JPH07274154A - Catvシステムのビデオデマンド方式およびビデオデマンド制御装置 - Google Patents

Catvシステムのビデオデマンド方式およびビデオデマンド制御装置

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Publication number
JPH07274154A
JPH07274154A JP6057539A JP5753994A JPH07274154A JP H07274154 A JPH07274154 A JP H07274154A JP 6057539 A JP6057539 A JP 6057539A JP 5753994 A JP5753994 A JP 5753994A JP H07274154 A JPH07274154 A JP H07274154A
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JP
Japan
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video demand
subscriber terminal
polling
service source
band
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Application number
JP6057539A
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English (en)
Inventor
Haruo Kojima
治雄 小嶋
Yuji Hamazaki
祐司 浜崎
Katsuhisa Tawa
克久 田和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 双方向CATVシステムの通信資源の高効率
利用化を達成し得るビデオデマンドシステムを実現す
る。 【構成】 ヘッドエンド(HE)と複数の加入者の端末装置
との間のノード接続部分にビデオデマンド制御装置(NU
i )を設け、上り回線を介して端末装置からヘッドエン
ド(HE)にビデオデマンド情報が伝送されると、ビデオデ
マンド制御装置(NUi )中のチャネル割り当て部(8)
が、端末装置の受信可能な下り回線中の未使用の空きチ
ャネル帯域を検出し、更に、ヘッドエンド(HE)から送出
されてくるサービスソースの搬送周波数を抜き出して、
該サービスソースを空きチャネル帯域の搬送周波数で変
調することにより該空きチャネル帯域に乗せて端末装置
へ転送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向CATVシステ
ムにおけるビデオデマンド方式と、そのビデオデマンド
方式に適用するビデオデマンド制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】双方向CATVシステムは、加入者端末
からセンタ設備への情報伝送も行えるように伝送路を構
成し、加入者の要望に答える形での情報提供を行うこと
(以下、かかるシステムをビデオデマンドシステムと呼
ぶ)ができることから、サービスの高度化が図れる利点
を有している。かかるビデオデマンドシステムは、双方
向伝送路中に高速交換器やビデオサーバ等が設置され、
一般的に、加入者端末からセンタ設備への上り情報伝送
帯域を10MHz〜50MHz、センサ設備から加入者
端末への下り情報伝送帯域を70MHz以上とし、更に
各チャネルの周波数帯域を6MHzに分割して成る多数
チャネルを同時に周波数分割双方向伝送するようになっ
ている。そして、例えば、通常のテレビジョン放送や、
ニュース情報や、映画等のサービスソースが、種類毎に
夫々下り情報伝送帯域の所定の専用チャネルに割当てら
れており、加入者端末からセンタ設備へ所望の種類のサ
ービスソースを要求すると、そのサービスソースの種類
に対応付けられている専用チャネルを介して加入者端末
で受信できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の双方
向CATVシステムのビデオデマンドシステムにあって
は、上述したように、予め周波数割当てされた専用チャ
ネルによって、センタ設備から加入者端末へサービスソ
ースを伝送するので、更にサービスソースの種類を増加
させる等の高度化を図るには、チャネル数を増加させる
べくCATVシステム全体の更なる広帯域化が必要とな
る。しかし、このようなCATVシステム全体の広帯域
化には、センタ設備の広帯域化のみならず、伝送路及び
それに付随する幹線増幅器や分岐増幅器などの全ての装
置についての広帯域化が必要となるので、システムの実
質的な再構築化を余儀なくされる。特に、既存システム
に適合した加入者端末を所有している加入者にとって、
広帯域CATVシステム用の新たな端末に取替えなけれ
ばならなくなるという極めて深刻な問題を招来すること
となる。
【0004】一方、かかる広帯域化に際して、技術的・
コスト的な課題が解決されたとしても、通信資源の効率
的利用を図る必要から、限られたチャネル数の範囲内で
高効率の情報提供を実現することが極めて重要な課題と
なっている。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みて成された
ものであり、通信資源の高効率利用化を達成し得るCA
TVシステムのビデオデマンド方式とそれに適用するビ
デオデマンド制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するために手段】このような目的を達成す
るために本発明は、ヘッドエンドと複数の加入者端末装
置との間を、周波数分割された下り回線と上り回線によ
って双方向伝送する双方向CATV伝送路を介してノー
ド接続し、前記上り回線を介して上記任意の加入者端末
装置から上記ヘッドエンドにサービスソースの要求を示
すビデオデマンド情報が伝送されると、前記下り回線を
