JP2003080156A - バー塗布装置及びバー塗布方法 - Google Patents

バー塗布装置及びバー塗布方法

Info

Publication number
JP2003080156A
JP2003080156A JP2001277543A JP2001277543A JP2003080156A JP 2003080156 A JP2003080156 A JP 2003080156A JP 2001277543 A JP2001277543 A JP 2001277543A JP 2001277543 A JP2001277543 A JP 2001277543A JP 2003080156 A JP2003080156 A JP 2003080156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
bar
aluminum web
liquid
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001277543A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Ichikawa
和紀 市川
Takeshi Nishino
剛 西野
Nagayoshi Kaneko
修芳 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001277543A priority Critical patent/JP2003080156A/ja
Priority to CNB021316589A priority patent/CN100471582C/zh
Priority to US10/241,612 priority patent/US6815008B2/en
Priority to EP02020502A priority patent/EP1293261A3/en
Publication of JP2003080156A publication Critical patent/JP2003080156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布対象物の搬送速度を高速化しても均一の
塗布面質を得ることの可能なバー塗布装置及びバー塗布
方法を得る。 【解決手段】 サポートロール32と塗布用バー16と
の間には、塗布用バー16の反対側からアルミウエブ1
4に接触する押圧ロール54が配置される。搬送中のア
ルミウエブ14のばたつきが防止されるので、アルミウ
エブ14と塗布用バー16の接触状態が一定に維持され
る。アルミウエブ14と堰板20との間に構成される液
溜まり52が安定し、塗布された塗布液50に液溜まり
52の乱れによる塗布スジ等が生じず、アルミウエブ1
4に対し均一した塗布面質を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バー塗布装置及び
バー塗布方法に関し、さらに詳しくは、塗布対象物に塗
布液を所望の量だけ塗布することが可能なバー塗布装置
及びバー塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば金属板などの塗布対象
物に塗布液を塗布したり、塗布対象物から余剰の塗布液
を除去(いわゆる計量)したりするために、図7に示す
ようなバー塗布装置102が使用されることがある。
【0003】このバー塗布装置102では、一定の搬送
速度で搬送される金属板104に対し、この金属板10
4の搬送方向(矢印F1方向)と直交する方向で、金属
板104の塗布面(下面)に接触するように配置された
円柱状の塗布用バー106を有している。塗布用バー1
06は金属板104との摩擦により、金属板104の搬
送速度に等しい周速で回転する。この回転によって塗布
液108が掻き上げられ、堰部材112と金属板104
との間に液溜まり110が構成される。すなわち、液溜
まり110の塗布液が金属板104に塗布されると共
に、余剰の塗布液が金属板104から除去(計量)され
る。
【0004】しかし、金属板104は搬送によって上下
に波打ったようにばたつくことがあるため、金属板10
4と塗布用バー106との接触状態を一定に維持でき
ず、液溜まり110が安定しないことがある。特に最近
では、金属板104の搬送速度を高速にすることがある
が、この高速化により、液溜まり110が安定的に維持
されない可能性が高くなる。液溜まり110が不安定に
なると、例えば、液溜まりの乱れによる塗布スジが発生
する等、均一な塗布面質を得ることが難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、塗布対象物の搬送速度を高速化しても均一の塗
布面質を得ることの可能なバー塗布装置及びバー塗布方
法を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、一定方向に搬送される塗布対象物に対し接触し塗布
対象物への塗布液の塗布及び塗布対象物からの余剰塗布
液の除去を行う塗布用バーと、前記塗布用バーよりも前
記塗布対象物の搬送方向上流側に配置され、塗布対象物
と前記塗布用バーとの間で塗布液の液溜まりを形成する
堰部材と、前記塗布用バーの近傍に配置され、塗布用バ
ーの反対側から塗布対象物を押圧する押圧部材と、を有
することを特徴とする。
【0007】すなわち、このバー塗布装置では、搬送さ
れる塗布対象物に対し塗布用バーを接触させて、塗布液
を塗布対象物に塗布する。ここで、塗布対象物は、塗布
用バーの近傍において、塗布用バーの反対側から押圧部
