JPH11209649A - 接着用治具および接着方法 - Google Patents

接着用治具および接着方法

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JPH11209649A
JPH11209649A JP1293498A JP1293498A JPH11209649A JP H11209649 A JPH11209649 A JP H11209649A JP 1293498 A JP1293498 A JP 1293498A JP 1293498 A JP1293498 A JP 1293498A JP H11209649 A JPH11209649 A JP H11209649A
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JP
Japan
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jig
liquid crystal
positioning
thermocompression bonding
pin
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JP1293498A
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English (en)
Inventor
Takayuki Iizuka
貴之 飯塚
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく製造できる熱圧着用治具を提供す
る。 【解決手段】 略平板枠状の第1の治具11に載置する駆
動回路基板5,5およびTAB2を複数設けた液晶セル
3に対応して貫通孔17を複数設ける。第1の治具11の上
面に液晶セル3の縁に当接する第1および第2の基準突
部21,23を設ける。第1の治具11の四隅近傍に通孔18を
設ける。第1の治具11と略同形状の第2の治具12に通孔
18に嵌挿する連結ピン28および貫通孔17に嵌挿する位置
決めピン34を設ける。第2の治具12の四隅近傍に熱圧着
装置の治具取付ベース42の取付ピン43が嵌挿する取付孔
44を設ける。第1の治具11および第2の治具12を重ね合
わせて係合する。第1の治具11の上面から突出する位置
決めピン34の先端の針状部39にて駆動回路基板5,5お
よび液晶セル3を位置決めし熱圧着する。熱圧着後に第
2の治具12を取り外して液晶表示装置1に負荷を掛けな
いで位置決めを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部品を接着
するための接着用治具および接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置などの平面表示装置
は、薄型、軽量かつ低消費電力であることから、パーソ
ナル・コンピュータ、ワードプロセッサ、あるいはテレ
ビ用表示装置などに利用されている。特に、各画素電極
にスイッチ素子が電気的に接続されて構成された光透過
型などのアクティブマトリックス型表示装置は、隣設す
る画素間でクロストークを生じない良好な表示画素が得
られることから、盛んに研究開発されて広く利用されて
いる。
【0003】以下、光透過型のアクティブマトリックス
型表示装置の構成について説明する。アクティブマトリ
ックス型表示装置は、アレイ基板と対向基板とが対向し
て設けられ、これらアレイ基板と対向基板との間に配向
膜を介して液晶組成物が保持されて構成されている。
【0004】そして、アレイ基板は、ガラス基板上に複
数本の信号線と複数本の走査線とが直交して配設され、
これら信号線と走査線との交差位置の近傍にスイッチ素
子として薄膜トランジスタ(Thin-Film Transistor:T
FT)が設けられ、この薄膜トランジスタにITO(In
dium Tin Oxide)にて形成された画素電極が設けられて
いる。さらに、ガラス基板上には、走査線と略平行に補
助容量線が設けられ、この補助容量線と画素電極との間
に補助容量(Cs)を形成する絶縁膜が設けられてい
る。
【0005】また、対向基板は、ガラス基板上に薄膜ト
ランジスタおよび画素電極の周囲を遮光するための格子
状の遮光膜が設けられ、この遮光膜上に絶縁膜を介して
ITOにて形成された対向電極が設けられている。
【0006】そして、アレイ基板の各信号線および走査
