JP4976636B2 - 止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物 - Google Patents

止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、クマザサエキスを有効成分として含有する止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物に関する。
従来の技術
近年、アトピー症、老人性掻痒症、糖尿病やC型肝炎に由来する全身の痒み、更年期や閉経時の外陰部掻痒症、カンジダ、インキン、水虫、タムシ等の菌に由来する痒み、あせも、できもの、かぶれ、床ずれ、虫刺され、火傷、切傷等の回復時の痒み、パーマネント液や毛染め液等の理容美容液が引き起こす薬傷によるただれなど(以下アトピー等と称する)の痒みを伴う炎症性皮膚疾患の患者の急増が問題となっている。痒みも痛みも炎症に伴う感覚で、これは炎症時に感じる知覚が痒みから痛みにおよぶ広範囲の領域にあるためと考えられている。
痒みや痛みの軽減、治療にはステロイド剤を使用することが多い。しかし、特に乳幼児等においてはステロイド剤による免疫の低下などで症状がさらに悪化したり、感染症が重症化する場合も少なくない。さらに、従来のステロイド剤などが効かない症例の出現はアトピー等の問題をより深刻なものとしている。
そこで、従来のステロイド剤に代わるものとして、天然の植物成分が注目されている。例えば、クマザサは、昔から抗アレルギー作用を有することが報告されている。本発明者等もクマザサエキスが、マウスにおける消炎作用や抗菌作用、創傷治癒効果を有意に増加させることを見いだしている。
しかしながら、従来のクマザサエキス含有組成物は、アトピー等に対する改善効果、止痒効果はほとんど認められず、創傷治癒効果も充分なものではなかった。
従って、アトピー等の症状軽減効果、止痒効果に優れ、アトピーを含めた皮膚疾患の痒みの治療に使用することのできる止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物が望まれている。
発明の概要
本発明の目的は、アトピー等の皮膚疾患や皮膚障害、さらに詳細には、アトピー症、老人性掻痒症、糖尿病やC型肝炎に由来する全身の痒み、更年期や閉経時の外陰部掻痒症、カンジダ、インキン、水虫、タムシ等の菌に由来する痒み、あせも、できもの、かぶれ、床ずれ、虫刺され、火傷、切傷等の回復時の痒み、パーマネント液や毛染め液等の理容美容液が引き起こす薬傷によるただれなどの痒みを伴う炎症性皮膚疾患や皮膚障害に対して高い止痒効果を有する止痒性組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、上記炎症性皮膚疾患や皮膚障害に対して高い創傷治癒促進効果を有する創傷治癒促進組成物を提供することである。
本発明は、クマザサエキスを、固形分で1〜10質量%含有する止痒性組成物を提供するものである。
本発明はまた、クマザサエキスを、固形分で1〜10質量%含有する創傷治癒促進組成物を提供するものである。
発明を実施するための最良の形態
本発明は、有効成分としてクマザサエキスを固形分で1〜10質量%、好ましくは2〜8質量%、さらに好ましくは3〜6質量%含有する止痒性組成物、及び有効成分としてクマザサエキスを固形分で1〜10質量%、好ましくは2〜8質量%、さらに好ましくは3〜6質量%含有する創傷治癒促進組成物である。クマザサエキスの固形分濃度が1質量%未満では目的とする止痒性効果又は創傷治癒促進効果の発現が不充分であり、一方、10質量%を超えると、皮膚に対する刺激性が強くなり好ましくない。
従来、クマザサエキスは、通常0.5〜10質量%の固形分を含有するエキスとして製造され、種々の用途に利用されてきた。この固形分濃度のものを通常は最終製品に対して1〜10質量%程度添加して使用しているため、最終製品中のクマザサエキスの固形分濃度は通常0.05〜0.8質量%程度であり、最も高濃度のものでも1質量%未満程度であった。その理由としては、クマザサエキスが比較的高価であること、このような低濃度でも、ある程度の消炎効果や抗菌効果が発現していたこと、有効成分の添加量を10質量%以上とすることは常識的ではないこと等が挙げられる。しかし、このような低濃度では、アトピー等に対する改善効果、止痒効果はほとんど認められず、創傷治癒効果も充分なものではなかった。
