JP2008176702A - 定電流源 - Google Patents

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Abstract

【課題】抵抗ばらつきに対しても安定した電流を供給可能な定電流源を提供すること。
【解決手段】増幅回路101に定電流を供給する定電流源103は、トランジスタQ4、トランジスタQ5、トランジスタQ4のエミッタ抵抗R3、トランジスタQ5のエミッタ抵抗R4、トランジスタQ4とトランジスタQ5の各ベース間のダイオードD3、トランジスタQ4のベースとダイオードD3の接続点に接続されたダイオードD2、トランジスタQ4のコレクタにゲートが接続され、増幅回路にソースが接続されたMOS M1、トランジスタQ5のコレクタにゲートが接続され、増幅回路にソースが接続されたMOS M2、トランジスタQ5のコレクタにゲートとソースが接続されたMOS M3、トランジスタQ4のコレクタにゲートが接続され、トランジスタQ5のコレクタにソースが接続されたMOS M4、及びトランジスタQ4のコレクタにゲートとソースが接続されたMOS M5を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、安定した電流を供給可能な定電流源に関する。
低雑音アンプ(Low Noise Amplifier:LNA)は増幅回路の1つであり、特に、微弱信号を増幅するために用いられる。図3は、関連技術としてのLNAを示す回路図である。図3に示されたLNAは、カレントミラー回路を構成するバイポーラトランジスタQ1,Q2(以下、単に「トランジスタQ1,Q2」という。)と、トランジスタQ1,Q2の共通ベースにエミッタが接続されたトランジスタQ3(以下、単に「トランジスタQ3」という。)と、抵抗R1とを備える。トランジスタQ2のエミッタは、抵抗R1を介して接地されている。なお、抵抗R1は、トランジスタQ2,Q3及び抵抗R1から構成されるバイアス回路10の入力インピーダンスをトランジスタQ1の入力インピーダンスよりも高くするために設けられている。
LNAの入力信号はトランジスタQ1,Q2の共通ベースに接続された入力端子11から入力され、増幅信号はトランジスタQ1のコレクタに接続された出力端子13から出力される。また、トランジスタQ3のコレクタには電圧源からの電源電圧Vccが印加される。さらに、トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ3のベースは互いに接続されており、定電流源21から一定電流が供給される。
図4は、図3に示した増幅回路に一定電流を供給する定電流源21の等価回路及び増幅回路101を示す回路図である。図4に示すように、電流源21は、バンドギャップリファレンス回路によって構成されており、増幅回路101のカレントミラー回路と対称なカレントミラー回路を有する。バンドギャップリファレンス回路は、バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEと熱電圧VTの重み付き和を基準電圧として出力する回路であり、一般的には基準電圧源として用いられる。ベース・エミッタ間電圧VBEの温度係数が負である一方で、熱電圧VTの温度係数は正であるため、バンドギャップリファレンス回路の出力電圧は理論的には温度変動に対して安定である。
Alan B. Grebene著,「BIPOLAR AND MOS ANALOG INTEGRATED CIRCUIT DESIGN」,A Wiley-Interscience Publication, John Wiley & Sons,2002年11月,p.169−213
図5(A)は、上記説明した増幅回路101及び電流源21を、電源電圧Vccに対する出力電流を異なる温度条件下でシミュレートした結果を示すグラフである。また、図5(B)は、上記説明した増幅回路101及び電流源21を、電源電圧Vccに対する出力電流を抵抗ばらつき下でシミュレートした結果を示すグラフである。電源電圧Vccが約2V以上の領域において、図5(A)に示すように温度変動に対する電流変動は小さいが、図5(B)に示すように抵抗の製造ばらつきによる電流変動が大きい。このため、抵抗ばらつきに対しても安定した電流を供給可能な定電流源が望まれていた。なお、本明細書における抵抗ばらつきは、ロット間、ウェーハ間又はチップ間の抵抗値のばらつきであり、チップ内でのばらつきではない。
本発明の目的は、抵抗ばらつきに対しても安定した電流を供給可能な定電流源を提供することである。
本発明は、第1のバイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のバイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラトランジスタ及び前記第2のバイポーラトランジスタの共通ベースにエミッタが接続され、前記第2のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、コレクタに電源電圧が印加される第3のバイポーラトランジスタと、前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、を有する増幅回路の前記第3のバイポーラトランジスタのベースに定電流を供給する定電流源であって、第4のバイポーラトランジスタと、第5のバイポーラトランジスタと、前記第4のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