JP2023056719A - 紫外線受光素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノーマリーOFF動作が可能で、暗電流が1pA以下と低く、高感度な紫外線受光素子を提供する。【解決手段】基板と、基板上に設けられた化合物半導体によって構成された第1層と、第1層上部に設けられ、化合物半導体によって構成された第2層と、第2層上部に設けられ金属酸化膜によって構成されたp型のゲート電極とを備え、暗電流が1pA以下と低いことを特徴とする紫外線受光素子。【選択図】図1
Description
本発明は、化合物半導体の上部にソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を有する紫外線受光素子に関する。
紫外受光素子は日光に含まれる紫外線量の検知や、火炎を検知するセンサ、UV殺菌光源のモニタ用途として近年需要が高まっている。火炎センサやUV殺菌光源のモニタは、200~280nmのUVC領域において非常に微弱な光を検知する必要があり、例えば火炎センサは数nW/cm2程度の光を検知する必要があり、UV殺菌光源モニタは数百nW/cm2程度の光を検知する必要がある。
従来の紫外受光素子として、光電管や半導体受光素子がある。光電管は、コストが高く、寿命が短く、振動に弱く、簡易に利用しがたい。半導体受光素子は、従来のSi半導体やGaN、AlGaN、SiC等のワイドギャップ半導体を用いたPIN型フォトダイオード、ショットキ型フォトダイオードが提案されている。例えば、特許文献1、特許文献2のように、紫外領域の受光感度を高くするために、GaN/AlGaNヘテロ接合を利用したGaN-FET型受光素子が提案されている。また、ゲート構造として、特許文献1では、ITO、ZnO、GZOのn型酸化物半導体をゲート電極に用いたGaN-FET型受光素子が提案されている。また、特許文献2では、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いたGaN-FET型受光素子が提案されている。
従来の紫外受光素子として、光電管や半導体受光素子がある。光電管は、コストが高く、寿命が短く、振動に弱く、簡易に利用しがたい。半導体受光素子は、従来のSi半導体やGaN、AlGaN、SiC等のワイドギャップ半導体を用いたPIN型フォトダイオード、ショットキ型フォトダイオードが提案されている。例えば、特許文献1、特許文献2のように、紫外領域の受光感度を高くするために、GaN/AlGaNヘテロ接合を利用したGaN-FET型受光素子が提案されている。また、ゲート構造として、特許文献1では、ITO、ZnO、GZOのn型酸化物半導体をゲート電極に用いたGaN-FET型受光素子が提案されている。また、特許文献2では、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いたGaN-FET型受光素子が提案されている。
しかし、特許文献1の受光素子の場合、FETのドレイン電極-ソース電極間がノーマリーONであるため暗電流が増加してしまい、S/N比を高くできない。そのためゲート電極にバイアス電圧を印加する構造や回路が必要になり、システムが複雑化してしまう問題がある。
また、特許文献2の受光素子の場合、FETのドレイン電極-ソース電極間がノーマリーOFFに出来るため、ゲート電極にバイアス電圧を印加する必要がないが、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いている。 また、特許文献2の受光素子の場合、FETのドレイン電極-ソース電極間がノーマリーOFFに出来るため、ゲート電極にバイアス電圧を印加する必要がないが、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いている。p型にドーピングされたGaN系半導体は結晶品質が低下しやすく、量子効率の低下により高感度なデバイスを作ることが困難である。特に p型にドーピングされたGaN系半導体は200~280nmのUVC領域において感度の低下が大きい。また、ゲート電極を再成長により p型にドーピングされたGaN系半導体を形成する場合、GaN系半導体を形成する温度が400~1000℃程度と高く、ゲート電極とスペーサー層との界面で結晶欠陥が増加してしまう。そのため高感度なデバイスを提供することが困難である。
