JP2687804B2 - ファイルシステム - Google Patents
ファイルシステムInfo
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- JP2687804B2 JP2687804B2 JP3348738A JP34873891A JP2687804B2 JP 2687804 B2 JP2687804 B2 JP 2687804B2 JP 3348738 A JP3348738 A JP 3348738A JP 34873891 A JP34873891 A JP 34873891A JP 2687804 B2 JP2687804 B2 JP 2687804B2
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽や映画のように連
続性を有し、かつできるだけリアルタイムで提供するこ
とが望まれる情報を複数のユーザ端末に対して並列にか
つ独立して供給するファイルシステムに関する。
続性を有し、かつできるだけリアルタイムで提供するこ
とが望まれる情報を複数のユーザ端末に対して並列にか
つ独立して供給するファイルシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のファイルシステムは例え
ば特開平１−１３３１５６号公報に示されるように、Ｃ
Ｄ等により音楽や映画等の情報を予め記憶してユーザか
らのリクエストに応じて供給するための基本ファイルの
他に、基本ファイルの負担を軽減するためにリクエスト
情報を基本ファイルから読み出して一時蓄積する一時蓄
積部を有し、また、リクエスト情報が一時蓄積部に蓄積
されていない場合には基本ファイルに対して読み出し要
求のアクセスを行うように構成されている。なお、基本
ファイルは、多量の情報を蓄積、保管可能なように例え
ばＣＤオートチェンジャにより構成され、一時蓄積部
は、音楽や映画のような連続性を有し、かつできるだけ
リアルタイムで提供することが望まれる情報を供給可能
なように例えば半導体メモリにより構成される。
ば特開平１−１３３１５６号公報に示されるように、Ｃ
Ｄ等により音楽や映画等の情報を予め記憶してユーザか
らのリクエストに応じて供給するための基本ファイルの
他に、基本ファイルの負担を軽減するためにリクエスト
情報を基本ファイルから読み出して一時蓄積する一時蓄
積部を有し、また、リクエスト情報が一時蓄積部に蓄積
されていない場合には基本ファイルに対して読み出し要
求のアクセスを行うように構成されている。なお、基本
ファイルは、多量の情報を蓄積、保管可能なように例え
ばＣＤオートチェンジャにより構成され、一時蓄積部
は、音楽や映画のような連続性を有し、かつできるだけ
リアルタイムで提供することが望まれる情報を供給可能
なように例えば半導体メモリにより構成される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファイルシステムでは、基本ファイルがイニシャラ
イズ中やトラブル中の場合又はそのリクエスト情報が供
給中の場合のように、基本ファイルから一時蓄積部に対
してリクエスト情報を直ぐに供給することができない場
合、ユーザ端末に対してリクエスト情報を直ちに供給す
ることができないという問題点がある。
来のファイルシステムでは、基本ファイルがイニシャラ
イズ中やトラブル中の場合又はそのリクエスト情報が供
給中の場合のように、基本ファイルから一時蓄積部に対
してリクエスト情報を直ぐに供給することができない場
合、ユーザ端末に対してリクエスト情報を直ちに供給す
ることができないという問題点がある。
【０００４】したがって本発明は、一時蓄積部からのリ
クエストに対して基本ファイルがリクエスト情報を直ぐ
に供給することができない場合には、そのリクエストを
保護してリクエスト情報をユーザ端末に供給することが
できるファイルシステムを提供することを目的とする。
クエストに対して基本ファイルがリクエスト情報を直ぐ
に供給することができない場合には、そのリクエストを
保護してリクエスト情報をユーザ端末に供給することが
できるファイルシステムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、基本ファイルからそのリクエスト情報を
