JP4978611B2 - 変速機の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、変速機の制御に関し、特に、モーメンタリ式のシフトレバーを備えた車両に搭載される変速機の制御に関する。
従来より、運転者によるシフトレバーの操作に従い自動変速機の走行レンジ(シフトレンジ)を切り換えるシフト切換機構の動力源として電動機(たとえば直流モータ)を備えたものが知られている。
このようなシフト切換機構によれば、自動変速機のシフトレンジを運転者によるシフトレバーの操作力によって直接切り換える一般的な切換機構とは異なり、シフトレバーとシフト切換機構とを機械的に接続する必要がない。そのため、これらの各部品を車両に搭載する際のレイアウト上の制限がなく、設計の自由度を高めることができる。
このようなシフト切換機構におけるシフトレバーとしては、モーメンタリ式のシフトレバーが用いられる場合がある。モーメンタリ式のシフトレバーは、中立位置を起点として運転者によってR、N、D、Bの各ポジションへ移動される。
特開2005−7993号公報(特許文献1)は、モーメンタリ機能を有するシフト操作装置において運転者の要求に適切に応答する変速機のシフト操作装置を開示する。この変速機のシフト操作装置は、複数のシフト位置に到達する経路と、運転者により経路を移動するように操作されるモーメンタリ式の可動部とを備える。可動部は、運転者による非操作時には予め定められた中立位置に保持される。シフト操作装置は、可動部がシフト位置に予め定められた認識時間の間保持されることにより、運転者が要求するシフト位置を認識する認識部と、認識されたシフト位置に対応する動力伝達状態になるように、変速機に対する制御信号を出力する出力部とを含む。経路は、中立位置と、複数のシフト位置の1つである第1のシフト位置と、複数のシフト位置の1つである、中立位置と第1シフト位置との間に設けられた第2のシフト位置とを備える。第1のシフト位置にあると認識されると変速機による動力伝達状態が第1の状態に設定される。第2のシフト位置にあると認識されると変速機による動力伝達状態が第1の状態とは異なる第2の状態に設定される。シフト操作装置はさらに、経路における可動部の移動方向に応じて、認識時間を設定する設定部を含む。
特開2005−7993号公報に開示されたシフト操作装置によると、運転者が変速機による動力伝達状態を第2の状態とする要求に基づく操作をして第2のシフト位置に可動部が位置する第1の場合と、中立位置に戻る際に第2のシフト位置に可動部が位置する第2の場合との、第2のシフト位置を認識する時間を別々に設定できる。そのため、可動部が第2のシフト位置に保持される時間に基づいて、運転者の要求を適切に認識できる。
特開2005−7993号公報
ところで、たとえば運転者がモーメンタリ式のシフトレバーに買い物袋などをぶら下げられると、シフトレバーが中立位置に戻らず中立位置以外の位置で保持される場合がある。このような通常とは異なる状態であるときにはシフトレバーの誤操作が生じ易く運転者が意図しない駆動力が発生することが考えられる。しかしながら、特開2005−7993号公報には、このような問題の指摘や示唆はなされていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、モーメンタリ式の可動部を有する車両において、運転者が意図しない駆動力が発生することを抑制することができる変速機の制御装置および制御方法を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、運転者による操作時に複数のシフト位置を有するシフトゲートに沿って移動され、運転者による非操作時には予め定められた中立位置に復帰するモーメンタリ式の可動部を有する車両に備えられる変速機を制御する。この制御装置は、可動部の位置を検出する検出部と、可動部の位置に基づいて変速機を制御する制御部とを含む。制御部は、可動部が中立位置に復帰しない状態が所定時間よりも長く継続している非復帰状態が成立しているか否かを判断し、非復帰状態が成立している場合、可動部の位置に基づく変速機の制御を制限する。
第2の発明に係る制御装置においては、制御部は、非復帰状態が成立していると判断した後から可動部が中立位置に復帰するまでは、可動部の位置に基づく変速機の制御を行なわない。
第3の発明に係る制御装置においては、制御部は、可動部が所定の認識時間よりも長く継続して維持されたシフト位置に応じて変速機を制御するとともに、非復帰状態が成立している場合の認識時間を、非復帰状態が成立していない場合の認識時間よりも長く設定する。
第4の発明に係る制御装置においては、制御部は、非復帰状態が成立していると判断した後、可動部の操作が検出されたときに、可動部の位置に関わらず変速機を動力を伝達しない状態に制御する。
