JP4991528B2 - 熱可塑性アロイ用の改質剤及び該改質剤を用いて生産したアロイ - Google Patents

熱可塑性アロイ用の改質剤及び該改質剤を用いて生産したアロイ Download PDF

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Description

本発明は熱可塑性アロイ用の改質剤、及び限定されないが特に自動車用途用いられる、特にソフトポリアミドアロイ用の改質剤に関するが、これらに限定されない。前記アロイは、ポリアミドアロイであり得る。前記アロイは、柔軟性、弾力性及び高い使用温度についての改良されたバランスを提供する。又、本発明は前記改質剤を用いた方法及びアロイに関する。
米国特許US5525668号(DSMコポリマー社)の実施例1における操作は、2段階の工程において調製されるポリアミドブレンドにおける衝撃改質剤として、未グラフト化EPエラストマーと組合せてMAHグラフト化EPエラストマーを用いる。前記成分は、最初に溶融を開始するためにブラベンダー・ミキサーで混合され、次にエラストマーを加硫するために硬化剤が添加される。配合はバッチ反応器において行われ、均質化のために第二の混合工程及び10〜12分の総滞留時間を必要とする。実施例5において、グラフト化に先立って前記EPエラストマーのバックボーンは55モル%のエチレン誘導単位を含み、1.7重量%のMAHを含むグラフト化後に、20のムーニー粘度(1+4)257°Fを反映した分子量を有した。未グラフト化EPエラストマーの選択肢には、65:35のエチレンのプロピレンに対するモル比及び8.5重量%のENBを有するEP−ENBターポリマーが含まれ、デカリンにおいて2.3のRSVを有した。また他の選択肢は、55モル%のエチレンを含む2.8のRSVを有するEPコポリマーをも含む未グラフト化EPエラストマーであった。表Vは、ポリアミドを30重量部用いた組合せを示す。二つの工程の混合アプローチは、混合におけるそれらの分散前の硬化剤の消費及びエラストマーの架橋作用の危険性を有する。
欧州特許EP946642号は、架橋に依らないフレキシブルなポリアミド混合物の生産について記述している。ポリアミドマトリクスにおける多数のゴム組成物の分散を確実にするために、ポリマー成分について一定の粘度制限が認められる。従って、この技術の使用により、作成可能な混合物及び取得可能なポリアミドの範囲が制限される。
米国特許US6538066号横浜ゴム社は、ポリアミドを臭素化イソブチレン−p−メチルスチレン・コポリマーと混合して得られた熱可塑性エラストマー組成物を開示している。
本発明の対象には、官能基を有するポリアミド又は他の縮合ポリマーの連続マトリクスを提供しながら、高レベルのエラストマー改質剤を取り込むことができる一つの工程である動的加硫プロセスにおいて採用することが可能な改良された熱可塑性アロイ及び特にポリアミドアロイ調製用の改質剤を提供することが含まれる。更に、本発明の対象には、最終用途の諸特性、及び特にフード応用下における自動車用の事例に適当な曲げ係数、引張強度、及びオイル劣化の改良されたバランスを有する改良アロイを提供することが含まれる。
米国特許US5783629号は、10〜120のムーニーを有するポリプロピレンであるEPDM及びエチレン・コポリマー又はブロックコポリマーであり得る1000〜15000の分子量を有するアモルファス低分子量ポリオレフィンの組成物を記述している。前記組成物は、その後に続く溶融混合の間、架橋提供に有効な架橋成分を含まない。
日本特許JP200290441号は、マレイン酸化EPDM、エチレン−α−オレフィンコポリマー及びナイロン由来の組成物を記述している。前記組成物は、非マレイン酸化EPDM又はエチレンのマレイン酸化インターポリマー及び4〜12の炭素原子を有するα−オレフィンを含まない。
発明の要約
第一に本発明は、改質剤に基いて、エチレン及び酸性官能基、好ましくは無水マレイン酸を用いてグラフト化された、グラフト化前に0.3〜100のメルト・インデックス及び0.85〜0.91の密度を有する4〜12炭素原子を有するα−オレフィンのインターポリマーの20から80重量%、及びエチレン及び3〜12炭素原子を有するα−オレフィンに由来するインターポリマーを含むグラフト化されてないジエンの80〜20重量%、及び150℃以上の融点を有する縮合ポリマーを用いた後に続く溶融混合の間に架橋を提供するのに有効量の架橋成分を含む熱可塑性アロイ用の非架橋改質剤を提供する。より高いグラフト化水準は、より低いゲルの発生率にともなって得られる。前記改質ポリマーは、好ましくはポリアミド又はポリエステルのような縮合ポリマーである。好ましくは、前記改質剤それ自体は縮合ポリマーを含まない。
