JP4977695B2 - 紫外受光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、III族窒化物半導体を用いた紫外受光素子に関する。
紫外受光素子としては、光電管や、Siによるフォトダイオード、フォトトランジスタ等が既存のデバイスとして存在しているが、光電管は、コストや寿命などの不都合があり、Siによるフォトダイオード、フォトトランジスタなどは、短波長化するに従って感度が著しく低下するという不都合がある。また、紫外受光素子を火炎センサに用いる場合、火炎近傍に設置する必要があるため、Siのようにバンドギャップエネルギーの小さな材料の場合、熱励起により暗電流が増加するなど、使用環境による制限が課される。
上記不都合を解決するために、近年ワイドギャップ半導体であるIII族窒化物半導体(GaN,AlN,InN及びそれらの混晶)を用いpinフォトダイオード(例えば、特許文献1)、フォトトランジスタ(例えば、特許文献2)、MSM型フォトダイオード(例えば、特許文献3)等が提案されている。
これらのデバイスは、III族窒化物半導体というワイドギャップ半導体を用いるため、Siにおいて影響が大きい暗電流を低減できることや、p層など光吸収層以外の部分での吸収を抑制し、感度を上げられる等の特徴を有する。また、半導体を用いているため、光電管に比べ低コスト化が可能であり、長寿命化が可能であることが期待される。
例えば、代表的なIII族窒化物半導体受光素子であるpinフォトダイオードの構造を図1に示す。基板1上に、Siを添加することによって形成したn型層2及びMgを添加したp型層3の間に、意図的に不純物を添加していないi層4を挟むような構造となっている。n型層2,p型層3,i層4には、GaN,AlGaN又はAlNが用いられており、適用したい波長域によって材料が選択されている。
また、基板1としては、多くの場合にはサファイア又はSiCが用いられており、サファイアのときには、低温緩衝層を用い、SiCの場合ときには、AlNを含む高温バッファ層を用いて高品質GaN又はAlGaNを得ている。また、作製したデバイスには、n型層2及びp型層3上にはn電極5及びp電極6が形成されている。
次に、このデバイスの動作原理を説明する。図2は、横軸に図1のX方向を示しており、縦軸に電子のエネルギーを示したバンドダイアグラムである。このデバイスは、通常,p型層3とn型層2に逆バイアス又はゼロバイアスで用いるが、この場合,i層4の全て及びn型層2とp型層3の一部に空乏層が広がる。
この状態で、バンドギャップエネルギーBG以上のエネルギーを持った光11が入ると、価電子帯12に存在する電子13が、伝導帯14に励起され、逆バイアス及び拡散電位により、電子13はn型層2に拡散し、正孔15はp型層3に拡散し、電流が流れる。それにより、バンドギャップエネルギーBGよりも大きなエネルギーを持った光の選択的な受光が可能となる。
また、既に説明したようにGaN及びAlGaNは、ワイドギャップかつ高温まで化学的に安定であるため、例えば炎の近傍などで用いることもできることより、火炎センサなどへの応用が可能となり、またp型層3又はn型層2にi層4よりもワイドバンドギャップエネルギーを持つ材料を選択することによって、i層4のみで選択的に受光することが可能となり、それにより,高感度なデバイスが作製可能である。
次に,MSM型フォトダイオードについて説明する。代表的なMSMフォトダイオードの模式図を,図3に示す。基板21上に、GaN又はAlGaNからなるアンドープ層22を形成する。その後、第1の電極23及び第2の電極24を形成する。この半導体に形成した第1及び第2の電極23,24にバイアスをかけた状態で、光25が照射されると、その光のエネルギーによって、価電子帯中の電子が、伝導帯に励起される。この励起された電子と、電子が抜けたことによって生成された価電子帯中の正孔とが動くことによって、電流が流れ、流れる電流を測定することによって、紫外受光素子として動作する。
