JP3901434B2 - 情報配信システム及び情報表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
画像や文字などから構成される情報を通信手段により取得して表示する情報表示装置であって、特に突発的に生じる緊急情報を逐継続して表示するのに好適な情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年さまざまな形式の情報表示メディアが実用化されており、たとえば列車内や、ビルの壁面などに設置された表示装置にニュースや広告を放映するサービスなどがある。このようなサービスでは、例えばニュースなどのリアルタイム性が高いデータは、テレビジョン放送やテレビジョン信号の垂直帰線期間を利用して文字情報を送信する文字放送などから取得し、広告を代表例とした比較的リアルタイム性の低いデータは、表示装置に接続された記憶装置に予め蓄積したものを逐次再生するといった方式が採られている。特開平07-264512号公報には、放送により緊急情報を受信すると、自動的に電源が入る装置が開示されている。
【0003】
交通機関などにおける障害や事故など、通常の運用状態とは異なる状況が突発した場合の緊急情報は、前述のニュースの例と同様にリアルタイム性の高いデータである。しかし、一般的なニュースと異なる性質は、情報を伝達すべき範囲が比較的狭いことである。例えば、鉄道路線で障害が発生した場合、この情報を欲するのは該当路線の利用者や関連する路線の利用者などに限定される。その反面、障害状況の変化に伴って、情報を迅速に更新することが求められる。上記の例では、障害の内容や程度、復旧作業の進行状況、復旧の見通しというように、逐次情報が更新されていく。
【0004】
従来の技術の項で説明したように、ニュース配信手段として放送を用いる例があるが、放送は極めて広い範囲を配信対象とするため、狭い範囲への配信を必要とする緊急情報配信には不向きである。したがって、情報の情報配信先を特定することができ、かつ緊急情報と通常の情報のどちらも配信可能な方式がよい。
【0005】
また、表示装置側においても、上記した緊急情報のような突発的な割り込みデータを受信して表示する機能と緊急情報表示を解除して通常の表示状態に復帰する機能が求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、通常情報配信元および緊急情報配信元と、情報表示装置とを通信系統を介して結んだ情報配信システムであって、通常情報を表示中の情報表示手段に対し緊急情報を表示させる場合に、緊急情報配信元から特定の情報配信先に向けて緊急情報を配信し、情報表示装置に表示するようにした情報配信システムにおいて、特定の情報配信先を指定して通信する場合、緊急情報と通常情報を識別することができ、また緊急情報を受信した場合、通常の表示状態を中断して受信した緊急情報を表示し、緊急情報の解除にしたがって元の表示状態に復帰することが可能な情報表示システムおよ情報表示装置を提供することであり、さらに緊急情報表示の解除を自動で実施することが可能な情報表示装置を提供することである
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、情報を配信するシステムであって、ニュース、広告を含む通常情報を配信するための通常情報配信装置と、前記通常情報よりも緊急度が高い緊急情報を配信するための緊急情報配信装置と、前記通常情報配信装置から配信される通常情報、及び前記緊急情報配信装置から配信される緊急情報を受信し、該受信した通常情報及び緊急情報を表示可能な情報表示部と、該情報表示部の表示を制御する表示制御部とを有する情報表示装置と、を備え、前記緊急情報配信装置は、前記緊急情報とともに該緊急情報の続報の有無を識別する続報識別コードとを配信し、前記情報表示装置は、前記表示制御部が、受信した情報が通常情報の場合は該通常情報を前記情報表示部に表示させ、受信した情報が緊急情報の場合は該緊急情報を前記情報表示部に表示させ、更に、前記表示制御部は、前記緊急情報を表示させる場合において、該緊急情報とともに受信した続報識別コードが前記緊急情報に続報がないことを示すときは、前記情報表示部に、所定の表示時間長の間、前記通常情報に代えて受信緊急情報を表示させ、前記続報識別コードが前記緊急情報に続報があることを示すときは、前記情報表示部に、前記通常情報に代えて、前記表示時間長を超えて受信緊急情報を表示させることを特徴とする情報配信システムである。
【0008】
また、本発明は、前記情報表示装置は、前記情報表示部が緊急情報を前記表示時間長の間に表示している際に前記緊急情報の続報を受信したとき、前記表示制御部が、前記情報表示部に、該緊急情報の続報の受信時から前記表示時間長の間、該緊急情報の続報を表示させることを特徴とする情報配信システムである。
【0009】
