JP3497345B2 - 双方向ケーブル通信方法および双方向ケーブル通信システム - Google Patents
双方向ケーブル通信方法および双方向ケーブル通信システムInfo
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- JP3497345B2 JP3497345B2 JP13503897A JP13503897A JP3497345B2 JP 3497345 B2 JP3497345 B2 JP 3497345B2 JP 13503897 A JP13503897 A JP 13503897A JP 13503897 A JP13503897 A JP 13503897A JP 3497345 B2 JP3497345 B2 JP 3497345B2
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Description
用したCATV通信システムを代表とする双方向ケーブ
ル通信システムに係り、特に、ビデオ・オン・デマンド
(VOD)サービスを実現するために好適な技術に関す
る。
置と、これらの間を接続する伝送線路とからなる双方向
ケーブル通信システムにおいては、端末装置が、中央制
御装置から信号(下り信号)によって与えられたタイミ
ングで、中央制御装置に対して信号(上り信号)を送信
するようにした通信方式である、「ポーリング方式」が
採用されている。
について説明する。
中央制御装置は、まず、下り伝送線路上に、ポーリング
対象とする端末装置の識別番号を含めたポーリング信号
を、全ての端末装置に対して送信する。
外の識別番号を有する端末装置は、ポーリング信号を受
信しても、これを無視する。
番号を有する端末装置は、ポーリング信号を受信する
と、自身の識別番号および中央制御装置に通知すべき情
報を含めたポーリング応答信号を、受信したポーリング
信号に対する返答として、中央制御装置に対して送信す
る。
信号を受信すると、通信が成功したとみなし、受信した
ポーリング応答信号に含まれている情報に基づいて、必
要であれば、内部処理を行い、その後、ポーリング対象
を次の端末装置に移す。
号を受信できなかった場合には、ポーリング対象の端末
装置がエラー端末であるとみなしてエラー登録を行い、
その後、ポーリング対象を次の端末装置に移す。
て情報を送信する必要が生じる場合があり、このような
場合には、ポーリング信号とは別に、そのような情報
(具体的には、各端末装置の内部情報を設定するための
情報である。)を含めた下り信号を送信する。なお、こ
の下り信号には、該下り信号が特定の端末装置を対象と
したものである場合には、対象とする端末装置の識別番
号が含まれ、全ての端末装置を対象としてものである場
合には、全ての端末装置を示す特別な識別番号が含まれ
る。
は、該下り信号に含まれている情報に従って、内部情報
を設定する処理を行う。
央制御装置と端末装置との間を接続する伝送線路(同軸
ケーブル)には、放送内容である映像・音声が伝送され
ている伝送線も内蔵されているが、これらの放送内容の
チャンネルを示す情報が、上述した下り信号に含まれて
送信されることとなる。
を示す処理フローチャートは、図9(a)に示す通りで
ある。
901は、ポーリング信号を送信する処理であり、ステ
ップ902は、ポーリング応答信号を受信したか否かを
判別する処理であり、ステップ903は、エラー登録を
行う処理であり、ステップ904は、ポーリング対象を
次の端末装置に移す処理であり、ステップ600は、図
6に詳細な処理フローチャートを示す端末設定用信号送
信処理を示している。
は、いずれかの端末装置の内部情報を設定する必要があ
るか否かを判別する処理であり、ステップ602は、該
端末装置の内部情報を設定するための情報を含めた下り
信号(端末設定用信号)を送信する処理を示している。
ートでは、中央制御装置が、ポーリング応答信号の受信
に1回失敗すると、ポーリング対象の端末装置がエラー
端末であるとみなすようになっているが、ポーリング応
答信号の受信に失敗しても、予め定めた回数だけポーリ
ング信号の送信を繰り返し、その中で1回でもポーリン
グ応答信号が受信できれば、通信が成功したとみなすよ
うにしてもよい。
した通信を行う場合のシーケンスを示す図である。
置から端末装置に送信されたポーリング信号、911は
ポーリング信号921に対する返答として端末装置から
中央制御装置に送信されたポーリング応答信号である。
方式」を採用した通信では、中央制御装置が、各端末装
置に対してポーリング信号を送信し、端末装置が、ポー
リング信号に対する返答として、中央制御装置に対して
ポーリング応答信号を送信するようになっているので、
中央制御装置が伝送線路の異常を発見することができる
という利点があるが、中央制御装置は、予め登録されて
いる順番で、ポーリング対象の端末装置を移すようにな
っているので、特に、端末装置の数が多い場合には、各
端末装置が中央制御装置に通知すべき情報が、ポーリン
グ応答信号によって実際に中央制御装置に通知されるま
でに時間がかかるという欠点がある。
置と、これらの間を接続する伝送線路とからなる通信シ
ステムで採用される通信方式の1つとして、各端末装置
が、中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合
に、該情報を含めた上り信号を、中央制御装置に対して
自発的に送信するようにした通信方式がある。
を、「ランダムコール方式」と呼ぶことにする。
通信について説明する。
は、端末装置は、中央制御装置に対して通知すべき情報
がある場合に、該情報および自身の識別番号を含めたラ
ンダムコール上り信号を、中央制御装置に対して自発的
に送信する。
上り信号を受信すると、必要であれば、内部処理を行
い、ランダムコール上り信号に含まれている識別番号が
示す端末装置、すなわち、ランダムコール上り信号の送
信元の端末装置に対して、ランダムコール下り信号を送
信する。
通信においても、「ポーリング方式」を採用した通信と
同様に、中央制御装置は、各端末装置の内部情報を設定
するための情報を送信する必要がある場合には、対象と
する端末装置に対して端末設定用信号を送信する。
を示す処理フローチャートは、図10(a)に示す通り
である。
プ1001は、ランダムコール上り信号を受信したか否
かを判別する処理であり、ステップ1002は、ランダ
ムコール下り信号を送信する処理であり、ステップ60
0は、図6に詳細な処理フローチャートを示した端末設
定用信号送信処理を示している。
を採用した通信を行う場合のシーケンスを示す図であ
る。
置から中央制御装置に送信されたランダムコール上り信
号、1021は中央制御装置から端末装置に送信された
ランダムコール下り信号である。
た通信では、各端末装置が、中央制御装置に対してラン
ダムコール上り信号を自発的に送信するようになってい
るので、各端末装置が中央制御装置に通知すべき情報
が、ランダムコール上り信号によって即時に中央制御装
置に対して通知されるという利点があるが、中央制御装
置が伝送線路の異常を発見することができないという欠
点がある。
向ケーブル通信システムでは採用されていなかったが、
特に、双方向ケーブル通信システムでVODサービスを
実現しようとした場合には、「ランダムコール方式」を
採用すると、端末装置の利用者がサービス要求を行った
ときに、該端末装置は、内部情報が変更されるので、そ
の旨を示す情報を、ランダムコール上り信号によって即
時に中央制御装置に対して通知することが可能となり、
効果的である。
「ランダムコール方式」を併用し、両方の通信方式の欠
点を互いに補うようにした技術が、特開平5−1611
38号公報に開示されている。
た通信では、複数の端末装置からのランダムコール上り
信号が衝突する恐れがあるという欠点がさらにあるが、
上記公報に開示されている技術では、衝突を回避するた
めの手法が述べられているものの、複数の端末装置が完
全に同時にランダムコール上り信号を送信することは回
避できず、また、何らかの原因でランダムコール上り信
号が衝突した場合の対処方法については配慮されていな
い。
装置に対して上り信号を自発的に送信するようにした通
信方式を「端末発砲方式」と呼んでいるが、本明細書で
「ランダムコール方式」と呼んでいる通信方式と同じ仕
組みの通信方式である。
ル方式」を採用した双方向ケーブル通信システム、およ
び、「ポーリング方式」および「ランダムコール方式」
を併用した双方向ケーブル通信システムにおいて、各
々、複数の端末装置からの上り信号が衝突した場合に、
短時間でそれを解決することを可能とした技術を提供す
ることで、特に、VODサービスを実現するために有効
な、即時性を損なわない通信を可能とすることにある。
態様として、「ランダムコール方式」を採用した双方向
ケーブル通信システムにおいて、複数の端末装置からの
上り信号が衝突した場合に、短時間でそれを解決するた
めの双方向ケーブル通信方法を提供している。
中央制御装置と、複数の端末装置と、上記中央制御装置
と上記複数の端末装置との間を接続する伝送線路とから
なる双方向ケーブル通信システムにおいて、上記複数の
端末装置が、各々、上記中央制御装置に対して通知すべ
き情報がある場合に、該情報を示す通知信号を、内部に
蓄積してから、上記中央制御装置に対して送信し、上記
中央制御装置が、いずれかの端末装置から通知信号を受
信した場合に、該端末装置に対して受理信号を送信し、
上記通知信号を送信した端末装置が、上記中央制御装置
から受理信号を受信するまで、または、予め定めた送信
回数に達するまで、内部に蓄積している通知信号を、該
端末装置に固有に定めた値を種として発生した乱数に応
じて決定される時間間隔で、上記中央制御装置に対して
繰り返し送信することを特徴とした双方向ケーブル通信
方法を提供している。
を採用しているので、端末装置から中央制御装置に対す
る即時的な通信が可能となる。
が送信した通知信号(上述したランダムコール上り信号
に相当している。)を中央制御装置が受信しなかった場
合には、受理信号を受信しないので、通知信号を中央制
御装置に対して繰り返し送信することとなる。そこで、
端末装置は、予め定めた回数だけ、通知信号を中央制御
装置に対して繰り返し送信しても、中央制御装置から受
理信号を受信しなかった場合に、中央制御装置や伝送線
路に故障が発生した旨を検出することが可能となる。
際の時間間隔が、各端末装置に固有に定めた値を種とし
た乱数に応じて決定されるようにしているので、複数の
端末装置から送信された通知信号が衝突した場合でも、
これらの端末装置から次に送信される通知信号の送信タ