また、図4に示すようなnpnフォトトランジスタも提案されており、このようなnpnフォトトランジスタは、基板31と、その上に形成された第1のn型層32と、その上に形成されたp型層33と、その上に形成された第2のn型層34と、その上に形成されたエミッタ電極35と、第1のn型層32に形成されたコレクタ電極36とを具える。これは、npnトランジスタにおいて、ベース層に受光できるように設計し、光照射により生成された電子−正孔対がベース電流の役割を果たし、それにより受光が行われるものである。
上記のように、III族窒化物半導体を用いた紫外受光素子の研究が盛んに行われているが、依然として大きな不都合がある。特に大きな不都合は、pinフォトダイオード及びMSMフォトダイオードに関しては、得られる光電流が非常に小さいことが挙げられる。これは、例えば火炎の炎を検知しようとした場合、数マイクロワット程度の光を受光する必要があるが、その光のエネルギーを全て受光層で受光し、電流に変換したとしても、数マイクロアンペア程度の微弱な電流しか得られない。
また、その他の紫外受光素子への応用も同様な不都合がある。また、npnフォトトランジスタの場合、現在のところIII族窒化物半導体のトランジスタで高性能のデバイスが存在せず、したがって、フォトトランジスタとしても高性能なものは存在しない。すなわち、III族窒化物半導体を用いた紫外受光素子において、受光感度の高い紫外受光素子を実現することが所望され、このように受光感度の高い紫外受光素子は、火炎センサや医療用センサなどへの応用が期待され、GaN/AlGaNヘテロ構造を用いたものが提案されている(例えば、非特許文献1)。
特開2003−23175号公報 特開平9−229763号公報 特開2003−23175号公報 M. A. Khan, M. S. Shur, Q. C. Chen, J. N. Kuznia and C. J. Sun: Electronics Letters, Vol. 31 (1995) p.398-400.
しかしながら、GaN/AlGaNヘテロ構造を用いた紫外線受光素子でも明暗比を取るのが困難であるので、受光感度を高くするのは困難である。
本発明の目的は、III族窒化物半導体を用いた紫外受光素子において、受光感度を高くした紫外受光素子を提供することである。
本発明による紫外線受光素子は、
基板と、
前記基板上に設けられ、GaN系半導体によって構成された第1層と、
前記第1層に接触し、ソース領域、ドレイン領域及びチャネル領域を有するようGaN系半導体によって構成された、前記第1層と同一の導電型の第2層と、
前記第2層に接触し、ゲート領域を有するようにGaN系半導体によって構成されたp型の第3層とを具えることを特徴とする
本明細書中、「GaN系半導体」とは、GaN,AlN,InN及びこれらを含む混晶を意味する。
本発明によれば、第1層、第2層及び第3層のバンドギャップエネルギーより大きいエネルギーの光が紫外受光素子に入射されない場合、第3層により第1層及び第2層の一部が空乏化し、電子の擬フェルミ準位よりエネルギーが低い箇所が存在せず、この状態でソース−ドレイン間に電圧を印加しても、電流がほとんど流れない。
第1層、第2層及び第3層のバンドギャップエネルギーより大きいエネルギーの光が紫外受光素子に入射されると、空乏化した層によって価電子帯から伝導帯に電子が励起され、電子−正孔対が生成される。そのように生成された電子−正孔対によりバンド構造が変化し、これによって第1層と第2層との間の界面に擬フェルミ準位よりエネルギーの低い箇所ができ、2次元電子ガスが形成される。この2次元ガスがチャネルとして働くため、ソース−ドレイン間に電流が流れる。
本発明では、pn接合を形成し、それにより形成された空乏層に光を照射し制御することによって、高性能な紫外受光素子が実現される。また、その実現の際に、2次元電子ガス又は縦型伝導を用いることによって、高性能すなわち高感度の紫外受光素子が実現できる。さらに、第1の層の導電型と第2の層の導電型を同一にする(すなわち、第1の層をp型とした場合、第2の層もp型とし、第1の層をn型とした場合、第2の層もn型とする。)とともに、第3の層をp型にすることによって明暗比をとることができ、紫外線受光素子を更に高感度にする。なお、前記第1層をGaNによって構成するとともに、前記第2層をAlGaNによって構成し、前記第1層及び前記第2層がGaN/AlGaNヘテロ接合を形成することによって、空乏層が更に生じやすくなる。
