JP2675905B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2675905B2 JP2154683A JP15468390A JP2675905B2 JP 2675905 B2 JP2675905 B2 JP 2675905B2 JP 2154683 A JP2154683 A JP 2154683A JP 15468390 A JP15468390 A JP 15468390A JP 2675905 B2 JP2675905 B2 JP 2675905B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジエツト記録装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、紙、OHP用シートなどの記録媒体(以下記録用
紙または単に紙ともいう)に対して記録を行う記録装置
は、種々の記録方式による記録ヘツドを搭載した形態で
提案されている。この記録ヘツドには、ワイヤードツト
方式、感熱方式、熱転写方式、インクジエツト方式によ
るものなどがある。
特にインクジエツト記録方式は、記録用紙に直接イン
クを噴射するものであるので、ランニングコストが安
く、静かな記録方法として注目されている。
かかるインクジエツト方式による記録装置において
は、記録ヘツドとして一般に微細な吐出口を配列したも
のが用いられる。このため、記録ヘツドを長時間動作さ
せないで放置した場合には、吐出口内方への気泡や塵埃
の混入、あるいはインク溶剤の蒸発に伴う増粘等によっ
てインクが吐出、記録に適さない吐出不良状態となる。
また、記録ヘツドの非動作時に、記録媒体を移動(以
下、紙送りという)して次の記録開始位置に記録ヘツド
を相対的に移動することが一般的である。この紙送りが
連続すると、記録ヘツドの記録性能を低下させる紙粉等
の塵埃が発生しやすくなり、吐出不良状態となりやすく
なる。
これら吐出不良状態となるのを防止するために、一般
にキヤツピングが行なわれている。これは、記録ヘツド
の吐出口形成面を覆うことが可能なキヤツプを記録領域
外に配置し、記録ヘツドの非動作時にキヤツプによって
吐出口形成面を覆うものである。
このキヤツピングを行なうには、記録ヘツドを記録領
域外に退避させ、キヤツプを記録ヘツドに当接させる動
作を必要とする。このため、記録ヘツドの非動作時に常
にキヤツピングを行なうことは、記録時間の増大を招く
ことになる。
そこで、従来第6図に示すような記録ヘツドの退避動
作を行なっていた。同図において、紙送りパルス数は搬
送モータの駆動パルスであり、紙送り量に対応してい
る。
ここで、記録終了後第1の時間t1までは記録ヘツドを
記録領域内に留めておき、この時間内に記録が再開され
れば連続的に記録を行ない、その時間内に記録が再開さ
れなければ記録ヘツドを記録領域外の待機位置に移動さ
せる。図中tW1はこの移動に要する時間を示す。第1を
時間内に連続して記録が行なわれれば、退避動作を行な
わないので最高の記録速度を得ることができる。
また、待機位置にて第2の時間t2内に記録が再開され
れば記録ヘツドにキヤツピングをすることなく連続して
記録を行ない、再開されなければ記録ヘツドを待機位置
からキヤツピング位置に移動させた後にキヤツピングを
行なう。図中、tW2はこれに要する時間を示す。第2の
時間t2内に記録が再開されれば、キヤツピングを行なわ
ないので記録速度の低下を防止し得るとともに、記録ヘ
ツドを待機位置に退避させているので紙粉等の付着は低
減することができる。
第7図は、紙送りを行なう搬送モータ35にパルスモー
タを用いた場合の回転制御図である。この図は、モータ
の回転速度を回転開始時に徐々にアップして高速で一定
回転させ(ランプアツプ)、一定回転から停止する場合
も徐々にダウンする(ランプバウン)ランプアツプ・ラ
ンプダウン制御を示している。
ここで、第6図中A点においてグラフの傾きが異なる
のは、A点以前は紙送り用のパルスモータの駆動方法と
して自起動を行なっているからである。自起動とは、第
7図に示したようにパルスモータを高速回転させるため
のランプアツプ・ランプダウン制御を行なわず、常に一
定速度で回転させる方法である。このため、速度回転は
できず、紙送り時間が多く必要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のインクジエツト記録装置では、記録後
の紙送り時間が上記第1の時間t1を越える場合、第1の
時間t1だけ記録ヘツドは記録領域内(用紙上)に留まっ
た後に記録領域外の待機位置に退避していた。従って、
記録ヘツドは、第1の時間t1だけ紙送りを行なっている
用紙上に留まることになり、紙粉等の塵埃が記録ヘツド
