JP4995572B2 - 絶縁板ガラスパネルにエーロゲル粒子を充填するための方法および装置 - Google Patents

絶縁板ガラスパネルにエーロゲル粒子を充填するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、絶縁板ガラスパネルの内容積にエーロゲル粒子を充填するための方法およびそれを達成するための装置に関する。
種々の容器内で粒子状材料が利用されてきた。例えば、容器の内容積に粒子状材料を充填することにより容器(例えば窓、天窓など)の熱伝導率を減少させるいくつかの試みがなされてきた。しかしながら、特に容器の内容積に充填することに関して、特定の材料が独特の取扱い上の課題を呈している。例えば、粒子状材料が貯蔵されているコンテナの湿気などといった複数の要因に起因して、バラで貯蔵されている粒子状材料は往々にして、比較的大きな凝集体へと凝集する傾向を有し、このことは、粒子状材料の取扱いをはるかにむずかしくする可能性がある。これらの凝集体は、このとき、粒子状材料を取扱うのに使用されている機器を通して容器の内容積内への粒子状材料の流れを妨げる可能性がある。実際、容器の内容積に充填するプロセスは、特定の粒子状材料によって形成された凝集体の寸法が、内容積の充填のために通る容器中の開口部よりも大きい場合、更に一層複雑なものとなる。かくして、容器の内容積に粒子状材料を充填するための既知の方法および装置は、往々にして、粒子状材料の凝集により有害な影響を受ける。大量の粒子状材料を取扱う上で遭遇する独特の問題に対処しようとする試みの対処成功度はさまざまであった。
その上、大量の粒子状材料の取扱いは往々にして比較的大量の静電気を生成し、個々の粒子は静電気帯電状態になる。かかる大量の静電気から機器に提起される危険性以外に、個々の粒子の静電荷は更に一層粒子を凝集させ得る。その上、個々の粒子の静電荷は、粒子状材料を取扱うのに使用される機械の表面に粒子を接着させ得、又それは個々の粒子を容器の内部表面に接着させかくして容器の内容積内への粒子状材料の動きを妨げる可能性がある。かかる静電気の負の効果にもかかわらず、容器の内容積を充填するための既知の方法および装置は、いずれも、かかる容器の充填中の静電気生成の問題に有効な形で対処していなかった。
当業者にとっては既知であるように、粒子状材料は、容器の内容積といったようなある容積内に単純に注ぎ込まれた場合、或る密度(又は比較的狭い密度範囲)で沈下する傾向を有する。容器内への単純な注ぎ込みの結果である容器の内部の粒子状材料のこの密度は、一般に注ぎ込み密度と呼ばれる。しかしながら、この注ぎ込み密度よりも高い密度で粒子状材料を容器の内容積に充填することが望まれる場合が多い。例えば、比較的高い密度(例えば粒子状材料の注ぎ込み密度より高い密度)で粒子状材料を容器の内容積に充填することで往々にして、同じ粒子状材料をその注ぎ込み密度で充填した容器に比べて、容器の熱伝導率を劇的に改善(例えば削減)することができる。およそその注ぎ込み密度に等しい密度で粒子状材料を容器の内容積に充填するために、容器の内容積を充填するための既知の方法および装置を使用することができるが、これらのプロセスおよび装置は、粒子状材料の注ぎ込み密度よりも実質的に高い密度で粒子状材料を容器に充填するために有効に使用することができない。
従って、従来の方法および装置が対処していない上述のおよびその他の問題に対処する粒子状材料で容器の内容積を充填するための方法および装置に対するニーズが存在している。本発明は、かかる方法および装置を提供する。本発明のこれらのおよびその他の利点ならびに付加的な発明力ある特長は、本書で提供されている本発明の記述から明白になることだろう。
本発明は、内容積を有する絶縁板ガラスパネルにエーロゲル粒子を充填するための方法を提供する。該方法は一般に、長さ、幅、および内容積を有する絶縁板ガラスパネルを与えるステップ、エーロゲル粒子の供給装置を与えるステップ、エーロゲル粒子を絶縁板ガラスパネルの内容積の少なくとも一部分に充填するステップ、および絶縁板ガラスパネルの内容積が所望の量のエーロゲル粒子で充填されてしまうまで、前述のステップを反復するステップを含む。絶縁板ガラスパネルにエーロゲル粒子が充填されている間、絶縁板ガラスパネルは振動運動及び往復タンピング運動に供される。
本発明は同様に、内部体積を有する絶縁板ガラスパネルエーロゲル粒子を充填するための装置をも提供する。装置は一般に、キャリヤアセンブリ、コンテナ、および起動アセンブリ、振動器アセンブリおよび静電放電アセンブリのうちの少なくとも1つを含む。キャリヤアセンブリは、長さおよび幅を有し、標準的には水平に対しゼロ度より大きく90度以下の角度で具備されている。該キャリヤアセンブリは、更に絶縁板ガラスパネルを担持し保持するように適合されている。コンテナは、少なくとも1つの開口部を含み、エーロゲル粒子を収納するように適合されている。該コンテナは、更に粒子が開口部を通って絶縁板ガラスパネルの内容積内に流れ込むような形で絶縁板ガラスパネルより上に配置されている。
存在する場合、起動アセンブリは、キャリヤアセンブリの一部分と接触するように配置されキャリヤアセンブリを相互に移動させるように適合されている。振動器アセンブリが存在する場合、それは、絶縁板ガラスパネルがキャリヤアセンブリ上に配置された場合に絶縁板ガラスパネルに対し振動運動を付与するべくキャリヤアセンブリの一部分又は絶縁板ガラスパネルの表面のうちの少なくとも1つと接触するように配置されている。静電放電アセンブリは複数の金属突起(例えばピン)を含むことができ、絶縁板ガラスパネルからある距離のところに配置され、該距離の規模は、絶縁板ガラスパネルを充填した時点で生成される静電気が絶縁板ガラスパネルから静電放電アセンブリへと放電できるのに充分なものである。本発明の教示に従った装置は、上述のアセンブリの任意の適切な組合せを含むことができる。
本発明は、下記の態様を含む。
本発明の絶縁板ガラスパネルの内容積にエーロゲル粒子を充填する方法は、
内容積を有する絶縁板ガラスパネルにエーロゲル粒子を充填するための方法であって、下記ステップ(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)
(a)長さ、幅、及び内容積を有する絶縁板ガラスパネルを与えるステップ、
(b)エーロゲル粒子の供給装置を与えるステップ、
(c)前記絶縁板ガラスパネルを振動運動に供するステップ、
(d)前記絶縁板ガラスパネルを往復タンピング運動に供するステップ、
(e)前記絶縁板ガラスパネルが前記振動運動及び前記往復タンピング運動に供されている間に、前記エーロゲル粒子を前記絶縁板ガラスパネルの内容積の少なくともとも一部分に充填するステップ、及び
)前記絶縁板ガラスパネルの内容積が所望の量の前記エーロゲル粒子で充填されてしまうまで、前記ステップ(c)(d)および(e)を反復するステップ
を含むものである。
本発明方法において、前記ステップ(d)の前又は間中に発生した静電気の少なくとも一部分を放電させることが好ましい。
本発明方法において、前記絶縁板ガラスパネルが、1個以上の内部流路を有することが好ましい。
本発明方法において、前記絶縁板ガラスパネルが、板ガラスシステムに含まれることが好ましい。
本発明方法において、前記絶縁板ガラスパネルを、さらに少なくとも1回のタンピング(tamping)運動に供することが好ましい。
本発明方法において、前記エーロゲル粒子が、疎水性であることが好ましい。
本発明方法において、前記エーロゲル粒子が、金属酸化物エーロゲル粒子であることが好ましい。
本発明方法において、前記金属酸化物エーロゲル粒子が、シリカエーロゲル粒子、チタニアエーロゲル粒子、アルミナエーロゲル粒子からなる群から選ばれた少なくとも1種からなることが好ましい。
