JP4950859B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に関し、詳しくは記録媒体の搬送動作に同期した記録ヘッドの吐出タイミング制御に関する。
近年、デジタル方式の複写機やプリンタが急速に普及している。デジタル方式は色調整や画像加工等で効果を発揮できるため、カラープリンタやカラー複写機のようなカラー記録装置の分野で主流となりつつある。一方、記録装置の記録方式としては、電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式など様々なものが挙げられるが、中でもインクジェット記録方式は、装置価格、記録品質およびランニングコストの3要素を同時に満たすという点で優れている。よって、近年では、家庭用プリンタのように安価で小型な装置から、オフィス用の高速で大型な装置まで、デジタル方式のカラーインクジェット記録装置が有用されている。
ところで、デジタルカメラの普及率が銀塩カメラの普及率を超える様になった昨今、銀塩写真の現像およびプリントサービスを行っていた大型小売店(ラボ)でも、デジタルカメラで撮影した画像のデジタルプリントサービスを行うになって来た。このようなラボでは、短時間で大量のプリント出力が求められるため、連続紙(ロール状に巻かれた記録媒体)を連続的に搬送し、記録媒体の幅に相当する長尺な記録ヘッドからインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置が採用されることが多い。ロール紙(連続紙)であれば、その製造時にカット処理が不要であることからカット紙よりも安価であるし、カット紙に比べてより単純な機構で装置内に給紙することが出来る。よって、装置自体のコストや故障頻度を下げつつ、出力されたプリント物を比較的安価に提供することが可能となる。更に、記録媒体幅に相当する長尺記録ヘッドを用いれば、ロール紙による連続的な給紙と相俟って、記録速度の高速化を図ることが出来る。
図6は、長尺記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドとも言う)を用いてロール紙に記録を行う記録装置の概要を説明するための構成図である。回転体(ロール紙回転体)5に巻かれたロール紙6は、回転体5の回転に伴ってここから外れ、レジストローラ7とレジスト上ローラ8のニップ部に突入する。レジストローラ7とレジスト上ローラ8は、ロール紙6を上下面からニップした状態で回転し、ロール紙6の斜行を補正しながら記録部へとこれを搬送する。
レジストローラ7の下流側は記録部であり、液滴を吐出して記録を行うための記録ヘッド1〜4が図のように並列している。記録ヘッド1はシアンインクを、記録ヘッド2はマゼンタインクを、記録ヘッド3はイエローインクを、記録ヘッド4はブラックインクを吐出する。記録ヘッド1〜4のそれぞれには、インクを吐出する複数のノズルが搬送方向と交差する方向にロール紙6の幅に相当する分だけ備えられている。ロール紙6が個々の記録ヘッドの下を通過するタイミングで記録ヘッドのノズルからインクが吐出され、フルカラー画像が段階的に形成されて行く。
記録部の搬送経路中には、5つの拍車駆動ローラ21〜25とこれに対向する5つの拍車31〜35が、図のように配置されている。これら5組のローラ対は、4つの記録ヘッド1〜4のそれぞれが記録するロール紙6の領域を平坦に保つ役割を果たしている。また、記録ヘッド1〜4が記録を行う領域の下側にはプラテン41〜44が配備しており、ロール紙6の下方変位を抑えつつ記録面と記録ヘッドのノズル面との距離を一定に保っている。
拍車35の更に下流には、排紙ローラ9およびこれと従動して回転する排紙上ローラ10が配置され、カッター等の後処理工程(不図示)へとロール紙6を搬送する。
以上のようなロール紙6の搬送速度は、例えばレジストローラ7の回転速度を検出するロータリーエンコーダを備えることによって取得できる。そして、このエンコーダの出力に応じて記録ヘッド1〜4の吐出タイミングが調整され、ロール紙上の正確な位置にドットを記録することができる。