適切には、改質剤は改質される微粒子ポリマーと混合するために微粒子状態であり、好ましくはペレット状態である。前記縮合ポリマーは縮合ポリマー反応がもたらした官能基を有する。
改良された性能は、グラフト化インターポリマー用の原料として50重量%より多くの衝撃改質剤、及びエチレン及び高級α−オレフィン・コモノマー(例えば1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、及び1−オクテン)に由来するコポリマーとの併用によって得ることができる。前記組成物は、混合及び位相反転に伴う硬化工程との組合せにより適宣に調製することができる。前記グラフト化エチレン・インターポリマーは、0.1〜4重量%のMAHを含むことができる。
適当には、グラフト化インターポリマーは、グラフト化前に、0・3以上及び/又は50未満のメルト・インデックス、及び又は0.85以上、好ましくは0.86以上及び/又は0・89未満、好ましくは0.88未満の密度を有する。前記組成物全体の曲げ係数は、好ましくは150MPa以上及び/又は500MPa未満である。好ましくは、前記グラフト化エチレン・インターポリマーは、メチルアルモキサン又は未調整の、安定化アニオン発生剤のような適当な活性化剤を伴うモノシクロペンタジエニル及びビシクロペンタジエニル誘導体のようなメタロセンに基づいた触媒を用いる工程により得ることができる。
前記グラフト化エチレン・インターポリマーは、未グラフト化EPDMに対して、少なくとも30重量%、好ましくは40重量%以上90重量%以下、好ましくは90重量%以下の量で存在することができる。
適当にはインターポリマーを含む未グラフト化ジエンは、少なくとも40重量%から、好ましくは少なくとも50重量%から85重量%以下、好ましくは80重量%以下のNMRで決定されるエチレン誘導単位含量を有する。
インターポリマーを含む前記未グラフト化ジエンは、ENB及び/又はVNB由来であり得、オイル拡張型(oil extended form)における場合、好ましくは10〜100又は10〜300のムーニー粘度[ML(1+4)125℃]として表される分子量を有し、及び/又は好ましくはエチレン・プロピレン・ビニル・ノルボルネン・インターポリマーであり、及び/又は0.1〜3重量%のVNB誘導単位を含むエチレン・プロピレン・エチリデン・ノルボルネン・ビニルノルボルネン・インターポリマーである。ムーニー粘度についての全ての引用文献は、特記のない限り、大ローターを用いたASTM−1646に基づいて測定された条件[ML(1+4)、125℃]を用いる。適宣、加工油を使用することができる。都合のよいことに、前記改質剤は少なくとも10重量%及び/又は50重量%未満のエキステンダー油を含む。
更に前記改質剤は、架橋成分を含むことができる。このことにより、位相転換技術を用いる改質剤リッチアロイの調製における改質剤の直接使用が可能となる。前記架橋成分は過酸化物を含むことができ、任意に助剤と結合して用いることができる。前記架橋成分はまた、フェノール性樹脂を含むことができる。
改質剤はペレット状態で存在することができ、次に続く縮合ポリマーとの混合工程用の混合物においてインターポリマー及び過酸化物を含むが、一方、前記成分の組合せの他の順序もまた実施可能である。前記過酸化物は、インターポリマーの少なくとも一部を有するペレット化された混合前のマスターバッチの一部であり得、前記インターポリマーのバランスは、マスターバッチを含む乾燥混合物を形成する物理的に分離したペレット状態で存在し得る。前記ペレット化された成分又は乾燥混合物は、次に縮合ポリマーと乾燥混合することができる。またインターポリマーも、前混合及びペレット化することができ、前記過酸化物は、それ自体として又はマスターバッチペレットに取り込むために物理的に分離した形態で存在することができる。これらの成分と再度の乾燥混合を、本発明の改質剤の形成と組合わせることができ、続いて縮合ポリマーと乾燥混合することもできる。
本発明の更なる側面において、縮合ポリマーとの混合物の調製における、1つ以上の前述の特徴を有するペレット化された均質の非架橋改質剤の利用法が提供される。ここで、前記縮合ポリマーは、架橋成分の硬化作用を引き起こす上記温度において全混合物を溶融混合することにより、マトリックス成分を形成する。改質剤の充分に高いレベル、一般に改質剤の50重量%より高いレベルにおいて、縮合ポリマー及び全ソフトアロイによって形成されたマトリクスにおいて分散層を形成するように、硬化は衝撃改質剤のコヒーレンスの増大を引き起こす。