介して上記ヘッドエンドが上記加入者端末装置側へ上記
サービスソースを送出するCATVシステムにおいて、
前記双方向CATV伝送路の前記ノード接続部分にビデ
オデマンド制御装置を設け、そのビデオデマンド制御装
置により、前記加入者端末装置の受信可能な下り回線中
の未使用の空きチャネル帯域を検出し、前記ヘッドエン
ドから送出される前記サービスソースの搬送周波数を抜
き出して、該サービスソースを前記空きチャネル帯域の
搬送周波数で変調することにより該空きチャネル帯域に
乗せて前記加入者端末装置へ転送するようにした。
【0007】又、前記ビデオデマンド情報により要求さ
れるサービスソースに予め優先順位を設定しておき、前
記ヘッドエンドから送出されるサービスソースを前記優
先順位に従って前記空きチャネル帯域に乗せるようにし
た。
【0008】又、前記下り回線と上り回線の所定の周波
数帯域を利用して前記任意の加入者端末装置に対してポ
ーリングセンシングを行うことにより前記ビデオデマン
ド情報を受信すると共に、前記下り回線と上り回線の所
定の周波数帯域を利用して前記ヘッドエンドからのポー
リングセンシングを受けると、前記受信したビデオデマ
ンド情報を前記ヘッドエンドへ送出するようにした。
【0009】又、これらのポーリングセンシングにおい
て、ビデオデマンド情報だけでなく、加入者端末装置か
らの課金情報と視聴率情報等も伝送するようにした。
【0010】又、前記ヘッドエンドと前記ビデオデマン
ド制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオ
デマンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポ
ーリングセンシングに、夫々、シリアルポーリング方式
またはパラレルポーリング方式を適用することとした。
【0011】又、前記ヘッドエンドと前記ビデオデマン
ド制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオ
デマンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポ
ーリングセンシングに、夫々、TDMA通信によるシリ
アルポーリング方式またはTDMA通信によるパラレル
ポーリング方式を適用することとした。
【0012】
【作用】このような構成のCATVシステムのビデオデ
マンド方式とビデオデマンド制御装置によると、ヘッド
エンドの下り回線の周波数帯域と比較して、加入者端末
装置の受信可能な周波数帯域が狭い場合であっても、ビ
デオデマンド制御装置が、ヘッドエンドから送出されて
くるサービスソースを加入者端末装置の受信可能な周波
数帯域中の空きチャネル帯域に帯域割当てして送出する
ので、既存の加入者端末装置をそのまま継続使用させる
ことができる。更に、加入者端末装置からのビデオデマ
ンンド情報に応答してかかる帯域割当て処理を行うの
で、ユーザーに対して違和感の無いビデオデマンドシス
テムを提供することができる。更に、自由利用帯域中の
空きチャネル帯域を管理しつつ利用することによって、
CATV通信システムの資源を有効に利用することがで
きる。かかるCATV通信システムの資源を有効利用す
ることができるという効果は、今後の広周波数帯域化に
おいても極めて優れた効果を発揮することとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1に基づいて本実施例に関わるCATVシ
ステムの概略構成を説明すると、センタ設備内のヘッド
エンドHEから延設された幹線ケーブル(同軸ケーブル
又は光ファイバケーブルから成る)の一端にビデオデマ
ンド制御装置(以下、ノードユニットという)NU1
直接接続されたり、分岐器DCを介して他のノードユニ
ットNU2 が接続される。更に、これらのノードユニッ
トNU1 ,NU2 からは複数本の支線ケーブルが延設さ
れ、これらの支線ケーブルに適宜に設けられたタップオ
フTOを介して加入者の端末装置CM11〜CM1m、CM
21〜CM2nが接続される。このように、ヘッドエンドH
Eを中心とする樹枝状分配網の構成となっている。尚、
上記のノードユニットは、2個のノードユニットN
1 ,NU2 に限定されず、例えば、特定地域内の複数
の端末装置を纏めて分岐接続するための特定のノード毎
に適宜に設けられる。以下、これらのノードユニットを
NUi (iは任意の自然数)で総称し、加入者の端末装
置をCMで総称するものとする。
【0014】かかるCATVシステムの伝送帯域は、例
えば日本国内で一般的に行われている方式(図2を参
照)のように、ヘッドエンドHEの下り回線の周波数帯
域WFを70MHzないし750MHz(550MHz
の場合もある)までの範囲として、各チャネルの周波数
帯域を6MHzずつに割当てられ、更に、ヘッドエンド
HEの上り回線の周波数帯域WR を10MHzないし5
0MHzまでの範囲として、各チャネルの周波数帯域を
6MHzずつに割当てられる。
【0015】一方、ノードユニットNUi と各端末装置
CMとの間での下り回線の周波数帯域WBFを70MHz
ないし450MHzまでの範囲として、各チャネルの周
波数帯域を6MHzずつに割当てられ、上り回線の周波
数帯域WR を10MHzないし50MHzまでの範囲と
して、各チャネルの周波数帯域を6MHzずつに割当て
られる。
【0016】したがって、ヘッドエンドHEと各ノード
ユニットUNi との間では、全周波数帯域を使用して双
方向伝送が行われるのに対して、ノードユニットUNi
と端末装置CMとの間では450MHz以上の周波数帯
域は使用されない。
【0017】このような周波数分割に設定したのは、既
存のCATVシステムに適合した端末装置CMでは、直
接に450MHz以上の帯域のサービスソースを受信す
ることができないからである。因みに、ヘッドエンドH
Eから下り回線(周波数帯域WBF)へ送出されるサービ
スソースとしては、70MHz〜220MHzの帯域W
TVにおいて通常のテレビジョン放送、220MHz〜4
50MHzの帯域WCMにおいて、スタジオで制作された
