JP4987207B2 - 音響的用途のための高い作業温度を有する高分子ポリオレフィン発泡体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸音の用途に有用な押し出された多孔性熱可塑性ポリマー発泡体物質に関する。
【0002】
【従来の技術】
望ましい吸音性を有するポリマー発泡体は、周知である。熱可塑性物質から製造される多くのものも周知である。しかし、熱可塑性ポリオレフィン発泡体を使用する欠点の1つは、低い熱変形温度により、それらが高い作業温度の環境例えば内燃エンジンまたは熱及び音響の他の源の周辺に曝されると思われる用途にそれらが一般に好適ではないことである。いくつかのポリマー発泡体物質が比較的高い作業温度において使用できる緩衝性をもたらすように開発されているが、それらは、広い範囲の周波数にわたって充分な吸音に適していないか、または連続気泡構造により水を吸収するのに適していないかの何れかである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、これらの環境で使用されるこれらの基準に合致できる改良された熱可塑性ポリマー発泡体物質が、今なお望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの態様は、少なくとも1.5mmの平均気泡サイズ、1m3あたり300kg以下の密度、少なくとも0.2の平均吸音係数及び少なくとも110℃の熱変形温度を有する多孔性のポリマー発泡体であり、熱可塑性ポリマーが、
(A)(1)1.5以下のtanδ値、(2)少なくとも7センチニュートン(cN)の溶融張力及び/または(3)少なくとも10センチニュートン(cN)の溶融強さの少なくとも1つを有する少なくとも1種の主にアイソタクチックなプロピレンポリマー、そして任意に
(B)該プロピレンポリマー(A)とブレンドされるフリーラジカル工程をへて生成された少なくとも1種のエチレンポリマー
からなり、熱可塑性ポリマーポリマーは、以下の3つの条件:
熱可塑性ポリマーが、約65:35以下の重量比でプロピレンポリマー(A)とブレンドされたエチレンポリマー(B)からなる条件;
熱可塑性ポリマー発泡体が、少なくとも1つの表面を有し、少なくとも1つの表面が、少なくとも1つの表面の10平方センチあたり少なくとも1個の有孔チャンネルが平均して存在するように、少なくとも1つの表面から発泡体中へ延在する複数の有孔チャンネルを有する条件;及び/または
熱可塑性ポリマー発泡体が1m3あたり25kgより低い粘度を有する条件
の少なくとも1つを満足することを特徴とする多孔性熱可塑性ポリマー発泡体である。
【0005】
本発明の他の態様は、少なくとも1種の発泡剤と少なくとも1種の熱可塑性ポリマーとからなる発泡可能な組成物を、少なくとも1.5mmの平均気泡サイズ、1m3あたり300kg以下の密度及び少なくとも1つの表面を有する多孔性のポリマー発泡体に転換することからなる高温度及び/または高湿度の環境で音響を吸収するのに有用なポリマー発泡体を製造する方法であって、熱可塑性ポリマーが、
(A)(1)1.5以下のtanδ値、(2)少なくとも7センチニュートン(cN)の溶融張力及び/または(3)少なくとも10センチニュートン(cN)の溶融強さ
の少なくとも1つを有する少なくとも1種の主にアイソタクチックなプロピレンポリマー
そして任意に
(C)該プロピレンポリマーとブレンドされるフリーラジカル工程をへて生成された少なくとも1種のエチレンポリマー
からなり、そして以下の3つの追加の条件:
プロピレンポリマー(A)対エチレンポリマー(B)の重量比が少なくとも35:65であるように、プロピレンポリマーとブレンドされたエチレンポリマーからなるポリマーブレンドを熱可塑性ポリマーとして選択する条件;
少なくとも1つの表面に平均して10平方センチあたり少なくとも1個の有孔チャンネルが存在するように、少なくとも1つの表面から発泡体に延在する複数の有孔チャンネルを導入するように多孔性ポリマー発泡体生成物の少なくとも1つの表面に孔をあける条件、及び/または
多孔性のポリマー発泡体が1m3あたり25kgより低い密度を有するように、発泡可能な組成物を多孔性のポリマー発泡体に転換する条件を選択する条件
の少なくとも1つを特徴とするポリマー発泡体を製造する方法に関する。
【0006】
本発明の他の態様は、
(A)少なくとも1.5mmの平均気泡サイズ、1m3あたり300kg以下の密度、少なくとも0.2の平均吸音係数、少なくとも110℃の熱変形温度及び少なくとも1つの表面を有する多孔性のポリマー発泡体を提供し、該ポリマーが、
(1)1.5以下のtanδ値、少なくとも7センチニュートン(cN)の溶融張力及び/または少なくとも10センチニュートン(cN)の溶融強さの少なくとも1つを有する少なくとも1種の主にアイソタクチックなプロピレンポリマーそして任意に
(2)該プロピレンポリマーとブレンドされるフリーラジカル工程をへて生成された少なくとも1種のエチレンポリマー
からなり、そして
(B)少なくとも1つの表面に平均して10平方センチ(cm2)あたり少なくとも1個の有孔チャンネルが存在するように、少なくとも1つの表面から発泡体に延在する複数の有孔チャンネルを形成するように工程(A)のポリマー発泡体の少なくとも1つの表面に孔をあける
ことからなるポリマー発泡体を製造する方法である。
【0007】
本発明の他の態様は、本発明の上記の方法の1つ以上に従って得ることの可能なまたは製造されたポリマー発泡体(好ましくは少なくとも0.2の平均吸音係数及び少なくとも110℃の熱変形温度を有する)を含み、そして特に高湿度及び/または高温度の環境で、音響を吸収するための上記の発泡体の用途を含む。
【0008】
図1は、以下の表5に記載された零の孔密度で実施例1の表層のないテスト1.1−1.4の吸音曲線を示す。
図2は、以下の表5に記載された孔密度「1」で実施例1の表層のないテスト1.1−1.4の吸音曲線を示す。
【0009】
1.プロピレンポリマー
用語「プロピレンポリマー」は、本明細書で使用されるとき、そのモノマー単位の少なくとも50重量%がプロピレンから直接由来するポリマーを意味する。プロピレンポリマーに含まれうるプロピレン以外の好適なエチレン性不飽和モノマーは、オレフィン、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル。アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及び無水マレイン酸を含む。適切なプロピレンインターポリマーは、エチレン、C4−C101−オレフィン及びC4−C10ジエンから選ばれるオレフィンとプロピレンとのランダム、ブロック及びグラフトコポリマーまたはインターポリマーを含む。プロピレンインターポリマーは、またエチレン及びC4−C81−オレフィンからなる群から選ばれる1−オレフィンとプロピレンとのランダムインターポリマーを含む。 C4−C101−オレフィンは、線状及び分枝のC4−C101−オレフィン例えば1−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、3、4−ジメチル−1−ブテン、1−ヘプテン、3−メチル−1−ヘキセンなどを含む。 C4−C10ジエンの例は、1、3−ブタジエン、1、4−ペンタジエン、イソプレン、1、5−ヘキサジエン及び2、3−ジメチル−1、3−ヘキサジエンを含む。本明細書で使用されるとき、用語「インターポリマー」は、2種以上の異なるモノマーの反応から由来するポリマーを意味し、そして例えばコポリマー及びターポリマーを含む。