読み出し不能であるか否かを検出し、検出した結果を一
時蓄積手段に通知するとともに、読み出しが不能である
ときにその要求を登録し、基本ファイルからそのリクエ
スト情報を読み出し可能になるとそのリクエスト情報を
読み出すようにしたものである。すなわち本発明によれ
ば、ユーザからのリクエストに応じて連続情報を供給す
るための各種情報を予め蓄積して保管する基本ファイル
と、前記基本ファイルから読み出された情報を一時蓄積
してユーザ端末からのリクエストに応じて供給し、ユー
ザ端末からリクエストされた情報が蓄積されていない場
合にそのリクエスト情報を前記基本ファイルに要求する
一時蓄積手段と、前記一時蓄積手段によりリクエスト情
報を要求された場合、前記基本ファイルがそのリクエス
ト情報を読み出し不能であるときにその要求を登録し、
前記基本ファイルがそのリクエスト情報を読み出し可能
か否かを検出する検出部と、前記検出部にて検出した結
果を前記一時蓄積手段に通知する検出結果通知手段と、
前記検出部にて検出した結果、読み出し不能のときに、
そのリクエスト要求を登録し、前記基本ファイルがその
リクエスト情報を読み出し可能となると、そのリクエス
ト情報を読み出して前記一時蓄積手段に供給する情報供
給手段とを有するファイルシステムが提供される。また
本発明によれば、多量の情報をそれぞれ蓄積している複
数の基本ファイルを有する第２次情報供給手段と、情報
のサービスを受ける各端末からのリクエストに応じて、
前記多量情報中のリクエストのあった情報が前記基本フ
ァイルから読み出されて一時蓄積される一時蓄積部から
その情報を読み出して前記リクエストのあった端末にリ
アルタイムで供給し、前記端末からのリクエストのあっ
た情報が前記一時蓄積部に蓄積されていない場合には、
その情報の供給を前記第２次情報供給手段に要求する第
１次情報供給手段とを有するファイルシステムであっ
て、前記第２次情報供給手段は、前記複数の基本ファイ
ルに前記情報の供給を要求する情報提供要求送信部と、
前記基本ファイルの現在の状態をステータスデータとし
て管理する管理部と、前記基本ファイル中にリクエスト
のあった情報を供給可能なものがあるか否かを検出する
検出部と、リクエストのあった情報を直ちに提供可能な
基本ファイルが検出されない場合には、前記第１次情報
供給手段からの前記情報の供給要求を登録する待ち行列
部と、前記管理部により保持された前記ステータスデー
タに基づいて、リクエストのあった情報を直ちに提供可
能な基本ファイルが前記検出部により検出されると、情
報提供可能な旨を前記第１次情報供給手段に通知し、リ
クエストのあった情報を直ちに提供可能な基本ファイル
が検出されない場合には、情報提供不能な旨を前記第１
次情報供給手段に通知する通知手段とを、有するファイ
ルシステムが提供される。
成するために、基本ファイルからそのリクエスト情報を
読み出し不能であるか否かを検出し、検出した結果を一
時蓄積手段に通知するとともに、読み出しが不能である
ときにその要求を登録し、基本ファイルからそのリクエ
スト情報を読み出し可能になるとそのリクエスト情報を
読み出すようにしたものである。すなわち本発明によれ
ば、ユーザからのリクエストに応じて連続情報を供給す
るための各種情報を予め蓄積して保管する基本ファイル
と、前記基本ファイルから読み出された情報を一時蓄積
してユーザ端末からのリクエストに応じて供給し、ユー
ザ端末からリクエストされた情報が蓄積されていない場
合にそのリクエスト情報を前記基本ファイルに要求する
一時蓄積手段と、前記一時蓄積手段によりリクエスト情
報を要求された場合、前記基本ファイルがそのリクエス
ト情報を読み出し不能であるときにその要求を登録し、
前記基本ファイルがそのリクエスト情報を読み出し可能
か否かを検出する検出部と、前記検出部にて検出した結
果を前記一時蓄積手段に通知する検出結果通知手段と、
前記検出部にて検出した結果、読み出し不能のときに、
そのリクエスト要求を登録し、前記基本ファイルがその
リクエスト情報を読み出し可能となると、そのリクエス
ト情報を読み出して前記一時蓄積手段に供給する情報供
給手段とを有するファイルシステムが提供される。また
本発明によれば、多量の情報をそれぞれ蓄積している複
