JPH08163061A - Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部 - Google Patents

Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部

Info

Publication number
JPH08163061A
JPH08163061A JP6297040A JP29704094A JPH08163061A JP H08163061 A JPH08163061 A JP H08163061A JP 6297040 A JP6297040 A JP 6297040A JP 29704094 A JP29704094 A JP 29704094A JP H08163061 A JPH08163061 A JP H08163061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
center
data
subscriber terminal
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6297040A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Tanaka
大幹 田中
Takao Shinkawa
敬郎 新川
Jun Hirai
遵 平井
Satoru Mio
識 三尾
Shinji Nagino
新二 泙野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6297040A priority Critical patent/JPH08163061A/ja
Publication of JPH08163061A publication Critical patent/JPH08163061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の加入者からの要求に対し、素早く効率
の良い対応可能とする。 【構成】 センタ1の双方向通信処理部20は、受信停
止手段21を介して上り信号受信手段22が加入者2,
2−2,2−3,……からのアクセス要求信号をランダ
ムなタイミングで受付け、受信信号が衝突した場合に
は、データ確認手段24が下り信号出力手段26が加入
者2,2−2,2−3,……の通信処理部にアイドル状
態信号を送信し、加入者端末2では、受付け確認手段3
3で乱数を発生してその数値に対応するタイミングで上
り信号出力手段34からセンタ1にアクセス要求信号を
再送信する。 【効果】 全ての加入者の中から要求のある加入者だけ
がセンタにアクセスを要求することで、ムダな時間を低
減することができ、再送信のタイミングをランダムにす
ることにより、再衝突の確率を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向通信の可能なC
ATVシステムに係り、特に、複数の加入者からセンタ
に対して多くのアクセス要求が発生するCATVの双方
向通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポーリング方式では、ヘッドエン
ドから再送信サービス信号や自主放送サービス信号など
のテレビジョン信号を、直接或いは中継装置などを介し
て、加入者端末に送信し、これとは別の回線を用いて双
方向通信を行なう。センタは双方向通信処理部から複数
の加入者端末に向けて順にポーリングを行なう。これに
対し、各加入者端末は、加入者からの要求がない場合に
は、自分の加入者端末のアドレス及び“要求なし”を意
味する情報を含むデータをセンタの双方向通信処理部に
送り返す。この双方向処理部では、この情報データを解
析する手段が設けられており、要求がある場合には、そ
の要求データに応じた処理を行ない、要求がない場合に
は、次の加入者端末をポーリングする。
【0003】このようにして、システムが動作している
かぎりでは、ポーリングを続けなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCATVシ
ステムでは、加入者端末がセンタに対してアクセスする
場合、センタからのポーリングに対して応答する形での
みアクセスが可能であった。つまり、センタが全ての加
入者に対してポーリングを行なっていたわけであるが、
この方式では、加入者数が増えるにつれて1件の加入者
に対するポーリングの間隔が長くなり、迅速なアクセス
ができにくくなるとともに、センタの負荷が増加する。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、多
数の加入者からの要求に対してどのようなタイミングで
アクセスしても、迅速な対応を行なうとともに、センタ
の負荷を軽減し、処理効率を高めるようにしたCATV
の双方向通信システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ヘッドエンドと双方向通信処理部とを含
むセンタと複数の加入者端末との間で互いに信号の送受
信を行なうものであって、該センタは、アイドル状態を
表わす下り信号を該加入者端末全てに分配送信するとと
もに、該加入者端末夫々からランダムなタイミングで送
信されるアクセス要求信号を受信し、受信した該加入者
端末からの信号が、他の加入者端末から送信された信号
と衝突して通信障害が生じた場合には、受信した該加入
者端末からの信号を全て無効とし、該加入者端末からの
アクセス要求信号が正常である場合には、要求元の該加
入者端末に要求データ送信許可信号を与え、該加入者端
末は、該センタからの下り信号によってアイドル状態で
あることを認識すると、次のアイドル信号が送信される
までの期間内にランダムなタイミングで該アクセス要求
信号を、該センタでアクセス要求が受け付けられて該セ
ンタから要求データ送信許可信号を受け取るまで、繰り
返し再送信し、これにより、該要求データ送信許可信号
を与えられた加入者端末のみがセンタとの双方向通信を
可能とする。
【0007】
【作用】アクセス(サービス)を要求する加入者のみが
センタと交信を行なうことにより、ポーリングによるア
クセス方式で必ず生じる全ての加入者に対する往復のデ
ータ伝送によるムダな時間を低減し、センタの負荷の軽
減及び迅速なアクセスを実現する。
【0008】センタでは、そのヘッドエンドにおいて、
テレビジョン信号を加入者に提供する通常の機能のみで
なく、双方向通信処理部において、下りデータ信号を伝
送する。加入者端末から送信されるアクセス要求信号
は、衝突または通信障害の有無を確認された後、信号が
正常であった場合には、直ちに受け付けられる。このと
き、センタの状態情報として、該当する加入者端末への
要求データ送信許可及びその他の加入者端末に対するビ
ジー状態信号が送信される。受信信号に異常がある場合
には、この受信信号は無効となり、センタからアイドル