また、特許文献2の受光素子の場合、FETのドレイン電極-ソース電極間がノーマリーOFFに出来るため、ゲート電極にバイアス電圧を印加する必要がないが、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いている。 また、特許文献2の受光素子の場合、FETのドレイン電極-ソース電極間がノーマリーOFFに出来るため、ゲート電極にバイアス電圧を印加する必要がないが、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いている。p型にドーピングされたGaN系半導体は結晶品質が低下しやすく、量子効率の低下により高感度なデバイスを作ることが困難である。特に p型にドーピングされたGaN系半導体は200~280nmのUVC領域において感度の低下が大きい。また、ゲート電極を再成長により p型にドーピングされたGaN系半導体を形成する場合、GaN系半導体を形成する温度が400~1000℃程度と高く、ゲート電極とスペーサー層との界面で結晶欠陥が増加してしまう。そのため高感度なデバイスを提供することが困難である。
そこで、本発明の課題は、受光素子において、ノーマリーOFF動作が可能で、暗電流が1pA以下と低く、高感度な紫外線受光素子を提供することである。
本発明の紫外線受光素子は、基板と、基板上部に設けられ、化合物半導体によって構成された第1層と、第1層上部に設けられ、化合物半導体によって構成された第2層と、第2層上部に設けられ金属酸化膜によって構成されたp型のゲート電極とを備え、暗電流が1pA以下と低いことを特徴とする。
本発明によれば、ゲート電極にp型の金属酸化膜を用いることにより、ノーマリーOFF動作が可能となり、暗電流が1pA以下と低く、高い受光感度の紫外線受光素子を実現できる。特に200~280nmのUVC領域を非常に高感度に検知できる紫外線受光素子を実現することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照して詳細に説明する。ただし、
本発明は以下の記載に何ら限定されるものではない。
本発明は以下の記載に何ら限定されるものではない。
図面を参照しながら、複数の実施形態について詳細に説明する。図面の記載は模式的なものであり、厚みと寸法の関係、各層の厚みも比率等は一例であり、発明の技術思想を限定するものではない。また図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる場合がある。以下の説明で、部材の位置関係を説明する際に、「上部」「下部」「右側」「左側」等は参照する図面の向きに基づいて必要に応じて使用されるが、発明の技術的思想を限定するものではない。また「上部」「下部」「右側」「左側」等の説明は部材が接していなくとも用いられる場合がある。
本発明の実施例1に係る紫外線受光素子を説明する。図1は、本発明による紫外線受光素子の素子構造を示す図である。基板1の上部にバッファ層2が形成され、バッファ層2の上部に第1層3が形成され、第1層3の上部に第2層4、ドレイン電極5、ソース電極6が形成され、第2層4の上部に第3層7が形成されている。
基板1は単結晶Si、もしくはサファイア、SiC、AlN、GaN、Ga2O、ZnO等でも構わない。
バッファ層2は化合物半導体であり、GaN、AlGaN、AlNから成る多層膜である。バッファ層2は1μm以上が望ましいが、バッファ層は無くても構わない。
第1層3は化合物半導体であり、好ましくはGaNであり、好ましくはアンドープGaNであり、第1層の積層途中でC、Fe等をドーピングしてもよい。
GaNのバンドギャップは3.39eVなので、365nm以下の波長を吸収し、第1層3にキャリアが形成され、チャネル領域のキャリア濃度が増加する。またGaNの積層膜厚は1μm以上が望ましい。
GaNのバンドギャップは3.39eVなので、365nm以下の波長を吸収し、第1層3にキャリアが形成され、チャネル領域のキャリア濃度が増加する。またGaNの積層膜厚は1μm以上が望ましい。
第2層4は化合物半導体であり、好ましくはAlGaNであり、好ましくはアンドープAlGaNであり、第2層はAlGaNとGaN、もしくはAlNとGaN、もしくはAlGaNとAlNの多層構造でも構わない。第2層4の上にSiO2、SiN等の保護膜を形成してもよい。
