JP4984639B2 - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル(PDP)を備えるプラズマディスプレイ装置(PDP装置)の技術に関し、特に、ドライバモジュールやその取り付けなどの実装構造に関する。
従来のPDP装置(PDPモジュール)において、基本的な構成では、PDPがシャーシに対し接着層により貼り付け固定され、シャーシの背面側に、PDPの電極の駆動のための回路部(駆動回路)などが配置されるものである。PDPの電極端部と駆動回路とは、例えばフレキシブル基板(フレキシブルプリント回路基板)及び金属板(ドライバ基板などとも称する)等により構成されるドライバモジュールを用いて電気的に接続される。
ドライバモジュールとしては、特に、アドレス駆動回路とPDPのアドレス電極とを接続するアドレスドライバモジュールを有する。また、このドライバモジュールによる電気的接続は、電極のグループと対応した複数のドライバモジュールに分けて構成される。
フレキシブル基板は、駆動回路側とPDP電極側をつなぐ配線及びICなどが実装されている。フレキシブル基板は、PDP側の端部と、シャーシ側の駆動回路の端部とを接続するため、湾曲された形で保持固定される。金属板は、シャーシ等に対してフレキシブル基板を保持固定するように、フレキシブル基板に対し密着され、シャーシ構造体に対してねじ止め等により取り付けされる。金属板は、ドライバモジュール及びフレキシブル基板の保持固定、フレキシブル基板のIC(半導体集積回路装置)等からの熱の放熱、及び接地などの各機能・役割を有する部材である。
上記シャーシとPDPとアドレスドライバモジュールとにおける取り付けに係わる、従来のドライバモジュール及びその取り付け部などの構成としては以下を有する。
第1に、一般的な構成として、アドレスドライバモジュールを構成する金属板とそれに対応するシャーシ構造体上の取り付け部(ボス部など)において、1つの金属板に対し主に二箇所(両端付近)でのねじ止め及び締結により接続固定される。
第2に、ねじ止めと位置決めピンとを併用する構成がある。例えば特開2004−258473号公報(特許文献1)記載の技術では、ドライバモジュールにおける1つの基板に対して、その一方端ではねじ止めによる締結、他方端では位置決めピンを用いて位置が固定される構造である。
特開2004−258473号公報
PDP装置におけるドライバモジュール及びフレキシブル基板の保持固定については、特にフレキシブル基板へのストレスを低減するために、高精度にその位置を決めて安定的に保持固定する必要がある。特に、PDPの高精細化で電極数及びドライバモジュール数が増加する傾向にあり、それに対処できるように、高精度及び安価なドライバモジュールが必要とされる。
前記従来のドライバモジュールの第1の構成では、装置製造時の組立工程などにおいて、1つの金属板に対して両端付近など少なくとも2つの箇所のねじ止めが必要である。よって、次のような問題がある。第1に、シャーシ構造体に対する複数のドライバモジュールの取り付けに係わり、多くのねじ部品が必要となるとともに、作業工数が多い又は増大する問題がある。第2に、ドライバモジュールの取り付けの際の方法及び手順として、まず金属板の一方端側をねじ止めし、次に他方端側をねじ止めして全体を締結しているが、このねじ止めの際、ねじの回転の力(回転トルク)が金属板に対し加わることによって、金属板が正常(理想)位置に対して少し回転した状態となってしまう。これにより、金属板と密着して保持固定されるフレキシブル基板も、前記回転の影響により、歪み(ストレス)が加わった状態となり、またフレキシブル基板における駆動回路側やPDP側との接続端部でも、例えばコネクタ等に対し少し斜めになって挿入されて接触不良などの状態となる。上記金属板の二箇所のねじ止めの際、一方端側を仮止めしてから固定するといった作業を追加すれば、上記回転の影響は少し軽減されるが、作業工数の増加となってしまう。このように、ドライバモジュールの特にフレキシブル基板やその接続端部で余計なストレスがかかることになり、部品の劣化や損傷、性能的な品質劣化などを招く恐れがある。
また、前記従来のドライバモジュールの第2の構成では、第1に、一方のねじ止め部と、他方の位置決めピンとで、シャーシ面に対する高低の差が設けられているため、例えばフレキシブル基板が斜めになって余計なストレスがかかるといった、上記第1の構成の場合と同様の問題がある。特に、フレキシブル基板が斜めになること等によってストレスが大きくなると、フレキシブル基板上の配線パターンの断線につながる恐れもある。また、第2に、一方の位置決めピンを用いた側の締結力(保持固定力)が、他方のねじ止め側によるそれと比べて弱いため、保持固定バランス、放熱性、接地性などの点で不利であるという問題がある。
本発明は以上のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、PDP装置における特にドライバモジュールの構成に関して、ねじ等の必要な部品の減少、製造時などの取り付けの作業工数の減少、安定的な保持固定の性能、放熱性や接地性の確保などの実現によって、品質向上を実現できる技術を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。前記目的を達成するために、本発明は、電極群が形成されたPDPと、PDPが固定されPDPの駆動のための回路部が配置構成されるシャーシの構造体と、PDP電極側とシャーシの回路部側とを電気的に接続する複数のドライバモジュールとを備えるPDP装置の技術であって、以下に示す技術的手段ないし構造を有することを特徴とする。