前記第2層にドーピングを行うことによって、第1層、第2層及び第3層のバンドギャップエネルギーより大きいエネルギーの光が紫外受光素子に入射される際に発生する2次元電子ガスを増加させることができ、これによって、紫外受光素子の特性を更に向上することができる。この場合、前記第2層にアンドープのスペーサ層を介在し又は量子井戸若しくはヘテロ構造を組み込むのが更に効果的である。
光閉じ込め構造を組み込むことによって、紫外受光素子の特性を更に向上することができ、この場合、前記光閉じ込め構造を、半導体DBR又は誘電体多層膜によって構成することができる。空乏層をアンドープ層の方に広げるためには、p層とn層とのキャリア濃度比を大きくする必要があり、2桁以上のキャリア濃度差にすることが重要となる。したがって、前記第1層をアンドープ又は1×1018cm−3以下のドーピング濃度とし、前記第3層を1×1016cm−3以上のアクセプタ濃度とするのが好ましい。
従来のIII族窒化物半導体pinフォトダイオードの構造を示す図である。 図1の素子構造におけるバンドダイアグラムである。 従来のIII族窒化物半導体MSMフォトダイオードの構造を示す図である。 従来報告がある、III族窒化物半導体npnフォトトランジスタ 本発明による紫外受光素子の第1の実施の形態の素子構造を示す図である。 p型層のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーを持った光が入射されない状態における図5のp型層直下の伝導帯のエネルギー図である。 アンドープ層44のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーの光を照射した際の図5のp型層直下の伝導帯のエネルギー図である。 第1の実施の形態による紫外線受光素子のソース−ドレイン電圧とソース−ドレイン電流との間の関係を示す図である。 p型層を用いない場合の紫外線受光素子のソース−ドレイン電圧とソース−ドレイン電流との間の関係を示す図である。 本発明による紫外受光素子の第2の実施の形態の素子構造を示す図である。
符号の説明
1,21,31,41,71 基板
2,32,34,73,76 n型層
3,33,45,74 p型層
4 i層
5 n電極
6 p電極
11,25 光
12 価電子帯
13 電子
14,51,61 伝導帯
15 正孔
22,43,44,75 アンドープ層
23,24 電極
35 エミッタ電極
36 コレクタ電極
42,72 緩衝層
46,77 ドレイン電極
47,79 ソース電極
48,78 ゲート電極
52,62 擬フェルミ準位
63 2次元電子ガス
BG バンドギャップ
本発明による紫外受光素子の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図5は、本発明による紫外受光素子の第1の実施の形態の素子構造を示す図である。このような紫外受光素子を製造するに際し、有機金属化合物気相成長法などの方法により、基板(例えば、サファイア基板)41上に、約500℃で緩衝層(例えば、低温AlN緩衝層)42を結晶成長し、約1000℃でアンドープ層(例えば、アンドープGaN層)43を約2μm結晶成長する。
その後、アンドープ層(例えば、アンドープAlGaN層)44を15nm積層し、Mgを添加することによって得られたホールキャリア密度1×1018[cm−3]及びアクセプタ密度3×1019[cm−3]のp型層(例えば、p型GaN層)45を20nm積層する。このように作製した試料を、窒素雰囲気中700℃で5分間熱処理を行った後に、素子分離を行う。
その後、フォトリソグラフィー技術を用いてp型層45の一部分にマスク(例えば、Niマスク)を蒸着し、例えば塩素プラズマを用いた反応性イオンエッチング装置を用いてp型層45を完全にエッチングし、アンドープ層44を露出し、硝酸などの溶液を用いてマスクを除去する。
その後、露出したアンドープ層44の表面に、フォトリソグラフィー技術を用いて、例えばTi/Alからなるドレイン電極46及びソース電極47を形成する。その後、p型層45の一部に、例えばNi/Auからなるゲート電極48を形成する。このように形成された紫外線受光素子では、アンドープ層43とアンドープ層44との間及びアンドープ層44とp型層45との間にヘテロ構造が形成される。
