JP3629119B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローカルエリアネットワークにおける中継装置(ハブ)を介した通信技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、例えばローカルエリアネットワーク(以下「LAN」という。)におけるイーサネット(デジタルエクイップメント社の登録商標。通信規格IEEE802.3)を利用して、ビデオサーバと複数台の端末装置とを中継装置(ハブ)を介して接続し、各端末装置へビデオサーバから画像及び音声データを提供するというシステムが考えられている。例えば、利用者が見たい映画を端末装置からリクエストすると、そのリクエストに応じた画像及び音声データがビデオサーバから送信され、端末装置で再生されるというようなシステムである。
【0003】
このとき、ビデオサーバ及び端末装置の送信するデータはパケット化して送信されるが、ビデオサーバからの通信パケットと端末装置からの通信パケットとが同時に送信されると、伝送路上で通信パケットの衝突が発生する。
以下、通信パケットの衝突が発生した時の従来のシステムにおける動作を説明する。まず、従来の使用されていた中継装置としてのスイッチング・ハブの動作を詳しく説明する。
【0004】
図1はビデオサーバ30と複数台の端末21,端末22,端末23が中継装置としてのスイッチング・ハブ10を介してLANで接続されている様子を示している。以下、端末21〜23をA端末21、B端末22及びC端末23と記述して区別する。
【0005】
スイッチング・ハブ10は、同時期にはA〜Cの端末21〜23の中のいずれか1台の端末がビデオサーバ30と通信可能となるようにスイッチ15の切り替えを行う。その結果、ビデオサーバ30に対して2台以上の端末が同時期に通信可能となることはない。つまり、A〜Cの端末21〜23は1台ずつ交互にビデオサーバ30と通信可能となり、A〜Cの端末21〜23間での通信パケットの衝突はなくなる。図1には、A端末21とビデオサーバ30との間に通信経路が作成され通信可能状態となっている様子を実線で示し、B端末22及びC端末23には通信経路が作成されていない様子を破線で示した。ここで、B端末22又はC端末23のいずれかとビデオサーバ30との間に通信経路が作成されると、A端末21への通信経路は消滅することになる。
【0006】
また、スイッチング・ハブ10は、伝送される通信パケットを一時的に記憶するためのメモリ装置11〜14を備えている。これらのメモリ装置11〜14に伝送途中の通信パケットを記憶することによって、通信パケットの衝突が発生した場合には後述するようにスイッチング・ハブ10から通信パケットを再送信することが可能となる。以下、メモリ装置11〜14をDメモリ装置11,Eメモリ装置12,Fメモリ装置13,Gメモリ装置14と記述して区別する。
【0007】
A〜Cの端末21〜23は、それぞれメモリ装置21a,22a,23aを備えている。ビデオサーバ30からパケット化されて送信された画像データはこれらのメモリ装置21a,22a,23aに記憶され、読み出されて順に再生される。
【0008】
次に、図9のタイムチャートに基づき、ビデオサーバ30とA端末21とが通信可能となっているときを例に挙げて通信パケットの衝突時の処理について説明する。なお、ビデオサーバ30とB端末22が、又はビデオサーバ30とC端末23が通信可能となっているときも同様である。
【0009】
図9は、図1におけるビデオサーバ30とA端末21との間の通信パケットの送信を示しており、ビデオサーバ30とA端末21とを接続するスイッチング・ハブ10のGメモリ装置14及びDメモリ装置11を介して送信される様子を横軸を時間として示したものである。ここでは、ビデオサーバ30からの通信パケットがスイッチング・ハブ10へ先に到達することを前提として説明する。
【0010】
図9では、時刻t0にビデオサーバ30から通信パケットが送出される。通信パケットの衝突が発生しない場合は、Gメモリ装置14及びDメモリ装置11を経て時刻t3〜t5でA端末21に受信されるはずである。
ところが、時刻t1でA端末21から通信パケットが送出されると、時刻t2において、Dメモリ装置11とA端末21との伝送路上で通信パケットの衝突が発生する(図9中の▲5▼参照)。時刻t2に発生した衝突を、A端末21は時刻t3で、スイッチング・ハブ10では時刻t4で、例えば電圧変化によって検出する(図9中の▲4▼及び▲3▼参照)。通信パケットの衝突を検出すると、双方とも、通信パケットの送出を停止し、再送信の確認のためのジャム信号を送信する。
【0011】
次に、スイッチング・ハブ10及びA端末21の再送信処理を説明する。