第5の発明に係る制御装置においては、変速機の制御状態には、車両を前進させる前進状態および車両を停止した状態に維持する駐車状態が含まれる。複数のシフト位置には、中立位置に加えて、前進状態に対応する前進位置が含まれる。制御部は、変速機の制御状態が前進状態および駐車状態のいずれかでかつ可動部の位置が前進位置である場合に、可動部の位置が前進位置である状態が所定時間よりも長く継続しているか否かに基づいて非復帰状態が成立しているか否かを判断する。
第6の発明に係る制御装置においては、変速機の制御状態には、前進状態および駐車状態に加えて、動力を伝達しないニュートラル状態、車両を後進させる後進状態が含まれる。複数のシフト位置には、中立位置および前進位置に加えて、ニュートラル状態に対応するニュートラル位置、後進状態に対応する後進位置が含まれる。シフトゲートは、第1方向に延びる第1経路と、第1経路の一方の端部に接続され、第1方向とは異なる第2方向に延びる第2経路とを備える。ニュートラル位置は、第2経路上の第1経路との接続位置に設けられる。前進位置は、第2経路上のニュートラル位置よりも低い位置に設けられる。後進位置は、第2経路上のニュートラル位置よりも高い位置に設けられる。中立位置は、第1経路上のニュートラル位置とは異なる他方の端部に設けられる。
第7の発明に係る制御装置においては、運転者による操作時に複数のシフト位置を有するシフトゲートに沿って移動され、運転者による非操作時には予め定められた中立位置に復帰するモーメンタリ式の可動部を有する車両に備えられる変速機を制御する制御装置が行なう制御方法であって、可動部の位置を検出するステップと、可動部の位置に基づいて変速機を制御するステップとを含む。変速機を制御するステップは、可動部が中立位置に復帰しない状態が所定時間よりも長く継続している非復帰状態が成立しているか否かを判断し、非復帰状態が成立している場合、可動部の位置に基づく変速機の制御を制限するステップを含む。
本発明によれば、たとえば運転者が可動部に買い物袋などをぶら下げた影響で、可動部が中立位置に復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合、可動部の位置に基づく変速機の制御を制限するので、運転者が意図しない駆動力が発生することを抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る制御装置を備えたシフト制御システム10の構成を示す。シフト制御システム10は、車両に搭載される変速機構2の制御状態(以下「走行レンジ」ともいう)を電気制御により切り換えるシフトバイワイヤシステムとして機能する。本実施の形態において、シフト制御システム10が搭載される車両として、ハイブリッド車両を一例に説明するが、少なくともアクチュエータの駆動力を用いて変速機の走行レンジを切り換えるシフト制御システム10が搭載される車両であれば、特にハイブリッド車両に限定されるものではない。なお、本実施の形態において、変速機構2は、無段変速機構から構成される変速機であるが、有段変速機構から構成されてもよい。
シフト制御システム10は、Pスイッチ20と、シフトレバー機構26と、HV(Hybrid Vehicle)−ECU(Electronic Control Unit)30と、パーキング制御装置(以下、「P−ECU」ともいう)40と、アクチュエータ42と、エンコーダ46と、シフト切換機構48とを含む。なお、シフト制御システム10は、運転者によって図示しないスタートスイッチがオンされた場合に起動し、スタートスイッチがオフされた場合に停止する。
Pスイッチ20は、車両の停止状態を維持するパーキングレンジ(以下、「Pレンジ」ともいう)とパーキング以外のレンジ(以下、「非Pレンジ」ともいう)との間で走行レンジを切り換えるためのスイッチである。運転者は、Pスイッチ20を通じて、走行レンジをPレンジに切り換える指示を入力する。Pスイッチ20はモーメンタリスイッチであってもよい。Pスイッチ20が受付けた運転者からの指示を示すP指令信号は、HV−ECU30に送信される。なお、このようなPスイッチ20以外により、非PレンジからPレンジに走行レンジを切り換えるものであってもよい。
シフトレバー機構26は、シフトゲート260と、シフトレバー270と、シフトセンサ22と、セレクトセンサ24とから構成される。
シフトレバー270は、運転者による非操作時には中立位置(以下、「Mポジション」とも記載する)に維持され、運転者による操作時にはシフトゲート260に形成された通路に沿って移動されるモーメンタリ式のシフトレバーである。なお、モーメンタリ式のシフトレバーの構造および動作については、周知の技術であるため、その詳細な説明は行なわない。