材で押圧されている。従って、搬送途中の塗布対象物の
ばたつきが防止され、堰部材と塗布用バーと塗布対象物
との間に形成される塗布液の液溜まりが安定する。この
ため、塗布対象物の塗布面質も安定し、例えば、塗布対
象物の搬送速度を高速化した場合でも、均一な塗布面質
を得ることができる。
【0008】押圧部材としては、単に塗布対象物に接触
して押圧するものであってもよいが、請求項2に記載の
ように、前記押圧部材が、前記塗布対象物との摩擦によ
り従動回転する押圧ロール、とされている構成では、塗
布対象物が押圧ロールとの擦れによって損傷をうけるこ
とを防止できるので、好ましい。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記塗布用バーを、前
記塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速と
なるように回転させる回転駆動装置、を有することを特
徴とする。
【0010】すなわち、塗布用バーを塗布対象物との摩
擦によって回転させるのではなく、塗布対象物の搬送速
度に対応した周速と異なる周速となるように、回転駆動
装置によって積極的に回転させる。これにより、堰板と
塗布用バーと塗布対象物との間に構成される液溜まりを
安定させることができるので、例えば、塗布対象物の搬
送速度を高速化したり、塗布液を高粘度化したりした場
合でも、均一な塗布面質を得ることができる。
【0011】請求項4に記載の発明では、一定方向に搬
送される塗布対象物に対し塗布用バーを接触させ塗布対
象物への塗布液の塗布及び塗布対象物からの余剰塗布液
の除去を行うバー塗布方法であって、前記塗布用バーの
近傍において、塗布用バーの反対側から塗布対象物を押
圧部材により押圧することを特徴とする。
【0012】すなわち、このバー塗布方法では、搬送さ
れる塗布対象物に対し塗布用バーを接触させて、塗布液
を塗布対象物に転写し塗布する。ここで、塗布対象物
は、当用バーの近傍において、塗布用バーの反対側から
押圧部材で押圧されている。従って、搬送途中の塗布対
象物のばたつきが防止され、塗布液の液溜まりが安定す
る。このため、塗布対象物の塗布面質も安定し、例え
ば、塗布対象物の搬送速度を高速化した場合でも、均一
な塗布面質を得ることができる。
【0013】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記塗布用バーを、前記塗布対象物
の搬送速度に対応した周速と異なる周速で回転させるこ
とを特徴とする。
【0014】すなわち、塗布用バーを塗布対象物との摩
擦によって回転させるのではなく、塗布対象物の搬送速
度に対応した周速と異なる周速で積極的に回転させる。
これにより、堰部材と塗布用バーと塗布対象物との間に
構成される液溜まりを安定させることができるので、例
えば、塗布対象物の搬送速度を高速化したり、塗布液を
高粘度化したりした場合でも、均一な塗布面質を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の一実
施形態のバー塗布装置12が示されている。このバー塗
布装置12は、平版印刷版の製造ラインに組み込まれて
おり、平版印刷版の基材であるアルミウエブ14に塗布
液50(感光液等)を塗布するために使用される。アル
ミウエブ14は、図示しない搬送装置によって、その長
手方向に所定の搬送速度で搬送される。以下、単に「搬
送方向」というときは、アルミウエブ14の搬送方向を
いい、図面において矢印Fで示す。また、単に「幅方
向」というときはアルミウエブ14の幅方向をいい、図
面において矢印Wで示す。
【0016】バー塗布装置12は、アルミウエブ14に
対し下方から接触するように配置された塗布用バー16
を有している。塗布用バー16は、略円柱状(又は略円
筒状)に形成されており、その長手方向が、アルミウエ
ブ14の幅方向と一致する向きとなるように、軸受部材
18に支持されている。
【0017】軸受部材18の上面は、塗布用バー16の
外周面に沿って円弧状に形成された支持面18Sとされ
ており、塗布用バー16は、この支持面18Sに接触し
た状態で、回転可能に支持されている。
【0018】軸受部材18の上流側及び下流側にはそれ
ぞれ、堰板20、22が配置されている。それぞれの堰
板20、22と軸受部材18との間には所定の間隙が構
成されており、特に、上流側の堰板20と軸受部材18
との間隙は塗布液供給路24とされている。図示しない
塗布液供給装置から送られた塗布液50は、塗布液供給
路24を通り、塗布用バー16の回転によって、塗布液
50が順次掻き上げられて、アルミウエブ14に転移さ
れる。また、アルミウエブ14と塗布用バー16との接
触部分の上流側において、アルミウエブ14と堰板20
と塗布用バー16との間で塗布液50の液溜まり52が
形成される。
【0019】図2に示すように、軸受部材18及び堰板
20、22はホルダー28によって一体的に保持され、
全体としてコーター30が構成されている。また、コー
ター30の上流側及び下流側には、コーター30の反対
側(すなわち上側)からアルミウエブ14に接触するサ
ポートロール32、34が配置されている(図1ではサ
ポートロール32、34は図示を省略している)。サポ
ートロール32、34がアルミウエブ14を上方から押
圧することで、アルミウエブ14に所定のテンションを
作用させながら塗布用バー16と接触させることができ
るようになっている。
【0020】そして、図示しない昇降装置を駆動させる
ことで、コーター30を構成している軸受部材18及び
堰板20、22を一体的に昇降させることができる。図
2(A)に示すように、降下した状態では、塗布用バー
