JP4952039B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報を表示すると共に、タッチパネル機能を備えた表示入力画面を備え、該表示入力画面に対して外部発光体からの光が照射される位置に設置された自動取引装置に関する。
従来、金融機関等で使用されている自動取引装置においては、表示入力画面に表示されている情報を取引を行う顧客の両側に位置する第三者が覗き見ることを防止するために種々の対策が採られている。
このような対策を施した自動取引装置として、タッチパネル付表示部の両斜め後方で、かつ、該タッチパネル付表示部よりも高い位置に照明装置を設けたものがある。このような装置においては、自動取引装置を操作する利用者においては、照明装置の光がタッチパネル付表示部に反射してタッチパネル付表示部の表示内容が見えにくくなることがなく、かつ両側からの照明による良好な手元照明が実現できる。一方、利用者の両側に位置する第三者には、水平方向において、タッチパネル付表示部を介して向い合う照明装置の光が反射光として第三者の目に入るので、タッチパネル付表示部の表示内容を判読することをできなくすることができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−320113号公報
上記従来の自動取引装置においては、利用者の両側に位置する第三者が情報を覗き見ることを防止するために、照明装置を、該照明装置から発した光がタッチパネル付表示部に反射して反射光として第三者の目に入る位置に配置する必要があった。その結果、照明装置の配置位置に制約があるという問題点があった。また、第三者が立つ位置によっては反射光が第三者の目に入らない可能性があり、そのような場合には、第三者に対してタッチパネル付表示部の表示内容を判読することができない状態とすることが困難であるという問題点があった。
上記課題を解決するために本発明で設けた解決手段は、情報を表示すると共に、タッチパネル機能を備えた表示入力画面を備え、該表示入力画面に対して外部発光体からの光が照射される位置に設置された自動取引装置において、前記表示入力画面近傍の明るさを検知する明るさ検知手段と、前記表示入力画面が暗証番号の入力画面の時に、前記明るさ検知手段による検知結果に基づいて前記外部発光体の輝度を前記表示入力画面が暗証番号の入力画面の前後の時の輝度より上げる制御を行う制御手段を設けたものである。
本発明によれば、以上のように構成したので、表示入力画面が暗証番号の入力画面の時に、表示入力画面近傍の明るさに応じて外部発光体の輝度が上昇し外部発光体から発せられる光が増加し表示入力画面により反射する光が増加してまぶしく感じられるようになり、取引を行う顧客の両側に位置する第三者が表示入力画面に表示されている表示内容を覗き見ても判読することができない。その結果、照明の配置位置、あるいは第三者の立つ位置に係わらず、第三者が表示入力画面の表示内容を覗き見ることを防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。なお、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
始めに自動取引装置の構成について説明する。図1は実施例1の自動取引装置の構成を示す説明図、図2は実施例1の自動取引装置を示す外観斜視図である。
図1、図2において、自動取引装置1には、カード処理部2と、明細票処理部6と、通帳記帳部4と、紙幣入出金部8と、硬貨入出金部9と、表示入力画面である顧客操作部11と、記憶部15と、インターフェース部16と、電源部19と、接近検知器17と、明るさ検知手段である照度センサ20と、制御手段である主制御部18が設けられている。
カード処理部2は、顧客の所有するIDカードが挿入された場合に、IDカードに記憶されている顧客の口座番号や氏名等の顧客情報、金融機関のコードを読み出す機能を有する。カード処理部2の前面側にはカード挿入排出口2aが設けられており、ここでIDカードの挿入および排出が行なわれる。そしてカード挿入排出口2aには、排出されたIDカードが顧客により抜き取られたことを検出する図示せぬ検出センサが設けられている。明細票処理部6は、取引明細の印字を行って顧客に対して取引明細票の発行処理を行なうものである。
通帳記帳部4は、通帳挿入排出口4aから挿入される顧客の通帳に取引内容を印字するもので、通帳に記載された情報を読み取る機能や情報の更新を行なう機能、さらには印字頁行の検出や改頁を行う機能を有する。ここで処理された通帳は通帳挿入排出口4aに排出される。そして通帳挿入排出口4aには、排出された通帳が顧客により抜き取られたことを検出する図示せぬ検出センサが設けられている。