図6に図5のp型層45直下の伝導帯51のエネルギー図を示す。この場合、紫外受光素子には材料となるアンドープ層43,44、p型層45のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーを持った光が入射されず、室温付近でのものを示している。
図6において、横軸は、図5に示したX方向を示しており、縦軸は、電子のエネルギーを表している。図6中の伝導帯51に注目すると、p型層45によりアンドープ層44,43の一部が空乏化しており、電子の擬フェルミ準位52よりもエネルギーが低い箇所は存在せず、この状態でドレイン電極46−ソース電極47間に電圧をかけても、電流はほとんど流れない。
p型層45を用いない場合、アンドープ層43とアンドープ層44の界面には、2次元電子ガスが形成されるため、ドレイン電極46−ソース電極47に電圧を印加すると、電流が流れる。また、2次元電子ガスが形成されるか否かに関しては、p型層45のアクセプタ濃度及び膜厚、アンドープ層44の膜厚及びアンドープ層44を構成する材料(例えば、AlGaN)に含まれる残留不純物濃度、並びにアンドープ層45を制御することによって実現される。
次に、図7に、第1の実施の形態に示した図5の構造において、アンドープ層44のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーの光を照射した際の伝導帯のエネルギー図を示す。光を照射することによって、空乏化した層によって、価電子帯から伝導帯61に電子が励起され、電子−正孔対が生成される。その生成された電子−正孔対によりバンド構造が変化し、それにより、アンドープ層43とアンドープ層44の界面に電子の擬フェルミ準位62よりもエネルギーの低い箇所ができ、2次元電子ガス63が形成される。
この2次元電子ガス63がチャネルとして働くため、ドレイン電極46−ソース電極7間に電圧を印加することによって大きな電流が流れる。したがって、上記第1の実施の形態において、光を照射しないときには電流が流れず、光を照射したときには電流が流れる理想的な紫外受光素子が実現可能である。また、第1の実施の形態では、光はp型層45直下のバンド構造を変化させる役割を果たし、pinフォトダイオードのように,フォトンの個数が、電流に影響する素子に比べて電流値を大きくすることができる。なお、空乏層をアンドープ層の方に広げるためには、p層とn層とのキャリア濃度比を大きくする必要があり、2桁以上のキャリア濃度差にすることが重要となる。
図8は、第1の実施の形態による紫外線受光素子のソース−ドレイン電圧とソース−ドレイン電流との間の関係を示す図である。アンドープ層44のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーの光(例えば、波長が254nmの光)を照射しない場合、曲線aに示すように流れる電流が100nA以下であるが、アンドープ層44のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーの光(例えば、波長が254nmの光)を照射した場合、曲線bに示すように流れる電流が1mA程度となる。したがって、上記第1の実施の形態による紫外受光素子によれば、光を照射したときに流れる電流が数μA以下である従来のpinフォトダイオードに比べて3桁以上も光電流を向上させることが可能となった。これらの特徴は、火炎センサや医療用センサなど微弱な紫外光を検知する紫外受光素子として非常に適したものである。
p型層45を用いないときには、アンドープ層44のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーの光(例えば、波長が254nmの光)を照射しない場合、流れる電流が10mA程度となり(図9A参照)、アンドープ層44のバンドギャップエネルギーよりも大きなエネルギーの光(例えば、波長が254nmの光)を照射した場合、流れる電流が30mA程度まで到達する。したがって、p型層45を用いない場合には、明暗比を取るのが困難となるため、受光感度を高くするのが困難である。
