JP3905352B2 - バー塗布装置及びバー塗布方法 - Google Patents

バー塗布装置及びバー塗布方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バー塗布装置及びバー塗布方法に関し、さらに詳しくは、一定方向に搬送される塗布対象物に塗布液を高速で塗布することが可能なバー塗布装置及びバー塗布方法であって、特に塗布対象物の表面粗さが粗い場合に好ましく適用可能なバー塗布装置及びバー塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば金属板などの塗布対象物に塗布液を塗布したり、塗布対象物から余剰の塗布液を除去(いわゆる計量)したりするために、図5に示すようなバー塗布装置102が使用されることがある。
【0003】
このバー塗布装置102では、一定の搬送速度で搬送される金属板104に対し、この金属板104の搬送方向(矢印F1方向)と直交する方向で、金属板104の塗布面(下面)に接触するように配置された円柱状の塗布用バー106を有している。塗布用バー106は金属板104との摩擦により、金属板104の搬送速度に等しい周速で回転する。この回転によって塗布液108が掻き上げられ、堰部材112と金属板104との間に液溜まり110が構成される。すなわち、液溜まり110の塗布液が金属板104に塗布されると共に、余剰の塗布液が金属板104から除去(計量)される。
【0004】
しかし、このようなバー塗布装置102では、塗布時にいわゆる同伴エアーを巻き込んでしまい、液溜まり110が安定しないことがある。特に最近では、金属板104の搬送速度を高速にすることがあるが、この高速化により、液溜まり110が安定的に維持されない可能性が高くなる。液溜まり110が不安定になると、例えば、金属板104の幅方向全体に均一に塗布液108が塗りつかない等、均一な塗布面質を得ることが難しい。また、特に金属板104の表面粗さが粗い場合には、同伴エアーが発生しやすくなるので、均一な塗布面質を得ることがより難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事実を考慮し、特に、表面粗さの粗い塗布対象物に対し搬送速度を高速化しても均一の塗布面質を得ることの可能なバー塗布装置及びバー塗布方法を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、一定方向に搬送される塗布対象物に対し接触し塗布対象物への塗布液の予着を行う予着用バーと、前記予着用バーよりも塗布対象物の搬送方向下流側に配置され、塗布液を塗布対象物に塗布することで、予着用バーによって塗布された塗布液の一部を入れ替えつつ塗布液の計量を行う計量用バーと、を有し、前記塗布対象物が前記予着用バーに接触してから前記計量用バーに接触するまでの時間間隔が0.25秒以内となるように、予着用バーと計量用バーとの間隔が設定されていることを特徴とする。
【0007】
すなわち、このバー塗布装置では、搬送される塗布対象物に対し、まず、予着用バーによって塗布液を予着し、予着塗布層を構成する。これにより、塗布対象物の同伴エアーを除去することができる。次に、計量用バーによって塗布液を塗布対象物に塗布することで、予着用バーによって塗布された塗布液の一部を入れ替えつつ塗布液の計量を行って、塗布対象物上に所望の塗布層を構成する。すなわち、塗布対象物に付着していた塗布液の一部が計量用バーによって入れ替えられる。このように、塗布対象物への塗布液の塗布に、2本の塗布用バー(予着用バー及び計量用バー)を使用することで、同伴エアーを少なくして(好ましくは発生しないようにして)、塗布対象物の幅方向全域にわたって均一な塗布面質を得ることができる。
【0008】
特に、このバー塗布装置では、塗布対象物が予着用バーに接触してから計量用バーに接触するまでの時間間隔が0.25秒以内となるように、予着用バーと計量用バーとの間隔が設定されている。これにより、塗布対象物が予着用バーから計量用バーに至る間での同伴エアーの再発生や成長を防止できるので、例えば、塗布対象物の表面粗さが粗い場合(一例として、算術平均粗さRaが0.20μm以上)であっても、均一な塗布面質を得ることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記予着用バーと前記計量用バーの少なくとも一方を、前記塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるように回転させる回転駆動装置、を有することを特徴とする。
