JP2001136172A - 通信ネットワークシステムにおける通信制御方法及び通信ネットワークシステム並びに通信制御処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信ネットワークシステムにおける通信制御方法及び通信ネットワークシステム並びに通信制御処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2001136172A
JP2001136172A JP31159399A JP31159399A JP2001136172A JP 2001136172 A JP2001136172 A JP 2001136172A JP 31159399 A JP31159399 A JP 31159399A JP 31159399 A JP31159399 A JP 31159399A JP 2001136172 A JP2001136172 A JP 2001136172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有線LANに接続された複数のアクセスポイ
ントと、各アクセスポイントに対し無線通信が可能な複
数の端末とを有したシステムにおいて、トラフィックに
応じて伝送路を効率よく使うことで、信頼性の高い通信
を可能とする。 【解決手段】 各アクセスポイントは、ステーションリ
スト管理部15と、有線及び無線伝送路の各トラフィッ
ク状況を監視する有線及び無線トラフィック状況監視部
16,17と、有線及び無線データの送受信を行うと共
に通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す
情報を出力する有線及び無線送受信部11,13と、送
信フレーム分割部18と、これら各部から得られた情報
やステーションリスト内容によって通信制御を行う制御
部12とを有する。そして、各トラフィック状況、自己
のアクセスポイントに接続された端末数、ハードウエア
的な異常を示す情報などを監視し、その監視結果に基づ
いて有線LANと無線LANを選択的に用いて通信を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有線通信伝送路とし
ての有線LANに接続された複数のアクセスポイントと
このアクセスポイントに対し無線通信が可能な複数のス
テーションを有する通信ネットワークシステムにおい
て、ネットワーク上を行き来するフレームの転送処理を
効率よく行う通信ネットワークシステムにおける通信制
御方法及び通信ネットワークシステム並びに通信制御処
理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理機器間の通信手段としてLAN
(Local Area Network)が普及している。このLANは
従来では有線LANが一般的であったが、この有線LA
Nは、そのLANに接続された情報処理機器の設置場所
や移設に制約があったり、ケーブリングの複雑さなど様
々な問題がある。
【0003】また、最近では携帯可能な情報処理機器の
普及もめざましく、このような機器を用いてネットワー
クを構築する場合には、無線でのネットワーク化が望ま
れ、近年無線LANについての技術開発が盛んに行われ
るようになってきた。
【0004】たとえば、図1に示されるような通信ネッ
トワークシステムがある。この図1の通信システムは、
有線伝送路としての有線LAN1で接続された幾つかの
アクセスポイントAP1,AP2.・・・と、これら幾
つかのアクセスポイントAP1,AP2.・・・に対
し、無線伝送路を介してアクセス可能な幾つかの端末
(ステーションという)ST1、ST2,・・・が存在
し、アクセスポイントは有線LAN1とステーションS
T1、ST2,・・・との間のブリッジ機能を有してい
る。なお、この図1の場合、ステーションST1,ST
2,ST3はアクセントポイントAP1によって管理さ
れ、ステーションST4,ST5,ST6はアクセント
ポイントAP2によって管理されているものとする。
【0005】このような通信ネットワークシステムにお
いて、それぞれのステーション間での通信を行う際は、
無線LANによる通信はもとより有線LANを使用して
の通信も可能となる。しかし、無線LANは有線LAN
に比べると、一般的に帯域も狭く通信速度も低いので、
無線LANのトラフィックが増大している際は、有線L
AN上にフレームを送出して通信相手との間で通信を行
うようにするという通信制御もなされている。このよう
に、この種の通信ネットワークシステムにあっては、有
線LANと無線LANの特性を考慮した効率のよい通信
制御を行う必要があり、特に、アクセスポイントは有線
LANと無線LANとのブリッジ機能を果たす際、それ
ぞれの伝送路のトラフィックを考慮し、何らかの方法で
通信を保証するような通信制御を行う必要がある。
【0006】しかしながら、有線LANの通信レートが
無線LANに比べて高いからといって、むやみに有線L
ANにデータフレーム(単にフレームという)を送出す
ることは好ましくない。また、逆に有線LANのトラフ
ィックが増大している場合には、無線LANにフレーム
を送出することも可能であるが、この場合は、当然のこ
とながら通信レートの低い無線LANのトラフィックに
配慮する必要がある。したがって、アクセスポイント
は、それぞれのトラフィック状況や、通信すべきフレー
ムの大きさ、さらには、それぞれのアクセスポイントに
管理される端末数など多種多様な状況を考慮した効率の
良い通信制御を行う必要がある。
【0007】このような通信ネットワークシステムにお
いて、効率のよい通信制御を行おうとする従来技術とし
て、特開平8−274804(第1の従来技術という)
がある。
【0008】この第1の従来技術は、アクセスポイント
に有線側ブリッジ学習テーブルと無線側ブリッジ学習テ
ーブルを持ち、有線LAN側からのデータ(パケット)
の送信先が、有線側ブリッジ学習テーブルに学習され
ず、かつ、無線側ブリッジ学習テーブルに学習されてい
ないときに、パケットの中継動作を行わずに破棄すると
いう動作を行うものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来技術
では、有線LANと無線LANとの間のパケットルーテ
ィング情報として学習テーブルを使用し、自己のアクセ
スポイントで学習されているパケットであれば、そのパ
ケットの転送先を決めることができるが、学習されてい
ない場合には破棄するという通信制御を行うようにして
いる。
【0010】このように、第1の従来技術では、トラフ
ィックの増大時に、あるステーションからあるアクセス
ポイントにパケットが送られたとすると、それを受信し
たアクセスポイントでは、受信したパケットが自己のア
クセスポイントで学習されているパケットであれば、そ
のパケットを自己のバッファ内に蓄積して行くこととな
り、トラフィックの増大時にはそれを転送することがで
きないので、通信が保証されないという問題が生じる。
これは、この第1の従来技術が、有線LANや無線LA
Nのトラフィックの状況を判断し、それに対処するよう
な通信制御を行うものではないからである。
【0011】一方、トラフィック状況を判断してそれに
対処しようとする従来技術としては、特開平10−84
343(以下、第2の従来技術という)がある。この第
2の従来技術は、送信するパケットの蓄積数に応じてア
クセスポイントのアクセス権を決定し、送信許可を行う
通信制御方法である。
【0012】しかし、この第2の従来技術は、無線LA
Nに関してのみのアクセス権の設定を行うという制御で
あり、有線LANに対してはアクセス権の設定はできな
い。したがって、無線LANのトラフィックが増大し通
信ができない状態にあっては、優先権を設定しても実際
のころ通信は行えないということになる問題がある。
【0013】そこで本発明は、有線伝送路に接続された
複数のアクセスポイントと、これらそれぞれのアクセス
ポイントに対し無線伝送路による通信が可能な複数の端
末とを有し、前記アクセスポイントは前記端末と有線伝
送路との間のブリッジ機能を有する通信ネットワークシ
ステムにおいて、有線伝送路や無線伝送路のトラフィッ
クの状況を判断し、それに対処するような通信制御を行
うことで、効率の良い通信制御を可能とするとともに、
有線伝送路または無線伝送路にハードエラーが生じた場
合には、一方の伝送路がバックアップ伝送路としての役
目も可能とすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の通信ネットワークシステムにおける通
信制御方法は、有線伝送路に接続された複数のアクセス
ポイントと、これらそれぞれのアクセスポイントに対し
無線伝送路による通信が可能な複数の端末とを有し、前
記アクセスポイントは前記端末と有線伝送路との間のブ
リッジ機能を有する通信ネットワークシステムにおける
通信制御方法において、前記それぞれのアクセスポイン
トは、有線伝送路のトラフィック状況、無線伝送路のト
ラフィック状況、自己のアクセスポイントに対し論理的
な接続状態となっている端末数、有線通信を行う上での
ハードウエア的な異常の有無を示す情報、無線通信を行
う上でのハードウエア的な異常の有無を示す情報の少な
くとも1つを監視し、その監視結果に基づいて、有線伝
送路と無線伝送路を選択し、選択された伝送路を用いて
通信を行うようにしている。
【0015】また、本発明の通信ネットワークシステム
は、有線伝送路に接続された複数のアクセスポイント
と、これらそれぞれのアクセスポイントによって管理さ
れ、当該アクセスポイントに対し無線伝送路による通信
