JP4967688B2 - スライド操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リニア磁気式エンコーダを手動あるいは電動により移動部がスライドバー上をスライドして、その移動量を計測値として電気的パラメータを設定するスライド操作装置に関する。
従来、この種のスライド操作装置として、例えば特開2006−49302号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この特許文献1のスライド操作装置は、例えばミキシングコンソールのフェーダなどとして用いられるものであり、スライド操作子の手動操作などにより、移動ブロックがガイド体に沿って移動する構成とされている。移動ブロックは、互いに平行な主移動ガイド体と副移動ガイド体で摺動自在に保持されている。副移動ガイドは、磁性部材をインサート成型した非磁性のステンレスシャフトからなる。そして、移動ブロックに設けられた磁気式センサにより磁性部材の磁極パターンを検出することで、スライド操作子の位置を検出し、その移動量を計測値として電気的パラメータが設定される。
特開2006−49302号公報
ところで、前記移動ブロックを保持する移動ガイド体を磁気スケール体とする場合に、移動ガイド体全体を永久磁石材料で作ることも考えられるが、合金系は高価であり、フェライト系はもろくて耐久性の点で問題がある。これに対して、特許文献1のように、非磁性ステンレスの略丸棒状のシャフト(スライドバー)を主体として移動ガイド体を構成すると、ガイド体としての耐久性の点で優れている。
しかしながら、上記の技術では、非磁性ステンレスのシャフト(スライドバー)の長手方向に形成された縦溝に磁性部材(磁気スケール材)を埋め込んで移動ガイド体を構成しているので、長年の使用により磁性部材の一部がシャフトから剥離するおそれもある。特に、シャフトの端の部分から磁性部材が剥離し易い。また、シャフトと磁性部材の線膨張係数の違いなどにより、シャフトを両端で堅牢に固定していると、磁性部材が長手方向にズレを生じて剥がれやすくなるという問題もある。さらに、シャフトを両端で堅牢に固定していると、熱変応力によりシャフトが軸と交差する方向に変形し、磁気センサと磁性部材との適正ギャップが確保でずに、精度が低下するという問題がある。
本発明は、簡単な構成で、スライドバーからの磁気スケール材の剥がれを防止し、耐久性が高く、精度の高いスライド操作装置を提供することを課題とする。
請求項1のスライド操作装置は、移動部をスライドさせるスライドバーのスライド方向に沿って形成した縦溝に、樹脂と磁性体とからなる磁気スケール材を装着し、さらに、スライドバーのスライド方向に垂直な方向へ前記縦溝よりさらに深い縦穴状の凹部を設けて、この凹部にも磁気スケール材を充填するようにした。
請求項2のスライド操作装置は、請求項1において、スライドバーに、該スライドバーを保持するケース体への保持部として、その端部の周囲面に半径方向に掘設した第2溝を設けるようにした。
請求項3のスライド操作装置は、請求項1に記載のスライド操作装置において、スライドバーと前記磁気スケール材とからなる移動ガイを、その外周一部に平坦部を有する異型丸棒で形成するようにした。
請求項4のスライド操作装置は、請求項3に記載のスライド操作装置において、ケース体に前記移動ガイドが装着し、前記平坦部を前記ケース体から突設させた移動ガイド保持部の当接端面に当接して保持するようにした。
なお、請求項1において、凹部をスライドバーの片側の端部に形成するようにしてもよい。これにより、スライドバーと磁気スケール材との線膨張係数の違いによりスライドバーと磁気スケール材との長手方向の伸縮量が異なっても、この伸縮量の違いをスライドバーの長手方向に逃がすことができるので、磁気スケール材のスライドバーのスライド方向に垂直な方向(短手方向)の剥離を防止できる。
また、請求項2において、第2溝をスライドバーの片側の端部に形成するようにしてもよい。これにより、スライドバーの熱変応力(僅かではあるが)をスライドバーの長手方向に逃がすことができるので、スライドバーのスライド方向に垂直な方向(短手方向)への変形(変位)を防止でき、磁気センサと磁気スケール材との適正ギャップを確保できる。
請求項1のスライド操作装置によれば、スライドバーの縦穴状の凹部において長手方向の縦溝よりも深い位置まで磁気スケール材が挿入されているので、簡単な構成で、スライドバーに対する磁気スケール材の長手方向のズレを防止できる。
請求項2のスライド操作装置によれば、請求項1の効果に加えて、第2溝がケース体への保持部となっているので、この第2溝をケース体の板金等でカシメることで、簡単な構成で、スライドバーと磁気スケール材とからなる移動ガイド全体の長手方向のガタツキ(あるいはズレ)を防止できる。
請求項3のスライド操作装置によれば、簡単な構成で、磁気式センサに対する磁気スケール材の対向面(移動ガイドの平坦部)の角度を、安価且つ容易に規定することができる。
