JP3415311B2 - Catvの双方向伝送方式 - Google Patents

Catvの双方向伝送方式

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JP3415311B2
JP3415311B2 JP01175495A JP1175495A JP3415311B2 JP 3415311 B2 JP3415311 B2 JP 3415311B2 JP 01175495 A JP01175495 A JP 01175495A JP 1175495 A JP1175495 A JP 1175495A JP 3415311 B2 JP3415311 B2 JP 3415311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センタと複数の加入者
の間に中継器を持ち双方向通信の可能なCATVに関
し、特に複数の加入者からセンタに対する多くのアクセ
ス要求の発生に対処する伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】センタと複数の加入者の間に中継器を持
ち双方向通信の可能なCATVにおける従来のポーリン
グ方式では、ヘッドエンドから周波数多重された再送信
サービス信号や自主放送サービス信号などのテレビジョ
ン信号を中継装置を介して加入者端末(HT:ホームタ
ーミナル)に送信し、双方向制御信号をこれに多重して
双方向通信を行なっている。
【0003】図4は、従来のポーリング方式による信号
の流れを動作シーケンスで示した図であり、センタは、
双方向サービス処理部から複数の中継装置に向けて順に
ポーリングを行なう。中継装置は、このポーリングに対
し記憶手段に記録していた加入者からの要求を出力す
る。
【0004】また、中継装置は、複数の加入者端末に向
けて順にポーリングを行なう、この中継装置からのポー
リングに対し各加入者端末(HT)は、加入者からの要
求が無い場合は自分の加入者端末のアドレスおよび“要
求無し”を意味する情報を含むデータを中継装置の双方
向サービス処理部に対し送り返す。中継装置の双方向処
理部は、この情報データを解析する手段を有し、加入者
からの要求がある場合にはその要求データをデータ記憶
手段に記録するかもしくは中継装置に選局などの処理能
力がある場合に限り要求に応じた処理を行ない、要求が
無い場合には次の加入者端末をポーリングする。このよ
うにしてシステムが動作している限りはポーリングを続
けることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の中継装
置を有するCATVでは、加入者端末が、中継装置に対
しアクセスする場合には、中継装置からのポーリングに
対して応答する形でのみアクセスが可能であった。つま
り、中継装置が割り当てられた全ての加入者に対しポー
リングを行なっていたわけであるが、この方式では加入
者数が増えるにつれて1件の加入者に対するポーリング
の間隔が長くなり、迅速なアクセスが出来にくくなると
共に中継装置の負荷が増加するという問題が生じる。
【0006】また、この方式では、一方で信号の伝送帯
域幅が固定であるので、これに再送信番組や自主放送番
組にチャネルを割り当てるとデマンドサービスに使用可
能なチャネル数は自ずと決定されることになる。このよ
うな方式では、多数の加入者の要求を満たす程にはチャ
ネル数が確保出来ないという問題があった。
【0007】このように、従来の方式では、回線の不足
によってサービスが受けられない確率が高くなってしま
うとともに、高速アクセスを実現する障害となり、VO
Dなどのデマンドサービスにおける問題があった。
【0008】本発明は、双方向通信方式およびVODな
どのデマンドアクセスサービスを行なう上で必ず問題と
なるチャネル回線数の不足を解決するために、多数の加
入者からの要求に対し、どのようなタイミングでアクセ
スしても迅速に対応でき、中継装置の負荷を軽減すると
ともに処理効率を向上したシステムを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、センタと中継
装置の間では、センタからのポーリングによる双方向通
信を行ない、中継装置と複数の加入者の間ではサービス
を要求する加入者のみが中継装置と交信を行なうランダ
ムアクセス方式を用いることによって、ポーリングによ
るアクセス方式で必ず生じる全ての加入者に対する往復
のデータ伝送に要するムダな時間を減少させ、中継装置
の負荷の軽減および迅速なアクセスを実現する。一方、
上述したチャネル回線数の不足に対しては中継装置内に
周波数多重回路を置くことで各中継装置に新たな伝送帯
域が与えられることになりデマンドサービスに使用可能
な回線も中継装置と共に一定数増加させることができ
る。
【0010】センタは、ヘッドエンドにおいて通常のテ
レビジョン信号を周波数多重すること無く中継装置に対
し提供し、センタ内の第1の通信処理部においてポーリ
ング信号および下り要求信号を伝送する。
【0011】中継装置においては、上記テレビジョン信
号などの各種信号が個々の中継装置毎に周波数多重され
各中継装置においてデマンドサービスに使用可能な回線
が同じ数だけ確保される。つまり中継装置の数に応じて
使用可能な回線数は増加することになる。加入者端末か
ら送信されるアクセス要求信号は、衝突または通信障害
の有無を確認された後、信号が正常であった場合は直ち
に受け付けられ記憶手段に記憶される。この時中継装置
の状態情報として、該当する加入者端末への要求データ
送信許可およびその他の加入者端末に対するビジー状態
信号が送信される。上記記憶されたデータはその内容が
デマンドサービスの要求またはセンタからの要求に対す
る上りデータに限りセンタからのポーリングに対応して
送信される。信号に異常のあった場合には、受信された
信号は無効となり、中継装置からアイドル状態信号が送
信される。これらの状態信号を加入者端末において受信
および解析することによって、各加入者端末は、アクセ
ス要求信号の送信のタイミングを得ることができる。
【0012】別の方法として、中継装置から状態信号の
送信がない構成では各加入者端末がアクセス要求信号を
出力した後、一定時間を計測しこの間に要求データ許可
信号が得られなかった場合再送信を行なう方法もある
(図5参照)。個々の加入者端末はアクセス要求信号の
出力タイミングをその都度ランダムに変化させて、信号
の衝突する確立を低下させている。これによりアクセス
の高速化に対し効果が得られる。
【0013】加入者端末は、何ら要求の無い場合には、
中継装置に対しアクセス要求信号を送信することは無
く、ただ中継装置から送信されて来る状態信号を解析し
ているだけである。このことによって、中継装置は処理
を必要とする加入者端末のみを正常なデータが受け付け