そして、本発明は、前記情報表示装置が、前記緊急情報配信装置から受信した緊急情報が複数の緊急情報で構成されており、かつ、前記緊急情報とともに受信した続報識別コードが該緊急情報の最終情報であることを示すとき、前記表示制御部が、該緊急情報の最終情報を表示してから前記表示時間長を経過した後に前記通常情報を切り替え表示するように、前記情報表示部を制御することを特徴とする情報配信システムである。
【0010】
更に、本発明は、前記情報表示装置は、前記表示時間長の経過前に緊急情報消去コマンドを受信したとき、前記表示制御部が、前記情報表示部に、緊急情報の表示を停止して前記通常情報を表示させることを特徴とする情報配信システムである。
【0011】
また、本発明は、ニュース、広告を含む通常情報と該通常情報よりも緊急度が高い緊急情報とを表示可能な情報表示装置であって、前記通常情報及び緊急情報を受信可能な通信部と、前記通信部で受信した通常情報及び緊急情報を表示可能な情報表示部と、前記情報表示部の表示を制御する表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記通信部で緊急情報とともに該緊急情報の続報の有無を識別するための続報識別コードを受信する場合において、受信した情報が通常情報のときは、該通常情報を前記情報表示部に表示させ、受信した情報が緊急情報のときは、該緊急情報を前記情報表示部に表示させ、更に、前記表示制御部は、前記緊急情報を表示する際に、該緊急情報とともに受信した前記続報識別コードが前記緊急情報に続報がないことを示すときは、前記情報表示部に、所定の表示時間長の間、前記通常情報に代えて受信緊急情報を表示させ、前記続報識別コードが前記緊急情報に続報があることを示すときは、前記情報表示部に、前記通常情報に代えて、前記表示時間長を超えて受信緊急情報を表示させることを特徴とする情報表示装置である。
【0012】
そして、本発明は、前記情報表示部が緊急情報を前記表示時間長の間に表示している際に前記緊急情報の続報を受信したとき、前記表示制御部は、前記情報表示部に、該緊急情報の続報の受信時から前記表示時間長の間、該緊急情報の続報を表示させることを特徴とする情報表示装置である。
【0013】
更に、本発明は、前記通信部で受信した緊急情報が複数の緊急情報で構成され、受信した続報識別コードが該緊急情報の最終情報であることを示すとき、前記表示制御部は、該緊急情報の最終情報を表示してから前記表示時間長を経過した後に前記通常情報を切り替え表示するように、前記情報表示部を制御することを特徴とする情報表示装置である。
【0014】
また、本発明は、前記表示制御部が、前記表示時間長の経過前に緊急情報消去コマンドを受信したとき、前記情報表示部に、緊急情報の表示を停止して前記通常情報を表示させることを特徴とする情報表示装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態にかかる情報配信システムの構成の概要を図1を用いて説明する。情報配信システムは、緊急情報配信元1と、通常情報配信元2と、情報表示装置を有する情報配信先3と、緊急情報配信元1から情報配信先3へ緊急情報データを通信する第1の通信系統51と、通常情報配信元2と情報配信先3との間で情報データや管理データを通信する第2の通信系統52とを有して構成される。
【0016】
緊急情報配信元1は、緊急情報入力部11と、緊急情報データ作成部12と、緊急情報送信部13と、情報類別情報入力部14と、情報類別情報搭載部15からなる緊急情報配信装置10有して構成される。
【0017】
緊急情報入力部11は、事故情報や復旧予定などの情報配信先が限定されかつ緊急性を有する緊急情報を入力する機能を有している。緊急情報データ作成部12は、緊急情報入力部11から入力された緊急情報を本システムにおける通信方式に適した通信情報データフォーマットの通信データに変換する機能を有している。緊急情報送信部13は、通信データを第1の通信系統を介して情報配信先3に送出する機能を有している。情報類別情報入力部14は、情報データの緊急度を示す緊急度属性と、時刻の経過に伴って連続的もしくは間欠的に発生する複数の事象からなる情報群を構成する情報のうちの何れかの情報であることを示す連続属性かまたは前記情報データが単独情報もしくは前記情報群の最終情報であることを示す単独属性かのいずれかの属性情報からなる情報類別情報を入力する機能を有している。情報類別情報搭載部15は、情報類別情報入力部14から入力された情報類別情報を通信データの所定の位置に搭載する機能を有している。
【0018】
通常情報配信元2は、通常情報入力部21と、通常情報データ作成部22と、通常情報送信部23からなる通常情報配信装置20を有して構成される。
【0019】
通常情報入力部21は、ニュースやCMなどの通常情報を入力する機能を有している。通常情報データ作成部22は、通常情報入力部21から入力された通常情報を本システムにおける通信方式に適した通信情報データフォーマットの通信データに変換する機能を有している。通常情報送信部23は、通信データを第2の通信系統を介して情報配信先3に送出する機能を有している。
【0020】
