JP4993495B2 - パターン修正方法およびパターン修正装置 - Google Patents
パターン修正方法およびパターン修正装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4993495B2 JP4993495B2 JP2007261120A JP2007261120A JP4993495B2 JP 4993495 B2 JP4993495 B2 JP 4993495B2 JP 2007261120 A JP2007261120 A JP 2007261120A JP 2007261120 A JP2007261120 A JP 2007261120A JP 4993495 B2 JP4993495 B2 JP 4993495B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- groove
- correction
- hole
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
また好ましくは、貫通孔の溝の長さ方向の長さは溝の長さよりも短く、貫通孔の溝の幅方向の長さは溝の幅と略同じまたはそれ以下である。
また好ましくは、微細パターンは電極であり、欠陥部は電極の断線欠陥部であり、修正液は修正ペーストであり、溝は、その両端部が電極の正常な部分に重なるように、断線欠陥部よりも長く形成されている。
また、この発明に係るパターン修正装置は、基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置において、フィルムの表面にレーザ光を照射して欠陥部に応じた形状の溝を形成するとともに溝の底に貫通孔を形成するレーザ照射手段と、溝の開口部を欠陥部に所定の隙間を開けて対峙させる位置決め手段と、溝を含む所定の範囲でフィルムを基板に押圧するとともに貫通孔を介して欠陥部に修正液を塗布する塗布手段とを備え、フィルムの復元力でフィルムを基板から剥離させることを特徴とする。
図6(a)は、この発明の実施の形態1によるパターン修正方法を示す図であり、図6(b)は図6(a)のVIB−VIB線断面図である。図6(a)(b)において、このパターン修正方法では、貫通孔3aおよび溝3bが形成されたフィルム3がマスクとして使用される。溝3bは、フィルム3の基板1側の表面に形成され、欠陥部2aの形状に応じて決定された修正層10Aの形状と略等しい形状の開口部を持つ。溝3bの開口部は所定の隙間を開けて欠陥部2aに対峙される。貫通孔3aは、溝3bの底の略中央に形成されている。貫通孔3aの幅は溝3bの幅以下であり、貫通孔3aの長さは溝3bの長さよりも短い。フィルム3には一定の張力が与えられ、基板1に対してフィルム3が略平行に配置される。基板1とフィルム3の隙間は、たとえば100μm程度にされる。
図8(a)(b)は、この発明の実施の形態2によるパターン修正装置の要部の構成および動作を示す断面図である。図8(a)において、帯状のフィルム3は、図示しないフィルム供給リールから供給され、固定ローラ12を経由して対物レンズ6と基板1の間に導かれ、固定ローラ11aで折り返されて基板1の上方を通過し、固定ローラ11bを経由して図示しないフィルム巻き取りリールに回収される。固定ローラ12と11aで支持される上方フィルム3Aと、固定ローラ11aと11bで支持される下方フィルム3Bは、基板1に対して略平行に対峙した状態にされる。これらは、フィルム供給ユニット13の主要部品となり、図示しないXYZステージにより、XYZ方向に移動可能とされる。XYZステージは、欠陥部2aと溝3bとの位置調整に使用される。また、フィルム供給ユニット13に回転手段(θ機構)を持たせてあってもよい。
実施の形態2では、フィルム3が上下に存在するので、塗布時には、上下のフィルム3の間に塗布手段を挿入する必要があり、上下のフィルム3の間隔を狭くすることはできない。そのため、高倍率の対物レンズ6を用いて、欠陥部2aと溝3bとの位置合わせをすることが難しい。また、この場合、フィルム2枚越しに欠陥部2aを観察するため、位置調整が難しくなることが想定される。そこで、この実施の形態3では、上方フィルム3Aの一部を機械的に移動させて、下方フィルム3Bの貫通孔3aを露出させてから、貫通孔3aを介して欠陥部2aに修正ペースト10を塗布する。
液晶ディスプレイに用いられるTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)基板上に形成された電極(たとえばドレイン線)の断線欠陥部を修正する場合のように、基板1の表面に凹凸がある場合に、溝3bと貫通孔3aが形成されたフィルム3をマスクとして、塗布針9を用いて修正ペースト10を欠陥部2aに塗布すると、修正ペースト10が溝3bからはみ出す可能性がある。
Claims (13)
- 基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正方法において、
フィルムの表面にレーザ光を照射して前記欠陥部に応じた形状の溝を形成するとともに前記溝の底に貫通孔を形成し、
前記溝の開口部を前記欠陥部に所定の隙間を開けて対峙させ、
前記溝を含む所定の範囲で前記フィルムを前記基板に押圧するとともに前記貫通孔を介して前記欠陥部に修正液を塗布し、
前記フィルムの復元力で前記前記フィルムを前記基板から剥離させることを特徴とする、パターン修正方法。 - 前記貫通孔を前記溝の底の略中央に形成することを特徴とする、請求項1に記載のパターン修正方法。
- 前記貫通孔の前記溝の長さ方向の長さは前記溝の長さよりも短く、
前記貫通孔の前記溝の幅方向の長さは前記溝の幅と略同じまたはそれ以下であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のパターン修正方法。 - 前記貫通孔を前記溝の底に複数形成することを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかに記載のパターン修正方法。
- 前記微細パターンは電極であり、
前記欠陥部は前記電極の断線欠陥部であり、
前記修正液は修正ペーストであり、
前記溝は、その両端部が前記電極の正常な部分に重なるように、前記断線欠陥部よりも長く形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載のパターン修正方法。 - 前記溝は、余分な修正ペーストを前記電極の正常な部分の表面に逃がすために、前記断線欠陥部の修正に必要な長さよりも長く形成されていることを特徴とする、請求項5に記載のパターン修正方法。
- 前記溝の長さ方向の端まで前記修正ペーストが充填されないように、前記溝の長さおよび深さと前記修正ペーストの塗布量とが予め調整されていることを特徴とする、請求項6に記載のパターン修正方法。
- 前記修正ペーストの塗布量と、前記溝の幅および深さと、前記貫通孔の大きさとを変えて前記修正ペーストを塗布する実験が予め行なわれ、その実験結果に基づいて前記溝の長さが設定されていることを特徴とする、請求項7に記載のパターン修正方法。
- 前記修正ペーストは塗布針を用いて塗布され、
前記修正ペーストの塗布量は、前記塗布針の先端面の寸法と、前記塗布針の先端部に前記修正ペーストを付着させてから前記欠陥部に塗布するまでの待機時間で制御されることを特徴とする、請求項7または請求項8に記載のパターン修正方法。 - 前記溝の幅は前記電極の幅よりも狭いことを特徴とする、請求項5から請求項9までのいずれかに記載のパターン修正方法。
- 基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置において、
フィルムの表面にレーザ光を照射して前記欠陥部に応じた形状の溝を形成するとともに前記溝の底に貫通孔を形成するレーザ照射手段と、
前記溝の開口部を前記欠陥部に所定の隙間を開けて対峙させる位置決め手段と、
前記溝を含む所定の範囲で前記フィルムを前記基板に押圧するとともに前記貫通孔を介して前記欠陥部に修正液を塗布する塗布手段とを備え、