ドライバモジュールは、PDP電極群のグループに応じて複数に分けて構成され、当該ドライバモジュール及び特にその基板は、シャーシ構造体の周辺部付近の領域に隣接して配置される。ドライバモジュールは、接続の配線及び駆動のためのIC等を実装搭載したフレキシブル基板、及びその保持固定や放熱などのための部材である金属板による基板(ドライバ基板)などから構成される。ドライバモジュールのフレキシブル基板の一方の端部は、コネクタなどによりシャーシ側の回路と接続され、他方の端部は、熱圧着などによりPDP側の電極端部と接続され、フレキシブル基板面が湾曲された状態で保持固定される。フレキシブル基板及びICとシャーシとの間に空間領域を有して配置され基板がシャーシ構造体に対して接続及び保持固定される。ドライバモジュールとして、特に、アドレス駆動回路とアドレス電極とを接続するアドレスドライバモジュールを有する。
(1)本PDP装置では、シャーシ構造体側の取り付け部に対して、隣接する複数のドライバモジュールを取り付け及び保持固定する構造として、1つのドライバモジュールごとに、金属板に対してその両端部付近などでねじ止め等の手段により取り付け(ないし接続)する構造であり、その構造を工夫したものである。シャーシ構造体側とドライバモジュールの金属板側との取り付けの部位は、特に金属板の両端、及び金属板同士の隣接部ないし境界部の付近となる。典型的には複数のドライバモジュールのそれぞれの隣接部において同様に構成する。
本装置では、第1の手段として、ドライバモジュール及び基板の隣接部でねじ止め等により共通締結(共締め)する構造である。取り付け部と基板の両端部の隣接部とにおける少なくとも計二箇所の共通締結の部位(共通締結部)によりそれぞれねじ止めを用いて隣接する基板同士が共通締結される。
また、第1の手段の構造に加え、第2の手段として、金属板の位置決めのための部位(位置決め部)として、突起とその受け部などにより、位置決めする構造と併用したものである。取り付け部と基板とにおける少なくとも計二箇所の位置決め部により基板及びフレキシブル基板が位置決めされる。
上記第1と第2の手段を併用した構成の場合、隣接する2つの基板に対して、その1つの隣接部では、1つのねじ止め等による共通締結と、各基板の両端付近の計二箇所の位置決めとにより、基板を含むドライバモジュールがシャーシ構造体に対して接続及び保持固定される。
また、装置製造時など、ドライバモジュールの取り付けの作業などは以下のようになる。まず、ドライバモジュールは、フレキシブル基板のIC搭載面に対応した領域に対して基板面が接着剤などによって密着されることにより構成される。ドライバモジュールのフレキシブル基板のそれぞれの端部が、PDP電極端部及びシャーシ側回路部の端部と接続され、フレキシブル基板面が湾曲された状態になる。この状態において、1つのドライバモジュールに対しては、シャーシ構造体側の取り付け部における計2つの位置決め部の突起により1つの基板の両端付近の計2つの受け部(長穴)をそれぞれ挿入・嵌合させることによって、基板及びフレキシブル基板を所定の正常(理想)位置に位置決めする。隣接する複数のドライバモジュールについて同様に位置決めする。そして、シャーシ構造体側の取り付け部に対して、基板同士のそれぞれの隣接部において、ねじ止め等により共通締結する。
上記により、ドライバモジュールの隣接部で少なくとも1つのねじ止め等による共通締結で済む構造であるため、必要となるねじ部品等の数及び作業工数や手間が従来よりも減少される。また、共通締結と位置決めとの併用により、金属板及びフレキシブル基板の安定的な保持固定の性能などが実現される。
ドライバモジュールの取り付け及び保持固定において、上記第1の手段の共通締結のために通常のねじ部品を用いた構成では、ねじの回転による力が金属板等に加わるが、上記第2の手段の位置決め部の作用により、金属板が回転することが防止され、フレキシブル基板へのストレスが極力少なくなる状態でドライバモジュールが保持固定される。換言すれば、1つの金属板に対して少なくとも二箇所の位置決め部による位置決めにより、上記回転による力の影響がキャンセルないし緩和される。
(2)また本装置の他の構成として、前記(1)における第1の手段の共通締結部において通常のねじ部品を用いる以外の第3の手段として、ラッチ付きピンを用いる構成とする。即ち、ドライバモジュール及び基板の隣接部の共通締結部の位置及びシャーシ構造体側の対応する取り付け部の位置において、ラッチ付きピンを、シャーシ面垂直方向などで挿入してラッチ作用により基板をシャーシ構造体に対して保持固定する構造である。
ラッチ付きピンを用いた構成の場合、通常のねじ部品による回転の力はかからないため、基板への影響及びフレキシブル基板へのストレスが極力少なくなる状態でドライバモジュールが保持固定される。また、ラッチ付きピンの挿入の動作で済むため、ドライバモジュールの取り付けの作業がより容易になる。
(3)また本装置の他の構成として、第4の手段として、取り付け部において概略平面状のシャーシ(本体)面に対してドライバモジュールの基板が取り付け及び保持固定される位置の間に通気可能な空間領域が設けられるように、基板側の取り付けの箇所と、対応するシャーシ(本体)面の取り付け箇所とを接続する個別の部品(金属板接続用部材)を、シャーシ構造体の一部ないし延長として設ける構成とする。上記により、ドライバモジュールの保持固定の状態では、前記空間領域での通気により効果的な放熱がなされる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。本発明によれば、PDP装置における特にドライバモジュールの構成に関して、ねじ等の必要な部品の減少、製造時などの取り付けの作業工数の減少、安定的な保持固定の性能、放熱性や接地性の確保などの実現によって、品質向上を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1〜図8を参照して本発明の実施の形態1を説明する。図1は、PDP装置であるPDPモジュール100の全体の概略構成を示し、特にPDPモジュール100の背面側からみた駆動回路などの配置構成を示している。図2は、PDP1の構造の一例を示している。図3は、ADM3の平面構成例を示している。図4,図5は、ADM3の取り付けの構成を示す。図6〜図8は、ADM3の取り付け部付近の断面構成を示している。
