも大きい。その結果、第2の電圧V2は、第1の電圧V1よりも高い。
差動増幅回路202は、非反転入力端子にトランジスタQ1で発生する第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に抵抗R2を介して自身の出力端子及び抵抗R3を介して基準電位端子が接続される。差動増幅回路202の出力電圧V11は、A1×V1である。ここで、係数A1は、(R2+R3)/R3である。
差動増幅回路203は、非反転入力端子にトランジスタQ2で発生する第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に抵抗R4を介して差動増幅回路202の出力電圧V11及び抵抗R5を介して自身の出力電圧Vrefが入力され、基準電圧Vrefを出力する。
本実施形態による基準電圧生成回路は、第2の電圧V2を基準として、第1の電圧V1を抵抗R2及びR3から求まる比A1で非反転増幅(増幅率>1)した電圧V11との差V2−V11を、抵抗R4及びR5から求まる比A3で反転増幅することで以下の式で与えられる基準電圧Vrefを生成する。
Figure 0005003754
ここで、係数A1は(R2+R3)/R3であり、1より大きい値である。係数A2は1である。係数A3はR5/R4である。係数A1及びA2は異なる値である。
以下、第1及び第2の実施形態の対応関係を説明する。トランジスタMP1は図1の第1の電流源I1、トランジスタMP2は図1の第2の電流源I2に対応する。トランジスタQ1は図1の第1のPN接合素子PN1、トランジスタQ2は図1の第2のPN接合素子PN2に対応する。差動増幅回路202及び抵抗R2,R3は、図1の生成回路101に対応する。差動増幅回路203及び抵抗R4,R5は、図1の生成回路103に対応する。係数A2が1であるため、図1の生成回路102を省略することができる。
本実施形態の基準電圧生成回路は、差動増幅回路を少なくできるので、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。また、電源電圧及び基準電圧Vrefを1.25V以下の低電圧にすることができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。トランジスタMP1、MP2、Q1、Q2、差動増幅回路201、抵抗R1及びスタートアップ回路200の構成は、第2の実施形態と同じである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
差動増幅回路301は、非反転入力端子にトランジスタQ1で発生する第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧V11が入力される。差動増幅回路301の出力電圧V11は、A1×V1である。ここで、係数A1は1であるので、電圧V11は電圧V1と同じである。差動増幅回路301は、抵抗R4に電流を流すためのバッファであり、その電流を流すことによる入力電圧の変動を防止することができる。
差動増幅回路302は、非反転入力端子にトランジスタQ2で発生する第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路303は、非反転入力端子に抵抗R2を介して差動増幅回路302の出力端子及び抵抗R3を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に抵抗R4を介して差動増幅回路301の出力電圧V11及び抵抗R5を介して自身の出力電圧Vrefが入力され、基準電圧Vrefを出力する。
差動増幅回路303の非反転入力端子の電圧V12は、A2×V2である。ここで、係数A2はR3/(R2+R3)である。
本実施形態による基準電圧生成回路は、第2の電圧V2を抵抗R2及びR3から求まる比A2で減衰(増幅率<1)した電圧V12を基準として、第1の電圧V1との差V12−V1を、抵抗R4及びR5から求まる比A3で反転増幅することで、以下の式で与えられる基準電圧Vrefを生成する。
Figure 0005003754
ここで、係数A1は1である。係数A2はR3/(R2+R3)であり、1より小さい値である。係数A3はR5/R4である。係数A1及びA2は異なる値である。
以下、第1及び第3の実施形態の対応関係を説明する。トランジスタMP1は図1の第1の電流源I1、トランジスタMP2は図1の第2の電流源I2に対応する。トランジスタQ1は図1の第1のPN接合素子PN1、トランジスタQ2は図1の第2のPN接合素子PN2に対応する。差動増幅回路301は、図1の生成回路101に対応する。差動増幅回路302及び抵抗R2,R3は、図1の生成回路102に対応する。差動増幅回路303及び抵抗R4,R5は、図1の生成回路103に対応する。
本実施形態の基準電圧生成回路は、差動増幅回路を少なくできるので、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。また、電源電圧及び基準電圧Vrefを1.25V以下の低電圧にすることができる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。トランジスタMP1、MP2、Q1、Q2、差動増幅回路201、抵抗R1及びスタートアップ回路200の構成は、第2の実施形態と同じである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