【0010】
プロピレンポリマー物質は、単に、1種以上のプロピレンホモポリマー、1種以上のプロピレンコポリマー及びプロピレンホモポリマー及びコポリマーのそれぞれの1種以上のブレンドからなる。ポリプロピレンは、好ましくは、少なくとも約70重量%、より好ましくは少なくとも約90重量%そしてさらにより好ましくは約100重量%のプロピレンモノマー由来単位からなる(即ちプロピレンホモポリマーが好ましい)。
【0011】
プロピレンポリマーは、好ましくは、少なくとも100000の重量平均分子量(Mw)を有する。Mwは、周知の方法で測定できる。
【0012】
プロピレンポリマーは、また好ましくは、1より小さい分枝指数を有する。分枝指数は、本発明について選択される長鎖の分枝の程度を定量化するアプローチである。分枝指数の定義及びこれを測定する方法は、米国特許4916198の3欄65行から4欄30行に記載されており、それは参考として本明細書に引用される。分枝指数は、より好ましくは、約0.9より小さく、そしてさらにより好ましくは約0.4より小さい。
【0013】
プロピレンポリマーは、1.5以下、好ましくは1.2以下、より好ましくは1.0以下そしてさらにより好ましくは0.8以下のtanδ値を有する。tanδは、毎秒1ラジアンの振動周波数で190℃でプロピレンポリマーの厚さ2.5mm直径25mmの試料を使用して、g´´/g´(但し、g´´はプロピレンポリマーの損失モジュラスであり、そしてg´はプロピレンポリマー溶融物の貯蔵モジュラスである)から計算できる。これらのパラメータは、機械的分光計例えばRheometrics、Inc.Piscataway、New Jersey、米国から市販されているRheometrics Model RMS−800を使用して測定できる。tanδ、g´及びg´´の値のこの測定をどのようにして行うかの詳細は、米国特許5527573の5欄、59−64行及び6欄、4−29行に示され、それは、本明細書において参考として引用される。
【0014】
さらにまたは別の方法として、プロピレンポリマーは、好ましくは、少なくとも7センチニュートン(cN)、より好ましくは少なくとも10cNそしてさらにより好ましくは少なくとも15cNそしてなお好ましくは少なくとも20cNの溶融張力を有する。好ましくは、プロピレンポリマーは、60cN以下、より好ましくは40cN以下の溶融張力を有する。用語「溶融張力」は、本明細書を通して使用されるとき、Toyo Seiki Seisaku−syo,Ltd.から市販されているMelt Tension Tester Model 2として周知の装置を使用して、3.14メートル/分の一定な卷き取り速度及び20mm/分の押し出し速度で、230℃で直径2.1mm及び長さ40mmを有する毛管ダイから押し出された溶融ポリマー物質のストランドの張力cNの測定をいう。溶融張力を測定するこの方法は、ときには、「Chisso法」とよばれる。
【0015】
さらにまたは別の方法として、プロピレンポリマーは、好ましくは、少なくとも10センチニュートン、より好ましくは少なくとも20cNそしてさらにより好ましくは少なくとも25cNそしてなお好ましくは少なくとも30cNの溶融強さを有する。好ましくは、プロピレンポリマーは、60cN以下、さらに好ましくは55cN以下の溶融強さを有する。用語「溶融強さ」は、本明細書を通して、Gottfert、Inc.から市販されているGottfert Rheotens(商標)溶融張力装置として知られている装置を使用して、0.030cc/秒の速度で190℃で41.9mmの長さ及び2.1mmの直径を有する毛管ダイから押し出され、そして一定の加速度で延伸されて制限延伸力または破壊時の強さを測定する溶融ポリマー物質のストランドの張力cNの測定をいう。
【0016】
本発明の方法で使用されるプロピレンポリマーは、好ましくは、また同じRheotens(商標)溶融張力装置及び上記の一般的な方法により測定して、少なくとも100%、より好ましくは少なくとも150%、最も好ましくは少なくとも200%の溶融伸びを有する。
【0017】
プロピレンポリマー物質は、好ましくは、また少なくとも0.01g/10分、より好ましくは少なくとも0.05g/10分、さらにより好ましくは少なくとも0.1g/10分、そしてなお好ましくは少なくとも0.5g/10分、そして10分あたり100gまで、より好ましくは10分あたり50gまで、さらにより好ましくは10分あたり20gまでそしてなお好ましくは10分あたり10gまでのメルトフローレートを有する。本明細書を通して、用語「メルトフローレート」は、American Society for Testing and Materials(ASTM)D−1238条件230℃/2.16kg(Condition Lに等しい)に従って行われた測定をいう。
【0018】
好ましいプロピレンポリマーは、分枝または高度に架橋したものを含む。分枝(または軽度の架橋)は、当業者に一般に周知の方法、例えば化学的または照射分枝/軽度の架橋により得ることができる。最終のプロプロピレン樹脂生成物を製造するためにポリプロピレン樹脂を使用する前に分枝した/軽度に架橋したプロプロピレン樹脂として製造されるこれら樹脂の1つ及びこのポリプロピレン樹脂を製造する方法は、米国特許4916198に記載されており、それは本明細書に参考として引用される。分枝/軽度の架橋のポリプロピレン樹脂を製造する他の方法は、ポロプロピレン樹脂とともに押し出し機中に化学化合物を導入し、そして分枝/軽度の架橋反応を押し出し機中で生じさせることである。この方法は、多官能性アジドによる米国特許A3250731、アジド官能性シランによる米国特許A4714716(そして公開国際出願WO99/10424)及びマルチ−ビニル官能性モノマーと一緒のペルオキシドによるEP−A−879844に説明されており、これらのそれぞれは、本明細書で参考として引用される。照射技術は、米国特許A5605936及び5883151に説明されており、これらは本明細書に参考として引用される。発泡体を製造するのに使用されるポリマー組成物は、ASTM D2765−84、Method Aに従って、好ましくは10%より低い、より好ましくは5%より低いゲル含量を有する。
【0019】
2.エチレンポリマー
用語「エチレンポリマー」は、本明細書で使用されるとき、そのモノマー単位の少なくとも50重量%がエチレンから直接由来するポリマーを意味する。エチレンポリマーは、フリーラジカル法により生成される少なくとも1種のエチレンポリマーである。エチレンポリマーは、好ましくは、触媒、特に本発明の発泡体を製造するのに使用される発泡可能な組成物に関する核形成剤として作用できる固体触媒または他の触媒の存在なしに製造される。エチレンポリマーは、好ましくは、低密度ポリエチレン(LDPE)、モノカルボン酸のビニルエステル例えば酢酸ビニル及びプロピオン酸ビニル、並びにモノエチレン性カルボン酸のエステル例えばアクリル酸(メタクリル酸)メチル、アクリル酸(メタクリル酸)エチル、アクリル酸(メタクリル酸)プロピル並びにこれらの混合物である。好適なエチレンインターポリマーは、本明細書に参考として引用される米国特許4101467において「ソフトエチレン性ポリマー」として記載されているものを含む。好ましいエチレンポリマーの特定の例は、LDPE、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)、エチレン−アクリル酸エチルコポリマー(EEA)、及び/またはエチレン−アクリル酸コポリマー(EAA)並びにこれらの混合物を含む。