【0010】
すなわち、予着用バーと計量用バーの少なくとも一方を塗布対象物との摩擦によって回転させるのではなく、塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるように、回転駆動装置によって積極的に回転させる。これにより、液溜まりを安定させることができるので、例えば、塗布対象物の搬送速度を高速化したり、塗布液を高粘度化したりした場合でも、均一な塗布面質を得ることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明では、一定方向に搬送される塗布対象物に対し予着用バーを接触させ塗布対象物への塗布液の予着を行う予着工程と、前記予着工程の後に、塗布対象物に対し計量用バーを接触させ、塗布液を塗布対象物に塗布することで、予着用バーによって塗布された塗布液の一部を入れ替えつつ塗布液の計量を行う計量工程と、を有し、前記予着用バーと前記計量用バーとの間の前記塗布対象物の搬送時間が0.25秒以内に設定されていることを特徴とする。
【0012】
すなわち、このバー塗布方法では、搬送される塗布対象物に対し、まず、予着工程において塗布液を予着し、予着塗布層を構成する。これにより、塗布対象物上の同伴エアーを除去することができる。次に、計量工程において塗布液を塗布対象物に塗布することで、予着用バーによって塗布された塗布液の一部を入れ替えつつ塗布液の計量を行い、塗布対象物上に所望の塗布層を構成する。すなわち、塗布対象物に付着していた塗布液の一部が計量工程によって入れ替えられる。このように、塗布対象物への塗布液の塗布に、2つの塗布工程(予着工程及び計量工程)を行うことで、同伴エアーを少なくして(好ましくは発生しないようにして)、塗布対象物の幅方向全域にわたって均一な塗布面質を得ることができる。
【0013】
特に、このバー塗布方法では、予着用バーと計量用バーとの間の塗布対象物の搬送時間が0.25秒以内に設定されている。これにより、塗布対象物が予着用バーから計量用バーに至る間での同伴エアーの再発生や成長を防止できるので、例えば、塗布対象物の表面粗さが粗い場合(一例として、算術平均粗さRaが0.20μm以上)であっても、均一な塗布面質を得ることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、前記予着用バーと前記計量用バーの少なくとも一方を、前記塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるように回転させることを特徴とする。
【0015】
すなわち、予着用バーと計量用バーの少なくとも一方を塗布対象物との摩擦によって回転させるのではなく、塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるように、回転駆動装置によって積極的に回転させる。これにより、液溜まりを安定させることができるので、例えば、塗布対象物の搬送速度を高速化したり、塗布液を高粘度化したりした場合でも、均一な塗布面質を得ることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記塗布液として、有機溶剤を含有する塗布液が使用されていることを特徴とする。
【0017】
すなわち、塗布液として、有機溶剤を含有するものを使用している場合には、予着用バーで塗布された塗布液の蒸発が早いため、同伴エアーが特に発生しやすくなるが、請求項3又は請求項4に記載のバー塗布方法によって塗布対象物に塗布液を塗布するので、同伴エアーの発生をより確実に防止できる。
【0018】
請求項6に記載の発明では、請求項3〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記予着用バーから前記計量用バーに至る部分の周辺温度が30℃以下に維持されていることを特徴とする。
