JP5002544B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は、燃料タンク内の燃料を外部へ供給する燃料供給装置に関する。
従来、燃料タンク内の燃料を外部の内燃機関などへ供給する燃料供給装置が知られている。このような燃料供給装置の中には、燃料タンクの内部に燃料ポンプが配置される、いわゆるインタンク式のものがある。このインタンク式のものには、燃料タンクの開口部を塞ぐフランジに燃料ポンプが吊り下げられるタイプのものがある(特許文献1参照)。
ところで、近年、燃料タンクに、樹脂製の燃料タンクが用いられるようになってきている。このような樹脂製の燃料タンクは、温度変化、圧力変化、および、膨潤等の影響を受けやすく、金属製のタンクと比較して、燃料タンクの変形度合いが大きい。
したがって、吊り下げ式の燃料供給装置を樹脂製の燃料タンクに採用すると、燃料タンクが変形した場合、燃料ポンプに接触してしまうおそれがある。この接触により、燃料ポンプが破損すると、燃料の供給機能に不具合が生じてしまうおそれがあった。
特開2005−220923号公報
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、燃料タンクの変形があっても、燃料ポンプの破損を防止可能な燃料供給装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の燃料供給装置は、樹脂製の燃料タンクの内部に設置されて、燃料タンクの燃料を外部へ供給する。燃料供給装置は、燃料タンクの上部開口に取り付けられる蓋部材と、蓋部材から吊り下げられて配置される燃料ポンプとを備えている。燃料ポンプは、供給される電力により吸入部から燃料を吸い上げる。
ここで特に、本発明では、蓋部材に対して、蓋部材から燃料ポンプを吊り下げるシャフトとは独立して設けられる変形規制部によって、燃料ポンプに燃料タンクの底面が接触しないように、燃料タンクの底面の内側方向への変形が規制される。これにより、燃料タンクの変形があっても、燃料ポンプが破損することを防止できる。
さらに、変形規制部、燃料タンクの底面に対向して配置される下部面を有する。このような下部面によって変形を規制すれば、燃料タンクの底面へ作用する圧力を低下させることができるため、燃料タンク底面の破損をも防止することができる。
請求項では、変形規制部が、燃料タンクの底面へ向かって延びる複数の脚部を有する。このように複数の脚部を設けることにより、燃料タンク底面の変形を広範囲に亘って規制することができる。
請求項では、燃料ポンプの吸入部に接続されて燃料中の異物を除去するサクションフィルタを備えている。このとき、脚部は、サクションフィルタに跨って配置される。このようにすれば、サクションフィルタの両側で、燃料タンク底面の変形を規制することができる。
請求項では、脚部が、燃料ポンプの下端部への燃料タンクの底面の接触を規制すべく、燃料ポンプの下端部よりも僅かに燃料タンクの底面側へ延びている。このようにすれば、燃料ポンプの下端部に燃料タンク底面が接触することを規制でき、燃料ポンプが破損することを防止できる。一方、脚部が燃料タンク底面に近すぎると、燃料タンクの変形時に、脚部によって、燃料タンクが破損してしまうおそれがある。この点、本発明では、脚部が燃料ポンプの下端部よりも僅かに燃料タンクの底面側へ延びるに留まるため、脚部による燃料タンク底面の破損を防止することができる。
請求項によれば、蓋部材に支持される部材に変形規制部が取り付けられる。例えば、他の部材の下端部から変形規制部を設けるようにすれば、変形規制部の全長を抑えることができ、変形規制部を比較的コンパクトに構成することができる。
具体的には、請求項に示すように、蓋部材に対し取り付けられて燃料蒸気を脱離可能に吸着するキャニスタの底面部に取り付けるようにしてもよい。
請求項によれば、変形規制部が蓋部材に直接取り付けられるため、変形規制部の全長は大きくなるものの、仮に蓋部材に十分なスペースがあれば、変形規制部の取り付けが容易になるという点で有利である。
請求項では、変形規制部が、蓋部材から吊り下げられた燃料ポンプを支持する支持部を有している。このようにすれば、吊り下げられた燃料ポンプが脱落することを防止できる。
請求項では、変形規制部が、燃料タンクの底面から所定値を上回る荷重が作用したときに変形あるいは破断しやすい脆弱部を有している。このようにすれば、変形規制部が最初に変形あるいは破断することにより、変形規制部による燃料タンク底面の破損を防止することができる。また、変形規制部を支持する蓋部材が破損してしまうことを防止できる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態の燃料供給装置10を、図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の燃料供給装置10の側面図である。