本発明方法において、前記エーロゲル粒子が、有機エーロゲル粒子であることが好ましい。
本発明方法において、前記板ガラスパネルが、第一シート及び第二シートを含み、これらの第一及び第二シートが、有機熱可塑性シートであることが好ましい。
本発明方法において、前記有機熱可塑性シートが、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ(メチルメタアクリレート)及びポリ塩化ビニルから選ばれた少なくとも1種からなる熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。
本発明方法において、前記絶縁板ガラスパネルが、前記第一及び第二シートの間に配置された2個以上の支持部材を含み、前記支持部材が、前記第一及び第二シートの間に設けられた1個以上の流路を画定しており、かつ前記流路が内容積を有することが好ましい。
本発明方法において、前記絶縁板ガラスパネルが、その外部壁の内部表面から突出している少なくとも1個の内部壁を含むことが好ましい。
本発明の絶縁板ガラスパネルの内容積中にエーロゲル粒子を充填する装置は、内容積を有する絶縁板ガラスパネル(32)にエーロゲル粒子(34)を充填する前記発明方法を実施するための装置であって、下記(a)、(b)及び(c):
(a)キャリヤアセンブリ(42)、但しこのキャリヤアセンブリは長さ及び幅と、水平に対し、0度より大きく90度以下の角度とを有し、前記絶縁板ガラスパネルを担持し維持している、
(b)起動アセンブリ(84)、但しこの起動アセンブリは前記キャリヤアセンブリの一部に接触する位置にあり、かつ前記キャリヤアセンブリを往復運動させる、
(c)振動器アセンブリ(98)、但しこの振動器アセンブリは前記キリャリヤアセンブリ又は前記絶縁板ガラスパネルの表面の少なくとも1つの部分と接触する位置にあって、それがキャリヤアセンブリ上に配置されたときに、前記絶縁板ガラスパネルに振動を付与する、
を含み
、前記振動器アセンブリは、輸送アセンブリ(100)及び振動器パネル(102)を含み、前記輸送アセンブリは前記振動器アセンブリを前記前記キャリヤアセンブリの長さ方向に沿って移動可能にする位置にあり、また、
前記起動アセンブリは、らせんカムアセンブリ(92)を含み、このらせんカムアセンブリは前記キャリヤアセンブリに対して低振動数の往復タンピング運動を付与する方法である。
本発明の装置において、さらに、(d)静電放電アセンブリ(118)を含み、但しこの静電放電アセンブリは前記絶縁板ガラスパネルから距離を置いて位置しており、前記距離は前記絶縁板ガラスパネルに前記充填を施したときに発生した静電気を前記パネルから前記静電放電アセンブリに放電させるのに十分な長さであることが好ましい。
本発明の装置において、さらに、(e)コンテナ(64)を含み、但しこのコンテナは少なくとも1個の開口部(66)を含み、且つ前記エーロゲル粒子を収容しており、前記エーロゲル粒子が前記開口部を経由して前記パネルの内容積中に流動するように、前記コンテナが前記パネルの上に位置していることが好ましい。
本発明の装置において、さらに、下記(f)及び(g)の少なくとも1方を含むことが好ましい。
(f)前記コンテナ(64)が、上部ホッパー(72)及び下部ホッパー(74)を含み、前記下部ホッパーは前記キャリヤアセンブリに取り付けられて、前記パネル(32)の一部分を受け入れている、
(g)前記コンテナ(64)が、さらに第二静電放電アセンブリ(122)を含み、この第二静電放電アセンブリが前記コンテナの開口部に隣り合う位置にある。
本発明の装置において、前記振動器パネル(102)が、前記輸送アセンブリ(100)から懸垂されており、かつ前記振動器パネルが前記パネル(32)の表面に接触する位置にある、の少なくとも一方を含むことが好ましい。
本発明の装置において、前記静電放電アセンブリ(118)が、下記(x)又は(xx)を含むことが好ましい。
(x)複数の金属突起(120)及び電気接地、但しこの金属突起は、前記電気接地に取り付けられている、又は
(xx)複数の金属突起(120)、但しこの金属突起は、前記輸送アセンブリ(100)に取り付けられている。
本発明の装置において、前記第二静電放電アセンブリ(122)が、コロナ放電電離棒を含むことが好ましい。
本発明の装置において、さらに、下記(h)及び(i)の少なくとも一方を含むことが好ましい。
(h)照明アセンブリ(138)、但しこの照明アセンブリは前記キャリヤアセンブリ(42)の下に配置され、前記パネル(32)が前記キャリヤアセンブリの上に配置されたときに、前記パネル(32)を照明する、
(i)前記エーロゲル粒子(34)の供給器及びコンベヤ、但しこのコンベヤは、前記エーロゲル粒子を前記供給器から前記コンテナ(64)に輸送する。
ここで図面を参照すると、図1には、本発明の教示に従って構築されたエーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32(2点鎖線で示されている)を内容積に充填するための装置が示されている。絶縁板ガラスパネル32は、あらゆる幾何形状のものであり得るが、標準的には少なくとも1つの開口部32aを内含している。装置30は、絶縁板ガラスパネル32を支持するための支持アセンブリ36および支持された絶縁板ガラスパネル32の開口部32aまでエーロゲル粒子34を送達するためのアセンブリ38を含む。支持アセンブリ36は、適切なあらゆる構造のものであり得る。図1に描かれているように、クレーム40は、標準的に絶縁板ガラスパネル32を収容し支持するように適合されたキャリヤアセンブリ42を支持する。キャリヤアセンブリ42は長さと幅を有し、絶縁板ガラスパネル32を担持し保持するように適合されている。キャリヤアセンブリ42は、絶縁板ガラスパネル32を担持し保持する能力を有する適切なあらゆる構造を含むことができ、適切なあらゆる材料で構築され得る。図7で例示されているように、キャリヤアセンブリ42は、細長い側方山形鋼44を伴う全体として矩形の枠組およびキャリヤアセンブリ42の幅にまたがる複数の横架材46を含む。この設計は、比較的軽量でありながらなお強く安定した支持構造を与えることがわかるだろう。キャリヤアセンブリ42は、例えば鋼材で構築することができる。しかしながらキャリヤアセンブリ42を重量を更に低減させるためには、キャリヤアセンブリ42を好ましくはアルミニウムで構築する。
図1に戻ると、充填アセンブリ38は、一般にキャリヤアセンブリ42上に配置された絶縁板ガラスパネル32上に配置されている真空コンベヤ50を含む。エーロゲル粒子34の流れは、製品供給装置から真空コンベヤ50内に提供される。図2に描かれているように、製品供給装置は、真空ホース52などにより真空コンベヤ50に結合されている製品供給装置ホッパー52の形をしている。真空コンベヤ50はその他の形で静止又は可動構成で取付け可能であるが、例示された真空コンベヤ50は、図1に例示される通り、スイベル支持システム56によって支持されている。真空コンベヤ50を支持するアーム58が、塵埃収集システムなどに結合されたフィルタパージ収集管62と真空コンベヤ50を整列させるべく真空コンベヤ50が側方に旋回し得るような形で回転中心60でフレーム40に回転可能な形で結合されている。
真空コンベヤ50からキャリヤアセンブリ40上に支持された絶縁板ガラスパネル32までエーロゲル粒子34を正確に導くためには、装置30の充填アセンブリ38は、更に、充填アセンブリ38と絶縁板ガラスパネル32の開放端部32aの間で導管として作用するコンテナ64を含む。現在好まれるコンテナ64のより詳細な拡大図である図6に描かれているように、コンテナ64は、真空コンベヤ50から内部キャビティ68内までエーロゲル粒子34を収容するための少なくとも1つの開口部66、および絶縁板ガラスパネル開口部32aとの流体連結用の少なくとも1つの開口部70を含む。コンテナ64は、一般に、エーロゲル粒子34aが開口部70を通って絶縁板ガラスパネル32の内部体積内に流れるような形で絶縁板ガラスパネル32より上に配置されている。
