JP2007270627A - 燃料供給装置 - Google Patents

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【課題】燃料タンク内に配置される電気機器のハーネスが損傷し難い燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料タンクの開口部を閉塞するフランジ22の突出部87に支持部材90を取り付け、この支持部材90によりハーネス83、84を支持する。フランジ22の突出部87は、キャニスタの燃料蒸気流入口を開閉するカットオフバルブを収容可能な筒形状であり、カットオフバルブと突出部87とのスナップフィット係合構造を利用して、支持部材90と突出部87とはスナップフィット係合する。これにより、ハーネス83、84のうち支持部材90に支持される部分は自由な移動を規制される。よって、燃料タンク内部のコイルスプリングにハーネス83、84が挟み込まれることを抑制でき、ハーネス83、84が損傷する恐れを低減できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料タンクに組み付けられる燃料供給装置に関する。
従来より、燃料タンクの開口部を閉塞する蓋部材と、燃料タンクの内部に配置される電動ポンプと、燃料タンク内の燃料の液面高さを検出する液面検出器とを備える燃料供給装置が知られている(特許文献1参照)。そして、電気機器としての電動ポンプおよび液面検出器は、蓋部材に設けられた電気コネクタとハーネスにより電気的に接続されている。
特開2004−251165号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、燃料タンク内部に配置されている可動部材にハーネスが接触し、ハーネスの損傷を招くという問題がある。可動部材の具体例としては、電動ポンプが収容されるリザーバタンク(ブラケット部材)を燃料タンクの底面に押し付けるコイルスプリングや、液面検出器のフロートが取り付けられたアーム等が挙げられる。
そこで、本発明の目的は、燃料タンク内に配置される電気機器のハーネスが損傷し難い燃料供給装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、蓋部材の突出部に取り付けられた支持部材を備え、この支持部材によりハーネスは支持される。そのため、ハーネスのうち支持部材に支持される部分は自由な移動を規制されるので、燃料タンク内部に可動部材が配置されていたとしても、その可動部材にハーネスが干渉することを抑制できる。よって、ハーネスが損傷する恐れを低減できる。
請求項2記載の発明では、電気機器が組み付けられているブラケット部材をコイルスプリングにより燃料タンクの底面に押し付ける構造の燃料供給装置に請求項1記載の発明を適用している。上記構造の場合には、ブラケット部材が押し付けられることに追従してハーネスが動くこととなる。そのため、支持部材を備えていなければ可動部材としてのスプリングにハーネスが噛み込む危険性がある。よって、支持部材を備える請求項2記載の発明によれば、上記危険性を抑制できる。
請求項4記載の発明では、支持部材は、スプリングガイドの外壁に沿って延びる延出部を有し、外壁と延出部の間にハーネスが配置されている。そのため、スプリングガイドの外壁を利用してハーネスを支持するので、スプリングガイドの外壁に相当する壁を支持部材に形成する場合に比べて、支持部材の構造を簡素にできる。
請求項5記載の発明では、突出部は、支持部材を収容する収容空間を内部に有する筒形状であり、収容空間は、キャニスタの燃料蒸気流入口を開閉するカットオフバルブを収容可能な形状である。そのため、突出部に支持部材を取り付けた本発明による燃料供給装置と、突出部にカットオフバルブを取り付けた燃料供給装置とで、蓋部材の形状を共通化できる。
請求項6記載の発明では、ハーネスを支持する支持部材を備え、この支持部材はポンプケーシングの突出部に取り付けられている。そのため、ハーネスのうち支持部材に支持される部分は自由な移動を規制されるので、燃料タンク内部に可動部材が配置されていたとしても、その可動部材にハーネスが干渉することを抑制できる。よって、ハーネスが損傷する恐れを低減できる。
請求項7記載の発明では、突出部および支持部材の一方は、爪状の係合部を有し、突出部および支持部材の他方は、係合部とスナップフィット係合する被係合部を有する。そのため、支持部材を突出部に取り付ける作業性を向上できる。特に、突出部にカットオフバルブを取付可能な請求項5記載の発明に請求項7記載の発明を適用した場合においては、係合部または被係合部をカットオフバルブに設けるようにすれば、支持部材を突出部に係合させる構造と、カットオフバルブを突出部に係合させる構造とを共通化できる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料供給装置を図1から図4に示す。図1および図2は燃料タンク2に燃料供給装置10が組み付けられた状態を示す。図2は図1のII矢視図、図3(a)および図3(b)は図2のIII矢視図である。なお、図1、2、4中の上下方向を示す矢印は、燃料供給装置を燃料タンクに搭載した状態における天地方向を示す。