紙幣入出金部8は、入金取引時に顧客から入金される紙幣を真偽鑑別、計数し、搬送して図示せぬ金庫に金種別に収納すると共に、出金取引時に顧客に支払われる紙幣を金庫から繰出すものである。紙幣入出金部8と紙幣入出金口とは図示せぬ紙幣搬送路により接続されている。紙幣入出金口は、顧客が紙幣を投入し、または顧客に支払われる紙幣が送り込まれる部分であり、紙幣入出金口の上部には開閉可能なシャッター8aが設けられており、紙幣入出金口の内部には、紙幣が顧客により抜き取られたことを検出する図示せぬ検出センサが設けられている。
硬貨入出金部9は、入金取引時に顧客から入金される硬貨を真偽鑑別、計数し、搬送して図示せぬ金庫に金種別に収納すると共に、出金取引時に顧客に支払われる硬貨を金庫から繰出すものである。硬貨入出金部9と硬貨入出金口とは図示せぬ硬貨搬送路により接続されている。硬貨入出金口は、顧客が硬貨を投入し、または顧客に支払われる硬貨が送り込まれる部分であり、硬貨入出金口の上部には開閉可能なシャッター9aが設けられており、硬貨入出金口の内部には、硬貨が顧客により抜き取られたことを検出する図示せぬ検出センサが設けられている。
顧客操作部11は、自動取引装置1の前部に設けられており、この顧客操作部11は顧客に対して知らせる操作誘導等の情報を表示するLCD画面10と、取引科目や金額等の情報を画面に触れることで自動取引装置1に対して入力することができるタッチパネル機能を備えたタッチパネル部25とで構成される。従って、LCD画面10には取引科目である「ご入金」、「ご出金」、「お振込み」、「残高照会」、「通帳記帳」等が表示され、タッチパネル部25により、顧客は所望の表示部分に軽く触れることで取引科目を選択することができ、また暗証番号や、金額の入力を行うことができる。
なお、LCD画面10には、該LCD画面10の動作を制御するLCD制御基板21が接続されており、このLCD制御基板21は、主制御部18の指示を受けてLCD画面10の輝度を調整したり、表示画面の切り替えを行う。また、タッチパネル部25には、該タッチパネル部25を制御するタッチパネル部制御基板26が接続されており、このタッチパネル部制御基板26は、タッチパネル部25の接触された箇所に応じて変化する信号を主制御部18に送信する。
記憶部15は、各種の制御を行なうためのプログラムが記憶されたRAMやROMまたはハードディスク等で構成されている。インターフェース部16は、上位装置であるホストコンピュータ24との接続口である。電源部19は、自動取引装置1内の各部に電源を供給する。接近検知器17は、自動取引装置1の前部に設けられており、顧客が自動取引装置1へ接近したことを検知する。
そして前記照度センサ20は、図2に示すように、顧客操作部11の近傍に設けられおり、該顧客操作部11近傍の明るさの程度を検知する。この照度センサ20は、図示せぬ受光素子と、該受光素子に接続された図示せぬ受光回路とから構成され、受光素子は、光を受けると、受光量に応じた値を受光回路にアナログ値で送信する。そして受光回路は該アナログ値をデジタル値に変換して主制御部18に送信する。このように照度センサ20を顧客操作部11近傍に設けることにより、顧客操作部11近傍の明るさの程度を主制御部18が認識することができる。
主制御部18は、マイクロコンピュータ等で構成されており、カード処理部2と、明細票処理部6と、通帳記帳部4と、紙幣入出金部8と、硬貨入出金部9と、記憶部15と、インターフェース部16と、電源部19と、接近検知器17と、照度センサ20と、LCD制御基板21と、タッチパネル部制御基板26と接続されており、各部を制御している。
ホストコンピュータ24は、自動取引装置1のインターフェース部16と通信回線13により接続され、顧客毎の口座番号や預貯金残高情報等を記憶している図示せぬ記憶部を有する。
なお、自動取引装置1が設置されている、例えば店舗、あるいはブース等においては、顧客操作部11を照らすことが可能な位置、例えば天井面に外部発光体である照明装置22が配置されている。この照明装置22は例えば蛍光灯である発光体14を備えている。
次に上記構成における自動取引装置1の動作について説明する。ここでは顧客が出金取引を選択した場合における、顧客操作部11のLCD画面の輝度を調整する動作について図3に示すフローチャートに従って説明する。なお、今回の取引では通帳は自動取引装置1内に挿入されないものとする。図3、図4は実施例1の自動取引装置の出金取引時の動作を示すフローチャートである。
図1、図2において、顧客が自動取引装置1に接近してくると接近検知器17によりその接近が検知され、主制御部18に顧客の接近を知らせることを示す信号が送信される。主制御部18はこの信号を受けてLCD制御基板21を介して顧客操作部11のLCD画面10に顧客誘導画面を表示させる。
ここで顧客が「ご出金」を選択し、顧客操作部11の「ご出金」に触れると、図3、図4に示すフローチャートが開始され、主制御部18は出金取引処理を実行する。従って、ステップS1で主制御部18はLCD制御基板21を介して顧客操作部11のLCD画面10に通帳の挿入案内とIDカードの挿入案内を表示させ、ステップS2へと進み、IDカードが挿入されるのを待つ。顧客が挿入案内に従ってIDカードをカード挿入排出口2aに挿入するとステップS3へと進み、主制御部18はLCD制御基板21を介して顧客操作部11のLCD画面10に出金金額を入力する画面を表示させる。