線が、フレキシブル基板上に接続配線が配設されたフレ
キシブル印刷回路基板(Flexible Printed Circuit:F
PC)やキャリアテープ上に駆動素子が配設されたTA
B(Tape Automated Bonding)を介して液晶パネルを駆
動するための駆動回路基板(Printed Circuit Board:
PCB)に電気的に接続され、アクティブマトリックス
型液晶表示装置が構成されている。なお、フレキシブル
印刷回路基板やTABとアレイ基板の各信号線および各
走査線とは、接着樹脂中に導電粒子が分散された異方性
導電膜(Anisotropic Conductive Film :ACF)を介
して熱圧着装置により熱圧着される。また、フレキシブ
ル印刷回路基板やTABと駆動回路基板の各信号線とは
半田を介して熱圧着装置により熱圧着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アクティブ
マトリックス型表示装置は、近年の高精細化や大画面化
に伴って、アレイ基板の信号線の数が増えるとともにフ
レキシブル印刷回路基板やTABのリード線本数も増え
ている。また、フレキシブル印刷回路基板やTABとア
レイ基板の各信号線および各走査線との熱圧着、あるい
は、フレキシブル印刷回路基板やTABと駆動回路基板
の各信号線との熱圧着は、製造されるアクティブマトリ
ックス型液晶表示装置の歩留まりを決定するため、これ
ら熱圧着の際に各部品を治具に位置決め保持した際の高
度な位置決め精度が要求される。
【0008】しかしながら、従来の熱圧着装置による熱
圧着の際の各部品を保持する治具において、高度な位置
決め精度を向上すべく位置決め箇所を多くするなどして
位置決め精度を向上したのでは、熱圧着後に治具から製
品を取り外す際に、位置決め箇所の増設による製品の保
持力が増大し、製品を取り外す際に製品に負荷が掛かり
容易に取り外せなくなる問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みて、効率よく
製造できる接着用治具および接着方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の治具に
第2の治具を係合し、互いに接着される複数の部品を前
記第2の治具により位置決めしつつ前記第1の治具で保
持し、前記複数の部品を接着した後、前記第2の治具を
前記第1の治具から脱離させるもので、第2の治具を第
1の治具に係合させて第2の治具に設けた位置決め手段
にて第1の治具に保持する複数の部品を位置決めし、係
合した第1の治具および第2の治具を脱離させることに
より保持された複数の部品を負荷が掛かることなく位置
決めが解除されて容易に取り外し可能となり、製造性が
向上する。
【0011】また、位置決め手段は、第1の治具を挿脱
可能に貫通してこの第1の治具に保持した複数の部品を
位置決めするピンを備えたもので、第1の治具に保持さ
れる複数の部品は、第2の治具が第1の治具に係合する
際に嵌挿可能に貫通するピンにて位置決めされ、第1の
治具から係合する第2の治具を脱離させるのみで、複数
の部品は負荷が掛かることなく簡単な構造で容易に位置
決めが解除され、製造性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の接着用治具の一実
施の形態である熱圧着用治具の構成を図面を参照して説
明する。
【0013】図1において、1は製品である液晶表示装
置で、この液晶表示装置1は、部品であるTAB(Tape
Automated Bonding)2が周縁の2辺に亘って複数設け
られた液晶セル3を有している。また、液晶表示装置1
は、TAB2,2に対応して略L字状に構成され一縁に
端子部4が突設された部品である液晶パネルを駆動する
ための一対の駆動回路基板(Printed Circuit Board :
PCB)5,5をTAB2,2に熱圧着により接続して
設けている。
【0014】一方、図1ないし図7に示すように、接着
用治具である熱圧着用治具10は、略平板状の第1の治具
11と、この第1の治具11に係脱可能に係合する第2の治
具12とを備えている。
【0015】そして、第1の治具11は、複数のTAB
2,2を設けた液晶セル3、および、駆動回路基板5,
5を載置して保持可能で、略中央に液晶セル3の外径よ
り径小の窓部13が開口形成されて平板枠状に形成されて
