JP4952723B2 - 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に関するもので、特に、抵抗素子としての機能をも与えられた外部電極を備えることによって、CR複合電子部品となる積層セラミックコンデンサおよびその製造方法に関するものである。
CPU周辺においてデカップリング用途で積層セラミックコンデンサを用いる場合、積層セラミックコンデンサの等価直列抵抗(ESR)が低すぎるため、回路上で並列共振による発振が生じ、インピーダンスの増大が生じるという問題がある。そのため、これらの用途に向けられる積層セラミックコンデンサでは、数10〜数1000mΩにESRを制御したいという要望がある。この要望に応え得るものとして、積層セラミックコンデンサに備える外部電極に、抵抗素子としての機能をも与えたものが提案されている。
たとえば、国際公開第2006/022258号パンフレット(特許文献1)では、NiまたはNi合金を含む内部電極を備える積層セラミックコンデンサにおいて、外部電極がたとえば2層構造とされ、下層に、NiまたはNi合金と反応する複合酸化物(好ましくは、In−Sn複合酸化物)とガラス成分とを含む抵抗電極が形成され、上層に、たとえばCuまたはCu合金を主成分とする導電電極が形成されたものが記載されている。
また、上記特許文献1には、ESRの制御のため、上記外部電極における下層の抵抗電極中のガラス添加量および/またはガラス軟化点を変えることが開示されている。特許文献1に記載される特定的な実施形態では、約560℃、約580℃および約600℃の各軟化点を有するB−Si−Zn−Ba−Ca−Al系ガラスが用いられている。
他方、特許文献1には、外部電極における上層の導電電極中のガラスについての具体的な記述がない。
また、特開2004−128328号公報(特許文献2)には、たとえばNiからなる内部電極を備える積層セラミックコンデンサにおいて、外部電極がたとえば2層構造とされ、下層に、酸化ルテニウム、酸化ルテニウム化合物およびグラファイト・カーボンから選択される導電性物質とガラスとを含む抵抗電極が形成され、上層に、たとえばCu、Niなどから選ばれる導電性物質とガラスとを含む導電電極が形成され、上層と下層とに含まれるガラスとして同じガラスを用いたものが記載されている。
上述したような積層セラミックコンデンサを製造しようとする場合、外部電極における下層抵抗電極および上層導電電極はそれぞれ焼成工程を経て形成されるが、この焼成工程を経て安定したESRを得るためには、上層導電電極から下層抵抗電極中あるいは両者間の界面部分へのガラス流動を抑制する必要がある。
しかし、たとえば、上層導電電極において、下層抵抗電極と同じガラスを用いると、上層導電電極の形成のための焼成時において、上層導電電極から下層抵抗電極中あるいは界面部分へのガラス流動を抑制しきれず、下層抵抗電極の抵抗値あるいは界面部分での抵抗値が上昇することがある。その結果、下層抵抗電極単独での狙いのESR値を上回ることがあり、狙いのESR値の制御(合わせ込み)が困難となる。
国際公開第2006/022258号パンフレット 特開2004−128328号公報
そこで、この発明の目的は、上述したような問題を解決し得る、積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供しようとすることである。
この発明は、複数のセラミック層が積層されてなる、セラミック積層体と、セラミック積層体の内部に形成され、かつ導電成分としてNiまたはNi合金を含む、内部電極と、セラミック積層体の外表面上に形成されかつ内部電極の特定のものと電気的に接続された、外部電極とを備え、外部電極は、下層抵抗電極と、下層抵抗電極上に形成された上層導電電極とを備えている、積層セラミックコンデンサにまず向けられるものであって、上述した技術的課題を解決するため、下層抵抗電極はIn−Sn複合酸化物および第1のガラスを含み、上層導電電極は第2のガラスを含み、第2のガラスは、第1のガラスより20℃以上高い軟化点を有することを特徴としている。
この発明に係る積層セラミックコンデンサにおいて、上記第2のガラスは、上層導電電極を形成するための焼成工程において結晶化するガラスであることが好ましい。
この発明は、また、積層セラミックコンデンサの製造方法にも向けられる。