図7は、吐出タイミングを調整するための構成を具体的に説明するための模式図である。ここでは、レジストローラ7、レジスト上ローラ8および記録ヘッド1をロール紙の搬送方向から見た図となっている。レジストローラ7の中心軸は、ローラギア803の中心に固定されており、ローラギア803は駆動伝達ベルト802を介して、紙送りモータ801に連結されている。すなわち、紙送りモータ801の駆動力は駆動伝達ベルト802を伝達してローラギア803を回転し、更にレジストローラ7を回転する。
レジストローラ7の中心軸には、更にその先端においてロータリー型のエンコーダ810が取り付けられている。エンコーダ810は、レジストローラ7の中心軸と連結しこれと共に回転するエンコーダホイール811と、中心軸の両側からエンコーダホイール811の目盛りを検出する2つのエンコーダセンサAch812およびBch813を備えている。
記録動作時、紙送りモータ801の駆動力によってレジストローラ7が回転すると、2つのエンコーダセンサ812および813から、それぞれが検出したエンコーダホイール811の目盛りに同期したパルス信号TAおよびTBが出力される。もし、レジストローラ7とエンコーダホイール811の組み立てに全く誤差が含まれていなければ、2つのパルス信号TAおよびTBは、完全に同期した状態で出力される。しかし、実際には、レジストローラ7とエンコーダホイール811との勘合やエンコーダホイール811に対するエンコーダセンサの取り付け位置には、どうしても僅かな誤差が含まれており、TAとTBとは完全に同期していないことが多い。よって、一般には、2つのパルス信号TAおよびTBの周期を、(TA+TB)/2として平均化し、このように得た平均周期で新たなパルスを発生するような補正回路804が設けられている。
補正回路804から出力されたパルス信号は吐出制御回路805に入力する。吐出制御回路は、得られたパルス周期に基づいて、記録ヘッド1〜4に対し、それぞれの配置に対応した適切な吐出タイミングを制御する。
図8は、従来の吐出制御回路805における記録ヘッド1〜4の吐出タイミングの制御方法を説明するためのブロック図である。入力端子909から入力された記録開始信号は、記録ヘッド1の吐出タイミングを生成する第1の吐出タイミング生成部921に入力される。また、補正回路804から出力された補正後のパルス信号も第1の吐出タイミング生成部921に入力される。第1の吐出タイミング生成部921は、補正回路804から入力されたパルス信号に同期しつつ、入力端子から入力された記録開始信号に基づいて記録ヘッド1がインクを吐出するタイミング信号を生成する。
入力端子909から入力された記録開始信号は、更に第1のディレイ生成部902にも入力する。第1のディレイ生成部902は、記録ヘッド1と記録ヘッド2の距離に応じて、且つ補正回路804から入力されるパルス信号に合わせた状態で、記録開始信号に遅延をかけ、第2の吐出タイミング部922にこれを出力する。第2の吐出タイミング生成部921は、補正回路804より出力されたパルス信号に同期しつつ、第1のディレイ生成部902から出力された記録開始信号に基づいて記録ヘッド2がインクを吐出するタイミング信号を生成する。以下、記録ヘッド3および記録ヘッド4に対する吐出タイミング信号も同様に生成される。
以上説明した一連の構成により、紙送りモータ801、ローラギア803、駆動伝達ベルト802等の搬送系に関連する誤差に影響を受けない高精度な記録位置制御が可能になる。
但し、上記構成においては、レジストローラの軸上に設けられたエンコーダ信号に同期して吐出を行うため、レジストローラ自身の偏心による搬送誤差は解決することが出来ない。また、搬送ベルトを用いてロール紙を搬送するような場合には、搬送ベルトの厚みむらによっても記録位置にばらつきが生じるが、このような問題も上記構成では解決することができない。
このような課題に対しては、例えば特許文献1や特許文献2に開示されているような構成を採用することである程度の解決が可能である。特許文献1には、記録媒体の搬送系における偏芯成分の検知を行い、検知された偏芯成分に応じて記録位置に補正を加える技術が開示されている。また、特許文献2には、搬送ベルトの搬送速度を、レーザドップラ速度計等を用いて検出し、得られた搬送速度に同期して記録ヘッドから吐出を行う技術が開示されている。