数の基本ファイルを有する第２次情報供給手段と、情報
のサービスを受ける各端末からのリクエストに応じて、
前記多量情報中のリクエストのあった情報が前記基本フ
ァイルから読み出されて一時蓄積される一時蓄積部から
その情報を読み出して前記リクエストのあった端末にリ
アルタイムで供給し、前記端末からのリクエストのあっ
た情報が前記一時蓄積部に蓄積されていない場合には、
その情報の供給を前記第２次情報供給手段に要求する第
１次情報供給手段とを有するファイルシステムであっ
て、前記第２次情報供給手段は、前記複数の基本ファイ
ルに前記情報の供給を要求する情報提供要求送信部と、
前記基本ファイルの現在の状態をステータスデータとし
て管理する管理部と、前記基本ファイル中にリクエスト
のあった情報を供給可能なものがあるか否かを検出する
検出部と、リクエストのあった情報を直ちに提供可能な
基本ファイルが検出されない場合には、前記第１次情報
供給手段からの前記情報の供給要求を登録する待ち行列
部と、前記管理部により保持された前記ステータスデー
タに基づいて、リクエストのあった情報を直ちに提供可
能な基本ファイルが前記検出部により検出されると、情
報提供可能な旨を前記第１次情報供給手段に通知し、リ
クエストのあった情報を直ちに提供可能な基本ファイル
が検出されない場合には、情報提供不能な旨を前記第１
次情報供給手段に通知する通知手段とを、有するファイ
ルシステムが提供される。
【０００６】
【作用】本発明は上記構成を有するので、一時蓄積手段
によりリクエスト情報が要求された場合、基本ファイル
からそのリクエスト情報を読み出し不能であるときにそ
の要求が登録され、したがって、一時蓄積部からのリク
エストに対して基本ファイルがリクエスト情報を直ぐに
供給することができない場合に、そのリクエストを保護
してリクエスト情報をユーザ端末に供給することができ
る。
によりリクエスト情報が要求された場合、基本ファイル
からそのリクエスト情報を読み出し不能であるときにそ
の要求が登録され、したがって、一時蓄積部からのリク
エストに対して基本ファイルがリクエスト情報を直ぐに
供給することができない場合に、そのリクエストを保護
してリクエスト情報をユーザ端末に供給することができ
る。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明に係るファイルシステムの一実施
例を示すブロック図、図２は、図１のファイルシステム
における基本ファイルのステータス情報を示す説明図、
図３は、図１において基本ファイル側の基本動作を説明
するためのフローチャート、図４は、図１において待ち
行列部に登録されたリクエスト情報を供給する動作を説
明するためのフローチャート、図５は、図１の基本ファ
イルの残り演奏時間を管理する場合を示す説明図であ
る。
する。図１は、本発明に係るファイルシステムの一実施
例を示すブロック図、図２は、図１のファイルシステム
における基本ファイルのステータス情報を示す説明図、
図３は、図１において基本ファイル側の基本動作を説明
するためのフローチャート、図４は、図１において待ち
行列部に登録されたリクエスト情報を供給する動作を説
明するためのフローチャート、図５は、図１の基本ファ
イルの残り演奏時間を管理する場合を示す説明図であ
る。
【０００８】このファイルシステムは、情報のサービス
を受ける端末群１０（端末１１〜１ｍ）と、端末１１〜
１ｍからのリクエストに対して、一時蓄積部２１からそ
の情報を読み出して端末１１〜１ｍにリアルタイムで供
給する第１次情報供給手段２０と、複数の基本ファイル
４１〜４ｎを有する第２次情報供給手段３０により概略
構成されている。基本ファイル４１〜４ｎは、多量の情
報を蓄積、保管可能なように例えばＣＤオートチェンジ
ャにより構成され、一時蓄積部２１は、音楽や映画のよ
うな連続性を有し、かつできるだけリアルタイムで供給
することが望まれる情報を供給可能なように例えば半導
体メモリにより構成される。そして、第１次情報供給手
段２０の一時蓄積部２１には、今までのリクエスト情報
が基本ファイル４１〜４ｎから読み出されて一時蓄積さ
れ、また、特開平１−１３３１５６号公報に示されるよ
うに一時蓄積部２１の蓄積情報がオーバフローしそうな
場合に、最も古い蓄積情報が消去される。