【0020】
エチレンポリマー中に配合されるエチレン以外のモノマーの量は、50重量%より少なく、より好ましくは30重量%以下、さらにより好ましくは10重量%以下そしてなお好ましくは1重量%以下である。エチレンポリマーは、好ましくは、低密度ポリエチレン(LDPE)である。
【0021】
上記のエチレンポリマーは、市販製品として容易に入手可能である及び/またはそれらの製法は周知である。例えば、Dow Chemical Companyは、上記のエチレンポリマーのいくつか例えば好ましいLDPEの周知の製造者である。
【0022】
エチレンポリマーは、少なくとも0.01g/10分、より好ましくは0.05g/10分そしてさらにより好ましくは少なくとも0.1g/10分、そして10分あたり100gまで、より好ましくは10分あたり50gまでそしてさらにより好ましくは10分あたり20gまでの範囲の溶融指数I2を有する。本明細書を通して、用語「溶融指数」は、ASTM D−1238条件190℃/2.16kgに従って行われる測定をいう。
【0023】
3.任意の第三のポリマー成分
また任意のポリマー成分として含まれるのは、いわゆる実質的にランダムなインターポリマー(1種以上のビニルまたはビニリデン芳香族モノマー及び/またはヒンダード脂肪族または脂環族ビニルまたはビニリデンモノマーとの1種以上のα−オレフィンモノマーから由来するポリマー単位からなる)である。用語「実質的にランダム」は、本明細書で使用されるとき、該インターポリマーのモノマーの分布が、J.C.Randallにより「POLYMER SEQUENCE DETERMINATION、Carbon−13 NMR Method」Academic Press、New York、1977、pp71−78に記載されているように、一次または二次のMarkovian統計モデルによりまたはBernoulliの統計モデルにより記述できることを意味する。好ましくは、実質的にランダムなインターポリマーは、3つより多い単位のビニルまたはビニリデン芳香族モノマーのブロック中のビニルまたはビニリデン芳香族モノマーの全量の15モル%以上含まない。より好ましくは、インターポリマーは、高度のイソタクチック性またはシンジオタクチック性の何れかを特徴としない。これは、実質的にランダムなインターポリマーの炭素−13NMRスペクトルにおいて、メソジアッド配列またはラセミジアッド配列の何れかを示す主鎖メチレン及びメチン炭素に相当するピーク領域が、主鎖メチレン及びメチン炭素の全ピーク領域の75%を越えてはならないことを意味する。
【0024】
好適なα−オレフィンモノマーは、例えば、2−20個、好ましくは2−12個、さらに好ましくは2−8個の炭素原子を含有するα−オレフィンを含む。特に好ましいのは、エチレン、プロピレン、ブテン−1、4−メチル−1−ペンテン、ヘキセン−1またはオクテン−1、または1種以上のプロピレン、ブテン−1、4−メチル−1−ペンテン、ヘキセン−1またはオクテン−1と組み合わされたエチレンである。これらのα−オレフィンは、芳香族基を含まない。
【0025】
インターポリマーを製造するのに使用できる好適なビニルまたはビニリデン芳香族モノマーは、例えば、以下の式
(式中、R1は、水素及び1−4個の炭素原子を含むアルキル基からなる基の群から選ばれ、好ましくは水素またはメチルであり、各R2は、独立して水素及び1−4個の炭素原子を含むアルキル基からなる基の群から選ばれ、好ましくは水素またはメチルであり、Arは、フェニル基、またはハロゲン、C1−4アルキル及びC1−4ハロアルキルからなる群から選ばれる1−5個の置換基により置換されたフェニル基であり、そしてnは零から4の値であり、好ましくは零から2、最も好ましくは零である)により表示されるものを含む。ビニルまたはビニリデン芳香族モノマーの例は、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、t−ブチルスチレンまたはクロロスチレンなどを含み、そしてこれらの化合物のすべての異性体を含む。特に好適なこれらのモノマーは、スチレン、α−メチルスチレン、及びその低級アルキル−またはハロゲン置換誘導体を含む。好ましいモノマーは、スチレン、α−メチルスチレン、スチレンの低級アルキル−( C1−C4)またはフェニル環置換誘導体例えばオルト−、メタ−及びパラ−メチルスチレン、環ハロゲン化スチレン、パラ−ビニルトルエンまたはこれらの混合物などを含む。さらに好ましい芳香族モノビニルモノマーはスチレンである。
【0026】
用語「ヒンダード脂肪族または脂環族ビニルまたはビニリデン化合物」により、式
(式中、A1は、20個までの炭素の立体的に嵩高な脂肪族または脂環族置換基であり、R1は、水素及び1−4個の炭素原子を含むアルキル基からなる基の群から選ばれ、好ましくは水素またはメチルであり、各R2は、独立して水素及び1−4個の炭素原子を含むアルキル基からなる基の群から選ばれ、好ましくは水素またはメチルであり、または別にR1及びA1は一緒になって環系を形成する)に相当する付加重合可能なビニルまたはビニリデンモノマーを意味する。用語「立体的に嵩高な」は、この置換基を有するモノマーが、エチレン重合と同様な速度で標準的なチグラー・ナッタ重合触媒による付加重合を通常できないことを意味する。好ましいヒンダード脂肪族または脂環族のビニルまたはビニリデン化合物は、エチレン性不飽和を有する炭素原子の1つが第三級または第四級置換されているモノマーである。これらの置換基の例は、環状脂肪族基例えばシクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロオクテニル、またはこれらの環アルキルまたはアリール置換誘導体、tert−ブチルまたはノルボニルなどを含む。最も好ましいヒンダード脂肪族または脂環族ビニルまたはビニリデン化合物は、シクロヘキセン及び置換シクロヘキセンの種々の異性体性ビニル環置換誘導体、並びに5−エチリデン−2−ノルボルネンである。特に好適なのは、1−、3−及び4−ビニルシクロヘキセンである。
【0027】
他の任意の重合可能な1種以上のエチレン性不飽和モノマーは、ノルボルネン及びC1−10アルキルまたはC6−10アリール置換ノルボルネンを含む。実質的にランダムなインターポリマーの例は、エチレン/スチレン、エチレン/スチレン/プロピレン、エチレン/スチレン/オクテン、エチレン/スチレン/ブテン及びエチレン/スチレン/ノルボルネンのインターポリマーである。
【0028】
実質的にランダムなインターポリマーは、当業者に周知の代表的なグラフト化、水素化、官能基化または他の反応により変性できる。ポリマーは、確立された技術に従って、容易にスルホン化または塩素化されて官能基化誘導体をもたらす。
【0029】
