JPH0794561A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

Info

Publication number
JPH0794561A
JPH0794561A JP23819093A JP23819093A JPH0794561A JP H0794561 A JPH0794561 A JP H0794561A JP 23819093 A JP23819093 A JP 23819093A JP 23819093 A JP23819093 A JP 23819093A JP H0794561 A JPH0794561 A JP H0794561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
probe card
contactor
printed circuit
probe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23819093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2995134B2 (ja
Inventor
Kunio Sano
國夫 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd, Tokyo Electron Yamanashi Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP5238190A priority Critical patent/JP2995134B2/ja
Priority to KR1019940022151A priority patent/KR100283444B1/ko
Publication of JPH0794561A publication Critical patent/JPH0794561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995134B2 publication Critical patent/JP2995134B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】被検査体の接触パッドに多少の凹凸が存在して
も、両者がフィットして接触パッドと接触子とが確実に
接触して電気的に導通状態となるため、精度の高い測定
を行うことができるプローブ装置を提供することにあ
る。 【構成】半導体ウエハ12を載置する載置台13を有し
た装置本体10に半導体ウエハ12に対向するプリント
基板42を設け、このプリント基板42の配線層に両端
部が電気的に接続され、中間部に半導体ウエハ12の電
極パッドに接触する接触子53を配置した接触子配置領
域52を備えた可撓性を有するプローブカード21を設
ける。このプローブカード21の接触子配置領域52の
周囲に、前記プリント基板42を基準面として接触子配
置領域52と半導体ウエハ12との平行度を保つ剛性を
有するフレーム54を設けると共に、前記プローブカー
ド21の接触子配置領域52の裏面側に半導体ウエハ1
2の接触パッドと接触子53とが接触したとき、その接
触部に接触圧を付与する流体チャンバ57を設けたこと
にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体デバイスのよ
うな被検査体の電気的特性を測定するプローブ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、半導体デバイスは、半導体
ウエハ上に精密写真転写技術等を用いて多数形成され、
この後、各半導体デバイス毎にウエハは切断される。こ
のような半導体デバイスの製造工程では、従来からプロ
ーブ装置を用いて、半完成品の半導体デバイスの電気的
な特性の試験判定を、半導体ウエハの状態で行い、この
試験測定の結果良品と判定されたもののみをパッケージ
ング等の後工程に送り、生産性の向上を図ることが行わ
れている。
【0003】前記プローブ装置は、X−Y−Z−θ方向
に移動可能に構成された被検査体載置台としての載置台
を備えており、この載置台上には、被検査体としての半
導体ウエハの電極パッドに対応した多数のプローブ針を
備えたプローブカードが固定される。そして、載置台上
に半導体ウエハを設置し、載置台を駆動して半導体ウエ
ハの電極パッドにプローブ針を接触させ、このプローブ
針を介してテスタにより試験測定を行うよう構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、半導
体デバイスが益々微細化し、回路の集積度が高くなって
きており、電極パッドのサイズが微細化し、その間隔も
極狭くなってきている。例えば、半導体デバイスの各電
極パッドは、一辺が60μm〜100μm角であり、各
電極パッド列の相互間ピッチ距離は100μm〜200
μmである。したがって、前述のように、プローブカー
ドの限られたスペースに、例えば数百本と多数本のプロ
ーブ針を配置することが技術的に困難で、限界に近付き
つつある。
【0005】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、半導体デバイスの微