が可能な複数の端末とを有し、前記アクセスポイントは
前記端末と有線伝送路との間のブリッジ機能を有する通
信ネットワークシステムにおいて、前記それぞれのアク
セスポイントは、それぞれのアクセスポイントによって
管理される端末に関する情報を端末リストとして保持す
るとともに、その端末リストを管理する端末リスト管理
手段と、有線伝送路のトラフィック状況を監視する有線
トラフィック状況監視手段と、無線伝送路のトラフィッ
ク状況を監視する有線トラフィック状況監視手段と、有
線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す
情報を出力する手段と、無線通信を行う上でのハードウ
エア的な異常の有無を示す情報を出力する手段と、送信
すべきデータを必要に応じて分割する送信フレーム分割
手段と、これら各手段から得られた情報および前記端末
リスト内容によって通信制御を行う制御手段とを有し、
前記制御手段は、有線伝送路のトラフィック状況、無線
伝送路のトラフィック状況、自己のアクセスポイントに
対し論理的な接続状態となっている端末数、有線通信を
行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す情報、無
線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す
情報の少なくとも1つを監視し、その監視結果に基づい
て、有線伝送路と無線伝送路を選択し、選択された伝送
路を用いて通信を行うようにしている。
【0016】また、本発明の通信制御処理プログラムを
記録した記録媒体は、有線伝送路に接続された複数のア
クセスポイントと、これらそれぞれのアクセスポイント
に対し無線伝送路による通信が可能な複数の端末とを有
し、前記アクセスポイントは前記端末と有線伝送路との
間のブリッジ機能を有する通信ネットワークシステムに
おける通信制御処理プログラムを記録した記録媒体であ
って、その通信制御処理プログラムは、前記それぞれの
アクセスポイントは、有線伝送路のトラフィック状況、
無線伝送路のトラフィック状況、自己のアクセスポイン
トに対し論理的に接続されている端末数、有線通信を行
う上でのハードウエア的な異常の有無を示す情報、無線
通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す情
報の少なくとも1つを監視する手順と、その監視結果に
基づいて、有線伝送路と無線伝送路を選択し、選択され
た伝送路を用いて通信を行う手順とを含むものである。
【0017】これら各発明において、前記監視結果に基
づいて有線伝送路と無線伝送路を選択し、選択された伝
送路を用いて通信を行う処理は、前記アクセスポイント
に有線伝送路または無線伝送路を介して入力された有線
データまたは無線データの宛先が、自己のアクセスポイ
ントに対し論理的な接続状態となっている端末宛である
か否かを判断した結果、自己のアクセスポイントに対し
論理的な接続状態となっている端末宛である場合には、
無線伝送路のトラフィック状況を監視するとともに自己
のアクセスポイントに対し論理的な接続状態となってい
る端末数を監視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設
定値を超えたか否かを判断し、それぞれの設定値を超え
た場合には、それぞれの監視処理後に、送信すべきデー
タに対しフレーム分割処理を行い、そのフレーム分割さ
れたデータを送り先の端末宛に出力するようにしてい
る。
【0018】また、前記監視結果に基づいて有線伝送路
と無線伝送路を選択し、選択された伝送路を用いて通信
を行う処理は、前記アクセスポイントに有線伝送路また
は無線伝送路を介して入力された有線データまたは無線
データの宛先が、自己のアクセスポイントに対し論理的
な接続状態となっている端末宛であるか否かを判断した
結果、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態
となっている端末宛でない場合には、有線通信を行う上
でのハードウエア的な異常の有無を監視し、異常がない
と判断した場合には、有線伝送路のトラフィック状況の
監視結果が設定値を超えているか否かを判断し、設定値
を超えていなければ、その有線伝送路を用いた通信を行
い、有線伝送路のトラフィック状況が設定値を超えてい
れば、無線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有
無があるか否かを判断し、異常が有ると判断した場合に
は、送信すべきデータをフレーム分割したのちに有線伝
送路を用いた通信を行い、無線通信を行う上でのハード
ウエア的な異常がなければ、無線伝送路のトラフィック
状況と自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態
となっている端末数に基づく制御を行い、前記有線通信
を行う上でのハードウエア的な異常の有無を監視した結
果、異常があると判断した場合には、無線通信を行う上
でのハードウエア的な異常の有無があるか否かを判断
し、異常がないと判断すれば、無線伝送路のトラフィッ
ク状況を監視するとともに自己のアクセスポイントに対
し論理的な接続状態となっている端末数を監視し、それ
ぞれの監視結果がそれぞれの設定値を超えたか否かを判
断し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定値を超えて
いる場合には、それぞれの処理後にフレーム分割処理を
行い、そのフレーム分割されたデータを送り先の端末宛
に出力する制御を行うようにしている。
【0019】このように本発明は、それぞれのアクセス
ポイントにおいて、有線伝送路のトラフィック状況、無
線伝送路のトラフィック状況、自己のアクセスポイント
に対し論理的な接続状態となっている端末数、有線通信
を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す情報、
無線通信を行う上での異常の有無を示す情報の少なくと
も1つを監視し、その監視結果に基づいて、有線伝送路
と無線伝送路を選択して通信を行うようにしているの
で、様々な状況に応じた効率的な通信が可能となる。
【0020】具体的な処理内容としては、アクセスポイ
ントに入力されたデータ(有線データまたは無線デー
タ)の宛先が、自己のアクセスポイントに対し論理的な
接続状態となっている端末宛である場合、無線伝送路の
トラフィック状況が設定値を超えたと判断すると、フレ
ーム分割を行ってデータを小分けにして出力し、さら
に、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
なっている端末数が設定値を超えたと判断すると、さら
にフレーム分割処理を行ってデータをより一層小分けに
して送信するようにしている。
【0021】このように、自己のアクセスポイントに入
力されたデータの宛先が、自己のアクセスポイントに対
し論理的な接続状態となっている端末宛である場合に
は、無線伝送路を使ったデータ転送を行うのが好まし
く、このとき、無線伝送路のトラフィックが増大してい
たりアクセスポイントに接続されている端末数が多いと
いう状況である場合には、送信すべきデータをフレーム
分割して小分けにした状態で無線伝送路によりデータ転
送を行うようにしている。
【0022】これによって、無線伝送路のトラフィック
が増大していたり、アクセスポイントに接続されている
端末数が多いという状況にあっても無伝送路を使用した
データ転送が可能となる。
【0023】また、アクセスポイントに入力されたデー
タの宛先が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接
続状態となっている端末宛でない場合、つまり、そのデ
ータの宛先が他のアクセスポイントで管理される端末で
ある場合には、有線を利用してその端末を管理するアク
セスポイントにデータを転送するような通信制御を行う
のが都合がよい。
【0024】したがって、この場合、まず、有線伝送路
による通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を
判定し、異常がなければ、有線伝送路のトラフィック状
況を判断し、有線伝送路のトラフィック状況が設定値を
超えていなければ、その有線伝送路を用いたデータ転送
を行い、有線伝送路のトラフィック状況が設定値を超え
ていれば、無線伝送路を利用したデータ転送を行う。
【0025】このとき、無線通信を行う上でのハードウ
エア的な異常の有無を判定し、異常があれば、無線通信
は利用できないので、送信すべきデータをフレーム分割
したのちに有線伝送路を用いたデータ転送を行う。ま
た、無線通信を行う上でのハードウエア的な異常がなけ
れば、無線伝送路を用いたデータ転送を行うが、その時
点における無線伝送路のトラフィック状況や自己のアク
セスポイントに対し論理的な接続状態となっている端末
数に基づいた通信制御を行うようにしている。具体的に
は、無線伝送路のトラフィック状況や自己のアクセスポ
イントに対し論理的な接続状態となっている端末数が設
定値を超えていれば、送信すべきデータをフレーム分割
してデータ転送する。
【0026】また、有線伝送路にハードエラーが有る場
合には、無線伝送路を利用してデータ転送し、無線伝送
路のトラフィック状況が設定値を超えたと判断すると、
フレーム分割を行ってデータを小分けにして出力し、さ
らに、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態
となっている端末数が設定値を超えたと判断すると、さ
らにフレーム分割処理を行ってデータをより一層小分け