実質的にランダムなインターポリマーは、また、ペルオキシド、シラン、硫黄、照射またはアジドに基づく硬化系を含むがこれらに限定されない種々の架橋法により変性できる。種々の架橋技術の詳しい記述は、米国特許A5869591として登録されている米国特許出願08/921641及び米国特許A5977271として登録されている08/921642に記載されており、それら両者の全内容は、本明細書で参考として引用される。加熱、水分硬化及び照射の工程の組み合わせを使用する二元硬化系が、有効に使用できる。これらの二元硬化系は、米国特許A5911940として登録されている、K.L.Walton及びS.V.Karandeの名前で1995年9月29日に出願された米国特許出願536022に開示されており、それはまた本明細書で参考として引用される。例えば、シラン架橋剤と組み合わされたペルオキシド架橋剤、照射と組み合わされたペルオキシド架橋剤、シラン架橋剤と組み合わされた硫黄含有架橋剤などを用いるのが望ましい。実質的にランダムなインターポリマーは、また種々の架橋法により変性でき、それらは、その製造時のターモノマーとしてのジエン成分の配合そして前記の方法による次の架橋化、そして例えば架橋剤としての硫黄を使用するビニル基を経る加硫化を含む他の方法を含むが、これらに限定されない。
【0030】
実質的にランダムなインターポリマーは、本明細書で参考として引用されるJames C.StevensらによるEP−A−0416815及びFrancis J.Timmersによる米国特許A5703187に記載されたような疑似ランダムインターポリマーを含む。実質的にランダムなインターポリマーは、また米国特許A5872201に記載されたような実質的にランダムなターポリマーを含み、それは本明細書で参考として引用される。実質的にランダムなインターポリマーは、種々の共触媒とともに1種以上のメタロセンまたは束縛幾何学触媒の存在下重合可能なモノマーの混合物を重合することにより最も良く製造される。重合反応のための好ましい操作条件は、大気圧から3000気圧までの圧力及び−30℃から200℃の温度である。それぞれのモノマーの自動重合温度より高い温度での重合及び未反応モノマーの除去は、フリーラジカル重合から生ずるいくらかの量のホモポリマー重合生成物を形成させる。
【0031】
実質的にランダムなインターポリマーを製造するための好適な触媒及び方法の例は、EP−A−416815、514828及び520732、並びに米国特許A5055438、5057475、5096867、5064802、5132380、5189192、5321106、5347024、5350723、5374696、5399635及び5470993[LR1]に開示され、それらのすべては本明細書に参考として引用される。
【0032】
実質的にランダムなα−オレフィン/ビニルまたはビニリデン芳香族インターポリマーは、またJohn G.Bradfuteら(W.R.Grace & Co.)によりWO95/32095において、R.B.Pannell(Exxon Chemical Patents、Inc.)によりWO94/00500において、そして「Plastics Technology」p.25(1992年9月)において記述された方法により製造でき、それらのすべては、それらの全体を参考として本明細書に引用される。
【0033】
本発明で使用されるインターポリマーを製造する他の方法は、文献に記載されている。Longo及びGrassi(「Makromol.Chem.」191卷、2387−2396ページ(1990)及びD´Annielloら(Journal of Applied Polymer Science、58巻、1701−1706ページ(1995)は、エチレン−スチレンコポリマーを製造するために、メチルアルモキサン(MAO)及びシクロペンタジエニルチタントリクロリド(CpTiCl3)に基づく触媒系の使用を報告した。Xu及びLin(「Polymer Preprints,Am.Chem.Soc.,Div.Polym.Chem.」)35巻、686−687ページ(1994)は、スチレン及びプロピレンのランダムなコポリマーを得るために、MgCl2/TiCl4/NdCl3/Al(iBu)3触媒を使用する共重合を報告している。Luら(「 Journal of Applied Polymer Science」53巻、1453−1460ページ(1994))は、 TiCl4/NdCl3/MgCl2/Al(Et)3触媒を使用するエチレン及びスチレンの共重合を記述している。Sernetz及びMullhaupt(「Macromol.Chem.Phys.」197巻、1071−1083ページ(1997))は、Me2Si(Me4Cp)(N−第三級ブチル)TiCl2/メチル−アルミノキサン・チグラー−ナッタ触媒を使用するスチレンとエチレンとの共重合に対する重合条件の影響を記述している。架橋メタロセン触媒により製造されるエチレン及びスチレンのコポリマーは、Arai,Toshiaki及びSuzuki(「 Polymer Preprints,Am.Chem.Soc.,Div.Polym.Chem.」)38巻、349、350ページ(1997))によりそして三井東圧化学の米国特許A5652315に記載されている。α−オレフィン/ビニル芳香族モノマーインターポリマー例えばプロピレン/スチレン及びブテン/スチレンの製造は、三井石油化学の米国特許A5244996及び同じく三井石油化学の米国特許A5652315に記載されているか、または電気化学工業のDE19711339A1及び米国特許A5883213に記載されている。インターポリマー成分を製造するために開示されている上記の方法のすべては、本明細書に参考として引用される。また、Toru Ariaらにより Polymer Preprints、39巻、1号、1998年3月に開示されたようなエチレン及びスチレンのランダムコポリマーは、また本発明の発泡体のためのブレンド成分として使用できる。
【0034】
実質的にランダムなインターポリマーは、通常、少なくとも1種のビニルまたはビニリデン芳香族モノマー及び/またはヒンダード脂肪族または脂環族のビニルまたはビニリデンモノマーの0.5−65モル%、好ましくは約1−55モル%、より好ましくは1−50モル%を含み、そしてエチレン及び/または少なくとも1種の脂肪族α−オレフィン(3−20個の炭素原子を有する)の35−99.5モル%、好ましくは45−99モル%、より好ましくは50−99モル%を含む。
【0035】
本発明に適用できる1種以上の実質的にランダムなインターポリマーは、10分あたり0.01gから10分あたり約1000g、そして好ましくは10分あたり0.01gから10分あたり100g、より好ましくは10分あたり0.05gから10分あたり50gの溶融指数(ASTMテスト方法D1238、条件190℃/2.16kg)を有する。
【0036】
実質的にランダムなインターポリマーを製造している間、或る量のアタクチックビニルまたはビニリデン芳香族ホモポリマーが、高温度でビニルまたはビニリデン芳香族モノマーのホモ重合により形成できる。ビニルまたはビニリデン芳香族ホモポリマーの存在は、一般に、本発明の目的に有害でなく、許容できる。ビニルまたはビニリデン芳香族ホモポリマーは、もし所望ならば、抽出技術例えばインターポリマーまたはビニル或いはビニリデン芳香族ホモポリマーの何れかの非溶媒により溶液からの選択的沈澱により、インターポリマーから分離できる。本発明の目的のために、インターポリマーの全重量に基づいて20重量%以下、好ましくは15重量%より少ない、最も好ましくは10重量%より少ないアタクチックビニルまたはビニリデン芳香族ホモポリマーが存在することが好ましい。