図6に描かれているコンテナ64は同様に、ベローズ76により互いに可動な形で結合されている上部ホッパー72と下部ホッパー74を含む。コンテナ64を通るエーロゲル粒子34の動きを容易にするため、振動器アセンブリは、コンテナ64の任意の部分に隣接して配置されてよい。この振動運動は、コンテナ64内部に収集されるあらゆるエーロゲル粒子を流動化させ、かくしてエーロゲル粒子34がコンテナ64の次の部分の中に又はコンテナ65から絶縁板ガラスパネル32内に流れ込むことができるようにするのに役立つ。可動ベローズ76が上部および下部ホッパー72、74の間の相対的動きを可能にし、エーロゲル粒子34のこの順方向の動きを増強させるということがわかるだろう。上部および下部ホッパー72、74は、任意の適切な材料で構築できる。好ましくは、上部および下部ホッパー72、74は、鋼材又はアルミニウムで構築されている。ベローズは、任意の適切な可とう性材料で構築され得るが、好ましくは、天然ゴム又は合成ゴムで作られる。
下部ホッパー74まで流れるエーロゲル粒子34aの方向および量を制御するために、上部ホッパー72は、上部ホッパー72の下部部分でかつペローズ76より上に配置された少なくとも1つのゲート78を含むことができる。好ましくは、上部ホッパーは、上部ホッパー72の幅に沿って配置されかつ下部ホッパー74およびベローズ76のそれぞれの下にある部分の中へのエーロゲル粒子34aの流れを制限又は防止するように適合されている複数の(例えば少なくとも3つの)ゲート78を含む。
下部ホッパー74は好ましくは、図6に破線で示されているキャリヤアセンブリ42に結合される。この要領で、開口部32aを提示する絶縁板ガラスパネル32の遠位端部は、下部ホッパー74の開口部70内に収容され、特定の物質34aの流れのため間に流体連結を与える。
エーロゲル粒子34aが絶縁板ガラスパネル32内に確実に流れるようにするため、下部ホッパー74は好ましくは更に、開口部70を通って突出する絶縁板ガラスパネル32の部分と下部ホッパー74の間にシールを与えるように適合された封止要素80を含む。封止要素80は、適切なあらゆる構造および材料を含むことができる。好ましくは、封止要素80は、種々のサイズの開口部32aおよび/又は絶縁板ガラスパネル32に適合しこれに対抗して封止することのできる動的構造のものである。例示されている現在好まれている態様は、下部ホッパー74内で開口部70より上に配置されかつ下部ホッパー74の内部表面に付着されたエアブラダーを含む。絶縁板ガラスパネル32の一部分が下部ホッパー74の開口部70の中に挿入された後、エアブラダーは次に、拡張して絶縁板ガラスパネル32が閉塞していない開口部70のあらゆる部分を遮断するまで、膨張する。このようにして、封止要素80は、エーロゲル粒子34aの流れをコンテナ64の内部キャビティ68から絶縁板ガラスパネル32の開口部32aを通って導く。
絶縁板ガラスパネル32の内容積内へのエーロゲル粒子34aの流れが、絶縁板ガラスパネル32の内容積の充填中に中断されないことを確実にするため、コンテナ64は標準的に、余剰のエーロゲル粒子34aで充填される(例えばコンテナ64の中に収納されたエーロゲル粒子の量は、好ましくは、絶縁板ガラスパネル32の内容積を完全に充填するのに必要な量より約10〜約20パーセント大きい)。絶縁板ガラスパネル32内への粒子の流れが中断された場合でも絶縁板ガラスパネル32の内容積はなお充填され得るものの、かかる中断は結果として絶縁板ガラスパネル32内部の個々の粒子34aの不均等な分布をもたらすということが発見された。より特定的には、絶縁板ガラスパネル32の内容積内への粒子状材料の流れが中断された場合、絶縁板ガラスパネル32の内容積は、個々の粒子の平均サイズが周囲の領域よりも著しく小さい領域で充填され得る、ということが発見された。異なる粒度のこのような領域は、例えば、半透明又は透明な絶縁板ガラスパネル32において望ましくない光学特性を生成し得る。
図6に戻ると、エーロゲル粒子34aの量が余剰であることに起因して、コンテナ64は標準的に、絶縁板ガラスパネル32の内容積が完全に充填された後、かなり大きな量のエーロゲル粒子34aを収納する。コンテナ64からこの余剰のエーロゲル粒子を放出するために、コンテナ64は好ましくは、コンテナ64の底面に配置され余剰のエーロゲル粒子34aをコンテナ64から外に流れさせるように適合されたパージゲート82を含む。図6に描かれているように、パージゲート82は、下部ホッパー74内に位置設定されている。パージゲート82は、適切なあらゆる手段により開閉され得る。標準的には、パージゲート82は、コンテナ64の外側に取付けられたパージゲート82に可動な形で結合された少なくとも1つの空気式又は油圧式シリンダを用いて開閉される。パージゲート82は、再循環、廃棄などのため余剰のエーロゲル粒子を収集するために使用可能である適切なあらゆるパージシステム内にエーロゲル粒子34aを放出し得る。
本発明の教示に従うと、装置30は種々の構造を提供し、本発明は、絶縁板ガラスパネル32内部のエーロゲル粒子34の所望の充填特性および密度増加を与えるべく種々の充填方法を与える。この点において、絶縁板ガラスパネル34は、絶縁板ガラスパネル32内およびこれを通したエーロゲル粒子34の流れを容易にする種々の単数又は複数の力に供される。
絶縁板ガラスパネルの内容積を通したエーロゲル粒子の流れを容易にするため、キャリヤアセンブリ42は、エーロゲル粒子34が重力の下で確実に補給を行なうことになるようにエーロゲル粒子34の安息角以上の角度(すなわち、水平との関係においてゼロ度を超え90度以下)で具備される。キャリヤアセンブリ42は、例えば水平に対して約10度〜約90度、約20〜約90度、約30〜約90度又は約40〜約80度といったような任意の適切な角度で提供され得る。エーロゲル粒子を充填するためには、キャリヤアセンブリ42の角度は、好ましくは、かかる材料の安息角である約37度以上である。現在好ましい態様においては、エーロゲル粒子絶縁板ガラスパネル32が収容するためのキャリヤアセンブリ42の角度、つまりキャリヤアセンブリ42の角度はおよそ水平から45度である。この点において、図示されているようにキャリヤアセンブリ42がフレーム40上に支持されている場合、フレーム40は、キャリヤアセンブリ42上に支持された絶縁板ガラスパネル32の角度を変動させるための構造を提供し得る。
更に、絶縁板ガラスパネル32は、その中のおよびそれを通してのエーロゲル粒子34の流れを容易にする種々の力および運動に供される可能性がある。より特定的には、絶縁板ガラスパネル34は好ましくは、振動運動および/又はタンピング運動の1方又は、好ましくは両方に供される。
