JP2003053951A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JP2003053951A
JP2003053951A JP2001242730A JP2001242730A JP2003053951A JP 2003053951 A JP2003053951 A JP 2003053951A JP 2001242730 A JP2001242730 A JP 2001242730A JP 2001242730 A JP2001242730 A JP 2001242730A JP 2003053951 A JP2003053951 A JP 2003053951A
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JP2001242730A
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English (en)
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Takusane Sugaya
卓実 菅谷
Toshihiro Kitahara
俊弘 北原
Hiroshi Hashi
寛 橋
Fujio Kosaka
富士夫 小坂
Katsunori Kumai
克範 熊井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
    • B41J3/543Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements with multiple inkjet print heads

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の印字ヘッド群を適用するプリンタシステ
ムにおいて、簡単な構成により多くの印字ヘッドの制御
を行うことができ、また、印画精度のよいプリンタシス
テムを提供する。 【解決手段】ホストコンピュータ2と、4色用のK,
C,M,Yプリンタエレメント11,12,13,14
と、用紙搬送部と、ヘッドクリーニング部とを有し、上
記各プリンタエレメントは、それぞれ各ヘッドコントロ
ーラ,各印字ヘッド群からなる。上記各ヘッドコントロ
ーラは、ホストコンピュータ2にSCSII/Fを介し
てディジーチェーン接続されており、印画を行うに際し
てホストコンピュータ2より印画範囲,印画データ等の
情報がSCSII/Fを介して上記ヘッドコントローラ
に転送され、印画が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
る複数のノズルを備える複数の印字ヘッドを用いて印画
を行うプリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インク滴を吐出する複数のノズル
を持つ印字ヘッドを色毎の複数のものを適用するカラー
インクジェットプリンタとしては、上記複数の印字ヘッ
ドを用紙搬送方向と直交する方向に走査することにより
カラー印刷を行うヘッド走査式カラーインクジェットプ
リンタがある。
【0003】一方、近年、ノズル列を有する印字ヘッド
を用紙幅方向に複数個並べて印字ヘッド群を構成し、1
つの印字ヘッド群に1つの色を割り当てて使用する色数
分の印字ヘッド群を配置することにより、ヘッドを走査
することなく用紙のみを一方向に搬送して高速に印字す
る、所謂、ヘッド非走査式1パスインクジェットプリン
タも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にインクジェットプリンタは、ノズル列の数が多くなる
程、製造も難しく、高価になる。このため、ヘッド非走
査式1パスインクジェットプリンタにおいて、1つのヘ
ッドが単体で印字可能な幅と、ヘッド走査式インクジェ
ットプリンタに用いられるヘッドが1走査で印字可能な
幅とは、あまり大きな差がない。したがって、上記ヘッ
ド走査式1パスインクジェットプリンタで、例えば、A
4判,A3判…と用途の用紙幅が広くなると、あるい
は、使用する色数が増加すると、使用する印字ヘッドの
数が極めて多くなってしまう。
【0005】上述した従来の走査式インクジェットプリ
ンタにおける印字ヘッドのインク吐出のためのヘッドコ
ントローラは、制御の対象が、例えば、4色用の4つの
印字ヘッドの制御でよいことから構成が特に複雑化する
ことがない。しかし、上記複数の印字ヘッドよりなる印
字ヘッド群を複数適用する非走査式インクジェットプリ
ンタにおいては、多数のヘッドの各ノズル列の間隔に対
応してバッファメモリからの各ノズル列の読み出し位置
を変化させる必要がある。さらに、印字ヘッドの数が走
査式インクジェットプリンタより多くなるため、バッフ
ァメモリの容量もそれに応じて大きくなる。
【0006】したがって、大容量のバッファを用いて数
多くのノズル列毎(印字ヘッド毎)にメモリ上のポイン
タを変える必要があるので、数多くの印字ヘッド毎に一
つのヘッドコントローラを用いる必要がある場合、制御
が極めて複雑化するといった問題が生じる。
【0007】また、特に上記多くの印字ヘッド群を適用
した非走査式のインクジェットプリンタでは、色別の複
数の印字ヘッド群が用紙搬送方向に対して距離をもって
配置されることから吐出タイミングの基準となるスケー
ルピッチの誤差により印画位置が相互の印字ヘッド群間
でずれが生じる可能性があって、印画精度に悪影響を及
ぼすことが考えられる。
【0008】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、複数の印字ヘッド群を適用するプ
リンタシステムにおいて、印字ヘッドの制御を簡単な構
成で行うことができ、また、印画精度のよいプリンタシ
ステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
プリンタシステムは、インク滴を吐出する複数のノズル
を備える印字ヘッドを一色当たり複数個で構成される単
色印字ヘッド群を用いて被記録媒体にカラー印画を行う
プリンタシステムにおいて、上記単色印字ヘッド群と、
上記単色印字ヘッド群を一つの制御単位とするヘッドコ
ントローラおよびホストインターフェース回路とを備え
た使用インク色数に対応する複数のプリンタエレメント
を有し、上記複数のプリンタエレメントを単一のホスト
コンピュータにより制御することによりカラー印画を行
う。
【0010】本発明の請求項2記載のプリンタシステム
は、請求項1記載のプリンタシステムにおいて、上記プ
リンタエレメント上のホストインターフェースのプロト
コルは、スモールコンピュータシステムインターフェー
ス(SCSI)であり、各プリンタエレメントは、それ
ぞれスモールコンピュータシステムインターフェースの
異なるIDおよびロジカルユニット番号の組み合わせの
相違により識別されて上記単一のホストコンピュータに
より制御される。
【0011】本発明の請求項3記載のプリンタシステム
は、請求項1記載のプリンタシステムにおいて、上記プ
リンタエレメント上のホストインターフェース回路のプ
ロトコルは、IEEE1394であり、各色毎の複数の
上記プリンタエレメントは、それぞれバスID、また
は、ノードIDの相違により識別され、上記単一のホス
トコンピュータにより制御される。
【0012】本発明の請求項4記載のプリンタシステム
は、請求項1記載のプリンタシステムにおいて、インク
の色数を拡張する場合、既設のスモールコンピュータシ
ステムインターフェースのIDおよびロジカルユニット
番号の組み合わせとは異なる識別パラメータをもつプリ
ンタエレメントを増設する。
【0013】本発明の請求項5記載のプリンタシステム
は、請求項1記載のプリンタシステムにおいて、被記録
媒体の搬送方向に直交する方向へ印字幅を拡張する場
合、既設のスモールコンピュータシステムインターフェ
ースのIDおよびロジカルユニット番号の組み合わせと
は異なる識別パラメータをもつプリンタエレメントを増
設する。
【0014】本発明の請求項6記載のプリンタシステム
は、請求項1記載のプリンタシステムにおいて、上記印
字ヘッドのインク滴の吐出タイミングの基準を検出する
エンコーダを有しており、配置される上記エンコーダの
数は、上記被記録媒体の搬送方向に配置される上記印字
ヘッドの列、または、上記被記録媒体搬送方向に配置さ
れる上記印字ヘッド群の数と同一である。
【0015】本発明の請求項7記載のプリンタシステム
は、上記被記録媒体の搬送方向に複数の印字ヘッド、ま
たは、複数の印字ヘッド群をもつプリンタエレメントを
有するプリンタシステムにおいて、上記印字ヘッドのイ
ンク滴の吐出タイミングの基準を検出するエンコーダを
有しており、配置される上記エンコーダの数は、上記印
字ヘッドの列の数、または、上記印字ヘッド群の数と同
一である。
【0016】本発明の請求項8記載のプリンタシステム
は、請求項7記載のプリンタシステムにおいて、上記エ
ンコーダは、上記各印字ヘッドの列または各印字ヘッド
群の基準印字ヘッドの間隔に応じてエンコーダ取付位置
を可変である。
【0017】本発明の請求項9記載のプリンタシステム
は、請求項7記載のプリンタシステムにおいて、上記エ
ンコーダは、それぞれの上記各印字ヘッドの列または各
印字ヘッド群の基準印字ヘッドの間隔と同一の間隔に配
置する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態のプ
リンタシステムのブロック構成図である。図2は、本実
施形態のプリンタシステムのヘッドコントローラのブロ
ック構成図である。図3は、本実施形態のプリンタシス
テムのプリンタ部の配置を示す図であり、図3(A)
は、平面図であり、図3(B)は、図3(A)のA矢視
で示される側面図である。
【0019】本実施形態のプリンタシステム1は、イン
ク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッド群を
全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッドを
水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)に走査させ
ず、被記録媒体である用紙を搬送方向に搬送することに
より1パスで印刷を行うインクジェットプリンタタイプ
のプリンタシステムである。
【0020】図1に示すように本プリンタシステム1
は、本プリンタシステム1の全制御を司るホストコンピ
ュータ2と、K(ブラック),C(シアン),M(マゼ
ンダ),Y(イエロー)の4色のプリンタエレメント1
1,12,13,14と、用紙搬送コントローラ61
と、用紙搬送機構63と、ヘッドクリーニングコントロ
ーラ62と、ヘッドクリーニング機構64とを有してい
る。
【0021】そして、上記プリンタエレメント11,1
2,13,14にそれぞれ内蔵されるK,C,M,Yヘ
ッドコントローラ15,16,17,18は、ホストコ
ンピュータ2よりSCSIホストアダプタ(1)3を介
してSCSII/F(SmallComputer Sysytem Interfac
e)によりデージーチェーン接続されている。一方、用
紙搬送コントローラ61およびヘッドクリーニングコン
トローラ62は、それぞれホストコンピュータ2に対し
てRS−232Cを介してそれぞれ接続される。
【0022】上記Kプリンタエレメント11は、図2に
示すように黒色用のKヘッドコントローラ15と、K印
字ヘッド群20とからなる。さらに、上記Cプリンタエ
レメント12は、シアン色用のCヘッドコントローラ1
6と、C印字ヘッド群27とからなる。上記Mプリンタ