に付着する可能性が高くなってしまう。また、記録媒体
としてフアンフオールド紙を使用した場合には、紙送り
時にミシン目の部分が記録ヘツドに接触して用紙にイン
クが付着する事態が発生する。
ここで、紙送りは、記録後の記録ヘツドの非動作時で
停止または停止する直前に行なわれる。このため、記録
後の紙送り時間が第1の時間t1を越える場合には、紙送
りを一時停止して記録ヘツドを待機位置に移動させ、そ
の後、再度紙送りを実行させる必要があり、全体的な記
録速度を低下させることとなる。
また、記録後の紙送り時間が上記第1と第2の時間の
和を越える場合、まず第1の時間t1が経過した時点で記
録ヘツドを待機位置に移動し、次に待機位置にて第2の
時間t2が経過した時点t3で記録ヘツドをキヤツピング位
置に再度移動した後、キヤツピング動作を行なわなけれ
ばならない。このため、記録ヘツドの2度の移動に伴な
って紙送りを2度中断することとなり、全体的な記録速
度は更に低下することとなる。
以上説明したように、従来のインクジエツト記録位置
では、記録後の紙送り動作時に記録ヘツドに紙粉等の塵
埃が付着して吐出不良状態となったり、紙送りに要する
時間が増大して記録速度が低下する欠点を有していた。
そこで、本発明は上述の問題点を解決するためになさ
れたもので、記録速度の低下を防止し得るとともに、記
録ヘツドの吐出不良を防止し得るインクジエツト記録装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、本発明のインクジエツト記録装置は、記録
ヘツドからインクを吐出しない状態で記録媒体を記録ヘ
ツドと相対的に移動させる移動量または時間を算出する
算出手段と、この算出手段によって算出された移動量に
基づいて上記記録ヘツドを記録領域外へ退避する動作を
制御する制御手段を有することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成によれば、記録ヘツドは制御手段によって、
上記移動量または時間に基づいて記録領域外へ退避制御
されるので、不要な退避動作による記録速度の低下を招
くこともなく、また、紙粉等の塵埃による吐出不良を防
止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明のインクジエツト記録装置に係る実地例
について、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロツク
図、第2図は第1図に示す実施例の機構構成を示す斜視
図である。
まず、第2図に示す記録装置について説明する。
同図において、9はインクジエツト記録ヘツド9aを有
したヘツドカートリツジで、供給インクタンク9bを一体
に有している。11はこのヘツドカートリツジ9を搭載し
て図中S方向に走査するためのキヤリツジである。13は
ヘツドカートリツジ9をキヤリツジ11に取付けるための
フツク、15はフツク13を操作するためのレバーである。
このレバー15には、後述するカバーに設けられた目盛を
指示してヘツドカートリツジの記録ヘツドによる印字位
置や設定位置等を読取り可能とするためのマーカ17が設
けられている。19はヘツドカートリツジ9に対する電気
接続部を支持する支持板である。21はその電気接続部と
本体制御部とを接続するためのフレキシブルケーブルで
ある。
23は、キヤリツジ11をS方向に案内するためのガイド
軸であり、キヤリツジ11の軸受25に挿通されている。27
はキヤリツジ11が固着され、これをS方向に移動させる
ための動力を伝達するタイミングベルトであり、装置両
側部に配置されたプーリ29A、29Bに張架されている。一
方のプーリ29Bには、ギヤ等の伝導機構を介してキヤリ
ツジモータ31より駆動力が伝達される。
33は紙等の記録媒体の被記録面を規制するとともに記
録等に際してこれを搬送するためのプラテンローラであ
り、搬送モータ35によって駆動される。37は記録媒体を
給紙トレー4側より記録位置に導くためのペーパーパ
ン、39は記録媒体の送給経路途中に配設されて記録媒体
をプラテンローラ33に向けて押圧し、これを搬送するた
めのフイードローラである。41は記録媒体搬送方向上、
記録位置より下流側に配置され、記録媒体を不図示の排
紙口へ向けて排紙するための排紙ローラである。42は排
紙ローラ41に対応して設けられる拍車であり、記録媒体
を介してローラ41を押圧し、排紙ローラ41による記録媒
体の搬送力を生じさせる。43は記録媒体のセツト等に際
してフイードローラ39、押え板45、拍車42それぞれの付
勢を解除するための解除レバーである。
45は記録位置近傍において記録媒体の浮上り等を抑制
し、プラテンローラ33に対する密着状態を確保するため