を受ける端末群１０（端末１１〜１ｍ）と、端末１１〜
１ｍからのリクエストに対して、一時蓄積部２１からそ
の情報を読み出して端末１１〜１ｍにリアルタイムで供
給する第１次情報供給手段２０と、複数の基本ファイル
４１〜４ｎを有する第２次情報供給手段３０により概略
構成されている。基本ファイル４１〜４ｎは、多量の情
報を蓄積、保管可能なように例えばＣＤオートチェンジ
ャにより構成され、一時蓄積部２１は、音楽や映画のよ
うな連続性を有し、かつできるだけリアルタイムで供給
することが望まれる情報を供給可能なように例えば半導
体メモリにより構成される。そして、第１次情報供給手
段２０の一時蓄積部２１には、今までのリクエスト情報
が基本ファイル４１〜４ｎから読み出されて一時蓄積さ
れ、また、特開平１−１３３１５６号公報に示されるよ
うに一時蓄積部２１の蓄積情報がオーバフローしそうな
場合に、最も古い蓄積情報が消去される。
【０００９】また、端末１１〜１ｍからのリクエスト情
報が一時蓄積部２１に蓄積されていない場合には、第１
次情報供給手段２０がその情報供給を第２次情報供給手
段３０に要求し、第２次情報供給手段３０では、供給可
能な基本ファイル４１〜４ｎがあるか否かが検出部３１
により検出される。この場合、検出部３１は、基本ファ
イル４１〜４ｎの現在の状態を管理する管理部３２のデ
ータを基に、リクエスト情報を直ちに提供可能な基本フ
ァイル４１〜４ｎを検出する。
報が一時蓄積部２１に蓄積されていない場合には、第１
次情報供給手段２０がその情報供給を第２次情報供給手
段３０に要求し、第２次情報供給手段３０では、供給可
能な基本ファイル４１〜４ｎがあるか否かが検出部３１
により検出される。この場合、検出部３１は、基本ファ
イル４１〜４ｎの現在の状態を管理する管理部３２のデ
ータを基に、リクエスト情報を直ちに提供可能な基本フ
ァイル４１〜４ｎを検出する。
【００１０】ここで、管理部３２は、基本ファイル４１
〜４ｎの状態を監視するために、所定の時間間隔でステ
ータスリクエストを情報提供要求送信部３３を介して基
本ファイル４１〜４ｎに送信するいわゆるポーリングを
行っている。基本ファイル４１〜４ｎは、このステータ
スリクエストを受信すると、自己の状態に応じて、ＣＤ
オートチェンジャを収納するためのエンクロージャのド
アが空いていること、機械的なトラブル中であること、
ＣＤがセットされていること、リクエスト曲があるこ
と、演奏中であること、選曲の準備が完了したこと、曲
に対してアクセス中であること、および選曲可能な状態
であることを示すステータス情報を管理部３２に送信す
る。管理部３２は、この各基本ファイル４１〜４ｎから
のステータス情報（２〜７バイトからなる）を変換して
図２に示すように１つの項目を１ビットで表し、合計８
ビットすなわち１バイトのフラッグを各基本ファイル４
１〜４ｎ毎にステータスデータとして保持している。
〜４ｎの状態を監視するために、所定の時間間隔でステ
ータスリクエストを情報提供要求送信部３３を介して基
本ファイル４１〜４ｎに送信するいわゆるポーリングを
行っている。基本ファイル４１〜４ｎは、このステータ
スリクエストを受信すると、自己の状態に応じて、ＣＤ
オートチェンジャを収納するためのエンクロージャのド
アが空いていること、機械的なトラブル中であること、
ＣＤがセットされていること、リクエスト曲があるこ
と、演奏中であること、選曲の準備が完了したこと、曲
に対してアクセス中であること、および選曲可能な状態
であることを示すステータス情報を管理部３２に送信す
る。管理部３２は、この各基本ファイル４１〜４ｎから
のステータス情報（２〜７バイトからなる）を変換して
図２に示すように１つの項目を１ビットで表し、合計８
ビットすなわち１バイトのフラッグを各基本ファイル４
１〜４ｎ毎にステータスデータとして保持している。
【００１１】そして、図３に示すように、この管理部３
２により保持された各基本ファイル４１〜４ｎのステー
タスデータに基づいて、リクエスト情報を直ちに提供可
能な基本ファイル４１〜４ｎが検出されると（ステップ
Ｓ１）、検出部３１は、管理部３２と情報提供要求送信
部３３を介してその基本ファイル４１〜４ｎに対して情
報提供要求を送信し（ステップＳ２）、また、情報提供
可能な旨を検出結果通知部３５を介して第１次情報供給