細化に伴って電極パッドのサイズが微細化し、その間隔
も高密度化されてきていても、その電極パッドに対応し
てプローブカードに接触子を配置することができ、電極
パッドに対して接触子を確実に位置決めして接触させる
ことができ、半導体デバイスの電気的特性の測定が高精
度に行うことができるプローブ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、請求項1は、被検査体を載置する載置台
を有した装置本体と、この装置本体に設けられ前記載置
台に載置された被検査体に対向するプリント基板と、こ
のプリント基板の配線層に両端部が電気的に接続され、
中間部に前記被検査体の電極パッドに接触する接触子を
配置した接触子配置領域を備えた可撓性を有するプロー
ブカードと、このプローブカードの接触子配置領域の周
囲に設けられ前記プリント基板を基準面として接触子配
置領域と前記被検査体との平行度を保つ剛性を有するフ
レームと、前記プローブカードの接触子配置領域の裏面
側に設けられ前記被検査体の接触パッドと接触子とが接
触したとき、その接触部に接触圧を付与する弾性部材と
を具備したことにある。
【0007】
【作用】プローブカードに剛性を有するフレームを設
け、プリント基板を基準面としてプローブカードを設け
ることにより、接触子配置領域と被検査体との平行度を
保つことができる。さらに、プローブカードが可撓性を
有し、その接触子配置領域の裏面側に弾性部材が設けら
れているため、被検査体の接触パッドと接触子とが接触
したとき、その接触部に弾性的に接触圧を付与すること
ができ、被検査体の接触パッドに多少の凹凸が存在して
も、両者がフィットして接触パッドと接触子とが接触し
て電気的に導通状態となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面を参照して
説明する。図1〜図4図は第1の実施例を示し、図1は
プローブカードの取付け構造を示す縦断正面図、図2は
プロープカードの斜視図、図3はプローブ装置全体の構
成図、図4は載置台の斜視図である。
【0009】図3において、符号10はプローブ装置本
体を示し、ほぼ中央にはメインステージ11が設けられ
ている。このメインステージ11には、被検査体として
の半導体ウエハ12の、後述する載置台13が取り付け
られている。このメインステージ11は水平面内におい
てX方向ならびにY方向に載置台13と共に移動可能に
なっている。この載置台13の上方には後述するプロー
ブ機構14が設けられている。図示していないが、装置
本体10の中央手前側にはアラインメントユニットが設
けられている。このユニットには、アラインメント用の
画像認識装置としてのカメラが設けられている。アライ
ンメントのために、載置台13はこのカメラの下方にま
で移動される。
【0010】装置本体10の右側にはオートローダ15
が、また左側にはプローブカード交換機16が夫々設け
られている。オートローダ15には多数の半導体ウエハ
12を互いに垂直方向に所定間隔を有して収容したウエ
ハカセット17がカセット載置台18上に交換可能に配
置されている。このウエハカセット17と前記載置台1
3との間には水平面内で移動可能なローダステージ19
と、図示しないY方向駆動機構とZ方向昇降機構とによ
り駆動可能なウエハハンドリングアーム20とが設けら
れている。半導体ウエハ12をプローブ検査するときに
は、ウエハはローダステージ19により載置台13近く
に搬送され、ハンドリングアーム20により載置台13
上に移される。検査後は、ウエハはハンドリングアーム
20によりローダステージ19上に移され、ローダステ
ージ19によりウエハカセット17に搬送される。
【0011】プローブカード交換機16には後述する複
数種類のプローブカード21がカードホルダ22に対し
て支持され、垂直方向に所定間隔を有して複数個収容さ
れている。
【0012】前記載置台13を、図4を参照してさらに
詳しく説明する。この載置台13は、X方向に延在され
る2本のレールに沿ってX方向に移動可能なXステージ
31aと、このXステージ31a上をY方向に延在され
る2本のレールに沿ってY方向に移動可能なYステージ
31bとを備えている。このX,Yステージ31a,3
1bは、パルスモータなどを含む慣用の駆動機構によっ
て水平面内をX方向とY方向とに駆動される。Yステー
ジ31b上に搭載されたチャック32は、慣用の昇降機
構によって上下方向(Z方向)に駆動されると共に、そ
の中心を通りZ軸に平行な中心線の周りに慣用の回転機
構によって回転されるようになっている。
【0013】Yステージ31bの側面には昇降機構34
が固定されている。この昇降機構34には上下方向に昇
降自在な移動カメラ33が保持されている。この移動カ
メラ33は、高倍率部33aと低倍率部33bとから構
成されている。
【0014】チャック32の側面には、その径方向に水
平に突出する小片35が固定されている。この小片35
は、導電性薄膜、例えばITO(indium tin oxide)薄
膜あるいはクロムを用いて描かれた十字マークの中心に
よって定義されるターゲット35aが表面に形成された
短冊状の透明板からなる。これはカメラ33により検出
する際の基準点として機能する。また、十字状の薄膜の
周辺には、これを覆うように導電性透明薄膜、例えばI