図1および図2に示すように、燃料供給装置10の蓋モジュール20は、燃料タンク2の上壁3に形成された開口部301を塞ぐ蓋部材としてのフランジ22と、燃料タンク2内の燃料蒸気を脱離可能に吸着するキャニスタ24とが一体に形成されたモジュールである。
フランジ22には、キャニスタ24が吸着した燃料蒸気を燃料タンク2の外部に導出する蒸気導出管、キャニスタ24の大気開放管、燃料吐出管および電気コネクタ81、82(図3(a)参照)等が設けられている。また、フランジ22のポンプモジュール30側に、コイルスプリング80を内側底部で係止する円筒形状のスプリングガイド23が形成されている。また、キャニスタ24の側方には、連結部材60を案内する案内部25が、キャニスタ24の周方向に離れた2箇所にキャニスタ24の軸方向(ポンプモジュール30の可動方向)に延びて形成されている。
ポンプモジュール30は、電気機器としての電動ポンプ40をサブタンク32内に収容したモジュールである。サブタンク32の底部には燃料タンク2と連通する孔31が形成されている。そのため、サブタンク32は実質的にはタンクとしての機能を有しておらず、電動ポンプ40等を保持するブラケット部材としての機能を有する。サブタンク32の外側の側方には、連結部材60を案内する案内部34が、サブタンク32の周方向に離れた2箇所にサブタンク32の軸方向に延びて形成されている。
電動ポンプ40は、サクションフィルタ42で異物を除去されたサブタンク32内の燃料を吸入して加圧し吐出する。プレッシャレギュレータ46は電動ポンプ40が吐出した燃料の圧力を調圧する。プレッシャレギュレータ46で調圧された燃料は、蛇腹管50からフランジ22を通り燃料タンク2の外部に供給される。
燃料タンク2内の燃料の液面高さを検出する液面検出器51は、センダゲージ52、フロート54およびアーム56から構成される電気機器である。センダゲージ52は、案内部34とは異なる周方向位置でサブタンク32の側方に取り付けられており、アーム56でフロート54に接続している。
連結部材60は、樹脂で平板状に形成されており、連結部材60の幅方向の両側には、軸方向に延びる板状の突部61と図示しない突部が形成されている。突部61がキャニスタ24に設けられた案内部25の図示しない溝に嵌合することにより、連結部材60はキャニスタ24に軸方向に移動自在に組み付けられている。また、図示しない突部がサブタンク32に設けられた案内部34の図示しない溝に嵌合することにより、連結部材60はサブタンク32に軸方向に移動自在に組み付けられている。
そのため、ポンプモジュール30は蓋モジュール20に対して軸方向(図1および図2の上下方向)にスライド移動可能である。ポンプモジュール30が最も上方にスライド移動した状態は図1に示す状態であり、ポンプモジュール30が最も下方にスライド移動した状態は図2に示す状態であり
図2に示すように、連結部材60の蓋モジュール20側の軸方向上部には幅方向の中央部が凹んでスプリング座74が形成されている。ガイドピン76は、スプリング座74の底から上方に延びて円柱状に形成されており、ガイドピン76の外周にコイルスプリング80が挿入されている。そして、コイルスプリング80の付勢力により、サブタンク32は燃料タンク2の底面4に押し付けられている。したがって、圧力変化または温度変化により燃料タンク2の高さが変動しても、サブタンク32は燃料タンク2の高さの変動に追随する。
図2に示す如く、電動ポンプ40と電気コネクタ81とはハーネス83により電気的に接続され、液面検出器51と電気コネクタ82とはハーネス84により電気的に接続される。これらのハーネス83、84のうち上下方向に延びる部分は、連結部材60のうちキャニスタ24と反対側の面と、キャニスタ24のうち連結部材60の側の面に沿って配置されている。
また、ハーネス83、84は、図2に示す如く連結部材60の正面視においてコイルスプリング80に対して一方の側(図2の右側)に寄せて配置されている。そして、ハーネス83、84の上方部分は、フランジ22のうちポンプモジュール30の側の面に沿って配置されている。このハーネス83、84の上方部分は、コイルスプリング80に対して一方の側(図2の右側)から他方の側(図2の左側)に沿って、コイルスプリング80を跨ぐように配置され、他方の側に位置する電気コネクタ81、82に接続される。