差動増幅回路401は、非反転入力端子にトランジスタQ1で発生する第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路402は、非反転入力端子にトランジスタQ2で発生する第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路403は、非反転入力端子に抵抗R4を介して差動増幅回路402の出力端子及び抵抗R5を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に抵抗R2を介して差動増幅回路401の出力端子、抵抗R3を介して基準電位端子、及び抵抗R6を介して自身の出力端子が接続され、基準電圧Vrefを出力する。
差動増幅回路403の反転入力端子の電圧V11は、A1×V1である。ここで、係数A1はR3/(R2+R3)である。また、差動増幅回路403の非反転入力端子の電圧V12は、A2×V2である。ここで、係数A2はR5/(R4+R5)である。
本実施形態による基準電圧生成回路は、第2の電圧V2を抵抗R4及びR5から求まる比A2で減衰(増幅率<1)した電圧V12を基準として、第1の電圧V1を抵抗R2及びR3から求まる比A1で減衰した電圧V11との差V12−V11を反転増幅することで以下の式で与えられる基準電圧Vrefを生成する。
Figure 0005003754
ここで、R2//R3は、R2×R3/(R2+R3)を表す。係数A1はR3/(R2+R3)であり、1より小さい値である。係数A2はR5/(R4+R5)であり、1より小さい値である。係数A3はR6/(R2//R3)である。係数A1及びA2は異なる値である。
以下、第1及び第4の実施形態の対応関係を説明する。トランジスタMP1は図1の第1の電流源I1、トランジスタMP2は図1の第2の電流源I2に対応する。トランジスタQ1は図1の第1のPN接合素子PN1、トランジスタQ2は図1の第2のPN接合素子PN2に対応する。差動増幅回路401及び抵抗R2,R3は、図1の生成回路101に対応する。差動増幅回路402及び抵抗R4,R5は、図1の生成回路102に対応する。差動増幅回路403及び抵抗R2,R3,R6は、図1の生成回路103に対応する。
本実施形態の基準電圧生成回路は、差動増幅回路を少なくできるので、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。また、電源電圧及び基準電圧Vrefを1.25V以下の低電圧にすることができる。
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第5の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。トランジスタMP1、MP2、Q1、Q2、差動増幅回路201、抵抗R1及びスタートアップ回路200の構成は、第2の実施形態と同じである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
差動増幅回路501は、非反転入力端子にトランジスタQ1で発生する第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路502は、非反転入力端子にトランジスタQ2で発生する第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路503は、非反転入力端子に抵抗R2を介して差動増幅回路501の出力端子及び抵抗R3を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路504は、非反転入力端子に抵抗R4を介して差動増幅回路502の出力端子及び抵抗R5を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に抵抗R6を介して差動増幅回路503の出力電圧及び抵抗R7を介して自身の出力電圧Vrefが入力され、基準電圧Vrefを出力する。
差動増幅回路503の非反転入力端子の電圧V11は、A1×V1である。ここで、係数A1はR3/(R2+R3)である。また、差動増幅回路504の非反転入力端子の電圧V12は、A2×V2である。ここで、係数A2はR5/(R4+R5)である。
本実施形態による基準電圧生成回路は、第2の電圧V2を抵抗R4及びR5から求まる比A2で減衰(増幅率<1)した電圧V12を基準として、第1の電圧V1を抵抗R2及びR3から求まる比A1で減衰した電圧V11との差V12−V11を反転増幅することで以下の式で与えられる基準電圧Vrefを生成する。
Figure 0005003754
ここで、係数A1はR3/(R2+R3)であり、1より小さい値である。係数A2はR5/(R4+R5)であり、1より小さい値である。係数A3はR7/R6である。係数A1及びA2は異なる値である。
以下、第1及び第5の実施形態の対応関係を説明する。トランジスタMP1は図1の第1の電流源I1、トランジスタMP2は図1の第2の電流源I2に対応する。トランジスタQ1は図1の第1のPN接合素子PN1、トランジスタQ2は図1の第2のPN接合素子PN2に対応する。差動増幅回路501及び抵抗R2,R3は、図1の生成回路101に対応する。差動増幅回路502及び抵抗R4,R5は、図1の生成回路102に対応する。差動増幅回路503,504及び抵抗R6,R7は、図1の生成回路103に対応する。
本実施形態の基準電圧生成回路は、差動増幅回路を少なくできるので、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。また、電源電圧及び基準電圧Vrefを1.25V以下の低電圧にすることができる。
