JP4944179B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば浴槽への自動湯張り機能を備えた給湯装置に信号接続されて浴室に設置され、給湯装置を遠隔操作するリモコン装置に関するものである。
給湯装置を遠隔操作するリモコン装置が、浴室や台所に設置され、このリモコン装置の表示画面に給湯や湯張りの設定温度、浴槽水位等の給湯関連情報を表示することは一般に行なわれているが、最近においては、特許文献1〜3等に示されるように、これらの給湯関連情報以外に、FM文字多重放送等の文字情報を表示画面に表示することが提案されている。このように、リモコン装置の表示画面に文字情報を表示するようにすることにより、FM文字多重放送等(以下、文字放送という)専用の受信表示画面をリモコン装置とは別個に用意することなく、浴室や台所で、文字放送を楽しむことができることとなる。
特開2001−157274号公報 特開2002−135863号公報 特開平10−229585号公報 特開2004−101046号公報 特開2002−64449号公報
浴室や台所でリモコン装置によって文字放送を楽しむことができるが、特に、風呂を利用する場合には、人が浴槽に浸かっている時間が長く、その時間は慌しいこともなくゆったりとした気分で浴室に設置されるリモコン装置(風呂リモコン装置)の画面を見ることができるので、浴室での文字放送の利用性は高い。
本発明者はこのような事情から、特に浴室に設置されるリモコン装置の利便性をさらに充実させるための検討を試みた結果、次のような課題解決の必要性に直面した。すなわち、浴槽に浸かってリモコン装置の表示画面上の文字情報を見る場合、表示画面までの距離が少し長くなるので、文字情報の文字を大きく表示することが望ましい。そのためには、表示画面を大きくすればよいが、そうすると、リモコン装置が大型化し、浴室の利用空間が狭められるので好ましくなく、リモコン装置を大型化せずに文字情報を大きい文字で浴槽から見易いようにすることが必要である。リモコン装置を大型化せずに文字情報を大きい文字で見易いようにすることは台所に設置されるリモコン装置においても同様に要請されるものである。
また、風呂を利用する場合はゆったりした気分でくつろぎたいことから、特に、風呂の利用の際に、文字放送を表示画面に表示させたり非表示にするための煩雑な操作を無くすことが必要であり、好ましくは、風呂を利用する人は何の操作も必要とせずに、リモコン装置側が人の風呂利用を自動的に感知して表示画面に文字情報を表示させ、風呂から出たときにはそれを自動的に感知して必要がなくなった文字情報の表示を非表示とすることが必要である。
また、テレビ受信機等で災害情報を受信したときには、強制的にその表示モードにすることは公知であるが、例えば風呂を利用している際に災害情報が発信されたときに、その情報を文字情報により表示できれば、風呂を利用しているときでも利用者が災害情報を迅速に知ることができるので便利である。しかし、その一方で、風呂の利用中は、例えば設定温度が過度に高くなっている状態でシャワーを浴びると火傷の危険が生じるといった可能性もあるので、利用者は、給湯設定温度等の給湯関連情報を風呂等に設置されているリモコン装置によって確認したいという要求を持っている。
そして、災害情報が直接自分に関係のない場所の情報である場合等、その災害情報を例えば10分といった一般的に文字情報の表示時間として設定されている設定表示期間中連続して表示することを好まない場合もあり、受信される災害情報によっても、また、前記の如く、風呂利用中の動作状況によっても、利用者が見たい風呂用リモコンの表示が異なるので、その要求に的確に対応できるようにすることが必要である。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、リモコン装置を小型にするにも拘わらず大きな文字で浴槽に浸かっている人が見やすいように災害文字情報を表示することができ、しかも、利用者が給湯関連情報を見たいときには給湯関連情報の表示を行うことができる利便性に優れたリモコン装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、次の構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、給湯先への給湯機能を具備した給湯装置の回路に信号接続されて該給湯装置の遠隔操作を行なう機能を有し、情報を表示する表示部と、当該表示部に近接して設けられた遠隔操作用のスイッチとが同一面上に設けられているリモコン装置において、オン操作によって給湯装置の遠隔操作を可能状態に設定し、オフ操作によってその遠隔操作の可能状態を解除する運転スイッチと、放送信号に含まれる文字情報信号のうち少なくとも災害に関する災害文字情報信号を受信する災害情報受信部と、給湯設定温度を含む給湯関連情報と前記災害文字情報信号に基づく災害文字情報とを切り替え表示する前記表示部と、前記給湯関連情報と前記災害文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御する画面切替表示制御部と、この画面切替表示制御部の指令に応じて前記表示部の災害文字情報の表示と給湯関連情報の表示との切り替え表示を制御する表示制御部とを有し、前記画面切替表示制御部は前記災害情報受信部が前記災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに前記運転スイッチのオン操作が行われたときには前記給湯関連情報への切り替え表示を指令する構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、給湯先への給湯機能を具備した給湯装置の回路に信号接続されて該給湯装置の遠隔操作を行なう機能を有し、情報を表示する表示部と、当該表示部に近接して設けられた遠隔操作用のスイッチとが同一面上に設けられているリモコン装置において、給湯設定温度を含む給湯関連設定事項を設定する給湯関連設定スイッチと、放送信号に含まれる文字情報信号のうち少なくとも災害に関する災害文字情報信号を受信する災害情報受信部と、給湯設定温度を含む給湯関連情報と前記災害文字情報信号に基づく災害文字情報とを切り替え表示する前記表示部と、前記給湯関連情報と前記災害文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