燃料供給装置10は、「蓋部材」としてのフランジ11と、ポンプモジュール20と、キャニスタ30とを備えている。
フランジ11は、樹脂により円板状に形成されている。このフランジ11は、燃料タンク12の上壁13が形成する開口部14に取り付けられる。燃料供給装置10が燃料タンク12に搭載されたとき、フランジ11は開口部14を塞ぐ。燃料供給装置10のフランジ11以外の部品は、燃料タンク12の内部に収容されている。なお、本実施形態では、燃料タンク12は、樹脂製となっている。
フランジ11は、吐出管15(図2参照)およびコネクタ17(図2参照)を有している。吐出管15は、ポンプモジュール20の燃料ポンプ21から吐出された燃料を燃料タンク12の外部に供給する管である。コネクタ17は、図示しない電源およびECUに接続されている。コネクタ17は、フランジ11を貫いて燃料タンク12の内部へ突出している。燃料タンク12の内部では、コネクタ17から燃料ポンプ21へリード線18が延びている(図2参照)。このリード線18を経由して、電源からの電力が燃料ポンプ21へ供給される。
フランジ11とポンプモジュール20とはシャフト22によって接続されている。シャフト22は、一端がフランジ11に圧入され、他端がポンプモジュール20を支持している。ポンプモジュール20の燃料ポンプ21は、樹脂製のポンプカバー23に収容されている。燃料ポンプ21の上部は、樹脂製の筒部24で覆われており、この筒部24の内部に、燃料を通す燃料管(不図示)が設けられている。筒部24は、爪部(不図示)によってシャフト22に嵌合している。かかる構成により、フランジ11は、燃料ポンプ21を、燃料タンク12内に吊下げて支持している。
ポンプモジュール20は、その下方に、サクションフィルタ25を有している。サクションフィルタ25は、燃料ポンプ21の吸入部26(図1参照)に取り付けられており、燃料タンク12の下壁16の上面である底面16aに対して傾斜している。これにより、サクションフィルタ25の一端部27が、燃料タンク12の底面16aに接触する。このサクションフィルタ25は、燃料に含まれる比較的大きな異物を除去するものである。
キャニスタ30は、ポンプモジュール20と並んでフランジ11に支持されている。このキャニスタ30は、燃料タンク12内の燃料蒸気を脱離可能に吸着する。このため、フランジ11には、キャニスタ30が吸着した燃料蒸気を燃料タンク12の外部に導出する蒸気導出管(不図示)、および、キャニスタ30の大気開放管(不図示)などが設けられている。
そして、特に本実施形態では、キャニスタ30の下部に、「変形規制部」としてのポンプ保護部40が取り付けられている。ポンプ保護部40は、キャニスタ30の下部から下方へ突出する本体部41と、サクションフィルタ25を跨ぐようにして本体部41から下方へ延びる2つの脚部42とを有している。
図1中の記号Xで示した方向から見ると、脚部42の下面42aは、長方形形状となっている。図3(a)に示すごとくである。ここで、脚部42の下面42aは、燃料ポンプ21の「下端部」としての吸入部26よりも距離d1だけ下方に位置しており、燃料タンク12の底面16aよりも距離d2だけ上方に位置している(図1参照)。
また、ポンプ保護部40は、その壁部に、ポンプモジュール20側へ突出し先端が上方へ折り曲げられた「支持部」としての引っ掛け部43を有している。この引っ掛け部43は、ポンプモジュール20を下方から支持し、ポンプモジュール20の脱落を防止している。
かかる構成の下、燃料供給装置10では、リード線18を経由して供給される電力によって駆動される燃料ポンプ21によって、燃料タンク12内の燃料が、サクションフィルタ25を経由して吸入部26から吸入される。この燃料は、筒部24内部の燃料管を経由して、吐出管15から外部へ吐出される。
以上説明したように、本実施形態では、キャニスタ30の下部にポンプ保護部40が取り付けられているため、燃料タンク12の下壁16が内側へ変形しても、ポンプ保護部40の脚部42によって、その変形が規制される。これによって、燃料タンク12の底面16aが燃料ポンプ21に接触することを防止でき、燃料ポンプ21が破損することを防止できる。
このとき、脚部42の「下部面」としての下面42aが燃料タンク12の底面16aに対向して設けられている。したがって、下面42aが底面16aに当接することで、すなわち面接触することで燃料タンク12の変形が規制される場合、燃料タンク12の底面16aへ作用する圧力を低下させることができるため、燃料タンク12の底面16aの破損をも防止することができる。