【0037】
任意の第三のポリマー成分として最も好ましいのは、実質的にランダムなインターポリマー、例えばINDEX(商標)の下The Dow Chemical Companyにより市販されているもの、ポリオレフィンプラストマー、例えばAFFINITY(商標)の下The Dow Chemical Companyにより市販されているもの、並びにポリエチレンエラストマー、例えばENGAGE(商標)の下Du Pont Dow Elastomers PLCにより市販されているものである。
【0038】
4.ポリマー発泡体の製造
本発明の1つの態様では、1.5以下のtanδ値、少なくとも7センチニュートン(cN)の溶融張力及び/または少なくとも10センチニュートン(cN)の溶融強さの少なくとも1つを有する少なくとも1種の主にアイソタクチックなプロピレンポリマー、そして任意に該プロピレンポリマーとブレンドされるフリーラジカル工程をへて生成された少なくとも1種のエチレンポリマーからなる少なくとも1種の熱可塑性ポリマー及び少なくとも1種の発泡剤からなる発泡可能な組成物は、約300kg/m3以下の密度を有する多孔性のポリマー発泡体に転換される。好ましい態様では、転換は、発泡可能な組成物の押し出しにより実施される。本発明による好適な発泡体物質の製造は、望ましくは、米国特許A5527573及び4824720(これらのそれぞれは本明細書に参考として引用される)に詳述されているもののような従来の押し出し法及び装置を使用する。
【0039】
押し出し発泡法では、ポリマー成分は、ポリマー溶融物に転換され、そして発泡剤そしてもし所望ならば他の添加物をポリマー溶融物に配合して発泡可能なゲルを形成する。次に、発泡可能なゲルをダイを通してそして発泡を促進する減圧のゾーンに押し出して所望の製品を形成する。減圧は、それより下で発泡可能なゲルがダイを通して押し出される前に維持されるそれより低い。
【0040】
発泡可能なゲルをダイを通して押し出す前に、発泡可能なゲルは、溶融混合を促進する温度からより低い温度(一般に、発泡可能な組成物の成分ポリマーの融点(Tm)の30℃以内)に冷却される。
【0041】
発泡剤は、例えば押し出し機、ミキサーまたはブレンダーのような、当業者に周知の任意の手段によりポリマー溶融物中に配合または混合される。発泡剤は、溶融ポリマー物質の実質的な膨脹を防ぎ、そして一般に発泡剤をそのなかに均一に分散させるのに充分な高圧でポリマー溶融物と混合される。任意に、核形成剤が、可塑化または溶融化の前にポリマー溶融物にブレンドされるか、またはポリマー物質と乾燥ブレンドされる。
【0042】
任意の従来の発泡剤が、本発明による発泡体を製造するのに使用できる。米国特許A5348795は、3欄15−61行に多数の好適な発泡剤を開示しており、本明細書に参考として引用される。米国特許A5527573は、また4欄66行−5欄20行に多数の好適な発泡剤を開示しており、本明細書に参考として引用される。好ましい発泡剤は、1−9個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素、特にプロパン、n−ブタン及びイソブタンを含む。
【0043】
本発明の発泡体は、またアキュムレート押しだし法及び装置例えば米国特許4323528及び5817705に示されているものを使用して製造でき、それらのそれぞれは、本明細書に参考として引用される。普通「押し出し機−アキュムレータ系」として知られているこの装置は、連続法よりむしろ間欠法の操作を可能にする。装置は、保持ゾーンまたはアキュムレータを含み、そこでは発泡可能なゲルが発泡化を排除する条件下維持される。保持ゾーンには、より低圧例えば大気圧のゾーン中に開く出口ダイを備える。ダイは、例えば保持ゾーンの外部のゲートにより、開閉できるオリフィスを有する。ゲートの操作は、それをダイを通して流れさせる以外に発泡可能な組成物に影響しない。ゲートを開きそして機械(例えば機械的なラム)によりゲルに機械的な圧力を実質的に同時に適用して、ダイを通してさらに低圧のゾーン中にゲルを押し込む。機械的な圧力は、ダイ内の顕著な発泡を排除するのには充分に早いが発泡体の断面または形状の不規則さの発生を最小にそして好ましくは排除するのには充分に遅い速度で、ダイを通して発泡可能なゲルを押し込むのに充分な圧力である。間欠的に操作する以外はそれら自体では、方法及びその得られる生成物は、連続押しだし法で製造されるのに殆ど類似している。
【0044】
本発明の発泡体は、またマルチオリフィスダイを通して熱可塑性ポリマー樹脂(即ち、ポリマー物質)を押し出すことにより合体したストランドの形で形成できる。オリフィスは、溶融した押し出し物の隣接する流れ間の接触が発泡化工程中で生じそして接触する表面が、一体となった発泡体の構造を生ずるのに充分な接着で互いに接着するように用意される。ダイを出る溶融した押し出し物の流れは、ストランドまたはプロフィルの形をとり、それらは、望ましくは、発泡し、合体し、そして互いに接着して一体化した構造を形成する。望ましくは、合体した個々のストランドまたはプロフィルは、一体化した構造で接着したままで、発泡体の製造、成形及び使用に遭遇する応力下でのストランドの離層を防がねばならない。合体したストランドの形の発泡体構造を製造する装置及び方法は、米国特許A3573152及び4824720に教示されており、それらのそれぞれは本明細書に参考として引用される。
【0045】
本発明の発泡体構造は、また物品に成形するのに好適な発泡ビーズに形成できる。発泡ビーズは、押し出し法またはバッチ法により製造できる。押し出し法では、従来の発泡体押し出し装置に付着したマルチ孔ダイから出る発泡ビーズは、顆粒化されて発泡ビーズを形成する。バッチ法では、分離した樹脂粒子例えば顆粒化樹脂ペレットは、それらが実質的に不溶な液体媒体例えば水に懸濁され、オートクレーブまたは他の耐圧容器中で高温及び高圧で液体媒体中に発泡剤を導入することにより発泡剤を含浸させ、そして発泡ビーズを形成するために大気圧または減圧の領域に急速に放出して発泡させる。この方法は、米国特許A4379859及び4464484に教示され、それらのそれぞれは本明細書に参考として引用される。
【0046】
本発明の発泡体は、1種以上の従来の添加物を含むことができる。添加物は、制限なく、無機充填剤、導電性充填剤、顔料、抗酸化剤、酸捕捉剤、難燃剤、紫外線吸収剤、加工助剤、押し出し助剤、浸透変性剤、帯電防止剤、照射防御剤及び他の熱可塑性ポリマーを含む。本発明の発泡体物質は、好ましくは、照射防御剤例えばカーボンブラック及び難燃添加物の少なくとも1つを含む。
【0047】
本発明の方法により製造される発泡体のマトリックス固体は、好ましくは、少なくとも70重量%、さらに好ましくは少なくとも80重量%、そしてさらにより好ましくは少なくとも85重量%のプロピレンポリマー(A)プラス任意のエチレンポリマー(B)の任意のものからなる。
【0048】
本発明の発泡体は、好ましくは、少なくとも2mm、より好ましくは少なくとも3mm、さらにより好ましくは少なくとも4mm、なお好ましくは少なくとも5mmそしてよりなお好ましくは少なくとも6mmの平均気泡サイズを有する。用語「平均気泡サイズ」は、本明細書を通して使用されるとき、ASTM D3756に従って測定された発泡体本体の平均気泡サイズをいう。