この発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法は、複数のセラミック層が積層されてなるもので、導電成分としてNiまたはNi合金を含む内部電極がセラミック層間の特定の界面に沿って形成された、セラミック積層体を作製する工程と、内部電極の特定のものと電気的に接続されるようにセラミック積層体の外表面上に外部電極を形成する工程とを備える。
上述の外部電極を形成する工程は、In−Sn複合酸化物および第1のガラスを含む下層抵抗電極を焼成により形成する工程と、第1のガラスより20℃以上高い軟化点を有する第2のガラスを含む上層導電電極を下層抵抗電極上に焼成により形成する工程とを備える。ここで、上層導電電極を形成するための焼成温度は、下層抵抗電極を形成するための焼成温度よりも低いことを特徴としている。
この発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法において、上層導電電極を形成するための焼成温度は、下層抵抗電極を形成するための焼成温度より10℃以上低く、かつ、第2のガラスの軟化点は、上層導電電極を形成するための焼成温度より50℃以上低いことが好ましい。
この発明によれば、上層導電電極において、下層抵抗電極に比べて20℃以上高い軟化点を有するガラスを用いているので、上層導電電極を形成するための焼成時において、下層抵抗電極中および上層導電電極と下層抵抗電極との間の界面部分へのガラスの流動を抑制することができる。その結果、下層抵抗電極および界面部分での抵抗値の上昇を抑制することができ、安定した狙いESR値を得ることができる。
また、上層導電電極において用いるガラスの軟化点を高くすることにより、上層導電電極の、めっき液に対するシール性が向上し、積層セラミックコンデンサの信頼性を向上させることができるとともに、はんだ爆ぜ(電極中に浸入しためっき液がはんだ付け時にガス化して噴出するに伴って、はんだボールが飛散する現象)を生じさせにくくすることができる。特に、ガラスの軟化点を上げるに当たって、たとえばSiOなどのガラス網目形成元素の比率が高められる場合には、上述しためっき液に対するシール性がより向上する。
この発明に係る積層セラミックコンデンサにおいて、上層導電電極に含まれるガラスが、上層導電電極を形成するための焼成工程において結晶化するガラスである場合には、ガラスの粘性が上がり、下層抵抗電極側へのガラスの流動がさらに抑制され得るため、狙いESR値をより安定化させることができる。
この発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法によれば、上層導電電極を形成するための焼成温度が下層抵抗電極を形成するための焼成温度よりも低いため、下層抵抗電極と内部電極との接合切れの問題を回避できる。
この発明に係る積層セラミックコンデンサの製造方法において、上層導電電極を形成するための焼成温度が下層抵抗電極を形成するための焼成温度より10℃以上低く、かつ、上層導電電極に含まれる第2のガラスの軟化点が上層導電電極を形成するための焼成温度より50℃以上低いと、下層抵抗電極と内部電極との接合切れの問題をより確実に回避できるとともに、上層導電電極を十分に焼結させることができる。
この発明の一実施形態による積層セラミックコンデンサ1を、積層方向に向く断面をもって図解的に示す正面図である。 この発明の他の実施形態による積層セラミックコンデンサ21を示すもので、(a)は積層セラミックコンデンサ21の上面図であり、(b)は(a)の線B−Bに沿う断面図である。 図2(b)の一部を拡大して示す図である。
符号の説明
1,21 積層セラミックコンデンサ
2,22 セラミック層
3,23 セラミック積層体
4,5,26,27 内部電極
6,7,28,29 外部電極
8,30 下層抵抗電極
9,31 上層導電電極
24,25 ビア導体
図1は、この発明の一実施形態による積層セラミックコンデンサ1を示している。
積層セラミックコンデンサ1は、誘電体セラミックからなる複数のセラミック層2が積層されてなる、直方体状のセラミック積層体3を備えている。セラミック積層体3の内部には、セラミック層2間の特定の界面に沿って内部電極4および5が形成されている。内部電極4および5は、導電成分として、NiまたはNi合金を含んでいる。内部電極4と内部電極5とは、交互に配置され、かつ、間にセラミック層2を介在させた状態で互いに対向しており、それによって、静電容量を形成している。