特開2006−192807号公報 特開平4−226379号公報
しかしながら、上記図面を用いて説明したような構成や、特許文献1あるいは特許文献2に開示されているような構成は、着目する機構そのものが有する誤差を補正することは出来るが、実際に搬送される記録媒体の搬送状態を直接検知するものではない。よって、複数のローラ間でロール紙の浮き、記録媒体の搬送中における記録媒体の蛇行、記録媒体とローラとの間の滑り、等を原因とする記録位置ずれを抑制することが出来なかった。
図9(a)および(b)は、2つのローラ対の間で、ロール紙(記録媒体)6の浮きが生じた場合の記録位置ずれを説明するための模式図である。図9(a)は浮きが発生していない状態、同図(b)は浮きが発生している状態をそれぞれ示している。
図9(a)のように、2組のローラ対の間で浮きが発生していない状態では、記録ヘッド1および記録ヘッド2の間に保持されているロール紙の長さd1は、2つの記録ヘッドの距離Dに等しい。しかしながら、図9(b)のように、2組のローラ対の間で浮きが発生すると、記録ヘッド1および記録ヘッド2の間に保持されているロール紙の長さd2は、2つの記録ヘッドの距離Dよりも長くなる。この場合、ロール紙6の所定の位置が、記録ヘッド1の真下を通過してから記録ヘッド2の真下へ到達するまでの時間は、浮きがない場合に比べて長くなる。しかし、従来の構成では、記録媒体の搬送量が直接検出されているわけではないので、この到達時間の遅れは加味されない。その結果、同じラスタ位置のデータであっても、記録媒体において、記録ヘッド1にて記録される位置と記録ヘッド2で記録される位置にずれが生じる。即ち、記録媒体において搬送方向についての位置ずれが生じる。従って、記録ヘッド1の記録に使用されるインクの色と記録ヘッド2の記録に使用されるインクの色が異なれば色ずれが生じる。
一般に、ロール紙において、記録直前まで記録面が巻き付けられた状態で保存されているので、ある程度の巻き癖が残り、上述したような浮きが発生しやすい。しかしながら、従来の方法では、実際に搬送される記録媒体の搬送状態を直接検知することは出来なかったので、浮きのような記録媒体自体の変形によって生じる弊害を回避することは出来なかった。また、記録媒体の浮きは、ロール紙に限定するものではなく、カット紙などでも発生することはある。
本発明は、上述した従来の問題点を解消するためになされたものである。よって、その目的とするところは、複数の記録ヘッドを用いて画像を記録する記録装置において、搬送中の記録媒体に浮きのような変形が生じた場合にも、記録媒体の記録位置にずれが生じることの無いような記録位置制御方法を提供することである。
そのために本発明においては、ロール紙として供給される記録媒体を搬送経路の上流から下流に搬送する搬送手段と、前記搬送経路の上流から下流に沿って順に配置され、搬送される記録媒体に対してインクを吐出するノズルが配列されるインクジェット方式の第1の記録ヘッド及び第2の記録ヘッドと、前記搬送経路において前記第1の記録ヘッドの近傍においてレーザドップラ方式で記録媒体の表面を検出することで記録媒体の速度の情報を取得する第1の速度計測部と、前記搬送経路において前記第2の記録ヘッドの近傍においてレーザドップラ方式で記録媒体の表面を検出することで記録媒体の速度の情報を取得する第2の速度計測部と、前記第1の記録ヘッド及び前記第2の記録ヘッドのインクの吐出を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の速度計測部と前記第2の速度計測部のそれぞれで取得する速度の情報の差分に応じて、前記第1の記録ヘッドの吐出タイミングに対する前記第2の記録ヘッドの吐出タイミングを調整することを特徴とする。