エレメント13は、マゼンダ色用のMヘッドコントロー
ラ17と、M印字ヘッド群34とからなる。上記Yプリ
ンタエレメント14は、イエロー色用のYヘッドコント
ローラ18と、Y印字ヘッド群41とからなる。
【0023】上記Kヘッドコントローラ15は、本コン
トローラを制御するCPU51と、ホストコンピュータ
2に対してSCSIのI/Fバスで接続されるI/Fプ
ロトコルコントローラ回路52と、上記I/Fプロトコ
ルコントローラ回路52を介して取り込まれる黒色印画
データを格納するバッファメモリ53と、K印字ヘッド
群20の駆動を行うヘッド駆動回路54と、印字制御に
関するデータを記憶するROM55,RAM56とを有
してなる。ここで、ヘッドコントローラ15は、同一色
で高々6ヘッドのみを制御すればよいので、複雑な構成
にはならない。
【0024】なお、上記ヘッド駆動回路54は、上記K
印字ヘッド群20を構成する各印字ヘッドに対して用紙
搬送機構63のエンコーダ出力信号、かつ、黒色印画デ
ータに基づき、駆動タイミング,パルス電圧,パルス幅
等を制御して、インク吐出タイミングおよびインク吐出
量の制御を行う。
【0025】上記K印字ヘッド群20は、6つのK印字
ヘッド(0)21,K印字ヘッド(1)22,K印字ヘ
ッド(2)23,K印字ヘッド(3)24,K印字ヘッ
ド(4)25,K印字ヘッド(5)26からなる。そし
て、各K印字ヘッドには、そのインク吐出面上にY方向
に沿ってインク吐出するためのノズル列48が配置され
ている(図3)。
【0026】上記K印字ヘッド群20の印字ヘッド21
〜26は、用紙搬送ステージ72のスライド移動領域上
面の所定位置に2つの傾斜ラインEA ,EB に沿って3
ヘッドずつ複列状態で配置される。その配置状態で各印
字ヘッドのノズル列は、用紙印刷全幅にわたって配設さ
れる。ここで、印字ヘッド21〜26は、例えば、基準
ヘッドを印字ヘッド23とすれば、印字ヘッド21,2
2,24,25,26は、基準印字ヘッド23に対して
用紙搬送方向に所定の距離をもってそれぞれ配置されて
いる。このため、各印字ヘッドの印画データは、それぞ
れ所定の距離に応じた空データ、すなわち、インク非吐
出を指示するデータが追加されることになる。
【0027】また、上記C,M,Yヘッドコントローラ
16,17,18も上記Kヘッドコントローラ15と同
様の構成を有しており、それぞれ上記C印字ヘッド群2
7,M印字ヘッド群34,Y印字ヘッド群41のインク
吐出タイミングとインク吐出量の制御を行う。
【0028】また、上記C印字ヘッド群27もそれぞれ
ノズル列を有する6つのC印字ヘッド(0)28〜C印
字ヘッド(5)33からなる。上記M印字ヘッド群34
も同様にそれぞれノズル列を有する6つのM印字ヘッド
(0)35〜M印字ヘッド(5)40からなる。上記Y
印字ヘッド群41もそれぞれノズル列を有する6つのY
印字ヘッド(0)42〜Y印字ヘッド(5)47からな
る。
【0029】上記C印字ヘッド群27の印字ヘッド
(0)28〜印字ヘッド(5)33,上記M印字ヘッド
群34の印字ヘッド(0)35〜印字ヘッド(5)4
0,上記Y印字ヘッド群41の印字ヘッド(0)42〜
印字ヘッド(5)47も同様に用紙搬送ステージ72の
スライド移動領域上面の所定位置に用紙幅方向であるY
方向に沿って、2傾斜ラインに沿って複列状態でそれぞ
れ配置される。
【0030】上記K,C,M,Y印字ヘッド群20,2
7,34,41のX方向(用紙搬送方向)のヘッド群間
隔は、基準とする印字ヘッド23,30,37,44が
所定の距離L1 ,L2 ,L3 にて解像度対応の精度で位
置決めされる。さらに、K,C,M,Y印字ヘッド群2
0,27,34,41内の各印字ヘッドも印字ヘッド2
3,30,37,44を基準にしてY方向とX方向の相
対位置が解像度対応する精度で位置決めする。なお、解
像度対応の精度による位置決めが難しい場合、CPU5
1およびヘッド駆動回路54によりサブピクセルの精度
で吐出タイミングを制御するようにしてもよい。
【0031】上記用紙搬送機構63は、図3に示すよう
にベース板71と、ベース板71上に搬送方向(X方
向)にリニア駆動部を介してスライド駆動される搬送ス
テージ72とを有してなり、用紙搬送コントローラ61
によってそのスライド移動が制御される。
【0032】上記ベース板71の側面には、X方向に沿
ってエンコーダ用スケール74が付されている。上記ス
ケール74のピッチは、プリンタシステムの解像度に対
応するピッチ、例えば、ピッチ0.070mmとする。
【0033】上記搬送ステージ72は、図示しない搬送
駆動部によりX方向に駆動され、上記ベース板71のス
ケール74に対向した位置に1つのエンコーダ73が取
り付けられている。上記エンコーダ73は、搬送ステー
ジ72の移動量を検出し、印字ヘッドのインク吐出タイ
ミングを求めるエンコーダであって、例えば、フォトイ
ンタラプタで形成される。そして、上記エンコーダ73
は、スケール74との相対移動に伴って出力されるスケ
ールパターン検出パルスであるエンコードパルス信号を
K,C,M,Yヘッドコントローラ15〜18に出力
し、上記各コントローラは、上記エンコードパルス信号
により搬送ステージ72の移動量を検知すると共にイン
ク吐出タイミングを内部生成する。
【0034】なお、上記K,C,M,Yヘッドコントロ
ーラ15,16,17,18には、それぞれ異なるSC
SIのID番号(Identification No.)であるSCSI
−IDが割り当てられる。本実施形態においては、SC
SI−ID=#0は、Kヘッドコントローラ15に割り
当てられる。SCSI−ID=#1は、Cヘッドコント
ローラ16に割り当てられる。SCSI−ID=#2
は、Mヘッドコントローラ17に割り当てられる。SC
SI−ID=#3は、Yヘッドコントローラ18に割り
当てられる。このときのLUN(Logical Unit No.)
