JP4961365B2 - 培土板 - Google Patents
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Description
この従来技術は、機体後部にヒッチ(作業機取付体)を設け、該ヒッチに側面視略「へ」字状に構成した抵抗棒の上端を挿入し、該ヒッチと抵抗棒をピンにより固定していた。そして、畝立て作業を行う場合には、ピンを外して抵抗棒を外し、培土器の前上方に突設した支持杆をヒッチに挿入してピンにより固定する構成としていた。
そこで本発明は、管理機の機体後部に取り付けられる抵抗棒に培土板を容易に着脱可能に構成するとともに、培土板の高さも容易に調節できるようにし、培土板装着時の走行抵抗も変更可能に構成するものである。
即ち、請求項1においては、管理機の機体後部から後下方に突出して配置し、該管理機の走行に抵抗を付与する抵抗棒に取り付けられる培土板であって、該培土板は、前記抵抗棒の前上部に上下位置調節可能に固定するための固定部と、前記抵抗棒の後下部に上下方向に嵌挿するための嵌挿孔を備えるものである。
請求項2においては、前記固定部は、側方を開放したブラケットより構成し、該ブラケットに抵抗棒の上部を側方より嵌合して固定部材により固定するものである。
請求項3においては、前記培土板は、前記固定部と前記嵌挿孔を備えて抵抗棒に取り付けたときに前上部から後下部へ延設される前面板と、該前面板の両側から後外側方へ延設される左右の側板と、該側板の上部の外側面から側方へ突設し、かつ、斜め後下方へ延設される上面鎮圧側板とを備えるものである。
請求項1の如く構成したので、培土板は抵抗棒に容易に着脱可能とされ、該抵抗棒の前上部と後下部の二点で支持されて、取り付けられ、作業中も安定して抵抗棒に保持される。また、培土板には管理機の作業機取付体に装着するための支持杆が不要となるため、コンパクトに構成されて、軽量化を図ることができる。そして、培土板は上下に位置調整して抵抗棒に固定できるため、抵抗棒の下端が培土板の底面より突出する長さを調節して、走行抵抗を調節することができ、圃場の土の硬軟に合わせて培土板による溝深さや耕耘による土の砕土状態を調節することができる。
請求項2の如く構成したので、前記効果に加えて、抵抗棒に対して、培土板の固定部を側方より嵌合して固定できるため、作業時に前後方向にかかる力を確実に受け止めることができるとともに、抵抗棒の下から培土板を取り付ける必要がなくなり、管理機を持ち上げることなく簡単に培土板を取り付けることができる。
請求項3の如く構成したので、前記効果に加えて、培土板の前面板は抵抗棒に沿って上下方向に移動させて高さ調節ができ、側板と上面鎮圧側板とにより成形した溝の左右両側上部を固く押さえつけることができて、雨等で崩れることを防止できる。
図1は本発明の培土板を抵抗棒に装着した管理機の全体側面図、図2は本発明の抵抗棒に装着した培土板の側面断面図、図3は同じく後方斜視図、図4は本発明の培土板で形成した溝を示す断面図である。
図1において、管理機1は機体フレーム2上にエンジン3を搭載し、該機体フレーム2の左右中央部にミッションケース4が立設され、該ミッションケース4の上部と前記エンジン3の間に伝動ケース5を配設して、動力を伝達可能としている。ミッションケース4の下部には耕耘軸6が左右方向に横架され、該耕耘軸6上に耕耘爪7・7・・・が放射状に植設されて、走行輪を兼用する耕耘装置が形成されている。
この取り付け構成は、本実施例では、杆固定部11bの上下方向中途部にピン孔を左右方向に設け、他方、抵抗棒12の上部にピン孔を前記杆固定部11bのピン孔に合わせて開口し、前記ピン孔同士の位置を合わせてピンにより固定するようにしている。但し、この杆固定部11bと抵抗棒12の固定構造は限定するものではなく、ボルト等により固定する構成であってもよい。
培土板13は、抵抗棒12に固定するための固定部14と、溝を成形するための成形板15よりなり、成形板15は前面板21と左右の側板22L・22Rと左右の上面鎮圧側板23L・23Rの五つの成形板を備える。
成形板15は、前記抵抗棒12に取り付けられる前面板21と、該前面板21の左右両側から斜め後外側方へ延設される左右の側板22L・22Rと、該側板22L・22Rの上部外側面より左右外方向へ突設して斜め後下方へ延設される上面鎮圧側板23L・23Rより構成される。
前記上板部21aは後面視略矩形状に形成した板材を側面視で上下方向に配置して、その後面左右中央部に前記固定部14を固設している。該固定部14が前記抵抗棒12の取付部12aに固定され、該抵抗棒12の取付部12aと上板部21aは側面視略平行には位置されることになる。前記斜板部21bは後面視下側が狭くなる略台形状に形成されて、上板部21aの下端から斜め後下方に延設され、前記抵抗棒12の延設部12bの下方位置で側面視略平行に取り付けられる。前記底板部21cは四角形状に形成されて、前記斜板部21bの下端より後方に略水平方向に延設され、該底板部21cの前部左右中央に抵抗棒12の接地部12cを貫通できるように、抵抗棒12の断面形状に合わせた嵌挿孔21dが開口されている。
前記側板22Lは側面視略六角形状で、上部が後面視略「く」字状に折り曲げ形成されている。つまり、側板22Lは上部で「く」字状に折り曲げられた上板部22aと下板部22bにより構成し、上板部22aは略三角形状に形成された板材で構成されて、上板部22aの前辺が前記前面板21の上板部21aの側部に溶接等で固設され、上板部22aの下辺より下板部22bが斜め後下方に延設される。該下板部22bの前辺が前記斜板部21bの側辺に溶接等で固設される。前記上板部21aには上面鎮圧側板23Lを取り付けるためのボルト孔が開口されている。
前記培土板13は抵抗棒12の側方より前側に回しながら、固定部14の開放側を抵抗棒12の取付部12aに嵌め込む。そして、抵抗棒12の下端の接地部12cを前記前面板21の底板部21cに形成した嵌挿孔21dに挿入し、成形板15の高さを調節し、成形板15を前後方向を向いた状態で、蝶螺子16を締め付けて固定する。こうして、培土板13は前上部左右中央と、後下部左右中央部が抵抗棒12に支持されて、簡単な構造で容易に取り付けることが可能となる。
12 抵抗棒
13 培土板
14 固定部
16 蝶螺子
21 前面板
21d 嵌挿孔
22L・22R 側板
23L・23R 上面鎮圧側板
30 溝
30a 肩部
Claims (3)
- 管理機の機体後部から後下方に突出して配置し、該管理機の走行に抵抗を付与する抵抗棒に取り付けられる培土板であって、該培土板は、前記抵抗棒の前上部に上下位置調節可能に固定するための固定部と、前記抵抗棒の後下部に上下方向に嵌挿するための嵌挿孔を備えることを特徴とする培土板。
- 前記固定部は、側方を開放したブラケットより構成し、該ブラケットに抵抗棒の上部を側方より嵌合して固定部材により固定することを特徴とする請求項1に記載の培土板。
- 前記培土板は、前記固定部と前記嵌挿孔を備えて抵抗棒に取り付けたときに前上部から後下部へ延設される前面板と、該前面板の両側から後外側方へ延設される左右の側板と、該側板の上部の外側面から側方へ突設し、かつ、斜め後下方へ延設される上面鎮圧側板とを備えることを特徴とする請求項1に記載の培土板。
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JP2008023173A JP4961365B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 培土板 |
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