ニュースやスポーツや映画等の種々の番組が送出され、
かかる帯域WCMが多彩な利用範囲として確保されてい
る。そして、今後の広周波数帯域化のために、450M
Hz以上の周波数帯域の利用が検討されるに至ってお
り、既存の端末装置CMであっても、かかる450MH
z以上の周波数帯域の利用を可能にするために、本発明
のノードユニットNUi が開発された。
【0018】次に、ノードユニットNUi の構成を図3
と共に説明する。ヘッドエンドHEから延設される幹線
ケーブルの下り回線に接続されるコネクタ1に入力バッ
ファアンプ2が設けられると共に、入力バッファアンプ
2の出力端から延びる第1の内部線路L1 が帯域フィル
タ3を介して複数の分配端子4a〜4cに接続されてい
る。
【0019】これらの分配端子4a〜4cは、下流側の
端末装置CMを直接接続したり、支線ケーブル及びタッ
プオフを介して複数の端末装置CMを樹枝状に接続する
ための端子群である。更に、入力バファアンプ2と第1
の内部線路L1 は、少なくとも70MHzないし750
MHzまでの範囲の伝送帯域WF を有し、帯域フィルタ
3は、70MHzないし450MHzの範囲の通過帯域
BFを有することによってかかる帯域WBFの下り回線信
号を端末装置CM側へ出力する。
【0020】更に、任意の加入者端子装置CMから分配
端子4a〜4cを介して伝送されてくる上り回線信号
を、10MHzないし50MHzの範囲での帯域WR
制限して入力する帯域フィルタ4が設けられ、この帯域
フィルタ4の出力は、第2の内部線路ないし出力バッフ
ァアンプ5を介してコネクタ6に接続されている。ここ
で、出力バッファアンプ5及び第2の内部線路L2 は、
少なくとも10MHzないし50MHzまでの範囲の伝
送帯域WR を有し、コネクタ6はヘッドエンドHEから
の幹線ケーブルに接続される。
【0021】更に、マイクロプロセッサ等を有する制御
システムが内蔵されている。即ち、CPUから成る中央
制御部7のデータバスとアドレスバス及びコントロール
バス(以下、単にバスという)に、チャネル割当て部
8、HEポーリング検出部9、HCポーリング送出部1
0、ノード返送信号発生部11及び、端末返送信号解析
部12が共通接続され、中央制御部7の管理下において
以下の処理が行われる。
【0022】まず、HCポーリング送出部10は、下り
回線(周波数帯域WBF)の特定周波数帯域を利用して、
分配端子4a〜4cに縦続接続される複数の端末装置C
Mに対して、所定周期で、各装置固有の端末アドレスを
設定しつつポーリングセレクティング信号を出力する。
尚、この実施例では、ポーリングセレクティング信号を
64Kbpsまたは9600bpsの速度で、約500
個までの端末装置CMと交信するようになっている。
【0023】端末返送信号解析部12は、HCポーリン
グ送出部10から送出されるポーリングセレクティング
信号で指定された端末装置CMから上り回線(周波数帯
域WR )を介して返送されて来る端末返送信号を受信
し、その端末返送信号に含まれている課金情報や視聴率
情報及びビデオデマンド情報等の加入者情報を解析し、
各端末装置CMの端末アドレスに対応させて、これらの
加入者情報を分類し且つ記憶する。尚、かかる記憶手段
としては、周知のランダムアクセスメモリ等の記憶媒体
を利用して、各加入者情報を管理項目として、端末アド
レス毎、即ち加入者毎の所謂ファイル管理をすることで
実現される。又、ビデオデマンド情報とは、加入者が端
末装置CMを操作して、ヘッドエンドHEに対してリク
エストされたサービスソースの種類を特定するものであ
り、分配端子4a〜4cに接続される支線ケーブルの上
り回線(周波数帯域WR )の特定チャネル帯域を利用し
て、端末返送信号に含められて伝送されて来る。
【0024】HEポーリング検出部9は、ヘッドエンド
HEからの下り回線(周波数帯域WF )を利用して各ノ
ードユニットNUi に送出されて来るポーリングセレク
ティング信号を検出し、予め決められている自己アドレ
スと一致したことを検出すると、ノード返送信号発生部
11に対して所定の応答処理を行わせ、自己アドレスと
不一致の場合には、そのポーリングセレクティング信号
を無視する。尚、ヘッドエンドHEによる各ノードユニ
ットNUi に対するポーリングセレクティングと、各ノ
ードユニットNUi による各加入者端末CMに対するポ
ーリングセレクティングとは、個々独立に行われる。
【0025】ノード返送信号発生部11は、上記のHE
ポーリング検出部9が自己アドレスを検出すると、端末
返送信号解析部12中に分類管理されている加入者情報
を読出し、更に、これらの加入者情報を上り回線(周波
数帯域WR )の所定チャネル帯域のノード返送信号に変
換し、第2の内部線路L2 ないし出力バッファアンプ5
を介してヘッドエンドHEへ送出する。したがって、H
Cポーリング送出部10及び端末返送信号解析部12に
よるポーリング処理で収集されている各端末装置CMか
らの加入者情報が、ヘッドエンドHEによるポーリング
セレクティングに対応して一括伝送され、かかるノード
返送信号に含まれる課金情報や視聴率情報及びビデオデ
マンド情報をヘッドエンドHEに対して提供するように
なっている。
【0026】一般的に、このようなノード返送信号を受
信したヘッドエンドHEは、或る端末装置CMからのビ
デオデマンド情報により、特定のサービスソース(例え
ば、映画番組など)が要求されていることを解析する
と、その要求されたサービスソースを下り回線(周波数
帯域WF )の未使用の所定チャネル帯域を利用して送出
する。
【0027】チャネル割当て部8は、複数の端末装置C
Mへの下り回線の帯域WBFのチャネルを管理する。即
ち、帯域WBF中の自由利用帯域WCM内に存在している未
使用チャンネル(以下、空きチャネル帯域という)を逐
次調査し、端末返送信号解析部12が受信・解析した各
端末装置CM毎のビデオデマンド情報に対応して、いず
れかの空きチャネル帯域を決定する。そして、ヘッドエ
ンドHEからビデオデマンド情報に対応して伝送されて
きたサービスソースをその空きチャネル帯域に帯域変換