は、0とする。
【0035】ホストコンピュータ2から出力されるデー
タは、上記ID番号により識別されて対応するヘッドコ
ントローラにそれぞれ取り込まれることになる。なお、
上記SCSII/Fに代えてIEEE1394を適用し
てもよい。このとき、上記K,C,M,Yヘッドコント
ローラ15,16,17,18には、それぞれ異なるバ
スID、または、ノードIDが割り当てられる。
【0036】以上のように構成された本実施形態のプリ
ンタシステム1において印画を行う場合、まず、ホスト
コンピュータに画像データを取り込む。ホストコンピュ
ータ2よりSCSIホストアダプタ3を介してK,C,
M,Yヘッドコントローラ15,16,17,18に印
画範囲データが転送される。さらに、画像データから抽
出された各色別画像データ、K色の画像データであるK
データ,C色の画像データであるCデータ,M色の画像
データであるMデータ,Y色の画像データであるYデー
タがSCSIホストアダプタ3を介してK,C,M,Y
ヘッドコントローラ15,16,17,18に転送され
る。それらの画像データは、印画データとして各バッフ
ァメモリ53等に書き込まれる。なお、SCSIアダプ
タ(1)3を介して転送される上記各データは、SCS
I−IDによって識別されて対応するK,C,M,Yヘ
ッドコントローラ15,16,17,18に転送され
る。
【0037】続いて、用紙搬送コントローラ61を介し
て用紙搬送機構63の搬送ステージ72を所定のスター
ト位置から始動し、用紙75の搬送を開始する。エンコ
ーダ73の出力パルス数のカウント値が後述する印画開
始位置P72A に相当するカウント値になった時点で、K
ヘッドコントローラ15のCPU51は、ヘッド駆動回
路54に対して印画開始を指示する。
【0038】そこで、バッファメモリ53に格納されて
いるK色印画データおよびエンコーダ73の出力パルス
データに基づいてヘッド駆動回路54によりK印字ヘッ
ド群20の各印字ヘッド21〜26のインクの吐出制御
が開始される。すなわち、エンコーダ73の出力パルス
信号に同期した状態でインク吐出タイミングが制御さ
れ、同時にK色印画データによりヘッド駆動電圧等の制
御によるインク吐出量制御がなされる。
【0039】さらに、エンコーダ73の出力パルス数の
カウント値が後述するC印字ヘッド群27の印画開始位
置P72B (上記印字開始位置P72A からL1 だけ+X方
向に離れた位置に相当)に相当するカウント値になった
時点で、Cヘッドコントローラ16のCPUは、ヘッド
駆動回路に対して印画開始を指示する。
【0040】以下、印字開始位置P72A から+X方向に
距離L1 +L2 、または、L1 +L2 +L3 の位置に相
当するカウント値にエンコーダ73の出力パルス数が達
すると、M印字ヘッド群34、または、Y印字ヘッド群
41による印画の開始される。
【0041】各印字ヘッド群20,27,34,41に
よりそれぞれ所定のドット数の印字が終了すると、CP
Uは、プリコマンド完了を意味するステータスを立て、
それをホストコンピュータ2側で認識すると、印画動作
終了となる。
【0042】上記本実施形態のプリンタシステム1によ
る印画(印刷)動作を図4,5のフローチャートにより
説明する。なお、図4は、ホストコンピュータ2におけ
るホスト側印画制御のフローチャートであり、図5は、
ホストコンピュータ2により制御されるヘッドコントロ
ーラ側印画処理のフローチャートである。
【0043】まず、ホストコンピュータ2において図4
のフローチャートによるホスト側印画制御が開始され
る。すなわち、ステップS11,12にてKヘッドコン
トローラ15に対し、SCSI−ID=#0により印画
開始位置設定コマンドおよび印画幅設定コマンドが発行
される。
【0044】続いて、ステップS13,14においてC
ヘッドコントローラ16に対し、SCSI−ID=#1
により印画開始位置設定コマンドおよび印画幅設定コマ
ンドが発行される。
【0045】さらに、ステップS15,16においてM
ヘッドコントローラ17に対し、SCSI−ID=#2
により印画開始位置設定コマンドおよび印画幅設定コマ
ンドが発行される。
【0046】さらに、ステップS17,18においてY
ヘッドコントローラ18に対してSCSI−ID=#3
により印画開始位置設定コマンドおよび印画幅設定コマ
ンドが発行される。
【0047】ステップS19〜22においてSCSI−
ID=#0〜#3によりK,C,M,Yヘッドコントロ
ーラ15,16,17,18に対して対応する各色別の
印画データであるKータ,Cデータ,Mデータ,Yデー
タが転送される。
【0048】ステップS23〜26においてSCSI−
ID=#0〜#3によりK,C,M,Yヘッドコントロ
ーラ15,16,17,18に対してプリントコマンド
が発行する。
【0049】続いて、ステップS27で用紙搬送駆動制
御が開始され、用紙搬送機構の駆動準備がなされ、印画
可能な状態となる。
【0050】ステップS28でSCSI−ID=#0に
よりKヘッドコントローラ15からのプリントコマンド
完了が認識され、ステップS29〜31で同様にSCS
I−ID=#1,#2,#3によりC,M,Yヘッドコ
ントローラ16,17,18からの各プリントコマンド
完了がそれぞれ認識されたならば、ステップS32に進
み、用紙搬送駆動を終了させ、ホストコンピュータ2に
よる印画制御が終了する。
【0051】一方、上記ホストコンピュータ2のコマン
ドを受けたK,C,M,Yヘッドコントローラ15,1