第2の抵抗と、前記第5のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第3の抵抗と、前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第5のバイポーラトランジスタのベースとの間に、前記第5のバイポーラトランジスタから前記第4のバイポーラトランジスタへの方向を順方向として設けられた第1の電圧降下部と、前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第1の電圧降下部との接続点に接続され、前記第1の電圧降下部と共に分圧手段を構成する第2の電圧降下部と、前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにゲートが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第1のMOSトランジスタと、前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにゲートが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第2のMOSトランジスタと、前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにゲート及びソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第3のMOSトランジスタと、前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにゲートが接続され、前記第5のバイポーラトランジスタのベースにソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第4のMOSトランジスタと、前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにゲート及びソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第5のMOSトランジスタと、を備え、前記第1〜第5のバイポーラトランジスタはnpn型であり、前記第1〜第5のMOSトランジスタはP型である定電流源を提供する。
本発明は、第1のバイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のバイポーラトランジスタと、前記第1のバイポーラトランジスタ及び前記第2のバイポーラトランジスタの共通ベースにエミッタが接続され、前記第2のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、コレクタに電源電圧が印加される第3のバイポーラトランジスタと、前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、を有する増幅回路の前記第3のバイポーラトランジスタのベースに定電流を供給する定電流源であって、第4のバイポーラトランジスタと、第5のバイポーラトランジスタと、前記第4のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第2の抵抗と、前記第5のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第3の抵抗と、前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第5のバイポーラトランジスタのベースとの間に、前記第5のバイポーラトランジスタから前記第4のバイポーラトランジスタへの方向を順方向として設けられた第1の電圧降下部と、前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第1の電圧降下部との接続点に接続され、前記第1の電圧降下部と共に分圧手段を構成する第2の電圧降下部と、前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第6のバイポーラトランジスタと、前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第7のバイポーラトランジスタと、前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにベース及びエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第8のバイポーラトランジスタと、前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、前記第5のバイポーラトランジスタのベースにエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第9のバイポーラトランジスタと、前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにベース及びエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第10のバイポーラトランジスタと、を備え、前記第1〜第5のバイポーラトランジスタはnpn型であり、前記第6〜第10のバイポーラトランジスタはpnp型である定電流源を提供する。
上記定電流源では、前記第1の電圧降下部はダイオード又は抵抗である。
