JP4991495B2 - 検査用保持部材及び検査用保持部材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デバイスの電気的特性を検査するための検査用保持部材及びその検査用保持部材の製造方法に関する。
例えばICチップなどのデバイスの電気的特性の検査は、例えばプローブ装置を用いて行われる。プローブ装置は、回路基板と複数のプローブピンを支持する接触子保持基板とを備えたプローブカードと、これらプローブピンに対向して設置され、デバイスが形成されたチップを保持することが可能な保持部材と、保持部材を吸着保持する載置台とを有している。そしてこれらの複数のプローブピンをデバイスの各電極に接触させ、各プローブピンから当該電極に対して検査用の電気信号を印加することにより、デバイスの電気的特性の検査を行っている。
このようなデバイスの電気的特性の検査を適正に行うためには、チップが保持部材の所定の位置に保持されていることが必要になる。そこで、チップの保持部材の材料に例えば加工が容易なセラミックを用い、保持部材の表面にチップを収納するための収納部を形成し、収納部の底部にチップを吸着保持するための吸引孔を形成することが提案されている。この吸引孔は保持部材を貫通して複数設けられ、保持部材の裏面に形成された空気吸引通路(吸引溝)に連通している。そして、載置台からの吸引によって、保持部材及びチップが吸引される(特許文献1)。
特開平7−98361号公報
しかしながら、上述のように保持部材にセラミックを用いた場合、保持部材の加工は容易となるが、保持部材の平面度が低くなり、また薄くすることができない。さらに、保持部材を製造するコストが高くなる。
そこで、発明者らは、保持部材の材料にシリコン又はガラスを用いることを試みた。シリコン又はガラスは、セラミックに比べて平面度が高く、また適正な剛性を保ちつつ薄くでき、さらに製造コストが安いという利点がある。また、シリコンは、セラミックに比べて熱伝導率が良い。
しかしながら、保持部材にシリコン又はガラスのいずれを用いても、保持部材の裏面の吸引溝などの複雑な形状を機械加工によって所定の形状に加工することは困難であった。特に、薄くした状態で保持部材を直接加工すると、保持部材の強度が弱くなって、必要な剛性を保てないことがあり、複雑な形状の形成を困難にさせる要因の一つになっていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、デバイスの電気的特性の検査において、シリコン又はガラスを用いた検査用保持部材に、複雑な形状の吸引溝などを所定の形状に形成することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、デバイスの電気的特性を検査する際に、そのデバイスを保持する検査用保持部材であって、デバイスが形成された複数のチップを所定の位置に載置可能で、シリコン又はガラスからなる基台を有し、前記基台の裏面には、レジスト膜が形成され、前記基台には、当該基台を貫通し、当該基台に載置されたチップを吸引して保持する複数の吸引孔が形成され、前記レジスト膜には、前記吸引孔に連通する吸引溝が形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、基台の裏面にレジスト膜を形成しているので、当該レジスト膜に複雑な形状の吸引溝を容易かつ適切に形成することができる。具体的には、例えばレジスト膜をフォトリソグラフィー処理によりレジスト膜をパターニングすることによって、基台の裏面に吸引溝を所定の形状に形成することができる。これによって、基台を直接加工する必要がないので、基台にシリコン又はガラスを用いることができる。
前記レジスト膜は、前記吸引溝によって複数の領域に分割されているのが好ましい。
前記基台のチップが載置される領域に対応する前記吸引溝内には、前記レジスト膜の一部が残存していてもよい。
前記基台のチップが載置される領域以外の領域に対応する前記吸引溝内には、前記レジスト膜の一部がさらに残存していてもよい。
前記吸引孔は前記基台の縦方向および横方向に並び、前記吸引溝は交差していてもよい。
前記レジスト膜は、レジストシートであってもよい。
前記基台の表面には、前記チップを位置決め可能で、レジストからなる位置決め部材が形成されていてもよい。
前記位置決め部材は、レジストシートであってもよい。
別な観点による本発明は、デバイスの電気的特性を検査する際に、そのデバイスを保持する検査用保持部材の製造方法であって、デバイスが形成された複数のチップを所定の位置に載置可能で、シリコン又はガラスからなる基台の表面又は裏面に、前記チップを吸引して保持する吸引孔を前記基台に貫通加工して形成する工程と、前記基台の裏面にレジストシートを積層し、当該レジストシートに前記吸引孔に連通する吸引溝のパターンを露光する工程と、前記基台の裏面を現像する工程と、を有することを特徴としていてもよい。