られた順に対象とすれば良く、ポーリング方式に比べ中
継装置の負荷は軽減される。また、加入者端末からのア
クセス要求がある一定のレベルを越えた場合に生じると
考えられる、長時間にわたるアクセス不可状態には、一
旦ポーリングによるアクセス方式を実行することによっ
てアクセスの信頼性が補償される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は、本発明に係るCATVシステムの基本
構成を示すシステム概念図である。図2は、従来の代表
的な双方向CATVシステムの構成を示すシステム概念
図である。図3は、本発明によるCATVシステムにお
ける双方向通信部の構成を示しており具体的な双方向通
信の流れを説明するブロック図である。図4は、従来の
ポーリング方式によるアクセス動作シーケンス図であ
る。図5は、本発明のアクセス方式の一実施例を示すア
クセス動作シーケンス図である。図2は、従来の代表的
な双方向CATVシステムの構成図であるが、この構成
においても請求項1〜請求項8のアクセス方式を実現す
ることができる。
【0015】以下、図2のシステム構成において、本発
明のアクセス方式を実現する実施例について説明する。
双方向CATVシステムは、センタ1と中継装置2と、
加入者宅3とから構成されており、センタ1と中継装置
2の間は光ファイバケーブル4で接続され、中継装置2
と各加入者宅3との間は同軸ケーブル5で接続されてい
る。センタ1は、ヘッドエンド101と、第1の双方向
通信部102と、システム制御部103と、システム管
理部104とから構成される。ヘッドエンド101は、
受信したTV放送信号やATMスイッチを介したビデオ
サーバからの信号や受信したTV放送信号などが入力さ
れこれらを多重化する周波数多重回路110と、光送受
信器111とから構成される。
【0016】中継装置2は、複数の加入者制御部200
−1〜200−n+1と、合分配器204と、光送受信
器205とから構成され、それぞれの加入者制御部20
0はチャネル選択器201と、第2の双方向通信部20
2と、送受信器203とから構成される。
【0017】加入者宅3には、複数のホームターミナル
(HT)300−1〜300−3と、モニタ301と、
送受信器305とが備えられ、ホームターミナル300
は、チューナ部と、第3の双方向通信部302と、リモ
コン受信部と303、合分波器304とから構成されて
いる。
【0018】加入者からの要求信号は、リモコン受信部
303から第3の双方向通信部302を通り同軸ケーブ
ル5を介して中継装置2へ向けて出力される。この信号
は、加入者宅3の第3の送受信器305で合波され、中
継装置2の送受信器203で分波され中継装置内にある
第2の双方向通信部202に送られる。
【0019】第2の双方向通信部202では加入者から
の要求に従って加入者の好みのサービスを提供するデマ
ンドサービス以外の処理を行なうことが出来る。例えば
通常放送などのチャネル選択などの制御を行なう。もし
加入者からの要求がデマンドサービスの要求であった場
合、その信号は、一旦第2の双方向通信部202に記憶
され、センタ1からポーリング信号が送信された場合
に、要求信号として第2の双方向通信部202から光フ
ァイバケーブル4を介してセンタ1に向けて送信され
る。センタ1に向けて送信された信号は中継装置2内の
合分配器204及び光送受信器205を通り光ファイバ
ケーブル4に出力される。この上り信号はセンタ1内の
ヘッドエンドに含まれる光送受信器111で受信及び光
/電気変換された後第1の双方向通信部102に伝達さ
れる。
【0020】第1の双方向通信部102では、この信号
から要求内容を解析し、その内容に応じた処理装置に命
令を伝達し制御する。この要求が仮りにビデオ・オン・
デマンド(VOD)であったなら、双方向通信部102
は、加入者の希望の番組をビデオサーバから交換器であ
るATMスイッチに信号出力させる。ATMスイッチ
は、双方向通信部102に指定された空き回線に信号を
転送する。このように要求された処理が終了すると直ち
に第1の双方向通信部102から中継装置2の第2の双
方向通信部202に向けて処理終了を意味する信号を送
信する。
【0021】中継装置2の第2の双方向通信部202
は、センタからの処理終了を意味する信号を受信する
と、加入者からのアクセス要求を受け付けないビジー状
態からアイドル状態へ移行し、加入者端末(HT)に向
けてアイドル信号を一斉送信する。これを受けてホーム
ターミナル(HT)300は、アクセス要求が生じる毎
に要求信号を出力する。
【0022】以上、簡単にシステム上の双方向通信の流
れを説明したが、参考として本発明の制御信号の基本的
な流れを示すシーケンスを図5を用いて説明する。セン
タからは順次ポーリングが行なわれ、中継装置は、HT
からの要求を記憶しておき、ポーリングがあったときに
記憶した要求内容をセンタに送信する。中継装置は、H
Tからアクセス要求がないときには、アイドル信号を各
HTに送信する。HTは、アイドル信号があったときに
中継装置に対してアクセス要求を送出し、中継装置はこ
のアクセス要求を受けると送信許可信号をHTへ送信す
るとともに、他のHTに対してビジー信号を送信して他
のHTからのアクセス要求を拒絶する。送信許可信号を
受信したHTは、アクセス要求データを送信する。中継
装置は、このデータを記憶しておき次回のポーリングが
あるとこの要求内容をセンタに送信する。センタは、H
Tからの要求を受けてHTへ向けて要求内容に対応した
情報を転送するための処理を行なう。この処理が終了す
ると、処理終了が中継装置に伝えられると共に、センタ
からHTへ向けて所定の情報の転送が開始される。処理
終了を受けた中継装置は、アイドル信号を発し他のHT
からのアクセス要求に備える。
【0023】また、本発明は、通信方式に関するもので
あって、センタおよび中継装置ならびに加入者端末の双
方向通信部102,202,302に関する説明によっ
て理解されるべきである。従って本発明に関する説明で
は、同軸ケーブル5、光送受信器111,205、送受
信器203,305、モニタ301などの本発明におい
て特に注意を払われてはいない装置は簡単のため省略し
て説明を行なう。特に幹線に挿入されるべき増幅器等の
公知の装置については説明の簡便性を優先するため記述
を省略したことを明記しておく。また、伝送ケーブルに
おいては光又は同軸ケーブルのどちらを用いたとしても
本システムは構成可能であることは言うまでもない。
【0024】図3は、本発明によるアクセス方式を詳し
く説明するために、センタおよび中継装置ならびにHT
の各双方向通信部の機能を示した機能ブロック図であ
る。センタ1の第1の双方向通信部102は、第1のデ
ータ確認手段121と、第1の上り信号受信手段122
と第1の下り信号出力手段123と、第1のデータ記憶