TOの薄膜が配設される。導電性透明薄膜は、静電容量
センサによるZ方向の位置検出を可能とするために配設
されている。
【0015】ターゲット35aが形成された小片35
は、チャック32の回転により移動カメラ33の高倍率
部の光軸上に移動し、かつここから退避できるようにな
っている。また、小片35はチャック32に着脱自在に
取付けるように構成することも可能である。
【0016】また、この発明の要部であるプローブ機構
14は、図1および図2に示すように構成されている。
すなわち、装置本体10の上部にはメインステージ11
に対向して開口部40が設けられている。この開口部4
0の開口縁は取付け段部41に形成され、この取付け段
部41には開口部40を閉塞するように設けられたプリ
ント基板42が固定ねじ43によって固定されている。
【0017】このプリント基板42はエポキシ系の基板
本体44の上面および下面にプリント配線層45a,4
5bが形成されていると共に、プリント基板42にはそ
の中央部を基準として左右対称的に複数の配線コネクタ
46…を配置した配線コネクタ群47が設けられてい
る。さらに、これら配線コネクタ群47にはプリント基
板42を貫通する取付け孔48が設けられている。
【0018】また、左右の配線コネクタ群47相互間に
位置する前記プリント基板42の下面には硬質の合成樹
脂材料または金属材料からなる支持ブロック49が固定
ねじまたは接着剤によってプリント基板42に対して固
定されている。この支持ブロック49は肉厚の矩形枠状
に形成され、中央部の空間部50が形成されていると共
に、下面に係合段部51が形成されている。そして、前
記支持ブロック49に対して前記プローブカード21が
支持された状態で、プリンク基板42に対して着脱可能
に取付けられている。
【0019】すなわち、プローブカード21は、可撓性
を有する矩形状の絶縁板状体からなる基板21aにフレ
キシブルプリント回路(FPC)21bを組み合わせた
ものであり、基板21aの長手方向の両端部にはコネク
タ21cが設けられている。このコネクタ21cにはフ
レキシブルプリント回路21bと電気的に接続された複
数のコネクタピン21dが設けられていると共に、貫通
孔21eが穿設されている。
【0020】さらに、基板21aの長手方向の中間部に
は接触子配置領域52が設けられ、この接触子配置領域
52には前記半導体ウエハ12の1つのチップに対応し
て同サイズで、同チップの電極パッドと同ピッチに配置
された多数の接触子53が基板21aの下面から突出し
た状態に設けられている。また、接触子配置領域52の
周囲に位置する基板21aの上面にはアルミニウム材料
等の剛性を有する材料によって形成された矩形枠状のフ
レーム54が一体に接着されている。すなわち、基板2
1aは可撓性を有する材料で形成されているため、全体
がフレキシブル性に富んでいるが、フレーム54によっ
て接触子配置領域52を含む周囲の平面度を維持し、ま
た伸び、撓みを規制して接触子53のピッチを維持して
いる。
【0021】このように構成されたプローブカード21
は、そのフレーム54を前記支持ブロック49の下面の
係合段部51に嵌合し、支持ブロック49に対して固定
ねじまたは真空吸着等によって位置決め固定される。ま
た、基板21aの長手方向の両端部のコネクタ21cは
プリント基板42の配線コネクタ群47にそれぞれ位置
決めされ、コネクタピン21dを配線コネクタ46に接
続することにより、プリント基板42とプローブカード
21とが電気的に接続される。さらに、コネクタ21c
に設けられた貫通孔21eにその下側から固定ねじ55
を挿入し、その固定ねじ55をプリント基板42の取付
け孔48に挿通してプリント基板42の上面側でナット
56により締め付けることにより固定される。
【0022】したがって、プリント基板42に対してプ
ローブカード21が電気的および機械的に接続状態とな
り、プローブカード21の中間部は支持ブロック49の
存在によってコネクタ21cより僅かに下方へ突出した
状態になる。しかも、ここで、重要なことは、載置台1
3に載置された半導体ウエハ12に対してプローブカー
ド21の接触子配置領域52を平行に保つことにある
が、フレーム54の存在によりプリント基板42の下面
を基準面としてプローブカード21を取付けることがで
き、接触子配置領域52と半導体ウエハ12との平行度
を簡単に、しかも正確に保つことができることである。
【0023】また、前記支持ブロック49の空間部50
には弾性部材としての流体チャンバ57が収納されてい
る。この流体チャンバ57は内部に気体または液体を封
入した可撓性を有する袋体であり、所定量以上の流体が
封入されて加圧されたとき、その上面がプリント基板4
2の下面に、下面がプローブカード21の裏面に圧接す
るようになっており、周囲は横方向の膨張を規制するた
めにガイド筒58によって囲繞されている。
【0024】流体チャンバ57には圧力センサ59が設
けられていると共に、流体供給源(図示しない)と接続
する流体流入口60および流体流出口61が設けられて
いる。この流体流入口60および流体流出口61にはそ
れぞれ電磁バルブ60a,61aが設けられている。そ
して、この電磁バルブ60a,61aは圧力センサ59
の圧力検出信号に基づいて制御装置62により開閉制御