【0049】
発泡体の密度は、好ましくは60kg/m3以下、より好ましくは30kg/m3以下、そしてさらにより好ましくは25kg/m3より少なく、そして好ましくは少なくとも1kg/m3、より好ましくは少なくとも5kg/m3である。
【0050】
本発明の発泡体は、ASTM D2856、方法 Aに従って測定されたとき、好ましくは50%より少なく、より好ましくは20%以下の連続気泡含量を有する。他の態様では、本発明の発泡体は、 ASTM D2856、方法 Cに従って測定したとき、好ましくは50%より少なく、より好ましくは20%以下の連続気泡含量を有する。
【0051】
5.有孔チャンネルの付与
本発明の発泡体は、少なくとも1つの表面の10平方センチあたり少なくとも1個、好ましくは少なくとも5個、より好ましくは少なくとも10個、さらにより好ましくは少なくとも20個そしてなお好ましくは少なくとも30個の有孔チャンネルが平均して存在するように、好ましくは少なくとも1つの表面から発泡体に延在する有孔チャンネル、より好ましくは複数の有孔チャンネルを有する。用語「複数」は、本明細書で使用されるとき、少なくとも2個を意味する。好ましい態様では、本発明の発泡体は、少なくとも7個の有孔チャンネルを含む。
【0052】
有孔チャンネルは、好ましくは少なくとも1つの表面で少なくとも0.1mm、より好ましくは少なくとも0.5mmそしてさらにより好ましくは少なくとも1mmの平均直径を有し、そして好ましくはASTM D3756に従って測定した発泡体の平均気泡サイズまでの平均直径を有する。発泡体の1つ以上の表面は、好ましくは、少なくとも1つの表面から発泡体に延在する、1平方センチあたり少なくとも4個の有孔チャンネルを平均で有する。
【0053】
工程(A)のポリマー発泡体は、好ましくは、工程(B)により孔を開けられた表面に垂直な少なくとも25mmの平均厚さを有し、そして工程(A)のポリマー発泡体は、好ましくは、ポリマー発泡体の表面の下少なくとも5mmの平均深さに、工程(B)に従って孔を開けられる。
【0054】
代表的には、孔を開けるには、1つ以上の尖った鋭い物体により基体発泡体を刺すことからなる。好適な尖った鋭い物体は、針、スパイク、ピンまたは釘を含む。さらに、孔を開けるには、ドリル、レーザー切断、高圧流体切断、エア・ガン、または発射体からなる。異なる目的即ち発泡体からの発泡剤の放出の加速のために、好適な有孔チャンネルをいかに作るかの記述は、米国特許A5585058で提供され、それは本明細書に参考として引用される。
【0055】
さらに、基体発泡体は、発泡中発泡体を延伸することにより細長い気泡を有するように製造できる。このような延伸は、水平方向の気泡サイズを変化させることなくまたはしばしばそれを増大することなく、細長い気泡を生ずる。従って、延伸は、垂直方向に垂直な方向に平均気泡サイズを増大させ(EH平均)、そして孔を開けることを助ける。
【0056】
基体発泡体の孔開けは、正方形のパターン及び三角のパターンを含む任意のパターンで行うことができる。それにより基体発泡体に孔を開ける鋭い尖った物体の特別な直径の選択は、多くのファクター(平均気泡サイズ、目指す孔の間隔を含む)に依存するが、本発明の或る発泡体の製造に有用な尖った鋭い物体は、代表的には、1−4mmの直径を有する。
【0057】
圧縮が、気泡を開ける追加の手段として使用できる。圧縮は、発泡体の1つ以上の表面に力を働かすのに充分な任意の手段により行うことができ、従って発泡体内の気泡を破裂させる。孔開け中またはその後の圧縮は、気泡の壁に高い圧力差が生ずるため、孔開けにより生ずるチャンネルに隣接する気泡の壁を破裂させるのに特に有効である。さらに、針で刺すこととは異なり、圧縮は、すべての方向に面する気泡の壁を破裂させることができ、それにより音響の吸収に望まれる曲がりくねった路を生成する。
【0058】
基体発泡体の独立気泡の機械的な開通は、気泡の壁及び支柱に大きなサイズの孔を形成することにより基体の気流の抵抗性を低下させる。何れにしても、それによりそれが行う特別の手段に関係なく、基体である熱可塑性ポリマー発泡体内の独立気泡のこのような機械的開通は、音響の吸収及び音響の絶縁の用途に発泡体の有用性を拡大するのに働く。
【0059】
もちろん、機械的に開通された気泡の%は、多数のファクター(気泡のサイズ、気泡の形状、開通のための手段及び基体発泡体に適用される開通のための手段の適用の程度を含む)に依存するだろう。
【0060】
本発明の1つの態様は、
(A)好ましくは1.5−4mmの範囲の平均気泡サイズそしてASTM D2856、方法 Aに従って測定して約40%以下さらに好ましくは30%以下そしてさらにより好ましくは20%以下の連続気泡含量を有する多孔性のポリマー発泡体を用意し、そして
(B) ASTM D2856、方法 Aに従って測定した発泡体の連続気泡含量が、少なくとも10%、より好ましくは少なくとも15%、工程(A)ポリマー発泡体に比べて増大して、 ASTM D2856、方法 Aに従って測定して少なくとも20%の連続気泡含量を有する有孔のポリマー発泡体を得るように、ポリマー発泡体の表面で工程(A)で提供されたポリマー発泡体に孔を開けてその表面からポリマー発泡体に延在する複数の有孔チャンネルを形成する
ことからなる多孔性の吸音ポリマー発泡体を製造する方法である。
【0061】
この方法で孔が開いたポリマー発泡体は、或る利点、例えば改良された熱絶縁の性能及び/または改良された水吸収に対する抵抗性を有する。
【0062】
5.性能及び有用性
本発明の発泡体は、優れた吸音の能力を有する。音響を吸収する能力を測定する1つの方法は、250、500、1000及び2000HzでASTM E−1050に従って発泡体の吸音係数を測定し、次にこれらの吸音係数の相加平均を計算することである。その測定が本発明の発泡体によりなされるとき、平均の吸音係数は、好ましくは少なくとも約0.2、より好ましくは少なくとも約0.3、さらにより好ましくは少なくとも約0.4そしてなお好ましくは少なくとも約0.5である。
【0063】
本発明の発泡体は、20−20000Hz、好ましくは50−5000Hzそしてより好ましくは250−2000Hzの範囲で音響を吸収するのに有用であり、好ましくは、吸音能力は、前記の好ましい平均吸音係数に等しい。例えば、発泡体は、燃焼エンジンを備えた車両のような少なくとも50デシベルの音響強度の存在下に配置できる。
【0064】
本発明の重要な利点は、高い作業温度が要求される場所で本発明の発泡体を使用し、さらに熱成形可能であってリサイクルの可能性を有する発泡体を有する能力である。その例は、モータ、例えば車両、発電機、コンプレッサまたはポンプに見いだされるような内燃エンジンのコンパートメント中である。高い作業温度の表示は、高温度における熱変形への抵抗性である。本明細書で使用されるとき、用語「熱変形温度」は、発泡体本体が1時間その温度に曝されている間5容量%を越えて収縮しないことを意味する。好ましくは、本発明による発泡体の熱変形温度は、少なくとも130℃、より好ましくは少なくとも140℃、そしてさらにより好ましくは少なくとも150℃である。
【0065】