従って、本発明はまた、以下の工程を含む改質剤を用いた熱可塑性アロイを作成するための工程を提供する。すなわち、
A) 架橋成分の硬化作用を引き起こし、縮合ポリマーがマトリックス成分となるような条件下で、極性基を有する縮合ポリマーのアロイにおいてポリマー性成分総量に基づいて50重量%までをポリマー成分と改質剤を溶融混合する工程、及び
B) その結果生成された熱可塑性アロイを回収する工程、である。
本発明は更に、以下を含む熱可塑性アロイを提供する。すなわち、
a)極性基を有する縮合ポリマーのポリマーのポリマー総量の20〜60重量%、及び
b)改質剤に基づいて、エチレン及びグラフト化の前に0.3〜100のメルト・インデックス及び0.85〜0.91の密度を有する4〜12の炭素原子のα−オレフィンの酸性官能基、好ましくは無水マレイン酸を用いてグラフト化されたインターポリマーの20〜80重量%、及びエチレン及び3〜12の炭素原子のα−オレフィン由来のインターポリマーを含む未グラフト化ジエンを80から20重量%を含む、架橋分散エラストマー性改質剤を80重量%までを含み、前記組成物が100MPa〜700MPaの曲げ係数(flexural modulus)を有する熱可塑性アロイである。
前記アロイは、好ましくは前記工程により生産できるが、これに限定されない。
前記曲げ係数は、150MPa以上及び/又は500MPa未満が適当である。前記アロイは、式A/B>35MPaに対応する引張強度を有することができ、ここでAは破壊時の引張強度であり、Bは組成物におけるポリマー総量に対する縮合ポリマーの重量の比率である。前記アロイは、100℃で25%未満のオイル劣化後に増量するように充分に架橋することができる。
縮合ポリマーは、極性アミド基を有するポリアミドであり得、好ましくはナイロン6である。
既述の改質剤についてのその他の任意機能も、アロイにおいて存在可能である。
前記縮合ポリマーは、他の無機充填剤及びそれらの組合せと同様、例えばガラスビーズ又はガラス繊維のような充填剤の縮合ポリマーの重量に基づいて少なくとも50重量%を含むことができる。
更に改良された性能は、上記3つのポリマー組成物、それらの相対的な割合及び前記成分が混合及び架橋される条件の適切な選択により得ることができる。
改質剤/縮合ポリマーの比率は、好ましくは80/20〜50/50である。グラフト化エチレン・コポリマー/未グラフト化ジエン・インターポリマーの比率は、好ましくは75/25〜25/75である。改質剤/過酸化物硬化剤の比率は400/1〜20/1を取り得る。グラフト剤(無水マレイン酸)/エチレン・インターポリマーの比率は0.04〜0.01であり得る。全ての比率は重量比である。フェノール樹脂が硬化剤として用いられる場合、それらは好ましくは1〜10%、特に1〜5%の量で使用され、0.5〜5%のレベルで塩化スズと併用して用いられる。前記フェノール架橋剤は低分子量ポリマーであり、存在する場合には組成物のポリマー総量の一部として見なされるべきである。
発明の詳細な説明
グラフト化される炭素原子4〜12のα−オレフィンを有するエチレン・α−オレフィンインターポリマーは、プラストマー又はVLDPE(超低密度ポリエチレン)として知られている。それらはエクソンモービル社により商品名EXACT商標で販売され、またAFFINITY商標でダウ・ケミカル社から、又はEngage商標でデュポン−ダウ社から入手できる。さらに適当なポリマーは、DSM社からSTAMILEX商標で、及び三井化学株式会社からTAFMER商標として入手できる。
適当な未グラフト化ジエン・インターポリマーは、デュポン−ダウ社によりNordel商標IPとして、DSM社よりKeltan商標として、バイエル社よりBuna商標として、及びエクソンモービル社よりVistalonとして製造されているエチレン・プロピレン・ジエン・ターポリマーである。前記エチレン含有量は、40重量%〜80重量%の範囲で可能である。前記ジエン含有量は、一般的に1重量%〜12重量%の範囲で可能である。硬化工程の改良のために可能性のあるジエンには、1,4−ヘキサジエン、1,1−ジメチル−5−ヘキサジエン、エチルジエンノルボルネン、及び好ましいエチリデンノルボルネン及びビニリデンノルボルネンを有するそれらの置換体のようなオレフィン性重合の能力のある二つの基を有するジエンと同様にノルボルナジエン、ジシクロペンタジエン、ビニリデンノルボルネン、及びジビニルベンゼンが含まれ得る。