手段２０に送信する（ステップＳ３）。したがって、リ
クエスト情報がその基本ファイル４１〜４ｎから読み出
されて第１次情報供給手段２０の一時蓄積部２１に蓄積
された後、リクエストした端末１１〜１ｍに送信され
る。
２により保持された各基本ファイル４１〜４ｎのステー
タスデータに基づいて、リクエスト情報を直ちに提供可
能な基本ファイル４１〜４ｎが検出されると（ステップ
Ｓ１）、検出部３１は、管理部３２と情報提供要求送信
部３３を介してその基本ファイル４１〜４ｎに対して情
報提供要求を送信し（ステップＳ２）、また、情報提供
可能な旨を検出結果通知部３５を介して第１次情報供給
手段２０に送信する（ステップＳ３）。したがって、リ
クエスト情報がその基本ファイル４１〜４ｎから読み出
されて第１次情報供給手段２０の一時蓄積部２１に蓄積
された後、リクエストした端末１１〜１ｍに送信され
る。
【００１２】他方、リクエスト情報を直ちに提供可能な
基本ファイル４１〜４ｎが検出されない場合には、第１
次情報供給手段２０からの情報提供要求（リクエスト情
報の番号とその端末１１〜１ｍの番号）が待ち行列部３
４に登録され（ステップＳ４）、また、情報提供不能な
旨が検出結果通知部３５を介して第１次情報供給手段２
０に送信される（ステップＳ５）。そして、管理部３２
が所定の時間間隔で基本ファイル４１〜４ｎの状態をポ
ーリングにより監視し、図４に示すように待ち行列部３
４に登録されたリクエスト情報の提供可能状態であるス
テータスを最初に応答した基本ファイル４１〜４ｎを駆
動することにより、リクエスト情報を読み出して第１次
情報供給手段２０に供給する（ステップＳ１１〜Ｓ１
３）。また、情報提供可能な旨が検出結果通知部３５を
介して第１次情報供給手段２０に送信される。
基本ファイル４１〜４ｎが検出されない場合には、第１
次情報供給手段２０からの情報提供要求（リクエスト情
報の番号とその端末１１〜１ｍの番号）が待ち行列部３
４に登録され（ステップＳ４）、また、情報提供不能な
旨が検出結果通知部３５を介して第１次情報供給手段２
０に送信される（ステップＳ５）。そして、管理部３２
が所定の時間間隔で基本ファイル４１〜４ｎの状態をポ
ーリングにより監視し、図４に示すように待ち行列部３
４に登録されたリクエスト情報の提供可能状態であるス
テータスを最初に応答した基本ファイル４１〜４ｎを駆
動することにより、リクエスト情報を読み出して第１次
情報供給手段２０に供給する（ステップＳ１１〜Ｓ１
３）。また、情報提供可能な旨が検出結果通知部３５を
介して第１次情報供給手段２０に送信される。
【００１３】したがって、上記実施例によれば、第１次
情報供給手段２０からのリクエストに対して基本ファイ
ル４１〜４ｎがリクエスト情報を直ぐに供給することが
できない場合に、そのリクエストが待ち行列部３４に登
録されて保護されるので、リクエスト情報をユーザ端末
に供給することができる。また、基本ファイル４１〜４
ｎがリクエスト情報を直ぐに供給することができない場
合にその旨が第１次情報供給手段２０に送信されるの
で、第１次情報供給手段２０がユーザ端末からのリクエ
ストに対して例えば、リクエスト情報を直ぐに供給でき
ない旨を報知するような適切な処理を行うことができ
る。
情報供給手段２０からのリクエストに対して基本ファイ
ル４１〜４ｎがリクエスト情報を直ぐに供給することが
できない場合に、そのリクエストが待ち行列部３４に登
録されて保護されるので、リクエスト情報をユーザ端末
に供給することができる。また、基本ファイル４１〜４
ｎがリクエスト情報を直ぐに供給することができない場
合にその旨が第１次情報供給手段２０に送信されるの
で、第１次情報供給手段２０がユーザ端末からのリクエ
ストに対して例えば、リクエスト情報を直ぐに供給でき
ない旨を報知するような適切な処理を行うことができ
る。
【００１４】ここで、待ち行列部３４を用いないで管理
部３２が基本ファイル４１〜４ｎを管理する方法とし
て、図５に示すように基本ファイル４１〜４ｎが演奏中
の場合の残り時間を管理する方法が考えられるが、この
場合、第１次情報供給手段２０からのリクエスト順に応
じて提供するには各基本ファイル４１〜４ｎの残り時間
を管理しなければならない。したがって、上記実施例に