再送信処理ではスイッチング・ハブ10とA端末21が再送信のタイミングをそれぞれ乱数で決定し、再送信時に通信パケットの衝突が減るよう工夫していた。例えば、m回の衝突が発生した後の再送信処理では、衝突回数m及び乱数n(0≦n<2,k=min(m,10))から決められるバックオフ時間ΔTb1及びΔTb2が経過した後、すなわち図9中の期間[t6〜t7]のどこかのタイミングでスイッチング・ハブ10とA端末21が再送信を開始する。このため、上述の期間[t6〜t7]のどのタイミングで再送信が開始されるかは分からず、また、再び通信パケットが衝突する可能性もあった。その結果、再送信された通信パケットの受信完了までに要する時間はその都度変動していた。このように乱数を使用する理由は、上述したようなイーサネットの規格では、中継装置に接続された装置が全て平等となることが前提となっており、どちらか一方の通信パケットが優先的に再送信されることを防止するためである。
【0012】
なお、ここでは、ビデオサーバ30からの通信パケットが先にスイッチング・ハブ10に到達することを前提としたが、A端末21からの通信パケットが先にスイッチング・ハブ10に到達する場合は図9で説明したビデオサーバ30とA端末21との関係が反対になるだけであるため省略する。
【0013】
ところが、データがあるタイミングで供給されることを必要とするシステム、例えば上述の例に挙げた画像データを供給するビデオサーバとその画像データを再生する端末装置というように画像データを滞りなく再生する必要のあるシステムでは、通信パケットの再送信のタイミングが乱数で決定されることで画像データを再生する端末装置で通信パケットの受信が遅れると、その端末装置のメモリ装置に画像データがなくなってしまい、次の画像データが表示できないという問題が生じてくる。そこで、従来は通信パケットの受信完了までの最大時間を考慮して、通信パケットの受信が遅れた場合であっても、再生する画像データが途切れないように十分大きなメモリ装置を端末装置に設けておくことが必要であった。例えば、図1に示した上述の例では、A〜C端末21〜23のメモリ装置21a,22a,23aを十分大きくすることが必要であった。
【0014】
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、イーサネットに代表されるようにパケット送信時に伝送路の使用調停を行わない通信規格のネットワーク上で、通信パケットの衝突が発生した際に、通信パケットの再送信処理を工夫することによって、上述した再送信処理の予期できない遅れをなくし再送信処理に要する時間を短縮すると共に、再送信処理の遅れに比例して大きくなっていた端末装置のメモリ容量を節約することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した目的を解決するためになされた請求項1に記載のネットワークシステムは、物理的に接続された複数の端末装置のうち同時期には所定の2台の端末装置間にのみ通信経路を作成する中継装置によって、当該通信経路の作成された第1及び第2の2台の端末装置間でパケット交換を行うことが可能なネットワークシステムであり、中継装置は、第1の端末装置から送信された通信パケットを第2の端末装置へ送信すると共に自らも記憶しておき、第2の端末装置から通信パケットが送信されて通信パケットの衝突が発生したときには、記憶しておいた通信パケットを第2の端末装置へ再送信可能に構成されているネットワークシステムにおいて、中継装置及び第2の端末装置のいずれか一方の装置は、通信パケットの衝突検出後、再送信可能状態となると、直ちに該当する通信パケットを再送信し、他方の装置は、もう一方の装置から再送信された通信パケットを受信すると、直ちに該当する通信パケットを再送信することを特徴としている。
【0016】
本発明のネットワークシステムでは、中継装置が複数台の端末装置のうち同時期には所定の2台の端末装置間にのみ通信経路を作成する。これは、3台以上の端末装置が同時期に通信可能状態となると、通信可能な端末数に比例して通信パケットの衝突が発生するため、例えば通信可能とする端末装置間の通信経路を所定間隔毎に切り替えるようにして通信パケットの衝突を防止しようとするのである。
【0017】
このようにして通信経路が作成された第1及び第2の端末装置の間でパケット交換がなされるとき、中継装置は、第1の端末装置からの通信パケットを第2の端末装置へ送信すると共に、その通信パケットを記憶しておく。そして、第2の端末装置からの通信パケットが送信されて通信パケットの衝突が発生した場合、中継装置は記憶した通信パケットを第2の端末装置へ再送信することが可能である。なお、ここでの「第1の端末装置」は通信可能な2台の端末装置のどちらかに限定されるものではなく、通信可能な2台の端末装置のどちらも「第1の端末装置」に成り得る。
【0018】
