JP4965982B2 - 電界効果トランジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、マルチフィンガー型構造を有する電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor、以下FETと記す)に関する。
近年、インバータ回路やスイッチング素子の高機能化に伴い、FETにおいて、さらなる高出力化が要求されている。
このようなFETにおける出力の増大に伴い、放熱性の確保が問題となる。そこで、従来のGaAs基板を用いた素子においては、GaAsという材料自体の熱伝導率の低さが放熱性を律則していることから、基板を30μm程度まで薄くすることにより放熱性を確保していた。
しかしながら、GaAsに代わる半導体材料であるSiC、GaNを用いたFETにおいては、その電力密度は従来の数倍〜数十倍にもなり、それに伴い、発熱密度も増大している。一般に、これらSiC、GaNを用いたFETは、SiCを支持基板としている。SiCはGaAsに比べて熱伝導率が高く、金属材料に近い値をもつが、それ以上に発熱密度が増大しているため、基板の薄化だけでは放熱性の改善は困難である。
そこで、フィンガー状のゲート電極、ソース・ドレイン電極部分に発熱領域が集中することから、ソース・ドレイン電極幅を中心部と端部で傾斜させる、ソース・ドレイン電極と接続する放熱用の電極を設けるなどの手法が提案されている(例えば特許文献1[請求項1]、[請求項3]など参照)。しかしながら、電極面積を増大させる、あるいは新たな製造工程を設けることになるため、素子の小型化、低コスト化を図ることが困難となるという問題がある。
特開平7−283996号公報
本発明は、放熱性を改善することが可能なマルチフィンガー型構造を有する電界効果トランジスタを提供することを目的とするものである。
本発明の一態様によれば、半導体基板上に形成されるゲート電極と、このゲート電極を挟む位置に形成されるソース電極およびドレイン電極と、からなる単位トランジスタが複数個並列に接続された、マルチフィンガー型構造を有する電界効果トランジスタであって、前記複数個の単位トランジスタを複数個のセルに分割するとともに、互いに隣接する2つの前記セルからなる一対のセルを複数個形成し、前記一対のセルのそれぞれにおいて、一方のセルを他方のセルに対してシフトして配置することにより、前記複数個のセルを2列に配列したことを特徴とする電界効果トランジスタが提供される。
本発明の一実施態様によれば、マルチフィンガー型構造を有する電界効果トランジスタにおいて、発熱領域を分散配置して、放熱性を改善することが可能となる。
以下本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
(実施形態1)
図1に本実施形態のFET素子における電極のセル(2セル分)の平面図を示す。図に示すように、動作領域の形成されたSiCなど化合物半導体からなる基板(図示せず)上に、例えば100μm幅のフィンガー型のゲート電極1、1’が6本形成され、これらはそれぞれゲート配線2、2’により接続されている。そして、各ゲート電極1、1’を挟んで交互に同様のソース電極3、3’が4本、ドレイン電極4、4’が3本形成され、セル5、5’を構成している。
セル5は、近接する他のセル5’に対して、ゲート幅方向にセル幅分シフトして配置されている。ゲート配線2、2’は、バスライン6、6’を介して外部とボンディングするためのゲートパッド7と接続され、ゲート電極に等距離で給電するために、このバスライン6、6’の長さA、Bは等しくなるように配置されている。そして、ドレイン電極4、4’とそれぞれ等距離となるように接続されるL字型のドレインパッド8と、エアブリッジなどによりそれぞれ2本のソース電極3、3’と接続され、コンタクト9を備える2つのソースパッド10、10’が配置されている。
図2にこのような電極のセルの配置図を示す。図に示すように、セル5とソースパッド10’が交互に、ソースパッド10とゲートパッド7が交互に配置されている。そして、セル5’とドレインパッド8の一部が交互に、すなわち、2つのセル5’の間にドレインパッド8が配置されている。
このように、発熱源となる電極のセルをセル幅分シフトして配置することにより、発熱領域を分散させることができる。そして、図3に示すような従来の電極配置での熱抵抗に対し、本実施形態においては、約20%熱抵抗を低減することが可能となる。また、バスライン6、6’の長さを等しくすることにより、入力側における位相差の発生を抑えるとともに、ドレイン電極4、4’とドレインパッド8を等距離で接続することにより、出力側における位相差の発生を抑えることが可能となる。
(実施形態2)
図4に本実施形態のFET素子における電極のセル(2セル分)の平面図を示す。実施形態1と同様であるが、各ソース電極13、13’にコンタクト19が設けられている点で異なっている。すなわち、図に示すように、動作領域の形成されたSiCなど化合物半導体からなる基板(図示せず)上に、例えば100μm幅のフィンガー型のゲート電極11、11’が6本形成され、これらはそれぞれゲート配線12、12’により接続されている。そして、各ゲート電極11、11’を挟んで交互に同様のソース電極13、13’が4本、ドレイン電極4、4’が13本形成され、セル15、15’を構成している。
セル15は、実施形態1と同様に、近接する他のセル15’に対して、ゲート幅方向にセル幅分シフトして配置されている。ゲート配線12、12’は、バスライン16、16’を介して外部とボンディングするためのゲートパッド17と接続され、ゲート電極に等距離で給電するために、このバスライン16、16’の長さA’、B’は等しくなるように配置されている。そして、ドレイン電極14’とそれぞれ等距離となるように接続されるL字型のドレインパッド18が配置されている。
図5にこのような電極のセルの配置図を示す。図に示すように、セル15とゲートパッド17の一部が交互に配置されている。そして、セル15’とドレインパッド18の一部が交互に、すなわち、2つのセル15’の間にドレインパッド18が配置されている。