にして送信するようにしている。
【0027】このように、それぞれのアクセスポイント
は、有線LANのトラフィック状況、無線LANのトラ
フィック状況、自己のアクセスポイントに対し論理的に
接続されている端末数、有線通信を行う上でのハードウ
エア的な異常の有無を示す情報、無線通信を行う上での
ハードウエア的な異常の有無を示す情報などを監視し、
その監視結果に基づいて、有線LANと無線LANを効
率的に選択し、選択された伝送路を用いて通信を行うよ
うにしている。
【0028】これによって、本発明が適用されるような
通信ネットワークシステム、すなわち、有線LANに接
続された複数のアクセスポイントと、これらそれぞれの
アクセスポイントに対し無線LANによる通信が可能な
複数の端末とを有し、前記アクセスポイントは前記端末
と有線LANとの間のブリッジ機能を有する通信ネット
ワークシステムにおいて、その時点におけるトラフィッ
ク状況の良好な伝送路を選択してフレーム転送が行える
ので、効率の良い通信が可能となり、また、有線LAN
と無線LANの一方に異常が生じた場合にも、他方の伝
送路をバックアップ伝送路として用いることができるの
で、通信の保証が可能となり、これによって信頼性の高
いネットワークシステムを実現できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、この実施の形態で説明する内容は、
本発明の通信ネットワークシステムにおける通信制御方
法及び通信ネットワークシステムについての説明である
とともに、本発明の通信制御処理プログラムを記録した
記録媒体における通信制御処理プログラムの具体的な処
理内容をも含むものである。
【0030】図1は本発明の実施の形態を説明するため
の概略的なシステム構成図であり、有線通信伝送路とし
ての有線LAN1に接続された複数のアクセスポイント
AP1,AP2.・・・と、それぞれのアクセントポイ
ントAP1,AP2.・・・の管理下にある複数の端末
(ステーションという)ST1,ST2,・・・が存在
している。なお、この実施の形態では、ある時点におい
ては、アクセントポイントAP1はステーションST
1,ST2,ST3を管理し、アクセントポイントAP
2はステーションST4,ST5,ST6を管理してい
るものとする。なお、他のアクセスポイントも同様に幾
つかのステーションがその管理下に置かれているが、こ
こでは、それらの図示は省略する。
【0031】図2はアクセスポイントAP1,AP2,
・・・ の構成を示すものであるが、ここでは、これら
アクセスポイントAP1,AP2,・・・を代表してア
クセスポイントAP1の構成についてを説明する。アク
セスポイントAP1は、有線LAN1との間での信号送
受信を可能とする有線送受信部11、このアクセスポイ
ントAP1全体を制御する制御部(CPU)12、いず
れかのステーションとの間での信号送受信を可能とする
無線送受信部13、送受信される様々なデータを保持す
るためのバッファメモリ14、このアクセスポイントA
P1の管理下にあるステーションST1,ST2,・・
・に関する情報を端末リスト(ステーションリストとい
い、その具体的な内容については後述する)として保持
するとともに、そのステーションリストを管理するステ
ーションリスト管理部15、無線伝送路(無線LANと
いう)のトラフィック状況を定期的に監視する無線トラ
フィック監視部16、有線LANのトラフィック状況を
定期的に監視する有線トラフィック監視部17、送信す
べきフレームを必要に応じて分割する送信フレーム分割
部18などを有した構成となっている。
【0032】有線送受信部11は、たとえば、一般的に
知られているCSMA/CD(Carrier Sense Multiple
Access with Collision Detection)方式を採用し、無
線送受信部13は、たとえば、一般的に知られているC
SMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with C
ollision Avoidance)方式を採用している。
【0033】なお、有線送受信部11は有線LAN1と
の間での信号送受信を可能とする機能の他に、この実施
の形態では、有線通信を行う上でのハードウエア的な異
常の有無を示す情報を出力する機能を有している。ま
た、無線送受信部13はいずれかのステーションとの間
での信号送受信を可能とする機能の他に、この実施の形
態では、無線通信を行う上でのハードウエア的な異常の
有無を示す情報を出力する機能を有している。このよう
に、この実施の形態では、有線通信を行う上でのハード
ウエア的な異常の有無を示す情報を出力する機能と無線
通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す情
報を出力する機能を、有線送受信部11と無線送受信部
13に持たせるようにしたが、これらの機能を果たす手
段は、有線送受信部11と無線送受信部13とは独立し
て設けるようにしてもよい。
【0034】無線トラフィック監視部16は、無線LA
Nのトラフィック状況を定期的に監視し、トラフィック
状況を把握し、そのトラフィックの大きさが制御部12
によって予め設定された値を超えた場合には、それを制
御部12に通知する機能を有している。
【0035】また、有線トラフィック監視部17は、有
線LANのトラフィック状況を定期的に監視し、トラフ
ィック状況を把握し、そのトラフィックの大きさが制御
部12によって予め設定された値を超えた場合には、そ
れを制御部12に通知する機能を有している。
【0036】送信フレーム分割部18は、バッファメモ
リ14から取り出した送信すべきフレームを、制御部1
2からの分割指令によって制御部12で設定された分割
数でフレーム分割する機能を有する。
【0037】アクセスポイントAP1は概略的には以上
のような構成となっており、これは、他のアクセスポイ
ントも同様である。なお、これらアクセスポイントAP
1,AP2,・・・の構成は、図2で示された構成要素
以外にもアクセスポイントとしての働きを行う様々な構
成要素が存在するが、本発明を説明する上で直接関係し
ない構成要素についてはその図示及び説明は省略されて
いる。
【0038】このように、アクセスポイントAP1,A
P2,・・・は、有線送受信部11と無線送受信部13
を有することから、有線LAN1と無線LANとの間を
行き来するフレームの中継を行うブリッジ機能を有して
いる。
【0039】図3は本発明で用いられるフレームの基本
的なフォーマットを示すもので、宛先アドレスDA1、
送信元アドレスSA、最終宛先アドレスDA2、スペー
ス領域SP、フレームの種類などが記述されるコントロ
ールフィールドCF、データ部DT、エラーチェックコ
ードCRCなどから構成されている。
【0040】上述のコントロールフィールドCFに記述
されるフレームの種類としては、たとえば、接続要求フ
レーム、接続応答フレーム、ACKフレーム、データフレ
ーム、ステーションリストフレームなど様々な種類があ
り、それぞれの種類を示す情報がこのコントロールフィ
ールドCFにセットされる。また、データ部DTには、
その時に送られるデータがセットされるが、データ無し
という場合もある。
【0041】また、宛先アドレスDA1、送信元アドレ
スSA、最終宛先アドレスDA2、は、そのフレームの
行き先のアドレスや、そのフレームの送信元のアドレス
がセットされる部分であるが、フレームを受信した機器
では、宛先アドレスDA1によって当該フレームがどこ
宛であるかを見るとともに、送信元アドレスSAによっ
て当該フレームはどこから来たのかを見る。このため、
宛先アドレスDA1と送信元アドレスSAの2つのアド
レスは必ず何らかのアドレスがセットされる必要があ
る。一方、最終宛先アドレスDA2は、そのフレームを
受け取った機器(アクセスポイントやステーション)
が、当該フレームのその後の最終的な宛先を調べるため
のものであり、自己が最終的な宛先であって、その後の
行き先がない場合などは何もセットされないスペース状
態の場合もある。
【0042】なお、この最終宛先アドレスDA2に何も
セットされないスペース状態のときは、宛先アドレスD
A1が最終宛先となる。また、スペース領域SPも必要
に応じてアドレスなどが書き込まれるもので、たとえ
ば、フレームが中継される場合などは、最初に発信した
機器のアドレスなどが書き込まれる。
【0043】次に本発明の動作について詳細に説明す
る。まず、ステーションリスト管理部15が行うステー
ションリスト作成処理についてを、図4のフローチャー
トを参照しながら説明する。なお、この発明が必要とす
るステーションリストの内容は、自己のアクセスポイン
トにアクセスしてきたステーション(送信元ステーショ
ン)が、自己のアクセスポイントに対してどのような接
続状態となっているのかを示す内容であるが、これにつ
いては後述する。
【0044】始めに、ステーションリストの初期設定を
行う(ステップs1)。この初期設定は、ステーション
リストの接続状態の欄に接続無しを設定する。続いて、
接続端末数最大値Tmaxを制御部12からロードする
(ステップs2)。この接続端末数最大値Tmaxは、制
御部12によって予め設定された値である。
【0045】そして、送信元ステーションアドレス(送
信元端末アドレスという)の入力が有ったか否かを見て
(ステップs3)、送信元端末アドレスが入力された場
合には、ステーションリストにその送信元端末アドレス
がすでに有るか否かを見て(ステップs4)、ステーシ
ョンリストになければ、その送信元端末アドレスをステ
ーションリストに追加する(ステップs5)。その後、
ステーションリスト内にすでに接続完了(ACKなどの