シフトゲート260には、前進走行ポジション(以下「Dポジション」という)、後進走行ポジション(以下「Rポジション」という)、ニュートラルポジション(以下「Nポジション」という)およびブレーキポジション(以下「Bポジション」という)などのシフトポジションに対応する位置が予め設定される。
シフトセンサ22は、シフトレバー270のシフト方向(図1参照)の位置に応じたシフト電圧値Vshを検出し、検出結果をHV−ECU30に出力する。
セレクトセンサ24は、シフトレバー270のセレクト方向(図1参照)の位置に応じたセレクト電圧値Vseを検出し、検出結果をHV−ECU30に出力する。
HV−ECU30は、Pスイッチ20、シフトセンサ22およびセレクトセンサ24からの各出力に基づいて、シフト制御システム10の動作を統括的に管理する。
HV−ECU30は、シフトセンサ22からのシフト電圧値Vshと、セレクトセンサ24からのセレクト電圧値Vseとに基づいて、シフトゲート260におけるシフトレバー270の位置(以下「シフトポジションSP」ともいう)を検出する。このシフトポジションSPが、運転者が要求するシフトポジションである。
HV−ECU30は、検出されたシフトポジションSPが予め定められたポジション認識時間よりも長く同一のポジションに維持されたか否かを判断し、シフトポジションSPがポジション認識時間よりも長く同一のポジションに維持された場合には、シフトポジションSPが維持されたポジションであると認識する。なお、このような処理を、以下の説明では「シフトポジションSPの認識処理」とも記載する。
HV−ECU30は、認識されたシフトポジションSPがD、N、R、およびBのいずれかのポジションであると、車両情報(たとえばアクセル開度など)に基づいて要求トルクを演算し、認識されたシフトポジションSPおよび要求トルクに応じたトルク指令を変速機構2に送信する。これにより、変速機構2の走行レンジが、認識したシフトポジションSPに対応するレンジ(Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Bレンジのいずれか)に切り換えられる。なお、Dレンジでは車両は前進し、Rレンジでは車両は後進する。また、Nレンジでは、変速機構2の動力伝達が遮断される。
また、HV−ECU30は、P−ECU40に対してパーキングロックを要求する信号(P要求信号)およびパーキングロックの解除を要求する信号(非P要求信号)のいずれかを送信する。
P−ECU40は、HV−ECU30と相互に通信可能に接続される。P−ECU40は、HV−ECU30からのP要求信号または非P要求信号を受信すると、走行レンジををPレンジと非Pレンジとの間で切り換えるために、シフト切換機構48を駆動するアクチュエータ42の動作を制御するとともに、現在の走行レンジがPレンジであるか非Pレンジであるかを示す信号をHV−ECU30に送信する。
アクチュエータ42は、スイッチドリラクタンスモータ(以下、「SRモータ」と表記する)により構成され、P−ECU40からの制御信号に応じてシフト切換機構48を駆動する。アクチュエータ42は、P−ECU40から非PレンジからPレンジに切り換える制御信号を受信した場合には、パーキングロック状態(車軸がロックされた状態)にするようにシフト切換機構48を駆動する。また、アクチュエータ42は、P−ECU40からPレンジから非Pレンジに切り換える制御信号を受信した場合には、パーキングロック状態を解除するようにシフト切換機構48を駆動する。なお、本発明においてアクチュエータ42は、モータにより構成されるものとして説明するが、油圧により構成されるようにしてもよい。
HV−ECU30は、車両停止中に、認識されたシフトポジションSPがMポジションであり、かつPスイッチ20からP指令信号を受信した場合、P−ECU40に対してP要求信号を送信して、走行レンジをPレンジに制御する。
また、HV−ECU30は、図2のフローチャートに示すように、現在の走行レンジがPレンジである場合(S10にてYES)、Pスイッチ20がオフ状態にされた場合(S20にてYES)、あるいは次のシフトレバー270の操作によってM以外のシフトポジションSPを新たに認識した場合(S30にてYES、S40にてYES)、P−ECU40に対して非P要求信号を送信して、Pレンジを解除する(S50)。
一方、HV−ECU30は、Pスイッチ20のオン状態が維持される場合(S20にてNO)で、かつ次のシフトレバー270の操作がない場合(S30にてNO)あるいはシフトレバー270の操作により新たにMポジションと認識した場合(S30にてYES、S40にてNO)には、P−ECU40に対してP要求信号を送信して、Pレンジを維持する(S60)。