の押え板である。本実施例においては、記録ヘツドとイ
ンク吐出を行うことにより記録を行うインクジエツト記
録ヘツドを採用している。従って、記録ヘツドのインク
を吐出口形成面と記録媒体の被記録面との距離は比較的
微少であり、かつ記録媒体と吐出口形成面との接触を避
けるべくその間隔が厳しく管理されなければならないの
で、押え板45の配設が有効である。47は押え板45に設け
た目盛、49はこの目盛に対応してキヤリツジ11に設けら
れたマーカであり、これらによっても記録ヘツドの印字
位置や設定位置が読取り可能である。
51はホームポジシヨンにおいて記録ヘツドのインク吐
出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキヤ
ツプであり、記録ヘツドに対し当接/離脱が可能に支持
されている。このキヤツプ51は、非記録時等の記録ヘツ
ドの保護や、記録ヘツドの吐出回復処理に際して用いら
れる。吐出回復処理とは、インク吐出口内方に設けられ
てインク吐出のために利用されるエネルギー発生素子を
駆動することにより全吐出口からインクを吐出させ、こ
れによって気泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなった
インク等の吐出不良要因を除去する処理(予備吐出)
や、これとは別に吐出によりインクを強制的に排出させ
ることにより吐出不良要因を除去する処理である。
53はインク強制排出のために吸引力を作用するととも
に、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出によ
る吐出回復処理に際してキヤツプ51に受容されたインク
を吸引するために用いられるポンプである。55はこのポ
ンプ53によって吸引された廃インクを貯留するための廃
インクタンク、57はポンプ53と廃インクタンク55とを連
通するチユーブである。
59は記録ヘツドの吐出口形成面のワイピングを行うた
めのブレードであり、記録ヘツド側に突出してヘツド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されてい
る。61は回復系モータ、63は回復系モータ61から動力の
伝達を受けてポンプ53に駆動およびキヤツプ51やブレー
ド59の移動をそれぞれ行わせるためのカム装置である。
次に、第2の記録装置におけるインク経路について、
第3図の模式図を参照して説明する。
インクは、インクカートリツジ9内の供給インクタン
ク9bから記録ヘツド9aに供給される。この実施例では、
記録ヘツド9aと供給インクタンク9bとを一体的にインク
カートリツジ9に収納したが、別体であってもよい。こ
の場合は、供給インクタンクからインクチユーブを経由
して記録ヘツドへインクを供給すればよい。
キヤツピング状態においては、キヤツプ51は記録ヘツ
ド9aに当接している。インクを記録ヘツド9aから強制吸
引する場合は、大気連通口切替弁52aをP1の位置に移動
し、ポンプ53を駆動することによって、記録ヘツド9aの
インクはキヤツプ51、大気連通口切替弁52aを経由して
ポンプ53内に吸引される。この状態では、空気系の回路
は密閉されている。そして、ポンプ53内のインクは、排
インクチユーブ57を経由して排インクタンク55に排出さ
れる。
また、上記キヤツピング状態において、記録ヘツド9a
が高温状態にあると、空気閉回路内の空気が緩められて
熱膨張を起こす。この場合、大気連通口切替弁52aをP2
の位置に移動することによって、膨張した空気を大気連
通口52bを介して外部に放出する。
次に、第1図に示すブロツク図に戻って、本実施例の
回路構成について説明する。この回路構成は、第2図、
第3図に示した記録装置の記録動作と回復動作の制御を
司どるものである。
第1図において、中央処理装置(以下、メインCPUと
いう)101から、アドレスバス、データバス、およびそ
れらを制御する制御バスからなるバス114が出力されて
いる。このバス114はRAM102、ROM103、データ受信部10
4、スイツチ入力部105、ランプ点灯部106、及び補助処
理装置(以下サブCPUという)107に接続されている。又
サブCPU107からもアドレスバス、データバス、及びそれ
らを制御する制御バスからなるバス115が出力されてい
る。このバス115は、記録ヘツド移動駆動部108、紙送り
駆動部109、記録ヘツド記録駆動部110、ポンプ駆動部11
1、大気連通口開閉駆動部112、各種センサー部113、及
びタイマー部116に接続されている。タイマー部116から
の時間情報は、信号117によってサブCPU107に与えられ
る。
メインCPU101は、ROM103に内蔵されたプログラムによ
り各部を制御する。ホストコンピユータから送信された