ところで、ハーネス83、84の一端はポンプモジュール30に固定され他端は蓋モジュール20に固定されているため、ポンプモジュール30が蓋モジュール20に対してスライド移動すると、そのスライド移動に追従してハーネス83、84は動く。そして、連結部材60およびキャニスタ24には、ハーネス83、84を支持するクランプ85、86が樹脂にて一体に形成されている。これらのクランプ85、86によりハーネス83、84が動く向きは規制される。
また、ハーネス83、84のうちフランジ22に沿って延びる部分の中間部位は、図3(a)に示すように樹脂製の支持部材90により支持されている。フランジ22には、燃料タンク2の内部に向けて突出する突出部87が樹脂にて一体に形成されており、この突出部87に支持部材90は取り付けられている。図3(b)は支持部材90単体を示す図2のIII矢視図であり、図3(b)に示す如く支持部材90は、突出部87に取り付けられる取付部91と、ハーネス83、84を支持する支持部92とから構成されている。
突出部87は、軸方向(図3の紙面垂直方向)に延びる円筒形状であり、取付部91を収容する収容空間88を内部に有する。取付部91は、収容空間88の内周に沿った円盤状の基部911と、基部911から下方に延出する複数の延出部912とを備える。延出部912の外側には爪状の係合部913が形成されている。突出部87の周面には係合部913と係合する被係合部89(図1および図2参照)が形成されている。そして、基部911を収容空間88に挿入すると、延出部912が径方向に弾性変形し、さらに基部911を挿入すると係合部913が被係合部89に嵌まり込み、スナップフィット係合する。
ここで、第1実施形態による燃料供給装置10とは別の他の燃料供給装置であって、キャニスタ24の燃料蒸気流入口を開閉するカットオフバルブをフランジ22に取り付けた構造の燃料供給装置がある。そして、燃料供給装置10の突出部87の収容空間88は、上記他の燃料供給装置に用いられるカットオフバルブを収容可能な形状に形成されている。そのため、係合部913と同一形状の係合部をカットオフバルブに設けるようにすれば、支持部材90を突出部87に係合させる構造と、カットオフバルブを突出部87に係合させる構造とを共通化できる。よって、第1実施形態による燃料供給装置10と上記他の燃料供給装置との間で、フランジ22の形状を共通化できる。
支持部92は、コイルスプリング80の軸方向視(III矢視)にてスプリングガイド23を避ける形状である。具体的には、円筒形状のスプリングガイド23の外周面に沿って延びる円弧形状である。そして、図4に示す如く支持部92は、フランジ22に対向する面を形成する底壁921と、スプリングガイド23の外周壁231(図3(a)参照)に対向する面を形成する延出部としての側壁922とを有する。なお、上記外周壁231は特許請求の範囲に記載の外壁に相当する。
そして、ハーネス83、84は、支持部92の底壁921、フランジ22、支持部92の側壁922およびスプリングガイド23の外周壁231に囲まれた空間に配置され、外周壁231に沿って延びている。なお、図3(b)および図4中の一点鎖線は、ハーネス83、84の配索経路を示す。
従って、ハーネス83、84は、支持部92の底壁921とフランジ22とに挟まれて、コイルスプリング80の軸方向(図3の紙面垂直方向)への移動を規制されている。さらに、ハーネス83、84は、支持部92の側壁922とスプリングガイド23の外周壁231とに挟まれて、コイルスプリング80の径方向への移動を規制されている。
以上の構成による第1実施形態によれば、ハーネス83、84のうちフランジ22に沿って延びる部分の中間部位は、支持部材90により支持される。具体的には、ハーネス83、84の中間部位は、コイルスプリング80の軸方向および径方向への移動を規制される。よって、ポンプモジュール30が蓋モジュール20に対して軸方向にスライド移動することに追従してハーネス83、84が動いたとしても、ハーネス83、84がコイルスプリング80に挟み込まれることを抑制できる。よって、ハーネス83、84が損傷する恐れを低減できる。
また、フランジ22の突出部87は、キャニスタの燃料蒸気流入口を開閉するカットオフバルブを収容可能な筒形状であり、カットオフバルブと突出部87とのスナップフィット係合構造を利用して、支持部材90と突出部87とはスナップフィット係合する。そのため、係合部913と同一形状の係合部をカットオフバルブに設けるようにすれば、支持部材90を突出部87に係合させる構造と、カットオフバルブを突出部87に係合させる構造とを共通化できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図5および図6を用いて説明する。図5は燃料タンク2に燃料供給装置10が組み付けられた状態を示し、図6は図5のVI矢視を示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態では、図5に示す如く液面検出器51のフロート54がサブタンク32の上方まで回動可能に設置されている。従って、仮に支持部材90がなければハーネス83、84は図5の二点鎖線に示す如く動き、可動部材としてのフロート54と干渉する恐れが生じる。これに対し、第2実施形態では、第1実施形態と同様の支持部材90を備えるので、ハーネス83、84とコイルスプリング80との干渉抑制のみならず、ハーネス83、84とフロート54との干渉抑制にも支持部材90は効果を発揮する。