なお、本実施の形態ではp型層45の直上の一部にゲート電極48を形成しているが、ゲート電極48をp型層45の全面に形成した構造又はゲート電極48を用いない構造でも、同様の効果が得られる。また、p型層45上に形成するゲート電極48は、例えばITOや数nm程度の非常に薄い金属電極のように紫外光を透過できる電極用いることが効果的であり、例えば、ゲート電極48の構造をメッシュ上にすることも非常に効果的である。また、ドレイン電極46及びソース電極47の材料は、オーミック特性が得られればどのような種類の金属を用いることができるが、望ましくは、Ti,Al,Au,Ta,W等を含むものがよい。
一方、p型層45上に形成するゲート電極48の材料としては、オーミック接触であることが好ましいが、ショットキー接触でもよく、任意の電極材料を用いることができる。また、電極間にSiOやSiNなどの絶縁膜を介することやp型層45上に半導体を形成することも、暗電流の低減などが可能となるため効果的である。
なお、アンドープ層44に不純物を意図的に添加することも効果的であり、特にSiやGeをドーピングすることによって、光を照射した時に発生する2次元電子ガス63を増加させる効果があり、紫外受光素子特性の向上が可能である。
また、アンドープ層44に不純物を添加する場合、アンドープのスペーサ層(例えば、AlGaNスペーサ層)を挟むことも効果があるし、AlGaN内に量子井戸やヘテロ接合を組み込むことも効果的である。また、上記のドーピング濃度を任意に設定することができるが、好適にはドナー濃度を1×1019[cm−3]以下とする。
また、p型層45をGaNで構成する場合、第1の実施の形態においてはホールキャリア濃度1×1018[cm−3]、アクセプタ濃度3×1019[cm−3]のを用いているが、これに関してはp型であることが重要であり、キャリア濃度、アクセプタ濃度及び膜厚は任意に設定してよい。また、膜厚に関しては、1nm以上の厚さを確保していれば、目的のデバイス特性を実現することができる。
この場合、下地層としてアンドープ層43をGaNで構成するが、Mg、カーボン等の不純物を添加してもよい。また、基板1としてサファイア基板以外の基板を用いても同様の効果が可能であるが、望ましくはSiC,Si,ZrB,AlN,GaN,AlGaN等III族窒化物半導体が成長できれば、どのような基板を用いても同様の効果が実現できる。
また、GaNのp型層45の代わりにAlNやInNを含む混晶を用いてもよい。また、同様に全ての層において、AlNやInNを含むことによっても高性能紫外受光素子が実現可能である。また、第1の実施の形態の構造において、特性を向上させるためには、ドレイン電極46、ソース電極47の部分に高いキャリア密度の層を用いることが有効であり、コンタクトを取る層のみに選択的にイオン注入する方法や、選択成長により高濃度n型層を形成し、及び結晶成長などにより高ドナー濃度な肉薄のn型層(AlGaN又はGaN)を挿入することは非常に効果的である。
また、上記第1の実施の形態では、構造を有機金属気相成長法により作製したが、n型GaN系半導体層をドレイン・ソースとし、p型GaN系半導体層をゲート電極とする構造が実現できれば、例えば分子線エピタキシー、イオン注入法等の他の手法を用いても同様な効果がある。また、上記第1の実施の形態の構造ではヘテロ接合を用いて実施したが、特にヘテロ接合を用いる必要はなく、ホモ接合でも構わない。
また、上記第1の実施の形態においては、アンドープ層43上にアンドープ層44及びp型GaN層45を積層することによって実現しているが、n型層とp型層を入れ替えても、同様な効果が可能であり、高性能紫外受光素子として動作する。なお、第1の実施の形態においては、ドレイン電極46及びソース電極47を形成するためにエッチングプロセスによりアンドープ層44を露出させているが、これはどのような方法でも良く、例えば選択横方向成長などを駆使して行う方法、またイオン注入によって、p型層をn型層に反転する方法なども用いることが可能である。
また、光は、素子上部、基板側のどちらから入射することも可能であり、どちらを用いてもよい。また、光の入射しない方向に、半導体DBRや誘電体多層膜を形成し、光を閉じ込めることにより、高性能化が可能である。また、上記第1の実施の形態において電極構造をストライプ構造にして説明しているが、これはどのような構造でも所望の特性が得られる。