セラミック積層体3の外表面上であって、相対向する端部上には、外部電極6および7が形成されている。一方の外部電極6は内部電極4と電気的に接続され、他方の外部電極7は内部電極5と電気的に接続される。
このような積層セラミックコンデンサ1において、外部電極6および7の各々は、セラミック積層体3の外表面に接するとともに内部電極4および5のいずれかと電気的に接続される下層抵抗電極8と、その上に形成される上層導電電極9とを備えている。
下層抵抗電極8は、外部電極6および7に対して抵抗素子としての機能をも与えるためのものであり、内部電極4および5に含まれるNiまたはNi合金と反応するIn−Sn複合酸化物とガラスとを含有している。上記In−Sn複合酸化物は、通常、Inに対し、SnOを1〜20重量%程度固溶させて合成されるもので、所定の抵抗値を有する導電成分である。上記ガラスは電気絶縁成分であり、このガラスとして、たとえばB−Si−Zn−Ba−Ca系ガラスが用いられるが、他の組成系のガラスが用いられてもよい。
上層導電電極9は、導電性金属とガラスとを含有している。導電性金属としては、たとえば、Cu、Cu合金、Ag、Ag合金、Ni、Ni合金などが用いられる。また、上記ガラスとしては、たとえばB−Si−Zn−Ba−Ca系ガラスが用いられるが、他の組成系のガラスが用いられてもよい。
下層抵抗電極8は、たとえば、In−Sn複合酸化物粉末とガラスフリットと有機ビヒクルとを含むペーストを、セラミック積層体3の外表面上に塗布し、焼成することによって形成される。また、上層導電電極9は、たとえばCuまたはCu合金粉末のような導電性金属粉末とガラスフリットと有機ビヒクルとを含むペーストを、下層抵抗電極8上に、これを覆うように塗布し、焼成することによって形成される。
ここで、下層抵抗電極8に含まれるガラスを第1のガラスとし、上層導電電極9に含まれるガラスを第2のガラスとしたとき、第2のガラスは、第1のガラスより20℃以上高い軟化点を有するようにされる。これによって、上層導電電極9を形成するための焼成時に、下層抵抗電極8中および上層導電電極9と下層抵抗電極8との間の界面部分へ第2のガラスが流動することを抑制することができる。その結果、下層抵抗電極8および界面部分での抵抗値の不所望な上昇を抑制することができ、安定した狙いESR値を得ることができる。
この実施形態のように、下層抵抗電極8がIn−Sn複合酸化物および第1のガラスを含む場合、第1のガラスの軟化点を560〜580℃とし、第2のガラスの軟化点を580〜600℃とすることが特に好ましい。これによって、より安定した(すなわち、ばらつきの小さい)抵抗値を得ることができるためである。
図1では図示しないが、上層導電電極9上に、必要に応じて、たとえばSnまたははんだめっき膜が形成されることがある。前述したように、上層導電電極9に含まれる第2のガラスの軟化点を高くすれば、このようなめっき膜を形成するために用いられるめっき液に対するシール性を高めることができ、そのため、得られた積層セラミックコンデンサ1の信頼性を向上させることができるとともに、はんだ爆ぜを生じさせにくくすることができる。特に、第2のガラスの軟化点を高くするに当たって、たとえばSiOなどのガラス網目形成元素の比率を高めるようにすれば、上述した効果がより顕著になる。
上層導電電極9を形成するための焼成温度は、下層抵抗電極8を形成するための焼成温度よりも低くされるのが好ましい。なぜなら、上層導電電極9の焼成時に下層抵抗電極8の緻密化が進んだり、内部電極4および5との接合性などの状態の変化が生じたりすることを抑制することができ、より安定したESRを得ることができるためである。これによって、下層抵抗電極8と内部電極4および5との接合切れの問題を回避することができる。この接合切れの問題をより確実に回避するためには、上層導電電極9を形成するための焼成温度は、下層抵抗電極8を形成するための焼成温度より10℃以上低くされる。また、上層導電電極9を十分に焼結させるため、第2のガラスの軟化点は、上層導電電極9を形成するための焼成温度より50℃以上低くされることが好ましい。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。
たとえば、外部電極6および7の各々において、セラミック積層体3および内部電極4または5と接する導通層がさらに形成され、下層抵抗電極8は、この導通層の外面に接するように形成されてもよい。導通層は、内部電極4および5に含まれる金属と反応する金属を主成分とすることが好ましい。内部電極4および5がたとえばNiまたはNi合金を含む場合、導通層の主成分となる金属としては、好ましくは、Niおよび/またはCuが用いられる。