上記定電流源では、前記第2の電圧降下部はダイオード又は抵抗である。
上記定電流源は、前記第4のバイポーラトランジスタにベース電圧を印加するスタータ回路を備える。
上記定電流源では、前記スタータ回路は、電源電圧を分圧する分圧部と、分圧された電圧を減圧する減圧部と、を有する。
本発明に係る定電流源によれば、抵抗ばらつきに対しても安定した電流を増幅回路に供給することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、増幅回路、定電流源及びスタータ回路を示す回路図である。図1に示される回路は、点線で示す3つのブロックに分けられ、右から増幅回路101、定電流源103、スタータ回路105を示す。また、図1の回路は、図示しない電圧源からの電源電圧Vccが印加される端子と、増幅回路101の出力端子OUT及び入力端子INとを有する。以下、各ブロックの構成を説明する。
本実施形態の増幅回路101は、図4に示した増幅回路と略同様である。本実施形態の増幅回路101は、カレントミラー回路を構成するトランジスタQ1,Q2と、トランジスタQ3と、抵抗R1,R2と、コンデンサC1とを備える。トランジスタQ1〜Q3は、npn型のバイポーラトランジスタである。
トランジスタQ2のエミッタは、抵抗R1を介して接地されている。また、トランジスタQ1,Q2の共通ベースには、抵抗R2を介してトランジスタQ3のエミッタが接続されている。図1中における当該接続点には符号Yを付し、以下、当該接続点を「ノードY」という。また、トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ3のベースは互いに接続されている。図1中における当該接続点には符号Xを付し、以下、当該接続点を「ノードX」という。ノードXには、ノイズをフィルタリングするためのコンデンサC1が接続されている。
トランジスタQ1は、トランジスタQ1のベースに接続された入力端子INから入力された信号を増幅する。増幅された信号は、トランジスタQ1のコレクタに接続された出力端子OUTから出力される。ノードXには定電流源103から電流が供給される。トランジスタQ3のコレクタには電源電圧Vccが印加される。
上記説明したトランジスタQ2,Q3及び抵抗R1,R2は、トランジスタQ1のバイアス回路を構成する。抵抗R1は、バイアス回路の入力インピーダンスをトランジスタQ1の入力インピーダンスよりも高くするために設けられている。また、抵抗R2は、入力端子INからのノイズをフィルタリングするために設けられている。抵抗R2によりトランジスタQ3側のインピーダンスが高くなるため、入力端子INから入力された信号のトランジスタQ3のエミッタ側へのリークを防止することができる。
本実施形態の定電流源103は、図4に示した定電流源と同様に、バンドギャップリファレンス回路によって構成されている。本実施形態の定電流源103は、トランジスタQ4,Q5と、ダイオードD2,D3と、抵抗R3,R4,R7〜R11と、MOSトランジスタM1〜M5とを備える。トランジスタQ4,Q5は、npn型のバイポーラトランジスタであり、MOSトランジスタM1〜M5はP型である。
トランジスタQ4のエミッタは、抵抗R3を介して接地されている。また、トランジスタQ5のエミッタは、抵抗R4を介して接地されている。トランジスタQ4のベースとトランジスタQ5のベースの間には、トランジスタQ5からトランジスタQ4への方向を順方向としてダイオードD3が設けられている。また、トランジスタQ4のベースとダイオードD3のカソードとの接続点にはダイオードD2のアノードが接続され、前記接続点はダイオードD2を介して接地されている。
MOSトランジスタM1〜M5の各ドレインには抵抗R11〜R7を介して電源電圧Vccが印加される。MOSトランジスタM5のソースはトランジスタQ4のコレクタに接続されている。また、MOSトランジスタM4のソースは、トランジスタQ5のベースとダイオードD3のアノードとの接続点(以下「ノードP」という。)に接続されている。また、MOSトランジスタM3のソースはトランジスタQ5のコレクタに接続されている。MOSトランジスタM2,M3の各ゲートは互いに接続されており、これらの共通ゲートはトランジスタQ5のコレクタ(MOSトランジスタM3のソース)に接続されている。また、MOSトランジスタM1,M2の各ソースは互いに接続されており、増幅回路101のノードXに接続されている。
MOSトランジスタM4,M5の各ゲートは互いに接続されており、これらの共通ゲート(以下「ノードZ」という。)はMOSトランジスタM5のソースに接続されている。なお、当該共通ゲートには、MOSトランジスタM1のゲート(以下「ノードS」という。)も接続されている。また、MOSトランジスタM2,M3はカレントミラー回路を構成し、これらの共通ゲートはMOSトランジスタM3のソースに接続されている。
本実施形態のスタータ回路105は、定電流源103を始動するための回路である。スタータ回路105は、抵抗R5,R6及びダイオードD1を備える。スタータ回路105は、電源電圧Vccを抵抗R6及びダイオードD1で分圧し、抵抗R5によって減圧した電圧を、定電流源103のトランジスタQ4のベースに印加する。