やりとりが終了して論理的に接続された状態)となって
いるステーション数(接続端末数という)Tnが、Tn
>Tmaxか否かを判断する(ステップs6)。なお、こ
の接続端末数はここではステーションリストに登録され
ている送信元端末アドレスの数で判断する。Tn>Tma
xでない場合には、そのステーションの接続状態につい
ての情報( ACKなどのやりとりが終了して論理的に
接続された状態となったか否かなどの情報)を制御部1
2から受けると、その接続状態についての情報をその送
信元端末アドレスに対応させて登録する(ステップs
7,s8)。また、Tn>Tmaxである場合には、接続
端末数が設定値を越えたことを制御部12に通知(ステ
ップs9)したのちに、そのステーションについての接
続情報を制御部12から受けると、その接続情報をその
送信端末アドレスに対応させて登録する(ステップs
7,s8)。たとえば、送信元のステーションがステー
ションST1であって、そのステーションST1がすで
に接続完了状態となっている場合には、ステーションリ
ストの送信元アドレス欄にはステーションST1のアド
レス(そのアドレスを便宜的にST1で表す)、接続状
態の欄には「接続完了」というように記述される。この
ようにして作成されたステーションリストの一例を図5
に示す。
【0046】この図5のステーションリストの例では、
ステーションST1,ST2,ST3に対し、ステーシ
ョンST1の送信端末アドレス「ST1」(上述したよ
うにそのアドレスを便宜的に「ST1」で表している)
に対しては接続状態として「接続なし」、ステーション
ST2の送信端末アドレス「ST2」(同様にそのアド
レスを便宜的に「ST2」で表す)に対しては接続状態
として「接続完了」、ステーションST3の送信端末ア
ドレス「ST3」(同様にそのアドレスを便宜的に「S
T3」で表す)に対しては接続状態として「使用不可」
となっている。つまり、データの送信元である幾つかの
ステーションST1、ST2,ST3の接続状態は、こ
の図5の例によれば、ステーションST1が接続なし
(論理的に接続されていない状態)、ステーションST
2が接続完了(論理的に接続された状態)、ステーショ
ンST3が使用不可となっている。なお、このステーシ
ョンリストは、初期状態では接続なしの状態である。ま
た、「使用不可」というのは、無線LANにおいて再送
信が増加したり、ある一定回数送信してもステーション
側から応答がない場合に設定されるもので、無線送受信
部13によって無線LANにハードウエア的な異常が検
出された場合にもこの「使用不可」の設定がなされる。
【0047】次に、無線送受信部13の動作について図
6のフローチャートを参照しながら説明する。始めに、
ハードウエアパラメータなどの初期設定(ステップs1
1)を行ったのち、無線通信を行う上でのハードウエア
的な異常(ハードエラー)があるか否かを判断し(ステ
ップs12)、ハードエラーが有れば制御部12にハー
ドエラー通知を行って(ステップs13)、処理を終わ
りとする。ハードエラーが無ければ、受信した無線フレ
ーム数をカウントするための無線フレーム受信カウンタ
をクリアする(ステップs14)。
【0048】そして、受信処理を行って(ステップs1
5)、その受信処理を行う上でのハードエラーがあるか
否かを判断し(ステップs16)、ハードエラーが有れ
ば制御部12にハードエラー通知を行って(ステップs
13)、処理を終わりとする。ハードエラーが無けれ
ば、受信すべきフレーム(受信フレーム)があるか否か
を見て(ステップs17)、受信フレームがなければ送
信すべきフレーム(送信フレーム)があるか否かを見て
(ステップs18)、送信フレームが有れば送信処理
(ステップs19)を行ったのちにステップs15に戻
る。また、ステップs18において送信データがない場
合にもステップs15に戻る。
【0049】一方、ステップs17において受信フレー
ムがあれば、その受信フレームの送信元端末アドレスを
ステーションリスト管理部15に送る(ステップs2
0)。送信元端末アドレスを受け取ったステーションリ
スト管理部15は図4のフローチャートで説明した処理
を行う。
【0050】そして、無線フレーム受信カウンタをイン
クリメント(プラス1)する(ステップs21)。な
お、この無線フレーム受信カウンタのカウント数は、グ
ローバル変数として用いられる。次に、その受信フレー
ムのエラーチェックコードCRCによってエラーをチェ
ックしてエラーが有るか否かを調べ(ステップs22)
エラーが無ければ、その受信フレームを制御部12に転
送し(ステップs23)、エラーがあればその受信フレ
ームを破棄する(ステップs24)。その後、ステップ
s15に戻る。
【0051】ところで、あるアクセスポイントからフレ
ームを送信する際は、送信フレーム分割部18がバッフ
ァメモリ14内に入っている送信すべきフレームの長さ
を調べて、制御部12の指令に基づいてフレーム分割を
行う。なお、ここでいう送信フレームとは、そのアクセ
スポイントから独自に送信されるフレームは勿論のこ
と、あるステーションから送られてきたフレームを受信
して、それを他のアクセスポイントや他のステーション
に送るいわゆる中継動作を行う際のフレームなど、送信
すべきフレーム全てを対象とするものである。以下、こ
の送信フレーム分割処理について図7のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0052】まず、送信フレームを幾つに分割するかを
示すフレーム分割数Nと、送信フレームがどの程度の長
さである場合に分割するかを決める基準フレーム長TL
を制御部12からロードする(ステップs31)。この
フレーム分割数Nと基準フレーム長TLは制御部12に
よって予め定められている。
【0053】次に、制御部12から分割指令があるか否
かを見て(ステップs32)、分割指令があれば、バッ
ファメモリ14内にある送信すべきフレーム(送信フレ
ーム)のフレーム長TxLを計算する(ステップs3
3)。この分割指令は、たとえば、使用する伝送路のト
ラフィックが設定値を超えた場合など予め定めた条件に
基づいて制御部12から出される。制御部12から分割
指令が出されると、計算された送信フレームのフレーム
長TxLが、TxL >TLであるか否かを判断し(ステ
ップ34)、 TxL >TLであれば、バッファメモリ
14内の送信フレームをN分割する(ステップs3
5)。
【0054】このように、使用する伝送路のトラフィッ
クが設定値より増大した場合など予め定めた条件のもと
では、あるアクセスポイントから送信しようとするフレ
ームの長さを調べ、その長さが制御部12で設定された
基準フレーム長よりも大きい場合には、予め設定された
分割数で分割する。
【0055】次に、有線送受信部11の動作について図
8のフローチャートを参照しながら説明する。始めに、
ハードウエアパラメータなどの初期設定(ステップs4
1)を行ったのち、有線通信を行う上でのハードウエア
的な異常(ハードエラー)があるか否かを判断し(ステ
ップs42)、ハードエラーが有れば制御部12にハー
ドエラー通知を行って(ステップs43)、処理を終わ
りとする。ハードエラーが無ければ、受信した有線フレ
ーム数をカウントするための有線フレーム受信カウンタ
をクリアする(ステップs44)。
【0056】そして、受信処理を行って(ステップs4
5)、その受信処理を行う上でのハードエラーがあるか
否かを判断し(ステップs46)、ハードエラーが有れ
ば制御部12にハードエラー通知を行って(ステップs
43)、処理を終わりとする。ハードエラーが無けれ
ば、受信すべきフレーム(受信フレーム)があるか否か
を見て(ステップs47)、受信フレームがなければ送
信すべきフレーム(送信フレーム)があるか否かを見て
(ステップs48)、送信フレームが有れば送信処理
(ステップs49)を行ったのちにステップs45に戻
る。また、ステップs48において送信データがない場
合にもステップs45に戻る。
【0057】一方、ステップs47において受信フレー
ムがあれば、有線フレーム受信カウンタをインクリメン
ト(プラス1)する(ステップs50)。なお、この有
線フレーム受信カウンタのカウント数は、グローバル変
数として用いられる。次に、その受信フレームのエラー
チェックコードCRCによってエラーをチェックしてエ
ラーが有るか否かを判定し(ステップs51)、エラー
が無ければ、その受信フレームを制御部12に転送し
(ステップs52)、エラーがあればその受信フレーム
を破棄する(ステップs53)。その後、ステップs4
5に戻る。
【0058】次に、無線LANおよび有線LANのそれ
ぞれのトラフィック状況を監視する処理について説明す
る。まず、無線トラフィック監視部16が行う処理につ
いてを図9のフローチャートを参照しながら説明する。
【0059】まず、無線LANのトラフィック(無線ト
ラフィックという)の状況を判定するための設定値WL
1を制御部12からロードして初期値として設定する
(ステップs61)。続いて、タイマを所定の時間に設
定すると(ステップs62)、タイマがスタートし(ス
テップs63)、設定した時間に達したか否かを判定し
(ステップs64)、設定した時間に達すると、タイマ
がストップする(ステップs65)。そして、その間の
無線フレームの受信数、すなわち、図6のフローチャー
トにおけるステップs21の無線フレーム受信カウンタ
のカウント値を読み込む(ステップs66)。
【0060】そして、このときの無線フレーム受信カウ
ンタのカウント値(これをTL1とする)と、ステップ
s61で初期設定された設定値WL1とを比較、つま
り、TL1>WL1を調べ(ステップs67)、 TL