本書で利用する「タンピング運動」という用語は、絶縁板ガラスパネル32に加えられる非常に低い振動数で高い振幅の震動運動を意味する。タンピング運動が存在する場合、これは、エーロゲル粒子34の注ぎ込み密度(例えばエーロゲル粒子34の単なる注ぎ込みの結果として生じる密度)よりも大きい密度で絶縁板ガラスパネル32の内容積内にエーロゲル粒子34を詰め込むのに役立つ。タンピング運動は、任意の適切な要領で生成され得るが、好ましくは、信頼性の高い反復的運動を与える機械的アクチュエータ84によって生成される。標準的には、タンピング運動は、絶縁板ガラスパネル32の一部分、又は絶縁板ガラスパネル32が載っているフレーム又はキャリヤに静止表面上で衝撃を加えることによって生成される。タンピング運動は、エーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32の内容積内に詰め込む傾向を有する方向に減速度を生成するということがわかるだろう(例えば、絶縁板ガラスパネル32が傾斜している場合、減速度は、絶縁板ガラスパネル32の下部部分内にエーロゲル粒子34を詰込むように導かれる)。タンピング運動は、実質的に水平方向、実質的に垂直方向又はそれらの組合せの方向に導かれる減速度を生成し得る。好ましくは、絶縁板ガラスパネル32は、エーロゲル粒子が充填されている間傾斜させられ、タンピング運動(例えば減速度)は、絶縁板ガラスパネル32の軸方向に沿って導かれる。エーロゲル粒子の詰込みを最大限にするために、タンピング運動は好ましくは、絶縁板ガラスパネル32を少なくとも約900m/s2の少なくとも1回の減速度に供する。
例示された態様においてこのようなタンピング運動を与えるためには、絶縁板ガラスパネル32は軸方向に動くように組立てられる。ここでは、絶縁板ガラスパネル32を支持するキャリヤアセンブリ42はフレーム40に可動な形で結合される。このような可動な取付けは、絶縁板ガラスパネル32の容易な脱着を可能にするのみならず、更に起動アセンブリ84によりキャリヤアセンブリ42上にタンピング力が及ぼされた時点でフレーム40との関係におけるキャリヤアセンブリ42の動きを可能にする。
当業者であれば、キャリヤアセンブリ42を任意の適切な要領でフレーム40に可動な形で取付けることができるということがわかるであろう。例えば、キャリヤアセンブリは更に、フレームに対峙するキャリヤアセンブリの表面に取付けられた複数の(例えば少なくとも4つの)ローラーを含み得る。これらのローラーは、フレーム40の一部分と接触しこれを上へ又はこれを横断して転がるように配置され、かくしてフレーム40との関係におけるキャリヤアセンブリ42の動きを可能にする。代替的には、ローラーは、フレーム40に対し取付けられ、キャリヤアセンブリ42の一部分と接触しこれを上へ又はこれを横断して転がるように配置され得る。好ましくは、図3に描かれているように、キャリヤアセンブリ42は、複数の(例えば少なくとも4つの)対偶86を介して、フレーム40に可動な形で取付けられる。本書で利用されている「対偶」という用語は、特定の方向におけるその相対的運動が部分的に又は完全に制限されるような形で合わせて連結されている一対の要素又はリンクを意味する。対偶の2つの要素は、ロッド88とスリーブ90を含むことができ、その相対的動きは、スリーブ90内に組立てられた転がり軸受け(見られない)によって補助されている。対偶86の要素の1方はキャリヤアセンブリ42に固定的に取付けられなくてはならず、もう一方の要素はフレーム40に対し固定的に取付けられなくてはならない、ということがわかるだろう。
図1に描かれているように、起動アセンブリ84が存在する場合、それは、キャリヤアセンブリ42の一部分と接触するように配置され、絶縁板ガラスパネル32を支持するキャリヤアセンブリ42を往復運動させるように適合される。起動アセンブリ84は、キャリヤアセンブリ42を任意の適切な方向に往復運動させるように適合され得る。特に、起動アセンブリ84は、実質的に水平方向、実質的に垂直方向又はそれらの組合せで、キャリヤアセンブリ42を往復運動させることができる。好ましくは、起動アセンブリ84は、絶縁板ガラスパネル32の長さを通るエーロゲル粒子の動きを最も有効に増強させるため絶縁板ガラスパネル32の長さに沿った方向にキャリヤアセンブリ42を往復運動させるように適合させられる。
起動アセンブリ84は、ここではキャリヤアセンブリ42を移動させることによって、絶縁板ガラスパネル32を往復運動させる能力を有する任意の適切な装置を含むことができる。例えば、起動アセンブリ84は、キャリヤアセンブリ84およびフレーム40といった静止構造に対し結合されている空気式又は油圧式シリンダを含み得る。好ましくは、図5Aおよび図5Bに描かれているように、起動アセンブリ84は、カムアセンブリ92、より好ましくは2次元らせんカムアセンブリ、キャリヤアセンブリ42又はカムフォロワとして作用するキャリヤアセンブリ42に付随する構造を含む。本書で利用される「らせんカムアセンブリ」という用語は、カムの本体が実質的にらせん形状で提供されているカムアセンブリを意味している(すなわち、回転軸とカムフォロワと対峙するカムの表面の間の距離は、カムが回転させられるにつれて増大する)。カムアセンブリは好ましくは、完全に1回転した時に回転するカム94の周囲表面がその回転の少なくとも一部の間キャリヤアセンブリ42の下部部分と接触するような形で配置される。より特定的には、図5Aおよび図5Bに描かれているように、カムアセンブリ92は、標準的に、キャリヤアセンブリ42の最下遠位端部分と接触するように配置されるが、カムアセンブリ92は任意の適切な点でキャリヤアセンブリ42と接することができる。例えば、カムアセンブリ92が図示されている通りキャリヤアセンブリ42の下端部と接触するように配置されている場合、カムアセンブリ92は、キャリヤアセンブリ42の幅のほぼ中央で又はカムアセンブリの縁部近くで、キャリヤアセンブリ42と接触できる。好ましくはカムアセンブリは、このようなカム94を少なくとも2つ含み、その各々が、キャリヤアセンブリ42の反対側縁部の近くでキャリヤアセンブリ42と接触するように配置されている。
起動アセンブリ84が運転させられている場合、2次元らせんカム94が回転させられ、カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)をカム94の回転軸96から離れるよう漸増的距離だけ押す。らせんカムアセンブリ92がひとたび1回転を完了した時点で、カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)はもはやらせんカム94の周囲表面と接触せず、カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)は、それが静止表面又は物体と接触するまで急激に落下し得る。従って、らせんカムアセンブリ92を回転させることにより、キャリヤアセンブリ42はその長さに沿って、それが落下して静止表面又は物体に衝撃を与えるまでもち上げられる。この往復上下運動は、キャリヤアセンブリ42の長さに沿ってその力および減速度が導かれる低振動数タンピング運動にキャリヤアセンブリ42に供する。
カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)は、ひとたびそれがもはやらせんカム94の周囲表面と接触しなくなった時点で、落下し任意の適切な静止表面又は物体と接触できるようになり得る。例えば、カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)は、らせんカム94の回転軸96に最も近いカム94の表面まで急激に落下し得る。代替的には、図5Bに描かれているように、カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)は、それがバンプストップアセンブリ97と接触するまで、急激に落下し得る。バンプストップアセンブリ97は、カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)を急激に停止させる能力を有する任意の適切なアセンブリを含むことができる。例えば、バンプストップアセンブリ97は、ストッパおよびマウントを含むことができ、マウントは、(図5Aおよび図5Bで描かれているように)装置のフレーム又はカムアセンブリの静止部分といったような静止物体に固定的に取付けられている。カムフォロワ(例えばキャリヤアセンブリ42)カム94の周囲表面ともはや接触しなくなった後落下するときに通る距離の調整を可能にするために、マウントとの関係におけるストッパの位置は調整可能である(例えば、バンプストップアセンブリ97の長さ全体が調整可能であり得る)。マウントとの関係におけるストッパの調整は、任意の適切な要領で提供され得る。バンプストップアセンブリ97は、マウントに固定的に取付けられるか又はマウントの内部に具備されたネジ付きレセプタクル(例えばナット又はネジ付きキャビティ)とかみ合いストッパに取付けられたネジ付き締め具(例えばネジ付きロッド)を更に含む。かかる配置により、マウントに対するストッパの長手方向位置をこのネジ付き締め具の回転により調整することができる。