いる。また、第1の治具11には、窓部13の一角に連続し
て略円形状の取出孔14が開口形成され、この取出孔14に
より液晶セル3のTAB2,2に駆動回路基板5,5が
熱圧着により接続された液晶表示装置1が取り外され
る。
【0016】さらに、第1の治具11には、略L字状に構
成されて載置される駆動回路基板5,5に対応し窓部13
の縁に沿って略L字形の通孔状で液晶表示装置1を取り
外すためのスリット部15が切欠形成されている。また、
第1の治具11の上面には、載置される駆動回路基板5の
端子部4に対応して端子部4が挿入可能な溝部16が設け
られている。
【0017】そして、第1の治具11には、厚み方向に軸
方向を有する略円筒状の貫通孔17が、窓部13の縁に沿っ
て複数設けられている。さらに、第1の治具11の四隅近
傍には、略円形の通孔18が設けられている。
【0018】また、窓部13の一縁には、内方に向けて突
出し液晶セル3の一部を載置する突起部20が突設されて
いる。そして、この突起部20の一面側である上面側に
は、載置される液晶セル3のTAB2,2が設けられて
いない一縁が当接する第1の基準突部21が移動可能にね
じ22にて取り付けられている。さらに、第1の治具11の
上面には、載置される液晶セル3のTAB2,2が設け
られていない他縁が当接する第2の基準突部23が、第1
の基準突部21と同様に移動可能にねじ22にて取り付けら
れている。
【0019】さらに、第1の治具11の対向する一対の縁
には、この第1の治具11を保持して移動させる図示しな
いアームの爪部が係合可能な一面側である下面側に段差
となる段差部25が設けられている。そして、第1の治具
11の角部には、段差部25,25と同様に下面側に段差とな
る脱離段差部26が設けられている。
【0020】一方、第2の治具12は、第1の治具11と同
様に、略円形状の取出孔14が連続した窓部13が開口形成
された平板枠状に形成されている。そして、第2の治具
12の上面の四隅近傍には、第1の治具11の通孔18,18に
係脱可能に嵌挿する略円柱状の連結ピン28が設けられて
いる。この連結ピン28は、一端側に第1の治具11の通孔
18に嵌挿可能に通孔18と略同寸法あるいは若干径小の略
円柱状に形成された胴体部29と、この胴体部29の一端面
に第2の治具12に厚さ寸法に沿った軸方向を有する略円
筒状の第1の保持孔30に係脱可能に嵌挿保持される第1
の保持ピン部31とが同軸上に設けられて形成されてい
る。そして、この連結ピン28は、先端部である胴体部29
の他端面側が次第に径小となるようにテーパ面32を有し
ている。
【0021】また、第2の治具12の上面には、第1の治
具11の貫通孔17に係脱可能に嵌挿する位置決め手段とし
ての略円柱状の位置決めピン34が設けられている。この
位置決めピン34は、貫通孔17より若干径小の円柱状の貫
通部35、この貫通部35の一端面に同軸上に設けられ第2
の治具12に厚さ寸法に沿った軸方向を有する略円筒状の
第2の保持孔36に係脱可能に嵌挿保持される第2の保持
ピン部37、および、この貫通部35の先端にこの貫通部35
より径小で駆動回路基板5,5に設けられた略円形の位
置決め孔38に係脱可能に嵌挿する円柱状の針状部39が同
軸上に設けられて形成されている。なお、貫通部35の軸
方向の長さ寸法は、第1の治具11の略厚さ寸法以下に形
成されている。また、針状部39の先端部は、連結ピン28
と同様にテーパ面40を有している。
【0022】さらに、第2の治具12には、第1の治具11
と同様に、段差部25,25が設けられているとともに、脱
離段差部26,26が設けられている。なお、これら脱離段
差部26,26は、上面側に段差となり、第1の治具11の脱
離段差部26と対向するように設けられている。
【0023】また、第2の治具12の四隅近傍には、熱圧
着装置の治具取付ベース42の上面に突設された取付ピン
43が係脱可能に嵌挿する取付孔44が穿設されている。な
お、治具取付ペース42の対向する一対の縁には、段差部
25に対応して凹状の逃げ部45が切欠形成されている。
【0024】次に、上記熱圧着用治具10を用いた熱圧着
動作を図面を参照して説明する。
【0025】まず、あらかじめ第2の治具12に位置決め
ピン34,34を所定位置に適宜設けておくとともに、第1
の治具11の第1の基準突部21および第2の基準突部23を
所定の位置に位置決めしておく。そして、図2に示すよ
うに、第2の治具12の連結ピン28,28および位置決めピ