御する画面切替表示制御部と、この画面切替表示制御部の指令に応じて前記表示部の災害文字情報の表示と給湯関連情報の表示との切り替え表示を制御する表示制御部とを有し、前記画面切替表示制御部は前記災害情報受信部が前記災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに前記給湯関連設定スイッチの操作が行われたときには前記給湯関連情報への切り替え表示を指令する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第3の発明は、浴室を含む給湯先への給湯機能を具備した給湯装置の回路に信号接続されて該給湯装置の遠隔操作を行なう機能を有し、情報を表示する表示部と、当該表示部に近接して設けられた遠隔操作用のスイッチとが同一面上に設けられているリモコン装置において、放送信号に含まれる文字情報信号のうち少なくとも災害に関する災害文字情報信号を受信する災害情報受信部と、給湯設定温度を含む給湯関連情報と前記災害文字情報信号に基づく災害文字情報とを切り替え表示する前記表示部と、前記給湯関連情報と災害文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御する画面切替表示制御部と、この画面切替表示制御部の指令に応じて前記表示部の災害文字情報の表示と給湯関連情報の表示との切り替え表示を制御する表示制御部とを有し、前記画面切替表示制御部は前記災害情報受信部が前記災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに給湯装置の運転に関する指令のための操作が行われたときには前記給湯関連情報への切り替え表示を指令する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第4の発明は、上記第1乃至第3のいずれか一つの発明の構成に加え、前記画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときに表示が災害情報を表示していたときには、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、災害文字情報の連続放送期間よりも短い予め定めた文字情報表示復帰用設定時間が経過したときに前記給湯関連情報の表示によって非表示とされた災害文字情報を再び表示指令する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第5の発明は、上記第1乃至第3のいずれか一つの発明の構成に加え、前記画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときに表示が災害情報を表示していたときには、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、予め定めたリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部が災害文字情報信号を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わない構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第6の発明は、上記第1乃至第3のいずれか一つの発明の構成に加え、オン操作によって給湯装置の遠隔操作を可能状態に設定し、オフ操作によってその遠隔操作の可能状態を解除する運転スイッチを有し、災害情報を表示している期間中に画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときには、該指令後、給湯関連情報が強制的に表示される給湯関連情報の強制表示モードと成し、その後、前記運転スイッチのオフ操作が行われたときに前記強制表示モードがリセットされる構成と成し、該リセット後に災害情報受信部が災害文字情報信号を受信したときに非表示の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行う構成をもって課題を解決する手段としている。
本発明によれば、給湯関連情報と災害文字情報とをリモコン装置の表示部に切り替え表示する構成としたので、災害文字情報を表示する場合は、給湯関連情報を消して表示部の全領域を災害文字情報の表示面とすることができ、災害文字情報と給湯関連情報とを併記するものに比べ災害文字情報の表示面積を大きくすることができることとなる。このことにより、災害文字情報の文字を大きく表示でき、風呂の利用者は浴槽に浸った離れた位置からでも災害文字情報を支障なく読むことができる。
また、本発明によれば、画面切替表示制御部は、災害情報受信部が災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに以下の操作が行われたときには、給湯関連情報の表示を指令するので、これらの操作が行われて、利用者が例えばシャワーの温度確認をしたり、自動湯張りの動作開始や終了のタイミングを確認したりといったことをしたい場合に、給湯関連情報の表示によって、迅速、かつ、的確に利用者の要求に対応することができる。
つまり、本発明は、災害文字情報が表示されているときでも、給湯装置の遠隔操作を可能状態とする運転スイッチのオン操作が行われたり、給湯関連設定事項を設定する給湯関連設定スイッチの操作が行われたり、自動湯張り動作を行うようにする自動スイッチや、浴槽湯水の追い焚き動作を行うようにする追い焚きスイッチ等(例えば注水スイッチ、足し湯スイッチ、タイマー予約等)のオン操作が行われたりといった、給湯装置の運転に関する指令のための操作が行われたりしたときには、給湯関連情報の表示を行うことにより、利用時に即、把握したい給湯関連情報を見ることができ、利用者が利用者と直接関係のない場所における災害情報を見続けさせられて必要な情報をすぐに見られないといった不具合を防ぐことができ、利便性に優れている。
さらに、本発明において、画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときに表示が災害情報を表示していたときには、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、予め定めた文字情報表示復帰用設定時間が経過したときに再び災害文字情報の表示を指令する構成においては、利用者が確認したい給湯関連情報の表示を行うことにより給湯関連情報を即座に確認でき、その後、文字情報表示復帰用設定時間経過後に再び災害文字情報の表示を行うことにより、たとえ、利用者が、給湯関連情報の表示の前に災害情報表示を見逃してしまっても、再び災害情報を提供することができるので、便利である。