AlGaNのAl組成は0.1~0.25が好ましく、積層膜厚は1~15nmが好ましい。AlGaNのAl組成は0.15~0.2がさらに好ましく、積層膜厚は1~8nmがさらに好ましい。
AlGaNのAl組成は0.1~0.25が好ましく、積層膜厚は1~15nmが好ましい。AlGaNのAl組成は0.15~0.2がさらに好ましく、積層膜厚は1~8nmがさらに好ましい。
バッファ層2、第1層3、第2層4は有機金属気相堆積法により基板1上に形成する。その他分子線エピタキシー、スパッタリング法などにより形成しても構わない。
フォトリソグラフィー技術とエッチング(例えば、塩素ガスを用いた反応性イオンエッチング)を用いて、ドレイン電極部、ソース電極部において第1層3を露出させる。露出した第1層3にエッチング段差を含むドレイン電極5部、ソース電極6部にメタル成膜を実施し、フォトリソグラフィー技術とエッチング(例えば、リン酸エッチング)を用いて、ドレイン電極5、ソース電極6を形成する。もしくはフォトリソグラフィー技術を用いたリフトオフ工程により、ドレイン電極5、ソース電極6を形成することもできる。
電極材料はTi/Al、Ni/Al、Al、Ni等であり、上部にAu、Pt、Ni、Ti等からなる多層膜を追加してもよい。成膜方法は、蒸着、スパッタ、メッキ等でも構わない。
電極材料はTi/Al、Ni/Al、Al、Ni等であり、上部にAu、Pt、Ni、Ti等からなる多層膜を追加してもよい。成膜方法は、蒸着、スパッタ、メッキ等でも構わない。
第2層4上の第3層7部分に、金属酸化物半導体膜(例えばNiOのスパッタ)を形成し、フォトリソグラフィー技術とエッチング(例えば硝酸エッチング)を用いてゲート電極7を形成する。もしくはフォトリソグラフィー技術を用いたリフトオフ工程により、ゲート電極7を形成することもできる。金属酸化物半導体膜の膜厚は50~500nmが好ましい。金属酸化物半導体膜の膜厚は100~200nmがさらに好ましい。成膜方法は、酸素ガスを導入したスパッタ、酸素ガスを導入したパルスレーザー蒸着法、電子ビーム蒸着法などでも構わない。p型の金属酸化物半導体膜は、CuAlO2、SrCu2O2等でも構わない。ゲート電極形成工程が簡単なため、歩留まりよく安定生産が容易な紫外線受光素子を実現することができる。
NiOを成膜するときは、RFのマグネトロンスパッタ装置を使用し、ターゲット材料はNiOを使用し、成膜圧力を0.3~0.5Pa、導入ガスにArとO2を使用する。導入ガスのO2分圧(例えば5%程度)を調整することにより、品質の高いp型NiOが得られ、非常に高感度な紫外線受光素子の特徴が得られる。ターゲット材料をNiとして反応性スパッタによるNiO成膜でも構わない。
p型NiOは、酸素欠損によるアクセプタ準位の形成により、p型伝導が得られるが、導入ガスのO2分圧を調整することにより、キャリア濃度と結晶品質を調整することができる。この他に、Li、Cu、Ag等をドーピングしてアクセプタ準位を形成する方法もある。この場合、ターゲット材料にドーピングしてもよく、LiO、CuO、AgO等のターゲットとの併用による成膜でも構わない。
第3層7は金属酸化物半導体であり、バンドギャップ以上の波長の200~380nmの紫外線を吸収してキャリアが形成される。望ましくはバンドギャップ約3.3eV以上、カットオフ波長380nm以下の金属酸化物半導体で、最適はバンドギャップ約3.6eV、カットオフ波長344nmのp型NiOである。
また第2層4と第3層7の間に10nm以下のNi等のメタル層を挿入してもよく、第2層4と第3層7の間にSiO2等の絶縁膜を挿入してもよい。
第3層7の上に紫外線を透過する膜厚で、Ti、Ni、ITO等を形成してもよく、第3層7の上にSiO2、SiN等の保護膜を形成してもよい。
第3層7のゲート電極のゲート長は0.001~20μmが好ましい。
また第2層4と第3層7の間に10nm以下のNi等のメタル層を挿入してもよく、第2層4と第3層7の間にSiO2等の絶縁膜を挿入してもよい。
第3層7の上に紫外線を透過する膜厚で、Ti、Ni、ITO等を形成してもよく、第3層7の上にSiO2、SiN等の保護膜を形成してもよい。
第3層7のゲート電極のゲート長は0.001~20μmが好ましい。