手段124とから構成され、中継装置2の第2の双方通
信部202は、第2のデータ確認手段221と、第2の
上り信号受信手段222と、第2の下り信号出力手段2
23と、第2のデータ記憶手段224と、第2の上り信
号出力手段225と、第1の下り信号受信手段226と
から構成される。さらに、HT3の第3の双方向通信手
段302は、受信信号解析手段321と、第3のデータ
記憶手段324と、第1の上り信号出力手段325と、
第2の下り信号受信手段326と、上り出力制御手段3
27と、受付確認手段328とから構成される。
【0025】加入者端末302は、同軸ケーブル5から
送られて来るフレームを第2の下り信号受信手段326
によって受信する。受信したデータは、受信信号解析手
段321に送られる。このとき情報/要求エリアに含ま
れるデータは、受付加入者端末アドレスが自分のアドレ
スか他人のアドレスかで違う意味を持つように設定され
ている。例えば、受付加入者端末アドレスが自分のアド
レスの場合、情報/要求エリアに含まれるデータはアク
セス要求送信許可の意味を持つデータであり、受付加入
者端末アドレスが他人のアドレスの場合、情報/要求エ
リアに含まれるデータはビジー状態を表すデータである
と受信信号解析手段321によって認識される。受信信
号解析手段321は、アクセス要求送信許可を認識した
場合、中継装置から加入者までの最大の伝送遅延時間か
ら自局加入者端末の伝送遅延時間を引いた残りの時間だ
け経過した後、加入者からの要求内容を表すデータを第
3のデータ記憶手段324から読み出し、第1の上り信
号出力手段325に出力する。
【0026】上りデータのフレームフォーマットを図6
(A)に、下りデータのフレームフォーマットを図6
(B)に示す。フレームは、全てフレームスタート記号
で始まり、フレーム終了記号で終了することとし、フレ
ームチェックシーケンスを調査することによって、デー
タ誤りや信号の衝突を検出できる構成となっている。
【0027】第1の上り信号出力手段325は、受信信
号解析手段321から受け取ったデータで、図6(A)
に示すフレームを作成し、上り出力制御手段327を通
してセンタへ要求データを出力する。上り信号出力手段
325がセンタへ要求データを出力した後、第2の下り
信号受信手段326が受信した信号に基づいて受信信号
解析手段321によって認識されたデータが要求データ
送信許可信号でなかった場合、自局加入者端末の発した
要求は受け付けられなかったことになり、再送信を行な
わなければならない。再送信要求は、受信信号解析手段
321が認識する情報/要求データがビジー信号からア
イドル信号に変化した時点で、受信信号解析手段321
から受付確認手段328に対し送信される。
【0028】受付確認手段328は、再送信要求を受信
すると、乱数を発生させて、その結果得られる数字に応
じたタイミングで上り信号出力手段325に対し、再送
信のタイミングを送信する。第1の上り信号出力手段3
25は再送信タイミング信号を得た時点で、先に送信し
たフレームを自己のメモリから取り出し再び送信する。
但し、新たに加入者からの要求があった場合はこの限り
ではない。
【0029】ここでランダムなタイミングの発生につい
て請求項5を例にとって具体的な説明を加える。図7
(B)に示すように1フレームを5つのスロットに分
け、このスロットに1から5までの番号を付ける。番号
3のスロットを基準として±2スロットの範囲で乱数を
作成すれば1フレームの内に5つのポイントでのランダ
ムアクセスタイミングが得られる。このスロット内に納
まるように加入者端末からの上り信号出力タイミングを
制御するのも受付確認手段328である(図7(B)参
照、請求項6は図7(C)参照)。
【0030】上り出力制御手段327は、受信信号解析
手段321がビジーまたはアイドル或いは要求許可信号
を認識した場合に出力する制御信号に応じて、上り出力
制御手段327の出力と上り信号用同軸ケーブルとの切
離し或いは接続を行なうスイッチである。ビジーの場合
は切離し、アイドルまたは要求許可信号の場合は接続で
ある。
【0031】HT302から同軸ケーブル5を通して送
信された上り信号は、受信停止手段227を通過して第
2の上り信号受信手段222によって受信される。上り
信号がアクセス要求信号であった場合、発信元加入者端
末アドレスを2Byteとし、要求内容の1Byteお
よび付随するデータとして次回送信するフレームの長さ
を表す情報の1Byteを足して合計4Byteが実質
のデータとなる。このデータは一旦無条件に第2のデー
タ記憶手段224の所定のアドレスに記憶される。この
ときの記憶には上り信号受信手段222から直接データ
記憶手段224に記憶するDMA(Direct Memory Acce
ss)を使用することも可能である。上り信号受信手段2
22は、フレームチェックシーケンスを受信した後、直
ちにデータ誤りを調査する。データ誤りを検出した時点
で第2の上り信号受信手段222は、第2のデータ確認
手段221に対し異常データ受信の合図を送信する。異
常データ受信の合図があった場合は受信したデータは廃
棄される。第2のデータ確認手段221は、いわゆるC
PUであり、種々のデータの解析ならびに周辺の諸機能
に対し命令を送信し制御する。
【0032】上記異常データ受信の合図を受信しなかっ
た第2のデータ確認手段221は、第2の上り信号受信
手段222からのフレーム受信終了の合図と共に第2の
データ記憶手段224から要求内容を読み出し、そのデ
ータの表す内容の判定を行なう。ここで要求内容はアク
セス要求であると判断されるので、第2のデータ記憶手
段から要求内容に付随するデータを読み込んだ場合、そ
のデータは次に送られて来るフレーム長の情報データで
あることがわかるためこの情報を解析して、ビジーフレ
ームの長さを決定する(図7参照)。
【0033】ここで、第2のデータ確認手段221は、
図6(B)で表す下り信号に、読み出した発信元加入者
端末アドレスを使い、情報/要求エリアに発信元加入者
端末にとってはアクセス要求許可の意味を持つデータで
あり他の加入者端末にとってはビジー状態を表すデータ
を挿入して下り信号フレームを作成し、これを第2の9
下り信号出力手段223に送信する。この時第2のデー
タ確認手段221は受信停止手段227に対し受信停止
命令を送信する。受信停止手段227は、スイッチであ
り受信停止命令を受けると、同軸ケーブル5と上り信号
受信手段222を結ぶ回線を切離し、遅延によってビジ
ー状態の時に送られて来る上り信号をカットする。
【0034】第2の下り信号出力手段223は、1By
teづつパラレルデータを上記第2のデータ確認手段2
21から受け取ると、このデータをシリアルデータに変
換し、下り信号伝送用の同軸ケーブル5へ出力する。当
然のことながら、出力データにはフレームスタート記号