6,17,18に内蔵されるCPUによる印画制御がそ
れぞれ独立に図5のフローチャートにしたがって実行さ
れる。
【0052】すなわち、各ヘッドコントローラのCPU
51等による制御のもと、ステップS41で用紙の搬送
位置を示す位置カウンタのプリセットを行い、ステップ
S42で印画幅ドット数カウンタのプリセットを行い、
さらに、ステップS43でバッファメモリ53における
データ読み出し開始アドレスの設定を行う。
【0053】ステップS44で印画開始カウンタ値を設
定する。この印画開始カウンタ値は、ホスト側印画処理
のステップS11で設定された印画開始位置データに従
って設定される。
【0054】ステップS45で印画幅の設定を行う。こ
の印画幅は、ホスト側印画処理のステップS12で転送
された印画幅設定値に基づいて設定される。
【0055】ステップS46にて搬送ステージ72の移
動が開始される。搬送ステージ72の移動に伴ってエン
コーダ73の出力が各ヘッドコントローラ15,16,
17,18のヘッド駆動回路54等に取り込まれる。
【0056】ステップS47で搬送ステージ72が印画
開始位置に到達したことが検出されると、ステップS4
8に進み、印画が開始される。なお、上記ステップS4
7における印画開始位置の検出は、上記エンコーダ73
の出力パルス信号のカウント値により搬送ステージ72
の位置を検出することで行われる。
【0057】また、C,M,Y印字ヘッド群27,3
4,41による印画開始時期は、上記K印字ヘッド群2
0の印字開始位置から距離L1 、さらに、L2 、さら
に、L3に相当するカウント値に到達したことが同様に
エンコーダ73の出力パルス信号のカウント値により検
出されると、C,M,Y印字ヘッド群27,34,41
による印画が開始される。
【0058】ステップS49にて所定のドット数の印画
が終了したことが認識されれば、ステップS50に進
み、プリントコマンド完了として印画動作を終了する。
【0059】上述した本実施形態のプリンタシステムの
ように用紙を搬送方向に搬送することにより1パスで印
刷を行うインクジェットプリンタタイプのプリンタシス
テムにおいては、それぞれが複数の印字ヘッドを有する
複数のヘッド群20〜41のインク吐出をそれぞれ複数
のヘッドコントローラ15〜18によって制御するよう
にした。さらに、それらのヘッドコントローラ15〜1
8を制御する場合、SCSII/Fをディジーチェーン
接続を行って、そのSCSI−IDによりヘッドコント
ローラ15〜18を識別してコマンドや印画データの転
送を行って制御するようにした。したがって、単一のホ
ストコンピュータ2から各ヘッドコントローラへのデー
タ転送等が容易になり、印画制御を複雑化することなく
行うことが可能となる。
【0060】また、本プリンタシステムに対して、印刷
色の種類を増やす必要が生じた場合、例えば、K,C,
M,Y色に対してLC(ライトシアン)色とLM(ライ
トマゼンダ)色を増やす必要が生じた場合、空きSCS
I−ID=#4をLCヘッドコントローラに割り当て、
空きSCSI−ID=#5をLMヘッドコントローラに
割り当てるようにすれば、簡単に印画する色の種類を増
加することができる。
【0061】また、用紙搬送方向に直交する印画幅を増
やす必要が生じた場合、例えば、1色当たり6個のヘッ
ドでA4判用紙が印刷可能なプリンタをA3版用紙が印
刷可能なプリンタに切り換える場合、ホストコンピュー
タ2に既存のSCSIホストアダプタ(1)3とは異な
るSCSIホストアダプタ(2)4を増設し、そのホス
トアダプタが制御できるSCSI−IDを増設ヘッドコ
ントローラ用に割り当てる。このようにして簡単に印画
幅を増やしたプリンタに単一のホストコンピュータ2で
制御させることができる。
【0062】なお、本実施形態の例では、図3(A)に
示すようにEA ,EB に沿って複数のヘッドを直列でな
く、傾斜配置しているため、各ヘッドのノズル列を用紙
幅方向に一部オーバーラップさせて配置することも可能
である。この場合、本出願人は、特開2000−168
109号において、ヘッド走査式インクジェットプリン
タではあるが、複数のノズル列をオーバーラップを持た
せて用紙搬送方向に配置し、且つ、そのオーバーラップ
部の印画データに補正処理を施す技術を開示済みであ
り、この開示技術を適用できる。
【0063】なお、上記第1実施形態では、K,C,
M,Yヘッドコントローラ15,16,17,18に
は、それぞれ異なるSCSIのID番号が割り当てられ
たが、別の割り当て方法として各K,C,M,Yヘッド
コントローラ15,16,17,18に対してSCSI
のID番号同一とし、異なるLUN番号をそれぞれのヘ
ッドコントローラに割り当てることも可能である。
【0064】次に、本発明の第2実施形態のプリンタシ
ステムについて説明する。図6は、本実施形態のプリン
タシステムのブロック構成図である。図7は、本実施形
態のプリンタシステムのプリンタ部を用紙搬送方向と直
交する方向から見た側面図に搬送ステージの移動位置を
合わせて示した図である。
【0065】本実施形態のプリンタシステム70も、前
記第1実施形態のプリンタシステム1と同様にインク滴
を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッド群を全用
紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッドを水平
方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)に走査させず、
