JP5452463B2 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Description
また、燃料流入口の開口縁部にはエッジが形成されている場合がある。そのため、車体の振動に伴って、ハーネスがばたついてしまうと、ハーネスは、エッジと擦れてしまい、ハーネスの寿命が縮まるおそれがある。
本発明によれば、コネクタ端子のハーネス側端末部よりも径方向内側に、接続端子の挿入を案内する壁部を設けることにより、壁部に沿わせてコネクタ端子に接続端子を挿入することができる。これにより、ハーネス組み付け時の作業効率を向上させることができる。
また、燃料タンクの開口部にエッジが形成されている場合であっても、コネクタ端子のハーネス側端末部近傍のハーネスは壁部の壁面と面接触するため、ハーネスがエッジと擦れるのを抑制できる。
本発明によれば、複数の端子収納壁が立設されており、これら複数の端子収納壁の間にコネクタ端子のハーネス側端末部が配置されている。これにより、ハーネスが引っ張られる等してコネクタ端子にストレスが加わった場合であっても、コネクタ端子が屈曲して短絡するのを防止できる。
また、端子収納壁は、壁部と離間して配置されている。さらに、壁部には、端子収納壁に対応する位置に、径方向内側に凹んだ溝部と、燃料リザーバ部と壁部の外側とを連通するスリットと、が形成されている。したがって、コネクタ端子のハーネス側端末部周りの燃料は、壁部の外側から燃料リザーバ部に向かって容易に流入することができる。これにより、コネクタ端子のハーネス側端末部周りに燃料が滞留することがない。
本発明によれば、ハーネスを壁部に沿わせて配索することで、ハーネスがエッジと擦れるのを抑制することができる。また、アッパーカップ、およびフランジユニットの径方向内側に位置することで、燃料タンクに燃料供給装置を組み付ける際に、ハーネスが燃料タンクおよび燃料タンクの周辺部品に引っ掛かるのを抑制することができる。したがって、ハーネス組み付け時の作業効率を向上させつつハーネスの延命化を図るとともに、燃料供給装置の組み付け性が向上できる。
本発明によれば、クリップ部を備えているので、ハーネスのばたつきを防止することができる。これにより、ハーネスがエッジと擦れるのを抑制することができ、ハーネスの延命化を図ることができる。
また、保持部の表面は、アッパーカップの外周面よりも径方向の内側に配置されているので、燃料タンクに燃料供給装置を組み付ける際に、クリップ部やハーネスが燃料タンクおよび燃料タンクの周辺部品に引っ掛かるのを抑制することができる。したがって、ハーネス組み付け時の作業効率を向上させつつハーネスの延命化を図るとともに、燃料供給装置の組み付け性が向上できる。
本発明によれば、前記壁部の外表面と基台部の外表面とが略面一になっていることで、ハーネスが、壁部の縁部および基台部の縁部に形成されたエッジと擦れるのを確実に抑制することができる。したがって、ハーネス組み付け時の作業効率を向上させつつハーネスのさらなる延命化を図るとともに、燃料供給装置の組み付け性が向上できる。
また、アッパーカップに壁部を設けない場合のほうが、アッパーカップに壁部を設けた場合よりも、アッパーカップの金型のサイズを小型化できる。一方で、フランジユニット側は、壁部の有無にかかわらず金型のサイズに変更はない。したがって、アッパーカップに壁部を設けず、フランジユニットに壁部を立設することにより、燃料供給装置の製造設備コストを低減できる。
また、燃料タンクの開口部にエッジが形成されている場合であっても、コネクタ端子のハーネス側端末部近傍のハーネスは壁部の壁面と面接触するため、ハーネスがエッジと擦れるのを抑制できる。
また、インタンク式の燃料供給装置は、フランジユニットを燃料ポンプの上部に配置して燃料タンクの上部に取り付ける構造のもの(以下「上付けタイプ」という。)と、フランジユニットを燃料ポンプの下部に配置して燃料タンクの底部に取り付ける構造のもの(以下「下付けタイプ」という。)とが存在する。実施形態では、下付けタイプを例に説明する。
図1は、燃料供給装置1の斜視図である。
図2は、燃料供給装置の側面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の燃料供給装置1は、燃料タンク2内に配置され、燃料タンク2内の燃料を汲み上げて内燃機関へと圧送する燃料ポンプ3を備えている。燃料ポンプ3は、略円柱形状に形成されており、燃料ポンプ3の+Z側に配設されたモータ部30と、燃料ポンプ3の−Z側に配設されたポンプ部40とを有している。燃料ポンプ3の外周面は、例えば金属からなる円筒状のハウジングにより形成されている。
