JP4955177B2 - アジャスタ支柱 - Google Patents
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Description
この発明は、ドラムブレーキアセンブリで用いるためのアジャスタ支柱と、アジャスタ支柱を用いるドラムブレーキアセンブリとに関する。
【0002】
アジャスタ支柱は、時間に伴うブレーキ摩擦ライニングの損耗を補償するのを容易にするために、ブレーキアセンブリで一般的に用いられる。アジャスタ支柱は典型的に、両側のブレーキシューまたは1つのブレーキシューである両側ブレーキ部材と駐車ブレーキレバーとの間を係合するように延び、摩擦ライニングの損耗の際は自動的に縦方向に延びて、“ブレーキオフ”またはブレーキのかかっていない状態で、ライニングとドラムブレーキ表面との間の実質的に一定の空隙を維持するように動作する。
【0003】
大部分の公知のアジャスタ支柱は一般的に、その一方端で、T字状ブレーキシューの内向きに張出す(depending)ウェブの前縁と、その他方端で、反対側のT字状ブレーキシューの内向きに張出すウェブの前縁およびそれに隣接して位置決めされる駐車ブレーキレバーの同様の端縁部分の両者とを受けるのに好適な、二股のまたはフォーク状に分かれた端を有する。そのような支柱の少なくとも一部は管状金属から形成されるのが通常であり、支柱の二股の端は典型的に、管状部分の端をともにプレスして、そこから中央部分を除去し、縦方向のスロットを形成することによって形成される。そのスロットの幅は一般的に、スロットが受けるであろうブレーキ部材または複数の部材のセクションまたは部分の厚みとほぼ等しいがわずかに大きい。また、通常、支柱の端を受入れかつ支持する所望の支柱係合位置にウェブと駐車ブレーキレバーとの両者がスロット開口を備えて形成される。
【0004】
上記公知の支柱構成の1つの欠点は、プレスされた管状端部から除去される材料が無駄になることと、通常は研削または型押しによる除去のメカニズムが特定の製造ステップを必要とすることとである。さらに、二股の端がそれぞれのウェブおよびレバー端縁をまたぐ必要があることを考慮すると、そのような支柱を設置しにくい可能性がある。
【0005】
公知のアジャスタ支柱のさらなる欠点は、その端をブレーキアセンブリ中で接続するまたは支持する態様である。いくつかの先行技術の構成では、アジャスタ支柱端は、支柱が動作不良を起こしても拡張の間に延びてしまわないように、アジャスタ支柱がいずれかの端でブレーキシューの径方向拡張部上のブレーキ部材と確実に係合したままであるようにする程度の、かなりの縦方向二股分岐を有する。この構成は、関連のブレーキ部材との係合からの、アジャスタ支柱の一方端または両端の解放を防止する。というのも、そのような解放は望ましくないからである。回転する車輪の空洞内で支柱を固定しないままにしたり、場合によっては支柱がその空洞中で構成要素に損傷を与えまたは動作に対してブレーキアセンブリを動かなくするのを許したりすることで、明らかかつ潜在的に破局的な結果を招いてしまう。
【0006】
この観点で採用された代替的な先行技術の構成は、付勢ばねを用いて、ブレーキ部材と係合したアジャスタ支柱の端を永久的にしっかりと固定する。そのようなアジャスタ支柱は一般的に、シャフト上にねじ山付けされたナットを含むアジャスタメカニズムを用いる。アジャスタメカニズムによるナットの回転がシャフトの軸方向位置を永久的にシフトさせて、アジャスタ支柱を延ばす。シャフトの長さの大部分はねじ山の付いていない管の中に収容されるため、シャフトは管の中で自由に回転し、妨げられることなく軸方向にシフトすることができる。アジャスタメカニズムの動作不良/膠着の場合、ブレーキシューの拡張の動きは、支柱端をばねでブレーキ部材にしっかり固定する間の、管の中でのシャフトの摺動運動によるアジャスタ支柱の縦方向の拡張により、必要に応じて収容可能である。したがって、この構成はブレーキ部材からの解放に対抗して支柱をしっかり固定するが、しかし付加的なばね要素を必要とし、嵌合しにくい可能性がある。
【0007】
この発明の目的は、上記欠点の1つ以上を克服するかまたは少なくとも軽減するアジャスタ支柱を提供することである。
【0008】
この発明に従うと、ドラムブレーキアセンブリで用いるためのアジャスタ支柱が提供され、前記アジャスタ支柱は調節可能な細長い大きさ(extent)を有し、第1および第2の係合手段がその両端に配置されてブレーキアセンブリの両ブレーキ部材を係合し、前記第1の係合手段は、前記ブレーキ部材の1つの中に形成される内向きに開いたスロット内での受けおよび支持のために配置されかつ前記スロット開口の内側端壁と当接係合するための端面を含み、前記第1の係合手段は、前記面から後方に延びて、前記スロット開口が規定する端縁または壁部分(以下、“端縁部分”)をその中で受ける第1のチャネルをさらに含む。
【0009】
上記種類のアジャスタ支柱は、支柱の各々の端を二股にする必要がないことで、先行技術と区別される。したがって、支柱の構造で無駄になる材料のレベルが低くなっている。特に、支柱は、減じられた軸方向長さを有することができる。なぜなら、支柱の端の少なくとも1つは、ブレーキ部材のうち一方または両方の径方向に内側に延びる端縁を受けなくてよいからである。さらに、この発明のアジャスタ支柱に形成されるチャネルを、公知の支柱の端のうち1つの形成において既に通常行なわれているプレスステップの一部として形成可能である。したがって、この発明に従うアジャスタ支柱は、公知の支柱と比較して、有し得る製造ステップがより少ない。
【0010】