ン34,34をそれぞれ第1の治具11の通孔18,18および貫
通孔17,17に嵌挿して、第1の治具11および第2の治具
12を対向面が略密着するように重ね合わせて係合させ
る。なお、連結ピン28の先端部にはテーパ面32が設けら
れ、位置決めピン34は貫通孔17より若干径小であるた
め、連結ピン28が通孔18に嵌挿する際にテーパ面32に通
孔18の縁が当接して連結ピン28が通孔18に案内される状
態となるため、容易に第1の治具11および第2の治具12
が重ね合わされる。そして、この第1の治具11および第
2の治具12が重ね合わさって係合する状態では、図6に
示すように、第2の治具12の位置決めピン34の貫通部35
は第1の治具11の上面から露出せず針状部39のみが第1
の治具11の上面より突出する状態となる。
【0026】この第1の治具11および第2の治具12を重
ね合わせて係合させた後、図2および図6に示すよう
に、第1の治具11の上面に、駆動回路基板5,5の位置
決め孔38,38を第1の治具11の上面から突出する位置決
めピン34,34の針状部39,39にそれぞれ嵌合させて位置
決めし、スリット部15に対応して駆動回路基板5,5を
第1の治具11上に載置して保持する。なお、駆動回路基
板5の位置決め孔38を位置決めピン34の針状部39に嵌合
させる際に、針状部39の先端部に設けられたテーパ面40
に位置決め孔38の縁が当接して針状部39が位置決め孔38
に案内される状態となるため、容易に嵌合できる。
【0027】さらに、あらかじめTAB2,2が周縁の
2辺に亘って複数設けられた液晶セル3の縁を、第1の
治具11の第1の基準突部21および第2の基準突部23に当
接させるとともに突出する針状部39の周面に当接させ、
液晶セル3の幅方向を第1の基準突部21および第2の基
準突部23と針状部39とにて位置決めして第1の治具11上
に載置保持する。なお、この状態では、TAB2,2と
一対の駆動回路基板5,5とが重ね合わさるように対向
する。
【0028】そして、図3に示すように、一対の駆動回
路基板5,5およびTAB2,2を設けた液晶セル3と
を位置決め保持し係合する第1の治具11および第2の治
具12を、第2の治具12の取付孔44,44を熱圧着装置の治
具取付ベース42に突設した取付ピン43,43にそれぞれ嵌
合させて位置決めし、治具取付ベース42上に載置する。
この後、図示しない熱圧着装置の加熱・加圧手段にてT
AB2,2と一対の駆動回路基板5,5との重ね合わさ
る部分を熱圧着して製品である液晶表示装置1を形成す
る。
【0029】この熱圧着後、液晶表示装置1を保持した
状態で、係合する第1の治具11および第2の治具12を熱
圧着装置の治具取付ベース42から取り外し、図4に示す
ように、第2の治具12を第1の治具11から脱離させる。
この脱離の際、液晶表示装置1は、第2の治具12の針状
部39が駆動回路基板5の位置決め孔38に嵌挿するととも
に液晶セル3の縁に針状部39の周面が当接して位置決め
された状態であるため、位置決めピン34を抜くように脱
離される状態では、液晶表示装置1に小径の針状部39の
摩擦による負荷はほとんど生じないので、液晶表示装置
1に負荷が掛からないで位置決めが解除される。そし
て、図5に示すように、第1の治具11の上面に位置決め
が解除されて載置した状態の液晶表示装置1を取り外し
て熱圧着作業が終了する。
【0030】上述したように、上記実施の形態は、TA
B2,2を設けた液晶セル3および一対の駆動回路基板
5,5を載置する第1の治具11と第2の治具12とを係合
させて第2の治具12に設けた位置決めピン34にて液晶セ
ル3および駆動回路基板5,5を位置決めし、熱圧着後
に再び第1の治具11および第2の治具12の係合状態を解
除して離脱させることにより位置決めを解除する。この
ため、例えば第1の治具11に位置決めピン34を設けるな
どのようにTAB2,2を設けた液晶セル3および一対
の駆動回路基板5,5を載置するとともに位置決め保持
する構成では、熱圧着後に製品の液晶表示装置1を治具
から取り外す際にも位置決めされているので液晶表示装
置1に負荷が掛かって容易に取り外しができなくなるお
それがあるが、本実施の形態では熱圧着後に製造された
製品である液晶表示装置1を取り外す際に、既に位置決
めが解除されているため、液晶表示装置1に負荷を掛け
ることなく容易に取り外しでき、製造性を向上できる。