実施の形態1の特徴部は、ADM3及びその取り付け部付近の構造であり、隣接するADM3を、位置決めピンにより位置決めしてねじ止めにより共通締結する構造である。従来とは異なる部位は、特にアドレス基板32及び金具4などである。
<PDPモジュール>
図1において、PDPモジュール100は、主に、前面側の表示部であるPDP1と、PDP1を保持する背面側のシャーシ(ベースシャーシ)2とを有し、PDP1側のアドレス電極群とシャーシ2側の駆動回路とを接続するドライバモジュールであるアドレスドライバモジュール(ADMと略称する)3を有する構成である。
PDPモジュール100は、装置製造・組み立て時に、PDP1がシャーシ2に対して接着層(例えば複数領域に分けた両面テープ)を介して貼り付けられて固定され、またADM3等の部品が取り付け及び接続されることにより構成される。PDPモジュール100は、更に外部筐体などに組み込まれることにより、PDP装置(製品セット)が構成される。
PDP1及びシャーシ2は、概略長方形平面板状の構造体である。シャーシ2面(背面側)には、所定の構造により回路部(駆動回路)が構成されている。回路部は、X(維持)駆動回路101、Y(走査)駆動回路102、第1及び第2のアドレス駆動回路103、制御回路104、電源回路105などを有する。
電源回路105は、各回路に給電する。制御回路104は、PDP装置全体を制御するものであり、各駆動回路{101,102,103}を接続しており、表示信号や制御クロックなどに基づき駆動の制御信号を生成及び出力する。各駆動回路{101,102,103}は、PDP1側の対応する種類の電極群と電気的に接続される。X駆動回路101は、X電極21に駆動の電圧を印加する。Y駆動回路102は、Y電極22に駆動の電圧を印加する。アドレス駆動回路103は、アドレス電極23に駆動の電圧を印加する。
シャーシ2面には、所定の取り付け部(b)の構造によりADM3のアドレス基板32が接続されてADM3が保持固定されている。ADM3の取り付けの位置は、大きくは、シャーシ2の上下それぞれの長辺部の領域である。アドレス駆動回路103との間の領域に複数のADM3が整列して配置される。第1及び第2のアドレス駆動回路103に対して、それぞれ複数のADM3が接続されており、ADM3を通じてPDP1のアドレス電極23群と接続されている。本例では、上下辺で8個ずつ合計16個のADM3が配置される。
aで示す領域は、隣接する複数のADM3の取り付けの位置の例であり、その詳細は図4などに示される。a以外の他の領域のADM3に関しても同様の構成である。aのうち特にbで示す領域は、シャーシ2とADM3とが物理的に接続される取り付け部(金具4に対応する)の位置を示す。
なお、ADM3及びそのアドレス基板(金属板)32等は、複数のADM3が接続される元となるアドレス駆動回路103の基板とは別である。また、上下2つのアドレス駆動回路103は、PDP1の表示領域のアドレス電極23群を二分割で駆動制御する構成に対応したものである。これに限らず単一のアドレス駆動回路の構成なども可能である。また、X,Y駆動回路(101,102)については、図示していないが、フレキシブル基板などを通じてPDP1の対応するX,Y電極(21,22)側に接続されている。これは、ドライバモジュールを介してPDP1の対応するX,Y電極(21,22)群と接続する構成を考えた場合には、ADM3と同様の特徴構成を適用可能である。
アドレス駆動回路103は、制御回路104で発生させた信号をもとにした駆動制御信号を各ADM3に伝送する回路基板である。アドレス駆動回路103上の部品は、主に動作安定のための回路である。PDP1のアドレス電極23群の直接かつ個別の駆動は、アドレス電極23のグループに対応する配置のADM3からそのフレキシブル基板31に搭載されているドライバIC33によって行われる。各ADM3では、ドライバIC33により、アドレス駆動回路103からの駆動制御信号に従って、PDP1の表示セル群を発光(点灯)させるための駆動、特にアドレス電極群の駆動(アドレス駆動)を行う。即ち、ドライバIC33は、アドレス駆動回路103からの駆動制御信号をもとに、PDP1の対応するアドレス電極23の駆動(アドレス駆動)のための駆動信号(電圧波形)を生成して、配線を通じて対象アドレス電極23に印加する。アドレス駆動では、対象のアドレス電極23とY電極22への電圧印加により、点灯表示セル選択のための放電を発生させる。
<PDP>
図2において、PDP1の構造例を説明する。PDP1は、主にガラスで構成される前面板11側の部分(前面部201)と、背面板12側の部分(背面部202)とを貼り合わせて構成される。
前面部201の前面板11には、表示の繰り返し(維持)放電などのための複数のX(維持)電極21及びY(走査)電極22が、第1(横)方向に略平行に交互に配置されている。この表示電極であるX,Y電極(21,22)群は、第1の誘電体層13に覆われており、更に第1の誘電体層13の表面は、MgO等の保護層14に覆われている。X,Y電極(21,22)は、例えばそれぞれ、直線状で金属製のバス電極と、それに電気的に接続され放電を発生させるための透明電極とで構成される。