イミングが、各端末装置で異なってくることとなり、連
続した衝突の発生を抑制することが可能となるという効
果がある。
間間隔が、毎回変更されることとなるので、衝突後に送
信された通知信号を中央制御装置が受信する可能性を、
全ての端末装置について均等にすることが可能となると
いう効果がある。
ーリング方式」および「ランダムコール方式」を併用し
た双方向ケーブル通信システムにおいて、複数の端末装
置からの上り信号が衝突した場合に、短時間でそれを解
決するための双方向ケーブル通信方法を提供している。
上述した第1の態様において、上記中央制御装置が、予
め定めた時間間隔で、上記複数の端末装置の各々に対し
てポーリング信号を送信し、上記複数の端末装置が、各
々、上記中央制御装置からポーリング信号を受信した場
合に、該ポーリング信号に対する返答を示すポーリング
応答信号を、内部に蓄積してから、上記中央制御装置に
対して送信し、上記中央制御装置が、上記ポーリング信
号を受信した端末装置からポーリング応答信号を受信し
た場合に、該端末装置に対して受理信号を送信し、上記
ポーリング応答信号を送信した端末装置が、上記中央制
御装置から受理信号を受信するまで、または、予め定め
た送信回数に達するまで、内部に蓄積しているポーリン
グ応答信号を、該端末装置に固有に定めた値を種として
発生した乱数に応じて決定される時間間隔で、上記中央
制御装置に対して繰り返し送信することを特徴とした双
方向ケーブル通信方法を提供している。
を採用しているので、端末装置から中央制御装置に対す
る即時的な通信が可能となると共に、併せて、「ポーリ
ング方式」も採用しているので、中央制御装置が、端末
装置や伝送線路に故障が発生した旨を検出することが可
能となる。
が送信した信号が通知信号であるかポーリング応答信号
であるかに関わらず、該信号を中央制御装置が受信しな
かった場合には、受理信号を受信しないので、該信号を
中央制御装置に対して繰り返し送信することとなる。そ
こで、端末装置は、予め定めた回数だけ、通知信号また
はポーリング応答信号を中央制御装置に対して繰り返し
送信しても、中央制御装置から受理信号を受信しなかっ
た場合に、中央制御装置や伝送線路に故障が発生した旨
を検出することが可能となる。
際の時間間隔が、各端末装置に固有に定めた値を種とし
た乱数に応じて決定されるようにしているので、上述し
た第1の態様と同様の効果がある。
中央制御装置が、いずれかの端末装置から通知信号を受
信した場合、または、いずれかの端末装置から受信した
通知信号の内部に異常を検出した場合に、上記ポーリン
グ信号の送信を停止し、予め定めた時間または任意の時
間が経過した後に、上記ポーリング信号の送信を再開す
るようにすることができる。
の端末装置からの上り信号が衝突した後に、正常な上り
信号を受信しやすくなるようにすることができるという
効果がある。なお、このような中央制御装置の動作は、
「ポーリング方式」および「ランダムコール方式」を併
用した双方向ケーブル通信システムにおいて、端末装置
の動作に関わらず、独立して適用することも可能であ
る。
中央制御装置が、上記通知信号の受信頻度に応じて、上
記ポーリング信号を送信する時間間隔を変更するように
することができる。
号を受信した場合に、上記ポーリング信号を送信する時
間間隔を大きく変更し、予め定めた時間または任意の時
間が経過した後に、変更した時間間隔を元に戻すように
することができる。
の端末装置からの上り信号が衝突した後に、正常な上り
信号を受信しやすくなるようにすることができるという
効果がある。なお、このような中央制御装置の動作は、
「ポーリング方式」および「ランダムコール方式」を併
用した双方向ケーブル通信システムにおいて、端末装置
の動作に関わらず、独立して適用することも可能であ
る。
態様において、上記中央制御装置が、上記複数の端末装
置の各々に対して送信すべき信号に優先順位を付与して
内部に蓄積し、内部に蓄積している信号を、優先順位が
高い順に、該信号を送信すべき端末装置に対して送信す
るようにすることができる。
号の優先順位を高くすることが可能となるので、VOD
サービスの実現に効果的である。
て図面を参照して説明する。
明する。
ル通信システムの構成図である。
は端末装置、51は中央制御装置10と端末装置20と
の間を接続する伝送線路である。
端末装置20から送信された上り信号を受信する上り信
号受信手段11と、端末装置20に対して下り信号を送
信する下り信号送信手段12と、上り信号受信手段11
が受信した上り信号を解析する上り信号解析手段13
と、端末装置20に対して送信すべき下り信号(ポーリ
ング信号や端末設定用信号)を発生する下り信号発生手
段14と、端末装置20に対して送信すべき受理信号を
発生する受理信号発生手段15と、ポーリング信号を送
信する時間間隔を変化させたり、ポーリング信号の送信
を停止させたりするポーリング間隔決定手段16と、時
間を計測する時間計測手段17とを備えて構成されてい
る。
の情報処理装置によって実現することができ、上述した
各手段は、情報処理装置にインストールされたプログラ
ムが実行されることによって実現されるものである。な
お、上述した各手段は、プログラムによらなくても、ハ
ードウェアロジックによって実現されるようにしてもよ
い。
は、中央制御装置10から送信された下り信号を受信す
る下り信号受信手段21と、中央制御装置10に対して
上り信号を送信する上り信号送信手段22と、下り信号
受信手段21が受信した下り信号を解析する下り信号解
析手段23と、中央制御装置10に対して送信すべき上
り信号(ランダムコール上り信号やポーリング応答信
号)を発生する上り信号発生手段24と、上り信号発生
手段24が発生した上り信号を蓄積する上り信号蓄積手
段25と、上り信号の送信を停止させる送信停止手段2
6と、時間を計測する時間計測手段27と、上り信号送
信手段22の送信回数を計数する計数手段28と、端末
装置20に固有に定めた値を種として乱数を発生する乱
数発生手段29とを備えて構成されている。
等の情報処理装置によって実現することができ、上述し
た各手段は、情報処理装置にインストールされたプログ
ラムが実行されることによって実現されるものである。
なお、端末装置20へのプログラムのインストールは、
中央制御装置10から該プログラムを送信することによ
って行うようにすることができる。また、上述した各手
段は、プログラムによらなくても、ハードウェアロジッ
クによって実現されるようにしてもよい。
および「ランダムコール方式」を併用するようにしてい
る。
置20が、中央制御装置10に対して上り信号を繰り返
し送信するようにし、中央制御装置10から受理信号を
受信した時点、または、予め定めた回数だけ繰り返し送
信を行った時点で、繰り返し送信を停止するようにして
いる点であり、さらに、繰り返し送信を行う際の時間間
隔を、端末装置20に固有に定めた値を種として発生し
た乱数に応じて決定するようにしている点である。
明する。
方式」を採用した通信を行うために、ポーリング間隔決
定手段16は、ポーリング対象の端末装置20にポーリ
ング信号を送信する時間間隔であるポーリング間隔を決
定し、下り信号発生手段14は、時間計測手段17が計
測した時間が、ポーリング間隔決定手段16が決定した
ポーリング間隔となった時点で、ポーリング信号を発生
し、下り信号送信手段12は、下り信号発生手段14が
発生したポーリング信号を、伝送線路51を介して、該
端末装置20に対して送信する。
0からは、後述するように、ポーリング応答信号が送信
されてくるので、上り信号受信手段11は、端末装置2
0から送信されてきた上り信号を受信し、上り信号解析
手段13は、上り信号受信手段11が受信した上り信号
を解析する。
の結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号がポ
ーリング応答信号であると認識された場合には、受理信
号発生手段15は、受理信号を発生し、下り信号送信手
段12は、受理信号発生手段15が発生した受理信号
を、伝送線路51を介して、ポーリング応答信号の送信
元の端末装置20に対して送信する。
20に移り、上述と同様にして、次のポーリング対象の
端末装置20に対してポーリング信号が送信される。
応答信号に含まれている情報に基づいて、必要であれ
ば、内部処理を行う。
応答信号を受信できなかった場合には、ポーリング対象
の端末装置20がエラー端末であるとみなしてエラー登
録を行う。
20に移り、上述と同様にして、次のポーリング対象の
端末装置20に対してポーリング信号が送信される。
20に対して端末設定用信号を送信する必要がある場合
には、さらに、下り信号発生手段14は、端末設定用信
号を発生し、下り信号送信手段12は、下り信号発生手
段14が発生した端末設定用信号を、伝送線路51を介
して、対象とする端末装置20に対して送信する。
ダムコール方式」を採用した通信を行うために、端末装
置20から、後述するように、ランダムコール上り信号
が自発的に送信されてくる。
置20から送信されてきた上り信号を受信し、上り信号
解析手段13は、上り信号受信手段11が受信した上り
信号を解析するが、上り信号解析手段13による解析の
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、正
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、受理信号発生手段15は、受理信号を発生し、下り
信号送信手段12は、受理信号発生手段15が発生した
受理信号を、伝送線路51を介して、ランダムコール上
り信号の送信元の端末装置20に対して送信する。
ール上り信号に含まれている情報に基づいて、必要であ
れば、内部処理を行う。
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、異
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、ポーリング間隔決定手段16は、必要に応じてポー
リング間隔を広げるか、または、ポーリング信号の送信
を停止させる。ただし、上り信号の状態に関わらず、さ
らに一定間隔でポーリングを実施する場合も考えられ
る。
受信手段11が受信したランダムコール上り信号のフォ
ーマットの確認、および、該ランダムコール上り信号に
付加されているエラーチェック用のデータの確認を行う
ことによって、正常なランダムコール上り信号であるか
異常なランダムコール上り信号であるかを判別するもの
とする。このエラーチェック用のデータとしては、例え
