JP2019128013A - 変速機のシフトレンジ切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる変速機のシフトレンジ切替装置を提供すること。【解決手段】ドライバーがシフトレバーを操作することによってシフトレンジが切り替えられる変速機のシフトレンジ切替装置において、シフトレバーとシフト路との接点信号が3秒以上検出されず、前回検出したシフトレンジがDレンジであり、車両が停止し、且つ、ブレーキがONの場合には、シフトレバーをDレンジに切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、変速機のシフトレンジ切替装置に関する。
特許文献1には、変速機のシフトレンジ切替装置において、誤操作によりレンジが選択されていない無信号状態となった場合、直前のシフト位置がDレンジの場合はドライバーがDレンジからNレンジに切り替える意図があると判断し、低車速の場合にはNレンジに切り替えることが開示されている。
特開2004−251309号公報
ドライバーがシフトレバーに手を乗せた状態で運転する手乗せ運転や異常な車両挙動などによって、ドライバーのシフト位置の意図がDレンジであってもシフトレバーがDレンジとNレンジとの間で停止することがある。その際、強制的にNレンジに切り替えてしまうと、ドライバーの意図と車両状況との不整合が生じる。しかしながら、強制的にDレンジに切り替えた場合には、車両が不安定な挙動になる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる変速機のシフトレンジ切替装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る変速機のシフトレンジ切替装置は、ドライバーがシフトレバーを操作することによってシフトレンジが切り替えられる変速機のシフトレンジ切替装置において、シフトレバーとシフト路との接点信号が3秒以上検出されず、前回検出したシフトレンジがDレンジであり、車両が停止し、且つ、ブレーキがONの場合には、前記シフトレバーを前記Dレンジに切り替えることを特徴とするものである。
本発明に係る変速機のシフトレンジ切替装置は、車両が停止し、且つ、ブレーキがONの場合にはシフトレバーをDレンジに切り替えることにより、車両が不安定な挙動になる可能性が低い状態では、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るシフトレンジ切替装置の概略構成を示す図である。 図2は、ECUが実施するシフトレンジ切替制御の第一の例を示したフローチャートである。 図3は、ECUが実施するシフトレンジ切替制御の手順の一例を模式的に示した説明図である。 図4は、ECUが実施するシフトレンジ切替制御の第二の例を示したフローチャートである。 図5は、ECUが実施するシフトレンジ切替制御の第三の例を示したフローチャートである。
以下に、本発明に係る変速機のシフトレンジ切替装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るシフトレンジ切替装置1の概略構成を示す図である。実施形態に係るシフトレンジ切替装置1は、電気制御によって自動変速機(T/M)20のシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤ方式のシフトレンジ切替装置によって構成されている。本実施形態では、例えば車両の運転席近傍に設置されるシフトレバー31を備えたシフトレンジ操作装置30で選択されたシフトレンジに応じて、P(パーキング)レンジ、R(リバース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、及び、D(ドライブ)レンジのうちのいずれかのシフトレンジが成立するように構成されている。
実施形態に係るシフトレンジ切替装置1は、図1に示すように、シフトレンジ操作検出部2、シフトレンジ検出部3、車速センサ4、アクセル開度センサ5、ブレーキセンサ6、アクチュエータ(ACT)7、油圧回路8、油圧制御部9、及び、ECU(Electronic Control Unit)10などを備えている。
シフトレンジ操作検出部2は、シフトレンジ操作装置30でのシフトレバー31とシフト路32(図3参照)との接点信号に基づいて、ドライバーによるシフトレンジ操作装置30の操作状態を検出し、検出された操作状態を示す電気信号をECU10に出力する。シフトレンジ検出部3は、自動変速機20で成立しているシフトレンジを検出し、検出されたシフトレンジを示す電気信号をECU10に出力する。車速センサ4は、車両の速度(車速)を検出し、検出された車速を示す電気信号をECU10に出力する。アクセル開度センサ5は、ドライバーによって操作されるアクセルペダルの操作量を検出し、検出された操作量を示す電気信号をECU10に出力する。ブレーキセンサ6は、ドライバーによって操作されるブレーキペダルの操作量を検出し、検出された操作量を示す電気信号をECU10に出力する。アクチュエータ7は、モータや減速機構によって構成され、油圧回路8が備えるマニュアルバルブ81の位置を各シフトレンジに対応した位置に移動することにより、自動変速機20のシフトレンジを切り替える。