さらに、本発明において、画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときに表示が災害情報を表示していたときには、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、予め定めたリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部が災害文字情報信号を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わない構成においては、利便性と利用者の安全確保の両立を充実させることができる。
つまり、災害文字情報は、予め設定される設定発信期間連続して発信されるので、例えばこの設定発信期間より長い適宜の時間を前記リセット用設定時間として設定すれば、このリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部が受信する災害文字情報信号は、画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令する前に災害情報受信部が受信した災害文字情報信号とは異なる新たな災害情報となる。
したがって、予め定めたリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部が災害文字情報信号を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わない構成によれば、新たな災害情報を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わないようにすることができるので、一度見た災害文字情報を給湯関連情報の表示の後に再表示することによって利用者が例えば利用者と直接関係のない場所における災害情報を見続けさせられるといった不具合を防ぐことができ、風呂利用中の動作状況に適応した表示を行うことができるし、新たな災害文字情報は表示して利用者の安全に関する対処を促すことができる。
さらに、本発明において、給湯装置の遠隔操作を可能状態に設定したり、可能状態を解除したりする運転スイッチを有し、災害情報を表示している期間中に画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときには、該指令後、給湯関連情報が強制的に表示される給湯関連情報の強制表示モードと成し、その後、前記運転スイッチの操作が行われたときに前記強制表示モードがリセットされる構成によれば、運転スイッチの操作によるリセットが行われるまで、給湯関連情報の強制表示モードとなるので、風呂利用中の動作状況に適応した表示を行うことができる。
本発明が適用されているリモコン装置1の浴室配置形態を給湯装置27の配置と共に示す説明図である。 本発明のリモコン装置の一実施形態例におけるリモコン装置1の外観構成の説明図である。 上記実施形態例のリモコン装置1の回路構成を示すブロック図である。 リモコン装置1が信号接続されて使用される給湯装置の構成説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係る実施形態例のリモコン装置1と給湯装置27との配置例を示しており、この実施形態例において、リモコン装置1は浴室28に設置されているリモコン装置である。
給湯装置27は浴室28の外(建物の外)に配置され、浴室28内には浴槽26が設置され、給湯装置27と浴槽26は後述する図4に示されるように、追い焚き循環路25の戻り管23と往管24によって配管接続されている。リモコン装置1は浴槽26の近くの浴室側壁30に設置されるが、その設置位置は浴槽26内からリモコン装置1の表示画面が見易い位置となっている。
給湯装置27は浴槽26を含む給湯先への給湯機能と、浴槽26への自動湯張り機能と、湯張りした浴槽26の湯の保温機能とを具備するもので、リモコン装置1と信号接続されている。この実施形態においては、2芯の信号線を用いてリモコン装置1は給湯装置27の回路、つまり、給湯装置27の燃焼制御回路に接続されている。なお、図1において、符号29は浴室28の浴室入口を示しており、この浴室入口29には開閉式又はスライド式の戸が設けられている。
図2は、本発明に係るリモコン装置の一実施形態例の外観構成を示すもので、筐体ケース31の表面側には表示画面32と、マイク33と、スピーカ34と、運転スイッチ35と、自動スイッチ36と、文字放送スイッチ37と、給湯関連設定スイッチ38と、追い焚きスイッチ45とが設けられている。
本実施形態例においては、文字放送の文字情報と給湯関連情報を切り替え表示する表示部に表示画面32が設けられている。表示画面32は、例えば、液晶表示器(LCD)や、蛍光管表示(VFD)、発光ダイオード(LED)、ドットマトリックス表示、ブラウン管等の適宜の画面によって形成されるものであり、いずれの画面を適用してもよい。給湯関連情報とは、例えば、給湯設定温度、湯張り設定温度、湯張り設定水位、風呂温度、湯張り水位、給湯検出温度等の給湯機能の動作と、湯張り機能や保温機能の動作とにおいて必要な、各種設定値と各種センサ検出値の情報であり、文字情報は、例えば災害文字情報やニュース、スポーツ等の情報である。
マイク33とスピーカ34は、通常は他のリモコン装置との間で会話を行なうときに使用されるもので、例えば、入浴中に風呂リモコン装置と台所に設置されている台所リモコン装置との間で、入浴している者が台所にいる者に浴室にタオルを持ってきてもらう等の要請を行うときの会話に使用される。
運転スイッチ(給湯スイッチ)35はスイッチオンとすることにより、リモコン装置1の回路を動作可能な状態にし、スイッチオフとすることにより、回路動作を停止状態とするものである。つまり、運転スイッチ35は、オン操作によって給湯装置27の遠隔操作を可能状態に設定し、オフ操作によってその遠隔操作の可能状態を解除するものであり、給湯装置27の給湯機能の動作はこの運転スイッチ35がオンの状態で行われる。
