JP5603831B2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents
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Description
このようなロータリ耕耘装置で畝立て作業を行う場合、抵抗棒によって平板の下辺部の横方向中央部の移動が規制される。これにより、ロータリ耕耘装置を前進駆動させると、平板の一方及び他方の横側部が土圧で斜め後方に折れ曲がり、そこから土が放出されて左右両側に畝が形成される(特許文献1参照)。
本構成においては、連結手段によって、支持部材と高さ設定部材とが解除自在に連結されることで、高さ設定部材が、平板の下辺部の横方向中央部の移動を規制する規制部材として機能する。
本構成によれば、連結手段が、支持部材及び高さ設定部材のいずれか一方に設けたピン部材、及び支持部材及び高さ設定部材の他方に設けたピン孔という簡素な構成でなるものであるため、故障等が発生し難く、低コスト化も図れる。
しかも、連結手段の連結操作及び連結解除操作を、高さ設定部材の上下位置の変更によるピン孔に対するピン部材の挿脱という容易な操作で行うものであるため、操作性が良い。
本構成によれば、ピン部材及びピン孔が、支持部材及び高さ設定部材の一方及び他方のそれぞれの下端に設けられているため、ピン部材及びピン孔が、支持部材及び高さ設定部材の一方及び他方のそれぞれの中間部等に設けられている場合と比べて、ピン孔に対するピン部材の挿脱の状態を視認し易い。
図1〜図18に基づいて、本発明に係るロータリ耕耘装置を歩行型作業機に適用した場合の実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、歩行型作業機は、ミッションケース1の下部の右及び左側部に車軸2が備えられ、右及び左の車軸2に走行用の車輪3が連結されており、ミッションケース1の前部に連結された支持フレーム4にエンジン5が支持されて構成されている。
図3及び図4に示すように、抵抗棒12は細長い棒状に構成されている。抵抗棒12の上部には、その長手方向に沿って、複数個の固定孔12aが開口されている。また、抵抗棒12の下端には、板状の基板15が、抵抗棒12の延伸方向と直交する姿勢で、機体の後方側に張り出すようにして設けられている。
図5に示すように、長方形状の平板18は、可撓性を有するゴム板等により構成されており、その横幅がカバー11の横幅と略同じ大きさに設定されている。
図3に示すように、長方形状の整地板20は、金属製であって、平板18の後方に配置される。図3及び図4に示すように、本実施形態における整地板20の上下幅及び横幅は、平板18よりも少し大きく設定されているが、同じ大きさに設定しても良い。
平板18と整地板20とを解除自在に接続する接続手段は、整地板20の横方向中央部に設けた挟持部材25と、平板18の横方向中央部に設けた被挟持部材28とを備えて構成される。
図5、図17及び図18に示すように、平板18と整地板20とを解除自在に接続する補助接続手段は、平板18の右端及び左端のそれぞれの上部に設けられたダルマ孔32と、整地板20の右端及び左端のそれぞれの上部に立設された頭付きピン33とを備えて構成されている。
図5、及び図14(a),(b)に示すように、金属板27(支持部材)と抵抗棒12(高さ設定部材)とを解除自在に連結する連結手段は、金属板27に設けたピン部材34と、基板15のピン孔15aとを備えて構成される。
図10、図12、及び図13に示すように、整地板20を平板18から後方又は上方に離れた姿勢に解除自在に保持する保持手段は、整地板20のフック部材24と、ブラケット14の第1フック部14aとを備えて構成される。
図3に示すように、平板18及び整地板20が、カバー11の天井部11aの後端部分にヒンジ部材26(図7参照)を介して上下に揺動可能に連結されている。
次に、均平作業について説明する。
均平作業を行う場合、先ず、固定ピン16を引き抜き状態に保持して、抵抗棒12の固定を一旦解除して下方向に移動させ、ピン部材34をピン孔15aから抜き出して金属板27と抵抗棒12との連結を解除する。そして、平板18と整地板20とを後方に揺動させた後、再び抵抗棒12を上方向に移動させて固定する。
次に、畝立て作業について説明する。
畝立て作業を行う場合、先ず、図10に示すように、整地板20のみを上方に回動させて、被挟持部材28と挟持部材25との接続、及びダルマ孔32と頭付きピン33との係止を解除し、さらに整地板20のフック部材24をブラケット14の第1フック部14aに掛止させることによって、整地板20を平板18から上方に離れた姿勢に保持する。尚、整地板20は、形成される畝よりも高い位置に保持されるようにすればよく、上方に限らず平板18から後方に離れた姿勢に保持するようにしても良い。
次に、畝立て作業後の均平作業について説明する。この作業は、畝間に生えた草の除草等を行うために、形成した畝を崩さずに畝間の圃場の耕耘作業を実施するものである。
最後に、ロータリ耕耘装置8において、駆動軸9や正逆転爪10等のメンテナンス作業を行う場合について説明する。
〔1〕前述の実施形態における金属板27は、平板18の横方向中央部を上下方向全体に亘って支持可能に構成してあれば良い。従って例えば、その上辺部分27a及び下辺部分27bのうちの少なくともいずれか備えていない構成としても良い。
〔2〕前述の実施形態における挟持部材25を平板18の横方向中央部に設け、被挟持部材を整地板20の横方向中央部に設けても良い。
〔3〕前述の実施形態におけるピン部材34を、抵抗棒12に設け、ピン孔15aを金属板27に設ける構成としても良い。また、前述の実施形態のように、ピン部材34及びピン孔15aが、金属板27及び抵抗棒12の一方及び他方のそれぞれの下端に設けられている構成に限定されるものではなく、ピン部材34及びピン孔15aが、金属板27及び抵抗棒12の一方及び他方のそれぞれの中間部等に設けられている構成としても良い。
〔4〕前述の実施形態における抵抗棒12の代わりに、高さ変更可能な尾輪を設ける構成としても良い。
〔5〕前述の実施形態における支持部材27を、平板18の前面(裏面)に取り付けるようにしても良い。
〔6〕前述の実施形態における平板18を、ヒンジ部材26を使用せずにカバー11に直接取り付けて、支持部材27を当該平板18に取り付けるようにしても良い。
15a ピン孔(連結手段)
18 平板
27 金属板(支持部材)
34 ピン部材(連結手段)
Claims (3)
- 可撓性を有し、且つその上端部がロータリ耕耘装置のカバーの後端部に上下に揺動可能に連結されている平板と、
地面に接地してロータリ耕耘装置の地面に対する高さを設定する高さ設定部材と、
前記平板の横方向中央部を上下方向全体に亘って支持可能で前記カバーに上下揺動自在に支持される支持部材と、
前記支持部材と前記高さ設定部材とを解除自在に連結する連結手段とを備えるロータリ耕耘装置。 - 前記支持部材及び前記高さ設定部材のいずれか一方にピン部材を設け、前記支持部材及び前記高さ設定部材の他方に前記ピン部材を挿入可能なピン孔を設け、
前記高さ設定部材の上下位置を変更することによって、前記ピン孔に対して前記ピン部材を挿脱することにより、前記連結手段を構成してある請求項1に記載のロータリ耕耘装置。 - 前記ピン部材を、前記支持部材の下端及び前記高さ設定部材の下端のいずれか一方に設け、前記ピン孔を前記支持部材の下端及び前記高さ設定部材の下端の他方に設けてある請求項2に記載のロータリ耕耘装置。
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