モータ部30には、例えば、ブラシ(不図示)付きの直流モータが使用される。モータ部30の+Z側には、ブラシと電気的に接合している一対のモータ端子32が、燃料ポンプ3の+Z側において中心軸Cに沿って立設されている。一対のモータ端子32は、燃料ポンプ3の中心軸Cを挟んで両側に配置されている。
ポンプ部40には、例えば、インペラ(不図示)を有する非容積型のポンプが用いられており、インペラはモータ部30により駆動される。ポンプ部40の−Z側には、燃料を吸入する吸入口(不図示)が設けられている。吸入口は、後述のフィルタ排出管(不図示)、燃料供給装置1とは別体のフィルタユニット(不図示)およびフィルタ導入管51を介して、燃料ポンプ3の−Z側に形成される燃料リザーバ部11(図2参照)と連通している。また、ポンプ部40の+Z側には燃料を吐出する吐出口が設けられている。燃料ポンプ3は、燃料リザーバ部11に貯留された燃料を、フィルタ導入管51、フィルタユニットおよびフィルタ排出管を介して、ポンプ部40の吸入口から汲み上げている。そして、モータ部30の+Z側に燃料を圧送している。
燃料供給装置1は、燃料ポンプ3の−Z側に配置され、燃料タンク2の底壁2bに取り付けられるフランジユニット4を備えている。フランジユニット4は、有底筒状のユニット本体10を有している。ユニット本体10は耐油性に優れた樹脂等からなる部材であり、インジェクションにより成型される。
また、ユニット本体10の内面側にはスペースが形成されている。このスペースは、燃料が貯留される燃料リザーバ部11として機能している。この燃料リザーバ部11に貯留された燃料は、燃料供給装置1とは別体のフィルタユニットを介して、ポンプ部40に汲み上げられる。
ユニット本体10の−Z側における周壁には、略円盤形状のフランジ部12が形成されている。そして、燃料タンク2に燃料供給装置1を取付けることにより、フランジ部12よりも−Z側が、燃料タンク2の外部に露出した状態になる。また、フランジ部12よりも+Z側が燃料タンク2内の燃料に浸漬された状態になる。なお、フランジ部12と燃料タンク2の底壁2bとの間には、ゴム等からなるシール部材(不図示)が設けられており、燃料供給装置1と燃料タンク2とのシール性を確実に確保できるようになっている。
図1に示すように、フランジ部12の+Z側には、後述するアッパーカップ25の大径部26に形成された係合凸部25aと係合する係合部15が設けられている。係合部15は、Z方向からみて環状部13よりも小径の略円形状をしている。また、係合部15の周縁に、+Z側に突出する係合片15aが複数個所(本実施形態では4箇所)形成されている。係合片15aは、係合片15aの+Z側端が拡径する方向に向かって弾性変形可能に形成されている。また、係合片15aには、アッパーカップ25に形成されている係合凸部25aと係合可能な係合孔が形成される。アッパーカップ25の大径部26に係合部15の係合片15aをスナップフィットさせて、フランジユニット4とアッパーカップ25とを固定している。
フランジ部12の−Z側には、フィルタ導入管51、フィルタ排出管および燃料取出管57が設けられている。
フィルタ導入管51およびフィルタ排出管は、燃料供給装置1とは別に設けられたフィルタユニットと連通している。フィルタ導入管51を通じて、燃料タンク2内の燃料をフィルタユニットに導入している。また、フィルタ排出管を通じて、フィルタユニットにより濾過され排出された燃料を、ポンプ部40の吸入口に導入している。
燃料取出管57は、内燃機関(不図示)と連通している。燃料リザーバ部11に貯留された燃料は、フィルタユニットを通った後、ポンプ部40の吸入口から汲み上げられる。そして、燃料は、モータ部30の+Z側に圧送され、燃料取出管57を通って内燃機関に搬送される。
フランジ部12の−Z側には、コネクタ14が一体成形されている。コネクタ14は、径方向から見て略矩形状をした筒状部材であり、径方向外側に開口するコネクタ嵌合面を有している。コネクタ14は、ユニット本体10を形成する際に同時に形成される。このコネクタ14には、外部電源や制御装置等に接続された外部コネクタ(不図示)が嵌着される。