この発明に従うアジャスタ支柱は好ましくは、管状金属セクションから形成されるメイン部分を含み、ブレーキ部材のスロット開口内の係合のための端部は好ましくはプレスされて端を平らにし、直立した側領域の間に、スロット開口の端縁部分を受入れるチャネルを形成する。チャネル内で端縁部分を受けるとは、アジャスタ支柱に係合するブレーキ部材に対して、少なくとも1つの平面の中にアジャスタ支柱のそれぞれの端を位置付けるようなことである。上述のチャネルの反対側に第2のチャネルを形成してもよく、それにより、端はほぼダンベル形状の断面を有する。その第2のチャネルは、スロット開口の第2のおよび反対側に配置される端縁部分を受けるように設けられるため、アジャスタ支柱はその反対側のスロット開口の端縁によって係合される。
【0011】
アジャスタ支柱の一方端を受けかつ支持するため、ブレーキ部材の少なくとも1つにスロット開口が設けられる。しかし、好ましい構成では、各ブレーキ部材はスロット開口を含み、それにより、そのようなスロットで支柱の各々の端を受けかつ支持する。その構成では、その支柱端または各支柱端の端面は好ましくは、少なくともブレーキアセンブリのブレーキオフ状態でスロット開口の内側端と当接係合するように配置され、一方、端面から後方に延びるチャネルでその開口の上方および/または下方端縁部分を受ける。
【0012】
この発明はドラムブレーキアセンブリをさらに提供し、これは、回転可能ドラムと、支持体と、前記回転可能ドラムのブレーキ表面と係合するまたは係合から外れるような実質的に径方向の動きのために、反対の関係で前記支持体に装着される径方向に内向きに張出すウェブを規定する、断面がT字状の1対のブレーキシューと、前記ブレーキシューの動きを容易にする作動手段と、アジャスタ支柱とを含む。前記アジャスタ支柱は調節可能な細長い大きさを有し、第1および第2の係合手段がその両端に配置されて前記ブレーキシューをそれぞれ係合し、前記第1の係合手段は、前記ブレーキシューの第1のもののウェブに形成される内向きに開いたスロット内で受けられかつ支持され、少なくとも前記ブレーキシューの径方向に収縮したまたはブレーキオフ状態で前記スロット開口の内側端壁と当接係合するための端面を含み、前記第1の係合手段は、前記面から後方に延びる第1のチャネルをさらに含み、前記スロットは、前記スロット開口の端縁または壁部分(以下、“端縁部分”)が前記チャネルの中に延びるように配置される。
【0013】
この発明はドラムブレーキアセンブリをさらに提供し、これは、回転可能なドラムと、支持体と、前記回転可能なドラムのブレーキ表面と係合するまたは係合から外れるような実質的に径方向の動きのため、反対の関係で前記支持体上に装着される径方向に内向きに張出すウェブを規定する、断面がT字状の1対のブレーキシューと、前記ブレーキシューのうち1つのウェブに隣接して配置される駐車ブレーキレバーと、前記ブレーキシューの動きを容易にする作動手段と、アジャスタ支柱とを含む。アジャスタ支柱は調節可能な細長い大きさを有し、第1および第2の係合手段がその両端に配置され、前記第1の係合手段は前記ブレーキシューおよび前記隣接する駐車ブレーキレバーを係合し、前記第2の係合手段は他方の前記ブレーキシューを係合し、前記第1の係合手段は、前記ブレーキシューの第1のもののウェブおよび前記駐車ブレーキレバーの各々に形成される隣接する内向きに開いた開口内で受けられかつ支持され、少なくとも前記ブレーキシューの径方向に収縮されたまたはブレーキオフ状態において、前記隣接するスロットのうち少なくとも1つの内側端壁と当接係合するための端壁を含み、前記第1の係合手段は、前記チャネルの中に延びる前記隣接するスロットのうち少なくとも1つの端縁または壁部分(以下、“端縁部分”)および前記面から後方に延びる第1のチャネルをさらに含む。
【0014】
ブレーキシューウェブと、隣接する駐車ブレーキレバーとの両者にスロット開口が形成されるブレーキアセンブリにおいては、それぞれの開口は異なる縦方向大きさのものであってもよく、好ましくは、ブレーキシューウェブのスロット開口は駐車ブレーキレバーのスロット開口よりも大きな縦方向大きさを有する。この構成は、支柱の関連の端面が通常動作の間は駐車ブレーキレバー中のスロット開口の内側端のみに係合するようなものである。この構成は、ブレーキアセンブリを分解して、後に説明される態様で損耗によってリップまたは段差を生じたドラムを取外すのを容易にする。
【0015】
上記構成は、ブレーキオンおよびブレーキオフの両状態で、スロット開口が形成されるシューウェブまたは駐車ブレーキレバーの平面に対して横方向の動きに対抗して支柱端をしっかり固定する。この構成は支柱の縦方向の動きも許し、それにより、ブレーキオンの状態で、ブレーキアセンブリのブレーキシューおよび駐車ブレーキレバーが径方向に外向きにシフトするとき、支柱のその端面または各々の端面およびそのスロットまたは各スロットの内側端は、必要に応じて当接係合から離れるようにシフト可能であるが、チャネル係合はそのままである。したがって、支柱のいかなる縦方向の動きにもかかわらず、支柱の端はそれぞれのブレーキ部材とスロットで係合したままである。通常の機能に従うと、ブレーキシュー摩擦ライニングの損耗の際、アジャスタ支柱が縦方向に延びてその損耗を補う。しかし、支柱が延びるメカニズムはいかなる好適な形態もとることができ、この発明を制限するものではない。
【0016】