本発明によれば、複数の記録ヘッドそれぞれの近傍に位置するロール紙の搬送速度をリアルタイムに測定しつつ、実際にロール紙が搬送される速度に応じて個々の記録ヘッドの吐出タイミングに補正をかけることが可能となる。よって、搬送機構そのものに関連する誤差が含まれる場合だけでなく、ロール紙に浮きなどの変形が生じた場合であっても、複数の記録ヘッドによる記録ずれが抑制された高精度な記録位置制御が可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に用いる記録装置の概要を、図6と比較しながら説明するための構成図である。本実施例においても、搬送方向と交差する方向に記録素子を複数配列した記録ヘッド1〜4を、互いに一定の間隔をおいて搬送方向に設置して構成されるインクジェット記録装置を用いている。記録ヘッド1〜4は、それぞれ、ブラック、シアン、マゼンタおよびイエローのインクを吐出する。図において、図6と同じ符号の部材は、従来の記録装置と同様の部材を示す。本実施例では、記録ヘッド1〜4に隣接して、記録媒体であるロール紙の搬送速度を検出するための速度検出部11〜14を備えていることを特徴とする。速度検出部11は、記録ヘッド1近傍におけるロール紙6の搬送速度を検出する。このロール紙6は、回転体5の回転することで給紙を行い、搬送ローラ7により搬送路に設けられた記録位置まで搬送される。また、速度検出部12は記録ヘッド2近傍の、速度検出部13は記録ヘッド3近傍の、更に速度検出部14は記録ヘッド4近傍の、ロール紙6の搬送速度をそれぞれ検出する。速度検出部11〜14のそれぞれは、レーザドップラ方式の速度計300を備えている。
図2は、レーザドップラ速度計(速度計測部)300の構成を説明するための模式図である。レーザドップラ速度計300には光学系機構として、レーザ光源301、ビームスプリッタ302、反射用ミラー303、集光レンズ304、および受光センサ305が備えられている。レーザ光源によって発射されたレーザ光LAは、ビームスプリッタ302によって進行方向が二分される。一方の光線L1は、ビームスプリッタ302を透過して被測定物310であるロール紙に入射角θで入射する。ビームスプリッタ302で反射したもう一方の光線L2は、反射用ミラー303へと進む。反射用ミラー303で反射されたレーザ光L2は、被測定物310に対し、L1とは反対の方向から入射角θで入射する。
レーザ光L1およびL2が入射されると、所定の速度で搬送されている被記録物310(ロール紙)はこれを散乱し、散乱光LBは集光レンズ304に集光されて受光センサ305に検出される。受光センサ305は光電変換を行い、受光した光の振幅に応じた電気信号を出力する。出力された電気信号はアンプ306でその振幅が増幅され、バンドパスフィルタ307によってヘテロダイン検波が施される。その結果、アナログ信号であるドップラ信号Dpが得られる。このドップラ信号Dpは、2つのレーザ光L1およびL2が速度Vで移動している被測定物310によって散乱されたことによって生じるビート信号(うなり)を電気的に抽出したものとなる。
具体的に説明すると、被測定物310の速度をV、光線L1およびL2の入射角をθ、レーザ光の波長をλとすると、ドップラ信号Dpの周波数fDは、
fD=2V・sinθ/λ ・・・(1)
と表すことが出来る。よって、被測定物310の速度Vが変化しても、検出されるfDと、予め設定されている入射角θおよびレーザ光の波長λとから、被測定物310の速度Vをリアルタイムに知ることが出来る。
本実施例において、ドップラ信号Dpは更に信号処理回路308に入力され、ここでドップラ信号Dpと同じ周波数fDを有するパルス信号へと変換される。このとき、信号処理回路308から出力されるパルス信号の周期Tは
T(=1/fD)・・・(2)
と表すことが出来るので、上記(1)式および(2)式より、周期Tは、
T=λ/(2V・sinθ)・・・(3)
となり、被測定物310の速度Vに反比例することがわかる。
また、上記(3)式を変形すると、
T・V=λ/(2・sinθ)・・・(4)
と表すことが出来る。これは、速度Vと周期Tの乗算値は長さ(距離)の次元を有し、且つその長さ、すなわちλ/(2・sinθ)は、レーザドップラ速度計300の設計仕様で決まる固定値(L)となる。よって、固定値Lを
L≡λ/(2・sinθ)・・・(5)