情報配信先3は、第1の情報通信部31と、第2の情報通信部32と、情報類別識別部33と、第1の情報蓄積部34と、第2の情報蓄積部35と、情報表示制御部36と、情報表示部37と、緊急情報表示時間設定部38と、緊急情報続報識別部39からなる情報表示装置30を有して構成される。
【0021】
第1の情報通信部31は、緊急情報配信部10との間で情報を送受信する通信機能を有している。第2の情報通信部32は、通常情報配信部20から配信された通常情報データを受信する機能を有している。第1の情報蓄積部34は、第1の情報通信部31で受信した緊急情報データを格納する情報蓄積機能を有している。第2の情報蓄積部35は、第2の情報通信部で受信した通常情報データを格納する情報蓄積機能を有している。情報表示制御部36は、情報表示部37へ表示する情報を選択するとともに表示時間を制御する機能を有している。情報表示部37は、通常情報または緊急情報を表示する表示機能を有している。緊急情報表示時間設定部38は、緊急情報を表示する時間を設定する機能を有している。緊急情報続報識別部39は、受信した緊急情報に続報があるか、続報のない単独もしくは最終情報であるかを判別する機能を有している。
【0022】
第1の通信系統51は、特定の情報配信先と情報データを双方向で送受信できる通信系統であり、例えば、公衆回線網や、専用線回線網を用いた通信系統である。
【0023】
第2の通信系統52は、広い範囲にわたって、情報データを同時に送信することができる通信系統であり、例えば、情報データがニュース等のように更新頻度の高いデータであれば特定の放送局と多数の受信局からなる放送形式とすることが望ましく、広告のように比較的更新頻度の低いデータであれば、公衆回線網等を利用するのが望ましい。
【0024】
以下、上記情報配信システムを構成する本発明にかかる情報表示装置のハードウエア構成を、実施例を用い、図2を参照して説明する。なお、本発明において、情報として定義するものは、画像や音声、文字などで構成されるものであれば何でも良い。
【0025】
図2は、本発明にかかる情報表示装置の一実施形態を示すブロック図である。図において、本発明にかかる情報表示装置30は、第1の情報通信手段310と、第2の情報通信手段320と、第1の情報蓄積手段340と、第2の情報蓄積手段350と、表示制御手段360と、表示部370と、第1の表示時間長設定手段381と、第2の表示時間長設定手段382と、演算制御手段(以下CPUと略す)410と、システムバス420と、第1の表示実績記録手段430と、第2の表示実績記録手段440と、データバッファ450とを有して構成される。
第1の情報通信手段310および第2の情報通信手段320は、本情報表示装置30を制御するコマンドや、表示対象である情報データを受信する機能を達成する。
この第1の情報通信手段および第2の情報通信手段の使い分けについては後述する。尚、第2の情報通信手段320は、情報表示装置からの管理デ−タ(例えば後述する通常情報の表示回数、緊急情報の累積表示時間等)を送信するため、双方向通信が可能である。
【0026】
第1の情報蓄積手段340は、第1の情報通信手段310で受信した緊急情報を蓄積する機能を達成する。
第2の情報蓄積手段350は、第2の情報通信手段320で受信した通常情報を蓄積する機能を達成する。第2の情報蓄積手段350には複数の通常情報を蓄積することが出来る。
表示制御手段360は、第1の情報蓄積手段340または第2の情報蓄積手段350に蓄積された情報を表示部370に表示する機能を達成する。
第1の表示時間長設定手段381は、第1の情報蓄積手段340に蓄積された情報を表示部370に表示する際の表示時間長を設定する機能を有している。
第2の表示時間長設定手段382は、第2の情報蓄積手段350に蓄積された情報を表示部370に表示する際の表示時間長を設定する機能を達成する。
CPU410は、情報表示装置30全体の動作を内蔵するプログラム(図示せず)によって制御する。CPU410は、さらに、第1の情報通信手段310での受信情報か第2の情報通信手段320での受信情報かにより受信情報を第1の情報蓄積手段340か第2の情報蓄積手段350へ対応させて蓄積する機能を達成する。
システムバス420は、各構成要素間でデータをやり取りする。
第1の表示実績記録手段430は、第1の情報蓄積手段340に蓄積された情報を表示部370に表示した際に、その表示実績としてのべ表示時間データを記録する機能を達成する。
第2の表示実績記録手段440は、第2の情報蓄積手段350に蓄積された情報を表示部370に表示した際に、表示実績として表示回数データとのべ表示時間データを記録する機能を達成する。
データバッファ450は、表示部370に緊急情報が表示される際、その時点で表示されている通常情報を一時待避する機能を達成する。
【0027】
次に、本発明にかかる情報配信システムにおいて、情報表示装置30と、情報表示装置に情報を配信するための情報配信装置10、20との間の通信に使用するデータ列フォーマットについて、図3および図4を用いて説明する。
【0028】