され、流体チャンバ57の圧力がコントロールされるよ
うになっている。
【0025】例えば、前記制御装置62には圧力センサ
59の圧力検出信号を受信するCPU63およびこのC
PU63からの出力信号によって電磁バルブ60a,6
1aの開閉および開度調整する流量コントローラ64,
65が設けられている。
【0026】なお、図3において、66はプリント基板
42の上部に設けられたコンタクトリングであり、上下
に突出する導電性ピン67が配置され、プリント基板4
2と電気的に接続されており、このコンタクトリング6
6にはテストヘッド68が載置されている。このテスト
ヘッド68はテスタ69に接続されている。そして、テ
スタ69は所定の電源電圧や検査パルス信号を半導体ウ
エハ12のチップに印加し、チップ側からの出力信号を
取り込んでチップの良否を判定するようになっている。
【0027】次に、前述のように構成されたプローブ装
置の作用について説明する。まず、ウエハカセット17
の内部の半導体ウエハ12をハンドリングアーム20に
よって把持してメインステージ11の載置台13に受け
渡す。載置台13にはチャック32が設けられ、半導体
ウエハ12をチャッキングした後、公知の手段によって
チャック32をX、Y、θ方向の位置調整し、プローブ
カード21と半導体ウエハ12との平面方向の位置合わ
せを行う。
【0028】この場合、1枚の半導体ウエハ12には例
えば64個の半導体チップが形成されており、プローブ
カード21には1個の半導体チップに対応する接触子配
置領域52が設けられているため、チャック32をX、
Y、θ方向の位置調整し、プローブカード21の接触子
配置領域52と半導体ウエハ12の半導体チップとを位
置決めする。
【0029】次に、載置台13をZ方向、つまり上昇さ
せると、半導体ウエハ12の半導体チップに形成された
電極パッドがプローブカード21の接触子配置領域52
に設けられた接触子53に接触する。
【0030】一方、プローブカード21の裏面側に設け
られた流体チャンバ57には所定量の流体が供給され、
膨張してプローブカード21をその裏面側から弾性的に
押圧しているため、載置台13の上昇によって半導体ウ
エハ12の電極パッドがプローブカード21の接触子5
3と弾性的に圧接状態となり、半導体ウエハ12の各電
極パッドは接触子53を介してプローブカード21に電
気的に接続される。
【0031】したがって、半導体ウエハ12はプローブ
カード21からテストヘッド68を介してテスタ69に
電気的に導通状態となり、テストヘッド68は所定の電
圧や検査信号を半導体ウエハ12の半導体チップに与
え、半導体チップ側からの出力信号を取り込んでチップ
の良否を判定する。
【0032】このようにプローブカード21に剛性を有
するフレーム54を設け、プリント基板42を基準面と
してプローブカード21を設けることにより、接触子配
置領域52と半導体ウエハ12との平行度を保つことが
できる。さらに、プローブカード21が可撓性を有し、
その接触子配置領域52の裏面側から流体チャンバ57
によって接触子配置領域52にバックアップを付与する
ことにより、半導体ウエハ12の接触パッドと接触子5
3とが接触したとき、その接触部に弾性的に接触圧を付
与することができる。この結果、半導体ウエハ12の接
触パッドに多少の凹凸が存在しても、両者がフィットし
て接触パッドと接触子53とが確実に接触して電気的に
導通状態となるため、精度の高い測定を行うことができ
る。
【0033】また、流体チャンバ57の内部圧力は圧力
センサ59によって常時検出され、CPU63に検出信
号を送信している。したがって、内部圧力が低下した場
合、CPU63から流量コントローラ64に開弁指令信
号を出力し、流量コントローラ64によって電磁バルブ
60aを開弁制御することにより、流体チャンバ57に
流体を供給して内部圧力を上昇させることができる。
【0034】また、周囲温度の上昇等の何等かの影響に
よって流体チャンバ57の内部圧力が上昇した場合、圧
力センサ59がこれを検出し、CPU63に検出信号を
送信することにより、CPU63から流量コントローラ
65に開弁指令信号を出力し、流量コントローラ65に
よって電磁バルブ61aを開弁制御することにより、流
体チャンバ57の流体を排出して内部圧力を低下させる
ことができる。
【0035】なお、前記第1の実施例においては、支持
ブロック49とコネクタ21cとを別体にしたが、支持
ブロック49に一体にコネクタ21cを設けてもよい。
図5は第2の実施例を示し、第1の実施例と同一構成部
分は同一番号を付して説明を省略する。この実施例にお
けるプローブカード70は、可撓性を有する矩形状の絶
縁板状体からなる基板71aにフレキシブルプリント回
路(FPC)71bを組み合わせたものであり、基板7
1aの長手方向の両端部にはバンプまたはパッドからな
る多数の接触片71cが設けられている。これら接触片
71cにはフレキシブルプリント回路71bと電気的に
接続されていると共に、基板71aの両端部には貫通孔
71dが穿設されている。
【0036】さらに、基板71aの長手方向の中間部に
は第1の実施例と同様に接触子配置領域52が設けら
れ、この接触子配置領域52には前記半導体ウエハ12
の1つのチップに対応して同サイズで、同チップの電極
パッドと同ピッチに配置された多数の接触子53が基板