ば、CRCやBCC等が考えられるが、エラーチェック
用のデータの形式は特に限定されない。
20に対して端末設定用信号を送信する必要がある場合
には、さらに、下り信号発生手段14は、端末設定用信
号を発生し、下り信号送信手段12は、下り信号発生手
段14が発生した端末設定用信号を、伝送線路51を介
して、対象とする端末装置20に対して送信する。
号発生手段15が発生する全ての下り信号には、各々、
該下り信号が特定の端末装置20を対象としたものであ
る場合には、対象とする端末装置20の識別番号が含ま
れ、全ての端末装置20を対象としたものである場合に
は、全ての端末装置20を示す特別な識別番号が含まれ
る。
る。
式」を採用した通信を行うために、中央制御装置10か
ら、上述したように、ポーリング信号が送信されてく
る。
御装置10から送信されてきた下り信号を受信し、下り
信号解析手段23は、下り信号受信手段21が受信した
下り信号を解析するが、下り信号解析手段23による解
析の結果、下り信号受信手段21が受信した下り信号
が、他の端末装置20を対象としたポーリング信号、す
なわち、自身の識別番号が含まれていないポーリング信
号であると認識された場合には、このポーリング信号を
無視するが、自身を対象としたポーリング信号、すなわ
ち、自身の識別番号が含まれているポーリング信号であ
ると認識された場合には、上り信号発生手段24は、ポ
ーリング応答信号を発生する。
ーリング応答信号には、端末装置20の識別番号および
中央制御装置10に通知すべき情報が含まれる。
号発生手段24が発生したポーリング応答信号を蓄積
し、上り信号送信手段22は、上り信号蓄積手段25が
蓄積しているポーリング応答信号を、伝送線路51を介
して、中央制御装置10に対して送信する。
リング応答信号を送信するまでの時間間隔であるインタ
ーバルが、乱数発生手段29が発生する乱数に応じて決
定され、上り信号送信手段22は、時間計測手段27が
計測した時間が、決定されたインターバルとなった時点
で、上り信号蓄積手段25が蓄積しているポーリング応
答信号を、再度、伝送線路51を介して、中央制御装置
10に対して送信する。
は、端末装置20に固有に定めた値を種としたものであ
り、この値としては、例えば、端末装置20の識別番号
や現在時刻、または、その両方を組み合わせたものなど
が考えられる。
御装置10からは、上述したように、受理信号が送信さ
れてくるので、下り信号受信手段21は、中央制御装置
10から送信されてきた下り信号を受信し、下り信号解
析手段23は、下り信号受信手段21が受信した下り信
号を解析する。
の結果、下り信号受信手段21が受信した下り信号が受
理信号であると認識された場合には、送信停止手段26
は、ポーリング応答信号の繰り返し送信を停止させる。
応答信号を1回送信する度に、計数手段28は、その送
信回数を計測しており、計測した送信回数が予め定めた
回数に達した場合には、中央制御装置10から受理信号
が送信されてこなくても、送信停止手段26は、ポーリ
ング応答信号の繰り返し送信を停止させる。
コール方式」を採用した通信を行うために、中央制御装
置10に対して通知すべき情報がある場合には、上り信
号発生手段24は、そのような情報を含めたランダムコ
ール上り信号を発生し、このランダムコール上り信号
は、ポーリング応答信号を送信する場合と同様にして、
中央制御装置10に対して繰り返し送信される。
した中央制御装置10からは、上述したように、受理信
号が送信されてくるので、下り信号受信手段21は、中
央制御装置10から送信されてきた下り信号を受信し、
下り信号解析手段23は、下り信号受信手段21が受信
した下り信号を解析する。
の結果、下り信号受信手段21が受信した下り信号が受
理信号であると認識された場合には、送信停止手段26
は、ランダムコール上り信号の繰り返し送信を停止させ
る。
したように、中央制御装置10から端末設定用信号が送
信されてくる場合がある。
御装置10から送信されてきた下り信号を受信し、下り
信号解析手段23は、下り信号受信手段21が受信した
下り信号を解析するが、下り信号解析手段23による解
析の結果、下り信号受信手段21が受信した下り信号
が、自身を対象とした端末設定用信号であると認識され
た場合には、該端末設定用信号に含まれている情報に従
って、端末装置20の内部情報が設定されることとな
る。
を示す処理フローチャートは、図7に示す通りである。
は、自身を対象としたポーリング信号を受信したか否か
を判別する処理であり、ステップ702は、中央制御装
置10に対してランダムコール上り信号を送信すべきで
あるか否かを判別する処理であり、ステップ703は、
中央制御装置10に対して送信すべき上り信号(ポーリ
ング応答信号やランダムコール上り信号)を蓄積する処
理であり、ステップ704は、蓄積されている上り信号
を送信する処理、および、送信回数を計数するための送
信カウンタをインクリメントする処理であり、ステップ
705は、中央制御装置10から受理信号を受信したか
否かを判別する処理であり、ステップ706は、上り信
号の繰り返し送信を停止させる処理、および、送信カウ
ンタをリセットする処理であり、ステップ707は、送
信回数(送信カウンタの値)が予め定めた回数に達した
か否かを判別する処理であり、ステップ708は、上り
信号を繰り返し送信するためのインターバルを決定する
処理であり、ステップ709は、決定されたインターバ
ルだけ時間が経過したか否かを判別する処理を示してい
る。
採用した通信を行う場合のシーケンスを示す図である。
0から中央制御装置10に対して送信されたランダムコ
ール上り信号、821はランダムコール上り信号811
に対する返答として中央制御装置10から端末装置20
に対して送信された受理信号、822は中央制御装置1
0から端末装置20に対して必要に応じて送信された端
末設定用信号である。
もって、ランダムコール上り信号の送信を停止させてい
る。
を採用した通信を行う場合のシーケンスを示す図であ
る。
置10から端末装置20に対して送信されたポーリング
信号、812はポーリング信号823に対する返答とし
て端末装置20から中央制御装置10に対して送信され
たポーリング応答信号、824はポーリング応答信号8
12に対する返答として中央制御装置10から端末装置
20に対して送信された受理信号である。
もって、ポーリング応答信号の送信を停止させている。
信号が1度衝突し、次のランダムコール上り信号が正常
に受理された場合のシーケンスを示す図である。
0から中央制御装置10に対して送信されたランダムコ
ール上り信号であって、他の端末装置20から中央制御
装置10に対して送信されたランダムコール上り信号と
衝突した信号である。また、814は端末装置20から
再度送信されたランダムコール上り信号、825はラン
ダムコール上り信号814に対する返答として中央制御
装置10から端末装置20に対して送信された受理信
号、826は中央制御装置10から端末装置20に対し
て必要に応じて送信された端末設定用信号である。
813を送信した後、受理信号を受信することができな
いので、ランダムコール上り信号813の送信時刻か
ら、発生された乱数に応じて決定されたインターバルt
が経過した後に、再び同じ内容のランダムコール上り信
号814を送信している。そして、端末装置20は、受
理信号825の受信をもって、ランダムコール上り信号
の送信を停止させている。
れば、「ポーリング方式」を採用した通信を行っている
ので、中央制御装置10が、端末装置20や伝送線路5
1に故障が発生した旨を検出することができ、また、
「ランダムコール方式」を採用した通信を行っているの
で、端末装置20から中央制御装置10に対する即時的
な通信が可能となる。
20が、予め定めた回数だけ、上り信号を中央制御装置
10に対して繰り返し送信しても、中央制御装置10か
ら受理信号を受信できなかった場合に、中央制御装置1
0や伝送線路51に故障が発生した旨を検出することが
できる。
20が上り信号を繰り返し送信する際の時間間隔が、該
端末装置20に固有に定めた値を種として発生した乱数
に応じて決定されるようにしているので、複数の端末装
置20から送信された上り信号が衝突した場合でも、こ
れらの端末装置20から次に送信される上り信号の送信
タイミングが、各端末装置20で異なってくることとな
り、連続した衝突の発生を抑制することが可能となる。
置20が上り信号を繰り返し送信する際の時間間隔が、
毎回変更されることとなるので、衝突後に送信された上
り信号を中央制御装置10が受信する可能性を、全ての
端末装置20について均等にすることが可能となる。
方式」および「ランダムコール方式」を併用するように
しているが、上述した端末装置20の動作は、「ランダ
ムコール方式」のみを採用した双方向ケーブル通信シス
テムで実施することが可能である。
明する。
システムの構成図は、図1と同様である。
様に、「ポーリング方式」および「ランダムコール方
式」を併用するようにしている。
端末装置20から送信された上り信号が衝突した場合
に、中央制御装置10が、ポーリング信号の発生・送信
を停止し、予め定めた時間が経過した後に、ポーリング
信号の発生・送信を再開するようにしている点である。
ング信号の発生・送信を停止して再開する動作は、上り
信号を受信する動作とは独立に行われるようにすること
が可能である。
同様でよいので、中央制御装置10の動作についてのみ
説明する。
ための動作は、第1の実施形態と同様である。
装置20から送信された上り信号が衝突した場合には、
ポーリング信号の発生・送信を停止するようにしている
ので、後述したようにしてポーリング信号の発生・送信
を禁止する旨が設定された場合には、「ポーリング方
式」を採用した通信を行うための動作は行われない。
ール方式」を採用した通信を行うために、端末装置20
から、上述したように、ランダムコール上り信号が自発
的に送信されてくる。
置20から送信されてきた上り信号を受信し、上り信号
解析手段13は、上り信号受信手段11が受信した上り
信号を解析するが、上り信号解析手段13による解析の
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、正
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、受理信号発生手段15は、受理信号を発生し、下り
信号送信手段12は、受理信号発生手段15が発生した
受理信号を、伝送線路51を介して、ランダムコール上
り信号の送信元の端末装置20に対して送信する。