背面部201の背面板12には、X,Y電極(21,22)と略垂直な第2(縦)方向に略平行に複数のアドレス電極23が配置されており、更にアドレス電極23は、第2の誘電体層15に覆われている。アドレス電極23の両側には、第2方向に伸びる隔壁16が配置されており、PDP1表示領域の列方向及び表示セルを区分けしている。更にアドレス電極23上の誘電体層15面上及び隔壁16の側面には、紫外線により励起されて赤(R),緑(G),青(B)の可視光を発生する各色の蛍光体17が区別して塗布されている。X,Y電極(21,22)の組で表示ライン(行)が構成され、表示ラインとアドレス電極23が交差し隔壁16で区切られる領域に対応して表示セルが構成される。表示セルのマトリクスによりPDP3の表示領域が構成される。
前面板11側と背面板12側とを、保護層14と隔壁16上面部が接するように貼り合わせて、Ne,Xe等の放電ガスを封入することによりPDP1が構成される。PDP1の各電極群は、封着領域の外になるPDP1端部近傍まで引き出され、ドライバモジュールのフレキシブル基板等を介してシャーシ2背面の駆動回路側と接続される。
<ADM>
図3において、ADM3の構成例を説明する。図3では、ADM3の内側のドライバIC33が配置された側からみたものである。ADM3は、主にフレキシブル基板31とアドレス基板(金属板)32とにより構成される。フレキシブル基板31には、ドライバIC33(ICパッケージ)が実装搭載されている。図3では例として1つのアドレス基板32に対してドライバIC33が1個搭載された構成を示している。アドレス基板32は、その両端部(短辺)で、取り付け部(b)の金具4に対し接続固定される。ADM3は、フレキシブル基板31の延びる方向(第2方向)の中心線に対して略対称的な構成である。なお、ADM3の詳細な構造は、PDP装置の設計思想・仕様に応じるものであり本例に限定されるものではない。
フレキシブル基板31は、その端部(311,312)により、PDP1のアドレス電極23及びアドレス駆動回路103に電気的に接続される。一方の端部311は、例えばアドレス駆動回路103のコネクタに挿入される。他方の端部312は、PDP1の背面部202のアドレス電極23の引き出しの端部と熱圧着により接続される。
フレキシブル基板31上には、ドライバIC33と接続される各種の配線(341,342)、並びに独立した線状パターン343などを有する。フレキシブル基板31の幅方向(第1方向)の最も外側で両側に、ADM3のグランドに接続(接地)されるグランドライン342を有し、その内側に、PDP1側の各アドレス電極23に接続される複数の信号配線341を有する(信号配線341の詳細は図示を省略している)。1つのADM3の信号配線341の数は、ドライバIC33の種類にもよるが、64本、128本などがある。また、アドレス基板32の長辺の端部近傍におけるフレキシブル基板13の一部領域には、グランドライン342の外側に、PDP1の電極とは接続されない複数の線状パターン343が、アドレス基板32の端面を垂直に横切る配置で設けられている。この線状パターン343は、フレキシブル基板31の強化と、フレキシブル基板31の配線(341,342)の並ぶ方向にかかるストレスの緩和とに寄与して配線の金属疲労などを防止する。
アドレス基板32は、シャーシ2に対し取り付け部(b)において接続固定される、ADM3の保持固定、及び放熱や接地の機能・役割を持つ部材であり、本例では概略長方形状の金属板によって構成されている。本例では、アドレス基板32の一方のシャーシ2面側と対向する内側面に、フレキシブル基板31の一方のドライバIC33が配置されている一部領域の外側面が、接着剤などによって密着して貼り付けられることにより、1つのADM3が構成される。
アドレス基板32には、ADM3及びアドレス基板32同士の隣接部である両短辺の、中央付近に、それぞれ、共通締結部の一部を構成する概略半円状の欠け部321が設けられており、また、同両短辺の内側近くでアドレス駆動回路103側寄りに、それぞれ、位置決め部の一部を構成する長穴(位置決めピン受け部)322が設けられている。欠け部321は、隣接するアドレス基板32の対応する欠け部321と組で共通締結のために機能し、個別のねじ部品(雄ねじ)51及び金具4側の雌ねじ41の構造と対応した位置及び形状である。長穴322は、金具4側の位置決めピン42の構造と対応した位置及び形状であり、アドレス基板32の長手方向(第1方向)に長く位置決めやずれを考慮した余裕を持つ形状である。これらの部位(321,322)は、例えばアドレス基板32の元となる金属板の加工によって構成される。
<ADM取り付け>
図4,図5において、ADM3の取り付け及び保持固定の構造を説明する。図4,図5では、前記図1のaの部分について、シャーシ2背面側から斜視した構成を示している。この構成は、図6〜図8の断面図とも対応している。他の複数のADM3の隣接部でも同様構成である。なおアドレス駆動回路103などを省略して示している。図4は、複数のADM3がシャーシ2の取り付け部(b)の金具4に対して取り付けられ保持固定された状態を示しており、図5は、装置製造時などにおけるADM3の取り付けの作業において、例として隣接する2つのADM3が、シャーシ2の取り付け部(b)の金具4に対して取り付けられる様子を示す。
図4,図5において、隣接する2つの金具4に対して1つのADM3が接続される。金具4は、本例では、長方形状の金属製の板を折り曲げ加工してなる凸状(段状)であり、アドレス基板32端部面との密着接続面(第1面)、シャーシ2との密着接続面(第2面)、及びその両者をつなぐ立ち壁の面(第3面)を有する構造である。金具4の形状及び配置により、シャーシ2(本体)平面と第1面との間に空間領域が設けられ、特に第2方向での通気が有効になされる。