状態信号が送信される。これらの状態信号を加入者端末
で受信して解析することにより、各加入者端末は、アク
セス要求信号の送信のタイミングを得る。
【0009】別の方法として、センタから状態信号の送
信がない構成では、各加入者端末がアクセス要求信号を
出力した後、一定時間を計測し、この間に要求データ許
可信号が得られなかった場合に再送信を行なうものもあ
る。個々の加入者端末は、アクセス要求信号の出力タイ
ミングをその都度ランダムに変化させ、信号の衝突する
確立を低下させている。これにより、アクセスの高速化
に効果が得られる。
【0010】加入者端末は、何ら要求のない場合には、
センタにアクセス要求信号を送信することはなく、ただ
センタから送信されてくる状態信号を解析しているだけ
である。このことにより、センタは処理を必要とする加
入者端末のみを正常なデータが受け付けられた順に対象
とすればよく、ポーリング方式に比べセンタの負荷は軽
減される。
【0011】また、加入者端末からのアクセス要求があ
る一定のレベルを越えた場合に生じると考えられる、長
時間にわたるアクセス不可状態には、一旦ポーリングに
よるアクセス方式を実行することによってアクセスの信
頼性が補償される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明する
が、その前に、図2により、CATVの双方向通信シス
テムの代表的な構成を説明する。但し、同図において、
1はセンタ、2,2−2,2−3は加入者端末、3は通
信処理部、10はヘッドエンド、11は放送受信部、1
2は自主放送部、13は変調器、20は双方向通信処理
部、27は変復調器、50は管理部、60は多重化/分
離装置、61は電気/光変換装置、62は光ファイバ、
63は光/電気変換装置、64,65は双方向増幅器、
67は分配器、101は分波器、102はチューナ、1
03はデコーダ、104は変復調器、105はCPU、
106はモニタである。
【0013】センタ1において、ヘッドエンド10は既
存のTV放送を受信して加入者端末2,2−2,2−
3,……に再送信する放送受信部11や自主放送部12
などからなり、放送受信部11で受信されたTV放送の
映像信号は直接に、また、自主放送部12から出力され
る映像信号は変調器13で変調されて、夫々多重化/分
離装置60に供給される。双方向通信処理部20は加入
者との信号の送受信を行なうものであって、各種加入者
からの要求に対する処理を行なうとともに、管理部50
に加入者の個人情報やシステムの管理情報を送る。双方
向通信処理部20から加入者端末に送られる信号(以
下、これを下り信号という)は、変復調器27で変調さ
れて多重化/分離装置60に供給される。多重化/分離
装置60では、ヘッドエンド10から供給される以上の
信号が多重化され、多重化信号としてセンタ1から出力
される。
【0014】センタ1からのこの多重化信号は、電気/
光変換装置61で光情報信号に変換された後、光ファイ
バ62を通して伝送され、光/電気変換器63で再び電
気信号としての多重化信号に戻される。この多重化信号
は、公知の双方向増幅器64,65で増幅やノイズ対策
などのための処理がなされた後、分配器67で各加入者
端末2,2−2,2−3,……に分配される。
【0015】加入者端末2では、センタ1からの多重化
信号が、まず、分波器101によって映像信号と下り信
号とに分離される。映像信号はチューナ102,デコー
ダ103を介してモニタ106に供給され、視聴され
る。下り信号は復調器104で復調されて通信処理部3
に送られ、データ処理が行なわれる。CPU105は加
入者端末1台につき1つ以上含まれており、通常は1個
のCPUで全ての周辺装置を制御する。ここでは、通信
処理部3に使用されているCPU105は、加入者端末
の他の部分に対する制御も行なうこととする。以上のこ
とは、他の加入者端末2−2,2−3,……についても
同様である。
【0016】本発明は、かかる構成のCATVの双方向
通信システムにおいて、センタ1での双方向通信処理部
20と加入者端末2−2,2−3,……での通信処理部
3に特徴があり、以下に説明する実施例では、この特徴
部分以外の部分、即ち、図2での変復調器27,10
4、多重化/分離装置60、電気/光変換装置61,6
3、光ファイバ62、増幅器64,65、分配器67、
分波器101、チューナ102、デコーダ103、モニ
タ106などは、図示及び説明を省略している。
【0017】図1は本発明によるCATVの双方向通信
システムの一実施例を示すブロック図であって、4は下
り信号ケーブル、5は上り信号ケーブル、21は受信停
止手段、22は上り信号受信手段、23はデータ記憶手
段、24はデータ確認手段、25は下り命令出力手段、
26は下り信号出力手段、30は下り信号受信手段、3
1はデータ記憶手段、32は受信信号解析手段、33は
受付け確認手段、34は上り信号出力手段、35は上り
出力制御手段であり、図2に対応する部分には同一符号
を付けている。
【0018】図1において、ヘッドエンド10は再送信
部と自主放送部の映像信号を夫々各加入者に送出する機
能を持つが、自主放送部に関しては、双方向通信処理部
20からの要求に基づいて加入者に固定チャネルを割り
当てた後、送出する。割り当てられた固定チャネルのデ
ータは双方向通信処理部20に送信される。
【0019】双方向通信処理部20は、大きく分けて、
複数の加入者端末とデータの送受信と、データの収集,
保管,計算などのCATVシステムの運営や機器管理に
関する全てのデータ処理を行なうが、この実施例では、
双方向通信についてのみ説明をする。
【0020】加入者端末2から上り信号伝送用の同軸ケ
ーブル5を介して送信された上り信号は、受信停止手段
21を通って上り信号受信手段22で受信される。
【0021】ここで、上り信号のフレームフォーマット
を図3(a)に、下り信号のフレームフォーマットを図
3(b)に夫々示す。これらの図に示すように、各フレ
ームは全てフレームスタート記号で始まり、フレーム終
了記号で終了することとし、フレームチェックシーケン
スを調査することにより、データ誤りや信号の衝突が検
出できるように構成されている。上り信号がアクセス要
求信号である場合、発信元加入者端末アドレスを2By
te(バイト)とし、要求内容の1Byte及びこれに
付随するデータとして次回送信するフレームの長さを表
わす情報の1Byteを足して合計4Byteが実質の
データとなる。
【0022】受信されたかかるデータは、一旦無条件
に、データ記憶手段23の所定のアドレスに記憶され
る。このときの記憶には、上り信号受信手段22から直
接データ記憶手段23に記憶するDMA(Direct Mem
ory Access)を使用することも可能である。上り信号
受信手段22は、フレームチェックシーケンスを受信し
た後、直ちにデータ誤りを調査し、データ誤りを検出す
ると、その時点でデータ確認手段24に異常データ受信
を示す信号を送信する。異常データ受信の信号がある