して端末装置CMへ送出する処理を行う。
【0028】更に、この帯域変換処理を図3〜図5に基
づいて詳述する。例えば、図3中の搬送波周波数f0
示す特定チャネル帯域(帯域WCM中の特定チャネル帯
域)を利用してヘッドエンドHEから伝送されてくる番
組メニュー信号により、図4に示すように、端末装置C
Mに設けられているモニタに番組メニューが表示され、
或る端末装置CM1 から映画ソースの供給がリクエスト
され、他の端末装置CM2 から教養番組ソースの供給が
リクエストされたとする。ノードユニットNUi中の端
末返送信号解析部12が、端末装置CM1 ,CM2 から
の各端末返送信号中のビデオデマンド情報を解析し、チ
ャネル割当て部8がこの解析結果のデータを入力するこ
とによって端末装置アドレスとビデオデマンドの数を判
断する。そして、チャネル割当て部8は、逐次調査した
空きチャネル帯域の内から、映画ソースを伝送すべき空
きチャネル帯域(以下、第1のチャネル帯域、搬送周波
数f1 とする)と教養番組ソースを伝送すべき空きチャ
ネル帯域(以下、第2のチャネル帯域、搬送周波数f2
とする)を割当て決定する。更に、ヘッドエンドHEか
ら伝送されてくる映画ソースの搬送周波数(図3中、f
H1であるとする)と、教養番組ソースの搬送周波数(図
3中、fH2であるとする)とを検出して、夫々の番組ソ
ースを内部で再生し、更に、再生した映画ソースの信号
を搬送周波数f1 で変調することにより第1のチャネル
帯域に変換し且つ、再生した教養番組ソースの信号を搬
送周波数f2 で変調することにより第2のチャネル帯域
に変換して、共に下り回線(周波数帯域WF )へ送出す
る。したがって、ノードユニットNUi 中のチャネル割
当て部8は、ヘッドエンドHEが端末装置CMで利用す
ることができない帯域(図3中の450MHz以上の帯
域)を利用してサービスソースを伝送しても、かかるサ
ービスソースを端末装置CMで利用可能な空きチャネル
帯域に再度の周波数割当て処理をする。尚、上述した2
チャンネルの帯域に周波数割当てする場合に限定され
ず、周波数帯域WCM中に存在している空きチャネル帯域
の数の範囲内であれば、ビデオデマンド情報に対応する
複数のサービスソースについて周波数割当てを行うこと
により、各端末装置CMを受信可能にする。又、チャネ
ル割当て部8は、ビデオデマンド情報により指定される
複数種類のサービスソースについて、視聴率の高低等に
基づく優先順位の情報を予め内蔵しておき、その優先順
位に従って、上記空きチャネル帯域へのサービスソース
の割当てを制御するようにしても良い。このように優先
順位に従って周波数割り当てを行うと、CATV伝送路
の高利用化を図ることができる。
【0029】又、チャネル割当て部8は、ビデオデマン
ド情報により要求された特定サービスソースの提供が完
了すると、利用していたチャネル帯域への周波数割当て
を終了して、他のビデオデマンド情報に対応する周波数
割当て用の空きチャネル帯域として管理する。又、ヘッ
ドエンドHEが各端末装置CMの受信可能な自由利用帯
域WCM内の任意のチャネル帯域を利用してサービスソー
スを伝送して来る場合においても、空きチャネル帯域へ
周波数割当てして伝送することができるようになってい
る。
【0030】次に、かかる構成を有する本実施例の動作
を図6ないし図8に示すフローチャートと共に説明す
る。尚、図6はヘッドエンドHE、図7及び図8はノー
ドユニットの動作を示す。
【0031】まず、図6において、ヘッドエンドHEは
ステップ100で、アクセスすべきノードユニットNU
i のアドレスAi を設定し、ステップ110でこのアド
レスAi を有するノード呼出し信号を周波数帯域WF
下り回線を介して送出することにより、ポーリングセレ
クションを行う。そして、ステップ120において、ア
ドレス指定したノードユニットNUi からのノード返送
信号が返送されてくるのを待ち、ノード返送信号を受信
すると、ステップ130において、そのノード返送信号
の情報を解析する。ここで、いずれかの端末装置CMか
らのビデオデマンド情報によるサービスソースの要求を
検出すると、そのサービスソースを周波数帯域WF 中の
適宜のチャネル帯域を用いて送出すると共に、送出先の
ノードユニットNUi にサービスソースの送出を開始す
る情報信号をも送出する。尚、複数のビデオデマンド情
報が存在する場合には、各ビデオデマンド情報に対応し
たサービスソースを夫々個別のチャネル帯域により同時
送出する。そして、再びステップ110からの処理を繰
り返すことにより別のノードユニットNUi をポーリン
グし、ステップ130において新規なビデオデマンド情
報を検出すると、ステップ140において新たなサービ
スソースを別個のチャネル帯域で送出する。このよう
に、ヘッドエンドHEは、ポーリングセレクティング処
理により、端末装置CMのビデオデマンドに対応したサ
ービスソースを提供する。
【0032】次に、図7において、ノードユニットNU
i の動作を説明する。HCポーリング送出部10がステ
ップ200において、アクセスすべき端末装置CMk
端末アドレスBk を設定し、次にステップ210でこの
アドレスBk を有する端末呼出し信号を周波数帯域WF
の下り回線を介して送出することにより、ポーリングセ
レクションを行う。そして、端末返送信号解析部12が
ステップ220において、アドレス指定した端末装置C
k からの課金情報や視聴率情報やビデオデマンド情報
等を有する端末返送信号が返送されてくるのを待ち、か
かる端末返送信号を受信すると、ステップ230におい
て、その端末返送信号の情報を解析する。ステップ24
0では、端末返送信号解析部12がこの端末装置CMk
に関する課金情報や視聴率情報やビデオデマンド情報等
を記憶管理し、更に、ビデオデマンド情報によってサー
ビスソースのリクエストがあった場合には、チャネル割
当て部8が自由利用帯域WCM中における空きチャネル帯
域を調査し、上記図6中のステップ140において将来
ヘッドエンドHEから送出されてくるサービスソースを
帯域割当てするための特定の空きチャネル帯域を決定す