また、図1は、積層セラミックコンデンサ1を、積層方向に向く断面をもって図解的に示す正面図であるが、図1からは、セラミック積層体3を平面方向に見たとき、外部電極6および7がセラミック積層体3の短辺側に形成されるか、長辺側に形成されるかが明らかではない。この発明は、外部電極6および7がセラミック積層体3の短辺側に形成されるものに対しても、セラミック積層体3の長辺側に形成されるものに対しても適用することができる。
また、この発明は、ビアアレイ型の積層セラミックコンデンサにも適用することができる。図2および図3は、この発明の他の実施形態によるビアアレイ型の積層セラミックコンデンサ21を示している。図2において、(a)は積層セラミックコンデンサ21の上面図であり、(b)は(a)の線B−Bに沿う断面図である。図3は、図2(b)の一部を拡大して示す図である。
積層セラミックコンデンサ21は、誘電体セラミックからなる複数のセラミック層22が積層されてなる、直方体状の、より特定的には正四角柱状のセラミック積層体23を備えている。セラミック積層体23の内部には、セラミック積層体23を積層方向に貫通しかつセラミック積層体23の上下面に引出された第1および第2のビア導体24および25と、セラミック層22間の特定の界面に沿って形成された第1および第2の内部電極26および27とが形成されている。
第1の内部電極26と第2の内部電極27とは、交互に配置され、かつ、互いの間にセラミック層22を介在させた状態で互いに対向しており、それによって、静電容量を形成している。第1のビア導体24は、第1の内部電極26と電気的に接続されるが、第2の内部電極27に対しては電気的に絶縁される。他方、第2のビア導体25は、第2の内部電極27と電気的に接続されるが、第1の内部電極26に対しては電気的に絶縁される。
上述したビア導体24および25ならびに内部電極26および27は、導電成分として、たとえばNiまたはNi合金を含んでいる。
セラミック積層体23の上面および下面上には、各々複数の第1および第2の外部電極28および29が形成されている。第1の外部電極28は第1のビア導体24と電気的に接続され、第2の外部電極29は第2のビア導体25と電気的に接続される。その結果、第1の外部電極28は第1の内部電極26と電気的に接続され、第2の外部電極29は第2の内部電極27と電気的に接続される。図2(a)および同(b)によく示されているように、各々複数の第1および第2の外部電極28および29は、セラミック積層体23の上面および下面の各々上において、互いに隣り合うように配置されている。
このようなビアアレイ型の積層セラミックコンデンサ21において、第1の外部電極28について図3に図示されているように、外部電極28および29の各々は、セラミック積層体23に接するとともにビア導体24および25のいずれかと接する下層抵抗電極30と、その上に形成される上層導電電極31とを備えている。
下層抵抗電極30は、前述の図1に示した下層抵抗電極8と同様の組成である。上層導電電極31は、図1に示した上層導電電極9と同様の組成である。
このようなビアアレイ型の積層セラミックコンデンサ21は、たとえば、次のようにして製造される。
まず、セラミック層22となるべきセラミックグリーンシートが用意されるとともに、ビア導体24および25ならびに内部電極26および27を形成するための導電性ペーストが用意される。
次に、セラミックグリーンシート上に、たとえばスクリーン印刷などにより、上記導電性ペーストを印刷し、内部電極26および27となるべき導電性ペースト膜を形成する。
次に、導電性ペースト膜が印刷されたセラミックグリーンシートを所定枚数積層し、また、その一方側に導電性ペースト膜が印刷されていない外層用のセラミックグリーンシートを所定枚数積層し、さらに、必要に応じて、他方側にも外層用のセラミックグリーンシートを積層し、それによって、マザー状態の生の積層体を作製する。このマザー積層体は、必要に応じて、静水圧プレスなどの方法により積層方向に圧着される。
次に、レーザーまたはNCパンチなどの手段を用いて、積層方向に貫通する貫通孔を積層体に形成する。そして、スクリーン印刷などの方法により、ビア導体24および25となるべき導電性ペーストを上記貫通孔に充填する。
次に、上述のような工程を経て得られた生のマザー積層体を所定のサイズにカットし、セラミック積層体23の生の状態のものを切り出し、次いで、この生の状態のセラミック積層体23を焼成する。