インターポリマーから作られた改質剤と同様にインターポリマーを含むジエンは、鉱物油又は10phr〜100phrに至るレベルにおいて商品名SpectraSyn商標として、エクソンモービル社により販売されているもののようなポリ−α−オレフィンのような不揮発性液体を含むことができる。
前記架橋は、Lupersol101のような従来の過酸化物によって行なうことができる。過酸化物の例には、主として高い熱分解温度を有する過酸化ジアルキルである、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)−ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)−ヘキシン−(3)、tert−ブチルクミルペルオキシド、ジ(2−tert−ブチルペルオキシプロプル−(2))−ベンゼン、過酸化ジクミル、ジ−tert−過酸化ブチル、ジ−tert−過酸化アミル、およびヒドロペルオキシドだけでなく高い熱分解温度のペルオキシケタールであるエチル3,3−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ブチレート、エチル3,3−ジ(tert−アミルペルオキシ)ブチレート、4,4−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)吉草酸、n−ブチル、2,2−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ブタン又はペルオキシエステル、00−tert−ブチル−0−イソプロプル−モノペルオキシカーボネート、00−tert−ブチル−0−(2−エチルヘキシル)−1−モノペルオキシカーボネート等が含まれる。
ポリアミドが縮合ポリマーとして用いられる場合、全てのポリアミドはマレイン酸化衝撃改質剤成分に反応する能力を有する必要なアミド官能基を有する。これらには、PA−6、PA−6,6、PA−11、PA−12、PA−4,6、その他のコポリマー、ポリフタルイミド、及び他の高温ポリアミドが含まれる。これらのポリアミドの融点は150℃〜370℃で変化することができ、好ましくは170℃〜300℃である。前記ポリアミドは300〜1000Pa.sec、好ましくは500〜7000Pa.secの溶融粘度により示される分子量を有することができる。
前記グラフト化されたエチレン・インターポリマーは、エチレン及びα−オレフィン、好ましくはC4〜C40のα−オレフィン、より好ましくはC4〜C18のα−オレフィン、さらに好ましくはC4〜C12のα−オレフィンのエチレン・インターポリマー・コポリマーをグラフト化することにより得ることができる。好ましい態様において、前記エチレンポリマーは3.5以下の、好ましくは3以下の、より好ましくは2以下の分子量分布(Mw/Mn)を有する。他の好ましい態様において、前記エチレン・コポリマーは50%以上、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは80%以上の組成分布幅指標(CDBI)を有する。CDBIは、所与のサンプルにおけるコモノマー分布の均一性の尺度であり、15,000Mw(重量平均分子量)未満の分子量を有する部分が無視されることを含む1993年2月18日公開されたPCT公開WO93−03093号において既述される方法に従って測定される。
前記エチレン・インターポリマーは、50g/10分以下、好ましくは20g/10分以下、より好ましくは10g/10分以下のメルト・インデックスを有することができる。前記エチレン・インターポリマーは0.85〜0.90の間の、より好ましくは0.86〜0.89の間の、さらに好ましくは0.865〜0.88の間の密度を有することができる。前記MIは、ASTM−1238条件Eに従って測定される。
本発明において最も有用である、狭いMw/Mn及び高いCDBIを有するエチレン・インターポリマーは、米国特許US5,055,438号、米国特許US5,507,475号、米国特許US5,096,867号、米国特許US5,264,405号、米国特許US5,324,800号、米国特許US5,017,714号、米国特許US5,240,894号、米国特許US5,198,401号、米国特許US5,153,157号、WO92/00333号、WO94/03506号、欧州特許EPA520,732号、欧州特許EPA129,368号、欧州特許EPA277,003号、欧州特許EPA277,004号、及びCA1,268,753号に記述されており、これらは米国の目的に関して、参照により本発明に組み込まれる。