自動スイッチ36は湯張り動作から保温動作にかけての一連の動作の開始と停止を指令するものであり、スイッチオンによりその動作が開始し、スイッチオフの状態で動作停止状態となる。なお、本実施形態例では、上記のように、自動スイッチ36のオン操作によって給湯装置27の浴槽26への湯張り動作と該湯張り動作の後の浴槽26内の湯の保温動作とを行うようにしたが、湯張り動作のみを行う構成とすることもできる。
文字放送スイッチ37は文字放送の表示と非表示とを指令するものであり、スイッチオンにより、文字放送の表示開始となり、スイッチオフにより表示停止となる。
給湯関連設定スイッチ38は、給湯設定温度、湯張り設定温度、風呂温度、湯張り水位等の給湯機能と湯張り機能と、保温時間等の保温機能の動作を行なう上で必要な設定値を指定入力するために使用される各種のスイッチ群である。
追い焚きスイッチ45は、オン操作により浴槽26内の湯水の追い焚きを行うスイッチである。この追い焚き指令に従い、給湯装置27の浴槽26内の湯水の追い焚きが終了すると(浴槽26内の湯水温が予め定めた追い焚き設定温度に達すると)追い焚きの動作は自動的に終了する。また、追い焚き動作中に追い焚きスイッチ45のオフ操作をすると、追い焚き動作の途中で追い焚きの動作が停止される。
次に、このリモコン装置1を用いて行なう給湯装置27の動作の一例を図4に示す給湯装置27の模式構成に基き簡単に説明する。なお、図4の構成は本出願人が特願平7−129831号において開示した構成のもので、現時点においては既に公知となっているので、給湯装置自体の構成説明は省略する。
図4において、給湯装置27の制御装置3にリモコン装置1と台所リモコン装置2とが信号接続されているが、台所リモコン装置2は台所に設置されるものであり、この台所設置のリモコン装置2には本実施形態例の(風呂設置の)リモコン装置1が備える文字放送の受信機能の回路(受信モジュールの回路)や、文字放送の文字情報を表示する構成は設けられていないが、それ以外の構成はリモコン装置1と同じである。(勿論、台所リモコン装置2にもこれらの文字放送に関する機能を設けることは可能である。)なお、給湯装置27の各機能の動作は制御装置3の制御によって行なわれる。
給湯装置27の給湯機能、湯張り機能、保温機能等の各機能の動作は公知であるが、リモコン装置の説明に関連するので以下に、簡単に説明する。給湯機能の動作は、風呂設置のリモコン装置1又は台所設置のリモコン装置2の運転スイッチ35をオンし、この状態で給湯管路11の給湯先に設けられている給湯栓(図示せず)を開くことにより開始する。給湯栓の開により、制御装置3は流量センサ4により給水管路5を通水する最低作動流量以上の流量を検出すると、給湯バーナ10を燃焼し、給湯熱交換器7を通る水を加熱して湯を作成し、その湯を給湯管路11を通して給湯先へ供給する。
この給湯機能の動作では、制御装置3は入水温度センサ6による入水温と、流量センサ4による給湯量と、給湯温度センサ8による給湯温(出湯温)との検出情報に基き、給湯湯温が台所設置のリモコン装置2(又は風呂設置のリモコン装置1)で設定された給湯設定温度となるようにガス通路9から供給されるガス量を図示されていない比例弁の開弁量によって制御する。給湯動作は給湯先の給湯栓が閉止されることによって終了する。つまり、給湯栓の閉止によって流量センサ4が通水の停止を検出したときに、制御装置3は給湯バーナ10へのガス供給を遮断し、給湯バーナ10の燃焼を停止する。
湯張り機能の動作は、前記運転スイッチ35がオンされている状態で、風呂設置のリモコン装置1(又は、台所設置のリモコン装置2)の自動スイッチ36をオンすることにより開始する。そうすると、注湯電磁弁13が開かれ、前記給湯機能の動作と同様に給湯熱交換器7を通る水は給湯バーナ10の燃焼加熱により湯となり、その湯は、給湯管路11から注湯路14に入り、戻り管23と往管24を有して構成される追い焚き循環路25を通して浴槽26へ落とし込まれる。
浴槽26の水位は水位センサ20としての圧力センサによって検出され、この検出水位が給湯関連設定スイッチ38によって設定された浴槽の設定水位に達したときに注湯電磁弁13が閉じられ、湯張り動作が終了する。この湯張りの動作においては、制御装置3は給湯関連設定スイッチ38によって設定された湯張りの設定温度となるように給湯熱交換器7の給湯湯温を制御する。
自動スイッチ36による自動運転の動作においては、湯張り機能の動作に引き続き保温機能の動作が行なわれる。この保温機能の動作は、所定の時間間隔で、循環ポンプ21を短時間起動し、浴槽26の湯を追い焚き循環路25を通して循環し、風呂温度センサ18により浴槽26の湯温(風呂温度)を検出する。風呂の検出温度が給湯関連設定スイッチ38で設定された風呂の設定温度よりも許容範囲を外れて低下したときには、循環ポンプ21を駆動して浴槽26の湯水を追い焚き循環路25を通して循環しながら、風呂バーナ16の燃焼により追い焚き熱交換器15で加熱し、追い焚きを行う。そして、風呂温度センサ18の検出温度が風呂の設定温度に達したときに循環ポンプ21を停止し、風呂バーナ16の燃焼を停止する。
このように保温機能の動作(保温動作)は湯張りが終了してから所定の時間(例えば4時間)にわたって行なわれる。保温機能と供に保水機能の動作を行う給湯装置27においては、水位センサ20によって浴槽の水位が監視され、浴槽の水位が設定水位から許容範囲を越えて低下したときには注湯電磁弁13が開けられて給湯熱交換器7側から設定水位に達する不足分の湯量が補充され、浴槽水位を設定水位に維持する保水動作が行なわれる。
追い焚き機能による浴槽湯水の追い焚き動作は、前記運転スイッチ35がオンされている状態で、風呂設置のリモコン装置1(又は、台所設置のリモコン装置2)の追い焚きスイッチ45をオンすることにより開始する。追い焚きの動作は、循環ポンプ21が駆動されて浴槽26の湯水が追い焚き循環路25を通して循環されるもので、この循環水が流水スイッチ22で検知されたときに風呂バーナ16が燃焼駆動され、追い焚き熱交換器15を通るときに循環湯水を加熱昇温して浴槽湯水の追い焚きを行う動作である。
この追い焚き動作は風呂温度センサ18が風呂温度を検出し、その検出温度が風呂設定温度に達したときに風呂バーナ16の燃焼停止と循環ポンプ21の停止とが行なわれて終了する。