この発明にかかる情報配信システムにおいては、情報の配信や情報表示装置の制御のために用いる通信インフラについては特に規定しないが、例えば公衆回線網を使用した通信方式やインターネットを利用したIP(Internet Protocol)通信方式などが考えられる。上記通信方式において、通信先の情報表示装置に設けられた第1の情報通信手段310と第2の情報通信手段320のいずれかを選択・特定して送信する方法としては、例えば前者の公衆回線網の例では電話番号、後者のIP通信方式においてはIPアドレスを指定することにより実現できる。したがって、以下の説明においては第1の情報通信手段310、第2の情報通信手段320はそれぞれ上記に例示した通信方式を利用するための機能を備えているものとして説明する。
【0029】
図3は、第1の情報通信手段310または第2の情報通信手段320と情報配信装置10,20との間で送受信される通信データ列フォーマットの一例を示す図である。以下説明をわかり易くするため、便宜上1表示情報単位を1フォ−マット長とする。図の最上部に示すように、データ列はヘッダ部、コード部、データエリア、チェックコードの各フィールドからなる。前記各フィールドの内容は、図に示すようにデータ列がコマンドである場合と情報データである場合で異なる。
【0030】
データ列がコマンドである場合、ヘッダ部にはこれに続くデータ列がコマンドであることを示すコマンドヘッダ、コード部にはコマンド名、データエリアには前記コマンドが引数をとる場合に該当する引数を格納する。
【0031】
また、データ列が情報データである場合、ヘッダ部にはデータヘッダ、コード部には表示データが通常情報か緊急情報のいずれかを識別する種類識別コ−ドと緊急情報の続報の有無を識別する続報識別コ−ドからなるデ−タ種別コードを格納する。尚、緊急情報で続報有りの場合には、第1報に続いて第2報,第3報,…最終報と続く複数情報が各情報間の時間間隔がランダムな時間間隔で送信されることを意味している。データエリアには情報データの管理コードと情報データ本体を格納する。
【0032】
最後のフィールドに格納されるチェックコードは、通信によるデータエラーを検出するためのエラー検出符号である。
【0033】
図4は、図3に示したデータ列フォーマットに一部変更を加えた例であり、図示のように、データ列が情報データである場合、データエリアには当該情報データの管理コードと情報データ本体、および当該情報データの表示時間長を格納するようにした。
【0034】
図3または図4のデータ列フォーマットにおいて、コマンドとして定義されるものは以下のように分類される。本情報表示装置からデータを取得するコマンド、逆にデータを設定するコマンドおよび動作を制御するコマンドである。本発明においては、これらに分類されるコマンドのうち次の3種類を説明に用いる。すなわち、情報データの表示実績を取得するコマンド、緊急情報の表示時間長を設定するコマンド、緊急情報の表示を停止するコマンドである。
【0035】
以下、本発明による第1の実施形態である情報表示装置の動作について図1および図2を用いて説明する。
【0036】
本発明による情報表示装置は、通常動作と緊急に配信される情報を表示する緊急動作とを併せ持つ構成となっている。このため、第1の情報蓄積手段340は緊急情報の蓄積に使用し、第2の情報蓄積手段350は通常情報の蓄積に使用する。同様に、第1の情報通信手段310は緊急情報の受信と緊急情報の表示に関する外部からのコマンドの受信に使用し、第2の情報通信手段320は通常情報の受信と通常情報の表示に関する外部からのコマンドの受信と情報表示装置からの管理デ−タ(例えば後述する通常情報の表示回数、緊急情報の累積表示時間等)の送信に使用する。
【0037】
まず、通常動作を図5を用いて説明する。図5は、通常情報の表示が切り替わるタイミングについて、横軸に経過時間をとって示した図である。
【0038】
図2において、第2の情報蓄積手段350には、通常動作において表示される通常情報が複数蓄積されている。この通常情報は、第2の情報通信手段320を通じて図示しない情報配信手段により定期的に例えば1ヶ月に1回、複数送信される。図3の下段に示すように、情報配信設備より送信されるデータ列には、表示すべき通常情報と当該通常情報の管理コードが含まれており、第2の情報蓄積手段350にはCPU410の制御により情報管理コードと情報データ本体が対で蓄積される。
【0039】
CPU410は、第1の情報蓄積手段340が空、すなわち表示すべき緊急情報がない場合、第2の情報蓄積手段350に蓄積された通常情報と情報管理コードを読み出し、システムバス420を介して表示制御手段360に送出する。
【0040】
表示制御手段360は、通常情報の通常情報1を表示部370に表示するのと同時に、通常情報1の表示実績を1回カウントし、第2の表示実績記録手段440に情報管理コードとともに記録する。このとき同時に、表示開始からの時間経過の測定を開始する。そして、第2の表示時間長設定手段382に予め設定されている表示時間長t2が経過したことを検出してCPU410に通知する。この通知に従いCPU410は、次の通常情報2の読み出し・表示動作を行う。この一連の処理がCPUの制御により同様に次々に繰り返し実行される。