図7に示すように、第2層11の部分に凹部を形成し、その上に第3層14を形成したゲートリセス構造としても構わない。
この場合、第2層11の積層膜厚は10~30nmが好ましく、第3層14の下部における第2層11の膜厚(凹部の残り厚)は1~15nmが好ましく、1~8nmがさらに好ましい。
凹部の段差加工は、フォトリソグラフィー技術とエッチング(例えば、塩素ガスを用いた反応性イオンエッチング)を用いることができる。
この場合、第2層11の積層膜厚は10~30nmが好ましく、第3層14の下部における第2層11の膜厚(凹部の残り厚)は1~15nmが好ましく、1~8nmがさらに好ましい。
凹部の段差加工は、フォトリソグラフィー技術とエッチング(例えば、塩素ガスを用いた反応性イオンエッチング)を用いることができる。
本実施例1における動作機構について説明する。
図2に本発明の実施例1よる紫外線受光素子の暗状態における第3層7下部の空乏層15の広がりを示す。図4に第3層7下部のエネルギーバンド図を示す。
暗状態において、第1層3と第2層4が接触する付近において、2次元電子ガス(2DEG)16が生成されるが、ゲート電極である第3層7がp型金属酸化物半導体であるため、第3層7と第2層4が接触する場所において、第2層4と第1層3の一部が空乏化しており、この場所の2次元電子ガス(2DEG)が生じなくなる。そのためドレイン電極5とソース電極6に電圧を印加しても電流は流れない。
図2に本発明の実施例1よる紫外線受光素子の暗状態における第3層7下部の空乏層15の広がりを示す。図4に第3層7下部のエネルギーバンド図を示す。
暗状態において、第1層3と第2層4が接触する付近において、2次元電子ガス(2DEG)16が生成されるが、ゲート電極である第3層7がp型金属酸化物半導体であるため、第3層7と第2層4が接触する場所において、第2層4と第1層3の一部が空乏化しており、この場所の2次元電子ガス(2DEG)が生じなくなる。そのためドレイン電極5とソース電極6に電圧を印加しても電流は流れない。
図3に本発明の実施例1による紫外線受光素子のゲート電極である第3層7にバンドギャップ以上のエネルギーの波長が照射されたときのゲート電極下部の空乏層17の広がりを示す。図5に第3層7下部のエネルギーバンド図を示す。
バンドギャップ以上のエネルギーの波長が照射されたとき第3層7のp型金属酸化物半導体に励起キャリアが生成される。その励起キャリアの生成により、バンド構造が変化し、第2層4と第1層3の一部の空乏層が縮退し、第3層7下部に2次元電子ガス(2DEG)が生じる。そのためドレイン電極5とソース電極6との間に電流が流れる。
バンドギャップ以上のエネルギーの波長が照射されたとき第3層7のp型金属酸化物半導体に励起キャリアが生成される。その励起キャリアの生成により、バンド構造が変化し、第2層4と第1層3の一部の空乏層が縮退し、第3層7下部に2次元電子ガス(2DEG)が生じる。そのためドレイン電極5とソース電極6との間に電流が流れる。
本実施例1において、第3層7のゲート電極にディープレベルが少ない高品質なp型金属酸化物半導体を用いること、またp型金属酸化物半導体がスパッタ等で成膜可能であるため、ウェハを高温にする必要がなく、第3層7と第2層4の界面において欠陥の少ない高品質な界面が実現できること、またp型金属酸化物半導体のキャリア濃度を1×1016cm-3以上のアクセプタ濃度とすることにより、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いた構造と比較して、ゲート電極7下部の空乏層の広がりを大きくすることができる。これにより暗電流が1pA以下と非常に低い受光素子を実現できる。また前記のとおり、欠陥の少ないゲート電極7とすることで、p型のGaN系半導体をゲート電極に用いた構造より、紫外線照射によるゲート電極部の励起キャリア数も多くすることがでる。そのため非常に高感度に光を検知することが可能である。
表1に、実施例1のp型Ni0ゲート電極の紫外線受光素子の暗電流の値と、比較例として特許文献1に示されるp型GaNゲート電極の受光素子の暗電流の値との比較を示す。
p型GaNゲート電極の紫外線受光素子の暗電流が100pA程度であり、実施例1のp型Ni0ゲート電極の紫外線受光素子の暗電流が1pA程度であった。第3層7をp型NiOとしたときは暗電流を非常に低くすることが可能である。これにより、第3層7をp型NiOにしたときの方が、より微弱な光を検知することが可能である。