以上説明した増幅回路101では、増幅回路101が備える抵抗R1の抵抗値に応じて、増幅回路101の出力端子OUTから出力される信号の電流値が増減する。抵抗R1の抵抗値が大きいとノードXの電位は上がり、抵抗値が小さいとノードXの電位は下がる。ノードXの電位はトランジスタQ3のベース電圧であるため、ノードYの電位に影響する。ノードXの電位が上がるとトランジスタQ3の抵抗成分が小さくなるため、ノードYの電位が上がる。逆に、ノードXの電位が下がるとトランジスタQ3の抵抗成分が大きくなるため、ノードYの電位が下がる。ノードYの電位は増幅回路が備えるカレントミラー回路の共通ベース電圧であるため、トランジスタQ1のコレクタ電圧に影響する。トランジスタQ1のコレクタ電圧が大きいと出力端子OUTから出力される信号の電流値は増し、コレクタ電圧が小さいと当該信号の電流値は減る。このように、増幅回路101の抵抗R1の抵抗値が大きければ出力電流は大きく、抵抗値が小さければ出力電流は小さくなる。
一方、定電流源103が備える抵抗R3の抵抗値に応じて、増幅回路101の出力端子OUTから出力される信号の電流値が増減する。抵抗R3の抵抗値が大きいとノードZ及びノードSの各電位は上がり、抵抗値が小さいと各電位は下がる。ノードSの電位はMOSトランジスタM1のゲート電圧であり、MOSトランジスタM1〜M5はP型である。このため、ノードSの電位が上がるとMOSトランジスタM1のソース電圧は下がる。逆に、ノードSの電位が下がるとMOSトランジスタM1のソース電圧は上がる。MOSトランジスタM1のソース電圧は、増幅回路101が備えるトランジスタQ3のゲート電圧であるため、最終的に増幅回路101の出力電流に影響する。このように、定電流源103の抵抗R3の抵抗値が大きければノードSの電位は小さくなるため出力電流は小さくなる。逆に、定電流源103の抵抗R3の抵抗値が小さければノードSの電位は大きくなるため出力電流は大きくなる。
このように、抵抗R1と抵抗R3の各抵抗値と出力電流の値とがそれぞれ逆の関係を有するため、抵抗R1の抵抗値と抵抗R3の抵抗値との比を調整することによって、抵抗ばらつきがあっても安定した出力電流を供給することができる。図2(A)は、本実施形態の増幅回路101及び定電流源103を、電源電圧Vccに対する出力電流を異なる温度条件下でシミュレートした結果を示すグラフである。また、図2(B)は、本実施形態の増幅回路101及び定電流源103を、電源電圧Vccに対する出力電流を抵抗ばらつき下でシミュレートした結果を示すグラフである。図2(B)に示すように、抵抗ばらつきによる電流変動はほとんどない。さらに、図2(A)に示すように、電源電圧Vccが約2V以上の領域において、温度変動に対する電流変動も小さい。
上記実施形態では、P型のMOSトランジスタM1〜M5を例に説明したが、各PMOSトランジスタの代わりにpnp型のバイポーラトランジスタを用いても良い。また、定電流源103に設けられたダイオードD2,D3の代わりに抵抗を用いても良い。さらに、スタータ回路105に設けられた抵抗R6の代わりにダイオードを用いても良い。
本発明に係る定電流源は、増幅回路に安定した電流を供給可能な定電流源等の用途にも適用できる。
増幅回路、定電流源及びスタータ回路を示す回路図 一実施形態の増幅回路及び電流源を電源電圧Vccに対する出力電流を異なる温度条件下でシミュレートした結果を示すグラフ(A)、及び一実施形態の増幅回路及び電流源を電源電圧Vccに対する出力電流を抵抗ばらつき下でシミュレートした結果を示すグラフ(B) 関連技術としてのLNAを示す回路図 図3に示した増幅回路に一定電流を供給する定電流源の等価回路及び増幅回路を示す回路図 図4の増幅回路及び電流源を電源電圧Vccに対する出力電流を異なる温度条件下でシミュレートした結果を示すグラフ(A)、及び図4の増幅回路及び電流源を電源電圧Vccに対する出力電流を抵抗ばらつき下でシミュレートした結果を示すグラフ(B)
符号の説明
101 増幅回路
103 定電流源
105 スタータ回路

Claims (6)

  1. 第1のバイポーラトランジスタと、
    前記第1のバイポーラトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のバイポーラトランジスタと、
    前記第1のバイポーラトランジスタ及び前記第2のバイポーラトランジスタの共通ベースにエミッタが接続され、前記第2のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、コレクタに電源電圧が印加される第3のバイポーラトランジスタと、
    前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、
    を有する増幅回路の前記第3のバイポーラトランジスタのベースに定電流を供給する定電流源であって、
    第4のバイポーラトランジスタと、
    第5のバイポーラトランジスタと、
    前記第4のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第2の抵抗と、
    前記第5のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第3の抵抗と、
    前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第5のバイポーラトランジスタのベースとの間に、前記第5のバイポーラトランジスタから前記第4のバイポーラトランジスタへの方向を順方向として設けられた第1の電圧降下部と、
    前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第1の電圧降下部との接続点に接続され、前記第1の電圧降下部と共に分圧手段を構成する第2の電圧降下部と、