好ましくは、アジャスタ支柱の端面またはその1つは、ブレーキシューと関連の駐車ブレーキレバーに形成されるスロット開口の内側端に係合する。そのような構成では、レバー本体が金属プレートから形成されかつ、それと関連のT字状ブレーキシューの内向きに張出すウェブに隣接しておよびほぼ並んで滑り接触して位置決めされるのは一般的である。その構成では、シューウェブへのレバーの近接さを考慮すると、駐車ブレーキレバーとブレーキシューウェブとの両者がアジャスタ支柱の端を受けるためのスロット開口を有するのが適切である。この構成でおよび前述のように、アジャスタ支柱端面が、駐車ブレーキレバーのみに形成されるスロットの内側端に係合するように、スロットは異なる細長い大きさを有してもよい。
【0017】
ブレーキオン状態へのブレーキアセンブリの動作の間、支柱はわずかな回動運動を行なうことがある。したがって、ブレーキ部材中のスロット開口は好ましくはその回動運動を許すように形作られる。1つの構成では、駐車レバーのスロット開口の端縁は、その口でより幅広になるように内側端から先細になる。一方、シューウェブのスロット開口はその内側の閉止端で幅広になるように形作られ、その開いた口に向けて収束する。この構成により、アジャスタ支柱は、必要に応じて、ブレーキシューウェブのスロット開口の上方および下方端縁部分のいずれかから妨げられずに回動し得るが、ウェブスロット開口の端縁部分を最も収束した点に配置して、それぞれの支柱端の上面および下面に係合するかまたはその近くに隣接して、その端の垂直方向の動きを実質的に排除することができる。これは特に、端が、駐車ブレーキレバーの内側端壁との当接係合から、駐車レバーのスロットの先細になった端縁がさらに間隔をあけられてそれ自身が垂直方向の動きに対して限られた抵抗しか与えない位置まで、支柱の縦方向にシフトした場合にあてはまる。
【0018】
1つの好ましい構成では、支柱端部のチャネルは、駐車ブレーキレバーのスロット開口の端縁部分のみを収容するのに十分な幅を有する。チャネルの側壁は、端縁部分の両側に密に隣接して延びて、相対的に横方向または横向きの動きに対抗してそれをチャネルの中にとらえ得る。この構成により、好都合には、シューウェブの平面に平行なおよび垂直の所望されない動きに対抗して支柱端セクションを実質的に抑制し得る。
【0019】
この発明の第2の局面では、ブレーキアセンブリの駐車ブレーキレバーをT字状ブレーキシューの内向きに張出すウェブに向けて付勢するための付勢構成を用いる。この発明のこの局面は、駐車ブレーキレバーのスロット開口のアジャスタ支柱の端の係合のために設けられ、駐車ブレーキレバーおよびブレーキシューウェブを互いに向けておよび好ましくはともに付勢する、アジャスタ支柱とブレーキシューウェブとの間に延びる付勢手段を設けることを特徴とする。
【0020】
この発明のこの第2の局面の1つの好ましい構成では、付勢手段は片持ちばね付勢を含む。これは、アジャスタ支柱への取付けのための取付け手段を有しかつ、ブレーキシューウェブの側面と係合するように延びて、ウェブを駐車ブレーキレバーに向けて付勢する。取付け手段は好都合にはクリップ構成であってもよく、それぞれの両端部の間に円筒形本体部分を有するアジャスタ支柱という観点では、クリップ構成はその円筒形部分にクリップで留まってもよい。クリップ係合は、付勢手段をアジャスタ支柱上に位置決めするには十分であろう。しかし、その目的のために、角度をつけておよび縦方向に支柱を位置決めするようなさらなる位置付け手段を設けてもよい。
【0021】
取付け手段は等しく他の形態を取ってもよい。たとえば、好適な固定手段によりまたは永久的溶接取付けもしくはリベット留めなどにより、付勢手段をアジャスタ支柱に取付けてもよい。
【0022】
上記構成では、付勢手段は、一方向のみに、すなわち、アジャスタ支柱の細長い大きさおよびウェブ平面に対して横方向に、駐車ブレーキレバーに向けておよび好ましくはそれと係合するようにブレーキシューを付勢する。その構成では、支柱に対してブレーキシューを回転させようとするモーメント力が生成される。したがって、代替的な構成では、付勢手段は等しくかつ反対方向の付勢力を課すので、そのようなモーメント力は発生されない。この構成では、1対の片持ちばねが、それぞれブレーキシューウェブの反対向きの側面またはブレーキシューウェブおよび駐車ブレーキレバーのそれぞれの反対向きの側面に接するように延びることができる。両方の片持ちばねは、ウェブおよびレバーを係合するように付勢しようとする、等しくかつ反対の力を課す。
【0023】
この発明の第3の局面では、アジャスタ支柱には、アジャスタ支柱をブレーキ部材に固定する手段が設けられる。アジャスタ支柱はブレーキ部材に係合されて、その動作位置からの支柱の解放を防止する。この発明のこの第3の局面は、アジャスタ支柱の一方端を形成してブレーキ部材のうち1つと直接に協働させ、それにより、ブレーキ部材からの解放に対抗して、支柱の組立てまたは動作位置に支柱のその端をしっかり固定することを特徴とする。この発明のこの局面の1つの好ましい形態では、アジャスタ支柱の端は、支柱の動作位置に係合して、ブレーキ部材の上に形成されるかまたは設けられる当接部を係合するのに好適な当接手段を含み、それによりその協働が、ブレーキ部材からの解放に対抗してアジャスタ支柱の端をしっかり固定する。
【0024】
当接手段はいかなる好適な形態もとることができる。1つの形態では、それは、支柱の動作状態でブレーキ部材当接部の後ろで係合するように支柱から延びる細長い部材によって形成される。たとえば、その部材は、任意の好適な態様で支柱に固定されかつ、当接部後ろへの位置決めのために形成される遠端を有するプレート金属の形態であってもよい。この発明のこの局面の代替的な形態は、ブレーキ部材に設けられる開口に係合しかつ支柱から延びる部材を含む。好ましい構成では、T字状ブレーキシューの径方向に内向きに張出すウェブに開口が設けられる。支柱部材は、開口の径方向に内向きの端縁に対して当接し、ブレーキ部材の間に組立てられるとその動作位置からの支柱の解放に抗するように配置される当接部を含む。当接部は端縁と常に係合していなくてもよい。好ましい構成では、係合は、ブレーキアセンブリがブレーキオン状態にあるときまたはアジャスタが故障して調節しなくなったもしくは延びなくなったときにのみ起こる。したがって、開口は好ましくは、ブレーキアセンブリがブレーキオンとブレーキオフ状態との間でシフトするときに、開口の端縁に向けてまたはそれから離れるような当接部の動きを可能にするように形作られる。