【0019】
これにより、予着用バーから計量用バーに至る部分での塗布液の過度の蒸発を防止することができ、同伴エアーの発生をより確実に防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明の一実施形態のバー塗布装置12が示されている。このバー塗布装置12は、平版印刷版の製造ラインに組み込まれており、平版印刷版の基材であるアルミウエブ14に塗布液50(感光液等)を塗布するために使用される。アルミウエブ14は、図示しない搬送装置によって、その長手方向に所定の搬送速度で搬送される。以下、単に「搬送方向」というときは、アルミウエブ14の搬送方向をいい、図面において矢印Fで示す。また、単に「幅方向」というときはアルミウエブ14の幅方向をいい、図面において矢印Wで示す。
【0021】
バー塗布装置12は、それぞれ略同一構成とされた塗布ユニット13を備えており、これらの塗布ユニット13が、搬送方向に所定間隔をあけて配置されている。後述するように、搬送方向上流側の塗布ユニット13Aが、アルミウエブ14に対し塗布液50を予着する。これに対し、搬送方向下流側の塗布ユニット13Bは、アルミウエブ14に対し塗布液50の計量を行う。
【0022】
塗布ユニット13はそれぞれ、アルミウエブ14に対し下方から接触するように配置された塗布用バー16を有しており、搬送方向上流側の塗布用バー16が予着用バー16A、搬送方向下流側の塗布用バー16が計量用バー16Bとして作用している。塗布用バー16は、略円柱状(又は略円筒状)に形成されており、その長手方向が、アルミウエブ14の幅方向と一致する向きとなるように、軸受部材18に支持されている。
【0023】
軸受部材18の上面は、塗布用バー16の外周面に沿って円弧状に形成された支持面18Sとされており、塗布用バー16は、この支持面18Sに接触した状態で、回転可能に支持されている。
【0024】
軸受部材18の上流側及び下流側にはそれぞれ、堰板20、22が配置されている。それぞれの堰板20、22と軸受部材18との間には所定の間隙が構成されており、特に、それぞれの塗布ユニット13における上流側の堰板20と軸受部材18との間隙は塗布液供給路24とされている。上流側の塗布ユニット13Aでは、図示しない塗布液供給装置から送られた塗布液50が、塗布液供給路24を通り、塗布用バー16の回転によって、塗布液50が順次掻き上げられてアルミウエブ14に転移される。また、アルミウエブ14と塗布用バー16との接触部分の上流側において、アルミウエブ14と堰板20と塗布用バー16との間で塗布液50の液溜まり52が形成される。下流側の塗布ユニット13Bでは、同様に塗布液50がアルミウエブ14に転移されると共に、塗布液50の一部がアルミウエブ14から除去される(実質的に、アルミウエブ14に付着している塗布液50の一部が入れ替わる)。
【0025】
2つの塗布ユニット13はホルダー28によって一体的に保持され、全体としてコーター30が構成されている。また、コーター30の上流側及び下流側には、コーター30の反対側(すなわち上側)からアルミウエブ14に接触するサポートロール32、34が配置されている。サポートロール32、34がアルミウエブ14を上方から押圧することで、アルミウエブ14に所定のテンションを作用させながら塗布用バー16と接触させることができるようになっている。
【0026】
そして、図示しない昇降装置を駆動させることで、コーター30を構成している2つの塗布ユニット13(軸受部材18及び堰板20、22)を一体的に昇降させることができる。図1(A)に示すように、降下した状態では、塗布用バー16はいずれもアルミウエブ14に接触しないので塗布液50を塗布しないが、図1(B)に示すようにこれらを上昇させることで塗布用バー16をアルミウエブ14に接触させ、塗布液50を塗布可能となる。また、接触状態を維持しつつ、コーター30をわずかに上下させることで所望の接触圧及びラップ角とし、アルミウエブ14や塗布液50の種類に合わせた塗布を行うことが可能になる。
【0027】