本発明者は、クマザサエキスを固形分濃度で1〜10質量%、好ましくは2〜8質量%、さらに好ましくは3〜6質量%含有させることにより、従来の低濃度の場合にはほとんど認められなかったアトピー等に対する改善効果、止痒効果が顕著に発現し、また創傷治癒効果も著しく向上することを見出し本発明を完成するに至ったものである。クマザサエキス自体は古くから知られているにも関わらず、これを高濃度で使用するという試みがこれまでになされなかった理由は定かではないが、従来の濃度より高濃度(10倍以上)にすることにより、アトピー等に対する改善効果、止痒効果が顕著に発現し、また創傷治癒効果も著しく向上することは全く驚くべきことである。
本発明のクマザサエキスの原料として使用するクマザサは、特に限定されないが、例えば、北海道天塩山系で7〜10月に採集されたものが好ましい。
本発明に使用するクマザサエキスは、クマザサの生葉又は乾燥葉、好ましくは乾燥葉を、60〜130℃の水で、常圧又は加圧抽出して得られるものが好ましい。
抽出方法は特に限定されないが、例えば、特開平11−196818号公報に記載された方法を使用することができる。さらに具体的には、加圧熱水抽出機により110℃〜130℃、5〜30分処理してエキスを抽出し、該エキスを水分分離器により含水固形分(含水率40〜70%)と分離し、次に飽和水蒸気加熱処理機により該含水固形分を130℃〜200℃で5分〜60分処理した後、再度加圧熱水抽出機により110℃〜130℃で5〜30分処理してエキスを抽出させ、第1回目と第2回目のエキスを合わせて使用する。また、クマザサ乾燥葉を例えば、60〜100℃の水で30分〜12時間程度抽出して得られるエキスも使用できる。
こうして得られるクマザサエキスは硫黄成分を含有しており、その含有量は硫黄に換算して、クマザサエキスの固形分1gあたり約4〜10mg、通常は約6〜9mgである。硫黄成分のうち主たる成分は含硫アミノ酸と考えられる。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物は、クマザサエキス由来の硫黄成分を、硫黄に換算して100g当り、好ましくは4〜100mg、さらに好ましくは8〜80mg、最も好ましくは12〜60mg含有する。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物の製造には、所定量の上記クマザサエキスのほか、通常の医薬組成物、化粧品、皮膚用組成物等に使用される油性成分等の基材成分、保湿剤、防腐剤等を使用することができる。
組成物に使用する水は、水道水、天然水、精製水等、特に限定されないが、一般にイオン交換水等の高純度の水が好ましい。
油性成分としては、スクワラン、牛脂、豚脂、馬油、ラノリン、蜜蝋等の動物性油、オリーブ油、グレープシード油、パーム油、ホホバ油、胚芽油(例えば、米胚芽油)等の植物性油、流動パラフィン、高級脂肪酸エステル(例えば、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル)、シリコーン油等の合成油、半合成油が挙げられる。
油性成分は、皮膚の保護、エモリエント性付与効果(皮膚表面を薄膜で覆い、乾燥を防ぐと共に、柔軟性、弾力性を与える効果)、さっぱり感等の要求性能に合わせて適宜組み合わせて用いられる。スクワラン、オリーブ油及びミリスチン酸オクチルドデシルの組合せは好ましい例の一つである。
組成物の硬さ、流動性を調節するために、ステアリン酸、ステアリルアルコール、ベヘニン酸、セタノール、ワセリン等の固体油が用いられ、好ましくはステアリン酸とセタノールが組み合わせて用いられる。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物をクリーム組成物として製造するためには、クマザサエキス、水、油性成分をクリーム状にするために、クリーム化剤が用いられる。クリーム化剤は、特に限定されないが、モノステアリン酸グリセリンと自己乳化型モノステアリン酸グリセリン(モノステアリン酸グリセリンに乳化剤を添加したもの)とを組み合わせて使用するのが一般的である。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物には、さらに必要に応じて安定化剤、保湿剤、創傷治癒剤、防腐剤、界面活性剤等を含有させることができる。
安定化剤としては、カルボキシビニルポリマーと水酸化カリウムの組合せ、ジステアリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられる。特に、セスキステアリン酸ポリエチレングリコール(ジステアリン酸ポリエチレングリコールとモノステアリン酸ポリエチレングリコールの1:1混合物)(ポリエチレングリコールの分子量は1000〜2万)は、安定性が高く、水と油に分離することがなく、また、クリーム組成物として皮膚に塗布する際の硬さを効果的に調節することができるので好ましい。