エンコーダ46は、アクチュエータ42と一体的に回転し、SRモータの回転状況を検出する。本実施の形態のエンコーダ46は、A相、B相およびZ相の信号を出力するロータリーエンコーダである。P−ECU40は、エンコーダ46から出力される信号を取得してSRモータの回転状況を把握し、SRモータを駆動するための通電の制御を行なう。
図3を参照して、シフトレバー機構26について詳細に説明する。シフトゲート260は、各々がシフト方向に沿って形成される第1シフト経路262および第2シフト経路264と、セレクト方向に沿って形成され、第1シフト経路262と第2シフト経路264とを接続するセレクト経路266とを有する。
上述したように、シフトレバー270は、運転者による非操作時にはMポジションに維持され、運転者の操作によってシフトゲート260に形成される経路に沿って移動させられる。
第1シフト経路262には、上端の位置にRポジションが、下端の位置にDポジションが、中央の位置(セレクト経路266との接続位置)にNポジションがそれぞれ設けられる。
第2シフト経路264には、上端の位置(セレクト経路266との接続位置)にMポジションが設けられ、下端の位置にBポジションが設けられる。
セレクト経路266は、第1シフト経路262のNポジションと第2シフト経路264のMポジションとを接続する。
セレクト電圧値Vse(セレクトセンサ24の出力電圧値)は、最小値Vseminから最大値Vsemaxまでの間で変動し、シフトレバー270がセレクト経路266の左側に位置するほど大きな値となる。
シフト電圧値Vsh(シフトセンサ22の出力電圧値)は、最小値Vshminから最大値Vshmaxまでの間で変動し、シフトレバー270がシフト方向の下側に位置するほど大きな値となる。
HV−ECU30は、セレクト電圧値Vseに基づいて、シフトレバー270のセレクト方向の位置SE(以下「セレクト方向位置SE」という)を算出する。具体的には、HV−ECU30は、シフトレバー270がセレクト経路266の中央に位置する時のセレクト電圧値Vseをしきい値Mとして予め記憶し、図2に示すように、Vse<Mのときに、セレクト方向位置SEを「セレクトL」と算出し、Vse>Mのときに、セレクト方向位置SEを「セレクトH」と算出する。
また、HV−ECU30は、シフト電圧値Vshに基づいて、シフトレバー270のシフト方向の位置SH(以下「シフト方向位置SH」という)を算出する。具体的には、HV−ECU30は、シフトレバー270がセレクト経路266上に位置する時(すなわち第1シフト経路262の中央に位置する時)のシフト電圧値Vshを基準電圧値VCとして予め記憶し、図2に示すように、(基準電圧値VC−所定値α)をしきい値Lo、(基準電圧値VC+所定値β)をしきい値Hiとして、Vsh<Loのときに、シフト方向位置SHを「シフトL」と算出し、Lo<Vsh<Hiのときに、シフト方向位置SHを「シフトM」と算出し、Vsh>Hiのときに、シフト方向位置SHを「シフトH」と算出する。
HV−ECU30は、セレクト方向位置SEとシフト方向位置SHとに基づいて、シフトポジションSPを算出する。
HV−ECU30は、SE=セレクトLの場合において、SH=シフトMの場合にシフトポジションSPを「Nポジション」と算出し、SH=シフトHの場合にシフトポジションSPを「Dポジション」と算出し、SH=シフトLの場合にシフトポジションSPを「Rポジション」と算出する。
HV−ECU30は、SE=セレクトHの場合において、SH=シフトMの場合にシフトポジションSPを「Mポジション」と算出し、SH=シフトHの場合にシフトポジションSPを「Bポジション」と算出し、SH=シフトLの場合にシフトポジションSPを「EXポジション」と算出する。なお、ノイズが生じない正常時においては「EXポジション」が算出されることはない。
このようなシフト制御システム10において、運転者が買い物袋などをシフトレバー270にぶら下げた場合、運転者が意図しない駆動力が発生してしまう可能性がある。
たとえば、Dレンジでの車両走行中、シフトレバー270に買い物袋などがぶら下げられた状態であると、シフトレバー270は買い物袋の重みでMポジションに戻らずにDポジションに維持される。このような状態においてもDレンジでの走行が可能である。しかしながら、その後に車両を停止させてパーキングロックをかけるために、運転者がシフトレバー270をMポジションに戻そうとして買い物袋をシフトレバー270から外す際、買い物袋がシフトレバー270に引っかかり、運転者の意図に反してシフトレバー270がRポジションに移動してしまい、車両を後退させる駆動力が発生してしまう可能性がある。
また、Pレンジ(パーキングロック状態)での停車時にシフトレバー270が買い物袋の重みでDポジションに維持されていた場合、その後に運転者がシフト制御システム10を作動させると、運転者がシフトレバー270を操作していないにも関わらず、認識されたシフトポジションSPがDポジションとなり(S10にてNO)、パーキングロック状態が解除されてしまう(S40)可能性もある。