と、受信されたデータは廃棄される。
【0023】データ確認手段24はいわゆるCPUであ
り、種々のデータの解析ならびに周辺の諸機能に対して
命令を送信し制御する。データ確認手段24は、上記の
ような異常データ受信の信号が供給されないときには、
上り信号受信手段22からのフレーム受信終了の合図と
ともに、データ記憶手段23から要求内容を読み出して
そのデータの表わす内容の判定を行なう。この場合、要
求内容はアクセス要求であると判断されるので、データ
記憶手段23からこの要求内容に付随するデータを読み
込んだ場合、そのデータは次に送られてくるフレーム長
の情報データであることがわかるため、この情報を解析
してビジーフレームの長さを決定する(図4参照)。
【0024】次に、データ確認手段24は図3(b)に
示す下り信号を作成するが、このために、読み出した発
信元加入者端末アドレスを使い、情報/要求エリアに
は、発信元加入者端末にとってはアクセス要求許可の意
味を持ち、かつ他の加入者端末にとってはビジー状態を
表わすデータを挿入し、これを下り信号出力手段26に
供給する。また、このとき、データ確認手段24は受信
停止手段21に受信停止命令を送る。受信停止手段21
はスイッチであり、この受信停止命令を受けると、上り
信号ケーブル5と上り信号受信手段22を結ぶ回線を切
離し、遅延によってビジー状態のときに送られてくる上
り信号をカットする。
【0025】下り信号出力手段26はデータ確認手段2
4から上記の下り信号を1Byteづつパラレルデータ
として受け取り、これをシリアルデータに変換して下り
信号伝送用の同軸ケーブル4に出力する。この出力デー
タは、図3(b)に示したように、フレームスタート記
号とフレーム終了記号、フレームチェックシーケンスは
付加された形態で出力される。
【0026】なお、下り命令出力手段25は、CATV
事業者が加入者端末のデータを集める場合などに、セン
タ1の図示しないキーボードなどからの命令をデータに
して下り信号出力手段26に送出するためのものであ
る。
【0027】加入者端末2では、下り信号伝送用の同軸
ケーブル4を介して伝送されてくる下り信号のフレーム
が下り信号受信手段30で受信され、受信されたデータ
が受信信号解析手段32に送られる。このとき、このデ
ータの情報/要求エリア(図3(b))に含まれるデー
タは、上記のように、受付加入者端末アドレスが自分の
アドレスか他人のアドレスかで異なる意味を持つように
設定されている。例えば、受付加入者端末アドレスが自
分のアドレスである場合、情報/要求エリアに含まれる
データはアクセス要求送信許可の意味を持ち、受付加入
者端末アドレスが他人のアドレスである場合には、情報
/要求エリアに含まれるデータはビジー状態を表わして
おり、このことは受信信号解析手段32で認識される。
【0028】受信信号解析手段32は、この情報/要求
エリアのデータからアクセス要求送信許可を認識した場
合には、システムのうち最大の伝送遅延時間から自局加
入者端末の伝送遅延時間を引いた残りの時間だけ経過し
た後、加入者からの要求内容を表わすデータをデータ記
憶手段31から読み出して上り信号出力手段34に供給
する。上り信号出力手段34はこのデータから図3
(a)に示すフレームを作成し、上り出力制御手段3
5,上り信号ケーブル5を通してセンタ1に要求データ
として送信する。
【0029】以上は、上り信号出力手段34がセンタ1
に要求信号を送った後、センタ1から要求データ送信許
可信号が送られてきた場合であるが、要求データ送信許
可信号が送られずに、受信信号解析手段32で認識され
るデータが要求データ送信許可信号でない場合には、自
局加入者端末の発した要求が受け付けられなかったこと
になり、要求信号をセンタ1に再送信を行なわなければ
ならない。
【0030】そこで、受信信号解析手段32が認識する
センタ1からの情報/要求データがビジー信号からアイ
ドル信号に変化した時点で、受信信号解析手段32から
受付確認手段33に再送信の要求が送られる。受付確認
手段33は、この再送信要求を受けると、乱数を発生さ
せ、その結果得られる数字に応じたタイミングで上り信
号出力手段34に再送信のタイミングを送信する。
【0031】上り信号出力手段34は、再送信タイミン
グ信号を得た時点で、先に送信したフレームを保有する
メモリから取り出して再びセンタ1に送信する。但し、
新たに加入者からの要求があった場合には、この限りで
はない。
【0032】ここで、ランダムなタイミングの発生の一
具体例を説明する。
【0033】図4(b)に示すように、1フレームを5
つのスロットに区分し、これらスロットに順に1から5
までの番号を付ける。番号3のスロットを基準として±
2スロットの範囲で乱数を作成すれば、1フレームの内
に5つのポイントでのランダムアクセスタイミングが得
られる。受付確認手段33は、このスロット内に納まる
ように加入者端末2からの上り信号の出力タイミングを
制御もする(図4(b)、図4(c)参照)。
【0034】上り出力制御手段35は受信信号解析手段
32がビジーまたはアイドル或いは要求許可信号を認識
した場合に出力する制御信号に応じて、上り出力制御手
段35の出力と上り信号用同軸ケーブル5との切離し或
いは接続を行なうスイッチである。ビジーの場合にはこ
れらを切り離し、アイドルまたは要求許可信号の場合に
はこれらを接続する。
【0035】次に、システム構成は図1と同じである
が、アクセス方式の途中切替えを行なった場合の実施例
について説明する。
【0036】図1において、データ確認手段24は、上
り信号受信手段22から異常データ受信を示す信号を3
度続けて受信した場合には、複数の加入者がランダムに
アクセス要求を出すランダムアクセス方式より、センタ
1が全ての加入者端末を1台づつポーリングするポーリ
ング方式にアクセス方式の切替えを行なう。これは、デ
ータ確認手段24が自らのアクセス方式のプログラム読
出し位置の変更を行なうことによって実現される。デー
タ確認手段24の内部でポーリング方式にアクセス方式
が切り替わると、データ確認手段24は下り信号(図3
(b))のフレーム中の情報/要求データの内容を、図
3(c)に示すように、ポーリングを表わすデータに切
り替える。これにより、センタ1側のアクセス方式の変
換が完了する。
【0037】加入者端末2側では、受信信号解析手段3
2がセンタ1からのフレームがポーリングであることを
解析すると、上り信号出力手段34にポーリングに対す
る回答フレームを図3(a)に従って出力するようにデ
ータを送信する。この場合、加入者からの要求がないと
きでも、要求内容として「要求なし」を表わすデータを
送信する。
【0038】かかるシステムでの加入者端末の一具体例
としては図5に示すように構成することができる。但
し、40はマイクロコンピュータ、41はアドレスデコ
ーダ、42はプログラム格納メモリ、43はデータ記憶
メモリ、44は非同期シリアル通信回路、45はスイッ
チである。