16がアルミウエブ14に接触しないので塗布液50を
塗布しないが、図2(B)に示すようにこれらを上昇さ
せることで塗布用バー16をアルミウエブ14に接触さ
せ、塗布液50を塗布可能となる。また、接触状態を維
持しつつ、コーター30をわずかに上下させることで所
望の接触圧とし、アルミウエブ14や塗布液50の種類
に合わせた塗布を行うことが可能になる。
【0021】図3及び図4には、塗布用バー16を回転
駆動させるための回転駆動装置36の概略構成が示され
ている。
【0022】回転駆動装置36は、モータ及び減速装置
等を含んで構成され、所定のトルク及び角速度で回転駆
動力を発生させる駆動源38を有している。駆動源38
の出力軸40には、第1ユニバーサル手継ぎ手42を介
してシャフト44が連結され、さらにシャフト44は、
第2ユニバーサル手継ぎ手46を介して、切替部材48
に連結されている。切替部材48は、塗布用バー16に
連結されて回転駆動力を伝達可能な伝達位置(図3に実
線で示す位置)と、塗布用バー16との連結を解除され
て回転駆動力を伝達しない非伝達位置(図3に二点鎖線
で示す位置)との間を移動するようになっている。
【0023】また、このように、2つのユニバーサル手
継ぎ手を介して、駆動源38と塗布用バー16とを連結
しているので、駆動源38の出力軸40に対する塗布用
バー16の角度と常に一定に維持しつつ(本実施形態で
は平行)、駆動源38の回転駆動力を塗布用バー16に
伝達することができる。例えば、コーター30をわずか
に上下させた場合や、図4に二点鎖線で示すように、コ
ーター30を降下させてアルミウエブ14から塗布用バ
ー16を離間させた場合でも、駆動源38の出力軸40
と塗布用バー16とが平行で、駆動源38の回転駆動力
を受けて塗布用バー16が回転する。
【0024】本実施形態のバー塗布装置12では、塗布
用バー16の周速が、アルミウエブ14の搬送速度に対
応した周速と異なる周速となるように、駆動源38から
の回転駆動力によって塗布用バー16を積極的に回転さ
せることが可能とされている。
【0025】サポートロール32と塗布用バー16との
間には、アルミウエブ14の上方、すなわち塗布用バー
16の反対側からアルミウエブ14に接触する押圧ロー
ル54が配置されている。押圧ロール54は、その軸方
向がアルミウエブ14の幅方向と一致する向きで且つ回
転可能に、図示しない軸受部材に支持されている。そし
て、図2(A)に示すように、コーター30の降下状態
では、サポートロール32、34間のアルミウエブ14
の平面性を損なわない程度に、アルミウエブ14に接触
している。押圧ロール54は、アルミウエブ14が搬送
されると、アルミウエブ14との摩擦によって回転す
る。
【0026】これに対し、図2(B)に示すように、コ
ーター30が上昇しアルミウエブ14に塗布液50を塗
布している状態では、サポートロール32、34間のア
ルミウエブ14は、まず押圧ロール54によって上方か
ら押圧され、次に塗布用バー16によって下方から押さ
れることになるので、わずかに上下に屈曲しながら搬送
される。そして、アルミウエブ14は、押圧ロール54
によって、塗布用バー16の反対側から上下方向(厚み
方向)の移動を制限されつつ搬送されることになる。従
って、搬送途中のアルミウエブ14は、そのばたつきが
防止されている。
【0027】押圧ロール54の搬送方向の位置は、搬送
途中のアルミウエブ14のばたつきを防止することがで
きれば特に限定されない。図2(B)に示すように、塗
布状態で塗布用バー16の中心から押圧ロール54の中
心までの距離を押圧位置Lとすると、この押圧位置Lを
10〜150mmの範囲とすることが好ましく、15〜
60mmの範囲とすることがより好ましい。
【0028】押圧ロール54の上下位置も、搬送途中の
アルミウエブ14のばたつきを防止することができれば
特に限定されない。図2(B)に示すように、塗布状態
で塗布用バー16の頂点から押圧ロール54の下端位置
まで、コーター30の昇降方向と同方向に図った長さを
押込量をPとすると、この押込量Pを1〜30mmの範
囲とすることが好ましい。なお、押込量Pは、あらかじ
め押圧ロール54の位置を適切に設定することで所望の
値とすることができるが、さらに、コーター30の上昇
量を調整することによっても、所望の値にすることが可
能である。
【0029】次に、本実施形態のバー塗布装置12によ
ってアルミウエブ14に塗布液50を塗布する方法、及
びバー塗布装置12の作用を説明する。
【0030】アルミウエブ14に塗布液50を塗布する
ときには、図示しない搬送装置により、アルミウエブ1
4を一定の搬送速度で搬送する。
【0031】また、コーター30を図2(B)に示すよ
うに上昇させて塗布用バー16をアルミウエブ14に接
触させた状態とし、図示しない塗布液供給装置から、塗
布液50を供給する。ここで、本実施形態のバー塗布装
置12では、アルミウエブ14を塗布用バー16の反対
側から押圧ロール54によって押圧しており、搬送中の
アルミウエブ14は、厚さ方向への移動が制限されてい
る。すなわち、搬送中のアルミウエブ14のばたつきが
防止されるので、アルミウエブ14と塗布用バー16の
接触状態が一定に維持され、さらに、堰板20に対する
アルミウエブ14の上下動も一定範囲に制限される。こ
れにより、アルミウエブ14と堰板20と塗布用バー1
6の間に構成される液溜まり52が安定するので、塗布
された塗布液50に(液溜まりの乱れによる)塗布スジ
等が生じず、アルミウエブ14に対し均一した塗布面質
を得ることが可能になっている。特に、アルミウエブ1
4の搬送速度を高速化した場合には、アルミウエブ14