と定義すると、パルス信号の周期Tは、被測定物310が固定距離Lを進むために要する時間となる。言い換えれば、被測定物310が固定距離Lを進むごとに、信号処理回路308からパルス信号の立ち上がりエッジが発生する仕組みになっている。例えば、レーザ波長λ=800nm、sinθ=1/4とすると、固定距離L=1.6μmとなるので、パルス信号の立ち上がりエッジはL=1.6μmごとに変位を検出し、非常に精密な速度計が実現される。
図3は、本実施例の吐出タイミングの制御方法を図8と比較しながら説明するためのブロック図である。
入力端子109から入力された記録開始信号は、記録ヘッド1の吐出タイミングを生成する第1の吐出タイミング生成部121に入力される。また、第1の速度検出部11から出力され、ロール紙の搬送速度Vに対応した周期Tを有するパルス信号も、第1の吐出タイミング生成部121に入力される。第1の吐出タイミング生成部121は、第1の速度検出部11から入力されたパルス信号に同期しつつ、入力端子から入力された記録開始信号に基づいて記録ヘッド1の個々の記録素子がインクを吐出する駆動タイミング信号を生成する。補足すると、記録データは、不図示の記録バッファから1ラスタ単位で順に読み出される。この読み出された記録データは、記録ヘッドへ転送される。
一方、第1〜第3のディレイ補正量生成部101、104および107は、カウンタ回路で構成されている。第1のディレイ補正量生成部101を例に説明すると、第1の速度検出手段11からパルス信号が入力された場合にはインクリメントされ、第2の速度検出手段12からパルス信号が入力された場合にはデクリメントされる。よって例えば、図9(b)に示したような浮きが形成される過程では、第2の速度検出部12が検出する速度Vよりも第1の速度検出部11が検出する速度Vの方が速くなるので、第1のディレイ補正量生成部101のカウント値(差分)は徐々に大きくなる。逆に、浮きが解消されて行く過程では、第2の速度検出部12が検出する搬送速度Vの方が第1の速度検出部11が検出する搬送速度Vよりも速くなるので、第1のディレイ補正量生成部101のカウント値(差分)は徐々に小さくなる。
第1のディレイ補正量生成部101はこのカウント値(補正値)を第1のディレイ生成部102に対して周期的に出力する。この周期は、例えば、記録媒体の搬送する搬送速度に基づく。また、第1のディレイ生成部102は、記録ヘッド1と記録ヘッド2の搬送方向についての距離の情報を保持している。第1のディレイ生成部102は、第1のディレイ補正量生成部101から入力した補正量(差分)と、記録ヘッド1と記録ヘッド2の距離の情報に基づいて、入力端子から得られた記録開始信号に遅延をかけ、第2の吐出タイミング生成部122に出力する。第2の吐出タイミング生成部122は、第1のディレイ生成部102から出力された記録開始信号に基づいて記録ヘッド2がインクを吐出するタイミング信号を生成する。この記録ヘッド2に対する記録開始信号を遅延させることで、記録ヘッド1により記録した位置に、記録ヘッド2による記録を行うことができる。
図10(a)および(b)は、実施例1における吐出タイミングの制御を説明するための搬送系の断面の簡略図である。制御の説明を簡単にするために、3ラスタ分の画像データの記録を行う場合について説明する。この図は、矢印Fの方向に移動する記録媒体6に記録がなされた状態を示す図である。Pは、記録ヘッド1の1ラスタ目の記録された位置を示す。この位置Pは、図3の109から入力された記録開始信号に基づく。
図10(a)は、浮きの影響のために、記録ヘッド1による記録位置と記録ヘッド2による記録位置のずれが、時間T12に相当する分だけあることを示している。説明を判りやすくするために、記録位置のずれを大げさに表わしている。H11は記録ヘッド1により記録がなされた1ラスタ目の画像を、H12は記録ヘッド1により記録がなされた2ラスタ目の画像を、H13記録ヘッド1により記録がなされた3ラスタ目の画像をそれぞれ表している。また、H21は記録ヘッド2により記録がなされた1ラスタ目の画像を、H22は記録ヘッド2により記録がなされた2ラスタ目の画像を、H23は記録ヘッド2により記録がなされた3ラスタ目の画像を表している。