ここで、本実施形態のバー塗布装置12では、アルミウエブ14の搬送速度を考慮し、アルミウエブ14が予着用バー16Aに接触してから、計量用バー16Bに接触するまでの時間(本発明における搬送時間)が0.25秒以内となるように、塗布用バー16Aと計量用バー16Bとの間隔(すなわち、上流側の塗布ユニット13Aと下流側の塗布ユニット13Bとの間隔)が設定されている。
【0028】
図2及び図3には、塗布用バー16を回転駆動させるための回転駆動装置36の概略構成が示されている。
【0029】
回転駆動装置36は、モータ及び減速装置等を含んで構成され、所定のトルク及び角速度で回転駆動力を発生させる駆動源38を有している。駆動源38の出力軸40には、第1ユニバーサル手継ぎ手42を介してシャフト44が連結され、さらにシャフト44は、第2ユニバーサル手継ぎ手46を介して、切替部材48に連結されている。切替部材48は、塗布用バー16に連結されて回転駆動力を伝達可能な伝達位置(図2に実線で示す位置)と、塗布用バー16との連結を解除されて回転駆動力を伝達しない非伝達位置(図2に二点鎖線で示す位置)との間を移動するようになっている。
【0030】
また、このように、2つのユニバーサル手継ぎ手を介して、駆動源38と塗布用バー16とを連結しているので、駆動源38の出力軸40に対する塗布用バー16の角度と常に一定に維持しつつ(本実施形態では平行)、駆動源38の回転駆動力を塗布用バー16に伝達することができる。例えば、コーター30をわずかに上下させた場合や、図3に二点鎖線で示すように、コーター30を降下させてアルミウエブ14から塗布用バー16を離間させた場合でも、駆動源38の出力軸40と塗布用バー16とが平行で、駆動源38の回転駆動力を受けて塗布用バー16が回転する。
【0031】
本実施形態のバー塗布装置12では、塗布用バー16の周速が、アルミウエブ14の搬送速度に対応した周速と異なる周速(同方向及び逆方向の双方を含む)となるように、駆動源38からの回転駆動力によって塗布用バー16を積極的に回転させることが可能とされている。
【0032】
次に、本実施形態のバー塗布装置12によってアルミウエブ14に塗布液50を塗布する方法、及びバー塗布装置12の作用を説明する。
【0033】
アルミウエブ14に塗布液50を塗布するときには、図示しない搬送装置により、アルミウエブ14を一定の搬送速度で搬送する。
【0034】
また、コーター30を図1(B)に示すように上昇させて、予着用バー16A及び計量用バー16Bのいずれもアルミウエブ14に接触させた状態とし、図示しない塗布液供給装置から、塗布液50を供給する。
【0035】
このとき、アルミウエブ14には、まず、予着用バー16Aによって掻き上げられた塗布液50が転移され、アルミウエブ14に予着塗布層54が構成される。これにより、アルミウエブ14でのいわゆる同伴エアーの発生を少なくする(好ましくは生じなくする)ことができる。
【0036】
次に、アルミウエブ14の搬送に伴って、計量用バー16Bにより、予着塗布層54を構成していた塗布液が計量される。すなわち、計量によって、アルミウエブ14の塗布液は、その余剰分が除去されたり、不足分が補われたりしながら、全体に均一化され、所望の塗布量の塗布膜が構成される。このように、アルミウエブ14に対し、2つの塗布用バー16(予着用バー16A及び計量用バー16B)を使用し、2回の塗布工程(予着工程及び計量工程)を連続して行うことで、同伴エアーを少なくして(好ましくは発生しないようにして)、アルミウエブ14の幅方向全域にわたって均一な塗布面質を得ることができる。
【0037】
特に、本実施形態のバー塗布装置12では、アルミウエブ14が予着用バー16Aに接触してから計量用バー16Bに接触するまでの搬送時間が0.25秒以内となっている。この搬送時間が0.25秒よりも長いと、特に表面粗さの粗いアルミウエブ14の場合では、予着用バー16Aによって予着された後、計量用バー16Bに達するまでの間に予着塗布層54内に同伴エアーが再発生したり、成長したりするおそれがあるが、本実施形態では、このような同伴エアーの再発生や成長を防止することができるので、表面粗さの粗いアルミウエブ14であっても、均一な塗布面質を得ることができる。
【0038】
また、本実施形態のバー塗布装置12では、塗布時に、図2に実線で示すように、切替部材48を伝達位置へと移動させ、駆動源38の回転駆動力を塗布用バー16に伝達することができる。これにより、塗布用バー16は、その周速が、アルミウエブ14の搬送速度に対応した周速と異なる周速で、積極的に回転されることとなる。