前記基台の表面にレジストシートを積層し、当該レジストシートに前記チップの位置決めをする位置決め部材のパターンを露光する工程と、前記基台の表面を現像する工程と、をさらに有していてもよい。
前記基台の裏面を現像する工程と、前記基台の表面を現像する工程において、当該基台の表面及び裏面を同時に現像してもよい。
本発明によれば、基台の裏面に形成したレジスト膜に複雑な形状の吸引溝を容易かつ所定の形状に形成することができ、基台にシリコン又はガラスを用いることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる検査用保持部材を有するプローブ装置1の構成の概略を示す説明図である。
プローブ装置1は、図1に示すように例えばプローブカード2と、デバイスが形成されているチップCを保持する検査用保持部材3と、検査用保持部材3を吸着保持するチャック4と、チャック4を移動させる移動機構5と、テスタ6などを備えている。
プローブカード2は、複数のプローブピン10を下面に支持した接触子保持基板11と、その接触子保持基板11の上面側に取り付けられた回路基板12を備えている。プローブピン10は、接触子保持基板11の本体を通じて回路基板12に電気的に接続されている。プローブカード2には、テスタ6が電気的に接続されており、テスタ6から回路基板12を介して各プローブピン10に電気的特性の検査のための電気信号を送受信できる。
チャック4は、水平な上面を有する略円盤状に形成されている。チャック4の上面には、検査用保持部材3を吸着するための吸引口4aが設けられている。吸引口4aには、チャック4の内部を通って外部の負圧発生装置15に通じる吸引管4bが接続されている。
移動機構5は、チャック4を昇降するシリンダなどの昇降駆動部20と、昇降駆動部20を水平方向のX方向とY方向の直交する2方向に移動させるX−Yステージ21を備えている。これにより、チャック4に保持された検査用保持部材3を三次元移動させ、検査用保持部材3の表面の所定の位置に、上方にある特定のプローブピン10を接触させることができる。
チャック4に吸着される検査用保持部材3は、図2に示すように円盤状の基台30を有している。基台30の材料には、例えばシリコン又はガラスが用いられる。
基台30の表面には、チップCの位置決めをする位置決め部材31が、基台30の表面の例えば縦方向(X方向)及び横方向(Y方向)に整列されて複数形成されている。位置決め部材31は、チップCが載置される領域Tの外枠に沿って形成されており、図3に示すようにチップCの側面に当接してチップCを位置決めするようになっている。位置決め部材31は、例えばレジストシート32、33を2層積層することで形成される。
基台30の裏面には、図4に示すようにレジスト膜40が形成されている。レジスト膜40は、例えばレジストシートを積層することで形成される。レジスト膜には、吸引溝41がX−Y方向に交差して形成されている。吸引溝41が交差する交差部41aは、基台30のチップCが載置される領域Tに対応する位置に形成されている。そしてこれら交差部41a同士間を連結部41bがX−Y方向に連結している。このように吸引溝41が形成されることにより、レジスト膜40は複数の領域に分割されている。吸引溝41は、レジスト膜40が接するチャック4の吸引口4aに連通している。また、吸引溝41の交差部41a及び連結部41b内には、レジスト膜40の一部が残存して支柱部材42が複数形成されている。支柱部材42は、例えば交差部41a内の中心に1箇所形成され、連結部41b内の長手方向の中心に沿って2箇所形成されている。支柱部材42は、図3に示すようにチップCにプローブピン10の針圧がかかった際の荷重や基台30の自重による荷重を支えることができ、交差部41aや連結部41bが開口していることによって生じる基台30やチップCのたわみを抑えることができる。
基台30の表面のチップCが載置される領域Tには、図2に示すように複数の吸引孔50がX−Y方向に形成されている。吸引孔50は、図3に示すように基台30を貫通し、基台30の裏面の吸引溝41に連通している。吸引孔50は、吸引溝41の交差部41a内の支柱部材42と干渉しない位置に形成されている。そして、検査用保持部材3をチャック4上に載置する際、吸引孔50、吸引溝41及びチャック4の吸引口4aが連通し、チャック4の吸引口4aからの吸引によって、検査用保持部材3が吸引されると共に、チップCを検査用保持部材3の表面に吸着することができる。
本実施の形態にかかる検査用保持部材3を有するプローブ装置1は以上のように構成されており、次に、検査用保持部材3の製造方法と、その検査用保持部材3を有するプローブ装置1で行われるデバイスの電気的特性の検査方法について説明する。