が上下に大きくばたつく可能性が大きくなるが、このよ
うな場合でも、本実施形態のバー塗布装置12では、ア
ルミウエブ14のばたつきが確実に防止されるので、塗
布面質を均一化することができる。
【0032】また、本実施形態のバー塗布装置12で
は、塗布時に、図3に実線で示すように、切替部材48
を伝達位置へと移動させ、駆動源38の回転駆動力を塗
布用バー16に伝達することができる。これにより、塗
布用バー16は、その周速が、アルミウエブ14の搬送
速度に対応した周速と異なる周速で、積極的に回転され
ることとなる。
【0033】一般的に、アルミウエブ14と堰板20と
塗布用バー16との間に構成される液溜まり52は、ア
ルミウエブ14と塗布用バー16との接触部分T(図1
に一点鎖線で示す)から見たときに、液溜まり52の縁
部分52Eが幅方向に周期的な曲線を描いている場合に
塗布面質が良好になり、特に、この縁部分52Eが正弦
曲線あるいはこれに近い形状となっているときに、塗布
面質がさらに良好になる。
【0034】本実施形態では、上記のように、塗布用バ
ー16の周速を、アルミウエブ14の搬送速度に対応し
た周速と異なる周速となるようにすることで、液溜まり
52の縁部分52Eの形状を正弦曲線に近い形状とし、
液溜まり52を安定的に維持している。従って、塗布さ
れた塗布液50に(液溜まりの乱れによる)塗布スジ等
が生じず、均一した塗布面質を得ることが可能になって
いる。
【0035】特に、塗布液50として高粘度のものを使
用した場合や、アルミウエブ14の販促速度を高めた場
合であっても、液溜まり52の縁部分52Eの形状を正
弦曲線に近い形状とし、液溜まり52を安定的に維持す
ることができるので、塗布面質を均一にすることが可能
になる。かかる観点からは、塗布用バー16の回転速度
は、アルミウエブ14の搬送速度に対応した周速と異な
る周速となっていれば特に限定されない。
【0036】もちろん、アルミウエブ14の搬送速度や
塗布液50の粘度その他の条件によっては、従来と同様
に塗布用バー16をアルミウエブ14との摩擦によって
回転(従動)させたほうがよい場合もある。その場合に
は、切替部材48を図3に二点鎖線で示すように非伝達
位置へと移動させるだけで、容易に駆動源38の回転駆
動力が塗布用バー16に伝達されないようにすることが
可能となる。
【0037】図5には、本発明の第2実施形態のバー塗
布装置56が示されている。第2実施形態において、第
1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符
号を付して説明を省略する。
【0038】第2実施形態のバー塗布装置56では、第
1実施形態と同様の押圧ロール54に加えて、さらに押
圧ロール58が配置されており、この点のみが、第1実
施形態と異なっている。
【0039】押圧ロール58は、図5からも分かるよう
に、塗布用バー16及び軸受部材18の中心を通る中心
線Cに対し押圧ロール54と対称の位置に配置されてい
る。また、押圧ロール58は押圧ロール54と同様に、
その軸方向がアルミウエブ14の幅方向と一致する向き
で且つ回転可能に、図示しない軸受部材に支持されてい
る。そして、図5(A)に示すように、コーター30の
降下状態では、サポートロール32、34間のアルミウ
エブ14の平面性を損なわない程度に、アルミウエブ1
4に接触している。押圧ロール54、58はいずれも、
アルミウエブ14が搬送されると、アルミウエブ14と
の摩擦によって回転する。
【0040】このような構成とされた第2実施形態のバ
ー塗布装置56も、第1実施形態のバー塗布装置12と
同様の効果を有する。すなわち、アルミウエブ14のば
たつきを防止することで、液溜まり52を安定させ、塗
布面質を良好にすることができる。
【0041】さらに第2実施形態では、塗布用バー16
の下流側でも、押圧ロール58がアルミウエブ14に接
触して、そのばたつきを防止している。従って、例え
ば、塗布用バー16の下流側でのアルミウエブ14のば
たつきによって液溜まり52が不安定になることが懸念
されるような場合に特に、第2実施形態のバー塗布装置
56では液溜まり52をより安定させ、アルミウエブ1
4の塗布面質を良好にすることができる。
【0042】図6には、本発明の第3実施形態のバー塗
布装置62が示されている。第3実施形態においても、
第1実施形態と同一の構成要素、部材等については同一
符号を付して説明を省略する。
【0043】第3実施形態のバー塗布装置62では、第
1実施形態及び第2実施形態の押圧ロール54や、第2
実施形態の押圧ロール58は設けられていないが、塗布
用バー16よりも上流側のサポートロール32が、第1
実施形態において押圧ロール54が設けられていた位置
と略同様の位置に配置されている。これ以外は、第1実
施形態と同様の構成とされている。
【0044】従って、第3実施形態のバー塗布装置62
では、サポートロール32が実質的に、押圧ロール54
の作用を兼ねていることになる。すなわち、サポートロ
ール32によって、アルミウエブ14を塗布用バー16
の反対側から押圧するので、搬送中のアルミウエブ14
のばたつきが防止される。このため、アルミウエブ14
と堰板20と塗布用バー16との間に構成される液溜ま
り52が安定し、アルミウエブ14に対し均一した塗布
面質を得ることが可能になっている。
【0045】しかも、第3実施形態のバー塗布装置62
では、上記したように、サポートロール32が押圧ロー
ル54の作用を兼ねており、第1実施形態のバー塗布装
置12と比較して部品点数が少なくて済む。従って、バ
ー塗布装置として構造が簡略化される。
【0046】以上説明したように、本発明のいずれの実