コネクタ14の内部には、燃料タンク2の内外を導通させるコネクタ端子34が設けられている。コネクタ端子34は、銅等の金属からなる部材であり、プレス加工により形成される。コネクタ端子34は、コネクタ14を成型する際に、例えばインサート成型される。なお、それぞれのコネクタ端子34は、モータ駆動用電源および、液面検出器60の電源と、電気的に接続される。コネクタ端子34は略L字形状に形成されている。コネクタ端子34の外部端末部34aは、コネクタ14の内側に突出している。コネクタ端子34のハーネス側端末部34bは、係合部15の外周面よりも内径側であって、フランジ部12の+Z側に形成されたハーネス接続部80内に配置される。なお、ハーネス接続部80の詳細については後述する。
ハーネス6は、コネクタ端子34と、モータ端子32および液面検出器60の端子とを接続するためのものである。ハーネス6は、銅等の金属からなる芯線と、架橋ポリエチレンや塩化ビニル等の耐油性を有した絶縁材料からなる芯線を覆う被覆と、により形成される。さらに、ハーネス6の一端側には接続端子33aが、他端側には接続端子33bが設けられている。
図3は壁部81およびクリップ部65の斜視図である。
図4は軸方向から見たときの壁部81およびクリップ部65の説明図である。なお、図4では、図面をわかりやすくするために、ハーネス6の図示を省略している。
図3および図4に示すように、フランジユニット4には、+Z方向に立設された壁部81が形成されている。
壁部81は、略円形状をした係合部15の外周面のうち、コネクタ端子34のハーネス側端末部34bに対応した位置に形成されている。具体的には、ハーネス側端末部34bに対応した位置において、係合部15の外周面から内径側に延出する一対の側部16a,16bが形成されており、この一対の側部16a,16bの内径側先端を接続することにより壁部81が形成される。したがって、壁部81は、係合部15の外周面の内径側に形成される。
図5は、フランジユニット4の拡大図であり、壁部81、端子収納壁86、溝部84およびスリット82の説明図である。
図5に示すように、壁部81の径方向外側には、壁部81に沿って端子収納壁86が複数(本実施形態では4個)形成されている。複数の端子収納壁86は、壁部81に沿ってZ方向と直交する方向に略等間隔に配置されている。複数の端子収納壁86の間には、コネクタ端子34のハーネス側端末部34bおよび接続端子33bが配置される。これにより、ハーネス6が引っ張られる等して各端子にストレスが加わった場合であっても、各端子が屈曲して短絡するのを防止している。
また、複数の端子収納壁86は、壁部81と離間して配置されている。したがって、壁部81と端子収納壁86との間にはスペースが形成される。
また、壁部81の外表面には、複数の溝部84が形成されている。各溝部84は、複数の端子収納壁86に対応する位置に形成されている。すなわち、溝部84は、端子収納壁86が立設された方向(本実施形態ではZ方向)に沿って形成されていることになる。壁部81に溝部84を形成することにより、壁部81と端子収納壁86との間のスペースを広く確保することができる。
なお、複数の端子収納壁86に対応する位置に溝部84を形成することで、各溝部84の間の壁部81は、ハーネス側端末部34bに対応する位置がハーネス側端末部34bに向かって突出した状態となる。ハーネス側端末部34bに接続端子33bを接続する際は、この突出した壁部81の外表面に接続端子33bを沿わせて行う。
また、壁部81にはスリット82が設けられている。スリット82は、壁部81の一方側の側部16a側に形成されている。なお、壁部81の他方側の側部16bにスリット82を設けてもよい。スリット82は、Z方向に沿って設けられており、壁部81と略同一の長さを有している。スリット82は、フランジユニット4の燃料リザーバ部11と、壁部81の外側とを連通している。
図1から図4に示すように、燃料供給装置1は、燃料ポンプ3を内包するように形成されたアッパーカップ25を備えている。
アッパーカップ25は耐油性に優れた樹脂により形成された有底筒状の部材であり、インジェクションにより成型される。アッパーカップ25は、燃料ポンプ3の+Z側から燃料ポンプ3に外挿される筒部24を有している。
アッパーカップ25の+Z側には、液面検出器60が配置される。したがって、筒部24の+Z側には、液面検出器60の取付部61が形成されている。取付部61は、径方向外側に向かって延出形成された板状のとなっており、アッパーカップ25を形成する際、同時にインジェクションにより成型される。この取付部61に、液面検出器60がスナップフィット等により固定される。