そして、本発明のネットワークシステムでは、通信パケットの衝突が発生すると、中継装置及び第2の端末装置のうちのいずれか一方の装置は、通信パケットの衝突を検出した後、再送信可能状態となると、直ちに該当する通信パケットを再送信する。そして、他方の装置は、もう一方の装置から再送信されてくる通信パケットを受信すると、直ちに該当する通信パケットを再送信する。
【0019】
つまり、再送信処理には以下のような2通りの手順が考えられる。
▲1▼再送信可能状態となると、まず中継装置が第1の端末装置からの通信パケットを第2の端末装置へ再送信し、その中継装置から再送信された通信パケットを受信してから第2の端末装置が通信パケットを再送信する。
【0020】
▲2▼再送信可能状態となると、まず第2の端末装置が通信パケットを再送信し、中継装置は第2の端末装置からの通信パケットを第1の端末装置へ送信した後、記憶しておいた第1の端末装置からの通信パケットを第2の端末装置へ再送信する。
【0021】
なお、「再送信可能状態」というのは、伝送路を伝送されるデータがなくなり、さらに、新たな通信パケットを認識するための時間であるギャップ時間が経過した状態をいう。このギャップ時間は、例えば上述の図9中にはΔTgで示した。
【0022】
このようなネットワークシステムとして、例えば請求項2に示したように、請求項1に示した構成に加えて、2台の端末装置は情報供給端末と情報処理端末であり、情報供給端末は、データを複数の通信パケットに分割して、情報処理端末からの送信要求に基づいて当該複数の通信パケットを順に送信し、一方、情報処理端末は、情報供給端末から順に送信されてくるデータを記憶して順次処理し、当該処理状況に応じて情報供給端末へ送信要求を行うようなネットワークシステムが考えられる。この場合、情報処理端末にとって情報供給端末からの通信パケットの送信タイミングが問題となってくる。
【0023】
より具体的には、例えば請求項3に示すように、請求項2に示した構成に加えて、情報供給端末から送信されてくる複数の通信パケットには少なくとも画像データが含まれており、情報処理端末は当該送信されてくる画像データを記憶して順次再生するようなネットワークシステムが考えられる。
【0024】
上述したように、従来は、中継装置及び第2の端末装置が再送信可能な状態となると、中継装置と第2の端末装置のそれぞれにおいて乱数により通信パケットの再送信のタイミングを決定して再送信していた。その結果、再送信開始の時刻が定まらず、第2の端末装置でも第1の端末装置でも通信パケットの受信完了時刻が予測できなかった。従って、上述したように、情報供給装置からの通信パケットを受信して、その受信データに基づく処理を行うような情報処理装置では、再送信処理による通信パケットの受信の遅れをカバーするために、情報処理装置のメモリ容量を大きくする必要があった。つまり、処理対象のデータを十分に記憶しておくことによって、次に送信されてくるはずのデータが遅れても、処理対象のデータがなくならないようにする必要があった。
【0025】
特に、処理対象のデータが一般的に膨大な画像データの場合、通信パケットの受信時間を遅れを考慮して処理対象のデータを十分記憶しようとした場合には、情報処理装置のメモリ装置の記憶容量はかなり大きくなってしまう。
それに対して、本発明のネットワークシステムでは、再送信可能な状態となると中継装置と第2の端末装置のいずれか一方の装置は、直ちに該当する通信パケットを再送信し、他方の装置はもう一方の装置から再送信されてくる通信パケットの受信を待って、直ちに該当する通信パケットを再送信する。
【0026】
つまり、本発明では、乱数を使用して送信タイミングを決めていたときのように、再送信処理中に中継装置からの第1の通信パケットも第2の端末装置からの第2の通信パケットも両方とも送信されないというような無駄な時間をなくすことができると共に、中継装置からの第1の通信パケットも第2の端末装置からの第2の通信パケットも両方とも再送信されて通信パケットが再び衝突するということもなくすことができる。これによって、再送信に要する時間に無駄な時間をなくすことができ、再送信に要する時間が短くなると共に、再送信に要する時間を計算して特定することが可能となる。その結果、上述した情報処理装置のメモリ装置の記憶容量を減少させることができる。
【0027】
ところで、情報処理端末のメモリ装置の記憶容量をより削減するためには、情報供給端末からの通信パケットがなるべく早く再送信されることが望ましい。そこで、請求項4に示すように、通信パケットの衝突検出後、再送信可能状態となると、情報供給端末からの通信パケットが情報処理端末からの通信パケットに優先して再送信されるよう構成するとよい。
【0028】