【0039】
図4に示すように、一般的に、アルミウエブ14と堰板20と塗布用バー16との間に構成される液溜まり52は、アルミウエブ14と塗布用バー16との接触部分T(図4に一点鎖線で示す)から見たときに、液溜まり52の縁部分52Eが幅方向に周期的な曲線を描いている場合に塗布面質が良好になり、特に、この縁部分52Eが正弦曲線あるいはこれに近い形状となっているときに、塗布面質がさらに良好になる。
【0040】
本実施形態では、上記のように、塗布用バー16の周速を、アルミウエブ14の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるようにすることで、液溜まり52の縁部分52Eの形状を正弦曲線に近い形状とし、液溜まり52を安定的に維持している。従って、塗布された塗布液50に(液溜まりの乱れによる)塗布スジ等が生じず、均一した塗布面質を得ることが可能になっている。
【0041】
特に、塗布液50として高粘度のものを使用した場合や、アルミウエブ14の搬送速度を高めた場合であっても、液溜まり52の縁部分52Eの形状を正弦曲線に近い形状とし、液溜まり52を安定的に維持することができるので、塗布面質を均一にすることが可能になる。かかる観点からは、塗布用バー16の回転速度は、アルミウエブ14の搬送速度に対応した周速と異なる周速(正転及び逆転の双方を含む)となっていれば特に限定されない。
【0042】
もちろん、アルミウエブ14の搬送速度や塗布液50の粘度その他の条件によっては、従来と同様に塗布用バー16をアルミウエブ14との摩擦によって回転(従動)させたほうがよい場合もある。その場合には、切替部材48を図3に二点鎖線で示すように非伝達位置へと移動させるだけで、容易に駆動源38の回転駆動力が塗布用バー16に伝達されないようにすることが可能となる。
【0043】
また、アルミウエブ14の搬送速度に対応した周速と異なる周速で回転させる塗布用バー16は、予着用バー16A及び計量用バー16Bのいずれか一方若しくは双方の場合もあり、これらは、アルミウエブ14の搬送速度や塗布液50の粘度その他の条件によって決定できる。
【0044】
本発明の塗布用バー16としては、周面がフラットなバーや、バー周面の周方向にワイヤーを密に巻き付けて隣接するワイヤーどうしの間に溝を形成したワイヤーバー、さらには、バー周面の周方向にバーの幅全長にわたって又は必要な部分に溝を刻設した溝切バー等を用いることができる。塗布用バー16の外径は、バー転造精度(真直度・真円度)、回転モーメント及び重量バランス等の観点からφ1〜30mmの範囲とすることが好ましく、φ3〜25mmの範囲とすることがさらに好ましく、φ6〜15mmの範囲とすることが特に好ましい。塗布用バー16の材質としては、耐蝕性、強度の面より金属が好ましく、特にステンレス鋼が適している。
【0045】
ワイヤーバーを使用する場合、適切なワイヤーの径は0.07〜1.0mm、好ましくは0.07〜0.6mmであり、ワイヤーの材質としては金属が用いられるが、耐蝕性、耐摩耗性、強度等の視点からステンレス鋼が最も適している。このワイヤーバーには更に耐摩耗性を向上させるため、表面にメッキを施すことも出来、特にハードクロムメッキが適している。ワイヤーバーを使用した場合には、ワイヤーの大きさ(径)によって、それぞれの塗布ユニット13A、13Bでの塗布量を調整することができる。
【0046】
また本発明において溝切バーを使用する場合、溝のピッチは0.05〜1.0mm、好ましくは0.1〜0.6mmが適当であり、断面形状としては正弦曲線に近似したものや台形状のものが適している。しかしながら、必ずしもこのような断面形状に限定されることなく、他の断面形状のものも使用することができる。この溝切りバーにも更に耐摩耗性を向上させるため、表面にメッキを施すことも出来、特にハードクロムメッキが適している。溝切バーを使用した場合には、溝の大きさ(幅及び深さ)によって、それぞれの塗布ユニット13A、13Bでの塗布量を調整することができる。
【0047】