続けて主制御部18はステップS4へと進み、出金金額が入力されるのを待つ。そして主制御部18はタッチパネル部制御基板26から入力された出金金額を示す信号を受信すると、図示せぬ記憶部にIDカードから読み取った口座番号と対応させた状態で記憶しておくと共に、ステップS5へと進み、LCD制御基板21を介して顧客操作部11のLCD画面10に暗証番号を入力する画面を表示させる。
続けて主制御部18はステップS6へと進み、照度センサ20から明るさの程度に応じた値を受信し、該受信した値に基づき、顧客操作部11の周囲の明るさの程度を判断する。
ステップS7で主制御部18はステップS6で判断した周囲の明るさの程度に基づきLCD画面10の輝度を決定し、該輝度を示す輝度調整信号を作成し、LCD制御基板21に送信する。なお、この調整は輝度を下げることにより行われ、前記輝度は現在の顧客操作部11の周囲の明るさにおいて、照明装置22の発光体14から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を顧客の両側に位置する第三者はまぶしく感じ、LCD画面10に表示されている表示内容を判読することができない値に決定される。
LCD制御基板21は輝度調整信号を受信すると、該輝度調整信号を基づき、輝度のレベルを決定して顧客操作部11のLCD画面10の輝度を前記輝度レベルとなるように調整する。
これにより顧客操作部11は調整前よりも暗くなり、照明装置22の発光体14から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を顧客の両側に位置する第三者はまぶしく感じ、LCD画面10に表示されている表示内容を判読することができない状態となる。また、顧客操作部11に表示されている情報を盗撮しようとしても、顧客操作部11に対する照明装置22からの強い光の映り込みにより、撮影された画像は判読することができないものとなる。
続けて主制御部18はステップS8へと進み、暗証番号が入力されるのを待つ。そして主制御部18はタッチパネル部制御基板26から入力された暗証番号を示す信号を受信すると、顧客操作部11のLCD画面10の明るさを通常の状態へと戻すためにステップS9へと進む。そしてステップS9で主制御部18は照度センサ20から明るさの程度に応じた値を受信し、該受信した値に基づき、顧客操作部11の周囲の明るさの程度を判断する。
ステップS10で主制御部18はステップS9で判断した周囲の明るさの程度に基づきLCD画面10の輝度を決定し、該輝度を示す輝度調整信号を作成し、LCD制御基板21に送信する。なお、この調整は輝度を上げることにより行われ、前記輝度は現在の顧客操作部11の周囲の明るさにおいて、照明装置22の発光体14から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を取引を行う顧客はまぶしく感じず、LCD画面10に表示されている表示内容を見やすいと感じる値に決定される。
LCD制御基板21は輝度調整信号を受信すると、該輝度調整信号を基づき輝度のレベルを決定して顧客操作部11のLCD画面10の輝度を前記輝度レベルとなるように調整する。
これにより顧客操作部11は調整前と同様に明るくなり、照明装置22の発光体14から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を取引を行う顧客はまぶしく感じず、LCD画面10に表示されている表示内容が見やすくなる。
続けて主制御部18はステップS11へと進み、顧客による入力、及びIDカードからの情報の読み取り動作により得られた情報について、ホストコンピュータ24に対して問い合わせを行う。そしてステップS12へと進みホストコンピュータ24からの回答を待つ。ホストコンピュータ24が口座番号と暗証番号の確認を行うと共に、出金金額と取引口座の残高との照合を行い、自動取引装置1へと通信回線13を介して送信する。自動取引装置1の主制御部18はホストコンピュータ24から回答を受信すると、ステップS13へと進む。
ここで「取引可」を受信した場合にはステップS14へと進み、一方「否」の場合にはステップS15へと進む。ここでステップS13からステップS14へと進んだ場合、主制御部18はIDカード、取引内容を印字した明細票、支払い紙幣、及び硬貨の排出を行う。すなわち、IDカードのカード挿入排出口2aへの移動、明細票の図示せぬ明細票排出口への移動、支払い紙幣の紙幣入出金口への移動、及び支払い硬貨の硬貨入出金口への移動が行なわれる。そしてカード挿入排出口2aからIDカードの排出を行い、それと共に明細票排出口から明細票の排出を行う。