用紙を搬送方向に搬送することにより1パスで印刷を行
うインクジェットタイプのプリンタシステムである。そ
して、本プリンタシステム70の前記第1実施形態のプ
リンタシステム1と異なるところは、搬送ステージに取
り付けられる搬送位置検出用の複数のエンコーダが印字
ヘッド群に対応して配置されている点である。以下、上
記第1実施形態のプリンタシステムと異なる部分につい
て説明する。なお、搬送ステージ以外の構成部材であっ
て、第1実施形態のプリンタシステム1の構成要素と同
一のものには、同一の符号を付して説明する。
【0066】前記第1実施形態のプリンタシステム1に
おいては、前述したように上記K,C,M,Y印字ヘッ
ド群20,27,34,41のX方向(用紙搬送方向)
のヘッド群間隔が所定の離間距離L1 ,L2 ,L3 にて
解像度に対応する精度で位置決めされる。そして、上記
4つの印字ヘッド群に対して搬送ステージ72に一つの
エンコーダ73のみが装着される。上記エンコーダ73
の出力パルス信号をカウントすることにより用紙75の
先端が各印字ヘッド群の基準印字ヘッド下部に到達した
ことを検知して、印字ヘッドによる印画を開始するよう
に構成されている。
【0067】上記ベース板71の側面に付されるスケー
ル74には、ピッチ誤差(ピッチむら)が避けられな
い。正常な印字状態であれば、例えば、K色印字ドット
とC色印字ドットとは、同一位置に印字されて正しい色
合いが表現される。
【0068】ところが上述のようにスケール74にピッ
チ誤差がある場合、K色印字で使用するスケール74の
区間と、C色で使用するスケール74の区間が異なるた
め、印字ピッチも誤差が生じる。図8の印画状態でのK
色印字ドットとC色印字ドットの配置拡大図に示すよう
に、K色印字ドットの間の位置にC色印字ドットが印字
されてしまう可能性がある。このような印字状態では、
正しい色合いを表現できない。
【0069】上記図8に示す状態の場合、例えば、K色
を印画する際に使用するスケール範囲のピッチが70μ
mであり、C色を印画する際に使用するスケール範囲の
ピッチが0.05%異なる(すなわち、0.035μm
異なる)場合にK色とC色を1ドット間において100
0ドットに相当する領域に重ね打ちするものとする。こ
のとき、上記領域の印画の始め(図8の左方)では、ほ
ぼ正しく重ね打ちされるが、印画の終わり(図8の右
方)では、0.05%のピッチ差が1000ドット分累
計することによりC色ドットが正しい位置より35μm
ずれてしまう。
【0070】そこで、本実施形態のプリンタシステム7
0においては、図7に示すように搬送ステージ81に4
つのK,C,M,Y印字ヘッド群20,27,34,4
1に対応する4つのエンコーダ82,83,84,85
が取り付けられる。この4つのエンコーダは、各印字ヘ
ッド群に対する搬送ステージ72の相対移動位置を検出
し、印字ヘッドのインク吐出タイミング求めるエンコー
ダである。なお、ベース板71の側面に付されるスケー
ル74は、第1実施形態におけるスケール74と同一で
あり、そのピッチ誤差を許容する。
【0071】また、第1実施形態の場合と同様に上記
K,C,M,Y印字ヘッド群20,27,34,41の
それぞれの基準印字ヘッド23,30,37,44のX
方向の用紙搬送方向ヘッド間隔を距離L1 ,L2 ,L3
にて解像度に対応する精度で位置調整される。勿論、上
記K,C,M,Y印字ヘッド群20,27,34,41
の上記基準印字ヘッド以外の印字ヘッドも上記基準印字
ヘッドに対して所定の離間位置(用紙搬送方向)に調整
される。
【0072】上記エンコーダ82,83,84,85
は、+X方向に向けて順次配設される上記K,C,M,
Y印字ヘッド群20,27,34,41の各基準印字ヘ
ッド23,30,37,44に対応し、搬送ステージ8
1に逆方向の−X方向に向けて順次取り付けられる。す
なわち、上記エンコーダ82,83,84,85は、−
X方向(用紙搬送逆方向)に向けて上記ヘッド間隔の距
離L1 ,L2 ,L3 に合わせた間隔に解像度対応する精
度で位置調整される(図7)。
【0073】上記エンコーダ82,83,84,85の
出力パルス信号は、図6に示すようにそれぞれK,C,
M,Yヘッドコントローラ15,16,17,18に個
別に取り込まれる。上記各ヘッドコントローラは、上記
各エンコーダの出力パルス信号をカウントして各色の印
画開始位置に相当するカウント値に達したことを検出す
る。
【0074】上述した本実施形態のプリンタシステム7
0においては、前記第1実施形態のプリンタシステム1
と同様にホストコンピュータ2の制御のもとで印画範囲
データや印画データ,印画開始コマンド等がSCSII
/Fを介して各ヘッドコントローラ15,15,17,
8に転送され、印画が実行される。
【0075】ここで、印画動作時の用紙75の搬送状態
検出と印字開始動作について、図7等を用いて説明する
と、ヘッドコントローラ内蔵のCPU51の制御のもと
で、まず、搬送ステージ81を所定のスタート位置から
始動させる。エンコーダ82がベース板71上の用紙端
検出用の基準位置S0 (図7)に到達し、エンコーダ8
2からの出力パルス信号のカウント数がK色の印画開始
位置に相当するカウント値に達すると、K色の印画が開
始される。
【0076】次に、C印字ヘッド群27による印画が開
始される場合、エンコーダ83が上記用紙端検出用の上
記基準位置S0 (図7)に到達し、エンコーダ83の出
力パルス信号のカウント数が所定の値に達すると、C印