とフレーム終了記号、フレームチェックシーケンスは付
加された形態で出力される(図6(B)参照)。
【0035】この送信許可信号を受けたHTの双方向通
信部302は、次に加入者の要求の種類を表すデータを
アクセス要求と同様にして中継装置の双方向通信部20
2へ送信する。第2のデータ確認手段221は、このデ
ータ内容の解析を行ない、チャネル選択等の処理を行な
う。このとき要求内容がデマンドサービスであった場合
は、センタに対して要求を伝達しなければならない。
【0036】センタの双方向通信部102は、大きく
は、複数の中継装置とデータの送受信を行なうと共に、
データの収集、保管、計算などのCATVシステムの運
営、機器管理に関する全てのデータ処理を行なうが、本
実施例では双方向通信についてのみ説明をするものであ
る。センタのデータ確認手段121は、中継装置の双方
向通信部202に保持された加入者からのデマンドサー
ビス要求を第1の下り信号出力手段123を使ったポー
リングによって検出する。第1の下り信号出力手段12
3からのポーリング信号は、中継装置の双方向通信部2
02内の第1の下り信号受信手段226で受信され、第
2のデータ確認手段221で判別される。ポーリング信
号を認識した第2のデータ確認手段221は、加入者か
らのデマンドサービス要求がある場合には、その要求内
容を、無い場合には要求なしを意味するデータをセンタ
の双方向通信部102に対し送信する。
【0037】センタの第1の上り信号受信手段122
は、中継装置からの上り信号を受信し第1のデータ確認
手段121に出力する。このときデータはパラレルデー
タに変換される。第1のデータ確認手段121では上り
信号の内容を解析し、要求のある場合には対応した処理
回路に内容に応じた命令を出力する。各処理回路は、処
理終了と共に第1のデータ確認手段121に対し処理の
終了を伝達する。第1のデータ確認手段121は、この
信号を受け取ると第1の下り信号出力手段123に対し
処理終了を意味するデータを送信する。第1の下り信号
出力手段123は、この信号をシリアルデータ変換し中
継装置に伝送する。
【0038】中継装置の第2のデータ確認手段221
は、処理終了信号を認識すると、第2の下り信号出力手
段223に対しアイドル状態を意味するデータを出力す
る。第2の下り信号出力手段223は、アイドル状態を
意味するデータを全てのHTに対し一斉送信する。各H
Tではアイドル信号を受信すると再びアクセス要求を出
力することになる。
【0039】次にシステム構成は従来と同じであるが、
アクセス方式の途中切り替えを行なった場合の実施例に
ついて説明する。中継装置の双方向通信部202におけ
る第2のデータ確認手段221は、第2の上り信号受信
手段222から異常データ受信の合図を3度続けて受信
した場合、複数の加入者がランダムにアクセス要求を出
す上記説明のランダムコール方式より、センタが全ての
加入者端末を1台づつポーリングするポーリング方式に
アクセス方式の切り替えを行なう。これは第2のデータ
確認手段221が自らのアクセス方式のプログラム読み
出し位置の変更を行なうことによって実現される。第2
のデータ確認手段221の内部でポーリング方式にアク
セス方式が切り替わると、第2のデータ確認手段221
は、下り信号のフレーム中にある情報/要求データの内
容をポーリングを表すデータに切り替える。これによっ
てセンタ側のアクセス方式の変換が完了する(図6
(C)参照)。
【0040】HT側では、受信信号解析手段321が、
中継装置からのフレームがポーリングであることを解析
すると、第1の上り信号出力手段325に対しポーリン
グに対する回答フレームを図6(A)に従って出力する
ようにデータを送信する。この場合加入者からの要求が
無いときでも要求内容として要求無しを表すデータを送
信する。
【0041】次に本発明係る他の実施例による上記ラン
ダムコール方式を用いたシステムであり、とくにVOD
などのデマンドサービスに優れたシステムについて説明
する。図1に示すシステムは、従来のシステム構成に比
べより多数の加入者に対する迅速なサービスが可能であ
るという点において優れたシステム概念図を示してい
る。このシステムのシステム上の最大の違いは、センタ
から複数の中継装置に対して送信される信号に変調や合
成が一切なされないことである。
【0042】すなわち、このシステムは、センタ1と、
複数の中継装置2〜2nと、複数の加入者宅3〜3nか
ら構成され、中継装置2と加入者宅とは加入者終端装置
310〜310−nによって接続されている。センタ1
は、第1の双方向通信部102と、システム監視部10
3と、システム管理部104、ならびに、BSやCS及
び地上放送ならびに一般放送等の再送信サービス手段
と、所望のビデオ情報をATMスイッチを介して送り出
すビデオサーバとから構成される。各々の中継装置2
は、それぞれ、周波数多重回路110と、第2の双方向
通信部202と、送受信機203とから構成される。各
加入者宅3は、複数のホームターミナル(HT)300
〜300−2と、モニタ301とから構成され、各HT
300は、それぞれ第3の双方向通信部302と、リモ
コン受信部303と、合分波器304と、チューナ部か
ら構成される。
【0043】再送信サービスの映像であるBSやCS及
び地上放送ならびに一般放送などは、分配増幅器7を通
して各中継装置に送られる。デマンドサービスにおいて
は、各中継装置に許容される回線の数だけセンタの交換
器と接続された専用回線が割り当てられる。専用回線
は、交換器の能力に応じて設けることが可能であり、こ
の数に到るまで中継装置を設けることはデマンドサービ
スを行う上で非常に意義が有る。
【0044】中継装置内の周波数多重回路210で変調
及び合成された信号は、送受信器203を通り加入者終
端装置310に送られる。加入者終端装置310は、送
受信器305で受信した信号を、合分配器306を経由
して複数の加入者に対し分配送信する。HTの中にチュ
ーナ部を持つことによって、再送信サービスなどの要求
は、中継装置やセンタに対してのアクセスを必要とせず
待ち時間のない迅速な対応が行なわれる。また中継装置
2に上る信号は上記説明を施したランダムコール方式を
用いて行なわれるので、センタからのデータ要求に対し
て送信されるデータ(視聴率調査や利用状況を表すデー
タなど)以外は、加入者からの要求であるデマンドサー
ビスに関する要求となり、上り信号が大幅に減少し、中
継装置内の双方向通信部にかかる負荷は、軽減される。
【0045】加入者がVODサービスを希望した場合に
ついて考えると、加入者からの要求は、HTにおいてリ
モコン受信部303を通り双方向通信部302において
その内容が解析される。このときHT内で処理が可能な
要求の場合は、第3の双方向通信部302からHT内の
関連する処理装置に対し処理要求信号が出力されるが、