また、第2実施形態では、第1実施形態のキャニスタ24、連結部材60、案内部25および案内部34を廃止している。そして、第1実施形態では図3に示す如くフランジ22の略中央部分にコイルスプリング80を配置しているのに対し、第2実施形態では図5および図6に示す如くフランジ22の径方向端部にコイルスプリング80を配置している。
よって、第1実施形態における延出部としての側壁922はスプリングガイド23の外周壁231に沿った円弧形状であるのに対し、第2実施形態における延出部としての側壁922は、突出部87の外周壁に沿った円弧形状である。そして、ハーネス83、84は、支持部92の側壁922と突出部87の外周壁とに挟まれて、コイルスプリング80の径方向への移動を規制されている。
また、第1実施形態では連結部材60にスプリング座74が形成されているのに対し、第2実施形態ではサブタンク32にスプリング座74が形成されている。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図7および図8を用いて説明する。図7は燃料タンク2に燃料供給装置10が組み付けられた状態を示し、図8は図7のVIII矢視を示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、蓋部材としてのフランジ22は燃料タンク2の底面4に形成された開口部401を塞ぎ、蓋モジュール20は燃料タンク2の下方から開口部401に挿入される。そして、コイルスプリング80およびキャニスタ24は廃止されており、ポンプモジュール30は蓋モジュール20に対してスライド移動できない構成である。また、第3実施形態では、第1実施形態のキャニスタ24、連結部材60、案内部25、34およびコイルスプリング80を廃止している。
第3実施形態の支持部材100は、電動ポンプ40を内部に収容する樹脂製のポンプケーシング41に取り付けられている。支持部材100は、ポンプケーシング41に取り付けられる取付部101と、ハーネス83、84を支持する支持部102とから構成されている。ポンプケーシング41の上面には複数の突出部が樹脂にて一体に形成されており、突出部は上下方向に延びる形状、かつ、径方向に弾性変形可能である。そして、突出部の先端には爪状の係合部43が形成されており、この係合部43にスナップフィット係合する被係合部としての孔103が、支持部102に形成されている。
支持部102は、ポンプケーシング41の外周面に沿って延びる円弧形状である(図8参照)。支持部102は内周壁104、外周壁105および底壁106から構成され、上方に開口する断面U字形状である(図7参照)。図8中のハッチングは断面示すものではなく、内周壁104および外周壁105の上端面を示している。そして、内周壁104、外周壁105および底壁106の内部空間(断面U字の内部空間)であって、ポンプケーシング41の外周面に沿って延びる空間に、ハーネス83、84は配索される。そして、ハーネス83、84は、支持部102の両端の開口部107、108から断面U字の外部に延びる。
図8に示す如くハーネス83は、電動ポンプ40の上方部位に設けられた電気コネクタ44と、フランジ22の上側に設けられた電気コネクタ81とを電気的に接続する。また、ハーネス84は、液面検出器51のセンダゲージ52の上方部位と、フランジ22の上側に設けられた電気コネクタ82とを電気的に接続する。従って、これらのハーネス83、84は、電動ポンプ40およびセンダゲージ52から上方に向けて延び、その延出先は支持部102の開口部107から断面U字の内部空間内にて延び、その延出先は開口部108から支持部102の下方に延び、その延出先はフランジ22に設けられた電気コネクタ81、82まで延びる。
以上の構成による第3実施形態によれば、ハーネス83、84のうち支持部材90の支持部102により支持される部位は、支持部102の底壁106によって電動ポンプ40の軸方向の下側への移動を規制され、かつ、支持部102の内周壁104および外周壁105によって電動ポンプ40径方向への移動を規制される。よって、ハーネス83、84が可動部材としてのフロート54およびアーム56と干渉する恐れを低減できる。