なお、従来のドライバモジュール取り付け構造としては、このような金具4の構成は存在せず、通気の方向もこのような方向(第2方向)ではない。これにより、従来よりも放熱性能が向上できる。金具4等の部材は、シャーシ2構造体として一体化形成されてもよい。
図4において、アドレス基板32の両端部付近で、位置決め部である位置決めピン42及び長穴322によりアドレス基板32が位置決めされていると共に、アドレス基板32の両端の隣接部でそれぞれねじ部品(雄ねじ)51によるねじ止めにより隣接のアドレス基板32が共通締結されている。
図5において、予めシャーシ2の組み立て工程などにおいて、概略平面板状のシャーシ2(本体)の所定の位置に対して、金具4がねじ部品44のねじ止め等により接続固定されている。
また本例では特に、金具4の第1面の平面板部分には、内横側に、アドレス駆動回路103基板の載置及び押さえ付けのための張り出し部43が設けられており、また外横側に、アドレス基板32の載置及び共通締結に対応した張り出し部が設けられている。
金具4の第1面の平面板の外横側の張り出し部には、ADM3の隣接部及び第1面の中心線上、共通締結部に対応した1つの雌ねじ部(ねじ穴)41が形成されている。また、金具4の第1面の平面板における中心線の左右の対称的な位置に、同形状の位置決めピン42が設けられている。
隣接する2つのADM3の取り付けの際には、隣接する2つの金具4の第1面の平面板上の位置決めピン42それぞれに対して、1つのアドレス基板32の両端の長穴322がセットされ、位置決めピン42が長穴322に挿入及び嵌合されることにより、アドレス基板32の位置決めがなされる。隣接する各アドレス基板32も同様に位置決めがなされる。そして、一旦複数のアドレス基板32の位置決めがなされた状態から、アドレス基板32の隣接部における、金具4の第1面の平面板の雌ねじ部41及び各アドレス基板32の欠け部321の組の位置に対して、上側からねじ部品(雄ねじ)51によりねじ止めがなされる。
本例では、1つの金具4に対して1つの雌ねじ部41と2つの位置決めピン42とを一体的に形成した構成である。これにより更に部品数を削減している。
<PDPモジュール断面(1)>
図6,図7において、PDPモジュール100のADM3が配置される長辺部における、第2方向(PDP表示領域の列方向)の断面を示している。そのうち、図6は、ADM3の中心線上でドライバIC33が配置されている位置の切断面(図8のcに対応する)を示し、図7は、取り付け部(b)の金具4のうちの立ち壁の位置の中心の切断面(図8のdに対応する)を示す。PDP1の背面部202とシャーシ2(本体)とは、接着層9により貼り付けられて略全面的に固定されている。
図6,図7のように、ADM3のフレキシブル基板31は、一方の端部(311)が図示しないアドレス駆動回路103側に接続され、他方の端部(312)がPDP1のアドレス電極23側に接続され、アドレス基板32と金具4との接続固定によって、フレキシブル基板31面が湾曲した状態で保持固定される。PDP1の背面板12の端部領域でADM3のフレキシブル基板31の端部312が熱圧着により接続されている。
フレキシブル基板31のアドレス基板32の配置と対応する位置と、シャーシ2(本体)平面との間には、空間領域が設けられている。なお、シャーシ2の端部は、強度向上のために垂直方向へ曲げられた構造を有し、ADM3とは抵触しない。
<PDPモジュール断面(2)>
図8において、PDPモジュール100のADM3が配置される長辺部における、第1方向(PDP表示領域の行方向)の断面、特に位置決め部(322,42)の位置の断面を示している。
フレキシブル基板31の内側面におけるアドレス基板32の配置と対応する位置には、シャーシ2側の取り付け部(b)の金具4と抵触しない配置で、1つ以上のドライバIC33が実装搭載されている。図8では例として1つのADM3に対して3個のドライバIC33が搭載された構成を示している。ADM3の中心線上に1つのドライバIC33、その両側に2つのドライバIC33を有する。例えば、1つのADM3に対して128ラインのドライバIC33を3個搭載した構成の場合、1つのADM3で384本のアドレス電極23を駆動でき、8個のADM3では計3072本のアドレス電極23が駆動できる。1画素はR,G,Bの3色の表示セルのセットからなるため、この場合のPDP1表示領域の行方向の画素数は1024になる。
図8に示すように、1つの金具4の凸状の平面部(第1面)上に、隣接する2つのアドレス基板32の両端部が載置される。金具4の平面部(第1面)の位置決めピン42が、アドレス基板32側の長穴322に挿入される。また、金具4の平面部(第1面)の雌ねじ部41、隣接のアドレス基板32の欠け部321の組、及びねじ部品(雄ねじ)51により、共通締結される。
位置決めピン42の形状は、例えば半球状であり、その他、棒状など各種形状としてもよい。また位置決めピン42の受け部である長穴322は、貫通した穴の形状以外としてもよい。また、位置決めピン42が長穴322を抜けて上側へ突出する構成としてもよい。また、位置決めピン42と長穴322は、シャーシ2及び金具4側とアドレス基板32側とで逆側に構成してもよい。また、それらは、アドレス基板32やシャーシ2及び金具4と一体的な構造としてもよいし、別部品として接続固定される構成としてもよい。
<効果>