字ヘッド群27は、印画を開始する。
【0077】なお、上記C印字ヘッド群27による印画
も上記K色の場合と共通の上記基準位置S0 からの移動
量により上記印字ヘッド群27による印画が制御される
ことになる。
【0078】さらに、M印字ヘッド群34およびY印字
ヘッド群41も同様に上記K印字ヘッド群20の場合と
共通の基準位置S0 にエンコーダ84,85が到達した
ことにより印画が開始される。
【0079】上述のように共通の用紙端検出基準位置S
0 を基準にしてすべての印字ヘッド群に対する用紙75
の搬送位置が検出され、スケール74の同一範囲内です
べての印字ヘッド群による印画が行われるので前述した
ようにベース板71のスケール74にピッチ誤差があっ
たとしても図8に示したような印字ヘッド群の間での印
字ドットのずれが発生することがない。
【0080】上述した本実施形態のプリンタシステム7
0によれば、前述第1実施形態のプリンタシステム1に
よる効果と同様の効果を奏し、さらに、各印字ヘッド群
に対応する複数のエンコーダを適用することからベース
板71上のスケール74のピッチ誤差の影響が生じるこ
とがなく、印字品質のよい印画を行うことができる。
【0081】また、本実施形態のプリンタシステム70
においては、搬送ステージ移動位置検出用の複数のエン
コーダを複数の印字ヘッド群の基準印字ヘッドに対応さ
せて設けているが、上記複数のエンコーダを用紙幅に沿
って配置される印字ヘッド列毎に、すなわち、印字ヘッ
ドの用紙搬送方向に配置される印字ヘッドに対応させて
設けることにより、さらに、高い精度でのインク吐出タ
イミング制御を行うことができる。このため、単一のヘ
ッドで用紙幅の長さを印画可能な長尺ヘッドを用紙搬送
方向に複数配置されるプリンタシステムでは、効果がよ
り大きくなる。
【0082】なお、上記各実施形態は、4色印画が可能
なプリンタシステムであったが、これに限らず、単色、
あるいは、4色を超える色数のプリンタシステムに対し
ても本発明の要旨を適用することができる。
【0083】また、上記各実施形態のプリンタシステム
1,70においては、用紙搬送機構として、リニア駆動
される搬送ステージ72,81が適用されているが、こ
れに限らず、ベルト駆動系を用いた用紙搬送機構を用い
たプリンタシステムにも本発明の要旨は適用できる。こ
の場合、ベルト上にスケール用パターンが印刷され、用
紙搬送位置検出用エンコーダは、単一のエンコーダ、ま
たは、印字ヘッド群の数に対応した数のエンコーダがベ
ルト駆動系を支持する本体に固着、または、位置調整可
能に支持されることになる。
【0084】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載のプ
リンタシステムによれば、ホストコンピュータにプリン
タエレメントを接続する場合、共通のホストI/Fに接
続することで、簡単にプリンタエレメントを接続するこ
とができ、プリントエレメントの接続数を増やす場合や
印刷用紙幅を増やす場合に簡単に対応できる。
【0085】本発明の請求項2,3,4記載のプリンタ
システムによれば、請求項1記載のプリンタシステムに
よる効果に加えて、さらに、ホストI/Fによるプリン
タエレメントの割り当てを簡単に行うことができる。
【0086】本発明の請求項5記載のプリンタシステム
によれば、請求項1記載のプリンタシステムによる効果
に加えて、印字幅の拡張を簡単に行うことができる。
【0087】本発明の請求項6記載のプリンタシステム
によれば、請求項1記載のプリンタシステムによる効果
に加えて、印字ヘッドの列、または、印字ヘッド群に対
応させて複数のエンコーダが設けられるので、印字ヘッ
ドからのインク吐出タイミングの制御が正確に行え、品
質のよい印刷が可能になる。
【0088】本発明の請求項7記載のプリンタシステム
によれば、印字ヘッド列に対応させて複数のエンコーダ
が設けられるので、異なる印字ヘッドからのインク吐出
タイミングの制御が正確に行え、品質のよい印刷が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のプリンタシステムのブ
ロック構成図である。
【図2】上記図1の第1実施形態のプリンタシステムの
構成するヘッドコントローラのブロック構成図である。
【図3】上記図1の第1実施形態のプリンタシステムの
プリンタ部の配置を示す図であって、図3(A)は平面
図であり、図3(B)は側面図である。
【図4】上記図1の第1実施形態のプリンタシステムの
ホストコンピュータ側の印画処理のフローチャートであ
る。
【図5】上記図1の第1実施形態のプリンタシステムの
ヘッドコントローラ側の印画処理のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2実施形態のプリンタシステムのブ
ロック構成図である。
【図7】上記図6の第2実施形態のプリンタシステムの
プリンタ部を用紙搬送方向と直交する方向から見た側面
図である。
【図8】プリンタシステムの印画状態におけるK色印字
ドットとC色印字ドットの配置拡大図。
【符号の説明】
2 ……ホストコンピュータ 11 ……Kプリンタエレメント(プリンタエレメン
ト) 12 ……Cプリンタエレメント(プリンタエレメン
ト) 13 ……Mプリンタエレメント(プリンタエレメン
ト) 14 ……Yプリンタエレメント(プリンタエレメン
ト) 15 ……Kヘッドコントローラ(ヘッドコントロー
ラ) 16 ……Cヘッドコントローラ(ヘッドコントロー