なお、図4において、12は流量センサ、22は流水スイッチ、19は循環ポンプ21の吐出口と追い焚き熱交換器15の入水口を連通接続する管路、17は風呂バーナ16へのガス通路をそれぞれ示している。
図3は、本実施形態例のリモコン装置1の画面切替表示に関する構成を示すもので、筐体ケース31(図2参照)の内部に、文字放送受信部(文字放送受信モジュール)40と、表示制御部41と、画面切替表示制御部42との回路が回路基板に形成されて収容されている。
文字放送受信部40は、文字放送を受信するために必要な、アンテナ、復調回路、復調回路で復調された信号から文字情報信号を分離する回路等を有しており、これらの回路構成は、特許文献1、3等に示されているように、公知であるので、その回路構成の説明は省略する。また、文字放送受信部40は、災害情報受信部39を有しており、災害情報受信部39は災害に関する災害文字情報信号を前記文字情報信号から分離して受信する。
文字放送には、地震や津波などの緊急を要する災害情報を放送する際に、例えば情報信号の先頭に特定の信号(災害情報であることを示す符号)を付して送信される災害文字情報信号があり、この災害文字情報信号の送受信構成については、特許文献1等に示されているように、公知であるので、その詳細説明は省略するが、上記特定の信号に基づき、災害情報受信部39は災害に関する災害文字情報信号を前記文字情報信号から分離して受信する。
文字放送受信部40で受信された文字情報信号(災害情報受信部39で受信された災害文字情報信号を含む文字情報信号)は表示制御部41に加えられる。また、災害情報受信部39が受信する災害文字情報信号の受信タイミングや文字放送受信部40が受信する文字情報信号の受信タイミング情報は、画面切替表示制御部42に加えられる。
表示制御部41はメモリ43を内蔵しており、このメモリ43に給湯関連設定スイッチ38によって設定される給湯設定温度、湯張り設定温度、風呂の設定温度(風呂設定温度)、浴槽設定水位(風呂設定水位)等の設定値(給湯関連事項の設定値)や、入水温度センサ6、給湯温度センサ8、風呂温度センサ18等の給湯関連温度センサ群のセンサ検出値や、水位センサ20で検出される風呂の検出水位の値等の給湯関連情報と、前記文字放送受信部40から供給される文字情報とを、メモリ容量の範囲内で情報の種類毎に予め定められた記憶領域に記憶保持する。
そして、表示制御部41は災害文字情報を含む文字情報と給湯関連設定スイッチ38等で指定された給湯関連情報とを、画面切替表示制御部42の指令に応じ表示画面32に切り替え表示する。表示画面32に文字情報を表示する場合、文字情報のページ毎の先頭から末尾までの全体の文章を一画面に一括表示することも可能であるが、この実施形態例では、文字を大きく表現するために、スクロール方式によって、文字情報の文章が表示画面32の一端側から他端側に流れていくような形態で表示制御する構成と成している。
画面切替表示制御部42は、給湯関連情報と前記文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御するものである。画面切替表示制御部42は、文字放送スイッチ37のオン操作が行われたときには、そのスイッチオン信号を受けて表示制御部41に文字情報の表示を指令し(給湯関連情報が表示されていたときには文字情報への切り替えを指令し)、文字放送スイッチ37のオフ操作が行われたときには、そのスイッチオフ信号を受けて表示制御部41に文字情報から給湯関連情報へ表示の切り替え指令を出力する。
また、前記災害情報受信部39が前記災害文字情報信号を受信したときには、その受信タイミングが画面切替表示制御部42に加えられるので、画面切替表示制御部42は、文字放送スイッチ37がオフの状態であっても、つまり、リモコン装置1の表示が給湯関連情報の表示であっても、あるいは、省エネのために画面表示が行われていないような状態であっても、画面切替表示制御部42が災害文字情報を強制的に表示させるための指令を行う。
すなわち、通常は、リモコン装置1の電源が入っている状態であれば、画面切替表示制御部42は、災害情報受信部39が災害文字情報信号を受信したときに、該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の強制的な表示を指令する。この指令に基づき、災害文字情報は例えば予め定めた設定表示時間だけ連続して表示される。
ただし、本実施形態例において、画面切替表示制御部42の指令に基づき災害文字情報が表示されているときに、以下のように、運転スイッチ35、給湯関連設定スイッチ38、自動スイッチ36、追い焚きスイッチ45等によるスイッチ操作が行われたときには、その操作に対応させて、画面切替表示制御部42は、表示画面32に表示する災害文字情報と給湯関連情報との切り替えを制御する。以下に、この画面切替表示制御部42の情報切り替え表示の各種制御形態を説明する。
第1の制御形態は、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、前記運転スイッチ35のオン操作が行われたときには、画面切替表示制御部42が前記給湯関連情報の表示を指令する形態である。つまり、画面切替表示制御部42は、運転スイッチ35のスイッチオン信号を受けて表示制御部41に災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力する。
この第1の制御形態によれば、運転スイッチ35をオン操作して利用者が給湯装置27の運転制御を行おうとすると、画面切替表示制御部42が災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力して給湯関連情報の表示を行うので、利用者は給湯装置27の運転制御を行うために把握したい給湯関連情報を即座に見ることができる。
第2の制御形態は、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、前記給湯関連設定スイッチ38の操作が行われたときには、画面切替表示制御部42が前記給湯関連情報の表示を指令する形態である。つまり、画面切替表示制御部42は、給湯関連設定スイッチ38の操作信号を受けて表示制御部41に災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力する。