図6は、第4及び第5の実施形態による基準電圧生成回路の関係を説明するための回路図である。図4の第4の実施形態による基準電圧生成回路と図5の第5の実施形態による基準電圧生成回路とは等価回路である。図6の回路510は、図5の回路510の抵抗R2,R3,R6をそれぞれ抵抗R1,R2,R3に置き換えたものである。図6の回路410は、図4の回路410の抵抗R2,R3をそれぞれ抵抗R4,R5に置き換えたものである。回路510は、それと等価な回路410に置き換えることができる。その際、下式の関係が成り立つ。
R5/(R4+R5)=R2/(R1+R2)
R4×R5/(R4+R5)=R3
図5の基準電圧生成回路は、回路510を回路410に置き換えることにより、図4の基準電圧生成回路となる。図4及び図5の基準電圧生成回路は等価回路である。図4の基準電圧生成回路は、図5の基準電圧生成回路に対して回路規模を削減することができる。
(第6の実施形態)
図7は、本発明の第6の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。トランジスタMP1、MP2、Q1、Q2、差動増幅回路201、抵抗R1及びスタートアップ回路200の構成は、第2の実施形態と同じである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
差動増幅回路701は、非反転入力端子にトランジスタQ1で発生する第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に抵抗R2を介して自身の出力端子及び抵抗R3を介して基準電位端子が接続される。
差動増幅回路702は、非反転入力端子にトランジスタQ2で発生する第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に抵抗R4を介して自身の出力端子及び抵抗R5を介して基準電位端子が接続される。
差動増幅回路703は、非反転入力端子に差動増幅回路702の出力電圧V12が入力され、反転入力端子に抵抗R6を介して差動増幅回路701の出力電圧V11及び抵抗R7を介して自身の出力電圧Vrefが入力され、基準電圧Vrefを出力する。
差動増幅回路701の出力電圧V11は、A1×V1である。ここで、係数A1は(R2+R3)/R3である。また、差動増幅回路702の出力電圧V12は、A2×V2である。ここで、係数A2は(R4+R5)/R5である。
本実施形態による基準電圧生成回路は、第2の電圧V2を抵抗R4及びR5から求まる比A2で非反転増幅(増幅率>1)した電圧V12を基準として、第1の電圧V1を抵抗R2及びR3から求まる比A1で非反転増幅(増幅率>1)した電圧V11との差V12−V11を抵抗R6及びR7から求まる比A3で反転増幅することで以下の式で与えられる基準電圧Vrefを生成する。
Figure 0005003754
ここで、係数A1は(R2+R3)/R3であり、1より大きい値である。係数A2は(R4+R5)/R5であり、1より大きい値である。係数A3はR7/R6である。係数A1及びA2は異なる値である。
以下、第1及び第6の実施形態の対応関係を説明する。トランジスタMP1は図1の第1の電流源I1、トランジスタMP2は図1の第2の電流源I2に対応する。トランジスタQ1は図1の第1のPN接合素子PN1、トランジスタQ2は図1の第2のPN接合素子PN2に対応する。差動増幅回路701及び抵抗R2,R3は、図1の生成回路101に対応する。差動増幅回路702及び抵抗R4,R5は、図1の生成回路102に対応する。差動増幅回路703及び抵抗R6,R7は、図1の生成回路103に対応する。
本実施形態の基準電圧生成回路は、差動増幅回路を少なくできるので、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。また、電源電圧及び基準電圧Vrefを1.25V以下の低電圧にすることができる。
(第7の実施形態)
図8は、本発明の第7の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。トランジスタMP1、MP2、Q1、Q2、差動増幅回路201、抵抗R1及びスタートアップ回路200の構成は、第2の実施形態と同じである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
差動増幅回路801は、非反転入力端子にトランジスタQ1で発生する第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に抵抗R2を介して自身の出力端子及び抵抗R3を介して基準電位端子が接続される。
差動増幅回路802は、非反転入力端子にトランジスタQ2で発生する第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される。
差動増幅回路803は、非反転入力端子に抵抗R4を介して差動増幅回路802の出力端子及び抵抗R5を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に抵抗R6を介して差動増幅回路801の出力電圧及び抵抗R7を介して自身の出力電圧Vrefが入力され、基準電圧Vrefを出力する。
差動増幅回路801の出力電圧V11は、A1×V1である。ここで、係数A1は(R2+R3)/R3である。また、差動増幅回路803の非反転入力端子の電圧V12は、A2×V2である。ここで、係数A2はR5/(R4+R5)である。
本実施形態による基準電圧生成回路は、第2の電圧V2を抵抗R4及びR5から求まる比A2で減衰(増幅率<1)した電圧V12を基準として、第1の電圧V1を抵抗R2及びR3から求まる比A1で非反転増幅(増幅率>1)した電圧V11との差V12−V11を抵抗R6及びR7から求まる比A3で反転増幅することで以下の式で与えられる基準電圧Vrefを生成する。
Figure 0005003754