本発明の発泡体の他の利点は、高い平均吸音係数が低い水吸収により達成されることである。それは、その近辺の金属パーツの腐食を制限することを助け、細菌及びかびの成長を避け、そしてそれが必要とされる断熱値を改良するのに望ましい。本発明の発泡体は、14日の曝露のテスト期間に基づいて温かい水飽和雰囲気と発泡体(発泡体は、発泡体サンプルの表面上に水を凝縮させるために、約0℃以下の温度に維持される)との間の50℃の温度勾配でEuropean Norm(EN)12088に従って測定されたとき、好ましくは、水を10容量%より多く、5容量%より多く、3容量%より多く、より好ましくは1.5容量%より多くそしてさらにより好ましくは1容量%より多く吸収しない。
【0066】
以下の実施例は、本発明の範囲を説明するが、決してそれを制限するものではない。別に述べていない限り、すべての部及び%は重量により、そしてすべての温度は℃である。
【0067】
【実施例】
以下の実施例1及び2は、以下の表1に要約された成分から製造される。
【0068】
【表1】
【0069】
実施例 1
この実施例では、ポリプロピレン(PP)及び1連のポリプロピレン/ポリエチレン(PE)ブレンド(90/10−50/50のブレンド比を有する)は、発泡体押し出しラインで発泡テストにかけられる。本実施例で使用される装置は、原料供給、溶融及びメータリングのための通常の連続ゾーンの終わりに混合及び冷却のための2つの追加のゾーンを有する2インチ(50.8mm)スクリュータイプ押し出し機である。発泡剤の注入のための開口は、メータリングゾーンと混合ゾーンとの間の押し出し機バレル上に設けられる。冷却ゾーンの末端に、幅50mmのギャップを調節できるダイオリフィスが結合している。
【0070】
樹脂は、60kg/時の全速度で、以下の表2に示されている比で顆粒の形で押し出し機に供給される。さらに、カーボンブラック(CB)及び抗酸化剤(AO)も、その表に示されている速度で供給される。カーボンブラックは、冷却剤として使用される。押し出し機のゾーンで維持される温度は、供給ゾーンで160℃、溶融ゾーンで185℃、メータリングゾーンで225℃そして混合ゾーンで220℃である。イソブタンを特定の速度で混合ゾーンに注入する。
【0071】
【表2】
【0072】
冷却ゾーン及びダイブロック(両者は同じ温度に維持された)の温度を次第に下げ、ダイ開口のギャップを良好な品質の発泡体が生成されるまで調節する。大きな気泡を有する良好な品質の発泡体は、以下の表3に示されるパラメータに従ってこの実施例のテストを通して生成される。
【0073】
【表3】
【0074】
発泡体は、以下の表4−6に記載された性状のテストにかけられる前に1月以上エージングされる。
【0075】
【表4】
【0076】
40%以下のレベルのLDPEを有するPP/PEブレンドとPP樹脂とから製造された発泡体は、実質的に独立気泡を有する。連続気泡含量は、表層が両端で残された発泡体本体の直径45mm及び自然の厚さの試料について測定された。50/50のPP/PEブレンド(テストNo.1.6)は、19%というやや大きな連続気泡含量を有する発泡体を生成し、それは、或る程度までは、高い発泡温度(159℃)の結果と思われる。すべての発泡体は、低い密度及び大きな気泡を有する。PP/LDPEブレンドは、100%PP樹脂より大きな気泡サイズを達成する。テスト発泡体の熱変形温度は、最低で140℃である。従って、これらの発泡体は、このような高い温度への抵抗性が要求されるケースに使用できる。
【0077】
表4にリストされた上記のテスト発泡体は、吸音テストにかけられる。吸音テストを行うのに使用される装置は、とものBrueel and Kjaer A/S,Naerum,Denmarkから入手できるモデル4206音響インピーダンス管及びモデル3555信号分析器である。この装置は、ASTM E−1050に記載された方法に従って、物質の正常入射吸音係数を測定するのに使用される。
【0078】
吸音テストは、厚さ25mmを有する直径29mmの試料によりなされる。押し出されたままの発泡体は25mmより薄いので、厚さは、厚さ12.5mmのスラグを2片重ねることにより形成する。直径29mmの円筒を押し出された平板からくり抜く。円筒を厚さ約12.5mmのスラグに整える。1面に表層を有するスラグの1つのセットをつくり、そして表層を両端から除いた他のセットをつくる。表層を有する試料でのテストでは、表層を有する2つのスラグを、表層が積み重ねの相対する末端になるように、インピーダンス管に詰める。即ち、表層のついた表面は、入射音波に面しそして積み重ねの反対側に面するように配置される。2つのスラグの間には空間は残されていない。
【0079】
吸音テストが、未加工で孔の開いていない発泡体試料について行われた後、発泡体試料に、10mm×10mmの正方形のパターンで直径2mmの針でその場で孔を開ける。孔開けは、試料に合計5個の孔を開け、それは1平方センチあたり約0.76個の孔の密度になる。吸音テストが、10mm×10mmの正方形のパターンで孔を開けた試料について行われた後、追加の孔が、孔のパターンが5mm×5mmの正方形のパターンであるように同じ試料に開けられる。試料の得られた21個の孔は、1平方センチあたり約3.18個の孔の孔密度に相当する。そのより密に孔の開いた試料がテストされた後、吸音テストは、表層を除いた発泡体試料について繰り返される。
【0080】
表層を有するかまたは有しない発泡体についての吸音データは、それぞれ表5及び6に要約される。吸収曲線のセットの例の1組は、図1及び2に示される。表及び図のデータから、吸音係数に対するポリマー組成、表層の存在及び孔密度の効果を調べることができる。
【0081】
【表5】
【0082】
図1及び2に示される吸収曲線は、テスト1.1−1.4の表層を有する発泡体(それらの対応するPE1含量を参照する)について得られた結果を例示する。図1は、零の孔密度の結果を示し、図2は10mm×10mmのパターンの孔開けによる結果を示す。
【0083】
図1では、吸収曲線は、500Hzと1000Hzとの間の周波数で最大となる。示されるように、PP/PE1ブレンドの発泡体は、一般に、100%PP発泡体より良く吸収した。ブレンド発泡体のなかでは、60/40のPP/PEブレンド発泡体は、90/10及び80/20のブレンド発泡体より高い最大吸収を示す。
【0084】
孔開けは、図2に示されるように、発泡体のなかでの吸音能力の差を低下させがちであるが、PP/PE1ブレンドから製造された発泡体は、一般に、PP発泡体よりも音響的に優れた性能を有する。
【0085】
末端使用者は、最終の用途が必要とするために、発泡体の平板をしばしば削るので、以下の表6で発泡体の表層のないテスト1.1−1.4についてのデータを示す。
【0086】
【表6】
【0087】
実施例 2
本実施例で使用される装置は、実施例1で使用されたのと本質的に同じ構造を有する6インチ(152.4mm)の発泡体製造ラインである。冷却ゾーンの終わりに、ほぼ方形の形状の開口を有するダイオリフィスが結合している。本実施例では、市販のサイズの発泡体の平板が、密度0.923g/cm3及び溶融指数1.8(ASTM D−1238条件190℃/2.16kgにより)を有するProfax(商標)PF−814ポリプロピレン樹脂(PP)及び低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂(PE2)の60/40ブレンドから製造される。
【0088】