【0025】
この発明のこの局面の別の形態では、アジャスタ支柱の端はヘッドおよびネック部分を有するように形成される。実質的に径方向の段差表面がヘッドとネックとの間の接合部に延びる。この構成の1つの形態では、ヘッドとネックとの両者はほぼ円筒形であり、段差表面はネックからヘッドに直径が増大することによって形成される。支柱端のこの形態と協働するようにブレーキ部材で形成される当接部は、アジャスタ支柱の端を受けるように形成されるスロット開口の一部として形成可能である。好都合には、当接部をスロット開口の開放端に形成してもよく、たとえば、その上方端縁から下向きに張出してリップまたは留め金を形成してもよい。この種類またはその他の種類の1つよりも多くの当接部を設けてもよい。
【0026】
上述の当接手段の例示的な形態は、有利には、アジャスタ支柱の両端に適用可能である。これに代えて、それらを、支柱の反対の端に適用される支柱端の他の形態に別個に用いてもよい。
【0027】
上記構成は好ましくは、アジャスタ支柱を定位置に固定するための当接部に対する当接手段の単純な設置を可能にするようなものである。しかしながら、そのような構成では、シューウェブ当接部からの当接手段の横方向の外れを防止するなどの、ブレーキアセンブリの動作の間の構成の完全性を確実にする手段を設けることが好ましい。たとえば、この発明の第2の局面について説明されたような付勢手段を用いて、当接部からの段差表面の横方向の外れを防止することができる。しかし、好ましい構成では、ヘッドを二股にしてブレーキ部材の両側面を係合してもよい。この構成では、アジャスタ支柱の設置は、二股のヘッドをスロット開口の中におよびその内側端の上に角度をつけて挿入し、その後、反対側のブレーキ部材端縁またはウェブの一般平面の中へ支柱を回転させ、それにより、段差表面などの当接手段をブレーキ部材当接部の後ろで整列させることによって行ない得る。
【0028】
上述の支柱端の形態の各々を単一のアジャスタ支柱に用いることができる。すなわち、この発明の第1の局面の、後方に張出すチャネルおよび端面を有する支柱端を、第3の局面に従う反対の端が形成される支柱に使用可能である。さらに、説明された両者の端の形態を有する支柱において、角度をつけてアジャスタ支柱を挿入する方法を用いることができる。これは、第1の局面の端面を用いるアジャスタ支柱においては特に当てはまる。というのも、その端面は二股にされておらず、したがって、ブレーキ部材の両側をまたぐ必要がないからである。したがって、その端の形態は、それが係合すべきウェブまたはレバー部分の上の設置された端である必要はなく、回転または旋回されて定位置に置かれ得る。さらに、必要に応じて後で付勢手段を嵌めることができる。この発明の第3の局面は好ましくは、アジャスタ支柱の端とブレーキシューウェブとの間に適用されるが、駐車ブレーキレバーにも適用可能である。ただしそれはあまり好ましくない。
【0029】
添付の図面は以上の種類のこの発明の例示的な実施例を示す。それらの図面および関連の説明の特性は、この発明の前述の概略的な説明の一般性に取って代わるものではない。
【0030】
【詳細な説明】
図1は、この発明の局面を具体化するアジャスタ支柱10の一方端を示す。示されるように、支柱10は、駐車ブレーキレバー11および並んで滑り係合するようにレバー11に関連付けられるブレーキシュー12と、動作するように係合している。レバー11およびシュー12の各々は部分的にしか示されないが、一般的に、これらの構成要素の形状および動作は先行技術の構成に従うものである。たとえば、ブレーキシュー12の断面はT字状であり、径方向に内向きに張出すウェブ12aおよび当接面13を含む。当接面に対して、液圧ピストンアクチュエータは、シュー12を径方向にシフトして、ドラムブレーキ表面にブレーキ力を加えるように作用する。さらに、レバー11およびシュー12は、ウェブ12aの開口15を通って延びるレバー11の突出部14によってともに結合され、一方、レバー11は、ウェブ12aの内側端縁12bと係合して、動作していない状態でシュー12に対してレバー11を位置付ける突出部16を含む。
【0031】
支柱10は細長い形態のものであり、任意の好適な構成により縦方向に調節可能である。示されるように、支柱10は、先行技術の支柱で用いられる構成と比較して、より優れていると考えられる独自の態様でレバー11およびシュー12の両者と協働する。そのような先行技術の支柱の例として、図2は、管状セクション101をプレスすることによって形成された支柱100の一方端を示す。端102は、プレス動作により一般的に平らであり、研削または型押し動作によって脚104の間に溝103を形成する。したがって、端102はフォーク状に分かれているかまたは二股にされている。
【0032】
支柱10に二股の端102が必要なわけではなく、したがって、プレスされた端102から生じるような材料の除去は必要ない。代わりに、支柱10の端17が(誇張された形態で)図3に示されるが、その図は真直ぐなまたは平らな端面18を示す。さらに、支柱10は、脚104を必要としないため、支柱100と比較して、減じられた長さのものであり得る。
【0033】