アッパーカップ25の筒部24は、+Z側に配置された小径部27と、−Z側に配置された大径部26とにより構成されている。
小径部27は、燃料ポンプ3の+Z側に外嵌される。小径部27の内周面は、燃料ポンプ3の外径と略同一か、それよりも若干大きく形成されており、この内周面に燃料ポンプ3の外周面が内嵌されて燃料ポンプ3が支持される。
大径部26は、小径部27の−Z側を拡径し、段差を設けることにより形成される。大径部26の外周面には、フランジユニット4に設けられた係合片15aの係合孔に対応する位置に、係合凸部25aが形成されている。これらアッパーカップ25の係合凸部25aと、フランジユニット4の係合片15aとによって、両者がスナップフィットし、アッパーカップ25とフランジユニット4とが一体化される。
また、アッパーカップ25の筒部24の周壁には、クリップ部65が一体成形されている。クリップ部65は、筒部24の大径部26における、ハーネス接続部80の+Z側に形成されている。
クリップ部65は、基台部67と、基台部67と接続された保持部66とにより構成されている。
基台部67は、筒部24の大径部26のうち、前述の壁部81に対応した位置に形成されている。具体的には、壁部81と同様に、筒部24の大径部26から、内径側に延出する一対の側部が形成されており、この一対の側部の内径側先端を接続することにより、基台部67が形成されている。このとき、前述の壁部81の外表面と、基台部67の外表面とが、略面一となるように形成される。また、基台部67の−Z側と、壁部81の+Z側とが当接するように形成される。このように基台部67を形成することにより、壁部81と基台部67との境界付近に、壁部81および基台部67の縁部によるエッジが形成されることがない。
次に、図1から図3を用いて、ハーネス6を装着した際の作用について説明する。なお、ハーネス6は、フランジユニット4の係合片15aと、アッパーカップ25の係合凸部25aとを係合した後に接続される。また、ハーネス6の一端側の接続端子33aおよびハーネス6の他端側の接続端子33bは、どちらを先に接続してもよい。以下では、ハーネス6の他端側の接続端子33bを先に接続する場合を例に説明する。
まず、接続端子33bのハーネス6側を把持し、接続端子33bの先端を壁部81に当接させる。続いて、接続端子33bを壁部81に沿わせつつ−Z側に移動する。そして、この状態で、コネクタ端子34のハーネス側端末部34bに接続端子33bを挿入して接続する。このように、壁部81に接続端子33bの先端を沿わせて、接続端子33bを−Z側に移動するだけで、コネクタ端子34のハーネス側端末部34bに接続端子33bを挿入できる。
以上のように、コネクタ端子34、モータ端子32および液面検出器60の端子に、ハーネス6の接続端子33a,33bを接続し、ハーネス6をクリップ部65に保持させることにより、ハーネス6を装着している。
ここで、前述のとおり、複数の端子収納壁86は、壁部81と離間して配置されている。さらに、複数の端子収納壁86に対応する位置に各溝部84が形成されている。このため、壁部81と端子収納壁86との間にはスペースが形成される。そして、図5に示すように、このスペースは、ハーネス側端末部34b周辺のスペースおよびスリット82と連通している。すなわち、このスペースは、ハーネス側端末部34b周辺の燃料をスリット82に向かって流通させる燃料流通路88(図5の矢印参照)を形成している。このため、ハーネス側端末部34b周辺で燃料が滞留することなく、リザーバ部11内に燃料が流入する。
本実施形態によれば、図1から図4に示すように、コネクタ端子34のハーネス側端末部34bよりも径方向内側に、接続端子33bの挿入を案内する壁部81を設けることにより、壁部81に沿わせてコネクタ端子34に接続端子33bを挿入することができる。
また、本実施形態によれば、コネクタ端子34のハーネス側端末部34b近傍のハーネス6は、壁部81の壁面と面接触するため、ハーネス6がエッジと擦れるのを抑制できる。
また、端子収納壁86は、壁部81と離間して配置されている。さらに、壁部81には、端子収納壁86に対応する位置に、径方向内側に凹んだ溝部84と、燃料リザーバ部11と壁部81の外側とを連通するスリット82と、が形成されている。したがって、コネクタ端子34のハーネス側端末部34b周りの燃料は、壁部81の外側から燃料リザーバ部11に向かって容易に流入することができる。これにより、コネクタ端子34のハーネス側端末部34b周りに燃料が滞留することがない。