これらの問題を解決するために、本発明は、シフトレバー270に買い物袋などがぶら下げられている影響などでシフトレバー270がMポジションに復帰しない状態(Dポジションなどに保持される状態)が所定時間よりも長く継続した場合に、シフトレバー270の操作に基づくシフト制御を抑制する点に特徴を有する。
図4に、本実施の形態に係るHV−ECU30のシフトポジション算出処理時の機能ブロック図を示す。HV−ECU30は、A/Dコンバータ310と、演算処理部320と、記憶部330とを含む。
A/Dコンバータ310は、シフトセンサ22からのシフト電圧値Vshと、セレクトセンサ24からのセレクト電圧値Vseとを受信し、各センサが検出した電圧値(アナログ値)をディジタル値(以下「A/D値」とも記載する)に変換して演算処理部320に送信する。なお、以下においては、区別して説明する場合を除き、シフト電圧値Vshおよびセレクト電圧値Vseはディジタル値を示すものとするが、アナログ値であってもよい。
記憶部330には、各種情報、プログラム、しきい値M、マップ等が記憶され、必要に応じて演算処理部320からデータが読み出されたり、格納されたりする。なお、記憶部330に記憶される情報には、演算処理部320から送信された、シフト電圧値Vsh、セレクト電圧値Vse、およびシフトポジションSPの各履歴なども含まれる。
演算処理部320は、シフトポジション検出部321と、Mポジション復帰判断部322と、シフト制御部323とを含む。
シフトポジション検出部321は、シフト電圧値Vsh、セレクト電圧値Vseに基づいて、シフトポジションSPを検出する。
Mポジション復帰判断部322は、走行レンジがDレンジあるいはPレンジである場合、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態(Dポジションなどに保持される状態)が所定時間よりも長く継続したか否かを判断する。
シフト制御部323は、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合、シフトレバー270に買い物袋などがぶら下げられている影響などで運転者の意図しない駆動力が発生してしまう可能性があるとして、その後のシフトポジションSPの認識処理を行なわない。すなわち、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合、シフトレバー270の操作に基づくシフト制御を行なわない。
一方、シフト制御部323は、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続していない場合、通常どおりシフトポジションSPの認識処理を行なう。
シフト制御部323は、シフトポジションSPの認識処理の結果に基づいて、変速機構2の走行レンジを制御する。これにより、変速機構2の走行レンジが、シフトポジションSPの認識処理で認識されたシフトポジションSPに対応する走行レンジ(Dレンジ、Nレンジ、Rレンジ、Bレンジのいずれか)に切り換えられる。
なお、上述した機能は、ソフトウェアによって実現されるようにしてもよく、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。以下の説明では、上述した機能がソフトウェアによって実現される場合、具体的には、HV−ECU30が記憶部330に記憶されたプログラムを実行することによって上述した機能が実現される場合について説明する。
図5を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるHV−ECU30で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行される。
S100にて、HV−ECU30は、走行レンジがDレンジおよびPレンジのいずれかであるか否かを判断する。走行レンジがDレンジおよびPレンジのいずれかであると(S100にてYES)、処理はS102に移される。そうでないと(S100にてNO)、処理はS110に移される。
S102にて、HV−ECU30は、シフトレバー270がDポジションであるか否かを判断する。シフトレバー270がDポジションであると(S102にてYES)、処理はS104に移される。そうでないと(S102にてNO)、処理はS110に移される。
S104にて、HV−ECU30は、シフトレバー270がDポジションである状態が所定時間以上継続しているか否かを判断する。なお、ここでいう所定時間は、上述のポジション認識時間あるいはそれよりも長い時間である。シフトレバー270がDポジションである状態が所定時間以上継続していると(S104にてYES)、処理はS106に移される。そうでないと(S104にてNO)、処理はS110に移される。