る。そして、ステップ200からの処理を繰り返すこと
によって、残余の端末装置CMk に対してポーリング処
理を行う。
【0033】更に、ノードユニットNUi は、図7に示
した動作に加えて図8に示す動作を平行して行う。即
ち、HEポーリング検出部9がステップ300におい
て、ヘッドエンドHEからのノード呼出し信号を受信す
ると、ステップ310においてノード呼出し信号を解析
し、自己アドレスが指定されていると、ステップ320
において、ノード返送信号発生部11にノード返送信号
を送出させる。更に、HEポーリング検出部9がステッ
プ330において、ノード呼出し信号の中から、上記図
6のステップ140の処理においてサービスソースの送
出開始を示す情報が検出されると、チャネル割当て部8
がステップ340において、自由利用帯域WCM中の特定
の空きチャネル帯域をサービスソースの帯域割当て用に
決定して、その決定した帯域にサービスソースを乗せて
端末装置CM側へ送出する。尚、ヘッドエンドHEから
のサービスソースの送出が完了した場合にも、ノード呼
出し信号によって完了情報が伝送されてくるので、ステ
ップ310の解析処理においてこの完了情報を検出する
と、ステップ340において、今までサービスソースの
伝送に使用していた自由利用帯域WCM中の特定チャネル
帯域を、再び空きチャネル帯域として管理する。
【0034】このように、かかる実施例によれば、ヘッ
ドエンドHEの下り回線の周波数帯域WF と比較して、
加入者端末装置CMの受信可能な周波数帯域WBFが狭い
場合であっても、ノードユニットNUi が、ヘッドエン
ドHEから送出されてくるサービスソースを加入者端末
装置CMの受信可能な周波数帯域WBF中の空きチャネル
帯域に帯域割当てして送出するので、既存の加入者端末
装置CMをそのまま継続使用させることができる。更
に、加入者端末装置CMからのビデオデマンンド情報に
応答してかかる帯域割当て処理を行うので、ユーザーに
対して違和感の無いビデオデマンドシステムを提供する
ことができる。更に、自由利用帯域WCM中の空きチャネ
ル帯域を管理しつつ利用するので、CATV通信システ
ムの資源を有効に利用することができる。かかるCAT
V通信システムの資源を有効利用することができるとい
う効果は、今後の広周波数帯域化においても極めて優れ
た効果を発揮すると言える。
【0035】尚、この実施例においては、ヘッドエンド
HEが各ノードユニットUNi に対して行うポーリング
セレクティングを、全てのノードユニットUNi に対し
て同一の周波数帯域を利用することにより、所謂シリア
ルポーリングを行う場合を述べたが、各ノードユニット
UNi 毎に固有の帯域を設定しておき、周波数多重伝送
によって所謂パラレルポーリングを行うようにしてもよ
い。同様に、各ノードユニットNUi とそれに接続され
る複数の加入者端末装置CMとの間においても、上記同
様のシリアルポーリングとパラレルポーリングのいずれ
かを適宜に適用してもよい。
【0036】次に、他の実施例を図9と共に説明する。
尚、図9はノードユニットNUi の構成を示し、図3と
同一又は相当する部分を同一符号で示す。かかる実施例
のビデオデマンドシステムが適用されるCATVシステ
ムの概略構成は図1と同様であるが、ヘッドエンドHE
とノードユニットNUi と加入者端末装置CMとの各間
でのビデオデマンド情報の授受をTDMA(時分割多元
接続)方式によって行うものである。即ち、ノードユニ
ットNUi と複数の加入者端末装置CMとを繋いでいる
上り回線(周波数帯域WR )及びノードユニットNUi
とヘッドエンドHEとを繋いでいる上り回線(周波数帯
域WR )の所定帯域を利用してTDMA伝送を行う。そ
して、加入者端末装置CMからヘッドエンドHE側へそ
の端末装置CM固有のTDMAタイムスロットに乗せて
ビデオデマンド情報が伝送されてくると、伝送経路の途
中に設けられるノードユニットNUi がビデオデマンド
情報を解析して所定の応答処理を行うと共に、中継して
ビデオデマンド情報をヘッドエンドHE側へ伝送する。
【0037】図9において、この実施例のノードユニッ
トNUi は、ヘッドエンドHEから延設される幹線ケー
ブルの下り回線(周波数帯域WF )に接続されるコネク
タ1と、コネクタ1に接続された入力バッファアンプ2
と、入力バッファアンプ2の出力端と帯域フィルタ4の
間を接続する第1の内部線路L1 と、帯域フィルタ3の
出力に共通接続され且つ複数の加入者端末装置CMや支
線ケーブルを接続するための複数の分配端子4a〜4c
と、任意の加入者端子装置CMから分配端子4a〜4c
を介して伝送されてくる上り回線(周波数帯域WR )の
TDMA信号を10MHzないし50MHzの範囲で帯
域制限して入力する帯域フィルタ4と、ヘッドエンドH
Eの上り回線(周波数帯域WR )に接続されるコネクタ
6、及び出力バッファアンプ5が備えられている。
【0038】更に、入力バファアンプ2と第1の内部線
路L1 は、少なくとも70MHzないし750MHzま
での範囲の伝送帯域WF を有し、帯域フィルタ3は70
MHzないし450MHzの範囲の通過帯域WBFを有す
ることによってかかる帯域WBFの下り回線の信号を加入
者端末装置CM側へ出力する。
【0039】更に、マイクロプロセッサ等を有する制御
システムが内蔵されている。即ち、CPUから成る中央
制御部7のバスに、チャネル割当て部8、TDMAフレ
ーム検出部13、要求番組情報抽出部14及び、フレー
ムマルチプレクサ15が共通接続され、中央制御部7の
管理下において以下の処理が行われる。
【0040】まず、各加入者端末装置CMからヘッドエ
ンドHE側へ伝送される課金情報や視聴率情報及びビデ
オデマンド情報等の加入者情報は、上り回線(周波数帯
域WR )の特定帯域を利用して、各端末装置CMに割当
てられた固有タイムスロットに乗せて伝送されるように
なっている。即ち、或る端末装置CMにおいて所望のサ
ービスソースを指定するためのビデオデマンド操作が行
われた場合には、その端末装置CM固有のタイムスロッ
トに、課金情報や視聴率情報等の他にサービスソースの