図10は、本発明による紫外受光素子の第2の実施の形態の素子構造を示す図である。有機金属化合物気相成長法により、基板(例えば、サファイア基板)71上に結晶成長により、約500℃で緩衝層(例えば、低温AlN緩衝層)72を形成し、約1000℃でH希釈したSiHを用いることによって、Si添加した第1のn型層(例えば、n型GaN層)(Si濃度5×1018cm−3)73を約3μm成長させ、続いて、Mgを添加したp型層(例えば、p型GaN層)74(Mg濃度3×1019cm−3)を0.5μm成長させる。
続いて、フォトリソグラフィーと、例えばClガスを用いた反応性イオンエッチングとを用いて、p型層74の一部分に、幅200nmのストライプ上の凹部を形成する。この凹部は,好適にはp型層74が完全にエッチングされており、n型層73が露出している。その後、王水、フッ酸や硫酸、有機洗浄など適切な半導体基板処理を行った後に、再度、有機金属化合物気相成長法によりアンドープ層(例えば、アンドープGaN層)75を0.5μm成長させ、Si添加した第2のn型層(例えば、n型GaN層)76(Si濃度5×1018cm−3)を0.5μm結晶成長させる。
このように作製した試料を、窒素雰囲気中700℃で5分間熱処理を行った後に、フォトリソグラフィー及び反応性イオンエッチング装置により、p型層74及び第1のn型層73の一部分を露出させる。そして、第1のn型層73にTi/Alからなるドレイン電極77、p型層74にNi/Auからなるゲート電極78、第2のn型層76にTi/Alからなるソース電極79を順次形成し、紫外受光素子となる。
なお、ソース電極79を、好適には、図10のようにアンドープ層75の直上以外の箇所に形成する。また、電流を広げるためにメッシュ電極や半透明電極をアンドープ層75の直上に形成することも効果的である。
第2の実施の形態では、ゲート電圧が0Vにおいて、p型層74及びアンドープ層75のアクセプタ濃度及び電子濃度はそれぞれ、3×1019cm−3及び1×1017cm−3となっている。このとき、アンドープ層75には、p型層74によって空乏層が広がっており、上記幅で作製した場合、アンドープ層75は完全に空乏化していると考えられる。
したがって、光を照射せず、かつ、ゲート電圧を0Vにすると、ドレイン電極77−ソース電極79間に20Vの電圧をかけたときのドレインによるリーク電流は100mA程度であり、pn接合を利用したゲートであるため、非常に暗電流が少ない。
次に、この素子に用いた半導体のバンドギャップエネルギー以上のエネルギーを持った光を照射すると、アンドープ層75の一部又はすべてが空乏化されていない状態になり、その状態でドレイン電極77−ソース電極79間に電圧を印加すると、電流を流すことが可能となる。すなわち、光を照射していないときに電流が流れず、光を照射したときに電流が流れる理想的な紫外受光素子がとしての動作が可能となる。
また、第2の実施の形態では、ストライプ構造の幅を200nmとしたが、この幅は、p型層74のアクセプタ濃度及びアンドープ層75の電子濃度によって適切な値に設定することができる。また、第2の実施の形態においては、アンドープ層75を用いているが、これは、例えばSi,Ge,C等の他の不純物を意図的に添加しても、トランジスタとして動作し、空乏層の広がりを考慮してデバイスを作製すれば、所望の特性のデバイス作製が可能である。
この構造の利点として、マルチチャネル化が容易であるため、光を受光する面積を広くすることができ、紫外光の受光感度がよくなる。また、第2の実施の形態では、サファイア基板71を例にとって説明しているが、基板に関しては、SiC,Si,ZrB、AlN,GaN,AlGaN等のGaN系半導体が成長できれば、どのような基板を用いても同様の効果が実現できる。
また、GaN系発光ダイオードで広く用いられているレーザリフトオフなどの基板剥離技術を用いることや、SiC基板、ZrB基板、GaN基板等の導電性を有する基板を用いる場合に第1のn型層73に形成したドレイン電極77を板剥離後の裏面又は基板の裏面に形成することは、更なるデバイスの高性能化及びデバイスの実装を容易にする技術として有用である。