図10(b)は、第2の吐出タイミング生成部122によって記録ヘッド2の記録開始信号を遅らせた場合の説明図である。第1のディレイ生成部102が109から入力した記録開始信号のタイミングを時間T12分の遅延処理(調整処理)を行う。この処理により、記録ヘッド1による記録位置と記録ヘッド2による記録位置のずれを解消できる。
また、第2の吐出タイミング生成部122は、第2の速度検出部12より出力された信号に同期して、記録タイミング信号に基づき記録ヘッドの駆動を行う。図10(a)を用いて説明すると、1ラスタ目の記録タイミングと2ラスタ目の記録タイミングの間隔(t1)、2ラスタ目の記録タイミングと3ラスタ目の記録タイミングの間隔(t2)を調整する。
なお、記録ヘッド3についてのインク吐出タイミング生成を行う第3の吐出タイミング生成部123は、第1のディレイ生成部102が出力した記録開始信号を入力して記録ヘッド3がインクを吐出するタイミング信号を生成する。つまり、上流側に配置されている記録ヘッドの遅延タイミング情報を用いてインク吐出タイミング生成を行う。この処理は、第4の吐出タイミング生成部124も同様である。
以上説明した本実施例によれば、複数の記録ヘッドそれぞれの近傍に位置するロール紙の搬送速度をリアルタイムに測定しつつ、実際にロール紙が搬送される速度に応じて個々の記録ヘッドの吐出タイミングに補正をかけている。よって、搬送機構そのものに関連する誤差が含まれる場合だけでなく、ロール紙に浮きなどの変形が生じた場合であっても、複数の記録ヘッドによる記録ずれが抑制された高精度な記録位置制御が可能になる。
図4は、本発明の第2の実施例に用いる記録装置の概要を、図6あるいは図1と比較しながら説明するための構成図である。図において、図6と同じ符号の部材は、従来の記録装置と同様の部材を示す。本実施例では、記録ヘッド1、記録ヘッド2および記録ヘッド3のそれぞれに隣接した3つの箇所に、実施例1と同様の構成の速度検出部411、412、413を備えていることを特徴とする。ここで、実施例1と異なるのは、記録ヘッドにより記録される色の順序が異なる点である。即ち、記録ヘッド1が黒のインクを吐出し、記録ヘッド2がシアンのインクを吐出し、記録ヘッド3がマゼンタのインクを吐出し、記録ヘッド4がイエローのインクを吐出する。記録ヘッド3と拍車34との間で浮きが生じても、記録ヘッド4から吐出するイエローのインクの色ずれは目立たない。このために、記録ヘッド4に対応する速度検出部は省くことが出来る。イエローインク以外のライトシアンのインクやライトマゼンタのインクでも、色ずれが目立たなければ同様に速度検出部を省略することが出来る。速度検出部を1つ少なくすることでコストダウンや装置サイズを小さくすることができる。
図5は、本実施例の吐出タイミングの制御方法を図8あるいは図3と比較しながら説明するためのブロック図である。
図5について、3との相違点について説明する。図5について、図3との同じ内容については説明を省く。
図5について、図3との相違点は、第4の速度検出部14を備えていないので、第3のディレイ生成部108は第2のディレイ生成部105からの情報を入力する点である。また、第4の吐出タイミング生成部124は、第3の速度検出部13からの信号を用いて記録を行う。即ち隣接する記録ヘッドの近傍にある速度検出部が検出した記録媒体の移動情報を利用するのである。
以上説明したように本実施例によれば、記録に使用するインクの色ずれを無視できるレベルであれば、記録媒体の搬送速度をリアルタイムに測定する速度検出部を、省く構成をとることができる。
本発明の第1の実施例に用いる記録装置の概要を、従来例と比較しながら説明するための構成図である。 レーザドップラ速度計の構成を説明するための模式図である。 実施例1における吐出タイミングの制御方法を説明するためのブロック図である。 実施例2に用いる記録装置の概要を説明するための構成図である。 実施例2の吐出タイミングの制御方法を説明するためのブロック図である。 記録ヘッドを用いてロール紙に記録を行う記録装置の概要を説明するための構成図である。 吐出タイミングを調整するための構成を具体的に説明するための模式図である。 従来の吐出制御回路805における記録ヘッド1〜4の吐出タイミングの制御方法を説明するためのブロック図である。 (a)および(b)は、2つのローラ対の間で、記録媒体の浮きが生じた場合の記録位置ずれを説明するための模式図である。 (a)および(b)は、実施例1における吐出タイミングの制御方法を説明するための模式図である。