71aの下面から突出した状態に設けられている。
【0037】また、基板71aの長手方向の両端部の接
触片71cはプリント基板42の配線層45bに設けら
れた電極72にそれぞれ位置決めされ、プリント基板4
2とプローブカード70とが電気的に接続される。さら
に、プローブカード70の両端部に設けられた貫通孔7
1dにその下側から固定ねじ55を挿入し、その固定ね
じ55をプリント基板42の取付け孔48に挿通してプ
リント基板42の上面側でナット56により締め付ける
ことにより固定されている。
【0038】このように構成されたプローブカード70
によれば、両端部にコネクタが不要となり、第1の実施
例の効果に加え、プローブカード70の構成の簡素化を
図ることができると共に、プリント基板42の下面側に
コネクタが突出しないため、他の部材との干渉を防止で
きるという効果がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、可撓性を有するプローブカードに接触子を設けるこ
とにより、半導体デバイスの微細化に伴って電極パッド
のサイズが微細化し、その間隔も高密度化されてきてい
ても、その電極パッドに対応してプローブカードに接触
子を配置することができる。
【0040】さらに、可撓性を有するプローブカードに
剛性を有するフレームを設け、プリント基板を基準面と
してプローブカードを設けることにより、接触子配置領
域と被検査体との平行度を保つことができる。さらに、
プローブカードの裏面側から弾性部材によって接触子配
置領域にバックアップを付与することにより、被検査体
の接触パッドと接触子とが接触したとき、その接触部に
弾性的に接触圧を付与することができる。この結果、被
検査体の接触パッドに多少の凹凸が存在しても、両者が
フィットして接触パッドと接触子とが確実に接触して電
気的に導通状態となるため、精度の高い測定を行うこと
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すプローブ装置の
要部の縦断正面図。
【図2】同実施例のプローブカードの斜視図。
【図3】同実施例のプローブ装置の全体の概略的構成
図。
【図4】同実施例の載置台の斜視図。
【図5】この発明の第2の実施例を示すプローブ装置の
要部の縦断正面図。
【符号の説明】
10…装置本体、12…半導体ウエハ(被検査体)、1
3…載置台、21…プローブカード、42…プリント基
板、52…接触子配置領域、53…接触子、54…フレ
ーム、57…流体チャンバ(弾性部材)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査体を載置する載置台を有した装置
    本体と、 この装置本体に設けられ前記載置台に載置された被検査
    体に対向するプリント基板と、 このプリント基板の配線層に両端部が電気的に接続さ
    れ、中間部に前記被検査体の電極パッドに接触する接触
    子を配置した接触子配置領域を備えた可撓性を有するプ
    ローブカードと、 このプローブカードの接触子配置領域の周囲に設けられ
    前記プリント基板を基準面として接触子配置領域と前記
    被検査体との平行度を保つ剛性を有するフレームと、 前記プローブカードの接触子配置領域の裏面側に設けら
    れ前記被検査体の接触パッドと接触子とが接触したと
    き、その接触部に接触圧を付与する弾性部材と、 を具備したことを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 フレームは、接触配置領域を囲繞するよ
    うに矩形枠状に形成されたアルミニウムフレームで形成
    され、支持ブロックを介してプリント基板に固定されて
    いることを特徴とする請求項1記載のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 弾性部材は、内部に気体または液体が封
    入された流体チャンバであることを特徴とする請求項1
    または2記載のプローブ装置。
JP5238190A 1993-09-24 1993-09-24 プローブ装置 Expired - Lifetime JP2995134B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5238190A JP2995134B2 (ja) 1993-09-24 1993-09-24 プローブ装置
KR1019940022151A KR100283444B1 (ko) 1993-09-24 1994-09-03 프로우브장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5238190A JP2995134B2 (ja) 1993-09-24 1993-09-24 プローブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0794561A true JPH0794561A (ja) 1995-04-07