VODの場合は、センタの処理を必要とするデマンドサ
ービスであるので、加入者の要求内容は、双方向通信用
のフレームフォーマットに成形される。この信号は、そ
の後加入者要求信号として出力される。
【0046】中継装置内の第2の双方向通信部202
は、この信号を受信し、正常であることを確認すると他
の加入者からの受信を停止し、要求された処理に移る。
このとき従来のシステム構成では、中継装置に対する要
求は、再送信チャネルの選局などの要求も含まれるの
で、全体の要求数が多くなって信号が重なってしまい、
一旦キャンセルされる確率が高いが、この実施例による
システムでは、再送信チャネルの選択などの要求などは
含まれないので、キャンセル確率は非常に低くなり、要
求に対する迅速な処理が可能となる。
【0047】中継装置内の第2の双方向通信部202で
は、デマンドサービス用の空き回線の管理も行なってお
り、要求のあった時点で空き回線が存在した場合には要
求したHTにVOD受信許可としてその回線番号をキー
として送信することによってその空き回線を割当てる一
方で、センタのATM交換器に対してもビデオサーバか
らの映像出力先として回線番号を指定する。上記回線番
号やビデオサーバに指定する番組コードなどのデータ
は、加入者から中継装置に送信された処理要求データの
中に含まれており、中継装置内の第2の双方向通信部2
02で一旦保存しセンタからのポーリングに対する信号
に含めてセンタ内の第1の双方向通信部102に送信す
る(図5参照)。
【0048】センタの双方向通信部102では、ポーリ
ングに対応して送信された信号を解析し、番組コードと
空き回線番号を認識するとビデオサーバ及びATMスイ
ッチに対し処理命令を出力する。この結果センタから
は、変調されない映像信号データが中継装置に対して送
信される。ここでセンタにとっては映像データを空き回
線に出力するだけの行為であるので、理論的には回線が
存在すればATMスイッチの能力の分だけ映像データを
出力することが可能である。変調及び合成を行なう周波
数多重回路では、伝送帯域上の問題から回線数をある一
定以上増やすことは不可能であるが、中継装置と共に周
波数多重回路を増やすことによって新たな伝送帯域を作
ることができ、結果として回線数を増やすことができ
る。
【0049】以上のように、上記本発明によるシステム
は、ランダムコール方式による高速アクセス及び中継装
置内で周波数多重を施すことによるサービス用チャネル
回線数の増加によって、多数の加入者を対象とするデマ
ンドサービスに最適な環境を提供することができる。本
発明のアクセス方式の内、センタと中継装置の間の通信
方式が上記説明したランダムコール方式とした場合にお
いては、センタと中継装置の関係は中継装置とHTの関
係に等しく動作はそれに準ずる。図8は実際にシステム
を作成する場合に考えられるHTの双方向通信部の具体
的な構成例である。第3図における受信信号解析手段3
21および受付確認手段328は、マイクロコンピュー
タ40にプログラムメモリ42、アドレスデコーダ41
を組み合わせた構成で代用される。第1の上り信号出力
手段325と第2の下り信号受信手段326は既存の非
同期シリアル通信回路44またはICで代用可能であ
り、上り出力制御手段は、公知のスイッチ回路45であ
る。中継装置2及びセンタ1における双方向通信部20
2、102においてもデータ確認手段221、121を
マイクロコンピュータ、受信停止手段227をスイッチ
回路とすれば何ら変わらぬ構成で作成できる。
【0050】以上のように、上記本発明によるシステム
は、ランダムコール方式による高速アクセス及び中継装
置内で周波数多重を施すことによるサービス用チャネル
回線数の増加によって、多数の加入者を対象とするデマ
ンドサービスに最適な環境を提供することができる。
【0051】本発明のアクセス方式の内、センタと中継
装置の間の通信方式が上記説明したランダムコール方式
とした場合においては、センタと中継装置の関係は中継
装置とHTの関係に等しく動作はそれに準ずる。
【0052】図8は、実際にシステムを作成する場合に
考えられるHTの双方向通信部の具体的な構成例を示
す。図3における受信信号解析手段321および受付確
認手段328は、マイクロコンピュータ40にプログラ
ムメモリ42、アドレスデコーダ41を組み合わせた構
成で代用される。第1の上り信号出力手段325と第2
の下り信号受信手段326は既存の非同期シリアル通信
回路44またはICで代用可能であり、上り出力制御手
段は、公知のスイッチ回路45である。中継装置2及び
センタ1における双方向通信部202、102において
もデータ確認手段221、121をマイクロコンピュー
タ、受信停止手段227をスイッチ回路とすれば何ら変
わらぬ構成で作成出来る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
継装置が対応するのは何らかの要求を持った加入者端末
のみであり、要求に対し素早い対応をすることが可能で
あり、複数の要求が衝突した場合においても加入者端末
自信がランダムなタイミングで再送信を行なうので、再
衝突の確立を軽減することとなり効率のよい要求処理が
できる。また、上記手法による高速処理と中継装置内に
おいて信号の変調及び合成を行なうことによって、高速
なアクセスとデマンドサービス専用回線を増やすことが
可能でありデマンドサービスに最適な環境を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCATVシステムの基本構成図。
【図2】従来の代表的な双方向CATVシステムの基本
構成図。
【図3】本発明によるCATVシステムにおける双方向
通信部の機能概念図。
【図4】従来のポーリング方式によるアクセス動作シー
ケンス。
【図5】本発明におけるアクセス方式の基本動作シーケ
ンス。
【図6】本発明による通信データのフレームフォーマッ
ト。
【図7】本発明のアクセスタイミングを示した図。
【図8】本発明における加入者端末双方向通信部の具体
的構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 センタ 2 中継装置 3 加入者端末(通信部) 4 光ファイバケーブル 5 同軸ケーブル 7 分配増幅器 40 マイクロコンピュータ 41 アドレスデコーダ 42 プログラム格納メモリ 43 データ記憶メモリ 44 非同期シリアル通信回路 45 スイッチ回路 101 ヘッドエンド 102 第1の双方向通信部 110 周波数多重回路 111 送受信器 121 第1のデータ確認手段 122 第1の上り信号受信手段 123 第1の下り信号出力手段 124 第1のデータ記憶手段 200 加入者制御部 202 第2の双方向通信部 204 合分配器 205 送受信器 221 第2のデータ確認手段 223 第2の下り信号出力手段 224 第2のデータ記憶手段 225 第2の上り信号受信手段 226 第1の下り信号受信手段 227 受信停止手段 301 モニタ 302 第3の双方向通信部 303 リモコン受信部 306 合分配器 310 加入者終端装置 321 受信信号解析手段 324 第3のデータ記憶手段 325 第1の上り信号出力手段 326 第2の下り信号受信手段 327 上り出力制御手段 328 受付確認手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/68