ここで、係数A1は(R2+R3)/R3であり、1より大きい値である。係数A2はR5/(R4+R5)であり、1より小さい値である。係数A3はR7/R6である。係数A1及びA2は異なる値である。
以下、第1及び第7の実施形態の対応関係を説明する。トランジスタMP1は図1の第1の電流源I1、トランジスタMP2は図1の第2の電流源I2に対応する。トランジスタQ1は図1の第1のPN接合素子PN1、トランジスタQ2は図1の第2のPN接合素子PN2に対応する。差動増幅回路801及び抵抗R2,R3は、図1の生成回路101に対応する。差動増幅回路802及び抵抗R4,R5は、図1の生成回路102に対応する。差動増幅回路803及び抵抗R6,R7は、図1の生成回路103に対応する。
本実施形態の基準電圧生成回路は、差動増幅回路を少なくできるので、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。また、電源電圧及び基準電圧Vrefを1.25V以下の低電圧にすることができる。
(第8の実施形態)
図9は、本発明の第8の実施形態による基準電圧生成回路の構成例を示す回路図である。図9の本実施形態は、図2の第2の実施形態に対して、スタートアップ回路200、差動増幅回路201及び抵抗R1を削除し、バイアス回路900を追加したものである。以下、本実施形態が第2の実施形態と異なる点を説明する。
トランジスタMP1は、ソースが電源電圧端子に接続され、ゲートがバイアス回路900に接続され、ドレインがトランジスタQ1のエミッタに接続される。トランジスタQ1は、ベース及びコレクタが基準電位端子に接続される。第1の電圧V1は、トランジスタQ1のベース及びエミッタ間電圧である。
トランジスタMP2は、ソースが電源電圧端子に接続され、ゲートがバイアス回路900に接続され、ドレインがトランジスタQ2のエミッタに接続される。トランジスタQ2は、ベース及びコレクタが基準電位端子に接続される。第2の電圧V2は、トランジスタQ2のベース及びエミッタ間電圧である。
バイアス回路900は、トランジスタMP1及びMP2のゲートに同一の電圧を出力する。トランジスタ(PN接合素子)Q1及びQ2は、相互に電流密度が異なる。電流密度が異なるトランジスタQ1及びQ2を構成するためには、2つの方法が考えられる。第1は、トランジスタQ1及びQ2のPN接合面積を異ならせる方法である。第2は、第1の電流源I1であるMP1が流す電流値及び第2の電流源I2であるトランジスタMP2が流す電流値を異ならせる方法である。トランジスタMP1及びMP2の大きさを変えることにより、その流す電流値を異ならせることができる。その2つの方法のいずれかを実現することにより、相互に電流密度が異なるトランジスタQ1及びQ2を構成することができる。これにより、第2の電圧V2は、第1の電圧V1より高くすることができる。
第2〜第7の実施形態では、スタートアップ回路200を必要とする。しかし、スタートアップ回路200は、基準電圧生成回路の起動後は不要なものであり、回路動作を不安定にしてしまう問題がある。また、スタートアップ回路200を用いると電源変動等のノイズに弱くなり、突発的に電源オフの状態が起こりえる携帯機器では安定した動作を保証することが難しくなるという問題がある。
本実施形態は、バイアス回路900を用いることにより、スタートアップ回路200を削除することができるので、動作を安定化させることができる。なお、本実施形態は、第2の実施形態に限定されず、第3〜第7の実施形態に適用することもできる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
電源電圧及び基準電圧を1.25V以下の低電圧にすることができる。また、回路規模を削減し、低コスト及び低消費電力化を実現することができる。

Claims (10)

  1. 順方向電圧が第1の電圧V1である第1のPN接合素子と、
    前記第1のPN接合素子に対して電流密度が異なり、順方向電圧が前記第1の電圧V1より高い第2の電圧V2である第2のPN接合素子と、
    前記第1の電圧V1及び前記第2の電圧V2を入力し、A1、A2及びA3を係数とする、A2×V2+A3×(A2×V2−A1×V1)で表される基準電圧を生成する生成回路と
    を有し、
    前記A1及びA2は異なる値であることを特徴とする基準電圧生成回路。
  2. 前記係数A1は、前記係数A2より大きいことを特徴とする請求項1記載の基準電圧生成回路。
  3. 前記係数A1及びA2のいずれかが1であることを特徴とする請求項1記載の基準電圧生成回路。
  4. 前記係数A1及びA2のうちの少なくとも一方が1より大きいことを特徴とする請求項1記載の基準電圧生成回路。
  5. さらに、非反転入力端子に前記第1のPN接合素子で発生する前記第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に第1の抵抗を介して自身の出力端子及び第2の抵抗を介して基準電位端子が接続される第1の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2のPN接合素子で発生する前記第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に第3の抵抗を介して前記第1の差動増幅回路の出力電圧及び第4の抵抗を介して自身の出力電圧が入力され、前記基準電圧を出力する第2の差動増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基準電圧生成回路。