S106にて、HV−ECU30は、シフトレバー270がMポジションに戻った履歴があるか否かを判断する。シフトレバー270がMポジションに戻った履歴があると(S104にてYES)、処理はS110に移される。そうでないと(S106にてNO)、処理はS108に移される。
S108にて、HV−ECU30は、シフトポジションSPの認識処理を禁止する。すなわち、シフトレバー270が予め定められたポジション認識時間よりも長く同一のポジションに維持されたか否かの判断自体を行なわない。これにより、シフトレバー270の操作に基づくシフト制御は行なわれない。
S110にて、HV−ECU30は、シフトポジションSPの認識処理を許可する。すなわち、通常どおり、シフトレバー270が予め定められたポジション認識時間よりも長く同一のポジションに維持されたか否かの判断を行なう。これにより、通常どおり、シフトレバー270の操作に基づくシフト制御が行なわれる。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるHV−ECU30の動作について説明する。
まず、Dレンジでの走行中に、運転者がシフトレバー270に買い物袋などをぶら下げた影響でシフトポジションSPがDポジションに維持されていた場合を想定する。
この場合、走行レンジがDレンジで(S100にてYES)、シフトレバー270がDポジションである状態が所定時間以上継続している(S100にてYES、S104にてYES)ので、シフトレバー270がMポジションに戻されるまでは、その後のシフトポジションSPの認識処理が禁止され(S106にてNO、S108)、シフトレバー270の操作に基づくシフト制御は行なわれない。
そのため、たとえば、その後に車両を停止させてパーキングロックをかけるために、運転者がシフトレバー270をMポジションに戻そうとして買い物袋をシフトレバー270から外す際、買い物袋がシフトレバー270に引っかかり、シフトレバー270がRポジションに移動した場合であっても、走行レンジとしてRレンジが選択されることを回避することができる。そのため、運転者が意図しない駆動力(この場合は車両を後退させる駆動力)が発生することを抑制することができる。
次に、Pレンジ(パーキングロック状態)でシフト制御システム10が停止され、かつシフトレバー270が買い物袋の重みでDポジションに維持されていた場合を想定する。
この場合において、車両を走行させるために、運転者がスタートスイッチをオンしてシフト制御システム10を起動させた場合、走行レンジがPレンジであり(S100にてYES)、運転者がシフトレバー270を操作していないにも関わらず、シフトレバー270がDポジションである状態が所定時間以上継続する(S100にてYES、S104にてYES)ので、シフトレバー270がMポジションに戻されるまでは、その後のシフトポジションSPの認識処理が禁止され(S106にてNO、S108)、シフトレバー270の操作に基づくシフト制御は行なわれない。
そのため、運転者がシフトレバー270をMポジションに戻す操作を行なうまではPレンジが維持されるので、運転者の意図と反してパーキングロック状態が解除されてしまうことを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置によれば、シフトレバーがMポジションに復帰しない状態(Dポジションなどに保持される状態)が所定時間よりも長く継続した場合、シフトレバーがMポジションに復帰するまでは、シフトレバーの操作に基づくシフト制御を行なわない。そのため、たとえばシフトレバーに買い物袋などがぶら下げられている影響でシフトレバーが運転者の意図とは異なる位置に保持された場合であっても、運転者が意図しない駆動力が発生することを抑制することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る制御装置について説明する。第1の実施の形態においては、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合に、シフトポジションSPの認識処理を禁止した。これに対し、本実施の形態においては、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合に、ポジション認識時間を通常よりも長くするものである。それ以外の処理は、前述の第1の実施の形態と同じである。したがって、前述の第1の実施の形態の制御装置と同じ制御ブロック図およびフローチャートについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