レバー11およびシュー12の各々は、それぞれスロット開口19および20を含む。この構成は、図1aにより明確に示される。スロット開口20はスロット開口19よりも大きな縦方向大きさを有するため、開口20の内側端20aは距離Dだけ開口19の内側端19aから間隔をあけられる。したがって、支柱端面18は、図1に示されるブレーキオフまたはホーム位置でレバー11の内側端19aと当接係合する。この構成では、図1に図示されない支柱10の反対側端は、反対側のT字状ブレーキシューの内向きに張出すウェブに形成されるスロット開口の内側端と当接係合する。
【0034】
距離Dは、レバー11がウェブ12aから離れるように押されて内側端縁12bから突出部16を外すときに、シュー12の内向きの動きを容易にするように与えられる。その取外しにより、距離Dだけブレーキシューを内向きに動かすことができ、それにより、“リップ付き”ドラム(摩擦ライニングとの接触によって損耗して、ブレーキ面上にリップを生じたドラム)をブレーキアセンブリから除去することが可能になる。
【0035】
支柱10は、少なくとも一部が管状セクションから形成される(図1参照)。支柱10の端17は、図3から図5に示すようなほぼ平らにされた形態に、ともにプレスされる。これらの図に示されるように、プレスされた端17は、側壁23、24が規定する1対の反対向きのチャネル21、22を有するように形成される。図4および図5に示されるように、チャネル21、22は、レバー11のみのスロット開口19の上方および下方端縁部分25、26を収容するのに十分な幅を有する。チャネル21、22は、シュー12のスロット開口20の上方および下方端縁部分27、28を収容しない。したがって、支柱端17は、チャネル21、22内に端縁部分25、26を収容することにより、レバー11の平面に対して横方向の動きに対抗するようにとらえられる。組立てを簡単にするため、チャネル21、22は壁部分25、26のみを収容し、それにより支柱端17は、チャネル21、22との係合により、シューウェブ12aではなくレバー11のみを係合することが好ましい。
【0036】
図1、図4および図5に示される構成は有利には、2つの別個のおよび間隔をあけられた位置の各々で端を係合するスロット開口19および20の特定の形状および構成により、支柱端17の動きを最小化する。図4に示される断面YYは、それぞれ側壁23の上面および下面と係合する、ウェブ12aの端縁部分27、28を示し、一方、レバー11の端縁部分25および26は、それぞれチャネル21および22のベースから僅かに間隔をあけられる。端縁部分27、28と側壁23との間のそれぞれの係合は、少なくともウェブ12aの平面において支柱端17の動きに抗する。支柱の動きの制限をさらに確実にするため、断面ZZは、チャネル21、22のベースをそれぞれ係合する端縁25、26を示す一方で、端縁部分27、28は、それぞれ側壁23の上面および下面から僅かに間隔をあけられる。したがって、この構成により、ウェブ12aの平面における支柱の動きは、別個の場所のスロット開口19、20の各々の端縁部分との係合によって抑制される。しかし、その係合は、限られた回動運動などの、ブレーキ作動の間に必要とされ得るような何らかの支柱の動きを許す。
【0037】
支柱10は、突出部16が内側端縁12bに係合する、ウェブ12に隣接する位置にレバー11を動かす前に、レバー11のスロット開口19に端17を位置決めすることにより、図1に示される端に設置可能である。その後、ウェブ12に隣接する動作位置にレバー11をもってきてもよい。
【0038】
図1に示されるアセンブリは、レバー11およびシュー12をともに付勢する付勢手段をさらに含む。付勢手段はばね29を含み、ばねは図6により明確に示される。その図面を参照して、ばね29は片持ち梁形態のものであり、クリップ取付アーム30の形態の取付手段を含む。取付アーム30は、支柱10の外側付近に嵌合しかつそれに対してばね29を定位置に保持する、弾力的に可撓性のものである。ばね29は、シューウェブ12aに対するばね端31の係合により、回転に対抗して保持される。
【0039】
図1に示されるアセンブリは、支柱10をレバー11にアンカー固定するためのアンカー手段をさらに含む。アンカー手段は代替的に、シューウェブ12aに支柱をアンカー固定することができる。したがって、それは、図1に示される特定の構成に限定されるものではない。アンカー手段は、好ましくはそれと一体に形成される、ばね29から延びる部材32を含む。部材32の遠端は、溝34内で受けるためにフック33として形成される。フック33と溝34との間の協働は、スロット開口19、20からの支柱端17の分離を引き起こす、レバー11に対する支柱10の縦方向の動きに対抗して支柱端17を抑制するようなものである。そのような分離の動きは以下のようなときに起こり得る。すなわち、ブレーキ摩擦ライニングがかなりの量損耗してしまい、支柱の調節メカニズムが支柱10の対応する縦方向の延長を全く与えないまたは不十分にしか与えないでうまく作用せず、それにより、ブレーキシューの径方向の拡張の際、好適なアンカー手段を設けなければ、支柱端17がスロット開口から解放され、ブレーキアセンブリ内で緩くなってしまうときである。これは、高いブレーキ温度によりブレーキドラムが拡張し、それによりブレーキシューがドラムブレーキ表面を係合するのにより大きな行程を有する際も起こり得る。
【0040】