また、支持部材100はスナップフィット係合によりポンプケーシング41に取り付けられるので、支持部材100をポンプケーシング41に取り付ける作業性を向上できる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、カットオフバルブを収容可能な突出部87に支持部材90を取り付けているが、他の実施形態において、フランジ22に設けられた電気コネクタを突出部として適用し、この突出部としての電気コネクタに支持部材90を取り付けるようにしてもよい。この場合、電気コネクタが有するスナップフィット係合構造を、そのまま支持部材90との接続に利用してもよい。なお、この電気コネクタの具体例としては、図2に示す電気コネクタ81、82が挙げられる。
すなわち、電動ポンプ40を燃料タンク2の外部に配置した所謂インライン構造の他の燃料供給装置においては、支持部材90を取り付けるための突出部として電気コネクタ81を利用でき、燃料供給装置10のフランジ22と上記他の燃料供給装置のフランジとで形状の共通化を図ることができる。また、ポンプモジュール30が液面検出器51を備えていない他の燃料供給装置においては、支持部材90を取り付けるための突出部として電気コネクタ82を利用でき、燃料供給装置10のフランジ22と上記他の燃料供給装置のフランジとで形状の共通化を図ることができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の第1実施形態による燃料供給装置を燃料タンクに組み付けた状態を示す正面図。 図1のII矢視図。 (a)は、蓋モジュールを示す図2のIII矢視図、(b)は、支持部材単体を示す図2のIII矢視図。 第1実施形態による支持部材およびハーネスを示す斜視図。 本発明の第2実施形態による燃料供給装置を燃料タンクに組み付けた状態を示す正面図。 図5のVI矢視図。 本発明の第3実施形態による燃料供給装置を燃料タンクに組み付けた状態を示す正面図。 図7のVIII矢視図。
符号の説明
2:燃料タンク、10:燃料供給装置、22:フランジ(蓋部材)、40:電動ポンプ(電気機器)、41:ポンプケーシング、51:液面検出器(電気機器)、81:電気コネクタ、82:電気コネクタ、83、84:ハーネス、87:突出部、90、100:支持部材、301:燃料タンクの開口部、401:燃料タンクの開口部。

Claims (7)

  1. 燃料タンクに形成されている開口部を閉塞するとともに、前記燃料タンクの内部に向けて突出する突出部を有する蓋部材と、
    前記燃料タンクの内部に配置され、前記燃料タンクの燃料を外部に吐出する電動ポンプおよび前記燃料タンクの液面高さを検出する液面検出器のうち少なくとも一方を含む電気機器と、
    前記電気機器と電気的に接続するハーネスと、
    前記突出部に取り付けられ、前記ハーネスを支持する支持部材と、
    を備える燃料供給装置。
  2. 前記燃料タンクの内部に配置され、前記電気機器が組み付けられているブラケット部材と、
    前記ブラケット部材を前記燃料タンクの底面に押し付けるコイルスプリングと、
    を備える請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 前記蓋部材は、前記コイルスプリングが径方向に移動することを規制するスプリングガイドを有し、
    前記支持部材は、前記コイルスプリングの軸方向視にて前記スプリングガイドを避ける形状である請求項2記載の燃料供給装置。
  4. 前記支持部材は、前記スプリングガイドの外壁に沿って延びる延出部を有し、
    前記外壁と前記延出部の間に前記ハーネスが配置されている請求項3記載の燃料供給装置。
  5. 前記突出部は、前記支持部材を収容する収容空間を内部に有する筒形状であり、
    前記収容空間は、前記燃料タンク内の燃料蒸気を吸着するキャニスタの燃料蒸気流入口を開閉するカットオフバルブを収容可能な形状である請求項1から4のいずれか一項記載の燃料供給装置。
  6. 燃料タンクに形成されている開口部を閉塞する蓋部材と、
    前記燃料タンクの内部に配置されて前記燃料タンクの燃料を外部に吐出する電動ポンプと、
    前記電動ポンプを内部に収容するとともに突出部を有するポンプケーシングと、
    前記電動ポンプと電気的に接続するハーネスと、
    前記突出部に取り付けられ、前記ハーネスを支持する支持部材と、
    を備える燃料供給装置。
  7. 前記突出部および前記支持部材の一方は、爪状の係合部を有し、
    前記突出部および前記支持部材の他方は、前記係合部とスナップフィット係合する被係合部を有する請求項1から6のいずれか一項記載の燃料供給装置。



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