JPS63151240A - ビデオ番組分配方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　　要〕 本願は、複数の加入者から、同じ番組を同じ時間帯に分
配することが要求された場合に対処するため、交換シス
テムにも番組記憶装置を配置し、さらに、マルチ接続機
能を付加することにより、番組の同時分配加入者数を増
やし、情報センターの機器の使用効率を高めたビデオ番
組分配方式を開示するものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、情報センターに多数保有されているビデオな
どの番組分配方式、特に、加入者からの要求により、予
め決められた時間帯のうち、指定された時間帯に指定さ
れた番組を分配するデマンドビデオの番組分配方式に関
するものである。

デマンドビデオとは、ＴＶ、ＣＡＴＶ等の特定時間、一
過性・限定された番組に対する問題を解決したものであ
る。

複数の加入者が種々のデマンドビデオ番組について、様
々な時間帯に分配を要求している状態を第４図にクイム
シ−ケンス図として示したが、加入者Ａ−Ｅが番組Ｘ〜
Ｚについて時間帯１〜６に分配を要求している。

加入者から要求された番組を要求通りに分配できるかど
うかは、情報センターに番組が保有されていても、情報
センターの機器数に依存する場合が多く、数によっては
分配できない。

そこで分配できない確率（ブロック率）を小さくするこ
とが要望されている。

〔従来の技術〕

第５図は従来のビデオ番組分配方式におけるシステム構
成を示してもので、加入者の端末１と情報センター６ａ
とは、アダプタ１１、遠隔分配装置１２そして交換シス
テム２ａを介して接続されており、交換システム２ａは
、入出力が１対１対応の広帯域スイッチ３と、この広帯
域スイッチ３をコントロールする制御部１４とからなり
、情報センター６ａば、ソースファイル記憶装置８と、
番組要求数に対応できる複数のＶＴＲを含む分配記憶装
置９と、これらをコントロールし、交換システム２ａと
チャネル１０で接続する制御部７ａとがらなっている。

情報センター６ａのソースファイル記憶装置８には、例
えば数万以上という豊富なビデオ番組が蓄積されており
、加入者は端末１から必要な番組と予め決められた時間
帯（例えば、１時間単位とし、定時刻Ｏ１１，２・・・
・２３時開始）から任意の時間を指定する。その要求信
号は情報センター６ａまで転送され、情報センター６ａ
の制御部７ａは要求された番組を記憶装置８から分配記
憶装置９にコピーする。そして指定された時間帯になっ
た時、分配記憶装置９にコピーした番組を交換システム
２ａの広帯域スイッチ３を介して、要求加入者の端末１
に分配する。この場合、分配記憶装置９と加入者端末と
は交換システム２ａを介して１対１に接続されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この様に従来のビデオ場合分配方式では、情報センター
６ａ内の分配記憶装置９の個々のＶＴＲは加入者端末と
１対１に対応しているため、同一番組に対して同一時間
帯に、多数の加入者から要求された場合には、同じ番組
を加入者対応の分配記憶装置（ＶＴＲ）９にコピーしな
ければならず、同時に分配可能な番組数は分配記憶装置
数、あるいは情報センターと交換システム間のチャネル
数により制限されていた。

従って、分配記憶装置数あるいはチャネル数以上の加入
者が同一時間帯に分配を要求しても分配−ら　− できなくなるか、加入者への分配を待機させなければな
らないという問題が生じていた。

また、番組の分配要求はある程度時間的に広がりを持っ
ているが、分配する時間帯は、例えば１８時から２２時
に集中することが多く、これに対処するためには、この
分配要求に応じられるだけの分配記憶装置やチャネルを
用意しなければならず、その他の時間帯では余ってしま
い、設備の利用率が低下するというコスト上の問題が生
じていた。

従って、本発明の目的は、加入者からの分配要求に対し
、同一番組が同一時間帯に集中しても、効率的に番組分
配が可能きなるビデオ番組分配方式を実現することであ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は上記の目的を達成するための本発明に係るビデ
オ番組分配方式を概念的に示した図で、情報センター６
内にある分配記憶装置９とは別に、交換システム２の広
帯域スイッチ３に、記憶装置４と、マルチ接続装置５と
を接続し、同時間帯に−〇− 集中した同一番組を記憶装置４にコピーし、マルチ接続
装置５を介して多数の加入者端末に番組を分配できるよ
うにしている。

〔作　　　用〕

第１図において、まず加入者が端末１から番組と時間帯
を指定すると、通常の場合は、交換システム２を介して
情報センター６の制御部７に入力される。制御部は要求
に該当する番組をソースファイル記憶装置８から選択し
、空いている分配記憶装置９にコピーする。

一方、複数の加入者から、同一番組に対し同一の時間帯
の分配要求がある場合には、少なくとも交換システム２
内に設けである記ｊＱ装置４にこの番組をコピーする。

そして指定された時間帯になった時には、記憶装置４に
記憶された番組をマルチ接続装置５を介して、同一番組
を同一時間帯に指定した加入者の端末１に同時分配する
。

〔実　施　例〕

以下、本発明のビデオ番組分配方式を第２図及び第３図
に示した実施例に沿って説明する。

第２図において情報センター６は、複数のソースファイ
ル記憶装置８と、複数の分配記憶装置９と、メモリ部１
５を有する制御部７とから成っている。交換システム２
は情報センター６と複数のチャネル１０で接続されてお
り、広帯域スイッチ３と、メモリ部１３を有する制御部
１４とから成り、広帯域スイッチ３には、複数の番組記
憶装置４と、この記憶装置４と同数に対応したマルチ接
続装置５とが接続されている。交換システム２は複数の
遠隔分配装置１２に接続されており、遠隔分配装置１２
ばアダプタ１１を介して複数の加入者のビデオ端末１に
接続されている。

加入者は端末１から番゛組分配を要求すると、番組番号
及び時間帯を含む要求信号は、アダプタ１１、遠隔分配
装置１２、そして交換システム２を介して情報センター
６の制御部７まで転送される。制御部７では、受信した
要求信号から番組番号及び時間帯を読み出し、番組管理
データを更新する。

制御部７はその番組管理データに基づき、番組毎にどの
時間帯にどの加入者から要求されているか、また番組が
どの分配記憶装置９に記憶されているかを管理している
。

制御部７は加入者から要求された番組を分配記憶装置９
にコピーすることをソースファイル記憶装置８に対し指
令してコピーし、指定された時間帯になるまで記憶装置
９を待機させる。そして指定された時間帯になった時、
番組管理データを参照して分配記憶装置９から番組を読
み出し、チャネル１０を通して交換システム２に送出す
る。交換システム２では、制御部１４により広帯域スイ
ッチ３を動作させて、情報センター６から受けた番組を
要求した加入者の属する遠隔分配装置１２へ送る。これ
により、加入者は端末１で番組を見ることができる。

次に、同一番組に対し、同一時間帯に複数の加入者から
分配要求（デマンド）があった場合について、第３図（
ａ）及び（ｂ）に沿って説明する。

情報センター６の制御部７が複数の加入者から同一番組
について同一時間帯の分配要求を受信した場合には、制
御部７は番組管理データを参照して、情報センター６内
の分配記憶装置９で充分であるか、また交換システム２
内の記憶装置４を使用すべきかどうかを判別し、記憶装
置４を使用すべきであると判断した時には、チャネル１
０が空いている時間帯を選んで、ソースファイル記憶装
置８から番組を交換システム２の記憶装置４へ点線（第
３図（ａ））に示されるように送出して、コピーを行う
。コピーの時期は適当に可変にすることは可能である。

この時、情報センター６の制御部７は該当番組について
、どの時間帯にどの加入者が分配要求しているかの管理
データを更新しておく。

上記のように、交換システム２内の記憶装置４を使うか
どうかの判断は、複数の要求があれば自動的に行っても
良いが、要求数が所定値、例えばチャネル数と同じ１０
件を越えてオーバーフローしたら記憶装置４を使用する
というようにしても良いし、また、情報センター６内の
記憶装置９がオーバーフローしない場合でも、記憶装置
９に余裕を持たせておくために、交換システム２の記憶
装置４を使用しても良い。

このようにして要求された時間帯になると、情報センタ
ー６の制御部７は番組管理データを参照して、番組の分
配を行う。この場合、番組が記憶装置４にコピーされて
いれば、制御部７は交換システム２の制御部１４に対し
、該当番組についての指示を出す（これは通常、チャネ
ルとは別の制御線を介して行われる）６制御部１４は点
線（第３図（ｂ））に示されるように、該当番組が記憶
されている記憶装置４をマルチ接続装置５に接続し、広
帯域スイッチ３を各要求加入者に接続するように動作す
る。

一方、番組が記憶装置４に記憶しなくともよいと制御部
７で判別されるときには、ソースファイル記憶装置８か
ら分配記憶装置９にコピーし、コピー終了後に分、配記
憶装置９対応のチャネルを要求加入者に接続するように
制御部１４に指示を出す。

なお、ここでは分配記憶装置９へのコピーを時間帯の頭
で行う方式で説明したが、現用と待機の２組の分配記憶
装置系を用意し、現用の分配記憶装置系が分配中に次の
時間帯の番組を待機系の分配記憶装置にコピーするよう
にして２系統を交互に使用しても良い。

〔発明の効果〕

このように、本発明のビデオ番組分配方式によれば、交
換システムにも記憶装置を設け、マルチ接続機能を付加
したことにより、同時に同一番組を多数の加入者に分配
することが可能となり、分配可能な加入者を大幅に増や
すことができる。

また、既存方式と同じブロック率を確保するために必要
な分配記憶装置及び情報センター間のチャネル数を減ら
すことも可能であり、記憶装置へのコピーを番組分配の
少ない時間に行うことにより、チャネルあるいは情報セ
ンターの機器使用効率の片寄りを少なくすることができ
るという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るビデオ番組分配方式を示す概念図
、 第２図は本発明のビデオ番組分配方式の一実施例を示す
システム構成図、 第３図は本発明の実施例の動作を示す図で、同図（ａ）
は番組をコピーしている状態を、同図（ｂ）は番組を分
配している状態を示している図、第４図はビデオ番組分
配方式における一般的なタイムシーケンス図、 第５図は従来のビデオ番組分配方式を説明するための構
成図、である。 第１図おいて、 １はビデオ端末、 ２は交換システム、 ３は広帯域スイッチ、 ４は記憶装置、 ５はマルチ接続装置、 ６は情報センター、 ７は制御部、 ８はソースファイル記憶装置、 ９は分配記憶装置、をそれぞれ示す。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 特　許出願人　　富　士　通　株式会社代理人弁理士　
　森　１）寛　（外１名）香絹今配のタイムシーケンス
図 第４図 （２ａ 本発明０実茄例動作と示す図 第３図 従来のシステム構成図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）加入者からの要求に応じて、情報センター（６）
   内でソースファイル記憶装置（８）が保有する多数の番
   組の中から制御部（７）が分配記憶装置（９）に記憶し
   、指定された番組を指定された時間帯に、交換システム
   （２）を通して分配するビデオ番組分配方式において、 前記制御部（７）が、同時間帯に複数の分配要求がある
   ビデオ番組を判別して少なくとも前記交換システム（２
   ）内に設けた番組記憶装置（４）に記憶させ、該ビデオ
   番組を前記交換システム（２）内のマルチ接続装置（５
   ）を介して複数の加入者に同時分配することを特徴とす
   るビデオ番組分配方式。
2. （２）前記制御部（７）が、同時間帯に複数の分配要求
   があるビデオ番組を判別して前記番組記憶装置（４）及
   び分配記憶装置（９）に記憶させるものである特許請求
   の範囲第１項記載のビデオ番組分配方式。
3. （３）前記制御部（７）が、前記交換システム（２）と
   前記情報センター（６）間のチャンネル（１０）が番組
   分配に使用されていない時に、前記ビデオ番組を前記番
   組記憶装置（４）に記憶するものである特許請求の範囲
   第１項記載のビデオ番組分配方式。