は、上り信号解析手段13による解析の結果、上り信号
受信手段11が受信した上り信号が、正常なランダムコ
ール上り信号であると認識されたので、ポーリング信号
の発生・送信を許可する旨を設定しておく。
ール上り信号に含まれている情報に基づいて、必要であ
れば、内部処理を行う。
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、異
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、ポーリング間隔決定手段16は、ポーリング信号の
発生・送信を禁止する旨を設定し、その後、時間計測手
段17が計測した時間が予め定めた時間間隔に達した時
点で、ポーリング信号の発生・送信を許可する旨を設定
しておく。
施形態で説明したように、上り信号受信手段11が受信
したランダムコール上り信号のフォーマットの確認、お
よび、該ランダムコール上り信号に付加されているエラ
ーチェック用のデータの確認を行うことによって、正常
なランダムコール上り信号であるか異常なランダムコー
ル上り信号であるかを判別するものとする。
20に対して端末設定用信号を送信する必要がある場合
には、さらに、下り信号発生手段14は、端末設定用信
号を発生し、下り信号送信手段12は、下り信号発生手
段14が発生した端末設定用信号を、伝送線路51を介
して、対象とする端末装置20に対して送信する。
号発生手段15が発生する全ての下り信号には、各々、
第1の実施形態で説明したように、該下り信号が特定の
端末装置20を対象としたものである場合には、対象と
する端末装置20の識別番号が含まれ、全ての端末装置
20を対象としたものである場合には、全ての端末装置
20を示す特別な識別番号が含まれる。
流れを示す処理フローチャートは、図2に示す通りであ
る。
は、図5に詳細な処理フローチャートを示すポーリング
処理であり、ステップ201は、ランダムコール上り信
号を受信したか否かを判別する処理であり、ステップ2
02は、受信したランダムコール上り信号が正常なラン
ダムコール上り信号であるか否かを判別する処理であ
り、ステップ203は、受理信号を発生・送信する処理
であり、ステップ204は、現在時刻を衝突時刻に代入
する処理であり、ステップ205は、衝突時刻から予め
定めた時間間隔(ポーリング停止間隔)が経過したか否
かを判別する処理であり、ステップ206は、ポーリン
グ信号の発生・送信を禁止する旨を設定する処理であ
り、ステップ207は、ポーリング信号の発生・送信を
許可する旨を設定する処理であり、ステップ600は、
図6に詳細な処理フローチャートを示した端末設定用信
号送信処理を示している。
は、ポーリング信号の発生・送信を許可する旨が設定さ
れているか否かを判別する処理であり、ステップ502
は、前回のポーリング時刻からポーリング間隔が経過し
たか否かを判別する処理であり、ステップ503は、ポ
ーリング対象の端末装置20に対してポーリング信号を
発生・送信すると共に、該端末装置20からポーリング
応答信号を受信する処理であり、ステップ504は、現
在時刻をポーリング時刻に代入する処理を示している。
れば、第1の実施形態による効果に加えて、中央制御装
置10が、上り信号の衝突後に、正常な上り信号を受信
しやすくなるようにすることができる。
ング信号の発生・送信を再開するまでの時間間隔を一定
としているが、図2のステップ205の直前に、乱数等
を用いてポーリング停止間隔を変更する処理を設けるこ
とで、ポーリング信号の発生・送信を再開するまでの時
間間隔を可変とするようにしてもよい。
御装置10が、受信したランダムコール上り信号が異常
なランダムコール上り信号であると認識した場合に、ポ
ーリング信号の発生・送信を停止するようにしている
が、これは、中央制御装置10は、実際には、複数の端
末装置20から送信された上り信号が衝突したことを検
出することが不可能であるからである。しかしながら、
現実には、中央制御装置10が異常なランダムコール上
り信号を受信する場合のほとんどは、複数の端末装置2
0から送信された上り信号が衝突したことに起因してい
るので、支障はない。なお、ランダムコール上り信号と
ポーリング応答信号とが衝突する可能性も考えられるの
で、さらに、図5のステップ503において、受信した
ポーリング応答信号が正常なポーリング応答信号である
か否かを判別するようにし、異常なポーリング応答信号
である場合に、ポーリング信号の発生・送信を停止する
ようにしてもよい。
明する。
システムの構成図は、図1と同様である。
様に、「ポーリング方式」および「ランダムコール方
式」を併用するようにしている。
御装置10が、端末装置20からランダムコール上り信
号を受信した場合に、ポーリング信号の発生・送信を停
止し、予め定めた時間が経過した後に、ポーリング信号
の発生・送信を再開するようにしている点である。すな
わち、第3の実施形態では、第2の実施形態とは異な
り、受信したランダムコール上り信号が正常なランダム
コール上り信号であっても、ポーリング信号の発生・送
信を停止するようにしている。
ング信号の発生・送信を停止して再開する動作は、上り
信号を受信する動作とは独立に行われるようにすること
が可能である。
同様でよいので、中央制御装置10の動作についてのみ
説明する。
ための動作は、第1の実施形態と同様である。
0からランダムコール上り信号を受信した場合には、ポ
ーリング信号の発生・送信を停止するようにしているの
で、後述したようにしてポーリング信号の発生・送信を
禁止する旨が設定された場合には、「ポーリング方式」
を採用した通信を行うための動作は行われない。
ール方式」を採用した通信を行うために、端末装置20
から、上述したように、ランダムコール上り信号が自発
的に送信されてくる。
置20から送信されてきた上り信号を受信し、上り信号
解析手段13は、上り信号受信手段11が受信した上り
信号を解析するが、上り信号解析手段13による解析の
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、正
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、受理信号発生手段15は、受理信号を発生し、下り
信号送信手段12は、受理信号発生手段15が発生した
受理信号を、伝送線路51を介して、ランダムコール上
り信号の送信元の端末装置20に対して送信する。
は、ポーリング信号の発生・送信を禁止する旨を設定
し、その後、時間計測手段17が計測した時間が予め定
めた時間間隔に達した時点で、ポーリング信号の発生・
送信を許可する旨を設定しておく。
ール上り信号に含まれている情報に基づいて、必要であ
れば、内部処理を行う。
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、異
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、ポーリング間隔決定手段16は、ポーリング信号の
発生・送信を禁止する旨を設定し、その後、時間計測手
段17が計測した時間が予め定めた時間間隔に達した時
点で、ポーリング信号の発生・送信を許可する旨を設定
しておく。
施形態で説明したように、上り信号受信手段11が受信
したランダムコール上り信号のフォーマットの確認、お
よび、該ランダムコール上り信号に付加されているエラ
ーチェック用のデータの確認を行うことによって、正常
なランダムコール上り信号であるか異常なランダムコー
ル上り信号であるかを判別するものとする。
20に対して端末設定用信号を送信する必要がある場合
には、さらに、下り信号発生手段14は、端末設定用信
号を発生し、下り信号送信手段12は、下り信号発生手
段14が発生した端末設定用信号を、伝送線路51を介
して、対象とする端末装置20に対して送信する。
号発生手段15が発生する全ての下り信号には、各々、
第1の実施形態で説明したように、該下り信号が特定の
端末装置20を対象としたものである場合には、対象と
する端末装置20の識別番号が含まれ、全ての端末装置
20を対象としたものである場合には、全ての端末装置
20を示す特別な識別番号が含まれる。
流れを示す処理フローチャートは、図3に示す通りであ
る。
は、図5に詳細な処理フローチャートを示したポーリン
グ処理であり、ステップ301は、ランダムコール上り
信号を受信したか否かを判別する処理であり、ステップ
302は、受信したランダムコール上り信号が正常なラ
ンダムコール上り信号であるか否かを判別する処理であ
り、ステップ303は、受理信号を発生・送信する処理
であり、ステップ304は、現在時刻を上り信号受信時
刻に代入する処理であり、ステップ305は、上り信号
受信時刻から予め定めた時間間隔(ポーリング停止間
隔)が経過したか否かを判別する処理であり、ステップ
306は、ポーリング信号の発生・送信を禁止する旨を
設定する処理であり、ステップ307は、ポーリング信
号の発生・送信を許可する旨を設定する処理であり、ス
テップ600は、図6に詳細な処理フローチャートを示
した端末設定用信号送信処理を示している。
いては、第2の実施形態とは異なり、受信したランダム
コール上り信号が正常なランダムコール上り信号であっ
ても、ポーリング信号の発生・送信を停止するようにし
ているので、第2の実施形態による効果に加えて、以下
に説明するような効果がある。
ブル通信システムでVODサービスを実現した際に、端
末装置20の利用者が、ある番組を選択したときに、選
択間違いや番組が気に入らない等の理由で、選択をキャ
ンセルしたい場合があり、このような場合、端末装置2
0からは、番組の再生要求が送信された後、ある時間を
おいて、番組の停止要求が送信されることとなる。ま
た、端末装置20から、早送り/巻き戻しの要求が送信
された後、ある時間をおいて、再生/停止の要求が送信
される場合があるなど、端末装置20から1つ目のラン
ダムコール上り信号が送信された後に、少しの時間をお
いて、2つ目のランダムコール上り信号が送信される場
合が考えられる。
御装置10が、1つ目のランダムコール上り信号を受信
したときに、ポーリング信号の発生・送信を停止するこ
とが可能であるので、2つ目のランダムコール上り信号
を受信しやすくすることができる。
ング信号の発生・送信を再開するまでの時間間隔を一定
としているが、図3のステップ305の直前に、乱数等
を用いてポーリング停止間隔を変更する処理を設けるこ
とで、ポーリング信号の発生・送信を再開するまでの時
間間隔を可変とするようにしてもよい。
実施形態と同様に、さらに、図5のステップ503にお