焼成後、スクリーン印刷などの方法により、セラミック積層体23の上面および下面にそれぞれ露出したビア導体24および25を覆うように、下層抵抗電極30のためのペーストを印刷し、次いで焼付けることによって、外部電極28および29の下地となる下層抵抗電極30を形成する。
次に、スクリーン印刷などの方法により、上記下層抵抗電極30上に上層導電電極31のためのペーストを印刷し、これを焼付けることによって、上層導電電極31を形成する。その後、必要に応じて、上層導電電極31上にめっきを施してもよい。
次に、この発明による効果を確認するために実施した実験例について説明する。
(実験例1)
まず、公知の方法により、内部電極がNiを含み、静電容量が1μFとなるように設計された積層セラミックコンデンサのためのセラミック積層体を用意した。
他方、下層抵抗電極を形成するために用いるペーストを、次のようにして作製した。
In粉末とSnO粉末との合計量に対して、SnO粉末が5重量%の含有率となるように、In粉末にSnO粉末を混合し、大気中において1400℃の温度で5時間の仮焼を行ない、SnOを十分に固溶させた後、平均粒径約1μmになるまで粉砕処理を施すことによって、In−Sn複合酸化物粉末を得た。
また、第1のガラスとして、B−Si−Zn−Ba−Ca系ガラスからなり、表1の「第1のガラス軟化点」に示した軟化点を有し、平均粒径が約1μmのガラスフリットを用意した。なお、この実験例において、軟化点は、示差熱分析装置(DTA)の軟化点を示す変曲点から目視により読み取った温度である。
次に、上記のように用意されたIn−Sn複合酸化物粉末およびガラスフリットに、20重量%のアクリル樹脂を含む有機ビヒクルを加えて混合し、ロール分散処理によって、下層抵抗電極用ペーストを得た。このペーストにおいて、(In−Sn複合酸化物粉末):(ガラスフリット):(有機ビヒクル)の体積比率は1:1:8とした。
また、上層導電電極を形成するために用いるペーストを、次のようにして作製した。
平均粒径1μmの球形粉末と平均粒径0.5μmの球形粉末とを50:50の比率でブレンドした、Cu粉末を用意した。
また、第2のガラスとして、主要元素がB−Si−Zn−Ba−O系のガラスからなり、表1の「第2のガラス軟化点」に示した軟化点を有し、平均粒径が約1μmのガラスフリットを用意した。
次に、上記のように用意されたCu粉末およびガラスフリットに、20重量%のアクリル樹脂を含む有機ビヒクルを加えて混合し、ロール分散処理によって、上層導電電極用ペーストを得た。このペーストにおいて、(Cu粉末):(ガラスフリット):(有機ビヒクル)の体積比率は20:5:75とした。
次に、前述のように用意されたセラミック積層体の各端部に、前述の下層抵抗電極用ペーストをディップ法により塗布し、150℃の温度で10分間乾燥した。この乾燥後の塗布厚は約30μmであった。
次に、上述のように下層抵抗電極用ペーストが塗布され乾燥されたセラミック積層体を、連続ベルト炉に通し、N雰囲気(酸素濃度:10ppm以下)中において、表1の「下層抵抗電極焼成温度」に示した最高温度で15分間保持する焼成を施し、下層抵抗電極を形成した。なお、下層抵抗電極形成のための焼成温度は、およそESRが極小値となり安定する温度とした。
次に、下層抵抗電極上に、前述の上層導電電極用ペーストをディップ法により塗布し、150℃の温度で10分間乾燥した。この乾燥後の塗布厚は約50μmであった。
次に、上述のように上層導電電極用ペーストが塗布され乾燥されたセラミック積層体を連続ベルト炉に通し、N+HO雰囲気(酸素濃度:10ppm以下、HO=0.5cc/N=100L)中において、表1の「上層導電電極焼成温度」に示した最高温度で15分間保持する焼成を施し、上層導電電極を形成した。なお、上層導電電極形成のための焼成温度は、電極の緻密性(めっき液に対するシール性)が確保できる最低温度とした。
次に、このようにして得られた各試料に対し、カップリング剤中に浸漬しかつ熱処理によりこれを硬化させる工程を実施することにより、撥水性を付与し、次いで、公知の電解バレルめっき法により、NiめっきおよびSnめっきを施して、0.8μm×1.6μmサイズの各試料に係る積層セラミックコンデンサを得た。