つまり、情報処理端末が第2の端末装置である場合、上述の▲1▼に示すように中継装置からの通信パケットを先に再送信する。逆に、情報処理端末が第1の端末装置である場合、上述の▲2▼に示すように第2の端末装置である情報供給端末からの通信パケットを先に再送信する。これによって、常に情報供給端末からの通信パケットが優先して送信されることになり、情報処理端末のメモリ装置に必要な記憶容量をより少なくすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したネットワークシステム1の概略構成を示すブロック図である。
【0030】
ネットワークシステム1は、「情報供給端末」としてのビデオサーバ30とA端末21、B端末22及びC端末23の3台の「情報処理端末」としての端末装置とが、「中継装置」としてのスイッチング・ハブ10を介して、イーサネット(IEEE802.3)で接続されたものである。
【0031】
このネットワークシステム1では、A〜Cの各端末21〜23からの要求に応じてビデオサーバ30が映画等の画像データを個別に供給可能であり、A〜Cの各端末21〜23はビデオサーバ30から個別に供給された画像データを再生可能となっている。このとき、A〜Cの各端末21〜23は、メモリ装置21a、メモリ装置22a、メモリ装置23aをそれぞれ備えており、ビデオサーバ30から供給される画像データをこれらのメモリ装置21a,22a,23aに一旦記憶し、このメモリ装置21a,22a,23aに記憶された画像データを順次読み出して再生するものとする。
【0032】
通常、映画等の画像データは膨大なデータ量となるため、ビデオサーバ30からの画像データは複数の通信パケットに分割される。従って、A〜Cの各端末21〜23は、ビデオサーバ30に対して再生処理に合わせたタイミングで画像データの送信要求を含む通信パケットを送信する。
【0033】
ここでスイッチング・ハブ10の基本機能を繰り返し簡単に説明する。
スイッチング・ハブ10は、スイッチ15を備えており、同時期にはA〜Cの端末21〜23の中のいずれか1台の端末がビデオサーバ30と通信可能となるようにスイッチ15の切り替えを行う。その結果、ビデオサーバ30に対して2台以上の端末が同時期に通信可能となることはない。つまり、A〜Cの端末21〜23は1台ずつ交互にビデオサーバ30と通信可能となる。従って、ビデオサーバ30とA端末21、ビデオサーバ30とB端末22、ビデオサーバ30とC端末23という関係でパケット交換が行われることになり、A〜Cの端末21〜23間で通信パケットが衝突することはない。例えば、図1には、A端末21とビデオサーバ30との間に通信経路が作成され通信可能状態となっている様子を実線で示し、B端末22及びC端末23には通信経路が作成されていない様子を破線で示した。ここで、B端末22又はC端末23のいずれかとビデオサーバ30との間に通信経路が作成されると、A端末21への通信経路は消滅する。
【0034】
また、スイッチング・ハブ10は、伝送される通信パケットを一時的に記憶するためのDメモリ装置11、Eメモリ装置12、Fメモリ装置13及びGメモリ装置14を備えている。これらD〜Gのメモリ装置11〜14に伝送途中の通信パケットを記憶することによって、通信パケットの衝突が発生した場合には後述するようにスイッチング・ハブ10から通信パケットを再送信することが可能となる。
【0035】
さらにまた、スイッチング・ハブ10は、制御手段としてのCPU16と、プログラム記憶手段としてのROM17と、一時記憶手段としてのRAM18とを備えている。後述するスイッチング・ハブ10における処理はROM17に予め記憶されたプログラムに基づくものであり、CPU16によってRAM18をワークエリアとして実行されるものである。なお、図1中では、煩雑になることを避けるためにCPU16、ROM17及びRAM18からの配線を省略した。
【0036】
次に、ネットワークシステム1の動作を説明する。
最初にスイッチング・ハブ10の伝送処理を図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、図1に示したようにビデオサーバ30とA端末21との間に通信経路が作成されていることを前提に、ビデオサーバ30とA端末21との間で通信パケットが伝送される場合を例に挙げて説明する。もちろん、ビデオサーバ30とB端末22、ビデオサーバ30とC端末23との間で行われる通信パケットの伝送も同様となる。
【0037】
なお、ビデオサーバ30から送信される画像データを含む通信パケットを通信パケットX、一方、A端末21から送信される例えば送信要求等の制御データを含む通信パケットを通信パケットYと記述して以下区別することにする。
まず、最初のステップS100において、ビデオサーバ30からの通信パケットXが送信されてきたか否かを判断する。ここでビデオサーバ30からの通信パケットXが送信されてきた場合(S100:YES)、S110へ移行する。一方、ビデオサーバ30からの通信パケットXが送信されてきていない場合(S100:NO)、S155へ移行する。