いて、受信したポーリング応答信号が正常なポーリング
応答信号であるか否かを判別するようにし、異常なポー
リング応答信号である場合に、ポーリング信号の発生・
送信を停止するようにしてもよい。
明する。
システムの構成図は、図1と同様である。
様に、「ポーリング方式」および「ランダムコール方
式」を併用するようにしている。
御装置10が、ランダムコール上り信号を受信した場合
に、ポーリング信号の発生・送信の頻度を低下させ、予
め定めた時間が経過した後に、ポーリング信号の発生・
送信の頻度を元に戻すようにしている点である。
ング信号の発生・送信の頻度を低下させて元に戻す動作
は、上り信号を受信する動作とは独立に行われるように
することが可能である。
同様でよいので、中央制御装置10の動作についてのみ
説明する。
ための動作は、第1の実施形態と同様である。
0から送信されたランダムコール上り信号を受信した場
合には、ポーリング信号の発生・送信の頻度を低下させ
るようにしているので、ポーリング間隔決定手段16
は、後述したようにしてポーリング間隔を変更する。
ール方式」を採用した通信を行うために、端末装置20
から、上述したように、ランダムコール上り信号が自発
的に送信されてくる。
置20から送信されてきた上り信号を受信し、上り信号
解析手段13は、上り信号受信手段11が受信した上り
信号を解析するが、上り信号解析手段13による解析の
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、正
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、受理信号発生手段15は、受理信号を発生し、下り
信号送信手段12は、受理信号発生手段15が発生した
受理信号を、伝送線路51を介して、ランダムコール上
り信号の送信元の端末装置20に対して送信する。
は、ポーリング間隔を規定値の2倍に設定し、その後、
時間計測手段17が計測した時間が予め定めた時間間隔
に達した時点で、ポーリング間隔を規定値に戻す。
ダムコール上り信号を受信しない場合の通常時のポーリ
ング間隔である。
ール上り信号に含まれている情報に基づいて、必要であ
れば、内部処理を行う。
結果、上り信号受信手段11が受信した上り信号が、異
常なランダムコール上り信号であると認識された場合に
は、ポーリング間隔決定手段16は、ポーリング間隔を
規定値の2倍に設定し、その後、時間計測手段17が計
測した時間が予め定めた時間間隔に達した時点で、ポー
リング間隔を規定値に戻す。
施形態で説明したように、上り信号受信手段11が受信
したランダムコール上り信号のフォーマットの確認、お
よび、該ランダムコール上り信号に付加されているエラ
ーチェック用のデータの確認を行うことによって、正常
なランダムコール上り信号であるか異常なランダムコー
ル上り信号であるかを判別するものとする。
20に対して端末設定用信号を送信する必要がある場合
には、さらに、下り信号発生手段14は、端末設定用信
号を発生し、下り信号送信手段12は、下り信号発生手
段14が発生した端末設定用信号を、伝送線路51を介
して、対象とする端末装置20に対して送信する。
号発生手段15が発生する全ての下り信号には、各々、
第1の実施形態で説明したように、該下り信号が特定の
端末装置20を対象としたものである場合には、対象と
する端末装置20の識別番号が含まれ、全ての端末装置
20を対象としたものである場合には、全ての端末装置
20を示す特別な識別番号が含まれる。
流れを示す処理フローチャートは、図4に示す通りであ
る。
は、図5に詳細な処理フローチャートを示したポーリン
グ処理であり、ステップ401は、ランダムコール上り
信号を受信したか否かを判別する処理であり、ステップ
402は、受信したランダムコール上り信号が正常なラ
ンダムコール上り信号であるか否かを判別する処理であ
り、ステップ403は、受理信号を発生・送信する処理
であり、ステップ404は、ポーリング間隔を規定値の
2倍に設定する処理であり、ステップ405は、現在時
刻を上り信号受信時刻に代入する処理であり、ステップ
406は、上り信号受信時刻から予め定めた時間間隔
(ポーリング頻度低下間隔)が経過したか否かを判別す
る処理であり、ステップ407は、ポーリング間隔を規
定値に戻す処理であり、ステップ600は、図6に詳細
な処理フローチャートを示した端末設定用信号送信処理
を示している。
ップ404によって規定値の2倍に設定されたポーリン
グ間隔を採用する時間であり、この時間が経過すると、
ステップ406によってポーリング間隔が規定値に戻さ
れる。
れば、第3の実施形態による効果と同様に、中央制御装
置10が、受信したランダムコール上り信号が正常なラ
ンダムコール上り信号であった場合に、それに続けて発
生し得る2つ目のランダムコール上り信号を受信しやす
くなるようにすることができ、また、中央制御装置10
が、上り信号の衝突後に、正常な上り信号を受信しやす
くなるようにすることができる。
ムコール上り信号を受信する度に、ポーリング信号の発
生・送信の頻度を低下させているが、単位時間当たりに
受信したランダムコール上り信号の数を計数すること
で、ランダムコール上り信号の受信頻度を求め、求めた
受信頻度が基準値を超えた場合に、ポーリング間隔を規
定値の2倍に設定するようにしてもよい。
ング信号の発生・送信の頻度を低下させるために、ポー
リング間隔を規定値の2倍に設定するようにしている
が、これに限らず、別の定数を用いたり、乱数等の変数
を用いたりしてもよい。
ング信号の発生・送信の頻度を低下させる時間間隔を一
定としているが、図4のステップ406の直前に、乱数
等を用いてポーリング頻度低下間隔を変更する処理を設
けることで、ポーリング信号の発生・送信の頻度を低下
させる時間間隔を可変とするようにしてもよい。
実施形態と同様に、さらに、図5のステップ503にお
いて、受信したポーリング応答信号が正常なポーリング
応答信号であるか否かを判別するようにし、異常なポー
リング応答信号である場合に、ポーリング信号の発生・
送信の頻度を低下させるようにしてもよい。
り信号発生手段14が発生した下り信号は、最終的に端
末装置20に送信されるが、下り信号発生手段14は、
実際には、この下り信号を、パケットと呼ばれる一定の
規則に従ったデータの固まりとして送信するようになっ
ている。
トとパケットとの間に、端末装置20が受信処理を行う
ために必要な一定の時間を取る必要がある。
段12の内部に送信キューを設け、下り信号発生手段1
4が、発生したパケットを送信キューに格納するように
し、下り信号送信手段12が、一定の時間ごとに、送信
キューからパケットを取り出して端末装置20に対して
送信するようになっている。
0を初期化するときなどは、中央制御装置10から端末
装置20に対して、メニュー画面やプログラム等の大容
量の情報を送信する必要が生じる。そのような場合、大
容量の情報は、複数のパケットに分割して端末装置20
に対して送信されることとなる。数多くのパケットを送
信する場合は、送信キューにも数多くのパケットが格納
されることとなる。送信キューは、FIFO(ファース
トイン・ファーストアウト)と呼ばれる、初めに格納さ
れた情報が初めに出てくるような構成のバッファで実現
されているが、大量のパケットが格納されると、後から
格納されたパケットが送信されるまでの時間が長くなっ
てしまうという問題点がある。
求されるサービスを実現したシステムにおいては、何ら
かの理由で送信キューに数多くのパケットが溜っている
と、端末装置20の利用者からのリクエストに対するレ
スポンスが遅くなってしまうという問題がある。
に、第1の実施形態〜第4の実施形態においては、さら
に、以下に説明するように、下り信号送信手段12の内
部に、優先度が異なる複数の送信キューを設け、優先度
が高い送信キューに格納されているパケットを、優先的
に、端末装置20に対して送信するようにしている。
図である。
1102は終了ポインタ、1103は開始ポインタ、1
111は通常キュー、1112は終了ポインタ、111
3は開始ポインタ、1114はデータ送信部である。
パケットを格納するための送信キューであり、通常キュ
ー1111は、優先的に送信する必要がないパケットを
格納するための送信キューである。
は、リングバッファから構成されており、優先キュー1
101に格納されているパケットのうち、最初に格納さ
れたパケットの格納位置は、開始ポインタ1103によ
って示され、最後に格納されたパケットの格納位置は、
終了ポインタ1102によって示される。
1101と同様に、リングバッファから構成されてお
り、通常キュー1111に格納されているパケットのう
ち、最初に格納されたパケットの格納位置は、開始ポイ
ンタ1113によって示され、最後に格納されたパケッ
トの格納位置は、終了ポインタ1112によって示され
る。
号(パケット)が優先的に送信すべきパケットである場
合は、優先キュー1101中の、終了ポインタ1102
によって示される格納位置に、該パケットを格納する。
なお、下り信号発生手段14は、パケットの格納後、終
了ポインタ1102を、1個先の格納位置を示すように
進めておく。
パケットが優先的に送信する必要がないパケットである
場合は、通常キュー111中の、終了ポインタ1112
によって示される格納位置に、該パケットを格納する、
なお、下り信号発生手段14は、パケットの格納後、終
了ポインタ1112を、1個先の格納位置を示すように
進めておく。
ータ送信部1114は、一定のタイミングで優先キュー
1101をチェックし、優先キュー1101にパケット
が格納されている場合は、開始ポインタ1103によっ
て示される格納位置からパケットを読み出し、開始ポイ
ンタ1103を1個先の格納位置を示すように進めてか
ら、端末装置20に対して、読み出したパケットを送信
する。また、データ送信部1114は、優先キュー11
01にパケットが格納されていない場合は、通常キュー
1111をチェックし、通常キュー111にパケットが
格納されているならば、開始ポインタ1113によって
示される格納位置からパケットを読み出し、開始ポイン
タ1113を1個先の格納位置を示すように進めてか
ら、端末装置20に対して、読み出したパケットを送信
する。
作の流れを示す処理フローチャートは、図12に示す通
りである。
01は、優先キュー1101にパケットが格納されてい
るか否かを判別する処理であり、ステップ1202は、
優先キュー1101に格納されているパケットを送信す
る処理であり、ステップ1203は、通常キュー111