施形態においても、搬送中のアルミウエブ14のばたつ
きが防止されるので、液溜まり52が安定する。従っ
て、塗布された塗布液50に(液溜まりの乱れによる)
塗布スジ等が生じず、アルミウエブ14に対し均一した
塗布面質を得ることができる。特に、アルミウエブ14
の搬送速度を高速化した場合でも、各実施形態のバー塗
布装置12、56、62では、アルミウエブ14のばた
つきを確実に防止して、塗布面質を均一化することがで
きる。
【0047】本発明の塗布用バー16としては、周面が
フラットなバーや、バー周面の周方向にワイヤーを密に
巻き付けて隣接するワイヤーどうしの間に溝を形成した
ワイヤーバー、さらには、バー周面の周方向にバーの幅
全長にわたって又は必要な部分に溝を刻設した溝切バー
等を用いることができる。塗布用バー16の外径は、バ
ー転造精度(真直度・真円度)、回転モーメント及び重
量バランス等の観点からφ1〜30mmの範囲とするこ
とが好ましく、φ6〜20mmの範囲とすることがさら
に好ましい。
【0048】軸受部材18としては、塗布用バー16を
確実に支持することが可能であれば限定されないが、塗
布用バー16との摩擦係数が低いものが、塗布用バー1
6のスムーズな回転には好ましく、さらに、耐磨耗性の
高いものが好ましい。これらの条件を満たすものとして
は、ポリエチレン樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹
脂等を挙げることができる。なお、少なくとも支持面1
8S(塗布用バー16を支持する部分)を、上記した材
質のもので構成すれば、上記した効果を奏する。
【0049】本発明の押圧部材としても、アルミウエブ
14のばたつきを防止できれば、その構成は特に限定さ
れない。例えば、上記のようにロール状(円柱状又は円
筒状)とされている必要はなく、棒状の部材や板状の部
材であってもよい。ロール状とした場合には、その径を
φ10〜φ200mmの範囲とすることが、アルミウエ
ブ14(支持体)の平面性確保や、搬送時のスリップ防
止の観点から好ましい。
【0050】また、バー塗布装置12によって塗布液5
0を塗布する塗布対象物(支持体)としても、帯状のも
のでもシート状のものでも良く、アルミニウム等の薄板
金属(上記したアルミウエブ14)、紙、プラスチック
フィルム、レジンコーティング紙、合成紙等を使用でき
る。平版印刷版の支持体としてアルミニウム板を使用す
る場合には、例えば、JIS1050材、JIS110
0材、JIS1070材、Al−Mg系合金、Al−M
n系合金、Al−Mn−Mg系合金、Al−Zr系合
金、Al−Mg−Si系合金等を適用し得る。プラスチ
ックフィルムの場合の材質としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン等のビニル重合体、6,6
−ナイロン、6−ナイロン等のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレー
ト等のポリエステル、ポリカーボネート、セルトースト
リアセテート、セルロースダイアセテート等のセルロー
スアセテト等が使用される。また、レジンコーティング
紙に用いるレジンとしては、ポリエチレンをはじめとす
るポリオレフィンが代表的であるが、これらには限定さ
れない。
【0051】アルミウエブ14の厚みも特に限定されな
いが、0.01mm〜1.0mm程度のものが取り扱い
や、汎用性の点で有利である。
【0052】さらに、塗布液50としても、上記した感
光液に限定されず、例えば、高分子化合物の水溶液や、
有機水溶液、顔料分散液、コロイド溶液などを用いるこ
とができる。平版印刷版の感光層を構成するための塗布
液50としては、以下の(1)〜(11)の態様の感光
層を構成するような感光液が挙げられる。 (1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生す
る化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する
態様。 (2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアル
カリ溶解性となる化合物を含有する態様。 (3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発
生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多
官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層
と、酸素遮断層との2層を含む態様。 (4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層
との2層からなる態様。 (5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バ
インダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤
を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。 (6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノン
ジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層と
の2層を含む態様。 (7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。 (8) 感光層が、レーザー光照射によって除去される
レーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層
とからなる2〜3層を含む態様。 (9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する
化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生
する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光
を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物
を含有する態様。 (10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラ
ック樹脂とを含有する態様。 (11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己
もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物
とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
【0053】本発明のバー塗布装置12としても、上記
説明では平版印刷版を製造する製造ラインにおいて、ア
ルミウエブ14(支持体)に感光液を塗布するバー塗布
装置12(図2参照)を取り上げたが、これに限定され
ない。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに詳細に
説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものでは
ない。
【0055】<実施例>本実施例では、第1実施形態の
バー塗布装置12を使用して、アルミウエブ14に塗布
液50を塗布した。
【0056】まず、アルミニウム板に砂目仕立て、エッ
チング、電解粗面化及び陽極酸化等の必要な処理を施
し、アルミウエブ14を得た。このアルミウエブ14に
バー塗布装置12によって塗布液50を塗布し、乾燥
後、一旦ロール状に巻き取った。さらにこのアルミウエ
ブを巻出し、目視によって塗布面質を評価した。
【0057】塗布条件は、以下のように設定した。
【0058】 ・アルミウエブの幅 :500mm ・アルミウエブの厚さ :0.3mm ・搬送速度 :100m/min ・塗布量 :0.02リットル/m2 ・塗布用バーの径 :10mm ・塗布用バーの回転数 :−50/min(逆回転) ・塗布液の粘度 :5mPa・s ・押圧ロールの径 :φ50mm ・押込量P :2mm なお、通常は、平版印刷版製造工程でのアルミウエブ1
4の搬送速度は、50m/min以下とされることが多
い。従って、上記の搬送速度(100m/min)は、
平版印刷版製造工程におけるアルミウエブ14の搬送速
度としては、相対的に高速である。
【0059】以上の条件で、押圧位置Lを10〜150
mmの範囲で変更し、それぞれについて、アルミウエブ
14への塗布液50の塗布性、及びアルミウエブ14の
塗布面質(特に、液溜まりの乱れによる塗布スジ)につ
いて評価した。また、押圧ロール54を有さない構成の
バー塗布装置についても、同様の評価を行った。
【0060】結果は、押圧位置Lが10mm以上60m
m以下(実施例1)、60mmより大で100mm以下
(実施例2)、100mmより大で150mm以下(実
施例3)の3つの範囲ごとに評価を大別できたので、こ
れらの範囲ごとに結果を示すこととする。
【0061】
【表1】 表中、「◎」は結果が良好であり、問題や不都合が生じ
ないことを、「○」は「◎」と比較するとやや劣るもの
の、実用上は問題や不都合が生じない程度であること
を、「△」は「○」と比較するとさらに劣るものの、最
終的な平版印刷版の用途等によっては問題あるいは不都
合とならない場合もあり、この点で十分実用性があるこ
とを、「×」は問題や不都合が生じることがあることを
それぞれ示す。
【0062】この表から分かるように、押圧位置Lを1
0mm以上60mm以下とした場合(実施例1)には、
アルミウエブ14のばたつきがきわめて少なく、塗布面
質も良好である。また、押圧位置Lを60mmより大で
100mm以下とした場合(実施例2)には、アルミウ
エブ14に液溜まりの乱れによる塗布スジが生じている
が、極めてわずかであり、実用上は問題や不都合がない
程度に留まっている。さらに、押圧位置Lを100mm
より大で150mm以下とした場合(実施例3)は、同
様の塗布スジが生じているが、平版印刷版の用途によっ
ては問題がない程度となっている。
【0063】これらに対し、押圧ロール54を有さない
構成のバー塗布装置で塗布した場合(比較例)では、ア
ルミウエブ14のばたつきが大きくなって液溜まりが安
定せず塗布スジが生じ、塗布面質が、問題や不都合が生
じる程度に低下している。
【0064】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたので、塗布対
象物の搬送速度を高速化しても均一の塗布面質を得るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のバー塗布装置の概略構
成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態のバー塗布装置の概略構
成を示す正面図であり、(A)は非塗布状態、(B)は
塗布状態である。
【図3】本発明の第1実施形態のバー塗布装置の回転駆
動装置を示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施形態のバー塗布装置の回転駆