よれば、待ち行列部３４に登録された順に情報を供給す
ることができるので、ユーザに対するサービスを向上さ
せることができる。
部３２が基本ファイル４１〜４ｎを管理する方法とし
て、図５に示すように基本ファイル４１〜４ｎが演奏中
の場合の残り時間を管理する方法が考えられるが、この
場合、第１次情報供給手段２０からのリクエスト順に応
じて提供するには各基本ファイル４１〜４ｎの残り時間
を管理しなければならない。したがって、上記実施例に
よれば、待ち行列部３４に登録された順に情報を供給す
ることができるので、ユーザに対するサービスを向上さ
せることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一時蓄積手段によりリクエスト情報を要求された場合、
そのリクエスト情報を読み出し不能であるか否かを検出
し、検出した結果を一時蓄積手段に通知するとともに、
基本ファイルがそのリクエスト情報を読み出し不能のと
きにその要求が登録され、したがって、一時蓄積部から
のリクエストに対して基本ファイルがリクエスト情報を
直ぐに供給することができない場合に、ユーザにリアル
タイムな情報提供ができない旨の報知をすることが可能
で、そのリクエストを保護して、情報を提供できるよう
になるとリクエスト情報をユーザ端末に供給することが
できる。
一時蓄積手段によりリクエスト情報を要求された場合、
そのリクエスト情報を読み出し不能であるか否かを検出
し、検出した結果を一時蓄積手段に通知するとともに、
基本ファイルがそのリクエスト情報を読み出し不能のと
きにその要求が登録され、したがって、一時蓄積部から
のリクエストに対して基本ファイルがリクエスト情報を
直ぐに供給することができない場合に、ユーザにリアル
タイムな情報提供ができない旨の報知をすることが可能
で、そのリクエストを保護して、情報を提供できるよう
になるとリクエスト情報をユーザ端末に供給することが
できる。
【図１】本発明に係るファイルシステムの一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】図１のファイルシステムにおける基本ファイル
のステータス情報を示す説明図である。
のステータス情報を示す説明図である。
【図３】図１において基本ファイル側の基本動作を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図４】図１において待ち行列部に登録されたリクエス
ト情報を供給する動作を説明するためのフローチャート
である。
ト情報を供給する動作を説明するためのフローチャート
である。
【図５】図１の基本ファイルの残り演奏時間を管理する
場合を示す説明図である。
場合を示す説明図である。
１１〜１ｍ 端末 ２０ 第１次情報供給手段 ２１ 一時蓄積部 ３０ 第２次情報供給手段 ３１ 検出部 ３２ 管理部 ３４ 待ち行列部 ３５ 検出結果通知部 ４１〜４ｎ 基本ファイル
Claims (3)
- 【請求項１】 ユーザからのリクエストに応じて連続情
報を供給するための各種情報を予め蓄積して保管する基
本ファイルと、 前記基本ファイルから読み出された情報を一時蓄積して
ユーザ端末からのリクエストに応じて供給し、ユーザ端
末からリクエストされた情報が蓄積されていない場合に
そのリクエスト情報を前記基本ファイルに要求する一時
蓄積手段と、 前記一時蓄積手段によりリクエスト情報を要求された場
合、前記基本ファイルがそのリクエスト情報を読み出し
不能であるときにその要求を登録し、前記基本ファイル
がそのリクエスト情報を読み出し可能か否かを検出する
検出部と、 前記検出部にて検出した結果を前記一時蓄積手段に通知
する検出結果通知手段と、 前記検出部にて検出した結果、読み出し不能のときに、
そのリクエスト要求を登録し、前記基本ファイルがその
リクエスト情報を読み出し可能となると、 そのリクエス
ト情報を読み出して前記一時蓄積手段に供給する情報供
給手段とを有するファイルシステム。 - 【請求項２】 前記基本ファイルが複数あり、前記情報
供給手段は、前記複数の基本ファイルに対して所定の時
間間隔で読み出し可能か否かを問い合わせることによ
り、前記複数の基本ファイルのステータスを保持するも
のであることを特徴とする請求項１記載のファイルシス