(表1)
p型GaNゲート電極の紫外線受光素子の暗電流が100pA程度であり、実施例1のp型Ni0ゲート電極の紫外線受光素子の暗電流が1pA程度であった。第3層7をp型NiOとしたときは暗電流を非常に低くすることが可能である。これにより、第3層7をp型NiOにしたときの方が、より微弱な光を検知することが可能である。
(表1)
図6に、実施例1の型pNi0のゲート電極の紫外線受光素子と、比較例として特許文献1に示されるp型GaNのゲート電極の受光素子とにおいて、ゲート電極に入射する波長と感度(光電流)の関係を示す。p型NiOのゲート電極の紫外線受光素子の方が200~365nmにおいてp型GaNのゲート電極の受光素子よりも高い感度になっている。これは、前記のとおり、欠陥の少ないゲート電極構成を用いたことに起因する。
特に200~280nmのUVC領域においてp型GaNよりも非常に高い感度になっている。これは、前記理由に追加して、p型NiOのバンドギャップが約3.6eVとp型GaNの3.39eVよりも大きいこと、吸収係数の違いに起因していると考えられる。
特に200~280nmのUVC領域においてp型GaNよりも非常に高い感度になっている。これは、前記理由に追加して、p型NiOのバンドギャップが約3.6eVとp型GaNの3.39eVよりも大きいこと、吸収係数の違いに起因していると考えられる。
本発明の実施形態によれば、非常に微弱な光を高感度に検知できる紫外線受光素子を提供することができる。特に200~280nmのUVC領域において非常に微弱な光を高感度に検知できる紫外線受光素子を実現することができる。
1、8 基板
2、9 バッファ層
3、10 第1層
4、11 第2層
5、12 ドレイン電極
6、13 ソース電極
7、14 第3層(ゲート電極)
15 空乏層
16 2次元電子ガス(2DEG)
2、9 バッファ層
3、10 第1層
4、11 第2層
5、12 ドレイン電極
6、13 ソース電極
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15 空乏層
16 2次元電子ガス(2DEG)
Claims (4)
- 基板と、
前記基板上部に設けられ、化合物半導体によって構成された第1層と、
前記第1層上部に設けられ、化合物半導体によって構成された第2層と、
前記第2層上部に設けられ金属酸化膜によって構成されたp型のゲート電極とを備え、
暗電流が1pA以下と低いことを特徴とする紫外線受光素子。 - 前記ゲート電極は200nm~380nmの波長を吸収して前記ゲート電極の下部にキャリアが生成される金属酸化膜からなることを特徴とする請求項1に記載の紫外線受光素子。
- 前記金属酸化膜はNiO、CuAlO2、SrCu2O2のいずれかの材料からなり、
前記ゲート電極の上部に紫外線を透過する膜厚であって、Ti、Ni、ITO、SiO2、SiNの膜を形成することを特徴とする請求項1又は2いずれか1項に記載の紫外線受光素子。 - 前記金属酸化膜が1×1016cm-3以上のアクセプタ濃度であることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の紫外線受光素子。
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JP2021166097A JP2023056719A (ja) | 2021-10-08 | 2021-10-08 | 紫外線受光素子 |
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JP2021166097A JP2023056719A (ja) | 2021-10-08 | 2021-10-08 | 紫外線受光素子 |
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- 2021-10-08 JP JP2021166097A patent/JP2023056719A/ja active Pending
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