これにより、顧客はIDカード、及び明細票を自動取引装置1から受け取る。また、自動取引装置1は紙幣入出金口のシャッター8a、及び硬貨入出金口のシャッター9aを開き、紙幣、及び硬貨を抜き取り可能状態とする。これにより、顧客は紙幣、及び硬貨を自動取引装置1から受け取り、今回の取引は終了となる。また取引が成立すると、主制御部18はインターフェース部16、及び通信回線13を介してホストコンピュータ24に取引情報を送信し、ホストコンピュータ24は該当する口座番号の取引情報を更新する。
一方、上記ステップS13からステップS15へと進んだ場合、主制御部18はLCD制御基板21を介して顧客操作部11のLCD画面10に取引が不成立であることを示す情報を表示させると共に、カード挿入排出口2aからIDカードの排出を行う。
以上本発明の実施例1においては、顧客操作部11のLCD画面10の輝度を下げることにより、LCD画面10が暗くなる。これにより照明装置22の発光体14から発せられLCD画面10に映り込む光がまぶしく感じられるようになり、取引を行う顧客の両側に位置する第三者がLCD画面10に表示されている表示内容を覗き見ても判読することができない。その結果、照明装置22の配置位置、あるいは第三者の立つ位置に係わらず、第三者が顧客操作部11のLCD画面10の表示内容を覗き見ることを防止することができる。
また、周囲の明るさの程度に応じてLCD画面10の輝度を決定するので、照明装置22から発せられLCD画面10に映り込む光の明るさを、取引を行う顧客は顧客操作部11の表示内容を判読することができ、一方、顧客の両側に位置する第三者からでは判読することができない状態とするための適切な明るさとすることができる。
なお、顧客操作部11に暗証番号の入力案内を表示する際に、LCD画面10の輝度の調整入力を行うことができる画面を共に表示させ、顧客自身でLCD画面10の輝度の調整を行えるようにしても良い。これにより、第三者が顧客操作部11の表示内容を覗き見ることを防止することができると共に、顧客それぞれが顧客操作部11の表示内容を最も見やすい明るさで見ることができる。
次に本発明の実施例2について説明する。なお、上記実施例1と同様の箇所には同一符号を付し、説明は省略する。図5は実施例2の自動取引装置の構成を示す説明図である。
本実施例においては、顧客操作部11のLCD画面10の輝度を調整するのではなく、照明装置の発光体の輝度を調整する。従って、図5に示すように、照明装置32には、照明装置32全体の動作を制御する発光体制御基板33が設けられており、発光体34は発光体制御基板33の制御により輝度を変化させる。また発光体制御基板33は自動取引装置31の主制御部18と接続されており、該主制御部18の指示を受けて発光体34の輝度を調整する。
なお、その他の構成は実施例1と同様であるので説明は省略する。
次に上記構成における自動取引装置31の動作について説明する。ここでは顧客が出金取引を選択した場合における、照明装置32の発光体34の輝度を調整する動作について図6、図7に示すフローチャートに従って説明する。なお、今回の取引では通帳は自動取引装置31内に挿入されないものとする。図6、図7は実施例2の自動取引装置の出金取引時の動作を示すフローチャートである。
図5において、顧客が自動取引装置31に接近してくると接近検知器17によりその接近が検知され、主制御部18に顧客の接近を知らせることを示す信号が送信される。主制御部18はこの信号を受けてLCD制御基板21を介して顧客操作部11のLCD画面10に顧客誘導画面を表示させる。
ここで顧客が「ご出金」を選択し、顧客操作部11の「ご出金」に触れると、図6、図7に示すフローチャートが開始され、主制御部18は出金取引処理を実行する。なお、ステップS21からステップS26までの処理は上記実施例1のステップS1からステップS6までの処理と同様であるので説明は省略する。従って、ステップS27から説明する。
ステップS27で主制御部18はステップS26で判断した周囲の明るさの程度に基づき照明装置32の発光体34の輝度を決定し、該輝度を示す輝度調整信号を作成し、発光体制御基板33に送信する。なお、この調整は輝度を上げることにより行われ、前記輝度は現在の顧客操作部11の周囲の明るさにおいて、照明装置32の発光体34から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を顧客の両側に位置する第三者がまぶしく感じ、LCD画面10に表示されている表示内容を判読することができない値に決定される。
発光体制御基板33は輝度調整信号を受信すると、該輝度調整信号を基づき、輝度のレベルを決定して発光体34の輝度を前記輝度レベルとなるように調整する。
これにより発光体34は調整前よりも明るくなり、照明装置32の発光体34から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光の照度が高くなり、LCD画面10に映り込む光を顧客の両側に位置する第三者はまぶしく感じ、LCD画面10に表示されている表示内容を判読することができない状態となる。また、顧客操作部11に表示されている情報を盗撮しようとしても、顧客操作部11に対する照明装置32からの強い光の映り込みにより、撮影された画像は判読することができないものとなる。