【0041】
この結果、通常動作では、第2の情報蓄積手段350に蓄積された複数の通常情報が、一定の時間間隔t2で次々に表示部370に表示される(図5)とともに、複数の通常情報が各々表示部370に何回表示されたかの表示実績回数が第2の表示実績記録手段440に記録される。そして、第2の情報蓄積手段350に蓄積されている通常情報を全て表示し終えると、また同様に、第2の情報蓄積手段350に蓄積されている複数の通常情報の表示と表示回数の記録を再び次々に繰り返す。
【0042】
次に、本発明の情報表示装置に対して緊急情報が送信される場合の動作について、図2に図6〜図9を加えて説明する。図6および図7は、緊急情報が単発で送信された場合、すなわち続報がない場合での情報表示が切り替わるタイミングについて、横軸に経過時間をとって示した図である。
【0043】
まず、図6を用いて説明する。情報配信設備から、第1の情報通信手段310に対して緊急情報が送信され、第1の情報通信手段310で受信すると、CPU410は、受信した緊急情報を第1の情報蓄積手段340にシステムバス420を介してデ−タ種別コ−ドと情報管理コ−ドと情報デ−タ本体とを転送する。CPU410は、緊急情報を第1の情報蓄積手段340に蓄積するとともにこれを読み出し、緊急情報の続報コ−ドビットをCPUに内蔵するワ−キングRAMに取り込み、続報の有無を判別し、続報無しと識別して、第1の情報蓄積手段340から緊急情報データと情報管理コードと緊急情報続報無しの属性とを表示制御手段360に転送する。続報属性の識別は単なるビット判定であり、簡単なプログラム処理で実現できるので詳細プログラムフロ−は省略する。表示制御手段360は緊急情報データを表示部370に表示するとともに、その時点で表示していた通常情報を表示制御手段360に接続されたデータバッファ450に待避する。同時に緊急情報の表示開始からの時間経過の測定を開始する。これにより、表示されていた通常情報が緊急情報に切り替わる。続いて、表示制御手段360は、第1の表示時間長設定手段381に予め設定されている表示時間長t1が経過したことを検出すると緊急情報の表示を止め、当該緊急情報の表示前に表示していた通常情報をデータバッファ450から読み出して再度表示する(図6)。このとき、t1時間だけ緊急情報を表示したことを第1の表示実績記録手段430に緊急情報の管理コードとともに記録する。なお、通常動作で説明した表示回数のカウント動作は、データバッファ450から表示データを読み出して表示する場合には行わない。
【0044】
次に、図7を用いて、緊急情報表示を規定の表示時間長t1の経過より以前に、コマンド送信によって停止する場合を説明する。
緊急情報が配信され、表示部370に表示されるまでの動作は先の説明と同一である。緊急情報の表示中に緊急情報消去のコマンドが、第1の情報通信手段310で受信されると、当該消去コマンドが表示制御手段360に送られる。これにより、緊急情報の表示前に表示していた通常情報をデータバッファ450から読み出して再度表示する(図7)。このときの表示経過時間を第1の表示実績記録手段430に緊急情報の管理コードとともに記録する。
【0045】
続いて、図8および図9を用いて、緊急情報が複数の情報で構成される続報有りの場合、すなわち、第1報,第2報,…最終報、というようにランダムな時間間隔で、送信される場合の動作を説明する。
【0046】
情報配信設備から、第1の情報通信手段310に対して最初の緊急情報が送信され、第1の情報通信手段310で受信すると、CPU410は、受信した緊急情報を第1の情報蓄積手段340にシステムバス420を介してデ−タ種別コ−ドと情報管理コ−ドと情報デ−タ本体とを転送する。CPU410は、緊急情報を第1の情報蓄積手段340に蓄積するとともにこれを読み出し、緊急情報の続報コ−ドビットをCPUに内蔵するワ−キングRAMに取り込み、続報の有無を判別し、続報有りと識別して、第1の情報蓄積手段340から緊急情報データと情報管理コードと緊急情報続報有りの属性とを表示制御手段360に転送する。
【0047】
表示制御手段360は緊急情報データを表示部370に表示するとともに、その時点で表示していた通常情報を表示制御手段360に接続されたデータバッファ450に待避する。これにより、表示されていた通常情報が緊急情報に切り替わる。このとき、表示時間長の測定は実施するが、続報有りの属性が通知されたため、表示時間長t1を経過した時点で第2報が受信されないケースでも第1報の表示を継続する(図8)。
【0048】
続いて、ランダムな時間経過の後、緊急情報第2報が第1の情報蓄積手段340に蓄積されると、先の説明と同様の動作で表示部370に表示される。このとき、第1報の表示経過時間が情報管理コードとともに、第1の表示実績記録手段430に記録される。
【0049】