絶縁板ガラスパネル32を任意の適切な要領で、代替的に又は付加的に振動運動に供することができる。本書で使用されるように、「振動運動」という用語は、絶縁板ガラスパネル32上の単一の点について見られるような衝撃の無い正弦波運動を意味するように用いられている。標準的には、絶縁板ガラスパネルは、絶縁板ガラスパネル32の一部分又は絶縁板ガラスパネル32が設置されるあらゆる表面(例えばキャリヤアセンブリ42)を振動器アセンブリ98と接触させることにより振動運動に供される。絶縁板ガラスパネル32に付与される振動運動は局在化され得(例えば大部分の強烈な有効振動運動は絶縁板ガラスパネル32の一部分の中に局在化され得る)、そうでなければ絶縁板ガラスパネル32全体にわたり分布する可能性もある(例えば振動運動の強度は、絶縁板ガラスパネル32全体にわたり実質的に同じであり得る)。振動運動が局在化されている場合、振動運動は好ましくは、粒子が凝集した又は絶縁板ガラスパネル32の表面に接着した絶縁板ガラスパネル32の一部分の中に振動運動を局在化するように移動させられる。該方法が振動運動に少なくとも1つのタンピング運動の組合せを含む場合、振動運動は、絶縁板ガラスパネル32が少なくとも1回のタンピング運動に供される前に中止され得る。ただし、絶縁板ガラスパネル32は好ましくは、振動運動および少なくとも1回のタンピング運動を同時に受ける。
振動運動は、任意の適切な振動器アセンブリ98によって提供され得る。図3に描かれているように、振動器アセンブリ98は、キャリヤアセンブリ42上に配置された絶縁板ガラスパネル32に対し振動運動を付与するべくキャリヤアセンブリ42の一部分又は絶縁板ガラスパネル32の表面のうちの少なくとも一方と接触するように配置される。絶縁板ガラスパネル32に付与された振動運動の有効性を最大限にするため、振動器アセンブリ98は好ましくは絶縁板ガラスパネル32の表面と接触する。
振動器アセンブリは、キャリヤアセンブリ42上に配置された絶縁板ガラスパネル32に対して任意の適切な振動運動を付与することができる。好ましくは、該振動運動は、少なくとも1本が絶縁板ガラスパネルの表面に対し実質的に垂直である2本の互いに垂直な軸に沿って導かれる限定的な変位(例えば約10mm以下、約5mm以下又は約2mm以下)を含む。振動運動は任意の適切な振動数を有し得る。
振動器アセンブリ98は、絶縁板ガラスパネル32に対し振動運動を付与する能力を有する任意の適切な装置を含むことができる。図7に描かれているように、振動器アセンブリ98は、輸送アセンブリ100と振動器パネル102を含む。振動器パネル102は、ここではケーブル対103である任意の適切な手段により輸送アセンブリ100から懸垂され、絶縁板ガラスパネル32の表面と接触するように配置される。振動器パネル102は一般にパネル104と振動器105を含む。パネル104は、任意の適切な材料例えば木材、プラスチック又は金属といったあらゆる適切な材料で構築され得、振動器は、任意の適切な市販の振動器であり得る。絶縁板ガラスパネル32の表面に対する損傷を防止するため、パネル104は好ましくは、絶縁板ガラスパネル32の表面と対峙するパネル104の表面に取付けられた保護用カバリング(例えば布)を有する。
振動運動ひいてはエーロゲル粒子34の最も効果的な動きを絶縁板ガラスパネル32の内部およびその長さに沿って与えるために、任意の適切な装置を用いて輸送アセンブリ100をキャリヤアセンブリ42および絶縁板ガラスパネル32との関係において移動させることができる。例えば、図7で描かれているように、輸送アセンブリ100は、ロッド106およびこのロッド106に滑動可能な形で結合され輸送アセンブリ100の残りの部分に取付けられた少なくとも2つのスリーブ108を含むことができる。ロッド106に沿ったスリーブ108の滑動動作は、スリーブ108の内部に組立てられた転がり軸受(見えず)により補助され得る。当業者であれば、このときロッド106に沿って輸送アセンブリを上下させることができる、ということがわかるだろう。例えば、フレームのベースといった装置上の任意の適切な箇所にウインチを配置ることができ、装置の上面に滑車を配置ることができ、又ウインチに発し滑車を通過するケーブルを輸送アセンブリ100に取付けることができる。代替的には、キャリヤアセンブリ42の側面に沿って走行する歯車ベルトに輸送アセンブリを取付けることができ、又、フレーム40の上面および底面に歯車ベルト用の駆動機構および歯車を取付けることができる。
上述の通り、複数の要因がエーロゲル粒子供給装置の個々の粒子の凝集に寄与し得る。例えば、標準的に、或る種のエーロゲル粒子(例えば静電帯電性粒子)を絶縁板ガラスパネルに充填した時点で、静電気が生成される。いずれかの特定の理論に束縛されるのは望まれないが、かかる静電気は、粒子がコンテナから絶縁板ガラスパネルの内容積内に移行するにつれての個々の粒子による電子の摩擦誘発型喪失又は獲得によって生成されると考えられている。本書で使用する「静電帯電性粒子」という用語は、粒子の動きにより生成される摩擦に起因して静電帯電した状態となり得る粒子を有するエーロゲル粒子を意味する。この電子の喪失又は獲得はこのとき、異なる電荷を有する粒子および/又は絶縁板ガラスパネル又はコンテナの電荷と異なる電荷を有する粒子を生成し、こうして粒子が凝集しかつ/又は絶縁板ガラスパネル又はコンテナの表面に接着し、これにより絶縁板ガラスパネルの内容積内への粒子の流れが妨げられる可能性がある。従って、絶縁板ガラスパネル32の内容積内へのエーロゲル粒子34の流れを容易にするため、エーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32に充填した時点で生成される静電気は、充填プロセスに先立っておよび/又はその間に放電される。
エーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32の内容積に充填した時点で生成される静電気は、任意の適切な方法を用いて放電可能である。例えば、絶縁板ガラスパネル32の充填時点で生成される静電気は、絶縁板ガラスパネル32をとり囲む大気を電離することによって能動的に放電され得る。いかなる特定の理論にも束縛されることを望まないものの、絶縁板ガラスパネル32をとり囲む複数の点における大気の電離は、絶縁板ガラスパネル32の表面と相互作用し、エーロゲル粒子34で充填されていくにつれて絶縁板ガラスパネル32の表面に蓄積する静電気を中和するのに必要とされる電子を供給又は同化させることのできるイオンを生成すると考えられている。