ラ) 17 ……Mヘッドコントローラ(ヘッドコントロー
ラ) 18 ……Yヘッドコントローラ(ヘッドコントロー
ラ) 20 ……K印字ヘッド群(単色印字ヘッド群) 21,22,23,24,25,26……K印字ヘッド
(印字ヘッド) 27 ……C印字ヘッド群(単色印字ヘッド群) 28,29,30,31,32,33……C印字ヘッド
(印字ヘッド) 34 ……M印字ヘッド群(単色印字ヘッド群) 35,36,37,38,39,40……M印字ヘッド
(印字ヘッド) 41 ……Y印字ヘッド群(単色印字ヘッド群) 42,43,44,45,46,47……Y印字ヘッド
(印字ヘッド) L1 ,L2 ,L3……基準印字ヘッドの間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋 寛 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小坂 富士夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 熊井 克範 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EB11 EB36 EC08 EC37 FA10 2C061 AP01 AQ05 AR01 HJ01 HK05 HN15 HN17 HQ21 5B021 AA01 BB01 BB02 KK03 LG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出する複数のノズルを備え
    た印字ヘッドを、一色当たり複数個で構成する単色印字
    ヘッド群を用いて被記録媒体にカラー印画を行うプリン
    タシステムにおいて、 上記単色印字ヘッド群と、上記単色印字ヘッド群を一つ
    の制御単位とするヘッドコントローラおよびホストイン
    ターフェース回路とを備えた使用インク色数に対応する
    複数のプリンタエレメントを有し、上記複数のプリンタ
    エレメントを単一のホストコンピュータにより制御する
    ことによりカラー印画を行うことを特徴とするプリンタ
    システム。
  2. 【請求項2】 上記プリンタエレメント上のホストイン
    ターフェースのプロトコルは、スモールコンピュータシ
    ステムインターフェースであり、各プリンタエレメント
    は、それぞれ上記スモールコンピュータシステムインタ
    ーフェースのIDおよびロジカルユニット番号の組み合
    わせの相違により識別されて上記単一のホストコンピュ
    ータにより制御されることを特徴とする請求項1記載の
    プリンタシステム。
  3. 【請求項3】 上記プリンタエレメント上のホストイン
    ターフェース回路のプロトコルは、IEEE1394で
    あり、各色毎の複数の上記プリンタエレメントは、それ
    ぞれバスID、または、ノードIDの相違により識別さ
    れ、上記単一のホストコンピュータにより制御されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  4. 【請求項4】 インクの色数を拡張する場合、既設のプ
    リンタエレメントのスモールコンピュータシステムイン
    ターフェースのIDおよびロジカルユニット番号の組み
    合わせとは異なる識別パラメータをもつプリンタエレメ
    ントを増設することを特徴とする請求項1記載のプリン
    タシステム。
  5. 【請求項5】 被記録媒体の搬送方向に直交する方向へ
    印字幅を拡張する場合、既設のスモールコンピュータシ
    ステムインターフェースのIDおよびロジカルユニット
    番号の組み合わせとは異なる識別パラメータをもつプリ
    ンタエレメントを増設することを特徴とする請求項1記
    載のプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 上記印字ヘッドのインク滴の吐出タイミ
    ングの基準を検出するエンコーダを有しており、配置さ
    れる上記エンコーダの数は、上記被記録媒体の搬送方向
    に配置される上記印字ヘッドの列の数、または、上記搬
    送方向に配置される上記印字ヘッド群の数と同一である
    ことを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  7. 【請求項7】 上記被記録媒体の搬送方向に複数の印字
    ヘッド、または、複数の印字ヘッド群をもつプリンタエ
    レメントを有するプリンタシステムにおいて、 上記印字ヘッドのインク滴の吐出タイミングの基準を検
    出するエンコーダを有しており、配置される上記エンコ
    ーダの数は、上記印字ヘッドの列の数、または、上記印
    字ヘッド群の数と同一であることを特徴とするプリンタ
    システム。
  8. 【請求項8】 上記エンコーダは、上記各印字ヘッドの
    列、または、各印字ヘッド群の基準印字ヘッドの間隔に
    応じてエンコーダ取付位置を可変であることを特徴とす
    る請求項7記載のプリンタシステム。
  9. 【請求項9】 上記エンコーダは、それぞれの上記各印
    字ヘッドの列または各印字ヘッド群の基準印字ヘッドの
    間隔と同一の間隔に配置することを特徴とする請求項7
    記載のプリンタ。
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