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタと複数の加入者端末との間に中継
    装置を含み、上記中継装置を経由して互いに信号の送受
    信をする双方向CATVの双方向伝送ネットワークにお
    いて、上記センタと上記中継装置の間では上記センタか
    らのポーリングによって双方向通信を行ない、上記中継
    装置と上記加入者端末の間では、上記中継装置は、アイ
    ドル状態を意味する下り信号を上記加入者端末全てに分
    配送信すると共に、上記加入者端末からランダムなタイ
    ミングで送信されるアクセス要求信号を受信し、上記受
    信した加入者端末からの信号が他の加入者端末から送信
    された信号と衝突して通信障害を起こしていた場合には
    受信した上記加入者端末からの信号を全て無効とし、加
    入者端末からのアクセス要求信号が正常であった場合に
    は要求元の加入者端末に対し要求データ送信許可信号を
    与え、これに対応して上記加入者端末から送信されたデ
    ータを一旦データ記憶手段に蓄えておき、上記センタか
    らのポーリングに対応して上記データを送信し、また上
    記センタからの要求に対しても上記加入者端末への伝達
    を含めて対応する処理を行ない、他方、上記加入者端末
    は、上記中継装置がアイドル状態であることを認識する
    と、ランダムなタイミングで上記アクセス要求信号をア
    クセス要求が受け付けられ上記中継装置から要求データ
    送信許可信号を受け取るまで繰り返し再送信し、これに
    より上記要求データ送信許可信号を与えられた加入者端
    末のみが上記中継装置に送信を行なうランダムコール方
    式を用いて双方向通信を行なうことを特徴とするCAT
    Vの双方向通信システムにおけるアクセス方式。
  2. 【請求項2】 センタと複数の加入者端末との間に中継
    装置を含み、上記中継装置を経由して同一の周波数帯域
    または同一のタイムスロットを使用して互いに信号の送
    受信をする双方向CATVの双方向伝送ネットワークに
    おいて、上記センタと上記中継装置の間ではポーリング
    を用いて双方向通信を行ない、上記中継装置と上記複数
    の加入者端末との間では、上記中継装置は、アイドル状
    態を意味する下り信号を上記加入者端末全てに分配送信
    すると共に、上記加入者端末からランダムなタイミング
    で送信されるアクセス要求信号を受信し、上記受信した
    加入者端末からの信号が他の加入者端末から送信された
    信号と衝突して通信障害を起こしていた場合には受信し
    た上記加入者端末からの信号を全て無効とし、加入者端
    末からのアクセス要求信号が正常であった場合には要求
    元の加入者端末に対し上記要求データ送信許可信号を与
    え、その他の加入者端末にはビジー状態であることを知
    らせる信号を送信し、上記加入者端末は、中継装置がア
    イドル状態であることを認識すると、次のアイドル信号
    が送信される迄の期間内にランダムなタイミングで上記
    アクセス要求信号をアクセス要求が受け付けられ中継装
    置から要求データ送信許可信号を受け取るまで繰り返し
    再送信し、一方、要求許可信号を得られなかった上記そ
    の他の加入者端末は、上記ビジー状態を表す信号を認識
    すると、上記中継装置へ送信するアクセス要求信号を無
    効にし、これによって同一周波数および同一タイムスロ
    ットによる双方向通信で上記要求データ送信許可信号を
    与えられた加入者端末のみが上記中継装置に送信を行な
    うランダムコール方式を用いて双方向通信を行なうこと
    を特徴とするCATVの双方向通信システムにおけるア
    クセス方式。
  3. 【請求項3】 上記中継装置と上記複数の加入者端末間
    の双方向通信において、上記中継装置が上記加入者端末
    からのアクセス要求信号を受け付けたと同時に、上記中
    継装置から送信されるビジー信号が上記各加入者端末に
    行き渡るまでの時間、全ての上り入力を受付停止にする
    ことを特徴とする請求項第1または請求項第2記載のC
    ATVの双方向通信システムにおけるアクセス方式。
  4. 【請求項4】 上記中継装置と上記複数の加入者端末間
    の双方向通信において、上記中継装置からの下り信号に
    上記ビジー信号および上記アイドル信号を含み一定時間
    (フレーム)毎に送信し、上記ビジー信号またはアイド
    ル信号を送信した次のフレームの間に上記加入者端末か
    らの上記アクセス要求信号が中継装置で受付けられなか
    った場合、再び上記アイドル信号を送信し、一方何れか
    の加入者端末からのアクセス要求信号が中継装置で受け
    付けられた場合上記ビジー信号を送信することを特徴と
    する請求項2または請求項3記載のCATVの双方向通
    信システムにおけるアクセス方式。
  5. 【請求項5】 フレームの間隔を上記加入者端末からの
    上り信号が収まる時間長(サブスロット)にn分割(n
    は整数)し、上記加入者端末からの上り信号は任意のサ
    ブスロットに同期して送信されることとし、同一のフレ
    ーム内に発生した上記加入者端末からのアクセス要求信
    号は、信号の衝突としてキャンセルおよび上記加入者端
    末から再送信することを特徴とした請求項2乃至請求項
    4のいずれかに記載のCATVの双方向通信システムに
    おけるアクセス方式。
  6. 【請求項6】 フレームの間隔を上記加入者端末からの
    上り信号が収まる時間長(サブスロット)にn分割(n
    は整数)し、上記加入者端末のセンタからの距離に比例
    する信号遅延時間によって、それぞれ特定のサブスロッ
    トを遅延時間のほぼ等しいnグループに分けた上記加入
    者端末群の送信タイミングとして割り当て、同一遅延時
    間帯の上記加入者端末群が任意のフレームの特定のサブ
    スロットでアクセス要求信号を送信し、同一のフレーム