【0039】即ち、図1での受信信号解析手段32及び
受付確認手段33の代わりに、マイクロコンピュータ4
0にプログラムメモリ42とアドレスデコーダ41とを
組み合わせた回路が用いられており、図1での上り信号
出力手段34と下り信号受信手段30の代わりに既存の
非同期シリアル通信回路44またはICが用いられ、図
1での上り出力制御手段35としてスイッチ回路45が
用いられている。図1でのデータ確認手段24としてマ
イクロコンピュータ、受信停止手段21としてスイッチ
回路を用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センタが対応するのは何らかの要求をもつ加入者端末の
みであり、要求に対して素早い対応が可能であり、複数
の要求が衝突した場合においても、加入者端末自信がラ
ンダムなタイミングで再送信を行なうため、再衝突の確
立を軽減することとなって効率の良い要求処理が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCATVの双方向通信システムの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】CATVの双方向通信システムの代表的な全体
構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示した実施例での通信データのフレーム
フォーマットを示す図である。
【図4】図1に示した実施例でのアクセスタイミングを
示す図である。
【図5】本発明によるCATVの双方向通信システムの
他の実施例での加入者端末を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センタ 3 加入者端末(通信部) 4,5 同軸ケーブル 10 ヘッドエンド 20 双方向通信処理部 21 受信停止手段 22 上り信号受信手段 23 データ記憶手段 24 データ確認手段 25 下り命令出力手段 26 下り信号出力手段 30 下り信号受信手段 31 データ記憶手段 32 受信信号解析手段 33 受付け確認手段 34 上り信号出力手段 35 上り出力制御手段 40 マイクロコンピュータ 41 アドレスデコーダ 42 プログラム格納メモリ 43 データ記憶メモリ 44 非同期シリアル通信回路 45 スイッチ回路 60 多重化/分離装置 61 電気/光変換回路 62 光ファイバ 64,65 増幅器 67 分配器 101 分波器 102 チューナ 103 デコーダ 104 変復調器 105 CPU 106 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三尾 識 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 事業部内 (72)発明者 泙野 新二 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドエンドと双方向通信処理部とを含
    むセンタと複数の加入者端末との間で互いに信号の送受
    信を行なうCATVの双方向通信システムにおいて、 該センタは、 アイドル状態を表わす下り信号を該加入者端末全てに分
    配送信するとともに、該加入者端末夫々からランダムな
    タイミングで送信されるアクセス要求信号を受信し、 受信した該加入者端末からの信号が、他の加入者端末か
    ら送信された信号と衝突して通信障害が生じた場合に
    は、受信した該加入者端末からの信号を全て無効とし、
    該加入者端末からのアクセス要求信号が正常である場合
    には、要求元の該加入者端末に要求データ送信許可信号
    を与え、 該加入者端末は、 該センタからの下り信号によってアイドル状態であるこ
    とを認識すると、次のアイドル信号が送信されるまでの
    期間内にランダムなタイミングで該アクセス要求信号
    を、該センタでアクセス要求が受け付けられて該センタ
    から要求データ送信許可信号を受け取るまで、繰り返し
    再送信し、これにより、該要求データ送信許可信号を与
    えられた加入者端末のみがセンタとの双方向通信を可能
    とすることを特徴とするCATVの双方向通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ヘッドエンドと双方向通信処理部とを含
    むセンタと複数の加入者端末との間で、同一の周波数帯
    域または同一のタイムスロットを使用して、互いに信号
    の送受信を行なうCATVの双方向通信システムにおい
    て、 該センタは、 アイドル状態を表わす下り信号を該加入者端末全てに分
    配送信するとともに、該加入者端末夫々からランダムな
    タイミングで送信されるアクセス要求信号を受信し、 受信した該加入者端末からの信号が、他の加入者端末か
    ら送信された信号と衝突して通信障害が生じた場合に
    は、受信した該加入者端末からの信号を全て無効とし、
    加入者端末からのアクセス要求信号が正常である場合に
    は、要求元の加入者端末に該要求データ送信許可信号を
    与え、その他の加入者端末にはビジー状態であることを
    知らせる信号を送信し、 該加入者端末は、 該センタからの下り信号によってアイドル状態であるこ
    とを認識すると、次のアイドル信号が送信されるまでの
    期間内にランダムなタイミングで該アクセス要求信号
    を、該センタでアクセス要求が受け付けられて該センタ
    から要求データ送信許可信号を受け取るまで、繰り返し
    再送信し、 要求許可信号が得られない他の該加入者端末は、 該ビジー状態を表わす信号を認識すると、該センタに送
    信するアクセス要求信号を無効にし、これにより、同一
    周波数及び同一タイムスロットによる双方向通信で該要
    求データ送信許可信号を与えられた該加入者端末のみが
    センタとの双方向通信を可能とすることを特徴とするC
    ATVの双方向通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記加入者端末は、 前記センタからの下り信号に含まれる状態情報信号がビ
    ジー状態からアイドル状態に変化した場合またはアクセ
    ス要求信号がキャンセルされた場合、前記アクセス要求
    信号の送信タイミングをランダムに切り替える受付確認
    手段を有し、 該複数の加入者端末からのアクセス要求信号の出力タイ
    ミングを変化させることを特徴とするCATVの双方向
    通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記センタが前記加入者端末からのアクセス要求信号を
    受け付けると同時に、前記センタから送信されるビジー
    信号が前記各加入者端末に行き渡るまでの時間、全ての