先ず、検査用保持部材3の製造方法について説明する。基台30の表面に吸引孔50の位置を示すアライメントマークを標す。そしてそのアライメントマークに基づいて、図5(a)に示すように吸引孔50を基台30に貫通加工して形成する。なお、アライメントマークは、基台30の裏面に標してもよい。
基台30に吸引孔50が形成されると、図5(b)に示すように基台30の表面にレジストシート32、33を積層し、位置決め部材31のパターンを露光する。また基台30の裏面にもレジストシートを積層してレジスト膜40を形成し、吸引溝41(交差部41a、連結部41b)及び支柱部材42のパターンを露光する。
基台30の表面と裏面を露光した後、図5(c)に示すように当該露光した部分に基づいて基台30の表面と裏面を現像する。この現像においては、基台30の表面と裏面を同時に現像してもよい。以上のように検査用保持部材3が製造される。
次に、この検査用保持部材3を有するプローブ装置1で行われるチップC上のデバイスの電気的特性の検査方法について説明する。
先ず、複数のチップCが図3に示すように検査用保持部材3の各領域Tに載置される。この際、チップCは、位置決め部材31により位置決めされる。次に、検査用保持部材3が図1に示すようにチャック4上に吸着保持される。この際、チャック4の吸引力により、チップCが吸引孔50から吸引されて固定される。続いて、移動機構5により、チャック4が水平方向に移動されX―Y方向のチップCの位置が調整され、その後チャック4が上昇される。こうして、図3に示すように各チップC上のデバイスにプローブピン10が接触される。
そして、テスタ6によって、例えばプローブピン10、10間に高電圧が印加され、プローブピン10とデバイスとの間に電流が流れ、デバイスの例えば耐圧試験が行われる。またこの際、例えばテスタ6に内蔵された図示しないモニタよって、プローブピン10、10間の電圧が測定され、検査時にデバイスに実際にかかっている電圧が計測される。この実際の印加電圧を計測することによって、接触抵抗等により発生する電気的損失を考慮した正しい負荷をデバイスに印加することができる。このように4端子ケルビン測定を用いてデバイスの電気的特性の検査が行われる。
電気的特性の検査が終了すると、駆動機構5によりチャック4が下降し、各プローブピン10がチップCから離される。その後、検査用保持部材3がチャック4から取り外されて、一連の検査プロセスが終了する。
以上の実施の形態によれば、検査用保持部材3の基台30の裏面にレジスト膜40を形成した後、このレジスト膜40を露光、現像しているので、レジスト膜40に複雑な形状の吸引溝41を容易かつ所定の形状に形成することができる。これによって、基台30を直接加工する必要がないので、基台30にシリコン又はガラスを用いることができる。
このように、基台30にシリコン又はガラスを用いることができるので、従来の基台にセラミックを用いた場合に比べて、基台30の平面度を高くすることができる。また、基台30の適正な剛性を保ちつつ、基台30を薄くできる。さらに、基台30の製造コストを安くすることができる。また、基台30にシリコンを用いた場合には、従来のようにセラミックを用いた場合に比べて熱伝導率を良くすることができる。
基台30の裏面のレジスト膜40に、吸引溝41が交差して形成されているので、吸引溝41によってレジスト膜40が複数に分割される。これによって、基台30とレジスト膜40の熱膨張率の差によりレジスト膜40に負荷される応力を緩和することができる。したがって、チップC上のデバイスの検査をする際の雰囲気温度が変化する場合でも、本発明の検査用保持部材3を用いてデバイスの電気的特性の検査を適正に行うことができる。
基台30の吸引溝41の交差部41aや連結部41bに支柱部材42を形成しているので、チップCにプローブピンCの針圧がかかった際の荷重や基台30の自重による荷重を支柱部材42が支えることができる。これによって、交差部41aや連結部41bが開口していることによって生じる基台30やチップCのたわみを抑えることができる。
基台30の裏面のレジスト膜40が基台30のシリコン又はガラスよりも柔軟性を有するため、検査用保持部材3をチャック4に密着させることができる。
基台30の表面にはレジストシート32、33を積層した後、レジストシート32、33を露光、現像しているので、位置決め部材31を容易かつ所定の位置に形成することができる。これによって、チップCを基台30の所定の位置に精度よく載置することができる。
基台30の表面のチップCが載置される領域Tには、裏面の吸引溝41に連通する吸引孔50を形成しているので、吸引口4aからチップCを吸引し、基台30上のチップCを安定的に保持することができる。
基台30の表面と裏面にレジストシートを積層しているので、レジストを塗布する場合に比べて、膜の厚みの均一性が高く、検査用保持部材3の表面と裏面の平面性を保つことができる。