また、保持部66の表面は、アッパーカップ25の外周面よりも径方向の内側に配置されている。これにより、燃料タンク2に燃料供給装置1を組み付ける際に、クリップ部65やハーネス6が燃料タンク2および燃料タンク2の周辺部品に引っ掛かるのを抑制することができる。したがって、ハーネス6組み付け時の作業効率を向上させつつ、ハーネス6の延命化を図るとともに、燃料供給装置1の組み付け性が向上できる。
本実施形態の燃料供給装置1では、フランジユニット4側に接続端子33bを案内する壁部81を設けている。しかし、アッパーカップ25側に壁部81を設けてもよい。ただし、アッパーカップ25の金型の小型化および金型の抜きストロークの短縮ができ、低コストである点で、本実施形態に優位性がある。
2 燃料タンク
3 燃料ポンプ
4 フランジユニット
6 ハーネス
25 アッパーカップ
32 モータ端子
33 接続端子
34 コネクタ端子
34b ハーネス側端末部
65 クリップ部
66 保持部
66a 他端部
66b 一端部
67 基台部
81 壁部
82 スリット
86 端子収納壁
Claims (5)
- 燃料タンク内に配置され、前記燃料タンク内の燃料を汲み上げて内燃機関へと圧送する燃料ポンプと、
前記燃料ポンプに設けられたモータ端子と、
前記燃料ポンプを内包するように形成されたアッパーカップと、
前記アッパーカップを前記燃料タンクに固定すると共に、前記燃料を貯留する燃料リザーバ部を有するフランジユニットと、
前記フランジユニットに設けられ、前記燃料タンクの内外を導通させるコネクタ端子と、
両端に前記モータ端子、および前記コネクタ端子に接続可能な接続端子を有し、前記モータ端子と前記コネクタ端子とを電気的に接続するハーネスと、
を備えた燃料供給装置であって、
前記アッパーカップは、前記燃料ポンプに外嵌される小径部と、前記小径部よりも拡径された大径部と、により構成された筒部を有し、
前記フランジユニットは、前記大径部と係合する円筒状の係合部を有し、
前記アッパーカップ、および前記フランジユニットの何れか一方には、前記コネクタ端子のハーネス側端末部よりも前記アッパーカップ、および前記フランジユニットの径方向の内側となる位置に、このハーネス側端末部への前記接続端子の挿入を案内する壁部が立設され、
前記フランジユニットは、前記係合部の外周面および前記大径部の外周面よりも前記径方向の内側に凹んだハーネス接続部を備え、
前記ハーネス接続部内には、前記コネクタ端子のハーネス側端末部が配置されていることを特徴とする燃料供給装置。 - 前記壁部の前記径方向の外側には、前記壁部に沿いつつ前記壁部と離間して配置された複数の端子収納壁が立設されており、
これら複数の壁部の間に前記コネクタ端子のハーネス側端末部が配置され、
前記壁部には、
前記複数の端子収納壁に対応する位置に、前記径方向の内側に凹んだ溝部と、
前記燃料リザーバ部と前記壁部の外側とを連通するスリットと、
が形成され、
端子収納壁と前記壁部および前記溝部との間には、燃料流通路が形成され、
前記溝部は、複数形成されて、前記燃料流通路を介して前記スリットと連通し、
前記ハーネス側端末部の周辺は、前記燃料流通路を介して、前記燃料リザーバ部と連通している、
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。 - 前記ハーネスは、前記壁部に沿って配索され、前記アッパーカップ、および前記フランジユニットの前記径方向の内側に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置。
- 前記アッパーカップは、前記ハーネスの移動を規制するクリップ部を備え、
前記クリップ部は、
前記アッパーカップの外周面よりも前記径方向の内側に形成した基台部と、
前記基台部から離間して前記基台部に沿って配置され、一端部が前記基台部に接続されており他端部が開口されている保持部と、
を有しており、
前記保持部の表面は、前記アッパーカップの外周面よりも前記径方向の内側に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料供給装置。 - 前記フランジユニットに前記壁部を立設し、
この壁部の外表面と前記基台部の外表面とが略面一になっていることを特徴とする請求項4に記載の燃料供給装置。
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