請求項4のスライド操作装置によれば、平坦部と移動ガイド保持部の当接端面という簡単な構成でケース体に移動ガイドを保持することができ、請求項3と同様に磁気式センサに対する磁気スケール材の対向面(移動ガイドの平坦部)の角度を、安価且つ容易に規定することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、図面において断面を示す斜線は適宜省略する。図5は実施形態のスライド操作装置の要部斜視図である。このスライド操作装置はミキサ装置に搭載されるものであり、ミキサ装置のコンソールパネル面100に対してその裏側で直角面を成す側板21Aと、手前側に該側板21Aと対になった側板(図示せず)と、断面コ字状の上フレーム21Uとによりケース体2を構成している。上フレーム21Uの一端にはモータ22が取り付けられている。また、側板21Aの両端には「移動ガイド保持部」としての保持爪23,23が曲げ加工により突設されている。そして、後述のように、この保持爪23,23の間に移動ガイド1が取り付けられている。また、保持爪24,24間には副ガイド25が取り付けられている。
移動ガイド1はスライドバー11と磁気スケール材12とで構成されており、この移動ガイド1と副ガイド25には、移動部としての移動ブロック31が移動ガイド1と副ガイド25の長手方向に摺動自在に取り付けられている。また、移動ブロック31には図示しない操作子を填め込むためのレバー36が取り付けられている。なお、モータ22はスライド操作装置のスライド操作子の位置を自動設定するために、移動ブロック31を往復移動するものである。移動ブロック31は樹脂成形されたものであり、ロ字状の枠体の上側に移動ガイド1が嵌挿されるガイド孔32,32と、下側に副ガイド25が嵌挿される副ガイド孔33,33がそれぞれ形成されている。また、枠体の内側に基板34が取り付けられ、この基板34には磁気式センサ35が取り付けられている。
そして、磁気スケール材12には、長手方向にN極とS極とを交互に例えば330μm周期(ピッチ)で分極して磁極が形成されており、この磁気スケール材12に対して磁気式センサ35が対向配置されている。磁気式センサ35は2つの磁気抵抗素子(MR素子)を備えており、移動ブロック31が移動ガイド1と副ガイド25に沿って移動するとき磁気式センサ35が磁気スケール材12の磁極を感知して信号を出力する。この磁気式センサ35の検出信号はフラットケーブル35aを介して図示しない回路に送られ、この検出信号から移動ブロック31の移動量を計測値として電気的パラメータが設定される。
図1(A) は移動ガイド1の第1実施形態の一部省略斜視図、図1(B) は図1(A) の二点鎖線部分の拡大断面図である。なお、磁気スケール材12の部分には斜線を付してある。スライドバー11は非磁性金属である非磁性ステンレス(18Cr−8Niオーステナイト系)を引き抜き加工して形成したものであり、曲がりにくい強度を有する強度部材からなる。なお、移動ガイド1の直径φは4mm程度である。また、このスライドバー11には、スライド方向(長手方向)に、該スライドバー11の全長にわたって縦溝11aが形成されている。磁気スケール材12は、「磁性体」としての磁性体粉末であるフェライト粉末と、「樹脂」としての熱可塑性樹脂であるプラスチックを混合して練り合わせたプラスチックマグネットである。そして、このプラスチックマグネットをスライドバー11の縦溝11a内にインサート成形することで、磁気スケール材12とスライドバー11とが一体に形成されている。
図1(B) は移動ガイド1の一端部である前記保持爪23,23で保持される部分を示しており、この一端部には、スライドバー11のスライド方向に垂直な方向、例えばスライドバー11の半径方向(図の矢印α方向)で、且つ軸中心Oの方向に向けて、縦溝11aよりさらに深い丸孔(縦穴)を穿つことにより凹部13が形成されている。そして、この凹部13内には、縦溝11a内から連続して磁気スケール材12が充填されている。
このように、磁気スケール材12は縦溝11a内と凹部13内で一体にされ、この磁気スケール材12は、縦溝11aと凹部13との両方に密着されたものとなり、スライドバー11の縦溝11aから極めて剥離しにくい構造となっている。また、スライドバー11と磁気スケール材12との線膨張係数の違いによりスライドバー11に対して磁気スケール材12が長手方向に相対的に伸縮しても、凹部13はスライドバー11の片側だけに形成されているので、伸縮量を長手方向に逃がすことができ、磁気スケール材12のスライドバー11のスライド方向に垂直な方向(短手方向)の剥離を防止できる。