このようにして得られた各試料に係る積層セラミックコンデンサについて、ESR値を測定した。その結果が表1に示されている。表1には、また、ESR変化率が示されている。ESR変化率は、上層導電電極形成前の下層抵抗電極上にIn−Ga合金を塗布して測定したESR(R1)と上層導電電極形成後に測定したESR(R2)との比であって、{(R2−R1)/R1}×100[%]の式から求めたものである。
Figure 0004952723
表1において、試料番号に*を付したものは、この発明の範囲外の比較例である。
表1からわかるように、まず、第2のガラスとして、第1のガラスと同等か、第1のガラスより低い軟化点を有するガラスを用いた試料1、2、7および8では、ESR変化率が20%以上と高く、ESRの制御が困難である。
また、第2のガラスが第1のガラスよりも高い軟化点を有するが、第2のガラスの軟化点が第1のガラスの軟化点より10℃しか高くない試料3および9では、ESR変化率が、上述した試料1、2、7および8に比べて低いものの、10%以上の値を示している。
これらに対して、第2のガラスが、第1のガラスより20℃以上高い軟化点を有している試料4〜6および10〜12では、ESR変化率が極めて低く、ESRの制御が容易である。
(実験例2)
実験例2では、上層導電電極に含まれる第2のガラスとして、上層導電電極を形成するための焼成工程において結晶化するガラスを用いたことを除いて、実験例1における試料4および10の各々と同様の条件にて、それぞれ、表2に示すように、試料13および14に係る積層セラミックコンデンサを作製し、実験例1の場合と同様の評価を行なった。その評価結果が表2に示されている。また、表2には、試料13および14の各々について、第2のガラスの結晶化開始温度が示されている。
Figure 0004952723
表2からわかるように、第2のガラスとして、上層導電電極を形成するための焼成工程において結晶化するガラスを用いた試料13および14によれば、それぞれ、試料4および10に比べて、ESR変化率をより小さくすることができた。これは、第2のガラスが上層導電電極の形成のための焼成温度において結晶化することにより、ガラスの粘性が上がり、下層抵抗電極側へのガラスの流動がさらに抑制されたためである。

Claims (4)

  1. 複数のセラミック層が積層されてなる、セラミック積層体と、
    前記セラミック積層体の内部に形成され、かつ導電成分としてNiまたはNi合金を含む、内部電極と、
    前記セラミック積層体の外表面上に形成されかつ前記内部電極の特定のものと電気的に接続された、外部電極と
    を備え、
    前記外部電極は、下層抵抗電極と、前記下層抵抗電極上に形成された上層導電電極とを備え、
    前記下層抵抗電極はIn−Sn複合酸化物および第1のガラスを含み、前記上層導電電極は第2のガラスを含み、前記第2のガラスは、前記第1のガラスより20℃以上高い軟化点を有する、
    積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記第2のガラスは、前記上層導電電極を形成するための焼成工程において結晶化するガラスである、請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 複数のセラミック層が積層されてなるもので、導電成分としてNiまたはNi合金を含む内部電極が前記セラミック層間の特定の界面に沿って形成された、セラミック積層体を作製する工程と、
    前記内部電極の特定のものと電気的に接続されるように前記セラミック積層体の外表面上に外部電極を形成する工程と
    を備え、
    前記外部電極を形成する工程は、In−Sn複合酸化物および第1のガラスを含む下層抵抗電極を焼成により形成する工程と、前記第1のガラスより20℃以上高い軟化点を有する第2のガラスを含む上層導電電極を前記下層抵抗電極上に焼成により形成する工程とを備え、
    前記上層導電電極を形成するための焼成温度は、前記下層抵抗電極を形成するための焼成温度よりも低い、
    積層セラミックコンデンサの製造方法。
  4. 前記上層導電電極を形成するための焼成温度は、前記下層抵抗電極を形成するための焼成温度より10℃以上低く、かつ、前記第2のガラスの軟化点は、前記上層導電電極を形成するための焼成温度より50℃以上低い、請求項3に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
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