また、2つの脚部42がサクションフィルタ25を跨ぐように配置されているため、サクションフィルタ25の両側で燃料タンク12の変形を規制することができ、燃料タンク12の下壁16の変形を比較的広範囲に亘って規制することができる。
さらにまた、図1に示したように、脚部42の下面42aが、燃料ポンプの吸入部26よりも距離d1だけ下方に位置している。これにより、燃料ポンプ21の吸入部26に燃料タンク12の底面16aが接触することを防止でき、燃料ポンプ21が破損することを防止できる。また、脚部42の下面42aが、燃料タンク12の底面16aよりも距離d2だけ上方に位置している。これにより、脚部42による燃料タンク12の下壁16の破損も防止される。
また、キャニスタ30の下部にポンプ保護部40が取り付けられているため、ポンプ保護部40の全長を抑えることができ、ポンプ保護部40を比較的コンパクトに構成することができる。
さらにまた、ポンプ保護部40の引っ掛け部43がポンプモジュール20を下方から支持しているため、吊り下げられたポンプモジュール20が脱落してしまうことを防止できる。
ここで、上記第1実施形態におけるポンプ保護部40の脚部42の変形例を記載する。脚部42の配置や形状を変えることで個別に特有の効果が奏される。なお、第1実施形態で説明した効果は、以下の変形例でも同様に奏される。
ここでは図3および図4を用いて説明する。図3および図4は、サクションフィルタ25に対する脚部の配置および脚部の下面の形状を示した模式図である。
(変形例1)
変形例1では、図3(b)に示すように、脚部44がサクションフィルタ25に跨って配置されており、下面44aは、略円形状となっている。これにより、長方形形状とした場合とは異なり角部がなくなるため、変形を規制する際の燃料タンク12の下壁16の破損防止に寄与する。
(変形例2)
変形例2では、図3(c)に示すように、サクションフィルタ25を跨ぐ脚部45が、サクションフィルタ25の長手方向にずらして配置されている。これにより、サクションフィルタ25の長手方向の広い範囲に亘って、燃料タンク12の下壁16の変形を規制することができる。また、下面45aは、略円形状となっている。これにより、長方形形状とした場合とは異なり角部がなくなるため、変形を規制する際の燃料タンク12の下壁16が破損防止に寄与する。
(変形例3)
変形例3では、図4(a)に示すように、脚部46の下面46aが略半円形状となっており、脚部46は、サクションフィルタ25の長手方向の片側に配置されている。このように、下面46aを広くすることによって、燃料タンク12が変形したときの底面16aとの接触面積が増えるため、底面16aに作用する力が分散され、下壁16が破損することを防止できる。
(変形例4)
変形例4では、図4(b)に示すように、脚部47の下面47aが略L字状となっており、脚部47は、サクションフィルタ25の長手方向の片側に配置されている。このように、下面47aを広くすることによって、燃料タンク12が変形したときの底面16aとの接触面積が増えるため、底面16aに作用する力が分散され、下壁16が破損することを防止できる。
(変形例5)
変形例5では、図4(c)に示すように、脚部48の下面48aが略コ字状となっており、脚部48は、サクションフィルタ25の長手方向の片側に配置されている。このように、下面48aを広くすることによって、燃料タンク12が変形したときの底面16aとの接触面積が増えるため、底面16aに作用する力が分散され、下壁16が破損することを防止できる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態の燃料供給装置100について、図5に基づき説明する。
図5に示すように、本実施形態の燃料供給装置100は、上記第1実施形態と、「変形規制手段」としてのポンプ保護部50の取り付け構造が異なるものである。したがって、ここでは、ポンプ保護部50の取り付け構造のみを説明することとし、上記第1実施形態と同様の構成についての説明は割愛する。なお、上記第1実施形態と同様の構成部材には、同一の符号を付した。
本実施形態では、ポンプ保護部50が、フランジ11に直接取り付けられている。ポンプ保護部50は、フランジ11の下面から下方へ突出する本体部51と、サクションフィルタ25を跨ぐようにして本体部51から下方へ延びる脚部52とを有している。
また、ポンプ保護部50は、ポンプモジュール20側へ突出し先端が上方へ折り曲げられた「支持部」としての引っ掛け部53を有している。この引っ掛け部53は、ポンプモジュール20を下方から支持し、ポンプモジュール20の脱落を防止している。なお、脚部52の配置や形状については、上記第1実施形態と同様である。なお、ポンプ保護部50の脚部52の配置および下面52aの形状は、上記変形例と同様に変更してもよい。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の効果が奏される。