    内に発生した上記加入者端末からのアクセス要求信号
    は、信号の衝突としてキャンセルおよび上記加入者端末
    から再送信することを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載のCATVの双方向通信システムにお
    けるアクセス方式。
  7. 【請求項7】 上記中継装置と上記複数の加入者端末間
    の双方向通信において、上記加入者端末からの上り信号
    であるアクセス要求信号の中に、次に送信する信号デー
    タの長さの情報または処理時間情報を含ませておき、上
    記情報を上記中継装置が読み取り、上記信号データより
    割り出される処理時間の長さに対応するようにビジー状
    態のフレームの長さを変化させることを特徴とする請求
    項2乃至請求項6のいずれかに記載のCATVの双方向
    通信システムにおけるアクセス方式。
  8. 【請求項8】 上記中継装置は、上記加入者端末より送
    信されるアクセス要求信号を受信し、他の加入者端末か
    ら送信された信号と衝突していないか、或いは正常な信
    号であるかを調べ、衝突または通信障害を起こしていた
    場合には、受信した上記アクセス要求信号を全て無効と
    し、ある一定以上の割合で上記アクセス要求信号が無効
    となった場合には、上記中継装置はアクセス方式をポー
    リング方式に切り替え、全ての加入者に対しポーリング
    制御方式に変換したことを表す信号を送信し、上記加入
    者端末では、下り信号に含まれる上記制御方式変換情報
    を受信/解析し、上り信号を全てポーリングに対する返
    答として出力するように切り替えて上記中継装置からの
    ポーリングに対処し、上記中継装置は一旦全ての加入者
    端末をポーリングし、上記加入者端末の要求に対する処
    理を終了すると、再びランダムな加入者端末からのアク
    セス要求信号を受け付けるアクセス方式に切り替える信
    号を送信し、上記加入者端末は、この制御方式変換情報
    を受信/解析すると再び、加入者からの要求に対応して
    ランダムにアクセス要求信号を送信する方式に切り替わ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに
    記載のCATVの双方向通信システムにおけるアクセス
    方式。
  9. 【請求項9】 センタと複数の加入者端末との間に中継
    装置を含み、上記中継装置を経由して互いに信号の送受
    信をする双方向CATVの双方向伝送ネットワークにお
    いて、上記センタと上記中継装置の間では上記センタ
    は、アイドル状態を意味する下り信号を上記中継装置全
    てに分配送信すると共に、加入者からの処理要求を持つ
    中継装置からランダムなタイミングで送信されるアクセ
    ス要求信号を受信し、上記受信した中継装置からの信号
    が、他の中継装置から送信された信号と衝突して通信障
    害を起こしていた場合には受信した上記中継装置からの
    信号を全て無効とし、上記中継装置からのアクセス要求
    信号が正常であった場合には要求元の中継装置に対し要
    求データ送信許可信号を与え、中継装置からの要求デー
    タ受信待ち状態となり、他方上記中継装置は、上記セン
    タがアイドル状態であることを認識すると、ランダムな
    タイミングで上記アクセス要求信号をアクセス要求が受
    け付けられ上記センタから要求データ送信許可信号を受
    け取るまで繰り返し再送信し、これによって上記要求デ
    ータ送信許可信号を与えられた中継装置のみが上記セン
    タにデータ送信を行なうランダムコール方式を用いて双
    方向通信を行ない、一方上記中継装置と上記加入者端末
    の間でも上記中継装置は、アイドル状態を意味する下り
    信号を上記加入者端末全てに分配送信すると共に、上記
    加入者端末からランダムなタイミングで送信されるアク
    セス要求信号を受信し、上記受信した加入者端末からの
    信号が、他の加入者端末から送信された信号と衝突して
    通信障害を起こしていた場合には受信した上記加入者端
    末からの信号を全て無効とし、加入者端末からのアクセ
    ス要求信号が正常であった場合には要求元の加入者端末
    に対し要求データ送信許可信号を与え、この時上記加入
    者端末から送信されたデータを一旦データ記憶手段に蓄
    えておき、これを受けて上述したようにセンタに対しラ
    ンダムコール方式によるデータ送信を行ない、また上記
    センタからの要求に対しても上記加入者端末への伝達を
    含めて対応する処理を行ない、他方、上記加入者端末
    は、上記中継装置がアイドル状態であることを認識する
    と、次のアイドル信号が送信される迄の期間内にランダ
    ムなタイミングで上記アクセス要求信号をアクセス要求
    が受け付けられ上記中継装置から要求データ送信許可信
    号を受け取るまで繰り返し再送信し、これにより上記要
    求データ送信許可信号を与えられた加入者端末のみが上
    記中継装置に送信を行なうランダムコール方式を用いて
    双方向通信を行なうことを特徴とするCATVの双方向
    通信システムにおけるアクセス方式。
  10. 【請求項10】 ヘッドエンドと双方向通信部を含むC
    ATVセンタと、複数の加入者端末と、上記センタおよ
    び上記複数の加入者端末の間に上記中継装置と接続し、
    上記センタから上記中継装置に対して下りの制御データ
    信号を送信し、上記中継装置から上記センタに対しては
    上りの制御データ信号を送信し、上記中継装置から上記
    複数の加入者端末に対して下りの制御データ信号を送信
    し、上記複数の加入者端末から中継装置に対しては上り
    の制御データ信号を送信するための双方向伝送ネットワ
    ークを備えた双方向CATV通信システムにおいて、上
    記センタは、大きくは通常のテレビジョン放送を再送信
    する再送信設備や自主製作番組などを放送する自主放送
    設備などを含むヘッドエンドとネットワーク監視装置と
    中継装置との間でポーリングによる双方向通信を行なう
    双方向通信部を有し、上記双方向通信部は複数の中継装
    置に対しポーリング信号やデータ要求信号を送信する第
    1の下り信号出力手段と、中継装置より送られてきた上
    りデータを受信する第1の上り信号受信手段と上記受信
    したデータの内容を解析し関係部所にその処理を指令す
    る第1のデータ確認手段と加入者からの要求を受けて初
    めてサービス信号を空き回線に出力するビデオサーバ、