動装置を示す側面図である。
【図5】本発明の第2実施形態のバー塗布装置の概略構
成を示す正面図であり、(A)は非塗布状態、(B)は
塗布状態である。
【図6】本発明の第3実施形態のバー塗布装置の概略構
成を示す正面図であり、(A)は非塗布状態、(B)は
塗布状態である。
【図7】従来のバー塗布装置の概略構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
12 バー塗布装置 14 アルミウエブ(塗布対象物) 16 塗布用バー 20 堰板(堰部材) 36 回転駆動装置 50 塗布液 52 液溜まり 54 押圧ロール(押圧部材) 56 バー塗布装置 58 押圧ロール(押圧部材) 62 バー塗布装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 修芳 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA18 AB03 EA04 4D075 AC22 AC27 AC28 AC29 AC53 AC54 AC80 AC94 CA48 DA04 DB07 DB18 DB33 DB37 DB38 DB40 DB48 DB53 DC24 DC27 EA06 EA07 EA10 EA12 EA45 4F040 AA22 AA24 AB06 AC01 BA28 BA29 CB11 CB16 CB22 CB35 CB36 CB37 DA15 4F042 AA22 BA04 BA05 BA08 DD09 DD10 DD17 DD18 DD21 DD46

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に搬送される塗布対象物に対し
    接触し塗布対象物への塗布液の塗布及び塗布対象物から
    の余剰塗布液の除去を行う塗布用バーと、 前記塗布用バーよりも前記塗布対象物の搬送方向上流側
    に配置され、塗布対象物と前記塗布用バーとの間で塗布
    液の液溜まりを形成する堰部材と、 前記塗布用バーの近傍に配置され、塗布用バーの反対側
    から塗布対象物を押圧する押圧部材と、 を有することを特徴とするバー塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材が、前記塗布対象物との摩
    擦により従動回転する押圧ロール、 とされていることを特徴とする請求項1に記載のバー塗
    布装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布用バーを、前記塗布対象物の搬
    送速度に対応した周速と異なる周速となるように回転さ
    せる回転駆動装置、 を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のバー塗布装置。
  4. 【請求項4】 一定方向に搬送される塗布対象物に対し
    塗布用バーを接触させ塗布対象物への塗布液の塗布及び
    塗布対象物からの余剰塗布液の除去を行うバー塗布方法
    であって、 前記塗布用バーの近傍において、塗布用バーの反対側か
    ら塗布対象物を押圧部材により押圧することを特徴とす
    るバー塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記塗布用バーを、前記塗布対象物の搬
    送速度に対応した周速と異なる周速で回転させることを
    特徴とする請求項4に記載のバー塗布方法。
JP2001277543A 2001-09-13 2001-09-13 バー塗布装置及びバー塗布方法 Pending JP2003080156A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001277543A JP2003080156A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 バー塗布装置及びバー塗布方法
CNB021316589A CN100471582C (zh) 2001-09-13 2002-09-12 杆式涂覆装置和杆式涂覆方法
US10/241,612 US6815008B2 (en) 2001-09-13 2002-09-12 Bar coating apparatus and bar coating method
EP02020502A EP1293261A3 (en) 2001-09-13 2002-09-12 Bar coating apparatus and bar coating method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001277543A JP2003080156A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 バー塗布装置及びバー塗布方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003080156A true JP2003080156A (ja) 2003-03-18

Family

ID=19102054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001277543A Pending JP2003080156A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 バー塗布装置及びバー塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003080156A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319726A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Daio Paper Corp 転写装置