  6. さらに、非反転入力端子に前記第1のPN接合素子で発生する前記第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第1の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2のPN接合素子で発生する前記第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第2の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に第1の抵抗を介して前記第2の差動増幅回路の出力端子及び第2の抵抗を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に第3の抵抗を介して前記第1の差動増幅回路の出力電圧及び第4の抵抗を介して自身の出力電圧が入力され、前記基準電圧を出力する第3の差動増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基準電圧生成回路。
  7. さらに、非反転入力端子に前記第1のPN接合素子で発生する前記第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第1の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2のPN接合素子で発生する前記第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第2の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に第1の抵抗を介して前記第2の差動増幅回路の出力端子及び第2の抵抗を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に第3の抵抗を介して前記第1の差動増幅回路の出力端子、第4の抵抗を介して基準電位端子、及び第5の抵抗を介して自身の出力端子が接続され、前記基準電圧を出力する第3の差動増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基準電圧生成回路。
  8. さらに、非反転入力端子に前記第1のPN接合素子で発生する前記第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第1の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2のPN接合素子で発生する前記第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第2の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に第1の抵抗を介して前記第1の差動増幅回路の出力端子及び第2の抵抗を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第3の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に第3の抵抗を介して前記第2の差動増幅回路の出力端子及び第4の抵抗を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に第5の抵抗を介して前記第3の差動増幅回路の出力電圧及び第6の抵抗を介して自身の出力電圧が入力され、前記基準電圧を出力する第4の差動増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基準電圧生成回路。
  9. さらに、非反転入力端子に前記第1のPN接合素子で発生する前記第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に第1の抵抗を介して自身の出力端子及び第2の抵抗を介して基準電位端子が接続される第1の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2のPN接合素子で発生する前記第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に第3の抵抗を介して自身の出力端子及び第4の抵抗を介して基準電位端子が接続される第2の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2の差動増幅回路の出力電圧が入力され、反転入力端子に第5の抵抗を介して前記第1の差動増幅回路の出力電圧及び第6の抵抗を介して自身の出力電圧が入力され、前記基準電圧を出力する第3の差動増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基準電圧生成回路。
  10. さらに、非反転入力端子に前記第1のPN接合素子で発生する前記第1の電圧V1が入力され、反転入力端子に第1の抵抗を介して自身の出力端子及び第2の抵抗を介して基準電位端子が接続される第1の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に前記第2のPN接合素子で発生する前記第2の電圧V2が入力され、反転入力端子に自身の出力電圧が入力される第2の差動増幅回路と、
    非反転入力端子に第3の抵抗を介して前記第2の差動増幅回路の出力端子及び第4の抵抗を介して基準電位端子が接続され、反転入力端子に第5の抵抗を介して前記第1の差動増幅回路の出力電圧及び第6の抵抗を介して自身の出力電圧が入力され、前記基準電圧を出力する第3の差動増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の基準電圧生成回路。
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