    上り入力を受付停止にすることを特徴とするCATVの
    双方向通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2,3または4において、 前記センタからの下り信号に前記ビジー状態を意味する
    ビジー信号及び前記アイドル状態を表わすアイドル信号
    を含めてフレーム毎に送信し、 該ビジー信号または該アイドル信号を送信した次のフレ
    ームの間に前記加入者端末からの前記アクセス要求信号
    がセンタで受け付けられなかった場合、再び該アイドル
    信号を送信し、何れかの前記加入者端末からのアクセス
    要求信号がセンタで受け付けられた場合、該ビジー信号
    を送信することを特徴とするCATVの双方向通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記フレームの間隔を前記加入者端末からの上り信号が
    収まるように割り出した時間長のサブスロットにn分割
    (但し、nは整数)して、前記加入者端末からの上り信
    号は任意のサブスロットに同期して送信し、 同一のフレーム内に発生した前記加入者端末からのアク
    セス要求信号は、信号の衝突としてキャンセル及び前記
    加入者端末から再送信することを特徴とするCATVの
    双方向通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記フレームの間隔を前記加入者端末からの上り信号が
    収まるように適宜割り出した時間長のサブスロットにn
    分割(但し、nは整数)し、前記加入者端末の前記セン
    タからの距離に比例する信号遅延時間により、夫々特定
    のサブスロットを遅延時間のほぼ等しいnグループに分
    けた前記加入者端末夫々の送信タイミングとして割り当
    て、 同一遅延時間帯の前記加入者端末が任意のフレームの特
    定のサブスロットでアクセス要求信号を送信し、同一の
    フレーム内に発生した前記加入者端末からのアクセス要
    求信号は信号の衝突としてキャンセルし、前記加入者端
    末から再送信することを特徴とするCATVの双方向通
    信システム。
  8. 【請求項8】 請求項第2〜7のいずれか1つにおい
    て、 前記加入者端末からの上り信号であるアクセス要求信号
    に、次に送信する信号データの長さの情報または処理時
    間情報を含ませ、 該処理時間情報を前記センタが読み取り、該信号データ
    より割り出される処理時間の長さに対応するようにビジ
    ー状態のフレームの長さを変化させることを特徴とする
    CATVの双方向通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項第1〜8のいずれか1つにおい
    て、 前記センタは、前記加入者端末より送信されるアクセス
    要求信号を受信し、前記受信したアクセス要求信号が他
    の前記加入者端末から送信された信号と衝突していない
    か或いは正常な信号であるかを検出し、衝突または通信
    障害が生じている場合には、受信した該アクセス要求信
    号を全て無効として、ある一定以上の割合で該アクセス
    要求信号が無効となった場合には、アクセス方式をポー
    リング方式に切り替えて、全ての加入者に対してポーリ
    ング制御方式に変換したことを表わす信号を送信し、 前記加入者端末は、下り信号に含まれる該ポーリング制
    御方式変換情報を受信/解析し、上り信号を全てポーリ
    ングに対する返答として出力するように切り替えて前記
    センタからのポーリングに対処し、 前記センタは、一旦全ての加入者端末をポーリングし、
    前記加入者端末の要求に対する処理を終了すると、再び
    ランダムな加入者端末からのアクセス要求信号を受け付
    けるアクセス方式に切り替える信号を送信し、 前記加入者端末は、該ポーリング制御方式変換情報を受
    信/解析すると、再び加入者からの要求に対応してラン
    ダムにアクセス要求信号を送信する方式に切り替わるこ
    とを特徴とするCATVの双方向通信システム。
  10. 【請求項10】 ヘッドエンドと双方向通信処理部とを
    含むセンタと、複数の加入者端末と、該センタと該複数
    の加入者端末との間に接続され、該センタから該複数の
    加入者端末に下りの制御データ信号を送信し、該複数の
    加入者端末から該センタに上りの制御データ信号を送信
    するための双方向伝送ネットワークとを備えたCATV
    の通信双方向システムにおいて、 該センタは、 該複数の加入者端末から送信される上り制御データ信号
    を受信する上り信号受信手段と、 該受信した信号を所定のデータ格納場所に記憶する第1
    のデータ記憶手段と、 該受信した複数の信号間の衝突の有無を検出し、衝突が
    あった受信信号を無効としてアイドル状態信号を発生
    し、該受信信号が正常である場合には、該当する加入者
    端末に対する要求データ送信許可信号を発生するととも
    に、他の加入者端末に対してはビジー状態信号を発生す
    るデータ確認手段と、 該データ確認手段より得られる該センタがビジー状態で
    あるかアイドル状態であるかを示す情報と要求データ送
    信許可信号とを下り信号に含めて該複数の加入者端末に
    送信する下り信号出力手段とを備え、 該複数の加入者端末の各々は、 該センタからの下り信号を受信する下り信号受信手段
    と、 該下り信号受信手段が受信したデータ及び加入者からの
    要求命令を格納する第2のデータ記憶手段と、 該下り信号受信手段の受信信号の内容を解析し、該下り
    信号に含まれる該センタの状態情報と要求データ送信許
    可信号とに基づいて、該受信信号の内容を表わす情報を
    発生する受信信号解析手段と、 該受信信号解析手段からの情報に従ってアクセス要求信
    号を該センタに送信するか途中でカットする上り出力制
    御手段と、 実際にアクセス要求信号や要求データを送信する上り信
    号出力手段と、 アクセス要求信号を送信した後一定時間の間に、該セン
    タからの要求信号送信許可の有無を検出し、該一定時間
    の間に該送信許可がない場合には、ランダムなタイミン
    グで該上り信号出力手段から該センタにアクセス要求信
    号を再送信させる受付確認手段とを備えたことを特徴と
    するCATVの双方向通信システム。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記下り信号出力手段は、 前記状態情報信号を一定時間毎に下り信号に含めて繰り
    返し送信することを特徴とするCATVの双方向伝送シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項10または11において、 前記センタは、有効なデータを受信したとき、前記下り