JP2995134B2 JP2995134B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=17026505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5238190A Expired - Lifetime JP2995134B2 (ja) 1993-09-24 1993-09-24 プローブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2995134B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1011134A1 (en) * 1998-12-18 2000-06-21 Fujitsu Limited Contactor for semiconductor devices, a testing apparatus using such contactor, a testing method using such contactor, and a method of cleaning such contactor
JP2002050662A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Fujitsu Ltd 半導体基板試験装置および半導体基板試験方法
JP2003501819A (ja) * 1999-05-27 2003-01-14 ナノネクサス インコーポレイテッド 電子回路のための大規模並列処理インターフェース
JP2004500699A (ja) * 1999-05-27 2004-01-08 ナノネクサス インコーポレイテッド 集積回路ウェーハのプローブカード組立体の構造および製造方法
KR100781856B1 (ko) * 2003-07-02 2007-12-03 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 프로브 카드 및 프로브 시트 또는 프로브 카드를 이용한반도체 검사 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
WO2010103892A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 東京エレクトロン株式会社 プローブカード
JP2011091412A (ja) 1999-08-17 2011-05-06 Formfactor Inc 電気接触器、特に流体圧力を用いるウェーハレベルの接触器
US7990168B2 (en) 2007-01-30 2011-08-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Probe card including a sub-plate with a main supporter and a sub-supporter with the sub-supporter having probe needles
JP2019109102A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 株式会社ヨコオ 検査治具
KR20200036744A (ko) * 2018-09-28 2020-04-07 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 프로브 카드 지지장치

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6603325B2 (en) 1998-12-18 2003-08-05 Fujitsu Limited Contactor for semiconductor devices, a testing apparatus using such contactor, a testing method using such contactor, and a method of cleaning such contactor
US6781395B2 (en) 1998-12-18 2004-08-24 Fujitsu Limited Contactor for semiconductor devices, a testing apparatus using such contactor, a testing method using such contactor, and a method of cleaning such contactor
US6466046B1 (en) 1998-12-18 2002-10-15 Fujitsu Limited Contactor for semiconductor devices, a testing apparatus using such contactor, a testing method using such contactor, and a method of cleaning such contactor
EP1011134A1 (en) * 1998-12-18 2000-06-21 Fujitsu Limited Contactor for semiconductor devices, a testing apparatus using such contactor, a testing method using such contactor, and a method of cleaning such contactor