また、スライドバー11の凹部13より少し内側(スライドバーの端部)において、該スライドバー11の周囲面11Aには半径方向に窪むように第2溝14が掘設されている。この第2溝14は後述のようにケース体2への保持部を構成している。また、移動ガイド1の周囲面11Aにおいて、スライドバー11の磁気スケール材12の両側の部分は平面状の平坦面111とされ、この平坦面111に挟まれた磁気スケール材12の外面は平面状の平坦面121とされている。この平坦面111,121は同一平面内において、移動ガイド1の平坦部を構成している。これにより、移動ガイド1は平坦部を有する異型丸棒の形状となっている。そして、後述のように、上記第2溝14の部分と、平坦面111,121の部分において前記保持爪23,23によりスライドバー11(移動ガイド1)がケース体2に保持される。この保持構造については第2実施形態の移動ガイドを例に後述する。上記の実施形態では、凹部13は、スライドバー11の半径方向(図の矢印α方向)で、且つ軸中心Oの方向に向けて形成しているが、このような凹部は、スライドバー11のスライド方向に垂直な方向であればよく、例えば、縦溝11aから二股に分かれた凹部をスライド方向と垂直な方向に形成してもよい。
図2は移動ガイド1の第2実施形態の一部拡大斜視図(図2(A) )及び一部拡大断面斜視図(図2(B) )であり、図2(B) は図2(A) のA−A断面を示している。なお、第1実施形態と同様な構成については図1と同符号を付記してその詳細な説明は省略する。また、スライドバー11及び磁気スケール12の材質は第1実施形態と同様である。この第2実施形態では、前記第2溝14と並行になるようにスライドバー11の周囲面11Aの全周に凹部15が形成され、この凹部15内に縦溝11a内から連続して磁気スケール材12が充填されている。この第2実施形態でも、磁気スケール材12は、縦溝11aと凹部15との両方に密着されたものとなる。さらに、この第2実施形態では凹部15内の磁気スケール材12はスライドバー11の全周を取り巻く構造となっているので、この磁気スケール材12は縦溝11aから極めて剥離しにくい構造となっている。また、凹部15はスライドバー11の片側だけに形成されているので、第1実施形態と同様に線膨張係数の違いによる剥がれも防止できる。
なお、第1実施形態における凹部13と第2実施形態における凹部15との両方を形成してそれぞれに磁気スケール材12を充填すると、前記効果がさらに高まる。
図3はケース体2に対する移動ガイド1の保持構造の詳細を示す図であり、この図3は図5に示した二点差線の楕円で囲った保持爪23の部分を矢印Pの方向から見た図である。なお、図3は図1を上下逆にするとともに2実施形態の移動ガイド1を図示してある。また、副ガイド25は図示を省略してある。保持爪23は、移動ガイド1の磁気スケール材12と反対側に位置する係合片23aと、移動ガイド1を挟んで係合片23aに対向する当接片23bとを有している。
係合片23aはスライドバー11の第2溝14の底面に整合する円弧状の係合面23a1とこの係合面23a1の端から側板21Aと反対側に延設されたテーパ面23a2を有している。また、当接片23bはスライドバー11の第2溝14から外れた位置に突起231を有し、この突起231の移動ガイド1側の面は、スライドバー11の平坦面111に当接する第1当接端面23b1となっている。さらに、当接片23bは、第2溝14に対応する位置で磁気スケール材12の平坦面121に当接する第2当接端面23b2を有する。
移動ガイド1を保持爪23に係合するときは、当接片23bの第2当接端面23b2を第2溝14の位置において磁気スケール材12の平坦面121に当接させながら、係合片23aのテーパ面23a2を第2溝14内に挿入し、該移動ガイド1を係合片23aと当接片23bの間に押し込む。これにより、第2溝14内に係合片23aの係合面23a1が嵌合するとともに、スライドバー11の平坦面111(その一部)が突起231の第1当接端面23b1に圧接される。また、磁気スケール材12の平坦面121が第2当接端面23b2に圧接される。さらに、係合片23aが第2溝14に嵌合しているので、保持爪23に対して、移動ガイド1はその長手方向には移動せずに固定される。
なお、移動ガイド1の他方の端部(第2溝14が形成されていない側の端部)においては、保持爪23は、係合面23a1に相当する円弧状の面がスライドバー11の周囲面11Aに整合する形状であり、当接片23bの第2当接端面23b2と同様な当接端面を有している。そして、この周囲面11Aとスライドバー11の平坦面111とをそれぞれ円弧状の面と当接端面とで挟むように保持している。したがって、この他方の端部においては、移動ガイド1はその長手方向においては保持爪23に対して移動可能となっている。これにより、スライドバー11の熱収縮が吸収される。
以上のように、移動ガイド1は平坦部(平坦面111,121)により異型丸棒の形状とされ、この平坦部に当接端面を当接させて移動ガイド1が保持しているので、磁性スケール材12の平坦面121の移動ガイド1における軸回りの角度が規定される。これにより、前記磁気式センサ35に対応する磁性スケール材12の平坦面121の角度が適正に維持される。また、磁気式センサ35と磁性スケール材12の平坦面121とのギャップを適正に確保できる。