保湿剤としては、ヒアルロン酸ナトリウム、コラーゲン、アロエエキス(特に、木立アロエ由来のアロエエキス(2)が好ましい)、尿素、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、トレハロース、ソルビトール、アミノ酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が挙げられる。
創傷治癒剤としては、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、カンゾウエキス、ヨモギエキス等が挙げられる。
防腐剤は、クマザサエキス自体に抗菌作用があるため補助的に用いられるものである。例えば、安息香酸ナトリウム、パラヒドロキシ安息香酸低級アルキルエステル(例えば、メチル、エチル、プロピル又はブチルエステル等のパラベンと称されるもの)、プロピオン酸ナトリウム、混合脂肪酸エステル(カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル−2、ラウリン酸ポリグリセリル−10の混合物)、フェノキシタール、感光素201号(黄色色素)等が挙げられるが、パラベン、混合脂肪酸エステルが好ましい。
界面活性剤としては、例えば、N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等が挙げられる。
さらに必要により、香り成分、例えば、オレンジオイル、レモンオイル、トウヒ油、香料等を含有させてもよい。
以上の各成分に水を加えて全体で100質量%とする。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物をクリーム組成物として製造する場合の各成分の好ましい配合量(質量%)を、以下の表1に示す。水分以外の各成分の配合量は水分を除いたものの質量である。
Figure 0004976636
以上の各成分を、攪拌翼と好ましくは乳化器を備えた加熱混合釜に投入し、70〜90℃で1〜2時間攪拌混合し、本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物を得る。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物は、クリーム組成物の他、軟膏、液状、ジェル状、その他の形態で使用することができるが、クリーム組成物の形態が簡便で効果も大きい。また、シャンプー、ボディーソープ、石けん等の固体又は液体の形態としてもよい。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物は、患部を清潔にした後、適量、例えば、クリーム組成物として適用する場合、皮膚100cm当たり0.1〜1g程度を、1日1〜5回、通常は1〜3回程度塗布すればよい。塗布量、塗布回数はアトピーの症状や創傷の程度に合わせ適宜増減すればよい。本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物は、患部に塗布すると、通常は直ちに痒みが軽減ないし消失する。
本発明の止痒性組成物及び創傷治癒促進組成物は、クマザサエキスを固形分で1〜10質量%含有しており、従来ほとんど効果が認められなかったアトピー症状の改善、創傷治癒の促進に顕著な効果を示す。
本発明の止痒性組成物の好ましい実施態様は以下のとおりである。
1.クマザサエキス(固形分で1〜10質量%)、水、油性成分及びクリーム化剤を含む止痒性組成物又は創傷治癒促進組成物。
2.油性成分が、動物性油、植物性油、合成油、及び半合成油からなる群から選ばれた少なくとも1種である上記1記載の組成物。
3.油性成分が、スクワラン、牛脂、豚脂、馬油、ラノリン、蜜蝋、オリーブ油、グレープシード油、パーム油、ホホバ油、胚芽油、流動パラフィン、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、シリコーン油、ステアリン酸、ステアリルアルコール、ベヘニン酸、セタノール、及びワセリンからなる群から選ばれた少なくとも1種である上記1記載の組成物。
4.クリーム化剤が、モノステアリン酸グリセリンと自己乳化型モノステアリン酸グリセリンとの組み合わせである上記1〜3のいずれか1項記載の組成物。
5.さらに安定化剤、保湿剤、創傷治癒剤、防腐剤及び界面活性剤からなる群から選ばれた少なくとも1種の成分を含有する上記1〜4のいずれか1項記載の組成物。
6.安定化剤が、カルボキシビニルポリマーと水酸化カリウムの組合せ、及びジステアリン酸ポリエチレングリコールからなる群から選ばれた少なくとも1種である上記5記載の組成物。