【0038】
S155では、A端末21からの通信パケットYが送信されてきたか否かを判断する。ここでA端末21からの通信パケットYが送信されてきた場合(S155:YES)、S160へ移行する。一方、A端末21からの通信パケットYが送信されてきていない場合(S155:NO)、スイッチング・ハブ10の伝送処理を終了する。
【0039】
つまり、S100、S155の処理によって、ビデオサーバ30から通信パケットXがスイッチング・ハブ10に送信されてきた場合にはS110以降の処理が実行され、A端末21から通信パケットYがスイッチング・ハブ10に送信されてきた場合にはS160以降の処理が実行されることになる。
【0040】
上述のS100で肯定判断されたときに移行するS110では、ビデオサーバ30から送信されてきた通信パケットXをスイッチング・ハブ10のDメモリ装置11に記憶する。
S130では、スイッチング・ハブ10のDメモリ装置11に記憶されたビデオサーバ30からの通信パケットXをA端末21へ送信する。続くS140では、通信パケットの衝突が発生したか否かを判断する。ここでは、スイッチング・ハブ10がDメモリ装置11から通信パケットXを送信した後、A端末21で受信される前にA端末21から通信パケットYが送信された場合に肯定判断される。ここで通信パケットの衝突が発生した場合(S140:YES)、S150にて後述するA端末との再送信処理を実行する。一方、通信パケットの衝突が発生しなかった場合(S140:NO)、スイッチング・ハブ10の伝送処理を終了する。
【0041】
上述のS155で肯定判断されたときに移行するS160では、A端末21から送信されてきた通信パケットYをスイッチング・ハブ10のGメモリ装置11に記憶する。
S180では、スイッチング・ハブ10のGメモリ装置14に記憶されたA端末21からの通信パケットYをビデオサーバ30へ送信する。続くS190では、通信パケットの衝突が発生したか否かを判断する。ここでは、スイッチング・ハブ10がGメモリ装置14から通信パケットYをビデオサーバ30へ送信した後、ビデオサーバ30で通信パケットYが受信される前にビデオサーバ30から通信パケットXが送信された場合に肯定判断される。ここで通信パケットの衝突が発生した場合(S180:YES)、S200にて後述するビデオサーバ30との再送信処理を実行する。一方、通信パケットの衝突が発生しなかった場合(S180:NO)、スイッチング・ハブ10の伝送処理を終了する。
【0042】
上述のS140の処理は、図9に示すようにスイッチング・ハブ10のDメモリ装置11に記憶されたビデオサーバ30からの通信パケットXを送信した後に(図9中の時刻t2に)、Dメモリ装置11とA端末21との間で通信パケットが衝突する場合(図9中の▲5▼参照)を判断する処理である。この場合、衝突の検出は図9中の▲3▼で示した時刻t4でなされる。なお、S190の処理はS140の処理と同様の意味を持つものである。
【0043】
次に、S150で実行されるA端末21との再送信処理を図3に基づいて説明する。
まず、最初のステップS300において、伝送路を伝送されているデータがあるか否かを判断する。この処理は、衝突検出後しばらくは衝突した通信パケットが伝送路を伝送されるため、衝突した通信パケットが伝送路からなくなることを判断するためのものである。ここで伝送データがあると判断された場合(S300:YES)、この処理を繰り返す。一方、伝送データがないと判断された場合(S300:NO)、S310へ移行する。
【0044】
S310では、ギャップ時間の経過を待つ。ここでのギャップ時間は伝送される通信パケットがその前に伝送された通信パケットとは別の通信パケットであることを判断するために必要な時間をいう。このギャップ時間が経過することでスイッチング・ハブ10は再送信可能な状態となる。
【0045】
S320では、スイッチング・ハブ10のDメモリ装置11に記憶されたビデオサーバ30からの通信パケットXをA端末21へ再送信する。そして、S330でA端末21から再送信される通信パケットYをビデオサーバ30へ送信して、A端末21との再送信処理を終了する。
【0046】
ここで、上述のS300からS330までの処理に対応するA端末21側の再送信処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS400及びS410では、スイッチング・ハブ10と同様の処理を行う。すなわち、伝送路の伝送データがなくなるまで待ち(S400:YES)、伝送データがないと判断された場合(S400:NO)、S410にてギャップ時間が経過するのを待つ。
【0047】