種類等を示すビデオデマンド情報を乗せて伝送される。
以下、かかるタイムスロットに加入者情報を乗せて伝送
される信号をTDMA信号と呼ぶこととする。
【0041】TDMAフレーム検出部13は、上記のT
DMA信号を帯域フィルタ4を介して逐次受信し、TD
MA信号中のユニークワードを検出することによってフ
レーム同期をとると共に、ビデオデマンド情報は要求番
組データ抽出部14へ供給し、残余の加入者情報はフレ
ームマルチプレクサ15へ供給する。
【0042】要求番組データ抽出部14は、ビデオデマ
ンド情報を復調し且つ、端末装置毎のビデオデマンド情
報の内容を抽出して、チャネル割当て部8へ供給する。
更に、中央制御部7が同時に同一のビデオデマンド情報
をフレームマルチプレクサ15へ供給する。
【0043】フレームマルチプレクサ15は、TDMA
フレーム検出部13から供給されるビデオデマンド情報
を除いた課金情報や視聴率情報等の加入者情報と、中央
制御部7から供給されるビデオデマンド情報とをTDM
A変調し、出力バッファアンプ5を介して、ヘッドエン
ドHE側の入り回線の所定帯域の、各ノードユニットN
i 毎の固有に割当てられたタイムスロットに乗せて送
出する。
【0044】したがって、ヘッドエンドHEは、ノード
ユニットNUi からのTDMA信号を受信することによ
り、要求されているサービスソースの内容と、その要求
がいずれのノードユニットNUi を介してなされたもの
か知ることができ、これに対応して下り回線(周波数帯
域WF )の適宜のチャネル帯域を用いてサービスソース
を送出する。
【0045】チャネル割当て部8は、複数の加入者端末
装置CMへの下り回線の帯域WBFのチャネルを管理す
る。即ち、帯域WBF中の自由利用帯域WCM内に存在して
いる未使用チャンネル帯域(空きチャネル帯域という)
を逐次調査し、要求番組情報抽出部14から供給された
ビデオデマンド情報に対応して、いずれかの空きチャネ
ル帯域を決定する。そして、ヘッドエンドHEから送出
されてくる上記のサービスソースをその空きチャネル帯
域に帯域変換して加入者端末装置CMへ送出する処理を
行う。したがって、この実施例におけるチャネル割当て
部8も、図3〜図5と共に上述したように、ヘッドエン
ドHEが加入者端末装置CMで利用することができない
帯域(図3中の450MHz以上の帯域)を利用してサ
ービスソースを伝送しても、かかるサービスソースを加
入者端末装置CMで利用可能な空きチャネル帯域に再度
の周波数割当て処理をする。そして、ビデオデマンド情
報により要求された特定サービスソースの提供が完了す
ると、利用していたチャネル帯域への周波数割当てを終
了して、他のビデオデマンド情報に対応する周波数割当
て用の空きチャネル帯域として管理する。又、ヘッドエ
ンドHEが各加入者端末装置CMの受信可能な自由利用
帯域WCM内の任意のチャネル帯域を利用してサービスソ
ースを伝送して来る場合においても、空きチャネル帯域
へ周波数割当てして伝送するようになっている。又、チ
ャネル割当て部8は、ビデオデマンド情報により指定さ
れる複数種類のサービスソースについて、視聴率の高低
等に基づく優先順位の情報を予め内蔵しておき、その優
先順位に従って、上記空きチャネル帯域へのサービスソ
ースの割当てを制御するようにしても良い。このように
優先順位に従って周波数割り当てを行うと、CATV伝
送路の高利用化を図ることができる。
【0046】以上説明したようにこの第2の実施例も、
ヘッドエンドHEの下り回線の周波数帯域WF と比較し
て、加入者端末装置CMの受信可能な周波数帯域WBF
狭い場合であっても、ノードユニットNUi が、ヘッド
エンドHEから送出されてくるサービスソースを加入者
端末装置CMの受信可能な周波数帯域WBF中の空きチャ
ネル帯域に帯域割当てして送出するので、既存の加入者
端末装置CMをそのまま継続使用させることができる。
更に、加入者端末装置CMからのビデオデマンンド情報
に応答してかかる帯域割当て処理を行うので、ユーザー
に対して違和感の無いビデオデマンドシステムを提供す
ることができる。更に、自由利用帯域WCM中の空きチャ
ネル帯域を管理しつつ利用するので、CATV通信シス
テムの資源を有効に利用することができる。かかるCA
TV通信システムの資源を有効利用することができると
いう効果は、今後の広周波数帯域化においても極めて優
れた効果を発揮すると言える。
【0047】又、この第2の実施例において、ヘッドエ
ンドHEと各ノードユニットUNとの間において、特
定の周波数帯域のみに固定して所謂シリアルTDMA伝
送を行ってもよいし、各ノードユニットUN毎に固
有の帯域を設定しておき、周波数多重伝送によって所謂
パラレルTDMA伝送を行うようにしてもよい。更に、
各ノードユニットNUi とそれに接続される複数の加入
者端末装置CMとの間においても、上記同様のシリアル
TDMA伝送とパラレルTDMA伝送のいずれかを適宜
に適用してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッドエンドと複数の加入者端末装置との間を、周波数分
割された下り回線と上り回線によって双方向伝送する双
方向CATV伝送路を介してノード接続し、前記上り回
線を介して上記任意の加入者端末装置から上記ヘッドエ
ンドにサービスソースの要求を示すビデオデマンド情報
が伝送されると、前記下り回線を介して上記ヘッドエン
ドが上記加入者端末装置側へ上記サービスソースを送出
するCATVシステムにおいて、前記双方向CATV伝
送路の前記ノード接続部分にビデオデマンド制御装置を
設け、そのビデオデマンド制御装置により、前記加入者
端末装置の受信可能な下り回線中の未使用の空きチャネ
ル帯域を検出し、前記ヘッドエンドから送出される前記
サービスソースの搬送周波数を抜き出して、該サービス
ソースを前記空きチャネル帯域の搬送周波数で変調する
ことにより該空きチャネル帯域に乗せて前記加入者端末
装置へ転送するようにしたので、例えば、ヘッドエンド
の下り回線の周波数帯域と比較して、加入者端末装置の