続けて主制御部18はステップS28へと進み、暗証番号が入力されるのを待つ。そして主制御部18はタッチパネル部制御基板26から入力された暗証番号を示す信号を受信すると、照明装置32の発光体34の明るさを通常の状態へと戻すためにステップS29へと進む。そしてステップS29で主制御部18は照度センサ20から明るさの程度に応じた値を受信し、該受信した値に基づき顧客操作部11の周囲の明るさの程度を判断する。
ステップS30で主制御部18はステップS29で判断した周囲の明るさの程度に基づき照明装置32の発光体34の輝度を決定し、該輝度を示す輝度調整信号を作成し、発光体制御基板33に送信する。なお、この調整は輝度を下げることにより行われ、前記輝度は現在の顧客操作部11の周囲の明るさにおいて、照明装置32の発光体34から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を取引を行う顧客はまぶしく感じず、LCD画面10に表示されている表示内容を見やすいと感じる値に決定される。
発光体制御基板33は輝度調整信号を受信すると、該輝度調整信号を基づき、輝度のレベルを決定して照明装置32の発光体34の輝度を前記輝度レベルとなるように調整する。
これにより照明装置32の発光体34は調整前と同様の明るさに戻り、照明装置32の発光体34から発せられ顧客操作部11のLCD画面10に映り込む光を取引を行う顧客はまぶしく感じず、LCD画面10に表示されている表示内容が見やすくなる。
なお、ステップS31からステップS35までの処理も、上記実施例1のステップS11からステップS15までの処理と同様であるので説明は省略する。
以上本発明の実施例2においては、自動取引装置31が照明装置32の発光体34の輝度を制御可能とし、照明装置32の発光体34の輝度を所定のタイミングで上げることにより、実施例1と同様に、照明装置32の発光体34から発せられLCD画面10に映り込む光がまぶしく感じられるようになり、取引を行う顧客の両側に位置する第三者がLCD画面10に表示されている表示内容を覗き見ても判読することができない。その結果、照明装置32の配置位置、あるいは第三者の立つ位置に係わらず、第三者が顧客操作部11のLCD画面10の表示内容を覗き見ることを防止することができる。
また、周囲の明るさの程度に応じて照明装置32の発光体34の輝度を決定するので、照明装置32から発せられLCD画面10に映り込む光の明るさを、取引を行う顧客は顧客操作部11の表示内容を判読することができ、一方、顧客の両側に位置する第三者からでは判読することができない状態とするための適切な明るさとすることができる。
なお、顧客操作部11に暗証番号の入力案内を表示する際に、照明装置32の発光体34の輝度の調整入力を行うことができる画面を共に表示させ、顧客自身で照明装置32の発光体34の輝度の調整を行えるようにしても良い。これにより、第三者が顧客操作部11の表示内容を覗き見ることを防止することができると共に、顧客それぞれが顧客操作部11の表示内容を最も見やすい明るさで見ることができる。
実施例1の自動取引装置の構成を示す説明図である。 実施例1の自動取引装置を示す外観斜視図である。 実施例1の自動取引装置の出金取引時の動作を示すフローチャートである。 実施例1の自動取引装置の出金取引時の動作を示すフローチャートである。 実施例2の自動取引装置の構成を示す説明図である。 実施例2の自動取引装置の出金取引時の動作を示すフローチャートである。 実施例2の自動取引装置の出金取引時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 自動取引装置
10 LCD画面
11 顧客操作部
14 発光体
18 主制御部
20 照度センサ
22 照明装置
32 照明装置
34 発光体

Claims (2)

  1. 情報を表示すると共に、タッチパネル機能を備えた表示入力画面を備え、該表示入力画面に対して外部発光体からの光が照射される位置に設置された自動取引装置において、
    前記表示入力画面近傍の明るさを検知する明るさ検知手段と、
    前記表示入力画面が暗証番号の入力画面の時に、前記明るさ検知手段による検知結果に基づいて前記外部発光体の輝度を前記表示入力画面が暗証番号の入力画面の前後の時の輝度より上げる制御を行う制御手段を設けたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記制御手段は、前記表示入力画面が暗証番号の入力画面の時に、前記外部発光体の輝度の調整入力を行うことができる画面を共に表示させ、前記外部発光体の輝度の調整を行えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
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