    信号出力手段から出力される前記ビジー信号及び前記要
    求データ送信許可信号が全ての加入者端末に行き渡るま
    での間に、伝送されてくる信号を全て無効とする受信制
    御手段を有し、 前記センタの前記受信停止手段は、前記ビジー信号が全
    ての加入者端末に行き渡った後ネットワーク上の最大遅
    延時間を経て、信号データの受付を開始し、 前記センタに受け付けられた加入者端末での前記受信信
    号解析手段は、前記要求データ送信許可信号を受信する
    ことによって要求データの出力タイミングを認識するこ
    とを特徴とするCATVの双方向伝送システム。
  13. 【請求項13】 請求項11または12において、 前記センタは、 前記複数の加入者端末から送信される上り制御データ信
    号を受信する上り信号受信手段と、 前記受信信号を所定のデータ格納場所に記憶する第1の
    データ記憶手段と、 前記受信信号によって複数の信号間の衝突の有無を検出
    し、衝突のあった信号は無効としてアイドル状態信号を
    発生し、受信した信号が正常である場合には、該当する
    加入者端末の要求データ送信許可信号及びビジー状態信
    号を発生するとともに、前記無効となるデータの割合が
    所定の値を越えたことを検出し、上り信号の受信を禁止
    するべく前記受信制御手段に受信停止信号を送るととも
    に、前記加入者端末よりランダムにアクセス要求を受け
    付ける方式からポーリングによってアクセス要求を受け
    付ける方式に変換するための制御方式変換情報を発生
    し、アクセス方式を前記制御方式変換情報に従って前記
    加入者端末からランダムにアクセス要求を受け付ける方
    式とポーリングによってアクセス要求を受け付ける方式
    とを切り替え、また、前記データ確認手段からの前記制
    御方式変換情報を受信し、下り信号として前記加入者端
    末に送信するとともに、前記データ確認手段より得られ
    るセンタがビジー状態であるかアイドル状態であるかを
    示す情報と要求データ送信許可信号とを前記複数の加入
    者端末に下り信号に含めて送信する下り信号出力手段と
    を備え、 前記複数の加入者端末の各々は、 前記センタからの下り信号を受信する下り信号受信手段
    と、 該下り信号受信手段で受信されたデータを格納する第2
    のデータ記憶手段と、 該下り信号受信手段の受信した信号の内容を解析し、前
    記下り信号に含まれる前記センタの状態情報や要求デー
    タ送信許可信号、前記制御方式変換情報に基づいて、受
    信した信号の内容を表わす情報を発生する受信信号解析
    手段と、 該受信信号解析手段からのセンタの状態情報に従って上
    り信号をセンタまで上らせるか、途中でカットする上り
    出力制御手段と、 実際にアクセス要求信号や要求データを送信する上り信
    号出力手段と、 アクセス要求信号を送信した後一定時間の間に、該セン
    タからの要求信号送信許可の有無を検出し、該一定時間
    の間に該送信許可がないときには、ランダムなタイミン
    グで前記上り信号出力手段に再送信要求信号を送り、前
    記上り信号出力手段にアクセス要求信号をランダムなタ
    イミングで再送信させる受付確認手段とを備え、前記受
    信信号解析手段は、これが該制御方式変換情報を認識し
    た場合には、前記加入者端末からランダムにアクセス要
    求を受け付ける方式と前記センタからのポーリングによ
    って前記加入者端末のアクセス要求を受け付ける方式と
    を前記制御方式変換情報に従って加入者端末内の動作シ
    ステムを変換することを特徴とするCATVの双方向通
    信システム。
  14. 【請求項14】 ヘッドエンドと双方向通信処理部とを
    含むセンタと、複数の加入者端末と、該センタと該複数
    の加入者端末との間に接続され、該センタから該複数の
    加入者端末に下りの制御データ信号を送信し、該複数の
    加入者端末から該センタに上りの制御データ信号を送信
    するための双方向伝送ネットワークとを備えたCATV
    の双方向通信システムにおいて、 該センタは、 該複数の加入者端末から送信される上り制御データ信号
    を受信する上り信号受信手段と、 該上り信号受信手段の受信信号を所定のデータ格納場所
    に記憶する第1のデータ記憶手段と、 該上り信号受信手段で受信された複数の信号間の衝突の
    有無を検出し、衝突があった信号を無効としてアイドル
    状態信号を発生し、該受信した信号が正常である場合に
    は、該当する加入者端末に対する要求データ送信許可信
    号を発生するデータ確認手段と、 該送信許可信号が発生したとき、該加入者端末からの上
    り信号を遮断する受信停止手段と、 該データ確認手段で得られる該センタがアイドル状態で
    あるか否かを示す情報と要求データ送信許可信号とを該
    複数の加入者端末に送信する下り信号出力手段とを備
    え、 該複数の加入者端末の各々は、 該センタからの下り信号を受信する下り信号受信手段
    と、 該下り信号受信手段が受信したデータと該加入者端末か
    らの要求命令を格納する第2のデータ記憶手段と、 該下り信号受信手段の受信信号の内容を解析し、該下り
    信号に含まれる該センタの状態情報と要求データ送信許
    可信号とに基づいて、該受信信号の内容を表わす情報を
    発生する受信信号解析手段と、 実際にアクセス要求信号や要求データを送信する上り信
    号出力手段と、 アクセス要求信号を送信した後一定時間の間に、該セン
    タからの要求信号送信許可の有無を検出し、該一定時間
    の間に該送信許可がないときには、ランダムなタイミン
    グで該上り信号出力手段に再送信要求信号を送り、該上
    り信号出力手段にアクセス要求信号をランダムなタイミ
    ングで再送信させる受付確認手段とを備えたことを特徴
    とするCATVの双方向通信システム。
  15. 【請求項15】 ヘッドエンドと双方向通信処理部とを
    含むセンタと、複数の加入者端末と、該センタと該複数
    の加入者端末との間に接続され、該センタから該複数の
    加入者端末に下りの制御データ信号を送信し、該複数の
    加入者端末から該センタに上りの制御データ信号を送信
    するための双方向伝送ネットワークとを備えたCATV
    の双方向通信システムにおいて、 該センタからの下り信号を受信する下り信号受信手段
    と、 リモコン或いはキーボード操作による加入者からの要求
    をデータ信号に変換して該センタに送信する上り信号出
    力手段と、 変換された該データ信号を所定の位置に記憶し、これを