前記グラフト化エチレン・インターポリマーは、不飽和酸又は無水物部分のような酸性官能基を有する。好ましい不飽和酸又は無水物には、少なくとも一つの二重結合及び少なくとも一つのカルボニル基(−C=O)を含む任意の不飽和有機化合物が含まれる。代表的な酸には、カルボン酸、無水物、エステル及び、金属、非金属の両方のそれらの塩が含まれる。好ましくは、前記有機化合物は、カルボニル基に抱合されたエチレン性不飽和を含む。具体例には、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、α−メチルクロトン酸及び桂皮酸、のみならずそれらの無水物、エステル及び塩誘導体が含まれる。無水マレイン酸は特に好ましい。前記不飽和酸又は無水物は、好ましくはエチレン・コポリマー及び不飽和酸又は無水物の重量に基づいて、約0.1重量%〜約10重量%、好ましくは約0.5重量%〜約7重量%、さらにより好ましくは約1〜約4重量%で存在する。
官能基化は、好ましくは、170℃〜260℃の温度で操作される、逆回転非インターメッシュあるいは共回転インターメッシュの連続押出反応器において行なわれる。
前記アロイ組成物は組成物を作るための異なった一連の溶融及び乾燥混合を用いた多様な工程により生産することができるが、1つの選択においてその全工程は以下の工程を含むことができる。すなわち、
A)硬化作用が引き起こされる温度より低い温度で、グラフト化前に0.5〜100のメルト・インデックスを有する酸性官能基を用いてグラフト化されたエチレン・インターポリマーの衝撃改質剤のポリマー量に基づいた20〜80重量%、未グラフト化ジエン・インターポリマーの80〜20重量%、及び硬化剤からなる均質な混合組成物を調製するために溶融混合する工程、
B)硬化作用が引き起こされる温度を超え、及び縮合ポリマーがマトリックス成分となる位相転換が生じる条件下で、極性基を有する縮合ポリマーの50重量%までを用いて前記均質な混合組成物を溶融混合する工程、及び
C)その結果生成された熱可塑性アロイを回収する工程、である。
これ及び他の工程選択のためのグラフト化及び未グラフト化ポリマーを、例えばバンブリ(banbury)でバッチごとに、又はマスターバッチを供給するために連続的に押出し機で混合することもでき、又は未グラフト化生産物を連続押出し機の最終部分において混合することもできる。このグラフト化及び未グラフト化成分は、均質的な混合物を供給するために十分に適合していなければならない。前記混合温度は、グラフト化及び未グラフト化ポリマー混合物の未成熟な架橋を回避するために、過酸化物の熱分解温度よりも低い温度で維持しなくてはならない。
これ及び他の工程選択のために予め混合された改質剤は、硬化材料が未硬化ポリアミドマトリックスにおいて漸次分散するような位相転換と動的加硫が同時に生じることが可能な条件下で、例えば、バンブリでバッチごとに、又は連続押出機ミキサーにおいてポリアミドと混合することができる。
本発明のアロイの調製のための他の工程選択には、種々の成分をアロイに導入するための乾燥又は溶融混合工程が含まれ得る。
前記硬化は、適切な硬化システム、好ましくは過酸化物硬化システムの選択及びビニル・ノルボルネンのようなより反応性のジエンの使用により、架橋密度を最大化するよう設計される。EDMA(エチレングリコールジメチルアクリレート)、BDMA(ブタンジオールジメチルアクリレート)、TMPT(トリメチルプロパン−トリメチルアクリレート)、TRIM(トリメチオール・プロパントリメチアクリレート)、TAC(シアヌール酸トリアリル)などの助剤もまた分散相の架橋密度の増大のために用いることができる。
前記架橋剤は、任意に助剤又はフェノール樹脂と結合した過酸化物である。フェノール性硬化系を記述した米国特許US4311628号は、米国の目的のために本発明に組み込まれる。
本発明の改質剤及びアロイ組成物に関連して言及された本発明の全ての任意的及び好ましい態様は、単独で本発明の工程及び用途と組合せて当然等しく適用できる。前記組組成物は、熱形成、射出成形、回転成形、圧縮成形、トランスファー成形又は押出し工程又はブロー成形工程のような成形工程を経て完成品を生産するために用いることができる。製品は、リサイクル可能なラジエーターホース又はエアー・ダクトの成形又は押出し部分のような自動車用品として製造できる。混合温度が230℃〜260℃を超えて上昇し、スクリュー速度が100rpm〜150rpmを超える本発明を最適形態として用いるならば、それらは一般的に、可能最低温度(230℃)及び低スクリュー速度(100rpm)においてポリアミド−6と混合される。