記録情報は、記録装置側のデータ受信部104で受信され
る。データ受信部104は、設定された手順に従って、デ
ータの受信と用紙状態等のデータの授受をホストコンピ
ユータとの間で行なう。受信した記録情報はRAM102に格
納され、記録命令等の記録要因が発生した時点でサブCP
U107に対し記録命令として与えられる。記録命令を受信
したサブCPU107は、記録ヘツド移動駆動部108、紙送り
駆動部109、記録ヘツド記録駆動部110、ポンプ駆動部11
1、大気連通口開閉駆動部112を最適に制御させ、各種セ
ンサー部113の状態を確認しながら記録を行う。
記録ヘツド9aのキヤツピングは、ポンプ駆動部111と
機械的に連結されたキヤツプ51を、ポンプ駆動部111に
よって動作させることにより行われる。
次に、本実施例の紙送り動作について、第4図のフロ
ーチヤートを参照して説明する。
メインCPU101より記録命令を受け取ったサブCPU107
は、記録命令の内容を解析する。記録命令は記録情報と
紙送り情報とによって構成されており、サブCPU107は紙
送り情報から紙送りに必要とする時間tを算出する。こ
の紙送り時間tの算出は、メインCPU101から与えられる
紙送り情報中の紙送りパルス数から判断する。そして、
紙送りパルス数から第6図の相関図を参照して、紙送り
時間がX、Y、Zのいずれの領域に入るかを判断する
(ステツプS1、S2)。例えば、紙送りパルス数が180以
下であればt≦t1(X領域)、450以下であればt1<t
≦t3(Y領域)、それを越えていればt>t3(Z領域)
と判断する。なお、ここでは紙送りパルス1個あたり、
1/360インチの紙送りがなされる。
次に、算出された紙送り時間に基づいて記録ヘツド9a
の退避制御を行なう。つまり、紙送り途中で記録ヘツド
9aの退避動作が入る場合は、記録ヘツド部108を駆動
し、記録ヘツド9aを所定の位置に退避させる。Y領域の
紙送り時間であれば、ステツプS3で記録ヘツド9aを待機
位置に移動する。また、Z領域の紙送り時間であれば、
ステツプS4で記録ヘツド9aをキヤツピング位置に移動す
る。キヤツピング位置に記録ヘツド9aが移動したこと
は、センサー部113のキヤリアホームセンサーにより確
認される。その後、ステツプS5でポンプ駆動部111を制
御し、連動して動作するキヤツプ51によってキヤツピン
グ動作を行う。キヤツピングが正常に行われていること
は、センサー部113のポンプホームセンサーにより確認
される。
そして、ステツプS6で紙送り量に応じて紙送り駆動部
109を制御して、所定量の紙送りを実行する。
なお、紙送り動作以外における記録ヘツド9aの非動作
時には、従来と同様の退避動作が行なわれる。この場
合、時間情報はタイマー部116から信号117によって与え
られる。
第5図(a)は、本実施例の退避制御による紙送り量
と紙送り時間の関係を示すグラフである。なお、同図
(b)に従来例の退避制御によるグラフを示す。
同図において、tW1は紙送りを停止し記録ヘツド9aを
待機位置に移動するのに要する時間であり、tW2は記録
ヘツド9aを待機位置からキヤツピング位置に移動しキヤ
ツピングに要する時間である。また、t1は記録ヘツド9a
が用紙上に留まった状態で紙送りを行なっている時間で
あり、t2は記録ヘツド9aが待機位置にある状態で紙送り
を行なっている時間である。
Y領域のL1の紙送り量を実行する場合、本実施例の制
御によれば紙送り時間はtY1となるが、従来例ではt
Y2(>tY1)要してしまう。また、Z領域のL2の紙送り
量を制御する場合、本実施例の制御によれば紙送り時間
はtZ1となるが、従来例ではtZ2(>tZ1)要してしま
う。以上のように、本実施例によれば紙送りに要する時
間を短縮し、記録速度を向上させることができる。
また、従来例においては記録ヘツド9aが用紙上に留ま
った状態でt1時間紙送りが行なわれるため、記録ヘツド
9aに紙粉等が付着してインクの吐出不良状態が発生して
いた。しかし、この実施例では、記録領域外に退避した
状態で紙送りが行なわれるため、インクの吐出不良状態
の発生を防止することがきる。
なお、上述の実施例では、記録ヘツドの退避位置とし
て待機位置とキヤツピング位置の2ケ所の場合を説明し
たが、退避位置は1ケ所でも3ケ所以上でもよい。ま
た、記録ヘツドを保護する方法は、キヤツピングに限定
されるものではない。
更に、本発明は特にインクジェット機録装置の中でも
バブルジエツト方式の記録装置において優れた効果をも
たらすものである。かかる方式によれば記録の高密度
化、高精細化が達成できるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されて