実施の形態1の構成によれば、利点として、1つのADM3に対して2つの箇所(共通締結部)でのねじ止めにより、十分な締結力を確保でき、また、1つのADM3に対して2つの箇所(位置決め部)での位置決めにより、ねじ止めによるアドレス基板32への回転の力の影響及びフレキシブル基板31へのストレスを極力少なくすることができる。従って、総合的に、ADM3及び取り付け部において、少ない部品数及び作業工数で安定的な保持固定の性能を実現でき、放熱性や接地性なども確保できる。特に必要なねじ部品51の数としては、例えば8個のADM3を取り付ける場合、従来では、その2倍の16個のねじ部品が必要であったが、本構成の場合には9個に削減される。
放熱性能などその他の効果を説明する。ADM3のフレキシブル基板31が接続されているPDP1は、放電により発熱する。また、フレキシブル基板31に搭載されているドライバIC33も発熱する。シャーシ13、アドレス基板32、金具4等は、放熱性などを考慮して、熱伝導性の材料、例えばアルミ合金製である。PDP1、回路部、及びフレキシブル基板31などで発生する熱は、シャーシ2、金具4、及び金属板32等を伝わって放熱される。特に、ドライバIC33及びフレキシブル基板31からアドレス基板32へ、アドレス基板32から金具4へ、といったように熱が伝わって放熱される。金具4の下側に空間領域が存在することにより、通気によって効果的に放熱される。
また、ガラス製のPDP1と、金属製のシャーシ2やアドレス基板32とでは熱膨張の割合が異なるため、特に、フレキシブル基板31の配線の並ぶ方向(第1方向)にストレスがかかることが問題となる。これに対しては、フレキシブル基板31の強化(線状のパターン343など)と、前記ストレスを緩和する本特徴の取り付け部(b)付近の構造により、配線の金属疲労などを防止する。
また、アドレス基板32に設けられている長穴322は、フレキシブル基板31の幅方向(第1方向)に長く余裕・隙間ができる形状をしている。そのため、アドレス基板32とシャーシ2側の金具4との取り付けにおいて、位置ずれ等から生じるフレキシブル基板31へのストレスがかからない形で取り付けることができ、また、シャーシ2とPDP1との熱膨張の差による応力を緩和する。
(実施の形態2)
次に、図9〜図11を参照して本発明の実施の形態2について説明する。図9,図10は、PDPモジュール100でのADM3の取り付けの構成を示す。図11は、ADM3の取り付け部付近の断面構成を示している。
実施の形態2では、PDPモジュール100全体構成やADM3等の構成は実施の形態1と同様であり、主に、取り付けのための部品としてねじ部品51に代わりラッチ付きピン52を用いることが異なる。
図9,図10において、ADM3の取り付け及び保持固定の構造を説明する。図9,図10の構成は、図10の断面図とも対応している。隣接する2つの金具4に対して1つのADM3が接続される。金具4は、実施の形態1と略同様の構造であり、異なる箇所として、第1面の平面部の中心線上に、ラッチ付きピン52の挿入に対応した穴部45を有する。
図9において、アドレス基板32の両端部付近で、位置決め部である位置決めピン42及び長穴322によりアドレス基板32が位置決めされていると共に、アドレス基板32の両端の隣接部でそれぞれラッチ付きピン52によるラッチ作用により隣接のアドレス基板32が共通締結ないし共通に保持固定されている。ラッチ付きピン52による保持固定は、シャーシ2面垂直方向の力であり、アドレス基板32に対する回転の力はかからない。
図10において、金具4の第1面の平面板の外横側の張り出し部には、ADM3の隣接部及び第1面の中心線上、共通締結部に対応した1つの穴部45が形成されている。ラッチ付きピン52は、下側の基部と、軸部と、上側の可動するラッチ部分とを有する。ラッチ付きピン52は、樹脂製のものが滑り性良好で好適である。
隣接する2つのADM3の取り付けの際には、隣接する2つの金具4の第1面の平面板上の位置決めピン42それぞれに対して、1つのアドレス基板32の両端の長穴322がセットされ、位置決めピン42が長穴322に挿入及び嵌合されることにより、アドレス基板32の位置決めがなされる。隣接する各アドレス基板32も同様に位置決めがなされる。そして、一旦複数のアドレス基板32の位置決めがなされた状態から、アドレス基板32の隣接部における、金具4の第1面の平面板の穴部45及び各アドレス基板32の欠け部321の組の位置に対して、下側からラッチ付きピン52を挿入する。その挿入の際には、ラッチ付きピン52の上側の可動するラッチ部分が、穴部45の通過に応じて狭められた状態に可動する。その状態でラッチ付きピン52のラッチ部分が穴部45を通過すると、ラッチ部分が元の広がった状態に戻る。これにより、ラッチ付きピン52の基部とラッチ部分とでアドレス基板23の端部を挟んで押える状態となって、アドレス基板32が金具4に対して保持固定される。
金具4の平面部(第1面)の位置決めピン42が、アドレス基板32側の長穴322に挿入される。また、金具4の平面部(第1面)の穴部45、隣接のアドレス基板32の欠け部321の組、及びラッチ付きピン52により、共通締結ないし共通の保持固定がなされる。1つのアドレス基板32に対して、2つの位置決め部の位置決めの作用と、1つの共通締結部のラッチ付きピン52のラッチの作用とにより、ADM3が保持固定される。
実施の形態2によれば、利点として、ラッチ付きピン52を用いることによりねじ部品51のような回転の締結の必要がないため、ADM3の取り付けの作業がより容易になる。
本構成では、共通締結部(321,45)と位置決め部(322,42)との併用の構成とした。実施の形態2のラッチ付きピン45による共通締結ないし共通の保持固定では、実施の形態1のようなねじ部品51とは異なり、アドレス基板32への回転の力がかからない。そのため、上記併用の構成ではなく位置決め部(322,42)を設けずにラッチ付きピン45を中心に保持固定する構成なども可能である。