以下、実施例に基づき、本発明についてさらに詳細に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
以下のポリマー成分を使用した。
A)MAH−g−EOは、20のMFR(230℃、10kg)及び2.4%の無水マレイン酸含量を有するマレイン酸化された密度0.882のエチレン・オクテン・コポリマーである。
B)MAH−g−EPDMは、55.5重量%のエチレン及び3.8重量%のENBを含み、20の最終MFR(230℃、10kg)及び0.7重量%の無水マレイン酸含量を有するマレイン酸化されたEPDMである。
C)MAH−g−EPは、65重量%のエチレンを含み、及び6の最終MFR(230℃、2.16kg)及び1.9重量%の無水マレイン酸含量を有するマレイン酸化されたEPMである。
D)EPDMは、55.5重量%のエチレン、44.5重量%のプロピレンを含み、25のムーニー[ML(1+4)、125℃]、及びエチレン及びプロピレンの重量の合計に基づいて3.8重量%のENBを有するターポリマーである。
E)EP−VNBは、77重量%のエチレン、23重量%のプロピレン、及び0.9重量%のVNBを含むターポリマーである。
F)EOは10g/10分のMI(190℃、2.16kg)を有する密度0・882のエチレン・オクテン・コポリマーである。
G)UltramidB3商標は、BASF社により製造された130cc/10分のMVR(230℃)を有するポリアミド6である。
以下の添加剤を用いた。
H)過酸化物として、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)−ヘキシン−(3)。
未グラフト化ポリマー及び過酸化物を含むグラフト化インターポリマーの改質剤成分用の混合物は、以下の混合サイクルを用いて1リットルのバンブリミキサーで生産した。500グラムのポリマー、続いて過酸化物及び次に残りのポリマー(500グラム)をミキサーに添加し、1分後にラムを押し下げ、混合を更に3分間続けた。温度が110℃〜120℃に達すると、マスターバッチを放出する。ローター速度は77rpmに設定した。ポリマー塊は、次に自由に流動するポリマーを供給するために粒状にする。
前記予め混合された改質剤マスターバッチを、次にアロイを形成するための以下の条件下でポリアミドと混合した。すなわち、無水マレイン酸グラフト化エチレン・コポリマー及び未グラフト化ポリマー及び過酸化物のマスターバッチを、以下の条件下でUltramidB3を用いて70/30の比率で混合するために、34mm、36L/D共回転インターメッシュ2軸押出機へ供給した。すなわち、100rpmスクリュー速度で時間当たり5kgの供給率、及び約230℃、230℃、230℃、210℃、210℃、210℃、210℃、210℃、260℃、260℃の温度プロフィールである。ストランドカッティング(strand cutting)を仕上げ作業として用いた。混合操作のある段階において、前記過酸化物を刺激し、大部分の改質剤成分の架橋が開始する。その結果、ポリアミドがマトリックス成分になるように位相転換を起こしながら、前記改質剤はポリアミドのマトリックスにおいて分散粒子の形成を開始する。
任意の実験を行なう前に、全てのペレットを射出成形前に乾燥空気オーブンにおいて85℃で8時間乾燥した。100mm×100mm×2.6mmの試験プレートを、ノズル、フロント、リアを有する30トンの射出成形機において、各々245℃、255℃、265℃、260℃、及び65℃の成形温度で生産した。
引張強度試験用のダンベルサンプル及び曲げ係数試験用の棒を、流れと交差する方法で切断した。前記サンプルを試験前に23℃、相対湿度50%で3日間調整した。引張強度データは、ISO527−Aに従って、速度200mm/分の5Aダンベルにおいて生成した。曲げ係数データは、速度1mm/分および42mmスパンで、52mm×25mm×2.6mmの試験棒を用いたISO178に従って生成した。硬度は、ASTM D2240に従い試験した。前記オイル加齢を、TL52185に記述されているようにエンジンオイルC.20SAE5W−40を用いたVW規格TL52361に従って試験した。
Figure 0004991528
Figure 0004991528
実施例10、13、14、及び16は、高張力と高伸長及び加齢に対する優れた成能を合わせもった。