1>WL1である場合には、制御部12に対し、無線ト
ラフィックが設定値を超えたことを通知し(ステップs
68)、無線フレーム受信カウンタをクリア(ステップ
s69)してステップs62に戻る。また、 TL1>
WL1でない場合には、そのまま無線フレーム受信カウ
ンタをクリア(ステップs69)してステップs62に
戻る。
【0061】また、有線トラフィック監視部17の処理
も有線と無線が異なるだけで処理内容そのものは同様で
ある。この有線トラフィック監視部17の処理手順を図
10のフローチャートに示す。まず、有線LANのトラ
フィック(有線トラフィックという)の状況を判定する
ための設定値WL2を制御部12からロードして初期値
として設定する(ステップs71)。
【0062】続いて、タイマを所定の時間に設定すると
(ステップs72)、タイマがスタートし(ステップs
73)、設定した時間に達したか否かを判定し(ステッ
プs74)、設定した時間に達すると、タイマがストッ
プする(ステップs75)。そして、その間の無線フレ
ームの受信数、すなわち、図8のフローチャートにおけ
るステップs50の有線フレーム受信カウンタのカウン
ト値を読み込む(ステップs76)。
【0063】そして、このときの有線フレーム受信カウ
ンタのカウント値(これをTL2とする)と、ステップ
s71で初期設定された設定値WL2とを比較、つま
り、TL2>WL2を調べ(ステップs77)、 TL
2>WL2である場合には、制御部12に対し、有線ト
ラフィックが規定値を超えたことを通知し(ステップs
78)、有線フレーム受信カウンタをクリア(ステップ
s79)してステップs72に戻る。また、 TL2>
WL2でない場合には、そのまま有線フレーム受信カウ
ンタをクリア(ステップs79)してステップs72に
戻る。
【0064】次に制御部12が行う処理について図11
から図14のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、制御部12において設定すべき様々な設定値の初
期設定を行う(ステップs81)。この様々な設定値と
いうのは、これまでの説明で用いられた設定値であっ
て、接続端末数最大値Tmax(図4のステップs2)、
無線トラフィックWL1(図9のステップs61)、有
線トラフィックWL2(図10のステップs71)、基
準フレーム長TLとフレーム分割数N(図7のステップ
s31)、さらには、無線トラフィック監視部16や有
線トラフィック監視部17のタイマの設定時間であり、
これらの値が初期設定される。
【0065】次に、無線送受信部13から無線LANに
よるフレーム(無線フレームという)を受信したことを
示す通知を受けたか否か判断し(ステップs82)、無
線フレーム受信の通知を受けた場合は処理A(後述す
る)に進み、無線フレーム受信の通知が無い場合は、有
線送受信部11から有線LANによるフレーム(有線フ
レームという)を受信したことを示す通知を受けたか否
かを判断する(ステップs83)。有線フレームを受信
した場合、その有線フレームが自分宛であるか否かを見
て(ステップs84)、自分宛であればその有線フレー
ムをバッファメモリ14に転送する(ステップs8
5)。また、自分宛でなければ、その受信データがBroa
dcast/Multicastかどうかを調べて(ステップs8
6)、 Broadcast/Multicastであれば、その受信デー
タをバッファメモリ14に転送する(ステップs8
5)。また、 Broadcast/Multicastでなければ、ステ
ーションリストを見てその受信データを発したステーシ
ョンが接続完了となっている端末であるか否かを調べる
(ステップs87)。
【0066】その受信データを発したステーションが接
続完了となっていれば、処理Bに進み、接続完了となっ
ていなければ処理Dに進む。
【0067】処理Bは図12に示すように、無線トラフ
ィック監視部16からの無線トラフィックが設定値を越
えたことを示す通知が有るか否かを判断し(ステップs
91)、無線トラフィックが設定値を越えたことを示す
通知が無ければ、ステーションリスト管理部15から接
続端末数が設定値を超えたことを示す通知があるか否か
を判断し(ステップs93)、これらの通知が共になけ
れば、送信フレームとして無線送受信部13へ転送する
(ステップs95)。これによって、その送信フレーム
はその宛先アドレスを有する端末宛に無線LANを介し
て転送される。その後、処理Cに進む。この処理Cは図
11のステップs83以降の処理である。なお、無線ト
ラフィックが設定値を越えたことを示す通知が有るか否
かは、図9のステップs67による判断で得られた結果
(TL1>WL1)に対する制御部12への通知(ステ
ップs68)を用い、接続端末数が設定値を越えたこと
を示す通知が有るか否かは、図4のステップs6による
判断で得られた結果(Tn>Tmax)に対する制御部1
2への通知(ステップs9)を用いる。
【0068】また、図12のステップs91において無
線トラフィックが設定値を越えた場合には、送信フレー
ム分割部18に対しフレーム分割指令を出し(ステップ
s92)、その後、接続端末数が設定値を越えたことを
示す通知が有るか否かを判断する(ステップs93)。
そして、接続端末数が設定値を超えていなければ、ステ
ップs92にてフレーム分割された送信フレームが無線
送受信部13へ転送され(ステップs95)、その後、
図11のステップs83に戻るが、接続端末数が設定値
を越えていれば、送信フレーム分割部18に対しフレー
ム分割指令を出す(ステップs94)。
【0069】このように、無線トラフィックが設定値を
越えている場合あるいは接続端末数が設定値を越えてい
る場合には、送信すべきフレームを分割してデータを小
分けにして送るということを行う。なお、無線トラフィ
ックが設定値を越えていて、かつ、接続端末数が設定値
を越えている場合には、ステップs92でフレーム分割
し、そのあと、さらに、ステップs94でフレーム分割
されることになり、送信データは、より一層、小分けに
されたものとなる。このフレーム分割処理手順は、図7
のフローチャートで説明した手順に従って行われる。な
お、分割された送信フレームは、その宛先アドレスを有
する端末宛に無線LANを介して転送される。
【0070】一方、処理Dは図13および図14のフロ
ーチャートに示される処理内容である。この場合、受信
した有線フレームの宛先は、自己のアクセスポイントに
対し接続完了となっていないステーション宛(他のアク
セスポイントに管理されている端末宛)であり、この場
合の処理について説明する。
【0071】まず、有線通信を行う上でハードウエア的
な異常(有線ハードエラー)が有るか否かを調べ(ステ
ップs110)、なければ有線トラフィックが設定値を
越えたことを示す通知が有りか否かを調べて(ステップ
s111)、その通知がなければ、送信フレームとして
有線送受信部11へ転送する(ステップs112)。こ
れによって、その送信フレームはその宛先アドレスを有
する端末宛に有線LAN1を介して転送される。
【0072】また、ステップs111において有線トラ
フィックが設定値を越えたと判断した場合には、無線通
信を行う上でハードウエア的な異常(無線ハードエラ
ー)が有るか否かを調べ(ステップs113)、無線ハ
ードエラーが有れば、送信フレーム分割部18に対しフ
レーム分割指令を出して(ステップs114)、フレー
ム分割されたデータを有線送受信部11へ転送する(ス
テップs112)。つまり、この場合は、有線トラフィ
ックが設定値より大きく、かつ、無線ハードエラー有り
の場合であるため、そのような場合は、送信すべきフレ
ームをフレームを分割して小分けにしたデータとして有
線送信部12から有線LAN1に送出するという処理を
行う。
【0073】また、ステップs113において無線ハー
ドエラー無しと判断された場合、つまり、有線ハードエ
ラーはないが、有線トラフィックが規設定を超え、しか
も、無線ハードエラー無しと判断された場合は、無線L
ANを使って通信を行えばよい。この場合、無線トラフ
ィック監視部16から無線トラフィックが設定値を超え
たことを示す通知を受けたか否かを判断し(ステップs
115)、その通知を受けていなければ、接続端末数が
設定値を超えたことを示す通知を受けたか否かを判断し
(ステップs117)、これらの通知を共に受けていな
ければ、送信フレームとして無線送受信部13へ転送す
る(ステップs118)。これによって、その送信フレ
ームは、その宛先アドレスを有する端末宛に無線LAN
を介して転送される。その後、図11のステップs83
に戻る。
【0074】また、ステップs115において無線トラ
フィックが設定値を超えたことを示す通知を受けたと判
断された場合には、送信フレーム分割部18に対しフレ
ーム分割指令を出し(ステップs1116)、その後、
接続端末数が設定値を超えたことを示す通知を受けたか
否かを判断し(ステップs117)、その通知を受けて
いなければ、送信フレームとして無線送受信部13へ転
送して(ステップs118)、無線LANを使用して送
信フレーム転送を行い、その後、図11のステップs8
3に戻るが、接続端末数が設定値を超えたことを示す通
知を受けている場合には、送信フレームとして有線送受
信部11へ転送し(ステップs112)、有線LANを
使用して送信フレーム転送を行う。
【0075】ところで、ステップs110において、有
線ハードエラー有りと判断した場合には処理Eに進む。
この場合は、有線LANにハードエラーが有るため、有
線LANを用いてのデータ転送は行えず、そのバックア
ップとして無線LANを用いる。この処理Eは図14の
フローチャートに示すように、無線ハードエラーが有る