そして、再送信可能状態となると、S420において、図3中のS320でスイッチング・ハブ10から再送信される通信パケットXの受信が完了したか否かを判断する。ここで、スイッチング・ハブ10からの通信パケットXの受信を完了していない場合(S420:NO)、この判断処理を繰り返す。一方、スイッチング・ハブ10からの通信パケットXの受信を完了した場合(S420:YES)、S430にて直ちに通信パケットYを再送信する。この通信パケットYは上述したように図3中のS330でスイッチング・ハブ10を介してビデオサーバ30へ送信される。
【0048】
このように、A端末21とスイッチング・ハブ10との間での再送信処理では、再送信可能状態となるとスイッチング・ハブ10が直ちに通信パケットXを再送信し(図3中のS320)、A端末21は再送信された通信パケットXを受信すると(図4中のS420:YES)、直ちに通信パケットYを再送信するのである(図4中のS430)。
【0049】
次に、図2中のS200で実行されるビデオサーバ30との再送信処理を図5に基づいて説明する。
まず、最初のステップS500では、図3中のS300と同様に、伝送路を伝送されているデータがなくなるまで待ち(S500:YES)、伝送されているデータがなくなると(S500:NO)、S510にてギャップ時間が経過するのを待つ。
【0050】
そして、再送信可能状態となると、S520でビデオサーバ30から再送信される通信パケットXの受信を完了したか否かを判断する。ここでビデオサーバ30からの通信パケットXの受信を完了していない場合(S520:NO)、この判断処理を繰り返す。一方、ビデオサーバ30からの通信パケットXの受信を完了した場合(S530:YES)、S530にてビデオサーバ30から再送信された通信パケットXをA端末21へ送信する。
【0051】
続くS540では、スイッチング・ハブ10のGメモリ装置14に記憶されたA端末21からの通信パケットYをビデオサーバ30へ再送信して、ビデオサーバ30との再送信処理を終了する。
ここで、上述したS500からS540までの処理に対応するビデオサーバ30の再送信処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0052】
まず、ステップS600及びS610では、スイッチング・ハブ10と同様の処理を行う。すなわち、伝送路の伝送データがなくなるまで待ち(S600:YES)、伝送データがないと判断された場合(S600:NO)、S610にてギャップ時間が経過するのを待つ。
【0053】
そして、再送信可能状態となると、S620にて通信パケットXを再送信する。この通信パケットXの再送信に対応して、スイッチング・ハブ10は、図5中のS520で通信パケットXの受信完了を判断し、図3中のS530でビデオサーバ30から送信された通信パケットXをA端末21へ送信する。
【0054】
そして、S630では、図5中のS540でスイッチング・ハブ10のGメモリ装置14から再送信されるA端末21からの通信パケットYを受信する。
このように、ビデオサーバ30とスイッチング・ハブ10との間での再送信処理では、再送信可能状態となるとビデオサーバ30が直ちに通信パケットXを再送信し(図6中のS620)、スイッチング・ハブ10は、再送信された通信パケットXを受信してA端末21へ送信すると(図5中のS520及びS530)、直ちに通信パケットYを再送信するのである(図5中のS540)。
【0055】
次に、本実施形態のネットワークシステム1の発揮する効果を説明する。なお、ここでの説明に対する理解を容易にするために、従来の問題点を繰り返し説明する。
従来、A端末21とスイッチング・ハブ10が再送信処理をする場合にも、ビデオサーバ30とスイッチング・ハブ10が再送信処理をする場合にも、再送信可能な状態となると、乱数によりそれぞれの装置において通信パケットの再送信のタイミングを決定して再送信していた。その結果、再送信開始の時刻が定まらず、通信パケットX及びYの受信完了時間が予測できなかった。従って、本実施形態のネットワークシステム1のようにA端末21がビデオサーバ30から供給される通信パケットXを受信して映画等の画像データを再生する場合、ビデオサーバ30からの通信パケットXの受信の遅れをカバーするために、A端末21のメモリ装置21aを大きくする必要があった。つまり、再生対象の画像データを十分に記憶しておくことによって、次に送信されてくるはずの画像データが遅れても、再生対象のデータがなくならないようにする必要があった。
【0056】
特に、本実施形態のネットワークシステム1で扱われるような映画等の画像データは一般に膨大なデータ量となるため、通信パケットXの受信時間の遅れを考慮して再生対象の画像データを十分記憶しようとした場合には、A端末21のメモリ装置21aの記憶容量はかなり大きくなってしまう。
【0057】