このように、発熱源となる電極のセルをセル幅分シフトして配置することにより、発熱領域を分散させることができる。そして、図6に示すような従来の電極配置での熱抵抗に対し、本実施形態においては、約20%熱抵抗を低減することが可能となる。また、バスライン16、16’の長さを等しくすることにより、入力側における位相差の発生を抑えるとともに、ドレイン電極14、14’とドレインパッド18を等距離で接続することにより、出力側における位相差の発生を抑えることが可能となる。
これら実施形態において、各セル5、15は、近接するセル5’、15’に対してゲート幅方向にセル幅分シフトして配置されているが、必ずしもシフト幅をセル幅と等しくする必要はない。駆動条件などに応じるが、ある程度シフトして、発熱領域を分散させることができればよく、例えばセルの半幅分程度シフトしていれば効果が得られる。
そして、ゲート電極1、1’、11、11’は、ゲート配線2、2’、12、12’によりバスライン6、6’、16、16’とそれぞれ接続されているが、ゲート配線とバスラインの接続部とゲート電極との距離が等しい方が好ましく、各実施形態のように共通のゲート配線ではなく、各ゲート電極からバスラインに斜めに接続するように、ゲート配線を配置してもよい。
また、ドレインパッド8、18をL字型に形成しているが、図7に示すように、各ドレイン電極と接続される電極接続領域28a、28a’と、外部に接続するための外部接続領域28bと、電極接続領域28a、28a’を外部接続領域28bと接続するための接続部28c、28c’を形成してもよい。このような構造により、ドレインパッド面積を縮小することができ、容量成分を低減することが可能となる。
これら実施形態において、SiC基板を用いているが、基板は特に限定されるものではなく、SiC基板上にGaN層が形成されていてもよく、また、GaAs基板などの化合物半導体基板を用いることができる。
そして、このような構成は、HEMT(High Electron Mobility Transistor)の他、MESFET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)や、MISFET(Metal insulator semiconductor field effect transistor)などのFETなどにおいて適用することが可能である。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。その他要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一態様による電極のセルの平面図。 図1のセルの配置図。 従来の電極配置を示す図。 本発明の一態様による電極のセルの平面図。 図4のセルの配置図。 従来の電極配置を示す図。 本発明の一態様におけるドレインパッドの形状を示す図。
符号の説明
1、1’、11、11’…ゲート電極、2、2’、12、12’…ゲート配線、3、3’、13、13’…ソース電極、4、4’、14、14’…ドレイン電極、5、5’、15、15’…セル、6、6’、16、16’…バスライン、7、17…ゲートパッド、8、18…ドレインパッド、9、19…コンタクト、10、10’…ソースパッド、28a、28a’…電極接続領域、28b…外部接続領域、28c、28c’…接続部

Claims (6)

  1. 半導体基板上に形成されるゲート電極と、このゲート電極を挟む位置に形成されるソース電極およびドレイン電極と、からなる単位トランジスタが複数個並列に接続された、マルチフィンガー型構造を有する電界効果トランジスタであって、
    前記複数個の単位トランジスタを複数個のセルに分割するとともに、互いに隣接する2つの前記セルからなる一対のセルを複数個形成し、前記一対のセルのそれぞれにおいて、一方のセルを他方のセルに対してシフトして配置することにより、前記複数個のセルを2列に配列したことを特徴とする電界効果トランジスタ
  2. 前記一方のセルを第1のセル、前記他方のセルを第2のセルとしたとき、
    前記第1のセル内の前記複数のゲート電極を接続する第1のゲート配線と、
    この第1のゲート配線に接続される第1のバスラインと、
    前記第2のセル内の前記複数のゲート電極を接続する第2のゲート配線と、
    この第2のゲート配線に接続され、前記第1のバスラインと等しい長さを有する第2のバスラインと、
    前記第1のバスライン、および前記第2のバスラインが共通に接続されるゲートパッドと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ
  3. 前記第2のセルは、前記第1のセルに対して、前記ゲート電極のゲート幅方向にシフトして配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 記第1のセルの複数の前記ドレイン電極および前記第2のセルの複数の前記ドレイン電極が共通に接続されるドレインパッドを前記一対のセル毎にさらに備え、
    前記第1のセルと前記第2のセルは、これらが共通に接続される前記ドレインパッドに対して、互いにシフトした位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電界効果トランジスタ
  5. 前記ドレインパッドは、少なくともその一部が前記第2のセルと、このセルが含まれる前記一対のセルに近接する他の前記一対のセル内の前記第1のセルと、の間に配置されることを特徴とする請求項4に記載の電界効果トランジスタ
  6. 前記ドレインパッドは、前記第1のセルの前記ドレイン電極と、前記第2のセルの前記ドレイン電極と、をそれぞれ等距離で接続されることを特徴とする請求項4または5に記載の電界効果トランジスタ
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