下記表3における実施例19、20、及び21は、ポリアミドを用いた異なる方法において、3つの成分(マレイン酸化改質剤、未グラフト化ジエン・インターポリマー及び過酸化物)を混合することにより、良好な成能が得られることを示す。実施例19は、前記3つの成分の均質な混合物の添加を示している。実施例20は、前記3つの成分の乾燥混合物の添加を示し、一方実施例21は、EPDM及び過酸化物の均質な混合物と共にマレイン酸化改質剤の添加を示す。実施例22は、EPDM及び過酸化物マスターバッチを含むマレイン酸化改質剤の均質な混合物を含む乾燥混合物の添加を示す。
Figure 0004991528
Figure 0004991528
表4における実施例は、異なる混合温度が良好な結果をもたらすことを示す。

Claims (11)

  1. 熱可塑性アロイ用のペレット化された形態である非架橋改質剤であって、
    エチレンとα−オレフィンから成る20〜80重量%のインターポリマーであって、当該α−オレフィンは4〜12の炭素原子を有し、更にグラフト化前の状態においてメルト・インデックス0.3〜100及び密度0.85〜0.91を有する0.1〜4重量%の無水マレイン酸を用い、前記改質剤に基づき、当該α−オレフィンはグラフト化されていることを特徴とするインターポリマーと、
    インターポリマーを含むグラフト化されていない80〜20重量%のジエンであって、当該インターポリマーはNMRによって決定される少なくとも40重量%のエチレン由来の誘導単位成分と、3〜12の炭素原子を有するα−オレフィンの成分とを有し、更に150℃以上の融点を有するポリアミドを用いた後続の溶融混合の間に架橋させるのに有効量の架橋成分を含むジエンと、
    から成ることを特徴とする前記非架橋改質剤
  2. 前記グラフト化されたインターポリマーが、グラフト化前の状態において、50未満のメルト・インデックスと、0.89未満の密度を有することを特徴とする請求項1に記載の改質剤。
  3. 前記グラフト化されたエチレン・インターポリマーが、グラフト化されていないEPDMに対して、40重量%以上95重量%以下の量で存在することを特徴とする請求項1又は2に記載の改質剤。
  4. インターポリマーを含む前記グラフト化されていないジエンが、10〜100のムーニー粘度[ML(1+4)125℃]として表される分子量を有し、0.1〜3重量%のVNB誘導単位を含むエチレン・プロピレン・ビニルノルボルネン・インターポリマー、及び/又はエチレン・プロピレン・エチリデン・ノルボルネン・ビニルノルボルネン・インターポリマーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の改質剤。
  5. 10重量%以上及び/又は50重量%未満のエキステンダーオイルを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の改質剤。
  6. 0.5〜5重量%の助剤と結合して用いられる過酸化架橋成分又はフェノール樹脂架橋成分を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の改質剤。
  7. ポリアミドとの混合調製における、請求項1〜6のいずれか1項に記載のペレット化され、均一な非架橋改質剤の使用方法であって、前記ポリアミドが、架橋成分の硬化作用が引き起される温度以上の温度で全混合物を溶融混合することにより前記マトリックス成分を形成する方法。
  8. 前記ポリアミドが、ナイロン6であることを特徴とする請求項7に記載の使用方法。
  9. 前記ポリアミドが、ガラスビーズ、ガラス繊維又は無機充填剤及びそれらの組合わせのような充填剤を含み、前記ポリアミドはポリアミドの重量に基づいて少なくとも50重量%の当該充填剤を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の使用方法。
  10. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の改質剤を用いて熱可塑性アロイを生産する方法であって、
    A)前記架橋成分の硬化作用を引き起こし、前記ポリアミドがマトリックス成分となる位相転換が生じるような条件下で、前記改質剤と、アロイ中のポリマー性成分の総量に基づいて50重量%以下のポリアミドとを溶融混合する工程、及び
    B)得られた熱可塑性アロイを回収する工程
    を含む、前記方法。
  11. 請求項7の使用方法または請求項10に記載の方法によりアロイで形成された成形部分を有するリサイクル可能なラジエーターホース又はエアー・ダクト。
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