図1の構成は有利には、示されるようなクリアランスC1およびC2を設けることにより、アンカー手段からの制限なしに、液圧作動または駐車ブレーキレバーのいずれかによってブレーキシューが拡張するのを許す。クリアランスC1は駐車ブレーキレバー11の作動の動きを許す一方、クリアランスC2は、前述のようなドラム解放のためまたはレバー11から支柱端17を外すために突出部16がシューウェブ12の端縁12bから外されるときの、レバー11の時計回りの回転を許す。溝34中のフック33の係合は、ブレーキ作動の間のレバー11とシュー12との間の相対的な動きを引き起こし得るが、それは受け入れ可能なものであり、ブレーキシューがドラムブレーキ表面に係合するのを妨げるものではない。
【0041】
図7は図6のセクションXXを通る断面図である。この図は、図1および図6の特徴の各々を示す。
【0042】
図8は、ブレーキシュー12の反対側に位置決めされるT字状ブレーキシュー36のウェブ35と係合する、動作位置にある支柱10の反対側端を示す。支柱端37は、ヘッド38およびネック39を有し、その間に段差表面40が延びるように形成される。ヘッド38およびネック39の両者はほぼ円筒形であり、その構成は、ヘッドまたはヘッドおよびネックを別個の構成要素として形成し、ねじ山付き接続などによって支柱端37に固定し得るようなものである。
【0043】
ヘッド38は二股にされて、ウェブ35のスロット開口43の内側端42を受けるためのチャネル41(図9も参照)を規定する。好都合には、スロット開口43は、支柱10の動作位置では、段差表面40と協働してスロット開口43からのヘッド38の解放を防止するリップ44を備えて形成される。したがって、この構成によりならびに図8および図9を参照して、支柱端37は、支柱10の軸に対する軸方向および横方向の動きに対して抑制される。しかしながら、この構成は、ブレーキ作動の間にヘッド38が受け得る僅かな回動運動を許す。
【0044】
上記形態のアジャスタ支柱は好都合には、シューを裏当てプレートに嵌めた後に、ブレーキアセンブリに嵌めることができる。図10は、ウェブ35に対してある角度をなしてヘッド38を導入することおよびその後、動作位置まで方向Aにそれを揺動することを含む嵌合方法を示す。リップ44をヘッド38の後ろに位置づけられるようにするには、角度をつけたこの導入が必要である。有利には、角度をつけた挿入は、図1および図3から図7に示される種類の反対側の支柱端の採用によって容易になる。そのような支柱端は二股にされておらず、したがって、前述のように、動作位置に揺動されかつ摺動されて、スロット開口19および20と係合することができる。しかしながら、それにもかかわらず、図8から図10の構成を、図1および図3から図7のアジャスタ支柱の代替的なタイプの構成とは別個に使用可能であることを認めなければならない。
【0045】
図11から図14にアンカー手段の代替的な形態が示される。このアンカー手段は、前の図面に示されたものなどのアジャスタ支柱に適用可能であり、したがって、アジャスタ支柱の他の局面は説明されない。図11を参照して、これは、当接部51を含む部材50を含むアンカー手段を部分的に示す。開口53を含むT字状ブレーキシュー52の断面が示される。駐車レバー54も、アジャスタ支柱の一方端55とともに断面で示される。
【0046】
図11に示されるように、当接部51は開口53の径方向に内向きの端縁56と係合する。部材50の他方端は、図1に示されるものと同じ態様などで支柱本体に取付けられるため、内向き端縁56との当接部51の係合状態では、支柱は、ブレーキシュー52からさらに離れてシフトしないようにされる。図11の構成は、図1に示される同等の構成と同じアンカー固定効果を与えるが、図11の構成は、図1の構成に対して垂直方向に配置された平面で動作する。
【0047】
開口53の細長い形状は、ブレーキアセンブリの動作のさまざまな段階の間に必要とされ得るときに、当接部51が内向き端縁56から離れてシフトするのを許す。図12から図14は、図12から図14のアセンブリが図1のアセンブリとは逆に示されるにもかかわらず、図1に示されるのと類似の種類のドラムブレーキアセンブリを部分的に図示する。類似性を鑑みて、同じ部分を示すのに同じ参照番号を用いている。図12から図14は、以下のようなブレーキシューの動きを示す。
【0048】
図12は、ブレーキオフまたは“ホーム”位置のブレーキアセンブリを示す。その図では、当接部51は開口53に沿った途中付近に位置決めされる。この図面で留意すべきなのは、突出部116が内側端縁112bと係合していることである。
【0049】
図13は、フルに適用された状態のブレーキアセンブリを示し、その図では、当接部51は、図11に示されるように、開口53の内向き端縁と当接係合している。したがって、支柱は、ブレーキシュー52との接続からの解放に対抗して当接係合によって抑制される。
【0050】
図14は完全に収縮されたブレーキアセンブリを示し、この図では、突出部116がシューウェブ112aの内側端縁112bから外れ、それにより、ブレーキシュー112がドラムのブレーキ表面から離れてシフト可能であることがわかる。図14で、当接部51は、内向き端縁56とは反対の開口53の端にまたはそれに隣接して位置決めされるようにシフトされている。したがって、当接部51はブレーキシューのシフト移動に対する抵抗を与えない。
【0051】
本明細書中に記載された発明は、特に説明されたもの以外の変形、変更および/または追加が可能であり、この発明は、上記説明の精神および範囲内に入るすべてのそのような変形、変更および/または追加を含むことを認められたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1つの実施例に従うブレーキアセンブリの部分図である。
【図2】 先行技術のアジャスタ支柱の部分端面図である。
【図3】 この発明の1つの実施例に従うアジャスタ支柱の部分的な一方端面図である。
【図4】 図1のセクションY−Yを通る断面図である。