以上、各実施の形態によれば、ADM3の取り付け及び保持固定において、高精度に位置決めして、特にアドレス基板32の回転の影響を防止してフレキシブル基板31の歪みストレスを極力少なくし、安定的で確実にADM3を保持固定できる。また、本構成は比較的に簡素で簡略的な実装構成で済むことから、装置の低価格化が期待できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、フレキシブル基板を含むドライバモジュールを用いてシャーシ側回路と表示部側とを接続する表示装置などに利用可能である。
本発明の一実施の形態におけるPDP装置(PDPモジュール)の全体の概略構成を示し、特にPDPモジュールの背面側からみた駆動回路やドライバモジュールなどの配置構成を示す図である。 本発明の一実施の形態のPDP装置における、PDPの構造の一例として分解斜視構成を示す図である。 本発明の一実施の形態のPDP装置における、アドレスドライバモジュール(ADM)の平面構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1のPDP装置における、シャーシ構造体に対するADMの取り付けの構成として、取り付け後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1のPDP装置における、シャーシ構造体に対するADMの取り付けの構成として、取り付け前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1のPDP装置における、ADMの取り付け部付近の構成として、PDP表示領域列方向(第2方向)のドライバIC中心位置での断面構成を示す図である。 本発明の実施の形態1のPDP装置における、ADMの取り付け部付近の構成として、PDP表示領域列方向(第2方向)の金具の立ち壁中心位置の断面構成を示す図である。 本発明の実施の形態1のPDP装置における、ADMの取り付け部付近の構成として、PDP表示領域行方向(第1方向)の位置決めピン中心位置での断面構成を示す図である。 本発明の実施の形態2のPDP装置における、シャーシ構造体に対するADMの取り付けの構成として、取り付け後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2のPDP装置における、シャーシ構造体に対するADMの取り付けの構成として、取り付け前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2のPDP装置における、ADMの取り付け部付近の構成として、PDP表示領域行方向(第1方向)の位置決めピン中心位置での断面構成を示す図である。
符号の説明
1…プラズマディスプレイパネル(PDP)、2…シャーシ、3…アドレスドライバモジュール(ADM)、4…金具、9…接着層、11…前面板、12…背面板、13,15…誘電体層、14…保護層、16…隔壁、17…蛍光体、21…X(維持)電極、22…Y(走査)電極、23…アドレス電極、31…フレキシブル基板、32…アドレス基板(金属板)、33…ドライバIC、41…雌ねじ部、42…位置決めピン、43…張り出し部、44…ねじ部品、45…穴部、51…ねじ部品(雄ねじ)、52…ラッチ付きピン、100…PDPモジュール、101…X駆動回路、102…Y駆動回路、103…アドレス駆動回路、104…制御回路、105…電源回路、201…前面部、202…背面部、
311,312…端部、321…欠け部、322…長穴、341…配線、342…グランドライン、343…線状パターン。

Claims (10)

  1. 電極群が形成されたプラズマディスプレイパネルと、前記プラズマディスプレイパネルが固定され前記プラズマディスプレイパネルの駆動のための回路部が配置構成されるシャーシと、前記プラズマディスプレイパネルの電極側と前記シャーシの回路部側とを電気的に接続する複数のドライバモジュールとを備えるプラズマディスプレイ装置であって、
    前記シャーシの辺部付近に前記複数のドライバモジュールが隣接して配置され、
    前記ドライバモジュールは、前記接続の配線及びICを搭載するフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の面と密着して前記フレキシブル基板を前記シャーシに対して保持固定するための基板とを有し、
    前記フレキシブル基板と前記シャーシとの間に空間領域を有して配置され前記基板が前記シャーシに対して保持固定されるものであり、
    前記シャーシ側の取り付け部に対して前記隣接するドライバモジュールを取り付け及び保持固定する構造とし、
    前記取り付け部は前記シャーシに対して凸状の構造であって、前記シャーシに対向し隣接する2枚の前記基板の端部面との密着接続面を有し、
    前記密着接続面において、前記取り付け部と隣接する2枚の前記基板とにおける位置決め部により、前記密着接続面の同一面上で隣接する2枚の前記基板及びフレキシブル基板が位置決めされ、
    前記密着接続面において、前記取り付け部と隣接する2枚の前記基板の両端部の隣接部とを共通締結部によりねじ止めを用いて隣接する2枚の前記基板同士が共通締結されて、
    隣接する2枚の前記取り付け部に対して1つの前記基板が接続固定されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 電極群が形成されたプラズマディスプレイパネルと、前記プラズマディスプレイパネルが固定され前記プラズマディスプレイパネルの駆動のための回路部が配置構成されるシャーシと、前記プラズマディスプレイパネルの電極側と前記シャーシの回路部側とを電気的に接続する複数のドライバモジュールとを備えるプラズマディスプレイ装置であって、