油圧回路8は、マニュアルバルブ81及び制御バルブ(リニアソレノイドバルブ)82を備えている。マニュアルバルブ81は、アクチュエータ7により駆動されることによって、各シフトレンジに対応した油圧を自動変速機20に出力可能な位置に移動される。制御バルブ82は、自動変速機20が有する係合装置への油圧の出力状態を制御することにより、自動変速機20のシフトレンジを切り替える。油圧制御部9は、ECU10からの制御信号に従って制御バルブ82からの油圧の出力状態を制御する。ECU10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)などによって構成されており、シフトレンジ切替装置1全体の動作を制御する。
図2は、ECU10が実施するシフトレンジ切替制御の第一の例を示したフローチャートである。図3は、シフトレンジ切替制御の手順の一例を模式的に示した説明図である。
まず、ECU10は、シフトレバー31とシフト路32とのDレンジでの接点信号が3秒以上検出されていない(前記接点信号が3秒以上OFF継続)かを判断する(ステップS1)。前記接点信号が3秒以上検出されている場合(ステップS1でNo)、ECU10は、シフトレバー31がDレンジにあるとして、一連の制御を終了する。一方、前記接点信号が3秒以上検出されていない場合、すなわち、シフトレバー31がN−D間で停止している場合(ステップS1でYes、図3のA1)、ECU10は、シフトレバー31が操作中ではなくN−D間で停止したと認識して(図3のA2)、前回検出したシフトレンジがDレンジであり、継続時間が5秒以上であったか、すなわち、ドライバーに走行の意図があるかを判断する(ステップS2)。前回検出したシフトレンジがDレンジではない、または、前記継続時間が5秒以上でない場合(ステップS2でNo)、ECU10は、ドライバーに走行の意図がないものとして、シフトレバー31をDレンジに切り替えることなく、一連の制御を終了する。
一方で、前記継続時間が5秒以上である場合(ステップS2でYes)、ECU10は、ドライバーに走行の意図があるとして、車速が5[km/h]以上であるか、言い換えれば、車両走行時であるかを判断する(ステップS3)。車速が5[km/h]以上の場合(ステップS4でYes)、ECU10は、油圧制御部9のT/Mバルブボデーに設けられたソレノイド91によってマニュアルバルブ81に油圧をかけることにより(図3のA3)、シフトケーブル40を介してシフトレバー31を機械的に動かしDレンジに収めて、シフトレバー31をDレンジに切り替える(ステップS5、図3のA4)。これにより、車両走行時のように、シフトレバー31をDレンジに切り替えても、車両が不安定な挙動になる可能性が低い状態では、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる。
また、ステップS3にて、車速が5[km/h]以上でない場合(ステップS3でNo)、ECU10は、ブレーキがONであるかを判断する(ステップS4)。ブレーキがONではない場合(ステップS4でNo)、ECU10は、シフトレバー31をDレンジに切り替えることによって、車両が不安定な挙動になる可能性があるとして、シフトレバー31をDレンジに切り替えることなく、一連の制御を終了する。
一方、ブレーキがONである場合(ステップS4でYes)、ECU10は、仮に車両が停止していてもブレーキがONであれば、車両が不安定な挙動になる可能性がないとして、油圧制御部9のT/Mバルブボデーに設けられたソレノイド91によってマニュアルバルブ81に油圧をかけることにより(図3のA3)、シフトレバー31をDレンジに切り替える(ステップS5、図3のA4)。これにより、車両が不安定な挙動になる可能性が低い状態では、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる。
図4は、ECU10が実施するシフトレンジ切替制御の第二の例を示したフローチャートである。
まず、ECU10は、シフトレバー31上に設けられたストロークセンサなどによって、シフトレバー31がN−D間で3秒継続して停止したかを判断する(ステップS11)。シフトレバー31がN−D間で3秒継続して停止していないと判断した場合(ステップS11でNo)、ECU10は、シフトレバー31が操作中であるとして、一連の制御を終了する。