この第2の制御形態によれば、給湯関連設定スイッチ38を操作して利用者が例えば給湯設定温度等の給湯関連設定事項を設定しようとすると、画面切替表示制御部42が災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力して給湯関連情報の表示を行うので、利用者は表示された給湯関連情報を見て、給湯関連設定事項の変更等を的確に行うことができる。
第3の制御形態は、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、前記自動スイッチ36のオン操作が行われたときには、画面切替表示制御部42が前記給湯関連情報の表示を指令することである。つまり、画面切替表示制御部42は、自動スイッチ36等のスイッチオン信号を受けて表示制御部41に災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力する。
この第3の制御形態によれば、自動スイッチ36をオン操作して利用者が浴槽26への自動湯張りを行おうとすると、画面切替表示制御部42が災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力して給湯関連情報の表示を行うので、利用者は湯張りの設定温度や、湯張りおよび保温の開始や終了のタイミングを確認できる。
第4の制御形態は、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、前記追い焚きスイッチ45のオン操作が行われたときには、画面切替表示制御部42が前記給湯関連情報の表示を指令する形態である。つまり、画面切替表示制御部42は、追い焚きスイッチ45のスイッチオン信号を受けて表示制御部41に災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力する。
この第4の制御形態によれば、追い焚きスイッチ45をオン操作して利用者が浴槽26内の湯水の追い焚きを行おうとすると、画面切替表示制御部42が災害文字情報の表示から給湯関連情報の表示への切り替え指令を出力して給湯関連情報の表示を行うので、利用者は追い焚き設定温度等を表示により把握することができる。
なお、第5の制御形態として、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、第3、第4の制御形態における自動スイッチ36や追い焚きスイッチ45の代わりに、注水スイッチ、足し湯スイッチ、タイマー予約等のスイッチが操作されるといった、給湯装置の運転に関する指令のための操作が行われたときに、画面切替表示制御部42が前記給湯関連情報の表示を指令する形態とすることもできる。
これら第1から第5の制御形態によれば、利用者が利用者と直接関係のない場所における災害情報を見続けさせられて必要な情報をすぐに見られないといった不具合を防ぐことができ、表示画面32に表示される給湯関連情報の表示に応じて適切な対応をとれるので、利便性に優れている。
また、本実施形態例において、前記画面切替表示制御部42が上記のように給湯関連情報の表示を指令したときに、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、例えば10秒といった予め定めた文字情報表示復帰用設定時間が経過したときに再び災害文字情報の表示を指令する構成としている。
なお、前記文字情報表示復帰用設定時間は画面切替表示制御部42のメモリ47に入力されており、画面切替表示制御部42は前記給湯関連情報の指令後の経過時間をタイマ等の時計機構44により測定して、上記文字情報表示の指令(復帰指令)を行う。
本実施形態例は、このように、画面切替表示制御部42が給湯関連情報の表示を指令したときに災害情報が表示画面32に表示されているときは、文字情報表示復帰用設定時間が経過したときに再び災害文字情報の表示を指令する構成としているので、たとえ、利用者が、給湯関連情報の表示の前に災害情報表示を見逃してしまっても、再び災害情報を提供することができ、便利である。
なお、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに画面切替表示制御部42が給湯関連情報の表示を指令したときに、画面切替表示制御部42が再び災害文字情報の表示を指令するタイミングは、以下のようにすることもできる。
例えば、前記画面切替表示制御部42が上記のように給湯関連情報の表示を指令したときに、災害文字情報が表示画面32に表示されているときに、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、予め定めたリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部39が災害文字情報信号を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わないようにすることができる。
災害文字情報は、例えば10分といった設定発信期間連続して発信(放送)されるので、この設定発信期間より長い適宜の時間、例えば10分30秒といった時間を前記リセット用設定時間として設定すれば、このリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部39が受信する災害文字情報信号は、画面切替表示制御部42が給湯関連情報の表示を指令する前に災害情報受信部39が受信した災害文字情報信号とは異なる新たな災害情報となる。
したがって、上記のようにリセット用設定時間に応じて給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替えタイミングを制御する構成によれば、新たな災害情報を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わないようにすることができるので、一度見た災害文字情報を給湯関連情報の表示の後に再表示することによって利用者が例えば利用者と直接関係のない場所における災害情報を見続けさせられるといった不具合を防ぐことができ、風呂利用中の動作状況に適応した表示を行うことができるし、新たな災害文字情報は表示して利用者の安全に対する対処を促すことができる。
なお、一度リセットした災害情報を再表示させるため、災害情報再表示スイッチを設けてもよい。