また、本実施形態では、ポンプ保護部50がフランジ11に直接取り付けられているため、ポンプ保護部50の全長は大きくなるものの、仮にフランジ11に十分なスペースがあれば、ポンプ保護部50の取り付けが容易になるという点で有利である。
<第3実施形態>
図6に基づき、第3実施形態を説明する。
図6(a)および(b)に示すように、本第3実施形態では、ポンプ保護部60の構造が、上記実施形態と異なっている。したがって、ここでは、ポンプ保護部60の構造のみを説明することとし、上記第1実施形態と同様の構成についての説明は割愛する。なお、上記第1実施形態と同様の構成部材には、同一の符号を付した。またここで、図6(b)は、図6(a)のY方向の側面を示す。
ポンプ保護部60では、本体部61に板状の脚部62が取り付けられている。本体部61は、正面方向から見てその両側に、内方向へ傾斜する傾斜面61aを有しており、この傾斜面61aの下端に脚部62の内側面62aが接続されている。さらに、この傾斜面61aの上端から水平方向に延びる下面61bを有している。かかる構成により、ポンプ保護部60において、脚部62の内側面62aと傾斜面61aとの接続部には応力集中が生じやすくなっており、脆弱部60aが形成されている。また、傾斜面61aと下面61bとの接続部にも応力集中が生じやすくなっており、脆弱部60bが形成されている。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
また、ポンプ保護部60が脆弱部60a、60bを備えているため、ポンプ保護部60に燃料タンク12の底面16aが接触したとき、一定以上の荷重が作用すると、脆弱部60a、60bの部分が破損(曲がったり、折れたり)しやすい。これによって、燃料タンク12の下壁16が破損することを防止できる。また、ポンプ保護部60を支持するフランジ11が破損することを防止できる。
<第4実施形態>
図7に基づき、第4実施形態を説明する。
図7(a)および(b)に示すように、本第4実施形態では、ポンプ保護部70の構造が、上記実施形態と異なっている。したがって、ここでは、ポンプ保護部70の構造のみを説明することとし、上記第1実施形態と同様の構成についての説明は割愛する。なお、上記第1実施形態と同様の構成部材には、同一の符号を付した。またここで、図7(b)は、図7(a)のZ方向の側面を示す。
ポンプ保護部70では、脚部72が、先端に取り付けられた先端部72aを有している。この先端部72aは、別形成されて接着剤などで取り付けられている。かかる構成により、ポンプ保護部70において、脚部72の先端部72aの取り付け部分に、脆弱部70aが形成される。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
また、ポンプ保護部70が脆弱部70aを備えているため、ポンプ保護部70に燃料タンク12の底面16aが接触したとき、一定以上の荷重が作用すると、脆弱部70aの部分が破損(曲がったり、折れたり)しやすい。これによって、燃料タンク12の下壁16が破損することを防止できる。また、ポンプ保護部70を支持するフランジ11が破損することを防止できる。
<第5実施形態>
図8に基づき、第5実施形態を説明する。
図8(a)および(b)に示すように、本第5実施形態では、ポンプ保護部80の構造が、上記実施形態と異なっている。したがって、ここでは、ポンプ保護部80の構造のみを説明することとし、上記第1実施形態と同様の構成についての説明は割愛する。なお、上記第1実施形態と同様の構成部材には、同一の符号を付した。またここで、図8(b)は、図8(a)のW方向の側面を示す。
ポンプ保護部80には、脚部82の下面82aよりも上方の所定位置に、くびれが形成されている。かかる構成により、ポンプ保護部80において、くびれ部分に脆弱部80aが形成される。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
また、ポンプ保護部80が脆弱部80aを備えているため、ポンプ保護部80に燃料タンク12の底面16aが接触したとき、一定以上の荷重が作用すると、脆弱部80aの部分が破損(曲がったり、折れたり)しやすい。これによって、燃料タンク12の下壁16が破損することを防止できる。また、ポンプ保護部80を支持するフランジ11が破損することを防止できる。
<他の実施形態>
上記実施形態では2つの脚部をサクションフィルタに跨るように設けていたが、サクションフィルタの片側だけに設けてもよい。また、上記実施形態ではサクションフィルタを備える構成を説明したが、サクションフィルタを備えない構成であってもよい。