受信可能な周波数帯域が狭い場合であっても、ビデオデ
マンド制御装置が、ヘッドエンドから送出されてくるサ
ービスソースを加入者端末装置の受信可能な周波数帯域
中の空きチャネル帯域に帯域割当てして送出するので、
既存の加入者端末装置をそのまま継続使用させることが
できる。更に、加入者端末装置からのビデオデマンンド
情報に応答してかかる帯域割当て処理を行うので、ユー
ザーに対して違和感の無いビデオデマンドシステムを提
供することができる。更に、自由利用帯域中の空きチャ
ネル帯域を管理しつつ利用することによって、CATV
通信システムの資源を有効に利用することができる。か
かるCATV通信システムの資源を有効利用することが
できるという効果は、今後の広周波数帯域化においても
極めて優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるCATVシステムの概略構
成図である。
【図2】本発明が適用されるCATVシステムの周波数
分割の一例を示す説明図である。
【図3】第1実施例におけるノードユニットの構成を示
すブロック図である。
【図4】加入者端末装置のモニタに表示されるサービス
メニューの一例を示す説明図である。
【図5】ノードユニットの機能を説明するための説明図
である。
【図6】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】第1の実施例の動作を更に説明するためのフロ
ーチャートである。
【図8】第1の実施例の動作を更に説明するためのフロ
ーチャートである。
【図9】第2実施例におけるノードユニットの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
NU1 ,NU2 …ノードユニット、CM11〜CM1m,C
21〜CM2 …加入者端末装置、3,4…帯域フィル
タ、7…中央制御部、8…チャネル割当て部、9…HE
ポーリング検出部、10…HCポーリング送出部、11
…ノード返送信号発生部、12…端末返送信号解析部、
13…TDMAフレーム検出部、14…要求番組情報抽
出部、15…フレームマルチプレクサ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドエンドと複数の加入者端末装置と
    の間を、周波数分割された下り回線と上り回線によって
    双方向伝送する双方向CATV伝送路を介してノード接
    続し、 前記上り回線を介して上記任意の加入者端末装置から上
    記ヘッドエンドにサービスソースの要求を示すビデオデ
    マンド情報が伝送されると、前記下り回線を介して上記
    ヘッドエンドが上記加入者端末装置側へ上記サービスソ
    ースを送出するCATVシステムのビデオデマンド方式
    であって、 前記双方向CATV伝送路の前記ノード接続部分にビデ
    オデマンド制御装置を設け、 前記ビデオデマンド制御装置により、 前記加入者端末装置の受信可能な下り回線中の未使用の
    空きチャネル帯域を検出し、前記ヘッドエンドから送出
    される前記サービスソースの搬送周波数を抜き出して、
    該サービスソースを前記空きチャネル帯域の搬送周波数
    で変調することにより該空きチャネル帯域に乗せて前記
    加入者端末装置へ転送すること、を特徴とする特徴とす
    るCATVシステムのビデオデマンド方式。
  2. 【請求項2】 ヘッドエンドと複数の加入者端末装置と
    の間を、周波数分割された下り回線と上り回線によって
    双方向伝送する双方向CATV伝送路を介してノード接
    続し、 前記上り回線を介して上記任意の加入者端末装置から上
    記ヘッドエンド側にサービスソースの要求を示すビデオ
    デマンド情報が伝送されると、前記下り回線を介して上
    記ヘッドエンドが上記加入者端末装置側へ上記サービス
    ソースを送出するCATVシステムのビデオデマンド方
    式であって、 前記双方向CATV伝送路の前記ノード接続部分にビデ
    オデマンド制御装置を設け、 前記ビデオデマンド制御装置により、 前記下り回線と上り回線の所定の周波数帯域を利用して
    前記任意の加入者端末装置に対してポーリングセンシン
    グを行うことにより前記ビデオデマンド情報を受信する
    と共に、前記下り回線と上り回線の所定の周波数帯域を
    利用して前記ヘッドエンドからのポーリングセンシング
    を受けると、前記受信したビデオデマンド情報を前記ヘ
    ッドエンドへ送出し、 前記加入者端末装置の受信可能な下り回線中の未使用の
    空きチャネル帯域を検出し、前記ビデオデマンド情報に
    対応して前記ヘッドエンドから送出される前記サービス
    ソースの搬送周波数を抜き出して、該サービスソースを
    前記空きチャネル帯域の搬送周波数で変調することによ
    り該空きチャネル帯域に乗せて前記加入者端末装置へ転
    送すること、を特徴とするCATVシステムのビデオデ
    マンド方式。
  3. 【請求項3】 前記ビデオデマンド情報により要求され
    るサービスソースに予め優先順位を設定しておき、前記
    ヘッドエンドから送出されるサービスソースを前記優先
    順位に従って前記空きチャネル帯域に乗せることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のCATVシステムのビデ
    オデマンド方式。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドエンドと前記ビデオデマンド
    制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオデ
    マンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポー
    リングセンシングは、夫々、シリアルポーリングまたは
    パラレルポーリングであることを特徴とする請求項2に