    再送信する場合、該上り信号出力手段の要求に応じて出
    力し、また、該下り信号受信手段が受信したデータを格
    納する第2のデータ記憶手段と、 該下り信号受信手段が受信した信号の内容を解析し、該
    下り信号に含まれる該センタの状態情報や要求データ送
    信許可信号、該制御方式変換情報に基づいて、該受信し
    た信号の内容を表わす情報を発生する受信信号解析手段
    と、 実際にアクセス要求信号や要求データを送信する上り信
    号出力手段と、 アクセス要求信号を送信した後一定時間の間に、該セン
    タからの要求信号送信許可の有無を検出し、該送信許可
    がないときには、ランダムなタイミングで該上り信号出
    力手段に再送信要求信号を送り、該上り信号出力手段に
    アクセス要求信号をランダムなタイミングで再送信させ
    る受付確認手段と有することを特徴とする該加入者端末
    の通信処理部。
  16. 【請求項16】 請求項第15において、 前記受付確認手段は、前記再送信要求信号を前記上り信
    号出力手段に送るタイミングを、前記加入者端末からの
    上り制御信号が収まるように割り出した時間長のサブス
    ロットを単位として、a±n(但し、aは基準とするサ
    ブスロットの数を表わす番号、nはサブスロットの数を
    表わす整数)の範囲でランダムに変化させることを特徴
    とする加入者端末の通信処理部。
  17. 【請求項17】 請求項14または16において、 前記受付確認手段は、前記センタからの送信許可信号を
    受信するまで前記再送信要求信号を一定時間毎に前記上
    り信号出力手段に送ることを特徴とする加入者端末の通
    信処理部。
  18. 【請求項18】 請求項15,16または17におい
    て、 前記一定時間は1フレームであって、該1フレームを、
    さらに、前記加入者端末からの上り信号が収まるように
    割り出した時間長のサブスロット毎にn分割(但し、n
    は整数)して、サブスロット単位に信号の伝達を行な
    い、 前記受付確認手段は、前記センタからの前記状態信号を
    基準として適宜サブスロットに同期するように、前記再
    送信要求信号を前記上り信号出力手段に送ることを特徴
    とする加入者端末の通信処理部。
  19. 【請求項19】 請求項15において、 前記一定時間は1フレームであって、該1フレームを、
    さらに、前記加入者端末からの上り信号が収まるように
    割り出した時間長のサブスロット毎にn分割(但し、n
    は整数)して、サブスロット単位に信号の伝達を行な
    い、 前記受付確認手段は、前記センタからの前記状態信号を
    基準として前記センタまでの信号の遅延時間別に割り当
    てられているサブスロットに同期するように、前記再送
    信要求信号を前記上り信号出力手段に送ることを特徴と
    する加入者端末の通信処理部。
  20. 【請求項20】 ヘッドエンドと双方向通信処理部とを
    含むセンタと、複数の加入者端末と、該センタと該複数
    の加入者端末との間に接続され、該センタから該複数の
    加入者端末に下りの制御データ信号を送信し、該複数の
    加入者端末から該センタに上りの制御データ信号を送信
    するための双方向伝送ネットワークとを備えたCATV
    の双方向通信システムにおいて、 該センタからの下り信号を受信する下り信号受信手段
    と、 リモコン或いはキーボード操作による加入者からの要求
    をデータ信号に変換して該センタに送信する上り信号出
    力手段と、 変換された該データ信号を所定の位置に記憶し、これを
    再送信する場合、該上り信号送信手段の要求に応じて出
    力し、また、該下り信号受信手段が受信したデータを格
    納する第2のデータ記憶手段と、 該下り信号受信手段が受信した信号に含まれる該センタ
    の状態情報と要求データ送信許可信号とに基づいて、該
    受信した信号の内容を表わす情報を発生する受信信号解
    析手段と、 実際にアクセス要求信号や要求データを送信する上り信
    号出力手段と、 アクセス要求信号を送信した後一定時間の間に、該セン
    タからの要求信号送信許可の有無を検出し、該送信許可
    のない場合には、ランダムなタイミングで該上り信号出
    力手段に再送信要求信号を送り、該上り信号出力手段に
    アクセス要求信号をランダムなタイミングで再送信させ
    る受付確認手段とを有することを特徴とする加入者端末
    の通信処理部。
  21. 【請求項21】 請求項14〜18のいずれか1つにお
    いて、 前記センタからの下り信号を受信する下り信号受信手段
    と、 リモコンまたはキーボード操作による加入者からの要求
    をデータ信号に変換して前記センタに送信する上り信号
    出力手段と、 変換した該データ信号を所定の位置に記憶し、これを再
    送信する場合、前記上り信号送信手段の要求に応じて出
    力し、また、前記下り信号受信手段が受信したデータを
    格納する第2のデータ記憶手段と、 前記下り信号受信手段が受信した信号の内容を解析して
    前記下り信号に含まれる前記センタの状態情報や要求デ
    ータ送信許可信号、前記制御方式変換情報に基づいて、
    前記受信した信号の内容を表わす情報を発生する受信信
    号解析手段と、 該受信信号解析手段からの前記センタの状態情報に従っ
    て上り信号を前記センタに送信するか、途中でカットす
    る上り出力制御手段と、 実際にアクセス要求信号や要求データを送信する上り信
    号出力手段と、 アクセス要求信号を送信した後一定時間の間に、前記セ
    ンタからの要求信号送信許可の有無を検出し、一定時間
    の間に、前記送信許可がない場合には、ランダムなタイ
    ミングで該上り信号出力手段に再送信要求信号を送り、
    該上り信号出力手段にアクセス要求信号をランダムなタ
    イミングで再送信させる受付確認手段とを有し、該受信
    信号解析手段は、制御方式変換情報を認識した場合、前
    記センタが前記加入者端末からランダムにアクセス要求
    を受け付ける方式と前記センタからのポーリングによっ
    てアクセス要求を受け付ける方式とを該制御方式変換情
    報に従って前記加入者端末内の動作システムを変換する
    ことを特徴とする加入者端末の通信処理部。
  22. 【請求項22】 請求項14において、 前記データ確認手段が、前記加入者端末からのアクセス
    要求信号が受け付けられると、要求データ送信許可信号
    を発生すると同時に、全ての上り信号の受信を停止さ
    せ、前記下り信号出力手段からビジー信号を出力させ、
    ネットワークによる遅延の最大時間が経過した後、上り
    信号の受信を再開するように、前記受信停止手段を制御