以上、本発明は、上記複数の実施形態に何ら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
本発明の第1実施形態の燃料供給装置の側面図である。 本発明の第1実施形態の燃料供給装置の正面図である。 ポンプ保護部の脚部の配置および形状の変形例を示す模式図である。 ポンプ保護部の脚部の配置および形状の変形例を示す模式図である。 本発明の第2実施形態の燃料供給装置の側面図である。 本発明の第3実施形態のポンプ保護部を示す概略図である。 本発明の第4実施形態のポンプ保護部を示す概略図である。 本発明の第5実施形態のポンプ保護部を示す概略部である。
符号の説明
10:燃料供給装置、11:フランジ(蓋部材)、12:燃料タンク、13:上壁、14:開口部、15:吐出管、16:下壁、16a:底、17:コネクタ、18:リード線、20:ポンプモジュール、21:燃料ポンプ、22:シャフト、23:ポンプカバー、24:筒部、25:サクションフィルタ、26:吸入部(下端部)、27:一端部、30:キャニスタ、40:ポンプ保護部(変形規制部)、41:本体部、42:脚部、42a:下面(下部面)、43:引っ掛け部(支持部)、44〜48:脚部、44a〜48a:下面(下部面)、50、60、70、80:ポンプ保護部(変形規制部)、51、61、71、81:本体部、52、62、72、82:脚部、52a、82a:下面(下部面)、53:引っ掛け部(支持部)、60a、60b、70a、80a:脆弱部、62a:内側面:72a:先端部。

Claims (9)

  1. 樹脂製の燃料タンクの内部に設置され、前記燃料タンクの燃料を外部へ供給する燃料供給装置であって、
    前記燃料タンクの上部開口に取り付けられる蓋部材と、
    前記蓋部材から吊り下げられて配置され、供給される電力により吸入部から燃料を吸い上げる燃料ポンプと、
    前記蓋部材に対して、前記蓋部材から前記燃料ポンプを吊り下げるシャフトとは独立して設けられ、前記燃料ポンプに前記燃料タンクの底面が接触しないように前記燃料タンクの底面の内側方向への変形を規制する変形規制部と、
    を備え
    前記変形規制部は、前記燃料タンクの底面に対向して配置される下部面を有することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項に記載の燃料供給装置において、
    前記変形規制部は、前記燃料タンクの底面へ向かって延びる複数の脚部を有することを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項に記載に燃料供給装置において、
    前記燃料ポンプの吸入部に接続されて燃料中の異物を除去するサクションフィルタを備え、
    前記脚部は、前記サクションフィルタに跨って配置されることを特徴とする燃料供給装置。
  4. 請求項またはに記載の燃料供給装置において、
    前記脚部は、前記燃料ポンプの下端部への前記燃料タンクの底面の接触を規制すべく、前記下端部よりも僅かに、前記燃料タンクの底面側へ延びることを特徴とする燃料供給装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料供給装置において、
    前記変形規制部は、前記蓋部材に支持される部材に取り付けられることを特徴とする燃料供給装置。
  6. 請求項に記載の燃料供給装置において、
    前記蓋部材に対し取り付けられ、燃料蒸気を脱離可能に吸着するキャニスタを備え、
    前記変形規制部は、前記キャニスタの下部に取り付けられることを特徴とする燃料供給装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料供給装置において、
    前記変形規制部は、前記蓋部材に直接取り付けられることを特徴とする燃料供給装置。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料供給装置において、
    前記変形規制部は、前記蓋部材から吊り下げられたポンプを支持する支持部を有することを特徴とする燃料供給装置。
  9. 請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料供給装置において、
    前記変形規制部は、前記燃料タンクの底面の内側方向への変形を規制するとともに、前記燃料タンクの底面から所定値を上回る荷重が作用したときに変形あるいは破断しやすい脆弱部を有していることを特徴とする燃料供給装置。
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