1にパケットが格納されているか否かを判別する処理で
あり、ステップ1204は、通常キュー1111に格納
されているパケットを送信する処理である。
キューを設けることで、大量の情報を複数のパケットに
分割して端末装置20に対して送信する場合でも、即時
性が要求される情報を端末装置20に対して送信するこ
とが可能となる。
は、中央制御装置10は、再生要求,停止要求等の即時
性が要求されるリクエストを行った端末装置20に対し
て送信すべきパケットを、優先キュー1101に格納す
るようにし、それ以外のパケット(例えば、端末装置2
0を初期化するために必要なメニュー画面やプログラム
等の大容量の情報)を、通常キュー1111に格納する
ようにすれば、ある端末装置20の初期化中に、他の端
末装置20の利用者からのリクエストに対するレスポン
スが遅くなるといった不具合を回避することが可能であ
る。
01および通常キュー1111の2つの優先度を有する
送信キューを設けるようにしているが、必要とされる即
時性に応じて、優先度が異なる3個以上の送信キューを
設けるようにしてもよい。
設ける技術は、従来の「ポーリング方式」および「ラン
ダムコール方式」の一方または両方を採用した双方向ケ
ーブル通信システムで実施しても効果的である。
係る双方向ケーブル通信システムは、VODサービスを
実現する際に好適であり、以下、第1の実施形態に係る
双方向ケーブル通信システムでVODサービスを実現し
た場合を例にして、具体的なシステム構成および動作に
ついて説明する。
ケーブル通信システムであるCATVシステムの具体的
な構成図である。
0a〜20nは端末装置、1330はビデオサーバ、1
340は双方向分波混合器、1341はFSKモデム、
1342はRF変調器、1351は同軸ケーブル、13
52はRS−232Cケーブル、1353はイーサネッ
トケーブルである。
を行った場合を例にして、CATVシステムの動作につ
いて説明する。
うと、ランダムコール上り信号を中央制御装置10に対
して送信する。このランダムコール上り信号には、端末
装置20aの識別番号に加えて、再生要求である旨を示
す識別子、および、再生したい番組を示す識別子が含ま
れる。
ール上り信号は、双方向分波混合器1340およびFS
Kモデム1341を介して、中央制御装置10に送信さ
れ、中央制御装置10は、端末装置20aからランダム
コール上り信号を、正常なランダムコール上り信号とし
て受信すると、FSKモデム1341および双方向分波
混合器1340を介して、端末装置20aに対して受理
信号を送信すると共に、受信したランダムコール上り信
号に相当する再生指示信号を、イーサネットによる通信
で、ビデオサーバ1330に対して送信する。
0から再生指示信号を受信すると、この再生指示信号に
基づいて、再生が要求された番組の再生を開始し、再生
した映像信号および音声信号を、RF変調器1342に
よって周波数変調した後に、双方向分波混合器1340
を介して、端末装置20aに対して送信する。
ス応答信号を、再生指示信号に対する返答として、イー
サネットによる通信で、中央制御装置10に対して送信
する。このステータス応答信号には、再生された番組が
送信されているチャンネルを示すチャンネル情報が含ま
れている。
バ1330からステータス応答信号を受信すると、受信
したステータス応答信号に相当する端末設定用信号を、
FSKモデム1341および双方向分波混合器1341
を介して、端末装置20aに対して送信する。
端末設定用信号を受信すると、受信した端末設定用信号
に含まれているチャンネル情報が示すチャンネルを自動
的に選局するよう、内部情報を設定する。
0aの利用者は、所望の番組を視聴することが可能とな
る。
0MHzとし、下り信号の周波数を、例えば44.9M
Hzとするなど、互いに干渉しないようにする。
われる通信を示すシーケンス図である。
置20aから中央制御装置10に対して送信されたラン
ダムコール上り信号、1421はランダムコール上り信
号1411に対する返答として中央制御装置10から端
末装置20aに対して送信された受理信号、1431は
中央制御装置10からビデオサーバ1330に対して送
信された再生指示信号、1441は再生指示信号143
1に対する返答としてビデオサーバ1330から中央制
御装置10に対して送信されたステータス応答信号、1
451は中央制御装置10から端末装置20aに対して
送信された端末設定用信号である。
が1回目に送信したランダムコール上り信号1411を
中央制御装置10が受信し、中央制御装置10が送信し
た受理信号1421を端末装置20aが受信しているの
で、端末装置20aは、ランダムコール上り信号の送信
を停止させている。
ランダムコール上り信号が、他の端末装置20bが送信
したランダムコール上り信号と衝突した場合の動作につ
いて、図14(b)に示すシーケンス図を用いて説明す
る。
置20aから中央制御装置10に対して1回目に送信さ
れたランダムコール上り信号、1413は端末装置20
bから中央制御装置10に対して1回目に送信されたラ
ンダムコール上り信号、1414は端末装置20aから
中央制御装置10に対して2回目に送信されたランダム
コール上り信号、1415は端末装置20bから中央制
御装置10に対して2回目に送信されたランダムコール
上り信号である。
置20aが1回目に送信したランダムコール上り信号1
412と、端末装置20bが1回目に送信したランダム
コール上り信号1413とが衝突した場合には、2つの
ランダムコール信号1412,1413のデータが破壊
されてしまうので、中央制御装置10は、正常なランダ
ムコール上り信号を受信することができず、受理信号を
送信しない。
に、中央制御装置10から受理信号を受信できないの
で、ランダムコール上り信号の繰り返し送信が停止され
ず、再度、中央制御装置10に対してランダムコール上
り信号を送信する。
に、端末装置20aは、自身の識別番号を種として発生
した乱数に応じて決定される時間が経過した後に、2回
目のランダムコール上り信号1414を中央制御装置1
0に対して送信し、端末装置20bは、自身の識別番号
を種として発生した乱数に応じて決定される時間が経過
した後に、2回目のランダムコール上り信号1415を
中央制御装置10に対して送信するので、図14(b)
に示すように、2つのランダムコール上り信号141
4,1415が送信されるタイミングがずれることとな
る。
装置20aが2回目に送信したランダムコール上り信号
1414が、端末装置20bが2回目に送信したランダ
ムコール上り信号1415よりも早いタイミングで送信
されるようになっているが、乱数の結果によっては、逆
になる場合もある。
ムコール上り信号1414に対する返答として中央制御
装置10から端末装置20aに対して送信された受理信
号、1425はランダムコール上り信号1415に対す
る返答として中央制御装置10から端末装置20bに対
して送信された受理信号、1434は中央制御装置10
からビデオサーバ1330に対して送信された再生指示
信号(ランダムコール上り信号1414に相当する再生
指示信号)、1435は中央制御装置10からビデオサ
ーバ1330に対して送信された再生指示信号(ランダ
ムコール上り信号1415に相当する再生指示信号)、
1444は再生指示信号1434に対する返答としてビ
デオサーバ1330から中央制御装置10に対して送信
されたステータス応答信号、1445は再生指示信号1
435に対する返答としてビデオサーバ1330から中
央制御装置10に対して送信されたステータス応答信
号、1454は中央制御装置10から端末装置20aに
対して送信された端末設定用信号(ステータス応答信号
1444に相当する端末設定用信号)、1455は中央
制御装置10から端末装置20bに対して送信された端
末設定用信号(ステータス応答信号1445に相当する
端末設定用信号)である。
2回目の送信されたランダムコール上り信号1414
を、正常なランダムコール上り信号として受信すること
ができるので、端末装置20aに対して受理信号142
4を送信すると共に、受信したランダムコール上り信号
1414に相当する再生指示信号1434を、ビデオサ
ーバ1330に対して送信する。
10から受理信号1424を受信すると、ランダムコー
ル上り信号の繰り返し送信を停止する。
装置10から再生指示信号1434を受信すると、上述
したように、この再生指示信号1434に基づいて、再
生が要求された番組の再生を開始し、再生した映像信号
および音声信号を、RF変調器1342によって周波数
変調した後に、端末装置20aに対して送信すると共
に、ステータス応答信号1444を、再生指示信号14
34に対する返答として、中央制御装置10に対して送
信する。
バ1330からステータス応答信号1444を受信する
と、受信したステータス応答信号1444に相当する端
末設定用信号1454を、端末装置20aに対して送信
する。
端末設定用信号1454を受信すると、受信した端末設
定用信号1454に含まれているチャンネル情報が示す
チャンネルを自動的に選局するよう、内部情報を設定す
るので、端末装置20aの利用者は、所望の番組を視聴
することが可能となる。
置20bから2回目の送信されたランダムコール上り信
号1415を、正常なランダムコール上り信号として受
信することができるので、端末装置20bに対して受理
信号1425を送信すると共に、受信したランダムコー
ル上り信号1415に相当する再生指示信号1435
を、ビデオサーバ1330に対して送信する。
10から受理信号1425を受信すると、ランダムコー
ル上り信号の繰り返し送信を停止する。
装置10から再生指示信号1435を受信すると、上述
したように、この再生指示信号1435に基づいて、再
生が要求された番組の再生を開始し、再生した映像信号
および音声信号を、RF変調器1342によって周波数
変調した後に、端末装置20bに対して送信すると共
に、ステータス応答信号1445を、再生指示信号14
35に対する返答として、中央制御装置10に対して送
信する。
バ1330からステータス応答信号1445を受信する
と、受信したステータス応答信号1445に相当する端
末設定用信号1455を、端末装置20bに対して送信
する。
端末設定用信号1455を受信すると、受信した端末設
定用信号1454に含まれているチャンネル情報が示す
チャンネルを自動的に選局するよう、内部情報を設定す
るので、端末装置20bの利用者は、所望の番組を視聴
することが可能となる。
ール上り信号が衝突した場合について説明したが、3つ
以上のランダムコール上り信号が衝突した場合であって