か否かを調べて(ステップs120)、無線ハードエラ
ーが有れば、エラーとして処理を終了する(ステップs
121)。
【0076】また、ステップs120おいて無線ハード
エラーが無いと判定されれば、無線トラフィック監視部
16から無線トラフィックが設定値を超えたことを示す
通知を受けたことを示す通知があるか否かを判断し(ス
テップs122)、無線トラフィックが設定値を超えた
ことを示す通知が無ければ、ステーションリスト管理部
15からの接続端末数が設定値を超えたことを示す通知
があるか否かを判断し(ステップs124)、これらの
通知がともになければ、送信フレームとして無線送受信
部13へ転送し(ステップs126)、その後、図11
のステップs83に戻る。
【0077】また、ステップs122で無線トラフィッ
クが規定値を越えた場合には、送信フレーム分割部18
に対しフレーム分割指令を出し(ステップs123)、
その後、接続端末数が設定値を越えたことを示す通知が
有るか否かを判断する(ステップs124)。そして、
接続端末数が設定値を超えていなければ、ステップs1
23によってフレーム分割された送信フレームが無線送
受信部13へ転送され(ステップs126)、その後、
図11のステップs83に戻るが、接続端末数が設定値
を越えていれば、送信フレーム分割部18に対しフレー
ム分割指令を出す(ステップs125)。
【0078】このように、無線トラフィックが設定値を
越えている場合あるいは接続端末数が規定値を越えてい
る場合には、送信すべきフレームを分割してデータを小
分けにして送るということを行う。なお、無線トラフィ
ックが設定値を越えていて、かつ、接続端末数が設定値
を越えている場合には、ステップs123でフレーム分
割し、そのあと、さらに、ステップs125でフレーム
分割されることになり、送信データは、より一層、小分
けにされたものとなる。
【0079】ところで、図11の無線フレーム受信か否
かの判断(ステップs82)において、無線フレーム受
信と判断された場合には、処理Aに進むが、この処理A
は、図12に示すように、まず、その無線フレームが自
分宛であるか否かを見て(ステップs96)、自分宛で
なければ、その無線フレームがBroadcast/Multicastか
どうかを調べて(ステップs101)、 Broadcast/Mu
lticastであればその無線フレームをバッファメモリ1
4に転送する(ステップs100)。また、 Broadcast
/Multicastでなければ、ステーションリストを見てそ
の無線フレームが、すでに接続完了となっているステー
ションからのデータであるか否かを調べる(ステップs
102)。
【0080】その無線フレームが接続完了となっている
ステーションからのデータであれば、前述した処理B
(図12のステップs91〜s95)と同じ処理手順を
行い、接続完了となっているステーションからのデータ
でなければ処理D(図13)と同じ処理手順を行う。
【0081】また、ステップs96の処理において、自
分宛であれば、ACKフレームを無線送受信部13に転
送し(ステップs97)、無線フレームが接続要求フレ
ームか否かを判断し(ステップs98)、接続要求フレ
ームで有れば、ステーションリスト管理部15に接続完
了を通知し(ステップs99)、その後、その無線フレ
ームをバッファメモリ14へ転送する(ステップs10
0)。
【0082】以上説明したように、この実施の形態で
は、図11のステップs83,s84,s86,s87
の処理を行った結果、あるアクセスポイントに入力され
たデータが有線LANによる有線フレームであって、し
かも、その有線フレームが自己のアクセスポイントに対
し接続完了状態となっている端末宛である場合には処理
Bに進む。この処理Bでは、無線トラフィック状況を判
断するとともに、自己のアクセスポイントの接続端末数
を判断し、それぞれの判断結果が設定値を超えているか
否かを判断する。そして、それぞれの判断結果が設定値
を超えている場合には、それぞれの処理後に、フレーム
分割処理を行ったのちに、そのフレーム分割されたデー
タを無線LANを使って送信すべき端末宛に送信するよ
うにしている(図12のステップs91〜s95)。
【0083】また、図11のステップs83,s84,
s86,s87の処理を行った結果、入力された有線フ
レームが自己のアクセスポイントに対し接続完了状態と
なっている端末宛でない場合には処理Dに進む。この処
理Dでは、有線通信を行う上でのハードウエア的な異常
の有無を判定し、異常がなければ、有線トラフィックの
状況を判断し、有線トラフィックが設定値を超えていな
ければ、有線LANを用いた通信を行い(図13のステ
ップs110,s111,s112)、有線トラフィッ
クが設定値を超えている場合には、無線通信を行う上で
のハードウエア的な異常の有無を判定し、異常があれ
ば、フレーム分割を行ったのちに有線LAN1を用いた
通信を行い(図13のステップs111、s113,s
114,s112)、無線通信を行う上でのハードウエ
ア的な異常がなければ、無線トラフィック状況と端末の
接続数に基づいた通信制御を行う(図13のステップs
115〜s118)。
【0084】また、前記有線通信を行う上でのハードウ
エア的な異常の有無を判定(図13のステップs11
0)した結果、異常があれば、無線通信による無線トラ
フィック状況と端末の接続数に基づいた通信制御を行う
ようにしている(図14のステップs120〜s12
6)。
【0085】また、図11のステップs82から図12
のステップs96,s101,s102の処理を行った
結果、そのアクセスポイントに入力されたデータが無線
LANを介しての無線フレームであって、その無線フレ
ームが自分宛でなく、自己のアクセスポイントに対し接
続状態となっている端末宛である場合には、処理Bに進
む。処理Bでは、無線LANのトラフィック状況を判断
するとともに自己のアクセスポイントの接続端末数を監
視し、それぞれの監視結果が設定値を超えているか否か
を判断し、それぞれの判断結果が設定値を超えている場
合には、それぞれの処理後にフレーム分割処理を行った
のちに、そのフレーム分割されたデータを前記送信すべ
き端末宛に出力する(図12のステップs91〜s9
5)。
【0086】一方、図11のステップs82から図12
のステップs96,s101,s102の処理を行った
結果、そのアクセスポイントに入力された無線データが
自分宛でもなく、自己のアクセスポイントに対し接続完
了状態となっている端末宛でもない場合には処理Dに進
む。この処理Dでは、有線通信を行う上でのハードウエ
ア的な異常の有無を判定し、異常がなければ、有線トラ
フィックの状況を判断し、有線トラフィックが設定値を
超えていなければ、有線LANを用いた通信を行い(図
13のステップs110,s111,s112)、有線
トラフィックが設定値を超えている場合には、無線通信
を行う上でのハードウエア的な異常の有無を判定し、異
常があれば、フレーム分割を行ったのちに有線LANを
用いた通信を行い(図13のステップs111、s11
3,s114,s112)、無線通信を行う上でのハー
ドウエア的な異常がなければ、無線トラフィック状況と
端末の接続数に基づいた通信制御を行う(図13のステ
ップs115〜s118)。
【0087】また、前記有線通信を行う上でのハードウ
エア的な異常の有無を判定した結果(図13のステップ
s110)、異常があれば、無線通信による無線トラフ
ィック状況と端末の接続数に基づいた通信制御を行うよ
うにしている(図14のステップs120〜s12
6)。
【0088】このように、それぞれのアクセスポイント
は、有線LANのトラフィック状況、無線LANのトラ
フィック状況、自己のアクセスポイントに対し論理的に
接続されている端末数、有線通信を行う上でのハードウ
エア的な異常の有無を示す情報、無線通信を行う上での
ハードウエア的な異常の有無を示す情報などを監視し、
その監視結果に基づいて、有線LANと無線LANを効
率的に選択し、選択された伝送路を用いて通信を行うよ
うにしている。
【0089】これによって、本発明が適用されるような
通信ネットワークシステム、すなわち、有線LANに接
続された複数のアクセスポイントと、これらそれぞれの
アクセスポイントに対し無線LANによる通信が可能な
複数の端末とを有し、前記アクセスポイントは前記端末
と有線LANとの間のブリッジ機能を有する通信ネット
ワークシステムにおいて、その時点におけるトラフィッ
ク状況の良好な伝送路を選択してフレーム転送が行える
ので、効率の良い通信が可能となり、また、有線LAN
と無線LANの一方に異常が生じた場合にも、他方の伝
送路をバックアップ伝送路として用いることができるの
で、通信の保証が可能となり、これによって信頼性の高
いネットワークシステムを実現できる。
【0090】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、図
11から図14で示した処理手順は一例であって、有線
トラフィックや無線トラフィックの状況、接続端末数の
状況、伝送路のハードエラー有無の状況にに応じた伝送
路選択処理は、この実施の形態以外にも種々考えられ
る。また、以上説明した本発明の処理を行う通信制御処
理プログラムは、フロッピィディスク、光ディスク、ハ
ードディスクなどの記録媒体に記録させておくことがで
き、本発明はその記録媒体をも含むものである。また、
ネットワークから処理プログラムを得るようにしてもよ
い。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、有線伝送
路に接続された複数のアクセスポイントと、これらそれ
ぞれのアクセスポイントに対し無線伝送路を介しての通