一方、シフトレバー31がN−D間で3秒継続して停止した場合(ステップS11でYes)、ECU10は、シフトレバー31の操作中ではなく、N−D間で停止したとして、車速が5[km/h]以上であるか、言い換えれば、車両走行時であるかを判断する(ステップS12)。車速が5[km/h]以上の場合(ステップS12でYes)、ECU10は、シフトレバー31をDレンジに切り替えても、車両が不安定な挙動になる可能性が低いとして、油圧制御部9のT/Mバルブボデーに設けられたソレノイド91によってマニュアルバルブ81に油圧をかけることにより、シフトケーブル40を介してシフトレバー31を機械的に動かしDレンジに収めて、シフトレバー31をDレンジに切り替える(ステップS14)。これにより、車両走行時のように、シフトレバー31をDレンジに切り替えても、車両が不安定な挙動になる可能性が低い状態では、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる。
また、ステップS12にて、車速が5[km/h]以上でない場合(ステップS12でNo)、ECU10は、ブレーキがONであるかを判断する(ステップS13)。ブレーキがONではない場合(ステップS13でNo)、ECU10は、シフトレバー31をDレンジに切り替えることによって、車両が不安定な挙動になる可能性が高いとして、シフトレバー31をDレンジに切り替えることなく、一連の制御を終了する。
一方、ブレーキがONである場合(ステップS13でYes)、ECU10は、仮に車両が停止していてもブレーキがONであれば、車両が不安定な挙動になる可能性が低いとして、油圧制御部9のT/Mバルブボデーに設けられたソレノイド91によってマニュアルバルブ81に油圧をかけることにより、シフトレバー31をDレンジに切り替える(ステップS14)。これにより、車両が不安定な挙動になる可能性が低い状態では、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる。
図5は、ECU10が実施するシフトレンジ切替制御の第三の例を示したフローチャートである。
まず、ECU10は、シフトレバー31とシフト路32との接点信号がDレンジであり、アクセルがONであることに対して、駆動力が0であるかを判断する(ステップS21)。シフトレバー31とシフト路32との接点信号がDレンジであり、アクセルがONであることに対して、駆動力が0でない場合(ステップS21でNo)、ECU10は、前記接点信号と車両挙動とが一致しているとして、一連の制御を終了する。一方、シフトレバー31とシフト路32との接点信号がDレンジであり、アクセルがONであることに対して、駆動力が0である場合(ステップS21でYes)、ECU10は、前記接点信号と車両挙動との不一致が発生し、シフトレバー31がN−D間で停止したとして、アクセル開度が20[%]以下であるかを判断する(ステップS22)。
アクセル開度が20[%]以下ではない場合(ステップS22でNo)、ECU10は、シフトレバー31をDレンジに切り替えることによって、急激な加速により車両が不安定な挙動になる可能性が高いとして、シフトレバー31をDレンジに切り替えることなく、一連の制御を終了する。
一方、アクセル開度が20[%]以下である場合(ステップS22でYes)、ECU10は、シフトレバー31をDレンジに切り替えても、急激な加速にならず、車両が不安定な挙動になる可能性が低いとして、油圧制御部9のT/Mバルブボデーに設けられたソレノイド91によってマニュアルバルブ81に油圧をかけることにより、シフトレバー31をDレンジに切り替える(ステップS23)。これにより、車両が不安定な挙動になる可能性が低い状態では、ドライバーの意図と車両状況との不整合を抑制することができる。
1 シフトレンジ切替装置
9 油圧制御部
10 ECU
20 自動変速機
30 シフトレンジ操作装置
31 シフトレバー
32 シフト路
40 シフトケーブル
81 マニュアルバルブ
91 ソレノイド

Claims (1)

  1. ドライバーがシフトレバーを操作することによってシフトレンジが切り替えられる変速機のシフトレンジ切替装置において、
    シフトレバーとシフト路との接点信号が3秒以上検出されず、前回検出したシフトレンジがDレンジであり、車両が停止し、且つ、ブレーキがONの場合には、前記シフトレバーを前記Dレンジに切り替えることを特徴とする変速機のシフトレンジ切替装置。
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KR20220094113A (ko) * 2020-12-28 2022-07-05 도요타지도샤가부시키가이샤 탱크 장치

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