仮にこの第2報が最終の緊急情報とすると、続報無しの属性が合わせて通知され、これにより表示表示制御手段360は、緊急情報第2報の表示開始からの時間経過の測定を開始する。第1の表示時間長設定手段381に予め設定されている表示時間長t1が経過したことを検出すると緊急情報の表示を止め、当該緊急情報の表示前に表示していた通常情報をデータバッファ450から読み出して再度表示する(図8、図9)。そして、表示経過時間t1を当該情報の管理コードとともに、第1の表示実績記録手段430に記録する。これにより、緊急情報が表示された積算時間を知ることが出来る。
【0050】
図8と図9の動作の違いは、続報の到着タイミングの違いである。図8、図9にそれぞれ示したとおり、第1の表示時間長設定手段381に設定されているt1時間を基準として、最終報のみ表示時間長t1の表示を行い、それ以前の緊急情報の表示時間長については、続報の到着するタイミングにより決定するよう構成したことが、本発明の特徴である。
【0051】
なお、最終報の表示をコマンドで停止する動作および、通常情報表示に復帰した後の動作は図5〜図7の説明と同一である。
【0052】
以上説明した本実施形態に特有の効果としては、情報通信手段を緊急情報用と通常情報用に独立に設けたので、各々の情報の配信動作によって、他方の配信を妨げることが無いというメリットがある。また、本実施形態に限っては、図3および図4で説明したデータ種別コードについて通常情報と緊急情報を識別する種類識別コードは定義しなくても動作に影響はない。ただし、緊急情報が単発でない場合に備えて、緊急情報続報有りと無しを示す続報識別コードは必要である。
【0053】
次に、図10および図11を用いて、本発明にかかる情報配信システムを構成する情報表示装置の第2の実施形態を説明する。図10はこの実施の形態にかかる情報配信システムの構成の概要を示すブロック図であり、図11はこの実施の形態にかかる情報表示装置のハードウエア構成を示すブロック図であり、図1および図2と同じ構成要素には同一の符号を付けている。
【0054】
図10に示すように、この実施の形態にかかる情報配信システムは、緊急情報配信元1と、通常情報配信元2と、情報表示装置を有する情報配信先3と、緊急情報配信元1および通常情報配信元2から情報配信先3へ緊急情報データや通常情報データを配信する通信系統5とを有して構成される。
【0055】
緊急情報配信元1は、図1に示した緊急情報発信元1と同様の構成を有しており、緊急情報通信部13が通信系統5に接続される点で異なっている。
【0056】
通常情報配信元2は、図1に示した通常情報発信元2と同様の構成を有しており、通常情報通信部23が通信系統5に接続される点で異なっている。
【0057】
情報配信先3は、情報通信部31と、情報類別識別部33と、第1の情報蓄積部34と、第2の情報蓄積部35と、情報表示制御部36と、情報表示部37と、緊急情報表示時間設定部38と、緊急情報続報識別部39からなる情報表示装置30を有して構成される。
【0058】
情報通信部315は、緊急情報配信装置10および通常情報配信装置20との間で通信系統5を介して情報を送受信する通信機能を有している。情報類別識別部33は、情報通信部315で受信した情報データの情報類別情報搭載部を参照して受信した情報データが緊急情報データであるか通常情報データであるかを識別する部であり、受信したデータが緊急情報データであるときには第1の情報蓄積部34へ格納し、通常データであるときには第2の情報蓄積部35へ格納する。第1の情報蓄積部34は、緊急情報データを格納する情報蓄積機能を有している。第2の情報蓄積部35は、通常情報データを格納する情報蓄積機能を有している。情報表示制御部36は、情報表示部37へ表示する情報を選択するとともに表示時間を制御する機能を有している。情報表示部37は、通常情報または緊急情報を表示する表示機能を有している。緊急情報表示時間設定部38は、緊急情報を表示する時間を設定する機能を有している。緊急情報続報識別部39は、受信した緊急情報に続報があるか、続報のない単独もしくは最終情報であるかを判別する機能を有している。
【0059】
通信系統5は、特定の情報配信先と情報データを双方向で送受信できる通信系統であり、例えば、公衆回線網や、専用線回線網を用いた通信系統である。
【0060】
以下、上記情報配信システムを構成する本発明にかかる情報表示装置のハードウエア構成を、実施例を用い、図2を参照して説明する。なお、本発明において、情報として定義するものは、画像や音声、文字などで構成されるものであれば何でも良い。
【0061】
図11において、本情報表示装置を制御するコマンドや、表示対象である情報データを受信し、情報表示装置からの管理デ−タ(例えば後述する通常情報の表示回数、緊急情報の累積表示時間等)を送信するための双方向に通信ができる情報通信手段316と、情報通信手段316で取得した情報データの種別コードの種類識別属性を識別する情報類別識別手段330とを有している。CPU410は情報類別識別手段330から種別コードの種類識別属性の識別結果を読み取り、当該情報データが緊急情報の場合は情報通信手段316の受信情報を第1の情報蓄積手段340に蓄積し、当該情報データが通常情報の場合は情報通信手段316の受信情報を第2の情報蓄積手段350に蓄積する。CPU410は、図2のCPU410とは内蔵するプログラムが、情報類別識別手段330から種別コードの種類識別属性の識別結果を読み取り、情報通信手段316の受信情報が緊急情報の場合は第1の情報蓄積手段340に、通常情報の場合は第2の情報蓄積手段350に蓄積するように制御する点で異なるがその他は同じであり、詳細な処理の内容の説明は省略する。