それに対して、本実施形態のネットワークシステム1では、スイッチング・ハブ10とA端末21との間で再送信処理をする場合、再送信可能な状態となると、スイッチング・ハブ10が直ちに通信パケットXを再送信し(図3中のS320)、A端末21はスイッチング・ハブ10から再送信されてくる通信パケットの受信を待って(図4中のS420)、直ちに通信パケットYを再送信する(図4中のS430)。一方、スイッチング・ハブ10とビデオサーバ30との間で再送信処理をする場合、再送信可能な状態となると、ビデオサーバ30が直ちに通信パケットXを再送信し(図6中のS620)、スイッチング・ハブ10はビデオサーバ30から再送信されてくる通信パケットの受信を待って(図5中のS520及びS530)、直ちに通信パケットYを再送信する(図5中のS540)。
【0058】
つまり、本実施形態のネットワークシステム1では、乱数を使用したときのように、両方の装置のどちらからも通信パケットが再送信されないというような無駄な時間がなくなると共に、両方の装置のどちらからも通信パケットが再送信されて通信パケットが再び衝突するということもなくなる。これによって、再送信に要する時間に無駄な時間をなくすことができ、再送信に要する時間が短くなると共に、再送信に要する時間を計算して特定することが可能となる。その結果、A〜C端末21〜23がそれぞれ備えるメモリ装置21a,22a,23aの記憶容量を減少させることが可能となる。
【0059】
ここで図7及び図8のタイミングチャートに基づいて、上述したように再送信に要する時間が特定可能となることを検証する。図7及び図8は衝突検出後の再送信処理を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートは、再送信処理の際に伝送される通信パケットX及びYを、横軸を時間として示したものである。
【0060】
図7は、スイッチング・ハブ10とA端末21との間の再送信処理を示すものである。通信パケットの衝突検出後、図7中の時刻u0で伝送路に伝送されているデータがなくなる。このとき図3中のS300及び図4中のS400で否定判断される。そして、時刻u1でギャップ時間ΔTgが経過している(図3中のS310,図4中のS410)。従って、この場合は時刻u1に再送信可能状態となっている。
【0061】
そして、時刻u1からスイッチング・ハブ10のDメモリ装置11に記憶されたビデオサーバ30からの通信パケットXがA端末21へ送信され(図3中のS320)、A端末21では、図7中の時刻u3で通信パケットXの受信が完了する(図4中のS420:YES)。その後、A端末21は通信パケットYをビデオサーバ30へ送信する(図4中のS430)。スイッチング・ハブ10はこの通信パケットYを中継し(図3中のS330)、ビデオサーバ30は図7中の時刻u4で通信パケットYの受信を完了する。
【0062】
一方、図8は、スイッチング・ハブ10とビデオサーバ30との間の再送信処理を示すものである。通信パケットの衝突検出後、図8中の時刻v0で伝送路に伝送されているデータがなくなる。このとき図5中のS500及び図6中のS600で否定判断される。そして、時刻v1にはギャップ時間ΔTgが経過する(図5中のS510,図6中のS610)。従って、時刻v1に再送信可能状態となっている。
【0063】
時刻v1からビデオサーバ30は通信パケットXを再送信し(図6中のS620)、スイッチング・ハブ10はビデオサーバ30から再送信された通信パケットXを受信すると(図5中の520:YES)、通信パケットXをA端末21へ送信する(図5中のS530)。その結果、A端末21では図8中の時刻v3に通信パケットXの受信が完了する。そして、スイッチング・ハブ10は、図中の時刻v3からGメモリ装置14に記憶された通信パケットYをビデオサーバ30へ再送信する(図5中のS540)。ビデオサーバ30はスイッチング・ハブ10から再送信された通信パケットYを図8中の時刻v4から受信し、時刻v5に通信パケットYの受信を完了する(図6中のS630)。
【0064】
ここで、A端末21における通信パケットXの受信について考える。図7において、通信パケットXの再送信開始時刻u1から通信パケットXの受信完了時刻u3までの時間はネットワークの遅延時間ΔTnとパケットの受信時間ΔTrとの和となる。一方、図8においても、通信パケットXの再送信開始時刻v1から通信パケットXの受信完了時刻v3までの時間はネットワークの遅延時間ΔSnとパケットの受信時間ΔSrとの和となる。このように、上述の図7においても図8においても通信パケットXの受信完了までの時間が特定される。なお、ビデオサーバ30の通信パケットYの受信についても同様である。
【0065】
また、図7及び図8から分かるように伝送路が空いている無駄な時間はない。つまり、上述の方法は乱数で再送信タイミングを決定する場合の最短時間となっている。従って、A端末21のメモリ装置21aのメモリ容量を大幅に減少させることができる。
【0066】