    し、かつ、該遅延の最大時間を計測して、前記受信制御
    手段に計測結果を出力することを特徴とするセンタの双
    方向通信処理部
  23. 【請求項23】 請求項22において、 前記複数の加入者端末から送信される上り制御データ信
    号を受信する上り信号受信手段と、 該上り信号受信手段の受信信号を所定のデータ格納場所
    に記憶するデータ記憶手段と、 前記データ確認手段からの該制御方式変換情報及び前記
    センタがビジー状態であるかアイドル状態であるかを示
    す情報や要求データ送信許可信号を前記複数の加入者端
    末に下り信号に含めて送信する下り信号出力手段とを備
    え、 前記上記データ確認手段は、 該上り信号受信手段で受信される複数の信号間の衝突を
    検出し、衝突があった信号を無効としてアイドル状態信
    号を発生し、受信信号が正常である場合には、該当する
    前記加入者端末の要求データ送信許可信号を発生すると
    ともに、ビジー状態信号を発生し、 無効となる信号の割合が所定の値を越えたことを検出し
    た場合には、上り信号の受信を禁止するべく前記受信停
    止手段に受信停止信号を送信し、前記加入者端末からラ
    ンダムにアクセス要求を受け付ける方式から前記センタ
    からのポーリングによってアクセス要求を受け付ける方
    式に変換するための制御方式変換情報を発生するととも
    に、前記加入者端末からランダムにアクセス要求を受け
    付ける方式と前記センタからのポーリングによってアク
    セス要求を受け付ける方式とを切り替えることを特徴と
    するセンタの双方向通信処理部。
JP6297040A 1994-11-30 1994-11-30 Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部 Pending JPH08163061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6297040A JPH08163061A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6297040A JPH08163061A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08163061A true JPH08163061A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17841445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6297040A Pending JPH08163061A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08163061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100182965A1 (en) * 2007-06-20 2010-07-22 Benoist Pierre Sebire Avoiding collisions between semi-persistent allocation and dynamic allocation in radio access networks

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100182965A1 (en) * 2007-06-20 2010-07-22 Benoist Pierre Sebire Avoiding collisions between semi-persistent allocation and dynamic allocation in radio access networks
US9094984B2 (en) * 2007-06-20 2015-07-28 Nokia Solutions And Networks Oy Avoiding collisions between semi-persistent allocation and dynamic allocation in radio access networks

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5734833A (en) Shared communications channel with enhanced reservation and collision resolution protocols allows any subset of stations to transmit data after collision occured in contention slot
JP2730338B2 (ja) 衛星通信方式
AU712580B2 (en) Method, device and data communication system for multilink polling
EP0337619A1 (en) Communication system
JPS6387838A (ja) 通信ネツトワ−クにおける監視方式
JP2004528740A (ja) 光アクセスネットワークにおけるダイナミックな帯域幅割り当ての方法及びシステム
JP2925977B2 (ja) 通信装置
JP3429925B2 (ja) Catv通信方法、catv通信システム、そのセンタ装置、及び、その端末装置
JPH08163061A (ja) Catvの双方向通信システムと加入者端末の通信処理部,センタの双方向通信処理部
WO2005029710A2 (en) Communication protocol over power line communication network
JP3415311B2 (ja) Catvの双方向伝送方式
JP2632550B2 (ja) Isdn加入者無線通信方式
JPH0230217B2 (ja)
JP3413735B2 (ja) Catvの双方向伝送システムとそのアクセス方式
JP2850589B2 (ja) 衛星通信方式
JP2001024625A (ja) マルチポイントトゥポイント同期cdmaネットワーク用の送信装置および受信装置
JP3064978B2 (ja) ポーリング方法及び方式
JP3039620B2 (ja) Atmシステムの再送方式
JP3127355B2 (ja) 双方向データ通信方式
JPH0362330B2 (ja)
JPS59141849A (ja) 双方向catvシステム
JPH09181759A (ja) 受信確認信号の伝送方法および伝送装置
JPH0779346B2 (ja) 選択式同報通信方式
JPH0513409B2 (ja)
KR20000045261A (ko) 적응 타임슬롯 방식을 사용한 채널 효율 개선 방법