【0062】
先に説明した第1の実施形態との相違点は、本実施形態においては、情報通信手段が一本化されていることである。先の実施形態では、緊急情報と通常情報を受信するための情報通信手段310,320をそれぞれ設けて、緊急情報と通常情報を振り分けるよう構成した。本実施例では情報通信手段を一本化し、さらに受信するデータ列に格納された情報種別コードの種類識別コ−ドを読み取る情報類別識別手段330を設け、その識別結果で緊急情報と通常情報とに振り分けるようになしている。
【0063】
本実施形態における通常情報表示動作および緊急情報受信時の表示動作については、第1の実施形態と同様なので省略するが、本実施形態の特異性としては情報通信手段が1個に集約されているため、例えば通常情報の受信中は緊急情報が受信できない、あるいはその逆のケースのような制限事項が生ずる。この問題に関しては例えば、通常情報の配信は、緊急情報が発生しないことが予め分かっている時間帯(例えば緊急情報発信元の休業期間中など)に実施するなどの運用でカバーすることが出来る。逆に通信手段を1個に限定することにより、通信費用をある程度削減して、かつ第1の実施形態とほぼ同様の動作をさせることが出来る。
【0064】
以上2つの実施形態においては、通常情報および緊急情報の表示時間長を予め表示時間長設定手段に設定しておく構成で説明したが、図4に示したデータ列フォーマットを用いて、各情報データ列毎に表示時間長を定義することも可能であり、この場合には、各情報データそれぞれ個別の表示時間を定義でき、柔軟な表示構成が可能となる。
【0065】
なお、前記2つの実施形態において、通常情報および緊急情報の表示実績を表示実績記録手段に記録するよう説明したが、この実績データの使途としては、例えば、通常情報として広告情報などが含まれる場合、広告依頼元への表示実績報告等などが考えられる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、表示すべき情報を緊急情報と通常情報とに分けて管理し、緊急情報の表示中は通常情報を表示しないよう構成した。また、緊急情報の表示から通常表示への復帰は、予め設定しておく表示時間の経過後に自動的に行われるので、通信回数を削減することが出来、かつ上記表示時間を経過する前に緊急情報表示を停止する必要がある場合には、コマンド送信によって実現できるよう構成したので、より柔軟な運用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる情報表示システムの構成の概要を説明するブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる情報表示装置のハードウエア構成を示すブロック図。
【図3】本発明にかかる情報配信システムで用いる第1の情報通信手段310または第2の情報通信手段320と情報配信装置10、20との間で送受信される通信データフォーマットの一例を示す図。
【図4】図3に示したデータ列フォーマットに一部変更を加えた例を示す図。
【図5】通常情報の表示が切り替わるタイミングを説明する図。
【図6】緊急情報が単発で送信された場合の情報表示が切り替わるタイミングを説明する図。
【図7】図6において、緊急情報表示停止コマンド受信によるタイミングを説明する図。
【図8】緊急情報が複数の情報で構成される場合の表示切り替えタイミングを説明する図。
【図9】図8において、続報データの到着タイミングが異なる場合を説明する図。
【図10】本発明の第2の実施の形態にかかる情報表示システムの構成の概要を説明するブロック図。
【図11】本発明の第2の実施の形態にかかる情報表示装置のハードウエア構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 緊急情報配信元
2 通常情報配信元
3 情報配信先
11 緊急情報入力部
12 緊急情報データ作成部
13 緊急情報送信部
14 情報類別情報入力部
15 情報類別情報搭載部
21 通常情報入力部
22 通常情報データ作成部
23 通常情報送信部
31 第1の情報通信部
32 第2の情報通信部
33 情報類別情報識別部
34 第1の情報蓄積部
35 第2の情報蓄積部
36 情報表示制御部
37 情報表示部
38 緊急情報表示時間設定部
39 緊急情報続報識別部
310 第1の情報通信手段
315 情報通信部
316 情報通信手段
320 第2の情報通信手段
330 情報類別識別手段
340 第1の情報蓄積手段
350 第2の情報蓄積手段
360 表示制御手段
370 表示部
381 第1の表示時間長設定手段