塗布用バー16としていずれの構成のものを採用した場合でも、下流側の塗布ユニット13B通過後のアルミウエブ14上の塗布量が、最終製品である平版印刷版の所望の品質を得るために必要な塗布量となる。このため、下流側の塗布ユニット13Bの塗布用バー16(計量用バー)による塗布量は、通常は、3〜100ml/m2とされることが多い。
【0048】
それぞれの塗布用バー16に対するアルミウエブ14(塗布対象物)のラップ角も、アルミウエブ14に対して塗布液を確実に塗布(予着又は計量)することができれば特に限定されないが、1〜30°の範囲が好ましく、2〜20°の範囲がより好ましい。なお、ラップ角は、コーター30の上下位置(上昇量)を調整することで、所望の値に設定することが可能である。
【0049】
軸受部材18としては、塗布用バー16を確実に支持することが可能であれば限定されないが、塗布用バー16が高速回転する場合があることを考慮すると、塗布用バー16(ワイヤーバーの場合には、ワイヤー)との摩擦係数が低いものが、塗布用バー16のスムーズな回転には好ましく、さらに、耐磨耗性の高いものが好ましい。これらの条件を満たすものとしては、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン樹脂、等を挙げることができ、これらのうちでもテフロン(R)(米国DuPont社の商品名)の名で知られるポリテトラフルオロエチレン、デルリン(米国DuPont社の商品名)の名で知られるポリアセタール樹脂が摩擦係数、強度(耐磨耗性)の点で特に好適である。更に、これらのプラスチック材料にグラスファイバー、グラファイト、二硫化モリブデン等の充填材を添加したものも用いることが出来る。更には、軸受部材18を金属材料で製作した後、その表面に前述のプラスチック材料をコーティングしたり、貼りつけたりして、塗布用バー16との間の摩擦係数を小さくさせてもよい。あるいは、各種金属材料に前述のプラスチック材料を含浸させたもの(たとえば、アルミニウムにポリテトラフルオロエチレンを含浸させたもの)を軸受部材18に用いることもできる。
【0050】
また、バー塗布装置12によって塗布液50を塗布する塗布対象物(支持体)としては、アルミニウム等の金属(上記したアルミウエブ14)、紙、プラスチックフィルム、レジンコーティング紙、合成紙等を使用できる。平版印刷版の支持体としてアルミニウム板を使用する場合には、例えば、JIS1050材、JIS1100材、JIS1070材、Al−Mg系合金、Al−Mn系合金、Al−Mn−Mg系合金、Al−Zr系合金、Al−Mg−Si系合金等を適用し得る。この場合、機械的粗面化処理、化学エッチング処理、電解粗面化処理、陽極酸化処理等を単独あるいは組み合わせて実施するのが一般的である。プラスチックフィルムの場合の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のビニル重合体、6,6−ナイロン、6−ナイロン等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、セルトーストリアセテート、セルロースダイアセテート等のセルロースアセテト等が使用される。また、レジンコーティング紙に用いる樹脂(レジン)としては、ポリエチレンをはじめとするポリオレフィンが代表的であるが、必ずしもこれらには限定されない。
【0051】
アルミウエブ14の厚みも特に限定されないが、0.01mm〜1.0mm程度のものが取り扱いや、汎用性の点で有利である。
【0052】
これらの塗布対象物の表面粗さも特に限定されないが、表面粗さが粗い場合には、特に液溜まり50が不安定になって、均一な塗布面質を得ることが難しいことが多い。従って、例えば、塗布対象物の算術平均粗さRaが0.20μm以上の場合に、本実施形態のバー塗布装置12を使用して塗布液50を塗布すれば、より均一な塗布面質を得ることができる。
【0053】
さらに、塗布液50としても、上記した感光液に限定されず、例えば、高分子化合物の水溶液又は有機溶剤溶液、顔料分散液、コロイド溶液などを用いることができる。平版印刷版の感光層を構成するための塗布液50としては、以下の(1)〜(11)の態様の感光層を構成するような感光液が挙げられる。
(1) 感光層が赤外線吸収剤、熱によって酸を発生する化合物、および酸によって架橋する化合物を含有する態様。