なお、この実施形態の移動ガイド1のスライドバー11は磁気スケール材12に対して次のようなアンダーカット構造となっている。図4に移動ガイド1の端面(あるいは横断面)を寸法と角度を誇張して示したように、平坦部(平坦面111,121)の法線n上において磁気スケール材12の側部12aと移動ガイド1の外側空間SOとの間に、スライドバー11の溝端部11−1が有る。すなわち、磁気スケール材12の両側のスライドバー11との接合面CFが、スライドバー11の平坦面111に対して、中心線Lと平行な内外方向に対してアンダーカット構造となっている。このことは反対側も同様である。したがって、磁気スケール材12が矢印γの方向の力に対して極めて剥がれ難い構造となる。
上記の実施形態ではスライドバー11を非磁性ステンレスとしているが、黄銅、ジュラルミンあるいはセラミック素材等でもよく、錆びにくくて剛性があり、磁化されにくい。また、磁気スケール材12において、プラスチックマグネットに混入する磁性体粉末としてフェライト粉末を用いているが、この磁性体粉末としてFe-Cr-Co系、Fe-Cu-Ni系、Mn-AL-C系、Nd-Fe 系などでもよい。また化合物系としてRE-Co系 (Sm2 Co17系が代表的)などでもよい。また、酸化物系としては、y-Fe23 、Fe304(磁鉄鉱)でもよい。難加工磁石材料粉末を使用する場合はバインダー用金属粉末を使用する。
また、上記の実施形態では例はスライドバー11を非磁性金属で形成しているが、このスライドバー11は硬質樹脂を引き抜き加工して形成し、この硬質樹脂製のスライドバー11の縦溝11a内にプラスチックマグネットをインサート成形して、磁気スケール材12を形成してもよい。また、プラスチックマグネットで磁気スケール材12を一次成形し、これに硬質樹脂のスライドバー11を二次成形し、樹脂の二色成形により移動ガイド1を形成してもよい。
また、スライドバー11は、高透磁率を有する金属で形成してもよいし、高透磁率を有する部材を硬質樹脂に混合して形成してもよい。この場合、磁気スケール材12の長手方向外周の3面が高透磁率を有するスライドバー11で覆われるので、このような移動ガイド1は、外部磁界を遮蔽する磁気シールドの効果が得られる。
なお、他の実施例として、図示や省略するが、移動ガイド1はプリンタ装置の印字ヘッド保持部を摺動自在に保持する摺動軸にも適用することができる。この場合、印字ヘッドを保持するヘッド保持部が移動部に相当し、これに磁気式センサを取り付け、この磁気センサで移動ガイド1(摺動軸)の磁気スケール材12の磁極を感知し、ヘッド保持部の位置すなわち印字ヘッドの位置を検出することができる。
本発明の第1実施形態の移動ガイドの一部省略斜視図及び拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の移動ガイドの一部拡大斜視図及び一部拡大断面斜視図であ 実施形態における移動ガイドの保持構造の詳細を示す図である。 実施形態における移動ガイドのアンダーカット構造を説明する図である。 実施形態のスライド操作装置の要部斜視図である。
符号の説明
1…移動ガイド、2…ケース体、11…スライドバー、11A…周囲面、11a…縦溝、111…平坦面(平坦部)、12…磁気スケール材、121…平坦面(平坦部)、13…凹部、14…第2溝、15…凹部、23…保持爪(移動ガイド保持部)、231…突起、23a…係合片、23a1…係合面、23a2…テーパ面、23b…当接片、23b1…第1当接端面、23b2…第2当接端面、31…移動ブロック(移動部)、35…磁気式センサ

Claims (4)

  1. 移動部が棒状のスライドバー上をスライドして、その移動量を計測値として電気的パラメータを設定するスライド操作装置において、
    記スライドバーのスライド方向に沿って縦溝を形成し、この縦溝に樹脂と磁性体とからなる磁気スケール材を装着し、前記スライド方向に垂直な方向へ前記縦溝よりさらに深い縦穴状の凹部を設けて、この凹部にも前記磁気スケール材を充填したことを特徴とするスライド操作装置。
  2. 前記スライドバーに、該スライドバーを保持するケース体への保持部として、該スライドバーの端部の周囲面に半径方向に掘設した第2溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスライド操作装置。
  3. 前記スライドバーと前記磁気スケール材とからなる移動ガイドがその外周に平坦部を有する異型丸棒で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド操作装置。
  4. ケース体に前記移動ガイドが装着され、前記平坦部を前記ケース体から突設させた移動ガイド保持部の当接端面に当接して保持するよう構成したことを特徴とする請求項3に記載のスライド操作装置。
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