図6を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるHV−ECU30で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、図6に示したフローチャートの中で、前述の図5に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
S200にて、HV−ECU30は、次のシフトレバー270の操作があったか否かを判断する。なお、この処理にて、次のシフトレバー270の操作がRポジションあるいはNポジションへ移動させる操作か否かに限定して判断するようにしてもよい。次のシフトレバー270の操作があると(S200にてYES)、処理はS202に移される。そうでないと(S200にてNO)、処理はS204に移される。
S202にて、HV−ECU30は、ポジション認識時間を通常時間よりも長い時間に設定する。S204にて、HV−ECU30は、ポジション認識時間を通常時間に設定する。
このようにすると、Dレンジでの走行中にシフトレバー270に買い物袋などがぶら下げられた影響でシフトレバー270がDポジションである状態が所定時間以上継続している場合(S104にてYES)には、次のシフトレバー270の操作があった場合(S200にてYES)、ポジション認識時間が通常時間よりも長い時間に設定される(S202)。そのため、シフトレバー270が運転者の意図しないRポジションに移動した場合であってもRポジションと認識されにくくなるので、運転者が意図しない駆動力を発生しにくくすることができる。
また、シフト制御システム10の起動時にシフトレバー270が買い物袋の重みでDポジションに維持されていた場合であっても、次のシフトレバー270の操作があった場合(S200にてYES)、ポジション認識時間が通常時間よりも長い時間に設定される(S202)。そのため、シフトレバー270が運転者の意図しないRポジションに移動した場合であってもRポジションと認識されにくくなるので、運転者の意図と反してパーキングロック状態が解除されてしまうことを抑制することができる。
なお、本実施の形態において、次のレバー操作があったか否かの判断(S200の処理)を行なうことなく、ポジション認識時間を通常時間よりも長い時間に設定するようにしてもよい。
また、S202の処理にて、HV−ECU30は、特定のシフトポジション(たとえば誤認識される可能性の高いRポジション)のポジション認識時間のみを通常時間よりも長い時間に設定するようにしてもよい。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態に係る制御装置について説明する。第1の実施の形態においては、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合に、シフトポジションSPの認識処理を禁止した。また、第2の実施の形態においては、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合に、ポジション認識時間を通常時間よりも長い時間に設定した。これに対し、本実施の形態においては、シフトレバー270がMポジションに復帰しない状態が所定時間よりも長く継続した場合に、次のレバー操作を検出した時に走行レンジを強制的にNレンジに切り換えるものである。それ以外の処理は、前述の第1の実施の形態と同じである。したがって、前述の第1、第2の実施の形態の制御装置と同じ制御ブロック図およびフローチャートについてのここでの詳細な説明は繰返さない。
図7を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるHV−ECU30で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、図7に示したフローチャートの中で、前述の図5、6に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
S300にて、HV−ECU30は、シフトレバー270の位置に関わらず、走行レンジを強制的にNレンジに切り換える。
このようにすると、Dレンジでの走行中にシフトレバー270に買い物袋などがぶら下げられた影響でシフトレバー270がDポジションである状態が所定時間以上継続している場合(S104にてYES)には、次のシフトレバー270の操作があった時点(S202にてYES)で、走行レンジが強制的にNレンジに切り換えられる(S300)。そのため、少なくとも運転者が意図しない駆動力の発生を抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
シフト制御システムの構成を示す図である。 ECUの制御構造を示すフローチャート(その1)である。 シフトレバー機構を説明するための図である。 ECUの機能ブロック図である。 ECUの制御構造を示すフローチャート(その2)である。 ECUの制御構造を示すフローチャート(その3)である。 ECUの制御構造を示すフローチャート(その4)である。