以上の実施の形態では、基台30にシリコン又はガラスを用いていたが、シリコン酸化物を用いてもよい。かかる場合でも、従来の基台にセラミックを用いた場合に比べて、基台30の平面度を高くすることができ、また基台30の適正な剛性を保ちつつ、基台30を薄くでき、さらに基台30の製造コストを安くすることができる。
また、基台30の表面と裏面にレジストシートを積層していたが、これに代えて基台30の材料であるシリコン又はガラスよりも柔軟性を有する材料、例えば感光性のポリイミドや耐熱性の樹脂を用いてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、デバイスの電気的特性の検査において、デバイスを適正な位置に保持し、要求される検査を精度よく安定的に行う際に有用である。
本実施の形態にかかる検査用保持部材を搭載した、プローブ装置の構成の概略を示す平面図である。 検査用保持部材の表面の平面図である。 検査用保持部材の縦断面図である。 検査用保持部材の裏面の平面図である。 検査用保持部材の製造工程を示した説明図であり、(a)は基台に吸引孔が形成された様子を示し、(b)は基台の表面と裏面にレジストシートが積層された様子を示し、(c)は基台の表面に位置決め部材を形成し、裏面に吸引溝と支柱部材を形成した様子を示している。
符号の説明
1 プローブ装置
2 プローブカード
3 検査用保持部材
4 チャック
10 プローブピン
30 基台
31 位置決め部材
32、33 レジストシート
40 レジスト膜
41 吸引溝
41a 交差部
41b 連結部
42 支柱部材
50 吸引孔
C チップ
T チップが載置される領域

Claims (11)

  1. デバイスの電気的特性を検査する際に、そのデバイスを保持する検査用保持部材であって、
    デバイスが形成された複数のチップを所定の位置に載置可能で、シリコン又はガラスからなる基台を有し、
    前記基台の裏面には、レジスト膜が形成され、
    前記基台には、当該基台を貫通し、当該基台に載置されたチップを吸引して保持する複数の吸引孔が形成され、
    前記レジスト膜には、前記吸引孔に連通する吸引溝が形成されていることを特徴とする、検査用保持部材。
  2. 前記レジスト膜は、前記吸引溝によって複数の領域に分割されていることを特徴とする、請求項1に記載の検査用保持部材。
  3. 前記基台のチップが載置される領域に対応する前記吸引溝内には、前記レジスト膜の一部が残存していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の検査用保持部材。
  4. 前記基台のチップが載置される領域以外の領域に対応する前記吸引溝内には、前記レジスト膜の一部がさらに残存していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の検査用保持部材。
  5. 前記吸引孔は前記基台の縦方向および横方向に並び、
    前記吸引溝は交差していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の検査用保持部材。
  6. 前記レジスト膜は、レジストシートであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の検査用保持部材。
  7. 前記基台の表面には、前記チップを位置決め可能で、レジストからなる位置決め部材が形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の検査用保持部材。
  8. 前記位置決め部材は、レジストシートであることを特徴とする、請求項7に記載の検査用保持部材。
  9. デバイスの電気的特性を検査する際に、そのデバイスを保持する検査用保持部材の製造方法であって、
    デバイスが形成された複数のチップを所定の位置に載置可能で、シリコン又はガラスからなる基台の表面又は裏面に、前記チップを吸引して保持する吸引孔を前記基台に貫通加工して形成する工程と、
    前記基台の裏面にレジストシートを積層し、当該レジストシートに前記吸引孔に連通する吸引溝のパターンを露光する工程と、
    前記基台の裏面を現像する工程と、を有することを特徴とする、検査用保持部材の製造方法。
  10. 前記基台の表面にレジストシートを積層し、当該レジストシートに前記チップの位置決めをする位置決め部材のパターンを露光する工程と、
    前記基台の表面を現像する工程と、をさらに有することを特徴とする、請求項9に記載の検査用保持部材の製造方法。
  11. 前記基台の裏面を現像する工程と、前記基台の表面を現像する工程において、
    当該基台の表面及び裏面を同時に現像することを特徴とする、請求項10に記載の検査用部材の製造方法。
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