信が可能な複数の端末とを有し、前記アクセスポイント
は前記端末と有線LANとの間のブリッジ機能を有する
通信ネットワークシステムにおいて、有線伝送路のトラ
フィック状況、無線伝送路のトラフィック状況、自己の
アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
端末数、有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の
有無を示す情報、無線通信を行う上でのハードウエア的
な異常の有無を示す情報などを監視し、その監視結果に
基づいて、有線伝送路と無線伝送路のうちトラフィック
状況の良好な伝送路を用いてデータ転送が行うようにし
ているので、効率の良い通信が可能となり、また、有線
LANと無線LANの一方に異常が生じた場合にも、他
方の伝送路をバックアップ伝送路として用いることがで
き、通信の保証が可能となり、これによって信頼性の高
いネットワークシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信システムの概略的な構
成を示す図である。
【図2】図1におけるアクセスポイントの概略構成を示
す図である。
【図3】本発明の実施の形態で用いられるフレームの基
本的なフォーマットを示す図である。
【図4】図2で示したステーションリスト管理部が行う
処理手順を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態で用いられるステーション
リストの一例を示す図である。
【図6】図2で示した無線送受信部が行う処理手順を説
明するフローチャートである。
【図7】図2で示した送信フレーム分割部が行う処理手
順を説明するフローチャートである。
【図8】図2で示した有線送受信部が行う処理手順を説
明するフローチャートである。
【図9】図2で示した無線トラフィック監視部が行う処
理手順を説明するフローチャートである。
【図10】図2で示した有線トラフィック監視部が行う
処理手順を説明するフローチャートである。
【図11】図2で示した制御部が行う処理手順の一部を
説明するフローチャートである。
【図12】図2で示した制御部が行う処理手順の一部を
説明するフローチャートであり、図12のA以降の処理
とB以降の処理を説明するフローチャートである。
【図13】図2で示した制御部が行う処理手順の一部を
説明するフローチャートであり、図12のD以降の処理
を説明するフローチャートである。
【図14】図2で示した制御部が行う処理手順の一部を
説明するフローチャートであり、図13のE以降の処理
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 有線LAN 11 有線送受信部 12 制御部 13 無線送受信部 14 バッファメモリ 15 ステーションリスト管理部 16 無線トラフィック監視部 17 有線トラフィック監視部 18 送信フレーム分割部 AP1,AP2,・・・ アクセスポイント ST1,ST2,・・・ ステーション

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線伝送路に接続された複数のアクセス
    ポイントと、これらそれぞれのアクセスポイントに対し
    無線伝送路による通信が可能な複数の端末とを有し、前
    記アクセスポイントは前記端末と有線伝送路との間のブ
    リッジ機能を有する通信ネットワークシステムにおける
    通信制御方法において、 前記それぞれのアクセスポイントは、有線伝送路のトラ
    フィック状況、無線伝送路のトラフィック状況、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末数、有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の
    有無を示す情報、無線通信を行う上でのハードウエア的
    な異常の有無を示す情報の少なくとも1つを監視し、そ
    の監視結果に基づいて、有線伝送路と無線伝送路を選択
    し、選択された伝送路を用いて通信を行うことを特徴と
    する通信ネットワークシステムにおける通信制御方法。
  2. 【請求項2】 前記監視結果に基づいて有線伝送路と無
    線伝送路を選択し、選択された伝送路を用いて通信を行
    う処理は、 前記アクセスポイントに有線伝送路または無線伝送路を
    介して入力された有線データまたは無線データの宛先
    が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
    なっている端末宛であるか否かを判断した結果、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末宛である場合には、 無線伝送路のトラフィック状況を監視するとともに自己
    のアクセスポイントに対し論理的な接続状態となってい
    る端末数を監視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設
    定値を超えたか否かを判断し、それぞれの設定値を超え
    た場合には、それぞれの監視処理後に、送信すべきデー
    タに対しフレーム分割処理を行い、そのフレーム分割さ
    れたデータを送り先の端末宛に出力することを特徴とす
    る請求項1記載の通信ネットワークシステムにおける通
    信制御方法。
  3. 【請求項3】 前記監視結果に基づいて有線伝送路と無
    線伝送路を選択し、選択された伝送路を用いて通信を行
    う処理は、 前記アクセスポイントに有線伝送路または無線伝送路を
    介して入力された有線データまたは無線データの宛先
    が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
    なっている端末宛であるか否かを判断した結果、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末宛でない場合には、 有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を監
    視し、異常がないと判断した場合には、有線伝送路のト
    ラフィック状況の監視結果が設定値を超えているか否か
    を判断し、設定値を超えていなければ、その有線伝送路
    を用いた通信を行い、有線伝送路のトラフィック状況が
    設定値を超えていれば、無線通信を行う上でのハードウ
    エア的な異常の有無があるか否かを判断し、異常が有る
    と判断した場合には、送信すべきデータをフレーム分割
    したのちに有線伝送路を用いた通信を行い、無線通信を
    行う上でのハードウエア的な異常がなければ、無線伝送
    路のトラフィック状況と自己のアクセスポイントに対し
    論理的な接続状態となっている端末数に基づく制御を行
    い、 前記有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無
    を監視した結果、異常があると判断した場合には、無線
    通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無があるか
    否かを判断し、異常がないと判断すれば、無線伝送路の
    トラフィック状況を監視するとともに自己のアクセスポ
    イントに対し論理的な接続状態となっている端末数を監
    視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定値を超えた
    か否かを判断し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定
    値を超えている場合には、それぞれの処理後にフレーム
    分割処理を行い、そのフレーム分割されたデータを送り
    先の端末宛に出力する制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載の通信ネットワークシステムにおける通信制御
    方法。
  4. 【請求項4】 有線伝送路に接続された複数のアクセス
    ポイントと、これらそれぞれのアクセスポイントによっ
    て管理され、当該アクセスポイントに対し無線伝送路に
    よる通信が可能な複数の端末とを有し、前記アクセスポ
    イントは前記端末と有線伝送路との間のブリッジ機能を
    有する通信ネットワークシステムにおいて、前記それぞ
    れのアクセスポイントは、 それぞれのアクセスポイントによって管理される端末に
    関する情報を端末リストとして保持するとともに、その
    端末リストを管理する端末リスト管理手段と、 有線伝送路のトラフィック状況を監視する有線トラフィ
    ック状況監視手段と、 無線伝送路のトラフィック状況を監視する有線トラフィ
    ック状況監視手段と、 有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示
    す情報を出力する手段と、 無線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示
    す情報を出力する手段と、 送信すべきデータを必要に応じて分割する送信フレーム
    分割手段と、 これら各手段から得られた情報および前記端末リスト内
    容によって通信制御を行う制御手段と、 を有し、前記制御手段は、有線伝送路のトラフィック状
    況、無線伝送路のトラフィック状況、自己のアクセスポ