代替的には、エーロゲル粒子34で絶縁板ガラスパネル32の内容積を充填した時点で生成される静電気は、絶縁板ガラスパネル32の表面近くに接地済みの導体(すなわち電気接地に接続されている導体)を設置することによって放電され得る。絶縁板ガラスパネル32の表面近くに接地済み導体を設置することにより、接地された導体の近くの絶縁板ガラスパネル32上の1点における静電荷は、その電荷が絶縁板ガラスパネル32の表面から接地導体まで移行する電気アークを生成するのに充分なほどに大きくなるまで増大する。絶縁板ガラスパネル32の表面と接地された導体の間にこのような電気アークを生成するのに必要な電荷は、周囲環境の湿気といったような複数の要因に左右され得るが、必要な電荷は、標準的には、接地済み導体と絶縁板ガラスパネル32の表面の間の距離1センチメートルあたり約7800Vである。
エーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32の内容積に充填した時点で静電気生成を更に妨げるためには、絶縁板ガラスパネル32の内容積の充填時点で生成された静電気の量を低減させるのに充分な量の加湿空気にエーロゲル粒子34を露呈することができる。生成される静電気の量を削減するのに必要とされる加湿空気の量は、雰囲気の相対湿度およびエーロゲル粒子34の相対湿度(例えばエーロゲル粒子34が収納されている又は保管されている環境の相対湿度)といったような複数の要因に左右され得るということがわかるだろう。エーロゲル粒子34は、任意の適切な要領で加湿空気に暴露され得る。好ましくは、絶縁板ガラスパネル32の内容積をエーロゲル粒子34で充填した時点で生成される静電気量を削減するのに充分な量の加湿空気が、絶縁板ガラスパネル32へのエーロゲル粒子34の充填中に絶縁板ガラスパネル32の内容積内に注入される。代替的(又は付加的)には、エーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32の内容積に充填した時点で生成される静電気量を削減するのに充分な量の加湿空気が、エーロゲル粒子34を絶縁板ガラスパネル32に充填する前および/又は絶縁板ガラスパネル32にエーロゲル粒子34が充填されている間に注入され得る。加湿空気は、任意の適切な湿度を有し得る。好ましくは、加湿空気は、約80%以上(例えば約85%以上、約90%以上、約95%以上、又は約100%)の相対湿度を有する。本書で用いられる「相対湿度」という用語は、同じ温度で考えられる最大量と比べた、空気中に実際に存在する水蒸気の量の尺度を意味する。
本発明の教示に従って構築された装置は静電放電アセンブリを含むことができる。一般に、静電放電アセンブリは絶縁板ガラスパネル32からある距離に配置され、該距離は、絶縁板ガラスパネル32の充填時点で生成された静電気が絶縁板ガラスパネル32から静電放電アセンブリまで放電できるようにするのに充分な規模のものである。上述の距離は、装置が収納されている環境の相対湿度、使用される静電放電アセンブリの特定のタイプ、そして数多くのその他のものといったような複数の要因によって左右され得るということがわかるだろう。標準的には、静電放電アセンブリは、絶縁板ガラスパネル32の表面から約1〜約3センチメートルのところに配置されている。
静電放電アセンブリは、絶縁板ガラスパネル32の内容積にエーロゲル粒子を充填した時点で生成された静電気を放電する能力を有する任意の適切な装置を含むことができる。例えば、静電放電アセンブリは、コロナ放電電離棒といったような、絶縁板ガラスパネル32をとり囲む大気を電離する能力を有する装置を含むことができる。代替的には、静電放電アセンブリは、絶縁板ガラスパネル32の表面近くに配置された複数の金属突起を含むことができ、かかる金属突起は電気接地に接続され、静電気が絶縁板ガラスパネル32の表面から放電するための経路を与えるように適合されている。放電の頻度を増大させることになる。絶縁板ガラスパネル32の表面上のできるかぎり小さな箇所での静電気の局在化を与えるために、金属突起は好ましくは、絶縁板ガラスパネル32の表面から約1〜約3cmのところに先端が置かれた実質的に円錐形状で提供される。静電放電アセンブリ110のこのような態様は、図2に描かれている。特に、静電放電アセンブリ110は、キャリヤアセンブリ43とフレーム40の間に配置され、キャリヤアセンブリ42と対峙する絶縁板ガラスパネル32の表面近くに配置された複数の金属突起116を含むことができる。このような態様においては、該複数の金属突起116は、絶縁板ガラスパネル32の表面近くに配置された金属突起116のネットワークを与えるべく、クレーム40に対し織られた鋼製金鋼を取り付け、織りの一部分をクリップで留めすることによって形成可能である。もう1つの態様においては、絶縁板ガラスパネル32を充填した時点で生成される静電気の局在的放電を与えるため、輸送アセンブリ100に静電放電アセンブリ118を取付けることができる。図7に描かれているように、振動器アセンブリ98の輸送アセンブリ100の前縁と後縁に静電放電アセンブリ118を取付けることができる。このような態様においては、静電放電アセンブリ118は、静電放電アセンブリ118から絶縁板ガラスパネル32の表面に向かって突出する複数の金属突起120(例えばピン)を含む。
絶縁板ガラスパネル32の充填時点での静電気の生成は同様に、粒子34が絶縁板ガラスパネル32の内容積(例えば絶縁板ガラスパネル32中の開口部)に入る点をとり囲む大気を電離させることによっても妨げられる可能性がある。何らかの特定の理論による束縛を望んではいないが、かかる点における大気の電離は、エーロゲル粒子34の個々の粒子と相互作用し、粒子上の静電荷を中和させるのに必要な電子を供給又は同化させることのできるイオンを生成する、と考えられている。エーロゲル粒子34が絶縁板ガラスパネル32の内容積内に入る点をとり囲む大気は、任意の適切な方法を用いて電離され得る。好ましくは、大気はコロナ放電電離棒を用いて生成可能なコロナ放電を用いて電離される。本書で使用される「コロナ放電」という語は、周囲大気の電離が随伴する同じ伝送ラインの2本の導体間又は1本の導体の表面における放電を意味する。
絶縁板ガラスパネル32内に流入する前にエーロゲル粒子34a内に静電気の少なくとも一部分を放電するために、コンテナ64は更に、もう1つの静電放電アセンブリ122を含むことができる。図6に描かれているように、下部ホッパー74内部にさらなる静電放電アセンブリ122を配置でき、これは、好ましくは、絶縁板ガラスパネル32および下部ホッパー74内の開口部70近く(例えば約5〜約20mm離れたところ又は約5〜約10mm離れたところ)に配置される。さらなる静電放電アセンブリ122は、静電気を放電するための適切なあらゆる装置を含むことができる。好ましくは、さらなる静電放電アセンブリ122は、コロナ放電電離棒を含む。
種々のサイズおよび形状の絶縁板ガラスパネル32のキャリヤアセンブリ上への装着を容易にするため、絶縁板ガラスパネル32はジグアセンブリ130内に設置可能である。図8に描かれているように、適切なジグアセンブリ130は、少なくとも2つの垂直部材132および複数の横架材133を含む。ジグアセンブリ130上に設置された場合、絶縁板ガラスパネル32は垂直部材132および横架材133の上面に載る。ジグアセンブリ130との関係における絶縁板ガラスパネル32の動きを妨げるため、クランプ又はその他の任意の仮締め具を用いてジグアセンブリに絶縁板ガラスパネル32を一時的に取付けることができる。種々のサイズの構造(例えばコンテナ開口部の幅よりも小さい幅を有する絶縁板ガラスパネル)に固定幅のコンテナを含む装置が充填を行えるようにするため、ジグアセンブリは更にスペーサ135を含むことができる。該スペーサは、クランプ又は任意のその他の適切な装置を用いて、ジグアセンブリ130に一時的に取付けられ得る(例えばジグアセンブリの端部において横架材に一時的に取付けられる)。標準的には、スペーサのサイズ(例えばスペーサの長さ)は、絶縁板ガラスパネル32によって網羅されていないジグアセンブリ130の幅のあらゆる部分にまたがるのに充分なものである。スペーサ135の厚みは標準的には、絶縁板ガラスパネル32の厚みと実質的に同じである。ジグアセンブリは更に、垂直部材の遠位端部(単複)にある垂直部材および/又は横架材に固定的に取付けられた複数のフック(例えば約2個又は約4個)を含み得る。かかるフックは、キャリヤアセンブリからのジグアセンブリの脱着を補助するべく、ジグアセンブリに単数又は複数のラインを取付けるために使用可能である。