前記フィルムの復元力で前記フィルムを前記基板から剥離させることを特徴とする、パターン修正装置。 - さらに、帯状の前記フィルムを固定ローラで折り返して上下に配置し、前記フィルムを前記基板の上方に供給するフィルム供給手段を備え、
前記レーザ照射手段は、前記フィルムのうちの上方フィルムの上面にレーザ光を照射して前記溝および前記貫通孔を形成し、
前記フィルム供給手段は、前記溝が下方フィルムの下面に位置するように前記フィルムを巻き取ることを特徴とする、請求項11に記載のパターン修正装置。 - さらに、前記上方フィルムの一部を移動させ、前記下方フィルムの上面の前記貫通孔の開口部を露出させる移動手段を備えることを特徴とする、請求項12に記載のパターン修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007261120A JP4993495B2 (ja) | 2007-05-15 | 2007-10-04 | パターン修正方法およびパターン修正装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007129425 | 2007-05-15 | ||
JP2007129425 | 2007-05-15 | ||
JP2007261120A JP4993495B2 (ja) | 2007-05-15 | 2007-10-04 | パターン修正方法およびパターン修正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008310278A JP2008310278A (ja) | 2008-12-25 |
JP4993495B2 true JP4993495B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=40237894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007261120A Expired - Fee Related JP4993495B2 (ja) | 2007-05-15 | 2007-10-04 | パターン修正方法およびパターン修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4993495B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5035799B2 (ja) * | 2007-10-23 | 2012-09-26 | Ntn株式会社 | 欠陥修正方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3397481B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2003-04-14 | 株式会社日立製作所 | 配線の断線修正方法 |
JP2983879B2 (ja) * | 1995-04-24 | 1999-11-29 | エヌティエヌ株式会社 | 基板の欠陥修正方法および欠陥修正装置 |
JP3725310B2 (ja) * | 1997-09-30 | 2005-12-07 | Ntn株式会社 | ペースト塗布修正装置 |
JP2005317802A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Lasertec Corp | パターン基板の欠陥修正方法及び欠陥修正装置並びにパターン基板製造方法 |
JP3580550B1 (ja) * | 2003-08-20 | 2004-10-27 | レーザーテック株式会社 | パターン基板の欠陥修正方法及び欠陥修正装置並びにパターン基板製造方法 |
JP2006202828A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | V Technology Co Ltd | 電子回路基板の配線修正方法 |
JP2007227021A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Ntn Corp | パターン修正方法およびパターン修正装置 |
-
2007
- 2007-10-04 JP JP2007261120A patent/JP4993495B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008310278A (ja) | 2008-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4942430B2 (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP2008192901A (ja) | パターン修正装置およびそれに用いられる塗布ユニット | |
JP4993495B2 (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP5090038B2 (ja) | パターン修正装置およびパターン修正方法 | |
TWI444732B (zh) | A pattern correction method and a pattern correction device | |
JP5035794B2 (ja) | パターン修正方法 | |
JP2008288264A (ja) | パターン修正方法 | |
JP2008039977A (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP4925780B2 (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
TWI421916B (zh) | A pattern correction method and a pattern correction device | |
JP4860380B2 (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP2008281603A (ja) | パターン修正方法 | |
JP5052049B2 (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP4904168B2 (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP5182754B2 (ja) | パターン形成方法およびパターン形成装置 | |
JP2008015341A (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP2008089668A (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP5051643B2 (ja) | 欠陥修正方法 | |
JP2008020603A (ja) | パターン修正方法およびパターン修正装置 | |
JP5035799B2 (ja) | 欠陥修正方法 | |
JP2008261916A (ja) | パターン修正装置 | |
KR20080087668A (ko) | 패턴 수정 장치 및 패턴 수정 방법 | |
JP2008243903A (ja) | パターン修正方法 | |
JP4987435B2 (ja) | 欠陥修正方法および欠陥修正装置 | |
JP2008304770A (ja) | パターン修正方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120411 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120501 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4993495 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |