JP3128434B2 - 通信ネットワークにおける通信時間分散方式 - Google Patents

通信ネットワークにおける通信時間分散方式

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JP3128434B2
JP3128434B2 JP06149703A JP14970394A JP3128434B2 JP 3128434 B2 JP3128434 B2 JP 3128434B2 JP 06149703 A JP06149703 A JP 06149703A JP 14970394 A JP14970394 A JP 14970394A JP 3128434 B2 JP3128434 B2 JP 3128434B2
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信雄 栗原
寛 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末装置が指定された
時間にセンタとの通信を開始し、センタから必要なデー
タを受け取るようにした通信ネットワークに係り、特
に、複数の端末装置が同時に通信を開始することによる
回線の輻輳を防止する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】センタコンピュータと多数の端末装置を
通信回線によって結んだ通信ネットワークや、多数のコ
ンピュータ同士を結んだコンピュータネットワークと呼
ばれるものにおいて、端末装置を自動運転により、定期
的にスケジュール起動させることが行われる。そして、
この場合、複数の端末装置が同時刻にセンタにアクセス
することにより、通信回線網が輻輳する可能性があっ
た。
【0003】そこで、従来は、例えば特開平4−262
646号公報に記載されているように、すべての端末装
置に特定の固定値tを出力するタイマを設け、個々の端
末装置を識別する為の端末ID中の、特定のバラツキを
持った桁の数字Nに、前述したタイマ出力tを乗じて待
ち合わせ時間を算出し、この時間だけ、センタに対する
アクセスをずらすようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】端末装置から定期的に
センタにアクセスし、センタから端末装置にデータを配
信する通信ネットワークにおいて、端末装置のデータや
プログラムを一斉に変更したいような場合がある。この
場合、センタから端末装置に送るデータ量は、普段のス
ケジュール起動による定時通信時のそれよりも、非常に
多くなるのが普通である。そして、データ量に比例し
て、センタと個々の端末装置との通信処理の時間は長く
なる。
【0005】ところが、前述した公報に記載の従来技術
では、端末装置毎に常に一定の遅延時間しか持たないの
で、通信データ量が多い場合には、結局通信網の輻輳が
発生してしまう問題があった。又、これを防止する為に
遅延時間を長く設定すれば、普段のデータ量の少ないと
きには、センタを有効に利用できない問題があった。
【0006】そこで、本発明は、通信データ量に応じ
て、端末装置の遅延時間を動的に変更することにより、
通信量の多いときにも通信回線の輻輳を防止でき、且
つ、逆に通信量の少ないときにも、センタを有効に利用
可能な通信時間分散方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】センタと複数の端末装置
とを通信回線によって結んだ通信ネットワークにおい
て、端末装置には、センタにより指定された通信時間を
記憶する第1の記憶手段と、予め定められた複数の遅延
時間を出力する手段と、遅延時間の1つを指定する分散
情報を記憶する第2の記憶手段と、この分散情報によっ
て指定された遅延時間を指定された通信時間に加算し、
当該端末装置が通信可能な時間を計算する通信時間計算
手段と、計算した時間に通信を開始する自動通信手段と
を設け、センタには、通信データ量に応じて分散情報を
決定する手段と、決定された分散情報及び指定通信時間
を送信する通信制御手段とを設けることにより、上記課
題を解決するものである。
【0008】
【作用】本発明では、センタは端末装置に配信するデー
タ量に応じて分散情報を決定し、これを全端末装置に配
信する。端末装置は、受信した分散情報を第2の記憶手
段に記憶する。また、これとは別に受信した指定通信時
間を、第1の記憶手段に記憶しておく。通信時間計算手
段は、分散情報により、出力手段が出力する複数の遅延
時間の1つを選択し、それを記憶しておいた指定通信時
間に加算して通信時間を計算する。そして、計算された
通信時間になると、自動通信手段がセンタとの通信を開
始し、センタからのデータを受信する。
【0009】
【実施例】図1は、本実施例の通信ネットワークの構成
を示すブロック図である。図において、10はセンタ、
30は端末装置であり、両者は通信回線網20を介して
接続されている。端末装置30は複数台が接続される
が、図では省略している。そして、センタ10におい
て、11は遅延時間の1つを指定する分散情報を、端末
装置30に配信するデータ量に応じて決定する分散情報
決定部、12は次回通信時間の決定を含む、種々のプロ
グラムを実行する処理部、13は決定された分散情報n
及び通信時間を記憶する記憶部、14は分散情報n及び
通信時間を含むデータの送受信を行う通信制御部であ
る。
【0010】端末装置30において、37は通信制御
部、31及び32は、それぞれセンタ10から受信した
指定通信時間と分散情報を記憶する第1及び第2の記憶
手段、33は端末装置別の遅延データを複数個、分散情
報に対応付けて記憶するテーブル、34は分散情報が入
力されたことに応答して、その分散情報に対応するデー
タをテーブル33から読み出す読出し部、35は読出し
部34が読み出したデータの中から、当該端末装置30
に設定された遅延時間を得、それを指定通信時間に加え
て予定通信時間を計算する通信時間計算部、そして、3
6は計算された予定通信時間にセンタ10との通信を開
始し、データを収集する処理部である。
【0011】図2は、センタ10の記憶部13の内容を
示し、分散情報1bと共に、端末装置30に指定する通
信時間1aとして、本実施例では、毎月の特定の日を記
憶している。
【0012】図3は、端末装置30のテーブル33の内
容を示し、端末装置別の遅延データ3Cを、分散情報3
aに対応させて記憶している。本実施例では、分散情報
3aを00から09までの10種類用意している。ま
た、遅延時間は、センタ10により指定された通信日に
対して、何日遅らせるかという遅延日数を設定してい
る。そして、端末装置30を識別する為の端末IDの末
尾桁により、全端末装置をいくつかの集合に分割し、そ
の集合単位に異なる日数を設定している。
【0013】例えば、テーブル33において、分散情報
3aが00の場合、端末IDの末尾桁が0から9までの
端末装置30に、遅延日数0日を設定している。これは
即ち、全端末装置が、指定通信日に通信可能であること
を示している。分散情報3aが01の場合、端末IDの
末尾桁が0から4までの端末装置30には、遅延日数0
日を設定し、5から9までの端末装置には、遅延日数1
日を設定している。そして、分散情報3aが09の場合
は、端末IDの末尾桁が0,1,…9の端末装置30
に、それぞれ遅延日数0日、1日、…9日を設定してい
る。従って、全端末装置30が通信を終了する為の日数
は、分散情報が00から09にかけて、順に1日から1
0日の幅があり、それを分散幅3bとして、テーブル3
3にさらに記憶している。
【0014】次に、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、本実施例の動作について説明する。端末装置3
0が起動された時、又は、内部のカレンダ機能により日
付が変更された時、処理部36は、第1の記憶手段31
から指定通信日を読み出し、第2の記憶手段32から分
散情報を読み出し、それらを通信時間計算部35に与え
て、予定通信日を計算するように指示する。通信時間計
算部35は、受け取った分数情報を読出し部34に入力
し、読出し部34は、テーブル33から、入力された分
散情報に対応する遅延データ3Cを読み出して、それを
出力する。
【0015】通信時間計算部35は、読出し部34が出
力した遅延データを取り込み、当該端末装置30の端末
IDの末桁によって、設定されている遅延日数を決定す
る。例えば、分散情報が02で、端末IDの末桁が6の
場合、図3に示すテーブル33より、当該端末装置の遅
延日数が1に決定される。そして、その遅延日数を指定
通信日に加算することで、予定通信日を計算する。
【0016】次に処理部36は、当日が通信予定日に当
るか否か判定し、通信予定日であれば、センタ10との
通信を開始する。そして、センタ10が配信するデータ
を受信し、その中に指定通信日のデータがあれば、それ
を第1の記憶手段31に記憶する。また、受信データの
中に分散情報があれば、それを第2の記憶手段32に記
憶して、通信処理を終了する。
【0017】指定通信日のデータを受信した場合は、そ
れを記憶するようにしているので、次回は、その記憶し
た新しい通信日を基準にして、前述した手順により、予
定通信日を計算することになる。また、分散情報を受信
した場合は、次回の遅延日数決定時に、その新しい分散
情報を使って、読出し部34が、テーブル33から遅延
データ3Cを読み出すことになる。
【0018】一方、センタ10側では、処理部12から
の指示により、分散情報決定部11が、配信するデータ
の量に応じて分散情報を決定する。即ち、全端末装置に
データを配信するのに要する日数、つまり図3に示した
分散幅3b、をデータ量から計算し、その値から1を減
ずることで、分散情報を決定する。処理部12は、分散
情報決定部11から分散情報を受け取り、それを記憶部
13に記憶する。処理部はまた、記憶部13の指定通信
日を、必要に応じて変更する。
【0019】そして、端末装置30からアクセスがある
と、配信すべきデータと共に、記憶部13の内容を通信
制御部14によって送信する。このとき、記憶部13の
内容に変更がなければ、それらを送信しないようにして
いる。
【0020】尚、本実施例では、指定通信時間を毎月の
特定の日としたが、これを毎日特定の時刻、あるいは将
来の特定の日付とすることも可能である。また、遅延時
間を日数ではなく、時間で設定することも任意である。
【0021】
【発明の効果】本発明では、センタから端末装置に配信
するデータの量に応じて、端末別の遅延時間を動的に変
更するようにしている。そして、これにより、データ量
の多いときにも、遅延時間を大きくすることでアクセス
を分散させ、通信回線の輻輳を防止できる。また、逆に
データ量が少いときには、遅延時間を小さくすること
で、センタを遊ばせないようにして、有効に利用するこ
とができる。
【0022】このように、本発明によれば、通信データ
量の変動に柔軟に対応し、センタ側で通信状況を管理で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の通信ネットワークの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】実施例におけるセンタの記憶部の内容を示す図
である。
【図3】実施例における端末装置のテーブルの内容を示
す図である。
【図4】実施例における処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 センタ 11 分散情報決定部 30 端末装置 31 第1の記憶手段 32 第2の記憶手段 33 テーブル 3a 分散情報 3c 分散データ 35 通信時間計算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 憲一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−181836(JP,A) 特開 平5−114906(JP,A) 特開 平4−68826(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタと複数の端末装置が通信回線によ
    って結ばれ、センタ指定の時間に端末装置からセンタに
    対して通信を開始し、センタから端末装置にデータを配
    信する通信ネットワークにおいて、 前記端末装置は、前記センタにより指定された指定通信
    時間を記憶する第1の記憶手段と、前記指定通信時間に
    対する予め定められた複数種類の遅延時間を出力する出
    力手段と、前記複数種類の遅延時間の1つを指定する情
    報(以下、分散情報と呼ぶ)を記憶する第2の記憶手段
    と、前記分散情報によって指定された前記遅延時間を前
    記指定通信時間に加算し、当該端末装置が通信してもよ
    い通信可能時間を計算する通信時間計算手段と、該手段
    によって計算された時間にセンタとの通信を開始する自
    動通信手段とを備え、前記遅延時間を出力する手段は、全端末装置をいくつか
    の集合に分割し、それぞれの集合単位に異なる遅延時間
    を設定したものを一組みとして前記分散情報の1つと対
    応づけ、各々集合の数を異ならせた複数の組みを互いに
    異なる前記分散情報と対応付けて記憶した分散情報テー
    ブルと、前記分散情報が入力されたことに応答して前記
    テーブルを参照し、対応する組みの中から、当該端末装
    置が含まれる集合に設定された遅延時間を読み出し、該
    読み出した遅延時間を出力する出力手段とより成り、 前記センタは、配信するデータ量に応じて前記分散情報
    を決定する手段と、該手段によって決定された分散情報
    及び前記指定通信時間を送信する通信制御手段とを備え
    たことを特徴とする通信時間分散方式。
  2. 【請求項2】 前記テーブルに記憶された集合は、各端
    末装置固有の端末IDの部分又は全部の集合であること
    を特徴とする請求項1記載の通信時間分散方式。
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US6922416B2 (en) 1995-04-28 2005-07-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data transmitting apparatus, data receiving apparatus and data transmission control apparatus

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