    イントに対し論理的な接続状態となっている端末数、有
    線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を示す
    情報、無線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有
    無を示す情報の少なくとも1つを監視し、その監視結果
    に基づいて、有線伝送路と無線伝送路を選択し、選択さ
    れた伝送路を用いて通信を行うことを特徴とする通信ネ
    ットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御部が行う前記監視結果に基づい
    て有線伝送路と無線伝送路を選択し、選択された伝送路
    を用いて通信を行う処理は、 前記アクセスポイントに有線伝送路または無線伝送路を
    介して入力された有線データまたは無線データの宛先
    が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
    なっている端末宛であるか否かを判断した結果、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末宛である場合には、 無線伝送路のトラフィック状況を監視するとともに自己
    のアクセスポイントに対し論理的な接続状態となってい
    る端末数を監視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設
    定値を超えたか否かを判断し、それぞれの設定値を超え
    た場合には、それぞれの監視処理後に、送信すべきデー
    タに対しフレーム分割処理を行い、そのフレーム分割さ
    れたデータを送り先の端末宛に出力することを特徴とす
    る請求項4記載の通信ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記制御部が行う前記監視結果に基づい
    て有線伝送路と無線伝送路を選択し、選択された伝送路
    を用いて通信を行う処理は、 前記アクセスポイントに有線伝送路または無線伝送路を
    介して入力された有線データまたは無線データの宛先
    が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
    なっている端末宛であるか否かを判断した結果、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末宛でない場合には、 有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を監
    視し、異常がないと判断した場合には、有線伝送路のト
    ラフィック状況の監視結果が設定値を超えているか否か
    を判断し、設定値を超えていなければ、その有線伝送路
    を用いた通信を行い、有線伝送路のトラフィック状況が
    設定値を超えていれば、無線通信を行う上でのハードウ
    エア的な異常の有無があるか否かを判断し、異常が有る
    と判断した場合には、送信すべきデータをフレーム分割
    したのちに有線伝送路を用いた通信を行い、無線通信を
    行う上でのハードウエア的な異常がなければ、無線伝送
    路のトラフィック状況と自己のアクセスポイントに対し
    論理的な接続状態となっている端末数に基づく制御を行
    い、 前記有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無
    を監視した結果、異常があると判断した場合には、無線
    通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無があるか
    否かを判断し、異常がないと判断すれば、無線伝送路の
    トラフィック状況を監視するとともに自己のアクセスポ
    イントに対し論理的な接続状態となっている端末数を監
    視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定値を超えた
    か否かを判断し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定
    値を超えている場合には、それぞれの処理後にフレーム
    分割処理を行い、そのフレーム分割されたデータを送り
    先の端末宛に出力する制御を行うことを特徴とする請求
    項4記載の通信ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 有線伝送路に接続された複数のアクセス
    ポイントと、これらそれぞれのアクセスポイントに対し
    無線伝送路による通信が可能な複数の端末とを有し、前
    記アクセスポイントは前記端末と有線伝送路との間のブ
    リッジ機能を有する通信ネットワークシステムにおける
    通信制御処理プログラムを記録した記録媒体であって、
    その通信制御処理プログラムは、 前記それぞれのアクセスポイントは、有線伝送路のトラ
    フィック状況、無線伝送路のトラフィック状況、自己の
    アクセスポイントに対し論理的に接続されている端末
    数、有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無
    を示す情報、無線通信を行う上でのハードウエア的な異
    常の有無を示す情報の少なくとも1つを監視する手順
    と、 その監視結果に基づいて、有線伝送路と無線伝送路を選
    択し、選択された伝送路を用いて通信を行う手順と、 を含むことを特徴とする通信制御処理プログラムを記録
    した記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記監視結果に基づいて有線伝送路と無
    線伝送路を選択し、選択された伝送路を用いて通信を行
    う処理は、 前記アクセスポイントに有線伝送路または無線伝送路を
    介して入力された有線データまたは無線データの宛先
    が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
    なっている端末宛であるか否かを判断した結果、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末宛である場合には、 無線伝送路のトラフィック状況を監視するとともに自己
    のアクセスポイントに対し論理的な接続状態となってい
    る端末数を監視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設
    定値を超えたか否かを判断し、それぞれの設定値を超え
    た場合には、それぞれの監視処理後に、送信すべきデー
    タに対しフレーム分割処理を行い、そのフレーム分割さ
    れたデータを送り先の端末宛に出力することを特徴とす
    る請求項7記載の通信制御処理プログラムを記録した記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 前記監視結果に基づいて有線伝送路と無
    線伝送路を選択する処理は、 前記アクセスポイントに有線伝送路または無線伝送路を
    介して入力された有線データまたは無線データの宛先
    が、自己のアクセスポイントに対し論理的な接続状態と
    なっている端末宛であるか否かを判断した結果、自己の
    アクセスポイントに対し論理的な接続状態となっている
    端末宛でない場合には、 有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無を監
    視し、異常がないと判断した場合には、有線伝送路のト
    ラフィック状況の監視結果が設定値を超えているか否か
    を判断し、設定値を超えていなければ、その有線伝送路
    を用いた通信を行い、有線伝送路のトラフィック状況が
    設定値を超えていれば、無線通信を行う上でのハードウ
    エア的な異常の有無があるか否かを判断し、異常が有る
    と判断した場合には、送信すべきデータをフレーム分割
    したのちに有線伝送路を用いた通信を行い、無線通信を
    行う上でのハードウエア的な異常がなければ、無線伝送
    路のトラフィック状況と自己のアクセスポイントに対し
    論理的な接続状態となっている端末数に基づく制御を行
    い、 前記有線通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無
    を監視した結果、異常があると判断した場合には、無線
    通信を行う上でのハードウエア的な異常の有無があるか
    否かを判断し、異常がないと判断すれば、無線伝送路の
    トラフィック状況を監視するとともに自己のアクセスポ
    イントに対し論理的な接続状態となっている端末数を監
    視し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定値を超えた
    か否かを判断し、それぞれの監視結果がそれぞれの設定
    値を超えている場合には、それぞれの処理後にフレーム
    分割処理を行い、そのフレーム分割されたデータを送り
    先の端末宛に出力する制御を行うことを特徴とする請求
    項7記載の通信制御処理プログラムを記録した記録媒
    体。
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