    前記シャーシの辺部付近に前記複数のドライバモジュールが隣接して配置され、
    前記ドライバモジュールは、前記接続の配線及びICを搭載するフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の面と密着して前記フレキシブル基板を前記シャーシに対して保持固定するための基板とを有し、
    前記フレキシブル基板と前記シャーシとの間に空間領域を有して配置され前記基板が前記シャーシに対して保持固定されるものであり、
    前記シャーシの取り付け部に対して前記隣接するドライバモジュールを取り付け及び保持固定する構造とし、
    前記取り付け部は前記シャーシに対して凸状の構造であって、前記シャーシに対向し隣接する2枚の前記基板の端部面との密着接続面を有し、
    前記密着接続面において、前記取り付け部と隣接する2枚の前記基板とにおける位置決め部により、前記密着接続面の同一面上で隣接する2枚の前記基板及びフレキシブル基板が位置決めされ、
    前記密着接続面において、前記取り付け部と隣接する2枚の前記基板の両端部の隣接部とを共通締結部によりラッチ付きピンを用いて隣接する2枚の前記基板同士が共通に保持固定されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  3. 請求項2記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記シャーシの取り付け部に対して前記隣接するドライバモジュールを取り付け及び保持固定する構造として、1つのドライバモジュールごとに、
    前記取り付け部と前記基板の両端部付近とにおける少なくとも計二箇所の位置決め部により前記基板及びフレキシブル基板が位置決めされることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  4. 請求項1記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記基板は、前記フレキシブル基板の横幅以上の長辺を持つ、概略長方形状の金属板であり、
    前記基板の両端の短辺部にそれぞれ前記共通締結部のねじ部品の締結の位置に対応して半円状の欠け部を有し、
    前記シャーシの取り付け部は、前記共通締結部の前記ねじ部品の締結の位置に対応して雌ねじ部を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  5. 請求項2または3に記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記基板は、前記フレキシブル基板の横幅以上の長辺を持つ、概略長方形状の金属板であり、
    前記基板の両端の短辺部にそれぞれ前記共通締結部の前記ラッチ付きピンの締結の位置に対応して半円状の欠け部を有し、
    前記シャーシの取り付け部は、前記共通締結部の前記ラッチ付きピンの締結の位置に対応して前記ラッチ付きピンの挿入に対応した穴部を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  6. 請求項4または5に記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記基板の両端の短辺部の内側近くにそれぞれ前記位置決め部に対応した長穴を有し、
    前記シャーシの取り付け部は、前記位置決め部の長穴に対応した位置に突起部を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記取り付け部は、前記シャーシの本体に対しねじ止めにより取り付けされる金属製の部材として構成されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  8. 請求項記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記取り付け部は、前記シャーシの本体に対しねじ止めにより取り付けされる金属製の部材として構成され
    前記基板は、前記フレキシブル基板の横幅以上の長辺を持つ、概略長方形状の金属板であって、前記基板の両端の短辺部にそれぞれ前記共通締結部のねじ部品の締結の位置に対応して半円状の欠け部を有し、
    前記金属製の部材は、前記凸状の平面部に、前記共通締結部の欠け部に対応した位置に雌ねじ部を有することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  9. 請求項8記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記基板は、前記位置決め部に対応する前記基板の両端部に長穴を有し、
    前記金属製の部材は、前記凸状の平面部に、前記長穴に対応した位置に突起部を有し、
    前記長穴と前記突起部により、前記基板及びフレキシブル基板が位置決めされることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ装置において、
    前記ドライバモジュールは、前記プラズマディスプレイパネルのアドレス電極群のグループと、前記回路部のうちのアドレス駆動回路とを接続するアドレスドライバモジュールであり、前記シャーシの辺部付近の領域に当該複数のアドレスドライバモジュールが整列して配置されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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