いる基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方
式は所謂オンデマンド型、コンテイニユアス型のいずれ
にも適用可能である。特に、オンデマンド型の場合に
は、液体(インク)が保持されているシートや液路に対
応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応
していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なく
とも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変
換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘツドの熱作用
面に膜沸騰を生じさせる。結果的に、この駆動信号を一
対一で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるの
で有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口
を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つ
の滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、
即時適切に気泡の成長収縮が行われので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記録媒体の移動時間に基づいて記録
ヘツドの記録領域外へ退避制御しているので、不要な退
避動作による記録速度の低下を招くこともなく、紙粉等
の塵埃による吐出不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジエツト記録装置に係る一実施
例の回路構成を示すブロツク図、 第2図は実施例の機構構成を示す斜視図、 第3図は実施例のインク経路を示す模式図、 第4図は実施例の動作を説明するフローチヤート、 第5図は実施例の動作を説明するグラフ、 第6図は従来のインクジエツト記録装置の動作を説明す
るグラフ、 第7図はモータの動作を説明するグラフである。 9……ヘツドカートリツジ 31……キヤリツジモータ 35……搬送モータ 51……キヤツプ 107……サブCPU 108……記録ヘツド移動駆動部 109……紙送り駆動部 110……記録ヘツド記録駆動部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対して記録領域内でインクを吐
    出することにより記録を行なう記録ヘツドと、 この記録ヘツドからインクを吐出しない状態で、前記記
    録媒体を前記記録ヘツドと相対的に移動させる移動量ま
    たは時間を算出する算出手段と、 この算出手段によって算出された移動量または時間に基
    づいて前記記録ヘツドを記録領域外に退避させる退避動
    作を制御する制御手段と を具備したことを特徴とするインクジエツト記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録ヘツドのインクを吐出する吐出口
    を形成した面に記録領域外で当接可能に設けられた記録
    ヘツド保護手段をさらに有し、 前記制御手段は、前記算出手段によって算出された移動
    時間が第1時間以下のとき前記記録ヘツドを移動しない
    状態で待機させ、前記第1時間を越え第2時間以下のと
    き前記記録ヘツドを記録領域外に移動させて待機させ、
    前記第2時間を越えるとき前記記録ヘツドを記録領域外
    で前記記録ヘツド保護手段によって保護しつつ待機させ
    ることを特徴とする請求項(1)に記載のインクジエツ
    ト記録装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記算出手段によって算
    出された移動時間が所定時間以下のとき前記記録ヘツド
    を移動しない状態で待機させ、前記所定時間を越えると
    き前記記録ヘツドを前記領域外に移動させて退避させる
    ことを特徴とする請求項(1)に記載のインクジエツト
    記録装置。
  4. 【請求項4】前記記録ヘツドは、インクを吐出する複数
    の吐出口と、対応する吐出口毎に設けられ、インクに熱
    による状態変化を生起させ該状態変化に基づいてインク
    を前記吐出口から吐出させて飛翔的液滴を形成する熱エ
    ネルギー発生手段とを具備したことを特徴とする請求項
    (1)ないし(3)に記載のインクジエツト記録装置。
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