本発明の教示に従った装置を運転する人による充填プロセスの検分を容易にするため、装置には更に、照明アセンブリが含まれる。図1および図4に描かれているように、照明アセンブリ138は、キャリヤアセンブリ42の下に配置され、絶縁板ガラスパネル32がキャリヤアセンブリ42上に配置された時点で絶縁板ガラスパネル32を照明するように適合されている。
本発明の装置は、任意の適切なエーロゲル粒子を任意の適切な絶縁板ガラスパネルの内容積に充填するために使用可能である。かかる適切な絶縁板ガラスパネルのいくつかの例は、同時に提出された、同じ譲受人に譲渡された「絶縁パネルおよびそれを含む板ガラスシステム」という題の米国仮出願の中で更に詳しく開示されており、この出願は、それが開示する全てについて参考として本書に内含されている。かかるパネルの外部壁は、内部表面を含み、内部表面は更に、それから突出する少なくとも1つの内部壁を含むことができる。好ましくは、絶縁板ガラスパネルは、第1のシート、第2のシートおよび該シート間に配置された2つ以上の支持部材を含み、該支持部材は、第1シートと第2シートの間に配置された単数又は複数の流路を画定し、流路は内容積を有する。かかる絶縁板ガラスパネルのガラス板および支持部材は、任意の適切な材料で形成され得る。好ましくは、絶縁板ガラスパネルは、熱可塑性パネルであり、少なくとも第1および第2のシートは熱可塑性樹脂を含む。第1シート、第2シートおよび支持部材は、熱可塑性樹脂で単体として形成され得る。適切な熱可塑性樹脂には、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ(メチルメタクリレート)、ポリ塩化ビニルおよびその混合物が含まれるが、これらに制限されるわけではない。しかしながら、本書に記述された方法および装置は、実質的にあらゆる絶縁板ガラスパネルに充填するのに利用可能であるということがわかるだろう。
本発明の方法は、任意の適切なエーロゲル粒子絶縁板ガラスパネルの内容積に充填するのに使用可能である。標準的には、該方法は、静電帯電性粒子を絶縁板ガラスパネルに充填するために用いられる。エーロゲル粒子の1例としては、疎水性エーロゲル粒子が含まれる。疎水性エーロゲル粒子は、任意の適切な疎水性エーロゲル粒子であり得る。適切な疎水性エーロゲル粒子には、有機エーロゲル粒子、無機エーロゲル粒子(例えば金属酸化物エーロゲル粒子)又はその混合物が含まれる。疎水性エーロゲル粒子が有機エーロゲル粒子を含む場合、該有機エーロゲル粒子は好ましくは、レゾルシノール−ホルムアルデヒドエーロゲル粒子、メラミン−ホルムアルデヒドエーロゲル粒子およびこれらの組合せからなる群から選択される。疎水性エーロゲル粒子が無機エーロゲル粒子を含む場合、該無機エーロゲル粒子は好ましくは、シリカエーロゲル粒子、チタニアエーロゲル粒子、アルミナエーロゲル粒子およびそれらの組合せからなる群から選択された金属酸化物エーロゲル粒子である。最も好ましくは、疎水性エーロゲル粒子はシリカエーロゲル粒子である。
本発明の方法は、任意の適切な密度でエーロゲル粒子が充填される絶縁板ガラスパネルを提供できる。絶縁板ガラスパネルが少なくとも1回のタンピング運動に供される場合、絶縁板ガラスパネルの内容積内に収納されたエーロゲル粒子の密度は、エーロゲル粒子の注ぎ込み密度より大きい。好ましくは、絶縁板ガラスパネルの内容積の内部に収納されたエーロゲル粒子の密度は、エーロゲル粒子の注ぎ込み密度より少なくとも約5パーセント、より好ましくは少なくとも約10パーセント大きい。
本書で使用されている刊行物、特許出願および特許を含む全ての参考文献は、その各々が、個別にかつ特定的に参考として内含されるよう指示されその全体が本書に記載された場合と同じレベルで、参考として本書に包含される。
本発明を記述する状況下(特に以下のクレームの状況下)での「a」および「an」および「the」という用語ならびに類似の指示対象の使用は、本書に相反する指示のないかぎり又は前後関係により明らかに矛盾しているのでないかぎり、単数および複数の両方を網羅するものとみなされるべきである。「含む」(comprising)、「有する」(having)、「含む」(including)、および「含有(収納)する」(containing)という用語は、相反する指摘のないかぎり制限のない用語とみなされる。本書の値範囲の列挙は、本書に相反する指示のないかぎり、単に該範囲内に入る各々の別々の値に個別に言及する簡単明瞭な方法として役立つように意図されているにすぎず、各々の別々の値は、あたかもそれが本書で個別に列挙されているかのように、明細書中に包含される。本書に記述されている全ての方法は、本書に相反する指示のないかぎり、又は前後関係により別の点で明らかに矛盾しているのでないかぎり、任意の適切な順序で実施可能である。本書に提供されているいずれかおよび全ての例又は例示的言語(例えば「〜などといった」)の使用は、ただ単に本発明をより良く解明するように意図されているにすぎず、相反する請求のないかぎり、本発明の範囲に対する制限を加えるものではない。仕様書中のいかなる言語も、本発明の実践にとって基本的なものとして請求対象でないいずれかの要素を指示するものとみなされるべきではない。
本発明を実施するための発明者らにとって既知の最良の形態を含め、本発明の好ましい態様が本書の中で記述されている。これらの好ましい態様の変形形態は、以上の記述を読んだ時点で当業者には明らかとなるかもしれない。発明者らは、当業者がかかる変形形態を適宜利用することを期待しており、又、本発明が本書で特定的に記述されたもの以外の形で実践されることを意図している。従って、本発明は、準拠法が許可するとおりの本書に添付のクレームで列挙された主題の全ての修正および等価物を内含している。更に、その考えられる全ての変形形態における上述の要素のあらゆる組合せは、本書に相反する指示があるか又は前後関係により別の点で明らかに矛盾しているのでないかぎり、本発明により包含されるものである。
図1は、本発明の教示に従って構築されたエーロゲル粒子絶縁板ガラスパネルの内容積に充填するための装置の側面(side elevational)図である。 図2は、図1に描かれている装置の前面図である。 図3は、振動器アセンブリ、キャリヤアセンブリおよび絶縁板ガラスパネルを示す図1に描かれた装置の拡大側面図である。 図4は、キャリヤアセンブリ、静電放電アセンブリおよび絶縁板ガラスパネルを示す図1に描かれた装置の拡大側面図である。 図5Aは、カムアセンブリ、キャリヤアセンブリ、および絶縁板ガラスパネルを示す、図1に描かれた装置の拡大側面図である。 図5Bは、図5Aに描かれている位置とは異なる位置でカムアセンブリおよびキャリヤアセンブリを示す拡大側面図である。 図6は、本発明の教示に従って構築された装置のコンテナの好ましい態様の断片的な拡大断面図である。 図7は、本発明の教示に従って構築されたエーロゲル粒子絶縁板ガラスパネルの内容積に充填するための装置と絶縁板ガラスパネルの斜視図である。 図8は、本発明の教示に従って構築された、充填すべき絶縁板ガラスパネルを支持するためのジグアセンブリの斜視図である。

Claims (22)

  1. 内容積を有する絶縁板ガラスパネルにエーロゲル粒子を充填するための方法であって、下記ステップ(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f):