符号の説明
1〜4 記録ヘッド
5 回転体
6 ロール紙
7 レジストローラ
8 レジスト上ローラ
9 排紙ローラ
10 排紙上ローラ
11〜14 速度検出部
21〜25 拍車駆動ローラ
31〜35 拍車
41〜44 プラテン
101、104、107 補正量生成部
102、105、108 ディレイ生成部
121〜124 吐出タイミング生成部
411〜413 速度検出部

Claims (5)

  1. ロール紙として供給される記録媒体を搬送経路の上流から下流に搬送する搬送手段と、
    前記搬送経路の上流から下流に沿って順に配置され、搬送される記録媒体に対してインクを吐出するノズルが配列されるインクジェット方式の第1の記録ヘッド及び第2の記録ヘッドと、
    前記搬送経路において前記第1の記録ヘッドの近傍においてレーザドップラ方式で記録媒体の表面を検出することで記録媒体の速度の情報を取得する第1の速度計測部と、
    前記搬送経路において前記第2の記録ヘッドの近傍においてレーザドップラ方式で記録媒体の表面を検出することで記録媒体の速度の情報を取得する第2の速度計測部と、
    前記第1の記録ヘッド及び前記第2の記録ヘッドのインクの吐出を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1の速度計測部と前記第2の速度計測部のそれぞれで取得する速度の情報の差分に応じて、前記第1の記録ヘッドの吐出タイミングに対する前記第2の記録ヘッドの吐出タイミングを調整することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記搬送手段は、前記搬送経路において、前記第1の記録ヘッドの上流で記録媒体をニップする第1のローラ対、前記第1の記録ヘッドと前記第2の記録ヘッドの間で記録媒体をニップする第2のローラ対、前記第2の記録ヘッドの下流で記録媒体をニップする第3のローラ対を有し、前記第1の速度計測部は記録媒体の搬送方向において前記第1の記録ヘッドの記録位置と前記第2のローラ対のニップ位置の間で記録媒体の表面を検出することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の速度計測部と前記第2の速度計測部のそれぞれで取得する速度の情報の差分と、前記第1の記録ヘッドと前記第2の記録ヘッドの搬送方向についての距離の情報とに基づいて、記録媒体の搬送方向において前記第1の記録ヘッドにより記録した位置に前記第2のヘッドによる記録が行なわれるように、前記第2の記録ヘッドの吐出タイミングを遅延させることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記搬送経路において前記第2の記録ヘッドの下流に配置されたインクジェット方式の第3の記録ヘッドと、前記搬送経路において前記第3の記録ヘッドの近傍においてレーザドップラ方式で記録媒体の表面を検出することで記録媒体の速度の情報を取得する第3の速度計測部と、をさらに有し、
    前記制御手段は、前記第2の速度計測部と前記第3の速度計測部のそれぞれで取得する速度の情報の差分とともに前記第1の速度計測部で取得する速度の情報を用いて、前記第3の記録ヘッドの吐出タイミングを調整することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記搬送経路において前記第2の記録ヘッドの下流に配置されたインクジェット方式の第3の記録ヘッドをさらに有し、前記前記第3の記録ヘッドはイエロー色のインク、ライトシアン色のインク又はライトマゼンタ色のインクを吐出するものであり、前記第3の記録ヘッドに対応した速度計測部は設けられていないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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