7.保湿剤が、ヒアルロン酸ナトリウム、コラーゲン、アロエエキス、尿素、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、トレハロース、ソルビトール、アミノ酸、及びピロリドンカルボン酸ナトリウムからなる群から選ばれた少なくとも1種である上記5記載の組成物。
8.創傷治癒剤が、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、カンゾウエキス、及びヨモギエキスからなる群から選ばれた少なくとも1種である上記5記載の組成物。
9.防腐剤が、安息香酸ナトリウム、パラヒドロキシ安息香酸低級アルキルエステル、プロピオン酸ナトリウム、混合脂肪酸エステル、フェノキシタール、及び黄色色素からなる群から選ばれた少なくとも1種である上記5記載の組成物。
10.さらに、オレンジオイル、レモンオイル、トウヒ油、及び香料からなる群から選ばれた少なくとも1種の成分を含有する上記5記載の組成物。
11.クマザサエキス、水、油性成分、クリーム化剤、安定化剤、保湿剤、創傷治癒剤、防腐剤及び界面活性剤を含有する上記10記載の組成物において、油性成分が、スクワラン、牛脂、豚脂、馬油、ラノリン、蜜蝋、オリーブ油、グレープシード油、パーム油、ホホバ油、胚芽油、流動パラフィン、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、シリコーン油、ステアリン酸、ステアリルアルコール、ベヘニン酸、セタノール、及びワセリンからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、クリーム化剤が、モノステアリン酸グリセリンと自己乳化型モノステアリン酸グリセリンとの組み合わせであり、安定化剤が、カルボキシビニルポリマーと水酸化カリウムの組合せ、及びジステアリン酸ポリエチレングリコールからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、保湿剤が、ヒアルロン酸ナトリウム、コラーゲン、アロエエキス、尿素、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、トレハロース、ソルビトール、アミノ酸、及びピロリドンカルボン酸ナトリウムからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、創傷治癒剤が、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、カンゾウエキス、及びヨモギエキスからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、防腐剤が、安息香酸ナトリウム、パラヒドロキシ安息香酸低級アルキルエステル、プロピオン酸ナトリウム、混合脂肪酸エステル、フェノキシタール、及び黄色色素からなる群から選ばれた少なくとも1種であり、界面活性剤がN−アシル−L−グルタミン酸ナトリウムである上記1記載の組成物。
12.さらに、オレンジオイル、レモンオイル、トウヒ油、及び香料からなる群から選ばれた少なくとも1種の成分を含有する上記11記載の組成物。
13.クマザサエキス、水、スクワラン、オリーブ油、モノステアリン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、カルボキシビニルポリマー、水酸化カリウム、尿素、1,3−ブチレングリコール、アラントイン、パラヒドロキシ安息香酸低級アルキルエステル、ステアリン酸、N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、レモンオイルを含有する上記1記載の組成物。
14.クマザサエキス、水、スクワラン、オリーブ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、セタノール、モノステアリン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、カルボキシビニルポリマー、水酸化カリウム、尿素、1,3−ブチレングリコール、アラントイン、混合脂肪酸エステル、ステアリン酸、N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウム、オレンジオイルを含有する上記1記載の組成物。
15.セスキステアリン酸ポリエチレングリコールを含有する上記1〜14のいずれか1項記載の組成物。
次に、参考例、実施例及び試験例を示し本発明をさらに詳細に説明する。
参考例 クマザサエキスの製造