も、衝突した上り信号にポーリング応答信号が含まれる
場合であっても、上述と同様の動作が行われる。
信号を送信するタイミングに一切の制限を設けない「ラ
ンダムコール方式」による通信では、複数の端末装置か
ら送信された上り信号が衝突する危険性があるが、本発
明によれば、「ランダムコール方式」を少なくとも採用
した双方向ケーブル通信システムにおいて、複数の端末
装置から送信された上り信号が衝突が発生した場合に、
これらの端末装置が、各々、上り信号を繰り返し送信す
るようにし、その際の送信間隔を、各端末装置に固有の
値を種として発生した乱数によって決定するようにして
いるので、連続した上り信号の衝突を回避することが可
能となると共に、衝突後に送信された上り信号を中央制
御装置が受信する可能性を、全ての端末装置について均
等にすることが可能となる。
式」および「ランダムコール方式」を併用することで、
即時性を確保しつつ、中央制御装置が伝送経路の異常を
発見することが可能となる。そして、「ポーリング方
式」および「ランダムコール方式」を併用した双方向ケ
ーブル通信システムにおいて、中央制御装置が、端末装
置から上り信号を受信した場合に、ポーリング信号の送
信を停止したり、ポーリング信号の送信頻度を低下させ
たりするようにしているので、上り信号が衝突する危険
性を軽減することが可能となる。
上り信号が衝突した場合に、短時間でそれを解決するこ
とが可能となるので、特に、即時性が要求されるVOD
サービスを実現するために有効である。
テムの構成図。
流れを示す処理フローチャート。
流れを示す処理フローチャート。
流れを示す処理フローチャート。
ャート。
を示す処理フローチャート。
置との間で行われる通信のシーケンス図。
ーブル通信システムにおける中央制御装置の動作の流れ
を示す処理フローチャート、および、中央制御装置と端
末装置との間で行われる通信を示すシーケンス図。
方向ケーブル通信システムにおける中央制御装置の動作
の流れを示す処理フローチャート、および、中央制御装
置と端末装置との間で行われる通信を示すシーケンス
図。
チャート。
信システムであるCATVシステムの具体的な構成図。
末装置との間で行われる通信、および、中央制御装置と
ビデオサーバとの間で行われる通信を示すシーケンス
図。
下り信号送信手段、13…上り信号解析手段、14…下
り信号発生手段、15…受理信号発生手段、16…ポー
リング間隔決定手段、17…時間計測手段、20,20
a〜20n…端末装置、21…下り信号受信手段、22
…上り信号送信手段、23…下り信号解析手段、24…
上り信号発生手段、25…上り信号蓄積手段、26…上
り信号送信停止手段、27…時間計測手段、28…上り
信号送信回数計数手段、29…乱数発生手段、51…伝
送線路、1101…優先キュー、1102…終了ポイン
タ、1103…開始ポインタ、1111…通常キュー、
1112…終了ポインタ、1113…開始ポインタ、1
114…データ送信部、1330…ビデオサーバ、13
40…双方向分波混合器、1341…FSKモデム、1
342…RF変調器、1351…同軸ケーブル、135
2…RS−232Cケーブル、1353…イーサネット
ケーブル。
Claims (14)
- 【請求項1】中央制御装置と、複数の端末装置と、上記
中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する伝
送線路とからなる双方向ケーブル通信システムにおける
双方向ケーブル通信方法であって、上記中央制御装置が、予め定めた時間間隔で、上記複数
の端末装置の各々に対してポーリング信号を送信し、 上記複数の端末装置が、各々、上記中央制御装置からポ
ーリング信号を受信した場合に、該ポーリング信号に対
する返答を示すポーリング応答信号を、内部に蓄積して
から、上記中央制御装置に対して送信し、また、上記中
央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、該情
報を示す通知信号を、内部に蓄積してから、上記中央制
御装置に対して送信し、 上記中央制御装置が、上記ポーリング信号を受信した端
末装置からポーリング応答信号を受信した場合に、該端
末装置に対して受理信号を送信し、また、いずれかの端
末装置から通知信号を受信した場合に、該端末装置に対
して受理信号を送信し、上記中央制御装置に対して上記ポーリング信号または 上
記通知信号を送信した端末装置が、上記中央制御装置か
ら受理信号を受信するまで、または、予め定めた送信回
数に達するまで、内部に蓄積しているそれぞれ上記ポー
リング信号または上記通知信号を、該端末装置に固有に
定めた値を種として発生した乱数に応じて決定される時
間間隔で、上記中央制御装置に対して繰り返し送信する
ことを特徴とする双方向ケーブル通信方法。 - 【請求項2】請求項1記載の双方向ケーブル通信方法で
あって、 上記中央制御装置が、いずれかの端末装置から通知信号
を受信した場合、または、いずれかの端末装置から受信
した通知信号の内部に異常を検出した場合に、上記ポー
リング信号の送信を停止し、予め定めた時間または任意
の時間が経過した後に、上記ポーリング信号の送信を再
開することを特徴とする双方向ケーブル通信方法。 - 【請求項3】請求項1記載の双方向ケーブル通信方法で
あって、 上記中央制御装置が、上記通知信号の受信頻度に応じ
て、上記ポーリング信号を送信する時間間隔を変更する
ことを特徴とする双方向ケーブル通信方法。 - 【請求項4】中央制御装置と、複数の端末装置と、上記
中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する伝
送線路とからなる双方向ケーブル通信システムにおける
双方向ケーブル通信方法であって、 上記中央制御装置が、予め定めた時間間隔で、上記複数
の端末装置の各々に対してポーリング信号を送信し、 上記複数の端末装置が、各々、上記中央制御装置からポ
ーリング信号を受信した場合に、該ポーリング信号に対
する返答を示すポーリング応答信号を、内部に蓄積して
から、上記中央制御装置に対して送信し、また、上記中
央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、該情
報を示す通知信号を、内部に蓄積してから、上記中央制
御装置に対して送信し、 上記中央制御装置が、上記ポーリング信号を受信した端
末装置からポーリング応答信号を受信した場合に、該端
末装置に対して受理信号を送信し、また、いずれかの端
末装置から通知信号を受信した場合に、該端末装置に対
して受理信号を送信し、 上記中央制御装置に対して信号を送信した端末装置が、
上記中央制御装置から受理信号を受信するまで、また
は、予め定めた送信回数に達するまで、内部に蓄積して
いる信号を、予め定めた時間間隔で、上記中央制御装置
に対して繰り返し送信し、 上記中央制御装置が、いずれかの端末装置から通知信号
を受信した場合、または、いずれかの端末装置から受信
した通知信号の内部に異常を検出した場合に、上記ポー
リング信号の送信を停止し、予め定めた時間または任意
の時間が経過した後に、上記ポーリング信号の送信を再
開することを特徴とする双方向ケーブル通信方法。 - 【請求項5】中央制御装置と、複数の端末装置と、上記
中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する伝
送線路とからなる双方向ケーブル通信システムにおける
双方向ケーブル通信方法であって、 上記中央制御装置が、予め定めた時間間隔で、上記複数
の端末装置の各々に対してポーリング信号を送信し、 上記複数の端末装置が、各々、上記中央制御装置からポ
ーリング信号を受信した場合に、該ポーリング信号に対
する返答を示すポーリング応答信号を、内部に蓄積して
から、上記中央制御装置に対して送信し、また、上記中
央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、該情
報を示す通知信号を、内部に蓄積してから、上記中央制
御装置に対して送信し、 上記中央制御装置が、上記ポーリング信号を受信した端
末装置からポーリング応答信号を受信した場合に、該端
末装置に対して受理信号を送信し、また、いずれかの端
末装置から通知信号を受信した場合に、該端末装置に対
して受理信号を送信し、 上記中央制御装置に対して信号を送信した端末装置が、
上記中央制御装置から受理信号を受信するまで、また
は、予め定めた送信回数に達するまで、内部に蓄積して
いる信号を、予め定めた時間間隔で、上記中央制御装置
に対して繰り返し送信し、 上記中央制御装置が、上記通知信号の受信頻度に応じ
て、上記ポーリング信号を送信する時間間隔を変更する
ことを特徴とする双方向ケーブル通信方法。 - 【請求項6】中央制御装置と、複数の端末装置と、上記
中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する伝
送線路とからなる双方向ケーブル通信システムにおい
て、 上記中央制御装置は、上記端末装置から送信された信号
を受信する第1の受信手段と、 予め定めた時間間隔で、ポーリング信号を発生する第1
の発生手段と、 上記第1の受信手段が受信した信号が正常な信号である
場合に、受理信号を発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生したポーリング信号を、上記
複数の端末装置の各々に対して送信すると共に、上記第
2の発生手段が発生した受理信号を、上記第1の受信手
段が受信した信号の送信元の端末装置に対して送信する
第1の送信手段とを備え、 上記複数の端末装置は、各々、 上記中央制御装置から送信された信号を受信する第2の
受信手段と、 上記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合
に、該情報を示す通知信号を発生する第3の発生手段
と、 上記第2の受信手段がポーリング信号を受信した場合
に、該ポーリング信号に対する返答を示すポーリング応
答信号を発生する第4の発生手段と、 上記第3の発生手段が発生した通知信号および上記第4
の発生手段が発生したポーリング応答信号を蓄積する蓄
積手段と、 自身に固有に定めた値を種として乱数を発生する乱数発
生手段と、 上記蓄積手段が蓄積している信号を、上記乱数発生手段
が発生した乱数に応じて決定される時間間隔で、上記中
央制御装置に対して繰り返し送信する第2の送信手段
と、 上記第2の送信手段が信号を送信した送信回数を計数す
る計数手段とを備え、 上記第2の送信手段は、上記計数手段が計数した送信回