JP2007296462A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fujifilm Corp 塗布方法及び装置並びに塗布ライン用ローラ
WO2008029718A1 (fr) * 2006-09-08 2008-03-13 Toray Industries, Inc. Procédé de revêtement et appareil de revêtement
JP2017104795A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 積水化学工業株式会社 粘性体供給装置、及び色素増感太陽電池の製造方法
CN107413576A (zh) * 2017-08-03 2017-12-01 深圳市旭然电子有限公司 新型涂布装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319726A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Daio Paper Corp 転写装置
JP2007296462A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Fujifilm Corp 塗布方法及び装置並びに塗布ライン用ローラ
WO2008029718A1 (fr) * 2006-09-08 2008-03-13 Toray Industries, Inc. Procédé de revêtement et appareil de revêtement
US20100117255A1 (en) * 2006-09-08 2010-05-13 Hiroyuki Inoue Coating method and coating apparatus
US8535763B2 (en) 2006-09-08 2013-09-17 Toray Industries, Inc. Coating method and coating apparatus
JP2017104795A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 積水化学工業株式会社 粘性体供給装置、及び色素増感太陽電池の製造方法
CN107413576A (zh) * 2017-08-03 2017-12-01 深圳市旭然电子有限公司 新型涂布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1803502A2 (en) Coating device and liquid agent coating method
US6815008B2 (en) Bar coating apparatus and bar coating method
JPH0369583B2 (ja)
JP2003080156A (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP2003080141A (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP2782531B2 (ja) カーテン塗布の塗布巾変更装置
US7025830B2 (en) Coating apparatus and method
JP2006082059A (ja) バー塗布方法及び装置
JP2003103208A (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP2003093948A (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP3905352B2 (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP2008178848A (ja) 重層塗布方法及び平版印刷版並びにその製造方法
JP3905362B2 (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP4743482B2 (ja) 塗布液の塗布方法、および塗布装置
JP4098639B2 (ja) 塗布方法
JP5065690B2 (ja) バー塗布方法
JP2007330873A (ja) 塗布装置および塗布方法
JP2007090128A (ja) バー塗布装置及びバー塗布方法
JP2003071364A (ja) 計量塗布装置及び計量塗布方法
JP3881268B2 (ja) 塗布方法および塗布装置
JP2008200632A (ja) バー塗布装置およびバー塗布方法
JP2002182375A (ja) 平版印刷版製造方法及び平版印刷版製造装置
JP2003230862A (ja) 塗布方法
JP2006095443A (ja) グラビア塗布方法、装置、及び光学フィルム
JP2002096951A (ja) 部材搬送装置及び平版印刷版製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060120

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526