テム。 - 【請求項３】 多量の情報をそれぞれ蓄積している複数
の基本ファイルを有する第２次情報供給手段と、 情報のサービスを受ける各端末からのリクエストに応じ
て、前記多量情報中のリクエストのあった情報が前記基
本ファイルから読み出されて一時蓄積される一時蓄積部
からその情報を読み出して前記リクエストのあった端末
にリアルタイムで供給し、前記端末からのリクエストの
あった情報が前記一時蓄積部に蓄積されていない場合に
は、その情報の供給を前記第２次情報供給手段に要求す
る第１次情報供給手段とを有するファイルシステムであ
って、 前記第２次情報供給手段は、 前記複数の基本ファイルに前記情報の供給を要求する情
報提供要求送信部と、 前記基本ファイルの現在の状態をステータスデータとし
て管理する管理部と、 前記基本ファイル中にリクエストのあった情報を供給可
能なものがあるか否かを検出する検出部と、 リクエストのあった情報を直ちに提供可能な基本ファイ
ルが検出されない場合には、前記第１次情報供給手段か
らの前記情報の供給要求を登録する待ち行列部と、 前記管理部により保持された前記ステータスデータに基
づいて、リクエストのあった情報を直ちに提供可能な基
本ファイルが前記検出部により検出されると、情報提供
可能な旨を前記第１次情報供給手段に通知し、リクエス
トのあった情報を直ちに提供可能な基本ファイルが検出
されない場合には、情報提供不能な旨を前記第１次情報
供給手段に通知する通知手段とを、 有するファイルシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3348738A JP2687804B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | ファイルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3348738A JP2687804B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | ファイルシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05158769A JPH05158769A (ja) | 1993-06-25 |
| JP2687804B2 true JP2687804B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=18399036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3348738A Expired - Lifetime JP2687804B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | ファイルシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687804B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63255888A (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | フアイル装置 |
| JPS63292456A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-11-29 | Nec Corp | 複数媒体収納型デ−タ記録装置の媒体割り当て制御方式 |
| JPH01133156A (ja) * | 1987-11-18 | 1989-05-25 | Victor Co Of Japan Ltd | ファイルシステム |
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-
1991
- 1991-12-05 JP JP3348738A patent/JP2687804B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05158769A (ja) | 1993-06-25 |
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