数が予め定めた回数に達した場合、または、上記第2の
受信手段が受理信号を受信した場合に、上記中央制御装
置に対する繰り返し送信を停止することを特徴とする双
方向ケーブル通信システム。 - 【請求項7】請求項6記載の双方向ケーブル通信システ
ムであって、 上記中央制御装置は、 上記第1の受信手段が通知信号を受信した場合、また
は、上記第1の受信手段が受信した通知信号が異常な信
号である場合に、上記第1の発生手段によるポーリング
信号の発生を停止させ、予め定めた時間または任意の時
間が経過した後に、上記第1の発生手段によるポーリン
グ信号の発生を再開させるポーリング制御手段をさらに
備えたことを特徴とする双方向ケーブル通信システム。 - 【請求項8】請求項6記載の双方向ケーブル通信システ
ムであって、 上記中央制御装置は、 上記第1の受信手段が通知信号を受信した場合、また
は、上記第1の受信手段が受信した通知信号が異常な信
号である場合に、上記第1の発生手段がポーリング信号
を発生する時間間隔を大きく変更し、予め定めた時間ま
たは任意の時間が経過した後に、変更した時間間隔を元
に戻すポーリング間隔変更手段をさらに備えたことを特
徴とする双方向ケーブル通信システム。 - 【請求項9】中央制御装置と、複数の端末装置と、上記
中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する伝
送線路とからなり、上記中央制御装置が、予め定めた時
間間隔で、上記複数の端末装置の各々に対してポーリン
グ信号を送信すると共に、上記端末装置から受信した信
号が正常な信号である場合に、該信号の送信元の端末装
置に対して受理信号を送信する双方向ケーブル通信シス
テムにおいて用いられる端末装置であって、 上記中央制御装置から送信された信号を受信する受信手
段と、 上記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合
に、該情報を示す通知信号を発生する第1の発生手段
と、 上記受信手段がポーリング信号を受信した場合に、該ポ
ーリング信号に対する返答を示すポーリング応答信号を
発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生した通知信号および上記第2
の発生手段が発生したポーリング応答信号を蓄積する蓄
積手段と、 自身に固有に定めた値を種として乱数を発生する乱数発
生手段と、 上記蓄積手段が蓄積している信号を、上記乱数発生手段
が発生した乱数に応じて決定される時間間隔で、上記中
央制御装置に対して繰り返し送信する送信手段と、 上記送信手段が信号を送信した送信回数を計数する計数
手段とを備え、 上記送信手段は、 上記計数手段が計数した送信回数が予め定めた回数に達
した場合、または、上記受信手段が受理信号を受信した
場合に、上記中央制御装置に対する繰り返し送信を停止
することを特徴とする端末装置。 - 【請求項10】中央制御装置と、複数の端末装置と、上
記中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する
伝送線路とからなり、上記複数の端末装置が、各々、上
記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、
該情報を示す通知信号を上記中央制御装置に対して送信
する双方向ケーブル通信システムにおいて用いられる中
央制御装置であって、 上記端末装置から送信された信号を受信する受信手段
と、予め定めた時間間隔で、ポーリング信号を発生する
第1の発生手段と、 上記受信手段が受信した信号が正常な信号である場合
に、受理信号を発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生したポーリング信号を、上記
複数の端末装置の各々に対して送信すると共に、上記第
2の発生手段が発生した受理信号を、上記受信手段が受
信した信号の送信元の端末装置に対して送信する送信手
段と、 上記受信手段が通知信号を受信した場合、または、上記
受信手段が受信した通知信号が 異常な信号である場合に、上記第1の発生手段によるポ
ーリング信号の発生を停止させ、予め定めた時間または
任意の時間が経過した後に、上記第1の発生手段による
ポーリング信号の発生を再開させるポーリング制御手段
とを備えたことを特徴とする中央制御装置。 - 【請求項11】中央制御装置と、複数の端末装置と、上
記中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する
伝送線路とからなり、上記複数の端末装置が、各々、上
記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、
該情報を示す通知信号を上記中央制御装置に対して送信
する双方向ケーブル通信システムにおいて用いられる中
央制御装置であって、 上記端末装置から送信された信号を受信する受信手段
と、 予め定めた時間間隔で、ポーリング信号を発生する第1
の発生手段と、 上記受信手段が受信した信号が正常な信号である場合
に、受理信号を発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生したポーリング信号を、上記
複数の端末装置の各々に対して送信すると共に、上記第
2の発生手段が発生した受理信号を、上記受信手段が受
信した信号の送信元の端末装置に対して送信する送信手
段と、 上記受信手段が通知信号を受信した場合、または、上記
受信手段が受信した通知信号が異常な信号である場合
に、上記第1の発生手段がポーリング信号を発生する時
間間隔を大きく変更し、予め定めた時間または任意の時
間が経過した後に、変更した時間間隔を元に戻すポーリ
ング間隔変更手段とを備えたことを特徴とする中央制御
装置。 - 【請求項12】中央制御装置と、複数の端末装置と、上
記中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する
伝送線路とからなり、上記中央制御装置が、予め定めた
時間間隔で、上記複数の端末装置の各々に対してポーリ
ング信号を送信すると共に、上記端末装置から受信した
信号が正常な信号である場合に、該信号の送信元の端末
装置に対して受理信号を送信する双方向ケーブル通信シ
ステムにおいて用いられる端末装置を、 上記中央制御装置から送信された信号を受信する受信手
段と、 上記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合
に、該情報を示す通知信号を発生する第1の発生手段
と、上記受信手段がポーリング信号を受信した場合に、
該ポーリング信号に対する返答を示すポーリング応答信
号を発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生した通知信号および上記第2
の発生手段が発生したポーリング応答信号を蓄積する蓄
積手段と、 自身に固有に定めた値を種として乱数を発生する乱数発
生手段と、 上記蓄積手段が蓄積している信号を、上記乱数発生手段
が発生した乱数に応じて決定される時間間隔で、上記中
央制御装置に対して繰り返し送信する送信手段と、 上記送信手段が信号を送信した送信回数を計数する計数
手段とを備えるよう機能させ、 上記送信手段が、上記計数手段が計数した送信回数が予
め定めた回数に達した場合、または、上記受信手段が受
理信号を受信した場合に、上記中央制御装置に対する繰
り返し送信を停止するよう機能させるためのプログラム
が記録されていることを特徴とする、機械読み取り可能
な記録媒体。 - 【請求項13】中央制御装置と、複数の端末装置と、上
記中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する
伝送線路とからなり、上記複数の端末装置が、各々、上
記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、
該情報を示す通知信号を上記中央制御装置に対して送信
する双方向ケーブル通信システムにおいて用いられる中
央制御装置を、 上記端末装置から送信された信号を受信する受信手段
と、 予め定めた時間間隔で、ポーリング信号を発生する第1
の発生手段と、 上記受信手段が受信した信号が正常な信号である場合
に、受理信号を発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生したポーリング信号を、上記
複数の端末装置の各々に対して送信すると共に、上記第
2の発生手段が発生した受理信号を、上記受信手段が受
信した信号の送信元の端末装置に対して送信する送信手
段と、 上記受信手段が通知信号を受信した場合、または、上記
受信手段が受信した通知信号が異常な信号である場合
に、上記第1の発生手段によるポーリング信号の発生を
停止させ、予め定めた時間または任意の時間が経過した
後に、上記第1の発生手段によるポーリング信号の発生
を再開させるポーリング制御手段とを備えるよう機能さ
せるためのプログラムが記録されていることを特徴とす
る、機械読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項14】中央制御装置と、複数の端末装置と、上
記中央制御装置と上記複数の端末装置との間を接続する
伝送線路とからなり、上記複数の端末装置が、各々、上
記中央制御装置に対して通知すべき情報がある場合に、
該情報を示す通知信号を上記中央制御装置に対して送信
する双方向ケーブル通信システムにおいて用いられる中
央制御装置を、 上記端末装置から送信された信号を受信する受信手段
と、 予め定めた時間間隔で、ポーリング信号を発生する第1
の発生手段と、 上記受信手段が受信した信号が正常な信号である場合
に、受理信号を発生する第2の発生手段と、 上記第1の発生手段が発生したポーリング信号を、上記
複数の端末装置の各々に対して送信すると共に、上記第
2の発生手段が発生した受理信号を、上記受信手段が受
信した信号の送信元の端末装置に対して送信する送信手
段と、 上記受信手段が通知信号を受信した場合、または、上記
受信手段が受信した通知信号が異常な信号である場合
に、上記第1の発生手段がポーリング信号を発生する時
間間隔を大きく変更し、予め定めた時間または任意の時
間が経過した後に、変更した時間間隔を元に戻すポーリ
ング間隔変更手段とを備えるよう機能させるためのプロ
グラムが記録されていることを特徴とする、機械読み取
り可能な記録媒体。
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