JP2003501819A (ja) * 1999-05-27 2003-01-14 ナノネクサス インコーポレイテッド 電子回路のための大規模並列処理インターフェース
JP2004500699A (ja) * 1999-05-27 2004-01-08 ナノネクサス インコーポレイテッド 集積回路ウェーハのプローブカード組立体の構造および製造方法
JP2011091412A (ja) 1999-08-17 2011-05-06 Formfactor Inc 電気接触器、特に流体圧力を用いるウェーハレベルの接触器
JP2002050662A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Fujitsu Ltd 半導体基板試験装置および半導体基板試験方法
KR100781856B1 (ko) * 2003-07-02 2007-12-03 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 프로브 카드 및 프로브 시트 또는 프로브 카드를 이용한반도체 검사 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
US7420380B2 (en) 2003-07-02 2008-09-02 Hitachi, Ltd. Probe card and semiconductor testing device using probe sheet or probe card semiconductor device producing method
US7990168B2 (en) 2007-01-30 2011-08-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Probe card including a sub-plate with a main supporter and a sub-supporter with the sub-supporter having probe needles
WO2010103892A1 (ja) * 2009-03-12 2010-09-16 東京エレクトロン株式会社 プローブカード
JP2010210600A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Tokyo Electron Ltd プローブカード
JP2019109102A (ja) * 2017-12-18 2019-07-04 株式会社ヨコオ 検査治具
KR20200036744A (ko) * 2018-09-28 2020-04-07 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 프로브 카드 지지장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2995134B2 (ja) 1999-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0883825A (ja) プローブ装置
KR100322284B1 (ko) 프로우브장치
KR100248569B1 (ko) 프로우브장치
JP2963603B2 (ja) プローブ装置のアライメント方法
KR100196195B1 (ko) 프로우브 카드
US8468690B2 (en) Holding member for use in test and method for manufacturing same
JPH0792479B2 (ja) プローブ装置の平行度調整方法
US11346861B2 (en) Contact accuracy assurance method, contact accuracy assurance mechanism, and inspection apparatus
JP2995134B2 (ja) プローブ装置
JPH09186220A (ja) 搬送装置及び搬送方法
JPH0943276A (ja) プローブ装置に用いられるプローブカードデバイス
JPH05218150A (ja) プローブカード
JP2963828B2 (ja) プローブ装置
JPH0936188A (ja) プローブ装置に用いられるプローブカードデバイス
JPH0737941A (ja) プローブ装置
JPH07221144A (ja) プローブ装置
JPH09153528A (ja) プローブカードデバイス
KR100283444B1 (ko) 프로우브장치
JP3828299B2 (ja) ウェーハテストシステムでのz軸の高さ設定装置及び方法
JPH04280445A (ja) プロービング装置、プロービング方法およびプローブカード
JPH0541423A (ja) プローブ装置
JP2575013B2 (ja) 液晶表示体検査装置
KR100262901B1 (ko) 프로우브장치에 있어서의 침위치 고정방법 및 프로우브방법
JPH0922764A (ja) ベアチップテスト用ソケット
JPH0653294A (ja) プロービング装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022