JP4945291B2 - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents
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下記に示すディスコティック化合物TE−8のR(1)とR(2)の重量比で4:1の混合物に対し、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート(V♯360、大阪有機科学(株)製)を10重量%、セルロースアセテートプチレート(CAB531−1、イーストマンケミカル社製)を0.6重量%、光重合開始剤(イルガキュア907、日本チバガイギー(株)製)を3重量%、増感剤(カヤキュアーDET−X、日本化薬(株)製)を1重量%添加し、最終的にその混合物の32重量%メチルエチルケトン溶液とした。その液晶性化合物を含む液に、さらにフッ素系界面括性剤(フルオロ脂肪族基含有共重合体、メガファックF780、大日本インキ(株)製)を0.3重量%添加し、塗布液とした。
・掻取り用バー装置…直径8mmの円柱状の芯材に0.07mmのワイヤーを密に巻回したワイヤーバー
・塗布速度…20m/分
・塗布テンション…200N/m
(バックアップローラ条件)
・ローラ本体部の直径…95mm
・ローラシャフトの直径…32mm
・パスローラの真円度…0.01mm
・パスローラの円筒度…0.01mm
・バー塗布装置のバーからパスローラまでの距離…100mm
(昇降方式)
・バックアップローラを油圧シリンダーにより垂直に動作させた。
・位置決めストッパーへの着速度…80mm/秒
・ストローク…200mm
比較例及び実施例1〜6において以下の条件で塗布を行った。
昇降フレームを降ろした際の着地部にショックアブソーバを設けなかった。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに凹凸形状を設けなかった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に1本のショックアブソーバ(不二ラテックス製ソフトアブソーバー FML3325M)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに円錐型の凹凸形状を設けた。尚、円錘型の形状は、直径がΦ30mm、高さが21.2mm(先端90°)mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に1本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに三角錐の凹凸形状を設けた。尚、三角錐の形状は、一辺が30mm、高さが21.2mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に1本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに四角錘の凹凸形状を設けた。尚、四角錐の形状は、一辺が30mm、高さが21.2mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に2本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに円錐型の凹凸形状を設けた。尚、円錘型の形状は、直径がΦ30mm、高さが21.2mm(先端90°)mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に2本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに三角錐の凹凸形状を設けた。尚、三角錐の形状は、一辺が30mm、高さが21.2mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に2本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに四角錘の凹凸形状を設けた。尚、四角錐の形状は、一辺が30mm、高さが21.2mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に1本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに球型の凹凸形状を設けた。尚、受け部は、曲面の公差を先端Rの+10%、曲率Rが15.5mm、深さは15mmとした。位置決めストッパーの先端は、曲率Rが15mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に2本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端とその受け部とに球型の凹凸形状を設けた。尚、受け部は、曲面の公差を先端Rの+10%、曲率Rが15.5mm、深さは15mmとした。位置決めストッパーの先端は、曲率Rが15mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に1本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端は球面、その受け部は90°溝を設けた。尚、受け部は、深さが30mmであった。位置決めストッパーの先端は、曲率R=15mmであった。
昇降フレームを降ろした際の着地部に2本のショックアブソーバ(実施例1と同じ)を設けた。また、位置決めストッパーの先端は球面、その受け部は90°溝を設けた。尚、受け部は、深さが30mmであった。位置決めストッパーの先端は、曲率R=15mmであった。
振動レベル(mm/s2 )は、FFT(小野測器(株)製のCF5220)を使用して測定した。0〜200HzのOA(オーバーオール値)を位置決めストッパーへの着時間から2秒間までを測定した。
表1から分かるように、本発明の塗布時に前記昇降フレームを降ろした際の着地部にショックアブソーバを設けるとともに、位置決めストッパーの先端とその受け部とは、凹と凸との関係で重なる実施例1〜10は、振動レベルが比較例より低いことから、バックアップローラの振動を抑えることができることが分かる。また、実施例1〜10は面状が良いことから、本発明によって塗布ムラの発生を効果的に抑制することができることが分かる。
Claims (6)
- 昇降フレームに支持されたバックアップローラを位置決めストッパーで決められた位置まで降ろした押圧により、連続走行する支持体の表面を塗布機に接しさせることで塗布液を塗布する塗布方法において、
塗布時に前記昇降フレームを降ろした際の着地部にショックアブソーバを設けるとともに、前記位置決めストッパーの先端とその受け部とは、凹と凸との関係で重なることを特徴とする塗布方法。 - 前記塗布時に前記昇降フレームを固定することを特徴とする請求項1に記載の塗布方法。
- 前記塗布機がバー塗布機であることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布方法。
- 昇降フレームに支持されたバックアップローラを位置決めストッパーで決められた位置まで降ろした押圧により、連続走行する支持体の表面を塗布機に接しさせることで塗布液を塗布する塗布装置において、
塗布時に前記昇降フレームを降ろした際の着地部に設けられたショックアブソーバと、
凹と凸との関係で重なる前記位置決めストッパーの先端とその受け部と、を有していることを特徴とする塗布装置。 - 前記塗布時に前記昇降フレームを固定する固定機構を設けることを特徴とする請求項4に記載の塗布装置。
- 前記塗布機がバー塗布機であることを特徴とする請求項4又は5に記載の塗布装置。
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