(2) 感光層が赤外線吸収剤、および熱によってアルカリ溶解性となる化合物を含有する態様。
(3) 感光層が、レーザ光照射によってラジカルを発生する化合物、アルカリに可溶のバインダー、および多官能性のモノマーあるいはプレポリマーを含有する層と、酸素遮断層との2層を含む態様。
(4) 感光層が、物理現像核層とハロゲン化銀乳剤層との2層からなる態様。
(5) 感光層が、多官能性モノマーおよび多官能性バインダーとを含有する重合層と、ハロゲン化銀と還元剤を含有する層と、酸素遮断層との3層を含む態様。
(6) 感光層が、ノボラック樹脂およびナフトキノンジアジドを含有する層と、ハロゲン化銀を含有する層との2層を含む態様。
(7) 感光層が、有機光導電体を含む態様。
(8) 感光層が、レーザー光照射によって除去されるレーザー光吸収層と、親油性層および/または親水性層とからなる2〜3層を含む態様。
(9) 感光層が、エネルギーを吸収して酸を発生する化合物、酸によってスルホン酸またはカルボン酸を発生する官能基を側鎖に有する高分子化合物、および可視光を吸収することで酸発生剤にエネルギーを与える化合物を含有する態様。
(10) 感光層が、キノンジアジド化合物と、ノボラック樹脂とを含有する態様。
(11) 感光層が、光又は紫外線により分解して自己もしくは層内の他の分子との架橋構造を形成する化合物とアルカリに可溶のバインダーとを含有する態様。
【0054】
また、塗布液のうち、有機溶剤を含有するものは同伴エアーが発生しやすいが、本実施形態のバー塗布装置12によってアルミウエブ12に塗布液を塗布することで、同伴エアーの発生をより確実に防止できる。
【0055】
塗布液50の粘度も特に限定されないが、100mPa・s以下が好ましく、50mPa・s以下がより好ましい。
【0056】
バー塗布装置12の周辺の温度(特に、予着用バー16Aから計量用バー16Bに至る部分の温度)も特に限定されないが、この領域の温度が30℃を超えていると、予着塗布層54に同伴エアーが再発生したり、成長したりする可能性が高くなる。従って、少なくとも、予着用バー16Aから計量用バー16Bに至る部分の温度を30℃以下とすることが好ましい。
【0057】
本発明のバー塗布装置12としても、上記説明では平版印刷版を製造する製造ラインにおいて、アルミウエブ14(支持体)に感光液を塗布するバー塗布装置12を取り上げたが、これに限定されない。
【0058】
【実施例】
以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0059】
<実施例>
本実施例では、本発明のバー塗布装置12を使用して、アルミウエブ14に塗布液50を塗布した。
【0060】
まず、帯状のアルミニウム板表面に、機械的粗面化処理、化学エッチング処理、電解粗面化処理および陽極酸化処理を行い、算術平均粗さRaが0.20μmの基板(アルミウエブ14)及び0.26μmの基板(アルミウエブ14)を得た。これらのアルミウエブ14にバー塗布装置12によって塗布液50を塗布し、塗布面質を評価すると共に、塗布状態を観察した。
【0061】
塗布条件は、以下のように設定した。
【0062】
Figure 0003905352
なお、通常は、平版印刷版製造工程でのアルミウエブ14の搬送速度は、50m/min以下とされることが多い。従って、上記の搬送速度(150m/min)は、平版印刷版製造工程におけるアルミウエブ14の搬送速度としては、相対的に高速である。
【0063】
以上の塗布条件で、上流側の塗布ユニット13Aと下流側の塗布ユニット13Bとの間隔を種々に設定し、アルミウエブ14が予着用バー16Aに接触してから、計量用バー16Bに接触するまでの時間(本発明における搬送時間)を変更し、アルミウエブ14への塗布液の塗布を行って平版印刷版を得た。
【0064】
評価及び観察結果を表1に示す。なお、アルミウエブ14の算術平均粗さが0.20μmのものと0.26μmのものとで、結果に顕著な差異は認められなかったので、表1では、算術平均粗さが0.26μmのアルミウエブ14に塗布した場合を示すこととする。
【0065】
【表1】
Figure 0003905352