さらに、災害文字表示復帰タイミング制御のために、図3の破線に示すように、災害文字情報区別判断部46を設け、この災害文字情報区別判断部46が災害情報受信部39により受信する災害文字情報信号をその情報ごとに(例えば関東地方の地震情報と九州地方の地震情報といったように、同じ地震でも地方が違う情報や、関東地方の地震情報と、その地震による津波情報といったように、災害の種類が違う情報ごとに)区別判断するようにし、画面切替表示制御部42は、災害文字情報区別判断部46の判断情報に対応させて、給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令をすることもできる。
具体的には、画面切替表示制御部42は、表示画面32に第1の災害文字情報を表示しているときに、給湯関連情報の表示を指令したときには、前記災害情報受信部40が前記第1の災害文字情報信号と異なる第2の災害文字情報信号を受信するまで(災害文字情報区別判断部46により第2の災害文字情報信号の受信が判断されるまで)は前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わず、前記災害情報受信部が前記第2の災害文字情報信号を受信したときには該第2の災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示指令を行うようにする。
なお、ここで言う、第2の災害文字情報信号とは、第1の災害文字情報信号と異なる災害文字情報信号を全て含むものであり、複数の災害文字情報信号が受信されたときには、複数の災害文字情報を一度に、または連続的に、あるいは断続的に、適宜表示する。
上記のように、災害文字情報区別判断部46を設けて、給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替えタイミングを制御する構成によれば、たとえ第1の災害文字情報信号が設定発信期間発信されている途中に第2の災害文字情報信号が割り込み発信されたとしても、異なる災害文字情報は確実に表示して利用者の安全に対する対処を促すことができると共に、一度見た災害文字情報を給湯関連情報の表示の後に再表示することによって利用者が例えば利用者と直接関係のない場所における災害情報を見続けさせられるといった不具合を防ぐことができ、利便性に優れている。
なお、将来、例えばFM多重文字放送等に含まれる災害文字情報信号の先頭に、その情報ごとに情報区別信号(災害情報をその情報ごとに区別するための符号)を付して送信することが行われるといった可能性があり、このように、災害文字情報信号をその情報ごとに区別可能となる場合、災害文字情報区別判断部46を設けて、給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替えタイミングを制御する構成とすることで、上記優れた効果を発揮することができる。
さらに、災害情報表示している期間中に画面切替表示制御部42が給湯関連情報の表示を指令したときには、該指令後、給湯関連情報が強制的に表示される給湯関連情報の強制表示モードと成し、その後、前記運転スイッチ35のオフ操作が行われたときに前記強制表示モードがリセットされる構成として、リセット後に災害情報受信部39が災害文字情報信号を受信したときに非表示(時計表示を含む)から災害文字情報の表示への切り替え指令を行うこともできる。
このように給湯関連情報の強制表示モードの実行とそのリセットを行う構成によれば、運転スイッチ35の操作によるリセットが行われるまで、給湯関連情報の強制表示モードとなるので、利用者の風呂利用中の動作状況に適応した表示を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、文字放送はFM多重文字放送としたが、放送信号に含まれる文字情報信号は、AM多重文字放送TV文字多重放送の文字情報信号としてもよい。
また、文字情報受信部40は、一度受信したニュース等を蓄えるRAMや文字フォントを記憶するROMと一体のものとしてもよい。
さらに、表示画面32の文字情報の表示はスクロール方式としたが、例えば、文章の全文を一括表示する方式としたり、文章を区切って表示する方式とする等、スクロール以外の構成でもよい。
さらに、表示画面32に文字情報を表示する場合に、文字情報の表示領域に文字情報を表示させるのに併せて、給湯燃焼表示と風呂燃焼表示の少なくとも一方を表示するようにしてもよい。この場合、表示は、例えば、給湯燃焼表示ランプの点灯や点滅、風呂燃焼表示ランプの点灯や点滅により行うことができる。また、台所設置のリモコン装置2と風呂設置のリモコン装置1において、それぞれ互いに異なる給湯温度を設定している場合に、いずれの給湯設定温度を優先して給湯燃焼運転を行うのかを、例えば優先ランプの点灯や点滅等の適宜の方法により表示してもよい。
さらに、表示部には、文字情報以外に画像情報、web情報等を表示してもよい。
さらに、画面切替表示制御部42による画面切り替え表示は、上書きによって表示を切り替えるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態例では、災害情報受信部39を設けたが、災害情報受信部39を設けずに、文字情報受信部で災害情報を受信して災害情報を判断するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態例では、文字放送スイッチ37のオンオフにより文字情報の表示と非表示とを行う構成とし、スイッチオンにより文字情報の表示開始となり、スイッチオフにより文字情報表示停止となるようにしたが、文字放送スイッチ37の操作と文字情報表示等との関係は別の態様としてもよい。
例えば、初めて文字放送スイッチ37を押すと文字情報表示とラジオ等の音声提供とを行い、次に、文字放送スイッチ37を押すと文字情報表示のみの表示とを行い、次に、文字放送スイッチ37を押すとラジオ等の音声提供を行い、次に文字放送スイッチ37を押すと文字情報と音声提供の両方がオフする動作を行い、文字放送スイッチ37を押すごとに行われるこれら一連の動作を繰り返し行う構成としてもよい。
さらに、本発明のリモコン装置は、風呂設置のリモコン装置とは限らず、台所設置のリモコン装置としてもよい。
さらに、本発明のリモコン装置と信号接続される回路を有する給湯装置の構成は特に限定されるものでなく適宜設定されるものであり、様々な公知の構成を採り得る。例えば、上記実施形態では給湯装置27はガスを燃料とした装置としたが石油を燃料とした給湯装置でもよいし、電気温水器等でもよい。