【図5】 図1のセクションZ−Zを通る断面図である。
【図6】 この発明のさらなる実施例の部分図である。
【図7】 図6のセクションX−Xを通る断面図である。
【図8】 この発明のさらなる実施例に従うブレーキアセンブリの部分図である。
【図9】 図8に示されるアセンブリのアジャスタ支柱の部分端面図である。
【図10】 図8のアジャスタ支柱の設置の方法を示す図である。
【図11】 この発明のさらなる実施例に従うブレーキアセンブリの部分図である。
【図12】 ブレーキシューの動きの間の、この発明に従うブレーキアセンブリの部分図である。
【図13】 ブレーキシューの動きの間の、この発明に従うブレーキアセンブリの部分図である。
【図14】 ブレーキシューの動きの間の、この発明に従うブレーキアセンブリの部分図である。
Claims (27)
- ドラムブレーキアセンブリで用いるためのアジャスタ支柱であって、前記アジャスタ支柱は調節可能な細長い大きさを有し、第1および第2の係合手段はその両端に配置されてブレーキアセンブリの両ブレーキ部材を係合し、前記第1の係合手段は、前記ブレーキ部材の1つの中に形成される内向きに開いたスロット内での受けおよび支持のために配置されかつ前記スロット開口の内側端壁との当接係合のための端面を最も端に含み、前記第1の係合手段は、前記スロット開口を規定する端縁または壁部分(以下、“端縁部分”)をその中に受けるための、前記端面から後方に延びる第1のチャネルをさらに含み、前記第1のチャネル内で前記端縁部分を受けることは、第1の係合手段が関連付けられるブレーキ部材に対して、第1の係合手段が配設されるアジャスタ支柱の端を配置することとなる、アジャスタ支柱。
- 管状金属セクションから形成されるメイン部分を含み、前記第1の係合手段は前記メイン部分の端部によって形成され、前記端部はプレスされて、両側のおよび直立する側領域の間に前記第1のチャネルを規定する、請求項1に記載のアジャスタ支柱。
- 前記第1の係合手段は、他方の前記端縁部分と反対の前記スロット開口を規定するさらなる端縁部分を受けるため、前記端面から後方に延びかつ前記支柱の前記端の前記第1のチャネルと反対側に形成される第2のチャネルをさらに含む、請求項1または2に記載のアジャスタ支柱。
- 前記第2の係合手段は、前記ブレーキ部材の第2のものに形成される内向きに開いたスロット内での受けおよび支持のために配置されかつ前記第2のスロット開口の内側端壁との当接係合のための端面を含む、請求項1から3のいずれかに記載のアジャスタ支柱。
- 前記第2の係合手段は、前記第2のスロット開口を規定する端縁部分をその中に受けるため、前記面から後方に延びる第1のチャネルをさらに含む、請求項4に記載のアジャスタ支柱。
- 前記第2の係合手段は、他方の前記端縁部分と反対の、前記第2のブレーキ部材の前記スロット開口を規定するさらなる端縁部分を受けるため、前記支柱の前記端の、前記第2の係合手段の前記第1のチャネルと反対側に形成される第2のチャネルをさらに含む、請求項5に記載のアジャスタ支柱。
- 前記ブレーキ部材の側面に対する係合のため、前記支柱の前記両端のうち1つを越えて延びる、アジャスタ支柱に取付けられる付勢手段をさらに含む、請求項1から6のいずれかに記載のアジャスタ支柱。
- 前記付勢手段は、前記支柱と内向きに延びる前記ウェブとの間に延びる片持ちばねを含み、前記片持ちばねは、前記ばねを前記支柱に取付けるための取付手段を含む、請求項7に記載のアジャスタ支柱。
- 前記付勢手段は、第1の前記片持ちばねが係合する前記側面と反対の前記ブレーキ部材の径方向に内向きに延びるウェブの側面に対して係合するように延びる、前記支柱に取付けられる第2の片持ちばねを含み、それにより、前記それぞれの片持ちばねが課す付勢力は等しくかつ反対である、請求項8に記載のアジャスタ支柱。
- 前記支柱は、前記ブレーキ部材上に設けられる当接部に隣接する前記支柱の設置状態に配置される当接部を備えて形成され、前記それぞれの当接部は、前記ブレーキ部材との係合からの前記支柱の端の解放を防止するように係合するように配置される、請求項1から9のいずれかに記載のアジャスタ支柱。
- 前記当接部は、一方端で前記支柱に固定されかつそこから延びる細長い部材の遠端に形成され、前記遠端は、前記ブレーキ部材の前記当接部の後ろに位置決めされるように構成される、請求項10に記載のアジャスタ支柱。
- 前記第2の係合手段は、前記支柱の前記両端の1つに形成されるヘッド部分およびネック部分と、前記ヘッドおよびネック部分の間の接合部の段差表面とを含み、前記段差部分は、前記支柱の前記設置状態での前記ブレーキ部材当接部に隣接した配置のために前記支柱当接部を形成する、請求項10に記載のアジャスタ支柱。
- 前記ヘッド部分は、前記ブレーキ部材の径方向に内向きに延びるウェブを受入れるように前記支柱の縦方向に二股にされる、請求項12に記載のアジャスタ支柱。
- 請求項1から13のいずれかに記載のアジャスタ支柱を含むブレーキアセンブリ。
- ドラムブレーキアセンブリであって、回転可能ドラムと、支持体と、前記回転可能ドラムのブレーキ表面と係合するおよび係合から外れるような径方向の動きのため、反対の関係で前記支持体の上に装着される径方向に内向きに張出すウェブを規定する、断面がT字状の1対のブレーキシューと、前記ブレーキシューを動かすための作動手段と、請求項1に記載のアジャスタ支柱とを含み、前記第1および第2の係合手段が係合する前記ブレーキ部材は前記ブレーキシューであり、前記スロット開口は、前記ブレーキシューの第1のもののウェブに形成され、前記端面は、少なくとも前記ブレーキシューの径方向に収縮したまたはブレーキオフ状態で前記スロット開口の前記内側端壁と当接係合するように配置され、前記第1のチャネルは、前記ブレーキシューのウェブに形成された前記スロット開口の端縁部分を受けかつ位置させる、ドラムブレーキアセンブリ。