【0031】また、略平板枠状の第2の治具12に位置決
めピン34を容易に増設でき、増設して位置決めする箇所
を増やしても位置決め解除の際に液晶表示装置1にはほ
とんど負荷が掛からないので、位置決めする位置決めピ
ン34を適宜設けることにより、より高度に位置決めでき
位置決め精度を容易に向上でき、歩留まりを向上でき
る。
【0032】さらに、液晶セル3および駆動回路基板
5,5の位置決めは、負荷がほとんど掛からない針状部
39を備えた略円柱状の位置決めピン34にて行うので、簡
単な構造で容易に位置決めできるとともに、簡単な構造
であるため位置決めピン34の数や配設位置を熱圧着する
部品に対応して容易に変更でき、汎用性を向上できる。
【0033】なお、上記実施の形態において、針状部39
を有した位置決めピン34にて位置決めする構成について
説明したが、例えば先端部が次第に径小となるように形
成した位置決めピン34にて位置決めするなど、位置決め
する構成はいずれの形状でもよい。
【0034】また、液晶セル3に設けたTAB2,2と
一対の駆動回路基板5,5とを熱圧着したが、他のいず
れの部品を接着する構成にも適用できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、第2の治具を第1の治
具に係合させて第1の治具に保持する複数の部品を位置
決めし、係合した第1の治具および第2の治具を脱離さ
せることにより保持された複数の部品に負荷を掛けるこ
となく位置決めを解除して容易に取り外しでき、製造性
を向上できる。
【0036】また、第1の治具に保持される複数の部品
は、第2の治具が第1の治具に係合する際に嵌挿可能に
貫通するピンにて位置決めされ、第1の治具から係合す
る第2の治具を脱離させるのみで、複数の部品は負荷が
掛かることなく簡単な構造で容易に位置決めが解除で
き、製造性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の熱圧着用治具にて液晶
表示装置を製造する状況を示す分解斜視図である。
【図2】同上熱圧着用治具に部品を搭載する状況を示す
斜視図である。
【図3】同上部品を搭載した熱圧着用治具を熱圧着装置
に装着する状況を示す斜視図である。
【図4】同上熱圧着後に製品を取り外す状況を示す斜視
図である。
【図5】同上製品を熱圧着用治具から取り外す状況を示
す斜視図である。
【図6】同上熱圧着用治具に部品を搭載した状況を示す
断面図である。
【図7】同上図4の断面図である。
【符号の説明】
3 部品である液晶セル 5 部品である駆動回路基板 10 接着用治具である熱圧着用治具 11 第1の治具 12 第2の治具 34 位置決め手段としてのピンである位置決めピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接着される複数の部品を保持する
    第1の治具と、 この第1の治具に着脱可能に係合するとともに前記複数
    の部品を位置決めする位置決め手段を備えた第2の治具
    とを具備したことを特徴とする接着用治具。
  2. 【請求項2】 位置決め手段は、第1の治具を挿脱可能
    に貫通してこの第1の治具に保持した複数の部品を位置
    決めするピンを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    接着用治具。
  3. 【請求項3】 第1の治具に第2の治具を係合し、 互いに接着される複数の部品を前記第2の治具により位
    置決めしつつ前記第1の治具で保持し、 前記複数の部品を接着した後、 前記第2の治具を前記第1の治具から脱離させることを
    特徴とした接着方法。
JP1293498A 1998-01-26 1998-01-26 接着用治具および接着方法 Pending JPH11209649A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251790A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基板搬送用治具、部品実装方法、及び部品実装装置
KR100884156B1 (ko) * 2006-05-16 2009-02-17 히다찌 플라즈마 디스플레이 가부시키가이샤 플라즈마 디스플레이 장치

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