符号の説明
2 変速機構、10 シフト制御システム、20 Pスイッチ、22 シフトセンサ、24 セレクトセンサ、26 シフトレバー機構、30 HV−ECU、40 P−ECU、42 アクチュエータ、46 エンコーダ、48 シフト切換機構、260 シフトゲート、262 第1シフト経路、264 第2シフト経路、266 セレクト経路、270 シフトレバー、310 A/Dコンバータ、320 演算処理部、321 シフトポジション検出部、322 ポジション復帰判断部、323 シフト制御部、330 記憶部。

Claims (7)

  1. 運転者による操作時に複数のシフト位置を有するシフトゲートに沿って移動され、運転者による非操作時には予め定められた中立位置に復帰するモーメンタリ式の可動部を有する車両に備えられる変速機の制御装置であって、
    前記可動部の位置を検出する検出部と、
    前記可動部の位置に基づいて前記変速機を制御する制御部とを含み、
    前記制御部は、前記可動部が前記中立位置に復帰しない状態が所定時間よりも長く継続している非復帰状態が成立しているか否かを判断し、前記非復帰状態が成立している場合、前記可動部の位置に基づく前記変速機の制御を制限する、変速機の制御装置。
  2. 前記制御部は、前記非復帰状態が成立していると判断した後から前記可動部が前記中立位置に復帰するまでは、前記可動部の位置に基づく前記変速機の制御を行なわない、請求項1に記載の変速機の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記可動部が所定の認識時間よりも長く継続して維持されたシフト位置に応じて前記変速機を制御するとともに、前記非復帰状態が成立している場合の前記認識時間を、前記非復帰状態が成立していない場合の前記認識時間よりも長く設定する、請求項1に記載の変速機の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記非復帰状態が成立していると判断した後、前記可動部の操作が検出されたときに、前記可動部の位置に関わらず前記変速機を動力を伝達しない状態に制御する、請求項1に記載の変速機の制御装置。
  5. 前記変速機の制御状態には、前記車両を前進させる前進状態および前記車両を停止した状態に維持する駐車状態が含まれ、
    前記複数のシフト位置には、前記中立位置に加えて、前記前進状態に対応する前進位置が含まれ、
    前記制御部は、前記変速機の制御状態が前記前進状態および前記駐車状態のいずれかでかつ前記可動部の位置が前記前進位置である場合に、前記可動部の位置が前記前進位置である状態が所定時間よりも長く継続しているか否かに基づいて前記非復帰状態が成立しているか否かを判断する、請求項1〜4のいずれかに記載の変速機の制御装置。
  6. 前記変速機の制御状態には、前記前進状態および前記駐車状態に加えて、動力を伝達しないニュートラル状態、前記車両を後進させる後進状態が含まれ、
    前記複数のシフト位置には、前記中立位置および前記前進位置に加えて、前記ニュートラル状態に対応するニュートラル位置、前記後進状態に対応する後進位置が含まれ、
    前記シフトゲートは、第1方向に延びる第1経路と、前記第1経路の一方の端部に接続され、前記第1方向とは異なる第2方向に延びる第2経路とを備え、
    前記ニュートラル位置は、前記第2経路上の前記第1経路との接続位置に設けられ、
    前記前進位置は、前記第2経路上の前記ニュートラル位置よりも低い位置に設けられ、
    前記後進位置は、前記第2経路上の前記ニュートラル位置よりも高い位置に設けられ、
    前記中立位置は、前記第1経路上の前記ニュートラル位置とは異なる他方の端部に設けられる、請求項5に記載の変速機の制御装置。
  7. 運転者による操作時に複数のシフト位置を有するシフトゲートに沿って移動され、運転者による非操作時には予め定められた中立位置に復帰するモーメンタリ式の可動部を有する車両に備えられる変速機を制御する制御装置が行なう制御方法であって、
    前記可動部の位置を検出するステップと、
    前記可動部の位置に基づいて前記変速機を制御するステップとを含み、
    前記変速機を制御するステップは、前記可動部が前記中立位置に復帰しない状態が所定時間よりも長く継続している非復帰状態が成立しているか否かを判断し、前記非復帰状態が成立している場合、前記可動部の位置に基づく前記変速機の制御を制限するステップを含む、変速機の制御方法。
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