- 前記アジャスタ支柱は、前記支柱の一方端に固定される細長い部材の遠端に形成されかつ、その遠端が前記ブレーキシューのウェブに形成される当接部の後ろの位置に延びるように延びる当接部を含み、それにより、前記それぞれの当接部間の協働が前記ブレーキシューからの前記第1の係合手段の解放に抗する、請求項15に記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記ブレーキシューウェブはその中に形成された開口を含み、前記ブレーキシューの当接部は前記開口の内側端縁によって形成される、請求項16に記載のドラムブレーキアセンブリ。
- ドラムブレーキアセンブリであって、回転可能ドラムと、支持体と、前記回転可能ドラムのブレーキ表面と係合するおよび係合から外れるような、径方向の動きのため、反対の関係で前記支持体の上に装着される径方向に内向きに張出すウェブを規定する、断面がT字状の1対のブレーキシューと、前記ブレーキシューのうち1つのウェブに隣接して配置される駐車ブレーキレバーと、前記ブレーキシューの動きを容易にする作動手段と、請求項1に記載のアジャスタ支柱とを含み、前記第1の係合手段が係合する前記ブレーキ部材は前記ブレーキシューおよび前記隣接する駐車ブレーキレバーを備え、前記第2の係合手段が係合する前記ブレーキ部材は他方の前記ブレーキシューを備え、前記スロット開口は、前記ブレーキシューの第1のもののウェブおよび前記駐車ブレーキレバーの各々にそれぞれ形成され、前記端面は、少なくとも前記ブレーキシューの径方向に収縮されたまたはブレーキオフ状態において前記隣接するスロット開口のうち少なくとも1つの内側端壁と当接係合するように配置され、前記第1のチャネルは、前記ブレーキシューのウェブまたは前記駐車レバーに形成された前記スロット開口のうち少なくとも1つの端縁部分を受けかつ位置させる、ドラムブレーキアセンブリ。
- 前記隣接するスロットの前記ブレーキシューのスロットは、前記駐車ブレーキレバーのスロットよりも大きな縦方向大きさを有し、それにより、前記第1の係合手段の前記端面は、前記ブレーキオフ状態で前記駐車ブレーキレバーのスロットの内側端壁のみと係合する、請求項18に記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記アジャスタ支柱は、前記支柱の一方端に固定される細長い部材の遠端に形成される当接部を含み、かつその遠端が前記駐車ブレーキレバー上に形成される当接部の後ろの位置に延びるように延び、それにより、前記それぞれの当接部間の協働は、前記駐車ブレーキレバーからの前記第1の係合手段の解放に抗する、請求項18または19に記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記駐車ブレーキレバースロットの両端縁部分は、その口でより幅広になるように前記内側端壁から先細になり、前記ブレーキシューの前記スロットの前記端縁部分は、その前記内側端壁からその口へ収束する、請求項18から20のいずれかに記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記駐車ブレーキレバースロットの前記端縁部分は前記第1のチャネルの中に延び、前記ブレーキシュースロットの前記端縁部分は、前記第1のチャネルに隣接する前記第1の係合手段と係合する、請求項18から21のいずれかに記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記第1の係合手段は、前記支柱の前記端の反対側の前記端面から前記第1のチャネルまで後方に延びる第2のチャネルをさらに含み、前記第1の係合手段が受けられかつ支持される前記スロットまたは各々の前記スロットは、他方の前記端縁部分と反対のそのさらなる端縁部分が前記第2のチャネル内に受けられかつ位置されるように配置される、請求項15から22のいずれかに記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記ブレーキシューの第2のものは、前記第2の係合手段の受けおよび支持のため、径方向に内側に延びるそのウェブに形成される内向きに開くスロットを含み、前記第2の係合手段は、少なくとも前記ブレーキシューの径方向に収縮されたまたはブレーキオフ状態での前記スロットの内側端壁との当接係合のための端面を含む、請求項15から23のいずれかに記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記第2の係合手段は、前記第2のブレーキシューの前記ウェブのいずれかの側付近に前記端面から延びる、請求項24に記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記第2のブレーキシューの前記スロットは、前記第2の係合手段の当接部と協働するための少なくとも1つの当接部を含み、それにより、前記それぞれの当接部間の協働は、前記スロットからの前記第2の係合手段の解放に抗する、請求項24または25に記載のドラムブレーキアセンブリ。
- 前記第2の係合手段は、ヘッドおよびネック部分と、前記ヘッドおよびネック部分の間の接合部の段差表面とを含み、前記第2のブレーキシューの前記当接部は、前記スロットから張出すリップによって設けられ、前記段差表面は前記リップの後ろに位置される、請求項26に記載のドラムブレーキアセンブリ。
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