    前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにゲートが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第1のMOSトランジスタと、
    前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにゲートが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第2のMOSトランジスタと、
    前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにゲート及びソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第3のMOSトランジスタと、
    前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにゲートが接続され、前記第5のバイポーラトランジスタのベースにソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第4のMOSトランジスタと、
    前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにゲート及びソースが接続され、ドレインに電源電圧が供給される第5のMOSトランジスタと、を備え、
    前記第1〜第5のバイポーラトランジスタはnpn型であり、前記第1〜第5のMOSトランジスタはP型であることを特徴とする定電流源。
  2. 第1のバイポーラトランジスタと、
    前記第1のバイポーラトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のバイポーラトランジスタと、
    前記第1のバイポーラトランジスタ及び前記第2のバイポーラトランジスタの共通ベースにエミッタが接続され、前記第2のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、コレクタに電源電圧が印加される第3のバイポーラトランジスタと、
    前記第2のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、
    を有する増幅回路の前記第3のバイポーラトランジスタのベースに定電流を供給する定電流源であって、
    第4のバイポーラトランジスタと、
    第5のバイポーラトランジスタと、
    前記第4のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第2の抵抗と、
    前記第5のバイポーラトランジスタのエミッタに接続された第3の抵抗と、
    前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第5のバイポーラトランジスタのベースとの間に、前記第5のバイポーラトランジスタから前記第4のバイポーラトランジスタへの方向を順方向として設けられた第1の電圧降下部と、
    前記第4のバイポーラトランジスタのベースと前記第1の電圧降下部との接続点に接続され、前記第1の電圧降下部と共に分圧手段を構成する第2の電圧降下部と、
    前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第6のバイポーラトランジスタと、
    前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、前記第3のバイポーラトランジスタのベースにエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第7のバイポーラトランジスタと、
    前記第5のバイポーラトランジスタのコレクタにベース及びエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第8のバイポーラトランジスタと、
    前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにベースが接続され、前記第5のバイポーラトランジスタのベースにエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第9のバイポーラトランジスタと、
    前記第4のバイポーラトランジスタのコレクタにベース及びエミッタが接続され、コレクタに電源電圧が供給される第10のバイポーラトランジスタと、を備え、
    前記第1〜第5のバイポーラトランジスタはnpn型であり、前記第6〜第10のバイポーラトランジスタはpnp型であることを特徴とする定電流源。
  3. 請求項1又は2に記載の定電流源であって、
    前記第1の電圧降下部はダイオード又は抵抗であることを特徴とする定電流源。
  4. 請求項1又は2に記載の定電流源であって、
    前記第2の電圧降下部はダイオード又は抵抗であることを特徴とする定電流源。
  5. 請求項1又は2に記載の定電流源であって、
    前記第4のバイポーラトランジスタにベース電圧を印加するスタータ回路を備えたことを特徴とする定電流源。
  6. 請求項5に記載の定電流源であって、
    前記スタータ回路は、電源電圧を分圧する分圧部と、分圧された電圧を減圧する減圧部と、を有することを特徴とする定電流源。
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