    (a)長さ、幅、及び内容積を有する絶縁板ガラスパネルを与えるステップ、
    (b)エーロゲル粒子の供給装置を与えるステップ、
    (c)前記絶縁板ガラスパネルを振動運動に供するステップ、
    (d)前記絶縁板ガラスパネルを往復タンピング運動に供するステップ、
    (e)前記絶縁板ガラスパネルが前記振動運動及び前記往復タンピング運動に供されている間に、前記エーロゲル粒子を前記絶縁板ガラスパネルの内容積の少なくとも一部分に充填するステップ、及び
    (f)前記絶縁板ガラスパネルの内容積が所望の量の前記エーロゲル粒子で充填されてしまうまで、前記ステップ(c)(d)および(e)を反復するステップ
    を含む、絶縁板ガラスパネルの内容積にエーロゲル粒子を充填する方法。
  2. 前記ステップ(e)の前又は間中に発生した静電気の少なくとも一部分を放電させる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記絶縁板ガラスパネルが、1個以上の内部流路を有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記絶縁板ガラスパネルが、板ガラスシステムに含まれる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記エーロゲル粒子が、疎水性である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記エーロゲル粒子が、金属酸化物エーロゲル粒子である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記金属酸化物エーロゲル粒子が、シリカエーロゲル粒子、チタニアエーロゲル粒子、アルミナエーロゲル粒子からなる群から選ばれた少なくとも1種からなる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記エーロゲル粒子が、有機エーロゲル粒子である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記板ガラスパネルが、第一シート及び第二シートを含み、これらの第一及び第二シートが、有機熱可塑性シートである、請求項1に記載の方法。
  10. 前記有機熱可塑性シートが、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ(メチルメタアクリレート)及びポリ塩化ビニルから選ばれた少なくとも1種からなる熱可塑性樹脂を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記絶縁板ガラスパネルが、第一シート、第二シート、並びに前記第一及び第二シートの間に配置された2個以上の支持部材を含み、前記支持部材が、前記第一及び第二シートの間に設けられた1個以上の流路を画定しており、かつ前記流路が内容積を有する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記絶縁板ガラスパネルが、その外部壁の内部表面から突出している少なくとも1個の内部壁を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記振動運動が無衝撃正弦波運動である、請求項1に記載の方法。
  14. 前記往復タンピング運動が、少なくとも900m/秒 の少なくとも1回の減速度に前記絶縁板ガラスパネルを供する、請求項1に記載の方法。
  15. 請求項1に記載の、内容積を有する絶縁板ガラスパネル(32)にエーロゲル粒子(34)を充填する方法を実施するための装置であって、下記(a)、(b)及び(c):
    (a)キャリヤアセンブリ(42)、但しこのキャリヤアセンブリは長さ及び幅と、水平に対し、0度より大きく90度以下の角度とを有し、前記絶縁板ガラスパネルを担持し維持している、
    (b)起動アセンブリ(84)、但しこの起動アセンブリは前記キャリヤアセンブリの一部に接触する位置にあり、かつ前記キャリヤアセンブリを往復運動させる、
    (c)振動器アセンブリ(98)、但しこの振動器アセンブリは前記キリャリヤアセンブリ又は前記絶縁板ガラスパネルの表面の少なくとも1つの部分と接触する位置にあって、それがキャリヤアセンブリ上に配置されたときに、前記絶縁板ガラスパネルに振動を付与する、
    を含み
    、前記振動器アセンブリは、輸送アセンブリ(100)及び振動器パネル(102)を含み、前記輸送アセンブリは前記振動器アセンブリを前記前記キャリヤアセンブリの長さ方向に沿って移動可能にする位置にあり、また、
    前記起動アセンブリは、らせんカムアセンブリ(92)を含み、このらせんカムアセンブリは前記キャリヤアセンブリに対して低振動数の往復タンピング運動を付与する、
    絶縁板ガラスパネルの内容積中にエーロゲル粒子を充填する装置。
  16. さらに、(d)静電放電アセンブリ(118)を含み、但しこの静電放電アセンブリは前記絶縁板ガラスパネル(32)から距離を置いて位置しており、前記距離は前記絶縁板ガラスパネルに前記充填を施したときに発生した静電気を前記パネルから前記静電放電アセンブリに放電させるのに十分な長さである、請求項15に記載の装置。
  17. さらに、(e)コンテナ(64)を含み、但しこのコンテナは少なくとも1個の開口部(66)を含み、且つ前記エーロゲル粒子を収容しており、前記エーロゲル粒子が前記開口部を経由して前記パネルの内容積中に流動するように、前記コンテナが前記パネル(32)の上に位置している、請求項15に記載の装置。
  18. さらに、下記(f)及び(g):
    (f)前記コンテナ(64)が、上部ホッパー(72)及び下部ホッパー(74)を含み、前記下部ホッパーは前記キャリヤアセンブリに取り付けられて、前記パネル(32)の一部分を受け入れている、及び
    (g)前記コンテナ(64)が、さらに第二静電放電アセンブリ(122)を含み、この第二静電放電アセンブリが前記コンテナの開口部に隣り合う位置にあること、
    の少なくとも一方を含む請求項1517のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記振動器パネル(102)が、前記輸送アセンブリ(100)から懸垂されており、かつ前記振動器パネルが前記パネル(32)の表面に接触する位置にある、請求項15に記載の装置。
  20. 前記静電放電アセンブリ(118)が、下記(x)又は(xx):
    (x)複数の金属突起(120)及び電気接地、但しこの金属突起は、前記電気接地に取り付けられている、又は
    (xx)複数の金属突起(120)、但しこの金属突起は、前記輸送アセンブリ(100)に取り付けられている、
    を含む請求項15に記載の装置。
  21. 前記第二静電放電アセンブリ(122)が、コロナ放電電離棒を含む、請求項18に記載の装置。
  22. さらに、下記(h)及び(i):
    (h)照明アセンブリ(138)、但しこの照明アセンブリは前記キャリヤアセンブリ(42)の下に配置され、前記パネル(32)が前記キャリヤアセンブリの上に配置されたときに、前記パネル(32)を照明する、及び
    (i)前記エーロゲル粒子(34)の供給器及びコンベヤ、但しこのコンベヤは、前記エーロゲル粒子を前記供給器から前記コンテナ(64)に輸送する、
    の少なくとも一方を含む、請求項1521のいずれか1項に記載の装置。
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