また、本実施形態のネットワークシステム1では、ビデオサーバ30からの通信パケットXがA端末21からの通信パケットYに優先して送信されるようになっている。例えば、図7では、通信パケットYが時刻u4で受信されるのに対して、通信パケットXは時刻u3に受信されている。また、図8では、通信パケットYが時刻v5で受信されるのに対して、通信パケットXは時刻v3で受信されている。これによって、A端末21における通信パケットXの受信完了までの時間をより短縮することが可能となり、メモリ装置21aの記憶容量をより減少させることが可能となる。
【0067】
以上、本発明はこのような実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得る。
例えば、上記実施形態ではビデオサーバ30からの画像データを含む通信パケットXの再送信を優先するよう構成されていたが、例えばA端末21からの制御データを含む通信パケットYを優先して再送信するよう構成することも考えられる。この場合は、A端末21から送信される制御データ、例えば送信停止要求等がより早いタイミングでビデオサーバ30に認識されるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】スイッチング・ハブの伝送処理を示すフローチャートである。
【図3】スイッチング・ハブにおけるA端末との再送信処理を示すフローチャートである。
【図4】A端末におけるスイッチング・ハブとの再送信処理を示すフローチャートである。
【図5】スイッチング・ハブにおけるビデオサーバとの再送信処理を示すフローチャートである。
【図6】ビデオサーバにおけるスイッチング・ハブとの再送信処理を示すフローチャートである。
【図7】A端末とスイッチング・ハブとの再送信処理を示すタイミングチャートである。
【図8】ビデオサーバとスイッチング・ハブとの再送信処理を示すタイミングチャートである。
【図9】通信パケットの衝突と従来の再送信処理を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…ネットワークシステム 10…スイッチング・ハブ
11…Dメモリ装置 12…Eメモリ装置
13…Fメモリ装置 14…Gメモリ装置
15…スイッチ 16…CPU
17…ROM 18…RAM
21…A端末 22…B端末
23…C端末 21a,22a,23a…メモリ装置
30…ビデオサーバ

Claims (4)

  1. 物理的に接続された複数の端末装置のうち同時期には所定の2台の端末装置間にのみ通信経路を作成する中継装置によって、当該通信経路の作成された第1及び第2の2台の端末装置間でパケット交換を行うことが可能なネットワークシステムであり、前記中継装置は、前記第1の端末装置から送信された通信パケットを第2の端末装置へ送信すると共に自らも記憶しておき、前記第2の端末装置から通信パケットが送信されて通信パケットの衝突が発生したときには、前記記憶しておいた通信パケットを第2の端末装置へ再送信可能に構成されているネットワークシステムにおいて、
    前記中継装置及び第2の端末装置のいずれか一方の装置は、前記通信パケットの衝突検出後、再送信可能状態となると、直ちに該当する通信パケットを再送信し、
    他方の装置は、前記もう一方の装置から再送信された通信パケットを受信すると、直ちに該当する通信パケットを再送信することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記2台の端末装置は情報供給端末と情報処理端末であり、前記情報供給端末は、データを複数の通信パケットに分割して、前記情報処理端末からの送信要求に基づいて当該複数の通信パケットを順に送信し、一方、前記情報処理端末は、前記情報供給端末から順に送信されてくるデータを記憶して順次処理し、当該処理状況に応じて前記情報供給端末へ前記送信要求を行うことを特徴とするネットワークシステム。
  3. 請求項2に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記情報供給端末から送信されてくる前記複数の通信パケットには少なくとも画像データが含まれており、前記情報処理端末は当該送信されてくる画像データを記憶して順次再生するよう構成されていることを特徴とするネットワークシステム。
  4. 請求項2又は3に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記通信パケットの衝突検出後、再送信可能状態となると、前記情報供給端末からの通信パケットが前記情報処理端末からの通信パケットに優先して再送信されるよう構成されていることを特徴とするネットワークシステム。
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