北海道天塩山系で9月に採集されたクマザサの乾燥葉を、加圧熱水抽出タンクに入れ、125℃で10分処理し、冷却水で熱水を80℃程度まで冷却し、エキスと含水固形分をスクリュープレスで分離して、含水率を約50質量%とした。次に、約50質量%含水固形分をオートクレーブに入れ、180℃で10分、飽和水蒸気による加圧熱処理を行った。処理した含水固形分を、再度加圧熱水抽出タンクに入れて110℃で5分処理してエキスを抽出させた。第1回目と第2回目のエキスを合わせ、珪藻土濾過し、固形分50質量%となるまで減圧濃縮し、110〜130℃の流動殺菌処理をしてクマザサエキスを得た。
このクマザサエキス中の硫黄含有量は3850μg/ml(7.7mg/固形分1g)であった。
実施例1〜4
下記の表2に示す成分を表2に示す質量比で混合し、攪拌翼と乳化器を備えた加熱混合釜に投入し、80℃で2時間攪拌混合し、本発明の止痒性クリーム組成物を得た。固形分濃度8質量%のクマザサエキス(参考例で製造した固形分50質量%のクマザサエキスを水で希釈したもの)の添加量は実施例1〜4においてそれぞれ、12.5、25、37.5、及び75質量%(従って、クマザサエキス固形分の含有量は、1、2、3、及び6質量%、硫黄含有量は、組成物100g中、7.7mg、15.4mg、23.1mg及び46.2mgである)。
Figure 0004976636
比較例1
実施例1において、固形分濃度8質量%のクマザサエキス(参考例で製造した固形分50質量%のクマザサエキスを水で希釈したもの)の添加量を6.2質量%(従って、クマザサエキス固形分の含有量は0.5質量%、硫黄含有量は、組成物100g中、3.8mgである)とした他は同様にして、比較例1の止痒性クリーム組成物を得た。
実施例5
下記の表3に示す成分を表3に示す質量比で混合し、実施例1〜4と同様にして、本発明の止痒性クリーム組成物を得た。
Figure 0004976636
この組成物100g中の硫黄含有量は、46.2mgである。
比較例2
参考例で製造した固形分50質量%のクマザサエキスそのものを比較例2の組成物とした。
試験例1(アトピー患者に対する痒み症状軽減効果)
実施例2の止痒性クリーム組成物(クマザサエキス固形分含有量2質量%)、実施例4の止痒性クリーム組成物(クマザサエキス固形分含有量6質量%)、比較例1のクリーム組成物(クマザサエキス固形分含有量0.5質量%)及び比較例2の組成物(クマザサエキス固形分含有量50質量%)を、アトピー症状を有する患者に適用したところ、表4に示す結果が得られた。
Figure 0004976636
Figure 0004976636
試験例2(創傷を有する患者に対する創傷治癒効果)
実施例3で製造したクリーム組成物(クマザサエキス含有量3質量%)、比較例1のクリーム組成物(クマザサエキス固形分含有量0.5質量%)及び比較例2の組成物(クマザサエキス固形分含有量50質量%)を、創傷を有する患者に適用したところ、表5に示す結果が得られた。多くの患者で3日程度で殆どの創傷の症状が著しく改善、軽減した。
Figure 0004976636
Figure 0004976636
上記結果は、クマザサエキスを、固形分で1〜10質量%含有する本発明の止痒性組成物は、止痒性効果が顕著であるのに対して、固形分50質量%のクマザサエキスでは塗布時痛みがあったり、止痒性効果が不充分であり、固形分0.5質量%のものは、止痒性効果が不充分であること、同様に、クマザサエキスを、固形分で1〜10質量%含有する本発明の創傷治癒促進組成物は、創傷治癒促進効果が顕著であるのに対して、固形分50質量%のクマザサエキスでは塗布時痛みがあったり、創傷治癒促進効果が不充分であり、固形分0.5質量%のものは、創傷治癒促進効果が不充分であることを明瞭に示している。

Claims (7)

  1. クマザサの生葉又は乾燥葉を60〜130℃の水で加圧抽出して得られたクマザサエキスを、固形分で2〜8質量%含有する止痒組成物。
  2. アトピー患者に対する痒み症状を軽減するための、請求項記載の止痒組成物。
  3. クマザサエキス由来の硫黄成分を、硫黄に換算して100g当り4〜100mg含有する請求項1又は2記載の止痒組成物。
  4. クリーム組成物である請求項1〜のいずれか1項記載の止痒組成物。
  5. クマザサの生葉又は乾燥葉を60〜130℃の水で加圧抽出して得られたクマザサエキスを、固形分で2〜8質量%含有する創傷治癒促進組成物。
  6. クマザサエキス由来の硫黄成分を、硫黄に換算して100g当り4〜100mg含有する請求項記載の創傷治癒促進組成物。
  7. クリーム組成物である請求項5又は6記載の創傷治癒促進組成物。
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