さらに、上記実施形態例では、リモコン装置1内に文字情報受信部40を有する構成としたが、文字情報受信部40は、リモコン装置1内ではなく、給湯装置27側に設けてもよい。
1 リモコン装置
27 給湯装置
28 浴室
32 表示画面
35 運転スイッチ
36 自動スイッチ
37 文字放送スイッチ
38 給湯関連設定スイッチ
39 災害情報受信部
40 文字放送受信部
41 表示制御部
42 画面切替表示制御部
45 追い焚きスイッチ
46 災害情報区別判断部

Claims (6)

  1. 給湯先への給湯機能を具備した給湯装置の回路に信号接続されて該給湯装置の遠隔操作を行なう機能を有し、情報を表示する表示部と、当該表示部に近接して設けられた遠隔操作用のスイッチとが同一面上に設けられているリモコン装置において、オン操作によって給湯装置の遠隔操作を可能状態に設定し、オフ操作によってその遠隔操作の可能状態を解除する運転スイッチと、放送信号に含まれる文字情報信号のうち少なくとも災害に関する災害文字情報信号を受信する災害情報受信部と、給湯設定温度を含む給湯関連情報と前記災害文字情報信号に基づく災害文字情報とを切り替え表示する前記表示部と、前記給湯関連情報と前記災害文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御する画面切替表示制御部と、この画面切替表示制御部の指令に応じて前記表示部の災害文字情報の表示と給湯関連情報の表示との切り替え表示を制御する表示制御部とを有し、前記画面切替表示制御部は前記災害情報受信部が前記災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに前記運転スイッチのオン操作が行われたときには前記給湯関連情報への切り替え表示を指令する構成としたことを特徴とするリモコン装置。
  2. 給湯先への給湯機能を具備した給湯装置の回路に信号接続されて該給湯装置の遠隔操作を行なう機能を有し、情報を表示する表示部と、当該表示部に近接して設けられた遠隔操作用のスイッチとが同一面上に設けられているリモコン装置において、給湯設定温度を含む給湯関連設定事項を設定する給湯関連設定スイッチと、放送信号に含まれる文字情報信号のうち少なくとも災害に関する災害文字情報信号を受信する災害情報受信部と、給湯設定温度を含む給湯関連情報と前記災害文字情報信号に基づく災害文字情報とを切り替え表示する前記表示部と、前記給湯関連情報と前記災害文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御する画面切替表示制御部と、この画面切替表示制御部の指令に応じて前記表示部の災害文字情報の表示と給湯関連情報の表示との切り替え表示を制御する表示制御部とを有し、前記画面切替表示制御部は前記災害情報受信部が前記災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに前記給湯関連設定スイッチの操作が行われたときには前記給湯関連情報への切り替え表示を指令する構成としたことを特徴とするリモコン装置。
  3. 浴室を含む給湯先への給湯機能を具備した給湯装置の回路に信号接続されて該給湯装置の遠隔操作を行なう機能を有し、情報を表示する表示部と、当該表示部に近接して設けられた遠隔操作用のスイッチとが同一面上に設けられているリモコン装置において、放送信号に含まれる文字情報信号のうち少なくとも災害に関する災害文字情報信号を受信する災害情報受信部と、給湯設定温度を含む給湯関連情報と前記災害文字情報信号に基づく災害文字情報とを切り替え表示する前記表示部と、前記給湯関連情報と災害文字情報との相互の画面切り替えとその切り替えタイミングを指令制御する画面切替表示制御部と、この画面切替表示制御部の指令に応じて前記表示部の災害文字情報の表示と給湯関連情報の表示との切り替え表示を制御する表示制御部とを有し、前記画面切替表示制御部は前記災害情報受信部が前記災害文字情報信号を受信したときには該災害文字情報信号に基づく災害文字情報の表示を指令するが、該指令に基づき災害文字情報が表示されているときに給湯装置の運転に関する指令のための操作が行われたときには前記給湯関連情報への切り替え表示を指令する構成としたことを特徴とするリモコン装置。
  4. 画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときに表示が災害情報を表示していたときには、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、災害文字情報の連続放送期間よりも短い予め定めた文字情報表示復帰用設定時間が経過したときに前記給湯関連情報の表示によって非表示とされた災害文字情報を再び表示指令する構成としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のリモコン装置。
  5. 画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときに表示が災害情報を表示していたときには、前記指令後、給湯関連情報の表示を行い、その後、予め定めたリセット用設定時間が経過した以降に前記災害情報受信部が災害文字情報信号を受信するまでは前記給湯関連情報の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行わないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のリモコン装置。
  6. オン操作によって給湯装置の遠隔操作を可能状態に設定し、オフ操作によってその遠隔操作の可能状態を解除する運転スイッチを有し、災害情報を表示している期間中に画面切替表示制御部が給湯関連情報の表示を指令したときには、該指令後、給湯関連情報が強制的に表示される給湯関連情報の強制表示モードと成し、その後、前記運転スイッチのオフ操作が行われたときに前記強制表示モードがリセットされる構成と成し、該リセット後に災害情報受信部が災害文字情報信号を受信したときに非表示の表示から災害文字情報の表示への切り替え指令を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のリモコン装置。
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