    ATMスイッチなどのデマンドサービス装置を有し、上
    記中継装置は、大きくはヘッドエンドより送信された各
    種の信号の変調及び合成を行なう周波数多重装置とセン
    ター側との通信はセンターからのポーリングによる方式
    で行ない、複数の加入者との通信は上記請求項1〜9記
    載のランダムコール方式によって行なうことを特徴とす
    る第2の双方向通信部を有し、上記第2の双方向通信部
    は、上記複数の加入者端末から送信される上り制御デー
    タ信号を受信する第2の上り信号受信手段と、上記受信
    した信号を所定のデータ格納場所に記憶する第2のデー
    タ記憶手段を有し、上記受信した複数の信号間の衝突を
    検出し、衝突のあった信号は無効なものとしてアイドル
    状態信号を発生し、受信した信号が正常であった場合に
    は該当する加入者端末の要求データ送信許可信号を発生
    すると共にビジー状態信号を発生する第2のデータ確認
    手段と、上記第2のデータ確認手段より得られるセンタ
    ーがビジー状態であるかアイドル状態であるかの情報お
    よび要求データ送信許可信号を上記複数の加入者端末に
    対して下り信号に含めて送信する第2の下り信号出力手
    段とを備え、上記複数の加入者端末の各々は、大きくは
    モニタ部と、チャネル選局を行なう選局部とリモコン受
    信部と上記中継装置と双方向通信を行なう第3の双方向
    通信部を有し、上記第3の双方向通信部は、上記センタ
    からの下り信号を受信する第2の下り信号受信手段と、
    上記第2の下り信号受信手段の受信したデータおよび加
    入者からの要求命令を格納する第3のデータ記憶手段を
    有し、上記下り信号受信手段の受信した信号の内容を解
    析して上記下り信号に含まれる中継装置の状態情報およ
    び要求データ送信許可信号に基づき、受信した信号の内
    容を表す情報を発生する受信信号解析手段を有し、上記
    受信信号解析手段からの情報に従ってアクセス要求信号
    をセンタまで上らせるか、或いは途中でカットすること
    を行なう上り出力制御手段と実際にアクセス要求信号や
    要求データを送信する第1の上り信号出力手段を有し、
    アクセス要求信号を送信した後、一定時間の間に中継装
    置からの要求信号送信許可の有無を検出し、一定時間
    (1フレーム)の間に上記送信許可の無かった場合には
    ランダムなタイミングで上記第1の上り信号出力手段に
    再送信要求信号を送り、上記第1の上り信号出力手段に
    アクセス要求信号をランダムなタイミングで再送信させ
    る受付確認手段を備えたことを特徴とする双方向CAT
    V通信システム。
  11. 【請求項11】 ヘッドエンドより送信された各種の信
    号の変調及び合成を行なう周波数多重装置とセンター側
    との通信はセンターからのポーリングによる方式で行な
    い、複数の加入者との通信は上記請求項1〜9記載のラ
    ンダムコール方式によって行なう双方向通信部とセンタ
    又は複数の加入者と信号の伝達を行う送受信器を有し、
    上記双方向通信部は、上記複数の加入者端末から送信さ
    れる上り制御データ信号を受信する上り信号受信手段
    と、上記受信した信号を所定のデータ格納場所に記憶す
    るデータ記憶手段を有し、上記受信した複数の信号間の
    衝突を検出し、衝突のあった信号は無効なものとしてア
    イドル状態信号を発生し、受信した信号が正常であった
    場合には該当する加入者端末の要求データ送信許可信号
    を発生すると共にビジー状態信号を発生するデータ確認
    手段と、上記データ確認手段より得られる中継装置がビ
    ジー状態であるかアイドル状態であるかの情報および要
    求データ送信許可信号を上記複数の加入者端末に対して
    下り信号に含めて送信する下り信号出力手段とを備えた
    ことを特徴とする中継装置。
  12. 【請求項12】 ヘッドエンドより送信された各種の信
    号の変調及び合成を行なう周波数多重装置とセンター側
    との通信及び複数の加入者との通信は上記請求項1〜9
    記載のランダムコール方式によって行なう双方向通信部
    とセンタ又は複数の加入者と信号の伝達を行う送受信器
    を有し、上記双方向通信部は、上記複数の加入者端末か
    ら送信される上り制御データ信号を受信する上り信号受
    信手段と、上記受信した信号を所定のデータ格納場所に
    記憶するデータ記憶手段を有し、上記受信した複数の信
    号間の衝突を検出し、衝突のあった信号は無効なものと
    してアイドル状態信号を発生し、受信した信号が正常で
    あった場合には該当する加入者端末の要求データ送信許
    可信号を発生すると共にビジー状態信号を発生するデー
    タ確認手段と、上記データ確認手段より得られる中継装
    置がビジー状態であるかアイドル状態であるかの情報お
    よび要求データ送信許可信号を上記複数の加入者端末に
    対して下り信号に含めて送信する下り信号出力手段とを
    備えたことを特徴とする中継装置。
  13. 【請求項13】 モニタ部とチャネル選局を行なう選局
    部とリモコン受信部と上記中継装置と双方向通信を行な
    う双方向通信部を有し、上記双方向通信部は、上記中継
    装置からの下り信号を受信する下り信号受信手段と、上
    記下り信号受信手段の受信したデータおよび加入者から
    の要求命令を格納するデータ記憶手段を有し、上記下り
    信号受信手段の受信した信号の内容を解析して上記下り
    信号に含まれるセンタの状態情報および要求データ送信
    許可信号に基づき、受信した信号の内容を表す情報を発
    生する受信信号解析手段を有し、上記受信信号解析手段
    からの情報に従ってアクセス要求信号をセンタまで上ら
    せるか、或いは途中でカットすることを行なう上り出力
    制御手段と実際にアクセス要求信号や要求データを送信
    する上り信号出力手段を有し、アクセス要求信号を送信
    した後、一定時間の間に中継装置からの要求信号送信許
    可の有無を検出し、一定時間(1フレーム)の間に上記
    送信許可の無かった場合にはランダムなタイミングで上
    記第1の上り信号出力手段に再送信要求信号を送り、上
    記上り信号出力手段にアクセス要求信号をランダムなタ
    イミングで再送信させる受付確認手段を備えたことを特
    徴とする加入者端末。
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