また、p型層74には、AlNやInNを含む混晶でも特性は変わらず、AlNを含むことによって、短波長な光のみを選択的に受光可能となり、また、InNを含むことによって、可視域に感度を持つ素子を実現することができる。同様に、第1のn型層73、アンドープ層75、第2のn型層76等の全ての層において、AlNやInNを含むことによっても紫外受光素子が実現可能であり、それぞれの層中にヘテロ接合を有することもデバイス特性向上のためには有用である。
第2の実施の形態では、電極材料としてNi/Au又はTi/Alを用いているが、電極材料に関してはどのような材料を用いてもよく、好適には、Ti,Al,Au,Ta,W等を含むものがよい。また、第2の実施の形態において、特性を向上させるためには、ドレイン電極77及びソース電極79の部分に高いキャリア密度の層を用いることが有効であり、コンタクトを取る層のみに選択的にイオン注入する方法、選択成長により高濃度n型層を形成する方法及び肉薄のn型層を挿入することは、非常に効果的である。
また、第2の実施の形態では、有機金属気相成長法を実施したが、分子線エピタキシー、イオン注入法等の任意の手法を用いて同様の特性の紫外受光素子が実現できる。また、第2の実施の形態では、p型層74を先に形成し、その後再成長により所望の構造を得ているが、これに関してはどのような方法で実現されてもよく、選択性長法、Mgのイオン注入等によって、n型層をp型層に反転する方法なども用いることが可能であり、ゲート層に極性の異なる層を用い、それにより空乏層を発生させ、それにより電流を制御する構造を有していればよい。
また、第2の実施の形態では、電流が流れるチャネル層をn型層として作製したが、p型層をチャネル層として用いても、ゲートにn型層を用いれば半導体トランジスタを構成できる。また、第2の実施の形態においては、第1の結晶成長においてp型層74を作製し、その後に第2の結晶成長によってアンドープ層75及び第2のn型層76を形成しているが、これは、結晶成長の順番を逆にし、第1の結晶成長においてアンドープ層75及び第2のn型層76を作製し、第2の結晶成長でp型層74を形成するという作製方法でも、同様の特性が得られる。
また、素子内部に半導体DBRや誘電体多層膜により光を閉じ込めることにより、高性能化が可能である。また、第2の実施の形態において電極構造をストライプ構造にして説明しているが、これはどのような構造でも所望の特性が得られる。

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、GaN系半導体によって構成された第1層と、
    前記第1層に接触し、ソース領域、ドレイン領域及びチャネル領域を有するようGaN系半導体によって構成された、前記第1層と同一の導電型の第2層と、
    前記第2層に接触し、ゲート領域を有するようにGaN系半導体によって構成されたp型の第3層とを具えることを特徴とする紫外線受光素子。
  2. 前記第1層をGaNによって構成するとともに、前記第2層をAlGaNによって構成し、前記第1層及び前記第2層がGaN/AlGaNヘテロ接合を形成したことを特徴とする請求項1記載の紫外線受光素子。
  3. 前記第2層にドーピングを行ったことを特徴とする請求項1又は2記載の紫外線受光素子。
  4. 前記第2層にアンドープのスペーサ層を介在し又は量子井戸若しくはヘテロ構造を組み込むことを特徴とする請求項3記載の紫外線受光素子。
  5. 光閉じ込め構造を組み込むことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の紫外線受光素子。
  6. 前記光閉じ込め構造を、半導体DBR又は誘電体多層膜によって構成したことを特徴とする請求項5記載の紫外線受光素子。
  7. 前記第1層をアンドープ又は1×1018cm−3以下のドーピング濃度としたことを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の紫外線受光素子。
  8. 前記第3層を1×1016cm−3以上のアクセプタ濃度としたことを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の紫外線受光素子。
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