    記載のCATVシステムのビデオデマンド方式。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドエンドと前記ビデオデマンド
    制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオデ
    マンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポー
    リングセンシングは、夫々、TDMA通信によるシリア
    ルポーリングまたはTDMA通信によるパラレルポーリ
    ングであることを特徴とする請求項2に記載のCATV
    システムのビデオデマンド方式。
  6. 【請求項6】 前記ヘッドエンドと前記ビデオデマンド
    制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオデ
    マンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポー
    リングセンシングでは、前記複数の加入者端末装置から
    の課金情報と視聴率情報を伝送することを特徴とする請
    求項2に記載のCATVシステムのビデオデマンド方
    式。
  7. 【請求項7】 ヘッドエンドと複数の加入者端末装置と
    の間を、周波数分割された下り回線と上り回線によって
    双方向伝送する双方向CATV伝送路を介してノード接
    続するCATVシステムの該ノード接続部分に設けら
    れ、前記上り回線を介して上記任意の加入者端末装置か
    ら上記ヘッドエンドにサービスソースの要求を示すビデ
    オデマンド情報が伝送されると、前記下り回線を介して
    上記ヘッドエンドが上記加入者端末装置側へ送出する上
    記サービスソースを制御するビデオデマンド制御装置で
    あって、 前記ビデオデマンド制御装置は、 前記加入者端末装置の受信可能な下り回線中の未使用の
    空きチャネル帯域を検出し、前記ヘッドエンドから送出
    される前記サービスソースの搬送周波数を抜き出して、
    該サービスソースを前記空きチャネル帯域の搬送周波数
    で変調することにより該空きチャネル帯域に乗せて前記
    加入者端末装置へ転送することを特徴とするビデオデマ
    ンド制御装置。
  8. 【請求項8】 ヘッドエンドと複数の加入者端末装置と
    の間を、周波数分割された下り回線と上り回線によって
    双方向伝送する双方向CATV伝送路を介してノード接
    続するCATVシステムの該ノード接続部分に設けら
    れ、前記上り回線を介して上記任意の加入者端末装置か
    ら上記ヘッドエンドにサービスソースの要求を示すビデ
    オデマンド情報が伝送されると、前記下り回線を介して
    上記ヘッドエンドが上記加入者端末装置側へ送出する上
    記サービスソースを制御するビデオデマンド制御装置で
    あって、 前記ビデオデマンド制御装置は、 前記下り回線と上り回線の所定の周波数帯域を利用して
    前記任意の加入者端末装置に対してポーリングセンシン
    グを行うことにより前記ビデオデマンド情報を受信する
    と共に、前記下り回線と上り回線の所定の周波数帯域を
    利用して前記ヘッドエンドからのポーリングセンシング
    を受けると、前記受信したビデオデマンド情報を前記ヘ
    ッドエンドへ送出し、 前記加入者端末装置の受信可能な下り回線中の未使用の
    空きチャネル帯域を検出し、前記ビデオデマンド情報に
    対応して前記ヘッドエンドから送出される前記サービス
    ソースの搬送周波数を抜き出して、該サービスソースを
    前記空きチャネル帯域の搬送周波数で変調することによ
    り該空きチャネル帯域に乗せて前記加入者端末装置へ転
    送することを特徴とするビデオデマンド制御装置。
  9. 【請求項9】 前記ビデオデマンド情報により要求され
    るサービスソースに予め優先順位を設定しておき、前記
    ヘッドエンドから送出されるサービスソースを前記優先
    順位に従って前記空きチャネル帯域に乗せることを特徴
    とする請求項7又は8に記載のビデオデマンド制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ヘッドエンドと前記ビデオデマン
    ド制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオ
    デマンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポ
    ーリングセンシングを、夫々、シリアルポーリングまた
    はパラレルポーリングによることを特徴とする請求項8
    に記載のビデオデマンド制御装置。
  11. 【請求項11】 前記ヘッドエンドと前記ビデオデマン
    ド制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオ
    デマンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポ
    ーリングセンシングを、夫々、TDMA通信によるシリ
    アルポーリングまたはTDMA通信によるパラレルポー
    リングによることを特徴とする請求項8に記載のビデオ
    デマンド制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ヘッドエンドと前記ビデオデマン
    ド制御装置間でのポーリングセンシングと、前記ビデオ
    デマンド制御装置と前記複数の加入者端末装置間でのポ
    ーリングセンシングでは、前記複数の加入者端末装置か
    らの課金情報と視聴率情報を伝送することを特徴とする
    請求項8に記載のビデオデマンド制御装置。
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