樹脂は、以下の表7に示された比で726kg/時の全速度で顆粒の形で押し出し機に供給される。表7の成分PP、PE2、IB、GMS及びAOは、上記の表1で規定されている。押し出し機のゾーンで維持される温度は、供給ゾーンで175℃、溶融ゾーンで210℃、メータリングゾーンで220℃そして混合ゾーンで190℃である。イソブタンを、7pphの均一な速度で混合ゾーン中に注入する。冷却ゾーン及びダイブロック(両者は同じ温度に維持された)の温度を、良好な品質の発泡体が生成されるまで次第に下げる。
【0089】
【表7】
【0090】
154℃の発泡温度で、9.2mmのマクロ気泡サイズの優れた品質の発泡体が生成する。表8及び9に示されるように、発泡体は、大きな断面のサイズ(65mm×592mm)を有し、連続気泡がなく、そして150℃の熱変形温度を有する。発泡体の連続気泡含量は、直径45mm及び長さ約60mmの円筒状の発泡体試料を使用して測定される。
【0091】
【表8】
【0092】
【表9】
【0093】
本実施例で製造された発泡体は、吸音テストにかけられる。テストの装置及び操作方法は、実施例1と本質的に同じである。この一連のテストでは、吸音に対する試料の厚さの効果、並びに表層及び孔開けの効果を調べる。
【0094】
実施例1のテストとは異なり、直径29mm及び直径100mmの両者のテスト試料を使用して、各発泡体の吸音曲線を得る。直径29mm及び100mmの直径を有する円筒を押し出されたままの平板からくり抜く。円筒を、1つの面に表層が残った厚さ50mmの試料に切断する。直径29mm及び100mmの試料の1つのセットに孔を開け、そして他のセットには孔を開けない。孔開けは、10mm×10mmの正方形のパターンで直径2mmの針により行われる。孔開けは、直径29mmの試料に5個の孔をもたらし、それは1cm2あたり0.76個の孔の孔密度に相当する。直径100mmの試料の場合には、それに刺された多数の孔は、1cm2あたり1個の孔に近い孔密度となる。各セットの試料について、吸音テストを以下のように行う。
【0095】
初めに、入射波に向かって調整された表層つきの表面を有する厚さ50mmの試料をテストする。小さいそして大きい試料の吸収曲線を、1つの吸収曲線を得るために、組み合わせる。大きな試料の曲線は低い周波数についてとられ、そして小さい試料のそれは高い周波数についてとられる。次に、試料を、入射波に面する切断面でひっくり返し、そしてテストする。これらのテストの後、試料を厚さ35mmに削り、そしてテストする。方法を繰り返して、厚さ25mm及び10mmの発泡体について吸音データを得る。孔の開いた発泡体に関するデータは、同じ方法により集められる。
【0096】
吸音データは、以下の表10及び11に要約される。
【0097】
【表10】
【0098】
【表11】
【0099】
高分子発泡体が、押し出されたとき音響をかなり充分に吸収しそして孔開けにより顕著に良好になることが示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表5に記載された零の孔密度で実施例1の表層のないテスト1.1−1.4の吸音曲線を示す。
【図2】 表5に記載された孔密度「1」で実施例1の表層のないテスト1.1−1.4の吸音曲線を示す。
Claims (16)
- 少なくとも1種の発泡剤と少なくとも1種の熱可塑性ポリマーブレンドとからなる発泡可能な組成物を、少なくとも1.5mmの平均気泡サイズ、300kg/m3以下の密度及び少なくとも1つの表面を有する多孔性のポリマー発泡体に転換することからなる音響を吸収するのに有用なポリマー発泡体を製造する方法であって、熱可塑性ポリマーブレンドが、
(A)(1)1.5以下のtanδ値、(2)少なくとも7センチニュートン(cN)の溶融張力及び/または(3)少なくとも10センチニュートン(cN)の溶融強さ
の少なくとも1つを有する少なくとも1種のアイソタクチックなプロピレンポリマー
及び
(B)フリーラジカル工程をへて生成された少なくとも1種のエチレンポリマーとを、プロピレンポリマー(A)対エチレンポリマー(B)の重量比が少なくとも35:65であるようにブレンドしたものであり、
ポリマー発泡体の少なくとも1つの表面10平方センチあたり少なくとも1個の有孔チャンネルが平均して存在するように少なくとも1つの表面から発泡体中に延在する複数の有孔チャンネルを形成するようにポリマー発泡体の少なくとも1つの表面に孔をあけることを特徴とするポリマー発泡体を製造する方法。 - プロピレンポリマーが、1.0以下のtanδ値、少なくとも15センチニュートン(cN)の溶融張力及び/または少なくとも25センチニュートン(cN)の溶融強さを有する請求項1の方法。
- プロピレンポリマーが0.9より小さい分枝指数を有する請求項1または2の方法。
- プロピレンポリマーが少なくとも90重量%のプロピレンモノマーから誘導された単位を有する請求項1〜3のいずれか1つの項の方法。
- ポリマー発泡体が、少なくとも5mmの平均気泡サイズ及び60kg/m3以下の密度を有する請求項1−4の何れか1つの項の方法。
- 少なくとも1種のエチレンポリマーが、低密度ポリエチレン(LDPE)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)、エチレン−アクリル酸エチルコポリマー(EEA)、及びエチレン−アクリル酸コポリマー(EAA)からなる群から選ばれる請求項1−5の何れか1つの項の方法。
- ポリマーがランダムなインターポリマーをさらに含む請求項1−6の何れか1つの項の方法。
- 請求項1−7の何れか1つの項の方法により得ることのできる多孔性ポリマー発泡体。
- 少なくとも1.5mmの平均気泡サイズ、300kg/m3以下の密度、少なくとも0.2の平均吸音係数及び少なくとも110℃の熱変形温度を有する多孔性の熱可塑性ポリマー発泡体であって、熱可塑性ポリマーが、
(A)1.5以下のtanδ値を有する少なくとも1種のアイソタクチックなプロピレンポリマー
及び
(B)フリーラジカル工程をへて生成された少なくとも1種のエチレンポリマーとを、少なくとも35:65のプロピレンポリマー(A)対エチレンポリマー(B)の重量比にてブレンドしたものであり、
ポリマー発泡体の少なくとも1つの表面10平方センチあたり少なくとも1個の有孔チャンネルが平均して存在するように少なくとも1つの表面から発泡体中に延在する複数の有孔チャンネルを形成するようにポリマー発泡体の少なくとも1つの表面に孔をあけたことを特徴とする多孔性熱可塑性ポリマー発泡体。 - ASTM D2856、方法 Aに従って測定して50%より低い連続気泡含量を有する請求項8または9の発泡体。
- 少なくとも0.3の平均吸音係数を有する請求項8−10の何れか1つの項の発泡体。
- 少なくとも140℃の熱変形温度を有する請求項8−11の何れか1つの項の発泡体。
- 14日の曝露のテスト期間に基づいて50℃でEuropean Norm 12088に従って測定される10容量%以下の水吸収を有する請求項8−12の何れか1つの項の発泡体。
- 音響を吸収するための請求項8−13の何れか1つの項の発泡体の用途。
- 発泡体が少なくとも50デシベルの音響強度の面前に配置される請求項14の用途。
- 発泡体が燃焼エンジンを備えた車両に配置される請求項14または15の用途。
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