382 第2の表示時間長設定手段
410 CPU
420 システムバス
430 第1の表示実績記録手段
440 第2の表示実績記録手段
450 データバッファ

Claims (8)

  1. 情報を配信するシステムであって、
    ニュース、広告を含む通常情報を配信するための通常情報配信装置と、
    前記通常情報よりも緊急度が高い緊急情報を配信するための緊急情報配信装置と、
    前記通常情報配信装置から配信される通常情報、及び前記緊急情報配信装置から配信される緊急情報を受信し、該受信した通常情報及び緊急情報を表示可能な情報表示部と、該情報表示部の表示を制御する表示制御部とを有する情報表示装置と、を備え、
    前記緊急情報配信装置は、前記緊急情報とともに該緊急情報の続報の有無を識別する続報識別コードとを配信し、
    前記情報表示装置は、前記表示制御部が、受信した情報が通常情報の場合は該通常情報を前記情報表示部に表示させ、受信した情報が緊急情報の場合は該緊急情報を前記情報表示部に表示させ、
    更に、前記表示制御部は、前記緊急情報を表示させる場合において、該緊急情報とともに受信した続報識別コードが前記緊急情報に続報がないことを示すときは、前記情報表示部に、所定の表示時間長の間、前記通常情報に代えて受信緊急情報を表示させ、前記続報識別コードが前記緊急情報に続報があることを示すときは、前記情報表示部に、前記通常情報に代えて、前記表示時間長を超えて受信緊急情報を表示させることを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記情報表示装置は、前記情報表示部が緊急情報を前記表示時間長の間に表示している際に前記緊急情報の続報を受信したとき、前記表示制御部が、前記情報表部に、該緊急情報の続報の受信時から前記表示時間長の間、該緊急情報の続報を表示させることを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記情報表示装置は、前記緊急情報配信装置から受信した緊急情報が複数の緊急情報で構成されており、かつ、前記緊急情報とともに受信した続報識別コードが該緊急情報の最終情報であることを示すとき、前記表示制御部が、該緊急情報の最終情報を表示してから前記表示時間長を経過した後に前記通常情報を切り替え表示するように、前記情報表示部を制御することを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記情報表示装置は、前記表示時間長の経過前に緊急情報消去コマンドを受信したとき、前記表示制御部が、前記情報表示部に、緊急情報の表示を停止して前記通常情報を表示させることを特徴とする情報配信システム。
  5. ニュース、広告を含む通常情報と該通常情報よりも緊急度が高い緊急情報とを表示可能な情報表示装置であって、
    前記通常情報及び緊急情報を受信可能な通信部と、
    前記通信部で受信した通常情報及び緊急情報を表示可能な情報表示部と、
    前記情報表示部の表示を制御する表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記通信部で緊急情報とともに該緊急情報の続報の有無を識別するための続報識別コードを受信する場合において、受信した情報が通常情報のときは、該通常情報を前記情報表示部に表示させ、受信した情報が緊急情報のときは、該緊急情報を前記情報表示部に表示させ、
    更に、前記表示制御部は、前記緊急情報を表示する際に、該緊急情報とともに受信した前記続報識別コードが前記緊急情報に続報がないことを示すときは、前記情報表示部に、所定の表示時間長の間、前記通常情報に代えて受信緊急情報を表示させ、前記続報識別コードが前記緊急情報に続報があることを示すときは、前記情報表示部に、前記通常情報に代えて、前記表示時間長を超えて受信緊急情報を表示させることを特徴とする情報表示装置。
  6. 請求項5に記載の情報表示装置において、
    前記情報表示部が緊急情報を前記表示時間長の間に表示している際に前記緊急情報の続 報を受信したとき、前記表示制御部は、前記情報表示部に、該緊急情報の続報の受信時から前記表示時間長の間、該緊急情報の続報を表示させることを特徴とする情報表示装置。
  7. 請求項に記載の情報表示装置において、
    前記表示制御部は、前記通信部で受信した緊急情報が複数の緊急情報で構成され、かつ、受信した続報識別コードが該緊急情報の最終情報であることを示すとき、該緊急情報の最終情報を表示してから前記表示時間長を経過した後に、前記通常情報を切り替え表示するように、前記情報表示部を制御することを特徴とする情報表示装置。
  8. 請求項記載情報表示装置であって、
    前記表示制御部は、前記表示時間長の経過前に緊急情報消去コマンドを受信したとき、前記情報表示部に、緊急情報の表示を停止して前記通常情報を表示させることを特徴とする情報表示装置。
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