表中の評価において、「○」は結果が良好であり、問題や不都合が生じないことを、「△」は「○」と比較すると僅かに劣るものの、平版印刷版の種類や用途等によっては実用上は問題や不都合が生じない程度であり、この点で十分に実用性があることを、「×」は問題や不都合が生じることがあることをそれぞれ示す。
【0066】
この表から分かるように、搬送時間が0.20秒以下の場合(実施例1及び実施例2)では、塗布面質が良好になっている。また、搬送時間が0.25秒の場合(実施例3)では、実施例1及び実施例2と比較すると塗布面質は低下しているが、平版印刷版の種類や用途によっては問題がない程度となっている。
【0067】
これに対し、搬送時間が0.28秒の場合(比較例)では、塗布膜が形成されず、均一な塗布面質が得られていない。
【0068】
【発明の効果】
本発明は上記の構成としたので、特に、表面粗さの粗い塗布対象物に対し搬送速度を高速化しても均一な塗布面質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のバー塗布装置の概略構成を示す正面図であり、(A)は非塗布状態、(B)は塗布状態である。
【図2】本発明の第1実施形態のバー塗布装置の回転駆動装置を示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態のバー塗布装置の回転駆動装置を示す側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態のバー塗布装置において塗布用バーによる塗布状態を説明する斜視図である。
【図5】従来のバー塗布装置の概略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
12 バー塗布装置
14 アルミウエブ(塗布対象物)
16 塗布用バー
16A 予着用バー
16B 計量用バー
20 堰板(堰部材)
36 回転駆動装置
50 塗布液
52 液溜まり

Claims (6)

  1. 一定方向に搬送される塗布対象物に対し接触し塗布対象物への塗布液の予着を行う予着用バーと、
    前記予着用バーよりも塗布対象物の搬送方向下流側に配置され、塗布液を塗布対象物に塗布することで、予着用バーによって塗布された塗布液の一部を入れ替えつつ塗布液の計量を行う計量用バーと、
    を有し、
    前記塗布対象物が前記予着用バーに接触してから前記計量用バーに接触するまでの時間間隔が0.25秒以内となるように、予着用バーと計量用バーとの間隔が設定されていることを特徴とするバー塗布装置。
  2. 前記予着用バーと前記計量用バーの少なくとも一方を、前記塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるように回転させる回転駆動装置、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のバー塗布装置。
  3. 一定方向に搬送される塗布対象物に対し予着用バーを接触させ塗布対象物への塗布液の予着を行う予着工程と、
    前記予着工程の後に、塗布対象物に対し計量用バーを接触させ、塗布液を塗布対象物に塗布することで、予着用バーによって塗布された塗布液の一部を入れ替えつつ塗布液の計量を行う計量工程と、
    を有し、
    前記予着用バーと前記計量用バーとの間の前記塗布対象物の搬送時間が0.25秒以内に設定されていることを特徴とするバー塗布方法。
  4. 前記予着用バーと前記計量用バーの少なくとも一方を、前記塗布対象物の搬送速度に対応した周速と異なる周速となるように回転させることを特徴とする請求項3に記載のバー塗布方法。
  5. 前記塗布液として、有機溶剤を含有する塗布液が使用されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のバー塗布方法。
  6. 前記予着用バーから前記計量用バーに至る部分の周辺温度が30℃以下に維持されていることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載のバー塗布方法。
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